JPH022393A - 抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体 - Google Patents

抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体

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JPH022393A
JPH022393A JP63142375A JP14237588A JPH022393A JP H022393 A JPH022393 A JP H022393A JP 63142375 A JP63142375 A JP 63142375A JP 14237588 A JP14237588 A JP 14237588A JP H022393 A JPH022393 A JP H022393A
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JP
Japan
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ascites
ovarian cancer
koc
antibody
monoclonal antibody
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Application number
JP63142375A
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English (en)
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Hajime Koda
好田 肇
Kenya Shidara
研也 設楽
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体及びこれを用
いる癌の診断法及び治療法に関する。
本発明は、卵巣癌、乳癌、子宮癌の病理診断及び治療に
使用することができ、診断薬、医薬の分野で利用可能で
ある。
卵巣癌は膵癌と並び最も発見の困難な癌の一つである。
卵巣が体の深部にある臓2gであることもあり、良い診
断法も少なく、良性1FF瘍と悪性IIIF!瘍の判別
も難しい。卵巣癌のうち、漿液性卵巣腺癌に関しては、
腫瘍マーカーCA−125が報告されており〔ジャーナ
ル・才ブ・クリニカル・インベスティゲーション(J、
 Cl1n、!nvest、 )68、1331(19
81)) 、その臨床上の有用性が確認されつつあるが
、漿液性卵巣腺癌への特異性が極めて高いため、粘液性
卵巣腺癌等の診断には無効である。粘液性卵巣腺癌のマ
ーカーとしては、癌胎児性抗原(Carcinoenb
rionic antigen(CE八)〕等が知られ
ているが、陽性率が低く、必ずしも実用的とは言いにく
い。免疫組織学的分析で、粘液性卵巣腺癌に反応性を示
す単クローン性抗体及び粘液性卵巣腺)1÷,漿液性卵
巣腺癌を含めた卵巣癌全般と反応性を有する単クローン
性抗体が知られている〔キャンサー・リザーチ(Can
cer Res、) 60 、787 (1!185)
、同(1985)、 ジャーナル・オブ・ナショナル・
キャンサー・インスティデュート(、J、N、C,!、
) 76 、781(1!386))が、漿液性卵巣腺
癌及び粘液性卵巣腺癌を含めた卵巣癌全般と高率に反応
し、さらに、乳癌及び子宮癌と高率に反応する単クロー
ン性抗体は知られていない。
発明が解決しようとする課題 卵巣癌全般と高率に反応し、さらに乳癌及び子宮癌と高
率に反応するIftクローン性抗体があれば産婦人科領
域における癌の診断、治療上非常に有益である。
課題を解決するための手段 本発明者らは、ヒト卵巣癌患者腹水の高分子分画を免疫
原として樹立したハイブリドーマが生産する単クローン
性抗体が卵巣癌細胞株、各種組織型の卵巣癌組織及び子
宮癌、乳癌組織と高率に反応し、卵巣癌、子宮癌及び乳
癌の病理診断及び治療に有用であることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
本発明は、ヒト卵巣癌患者腹水の高分子分画で免疫した
マウスの牌細胞とマウス骨髄腫細胞とを融合させてハイ
ブリドーマを作製し、ヒト卵巣癌に反応性を有する単ク
ローン性抗体を選択し、該ハイブリドーマを培地中に培
養するかマウスに投与して該マウスを腹水癌化し、2’
A ’B養物または腹水より採取することにより得られ
る抗ヒト卵巣癌単りローン性抗体を提供する。
本発明のrnクローン性抗体は、IgGクラスに属し、
粘液性卵巣腺癌、漬液性卵巣腺癌、淡明細胞卵巣癌、乳
癌及び子宮癌に反応性を有し、卵巣癌患者腹水の分子m
 ,000.000以上の蛋白質に特異的に結合し、蛋
白質を抗原決定基として認識する。
本発明の単クローン性抗体の具体例としては、ハイブリ
ドーマ細胞株KOC−708(昭和63年2月25日付
で工業技術院微生物工業技術研究所にFCIIM [1
1’−1762として寄託しである)が生産ずろKOC
−708があげられる。
以下に本発明の弔クローン性抗体の製造法を詳細に説明
する。
〔り動物の免疫と抗体産生細胞の調製 3〜lO週令、望ましくは8週令のマウスに、ヒト卵巣
癌患者腹水の高分子分画を免疫して、その動物の胛、リ
ンパ節9末梢血中の抗体産生細胞を、’a製する。免疫
するマウスはヒト正常域2:;で前処理して免疫寛容に
したマウスを用いるのが好ましい。免疫の方法は、動物
の皮下あるいは静脈内あるいは腹腔内に、適当なアジ一
バントし例えば、フロイントの完全アジユバント(Co
mpleLe Freund’s Adjuvant)
または、水酸化アルミニウムゲルと百日咳菌ワクチンな
ど〕とともにヒト卵巣癌患者腹水の高分子分画(10〜
500μg/匹)を投与する。以後、1〜2週問おきに
抗原を2〜5回投与する。各免疫後3〜7日目に眼底静
脈叢より採血し、その血清がヒト卵巣癌と反応すること
を以下に示す酵素免疫測定法〔酵素免疫測定法(ELI
SΔ):医学書院用1976年]などで調べる。
酵素免疫測定法: 96大のEIA用プレート〔フロー・ラボラトリーズ(
Flow Laboratories)社製〕に、正常
あるいは腫瘍細胞1組織の膜成分(蛋白量として10〜
l、 o o oμg/ml含有する膜断片)を100
〜200μtl/穴ずつ分注し、4℃で1〜2晩放置し
て、上清を抜き去った後、レジン水あるいは、PBS 
(リン酸ニナトリウ14.83g、  リン酸−カリウ
ム0.21g1食塩7.(i5g、蒸留水1f、p)1
7.2)でよく洗浄後、1%BSΔ(牛血清アルブミン
)−P)33を100〜200μl/穴分注し、4℃で
1〜2晩放置して、プレート上に残った蛋白質との結合
残基をブロック(ブロッキング)した。その後、BSA
−PBSを捨て、レジン水あるいはP B Sでよく洗
浄した後、第1抗体として、B SΔ−PI3S”C希
釈した試料(マウス血清、ハイブリドーマjiζ養上清
、mr+”l製Ip、 り[17性抗体) ’、r l
 OOμl/穴分注し、4℃でl晩成;1tする。レジ
ン水で1回、2M  NaC!溶液で6回洗浄した後、
第2抗体としてウサギの抗マウスイムノグロブリンIg
G−ペルオキシダーゼ結合物〔ダコ(DへKO)社製、
販売元協和メデックス〕の100倍希釈液を100μQ
/穴分注し、室温で2時間数1dする。
PBsでよ(洗浄後、ABTS2!質液〔2゜2′−ア
ジノビス(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン
酸)ニアンモニウム550mgを0.1Mクエン酸緩(
(1液(pH4,2)Ifに溶かした溶液に、使用直前
に過酸化水素lμQ / m lを加えた溶液〕を用い
、発色をOD 4151111の吸光度で測定する。こ
のとき、卵巣癌患者腹水の高分子分画に対して強く反応
するマウスをヒト卵巣癌免疫マウスとしてノ1イブリド
ーマ作製のための抗体産生細胞の供給源として用いる。
酵素免疫測定法を行うにあたって、抗原として、細胞そ
のものを用いる場合は、ファルコン(Falcon) 
3072プレート中で、標的細胞を培養し、0.25%
ゲルタールアルデヒド−PBSを加え、室温に1〜2時
間放置し、PBSでよく洗浄後、1%B S A−P 
I35100〜200μQを加え、2時間放置し、レジ
ン水またはPBSでよく洗浄し、そのプレートを用いて
、一般の抗原コートプレートを用いるのと同様の方法に
て、抗体価の測定を行う。
細胞融合に供するにあたって、免疫化マウスに融合処理
の3〜4日前に、ヒト卵巣癌患者腹水の高分子分画lO
〜400μg/匹をllu腔内に投与し、IIQI 臓
細胞を摘出し、肺細胞を調製する。胛臓をMEM (日
永製薬社製)中で細断し、ビンセットでほぐし、120
0rpm、5分間遠心分離にかけ、上清を捨て、トリス
−塩化アンモニラl−緩(+1液(p fl 7.65
)で1〜2分間処理し赤血球を除去し、MEMで3回洗
浄して融合用肝細胞として提供する。
ヒト卵巣癌患者腹水の高分子分画の調製は下記のとおり
行う。
すなわち、−80℃に凍結保存しておいた漿液性卵巣腺
癌のうち乳頭状腺lid患社の腹水を融解後、3,00
0叩m、10分間遠心分離し、固JF2分を除いた上清
をセルロファインGCI、−2000SF(生化学工業
社製)カラムに通塔し、分子量,000.000以上の
高分子画分を集め、卵巣癌患者腹水の高分子分画とする
また、分子h115万付近の両分を集め低分子分画とす
る。
(2)骨髄腫細胞の調製 骨髄腫細胞としては、マウスから得られた株化細胞を使
用する。たとえば°、8−アザグアニン耐性マウス(B
ΔLB/c由来)骨髄腫細胞株P3−X63八g8−U
l(P3−Ul)Cカレント・トピックス・イン・ミク
ロバイオロジイ・アンド・イムノロシイ−!(Curr
ent Topics in Microbiolog
y andImmunology −1) ]  Cヨ
ーロピアン・ジャーナル・オブ・イムノロシイ(Eur
aρean J。
1mmunology)   6. 511−519 
 (1976)]  、 S  P  210−Ag 
14  (SP−2)  Cネイチャー(Naire)
  276、269−270 (1978)) 、P 
3−X63−Ag8653 (653) Cジャーナル
・オブ・イムノロシイ(J、Immunology) 
123.1548−1550 (1979) ) 、P
 3−X 63−Ag 8(X63)  [不イチ+ 
−(Nature) 25[i、  495−497 
(1975):1などが用いられる。これらの細胞株は
、8−アザグアニン培地1[PM !−1640培地に
グルタミン(1,5rr+M)。
2メルカプトエタノール(5x I O−5M)。
ジエンタマイシン(10μg/ml)および牛胎児血清
(FC3,C3L社製)(10%)を加えた正常培地に
、さらに8−アブグアニン(15μg/ml)を加えた
培地〕で継代するが、細胞融合の3〜4日前に正常培地
に継代し、融合当日2X10’以上の細胞数を確保する
(3)細胞融合 (1)で免疫した抗体産生細胞と(2)で得られた骨髄
腫細胞をMEMJ7〜地またはPBSでよく洗浄し、細
胞数が、抗体産生細胞;骨髄腫細胞−5〜1ollにな
るよう混合し、遠心分離(1,20Orpm、 5分)
した後、上清を捨て、沈殿した細胞群をよくほぐした後
、撹拌しながら、37℃で、ポリエチレングライコール
1000 (PEG−1,000) 2 g、 MEM
2mlおよびジメチルスルホキシド0.7mlの混液0
,2〜1ml/IQ3抗体産生細胞を加え、1〜2分間
毎にMEMI〜2mlを数回加えた後、MEMを加えて
全量が50m1になるようにする。遠心分離(900r
pm、 5分)後、上清を捨て、ゆるやかに細胞をほぐ
した後、正常培地(RPM+−1(i40.FC3IO
%)100mlを加え、メスピペットによる吸込み、吹
出しでゆるやかに細胞を懸濁する。
このufQ液を24穴培養用プレートに1ml/穴ずつ
分注し、5%co2インキュベーター単37℃で24時
間培養する。’N養プレートに1m1/穴のHA T培
地〔正常培地にヒボキサンチン(10−’?v4) 、
チミジン(1,5X 1 (’I−’M)およびアミツ
ブゾリン(/lX10−’M)を加えた培地〕を加え、
さらに24時間培養する。以後20間、24時間毎に、
培養上?+”t l m lを捨て、新たに同量の11
八Tjz〜地を加え、C02インキユベーター単37℃
でlO〜14日間培養する。
コロニー状に生育してきた融合細胞の認められる穴につ
いて、」二重1+++lを捨て、IIT培地(HΔ′F
培地からアミノプテリンを除いた培地)を同量加え、以
後2日間、24時間毎にHT培地への変換を行う。
H′r培地で3〜4日間培養後、培養上清の1部をとり
上記の酵素免疫測定法により、ヒト卵巣癌患者腹水の高
分子分画に対する抗体価を測定する。このとき、同様の
方法で、ヒト正常細胞1組織あるいはその膜成分などと
の反応性も測定し、ヒト卵巣癌細胞1組織あるいはその
11り成分に特5で的に反応するものを選択する。ヒト
卵巣フ1与1細11包、 、furl織あるいはその膜
成分に強く反応し、ヒト正常細胞1組織あるいはその膜
成分などに反応しない穴について、限界希釈法によりク
ローニングを2回握り返し、安定してヒト卵巣癌細胞1
組織あるいはその膜成分に強い抗体価の認められたもの
を抗ヒト卵巣癌単りローン性抗体産生ハイブリドーマ株
として選択する。
(4)  !r’−クローン性抗体の調製ブリスタン処
理[2,6,10,14−テトラメチルベンタテ゛カン
(rrisLane) 0.5 mlを腹腔内投与し、
2週間飼育するコした8〜10週令のヌード雌マウスに
、(3)で()られた抗ヒト卵巣癌単りローン性抗体産
生ハイブリドーマ細胞2〜4XIO’細胞/匹を腹腔内
注射する。10〜21日でハイブリドーマは腹水癌化す
る。このマウスから腹水を採取し、遠心分離(3,00
Orpm、  5分)して固形分を除去後、50%硫酸
アンモニウムにて塩析し、0.04Mリン酸緩衝液(p
H8,0,0,03MNaCj!を含む)で透析後、D
E 52 (Whatman社契)のカラムに通塔し、
IgG両分を集め、精製型クローン性抗体とする。
抗体のイソタイプの決定は、オクタロニイ(Oucht
erlony)法(二重免疫拡11に法)(免疫学実験
入門、生物化学実験法15、学会出版センター刊、74
頁、1981年)によって行う。
蛋白量の定量は、フォーリン法および280nmでの吸
光度[1,4(OD2so )−イトノグロブリンI+
ng/ml]よりp[出する。
得られたl’tクローン性抗体の特異性の決定は複数の
検体から得られたヒトの各種のIli器由来の正常ある
いは腫瘍組織あるいはその膜成分との反応性、各種ヒト
正常あるいは腫瘍細胞培養株またはヒト胎児細胞培養株
もしくはそれらの膜成分との反応性、従来から知られて
いる癌胎児性抗原(例えばCEΔ)との反応性を酵累免
疫測定法、免疫組織学的判定法CABC法)などにより
行い、いずれの測定法においてもヒト卵巣癌以外とは、
なるべく反応しないものを選択する。
(5)抗原解析 前述の酵素免疫測定法、免疫組織化学的セj定法の実施
に際して、抗原(卵巣癌患者腹水の高分子分画、卵巣癌
JΔ養細胞株、卵果癌組織)をノイラミニダーゼ(nc
uraminidase)。
プロテアーゼ(protease)などの酵素や過ヨウ
素酸などの試薬で前処理した後、単クローン性抗体と反
応さけ、それらの処理をしていない元の抗原と単クロー
ン性抗体の反応性との差より、抗原の化学的性状(弔り
【1−ン性抗体の認識する抗原部位の化学的性状)を明
らかにした。すなわち、ノイラミニダーゼ処理により抗
原性が消失すればシアル酸が、プロテアーゼ処理により
消失すれば蛋白質が、また過ヨウ累酸処理により消失す
れば糖鎖が、抗原決定基に関与していると推定される。
なお、実施例で用いるウェスタン・プロッティング法は
、トーヴインらの方法〔プロシーディング・オブ・ザ・
ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス (Pro
c、  Natl、八cad。
Sci、) 76、4354(1979)]の変法を用
いた。すなわち、卵巣癌患者腹水の高分子分画または、
低分子分画をSDSポリアクリルアミドグラデュエント
ゲル(4〜20%)(デフコ社!!り電気泳動で泳動し
、得られたゲルをニトロセルロース膜と重ね合わせ、電
気泳動トランスファー・プロッティング装置(アト−社
製)を用いて112 (4j液C3g/j)l−1)ス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン、144g/i!グ
リシン、20%メタノール、pI−18,3]中で10
℃以下、40V、(ioomAで通電し、タンパクを膜
に転写する。ニトロセルロース膜は風乾後、3%ゼラチ
ン溶液でブロック(ブロッキング) した。洗t1+後
、バイブリド−7培養上清に浸し、室温で2時間反応さ
せる。さらにウサギ抗マウスイl、ノグiffプリンI
gG−ペルオキシダーゼ結合物〔ダコ(DAKO>社製
、販売元協和メデックス。
400倍沿釈液〕に浸し、室温で、2時間反応させる。
洗浄後、ペルオキシダーゼ発色液(100mlのトリス
・塩酸バッファー・セイライン(TI3S)  [)リ
ス(七ドt1キシメチル)アミノメタン2.42g、 
食塩29.24g。
蒸留水1, pH7,51に30%過酸化水素を60μ
C加えた溶液と、冷却したメタノール20m1に遮光下
HRPカラーディベロップメント・リーエイジェイント
 (BIO−RAD社製)[iomHを溶解した溶液と
を室温で混合したもの)に浸して発色させ、冷水で反応
を停止させる。
単クローン性抗体を用いる病理診断法は免疫組織化学的
染色法〔[酵素抗体法」(渡辺j表−1中根−穂編、学
齢企画、 1985年)第106頁記載のABC法]に
よって行う。
以下本発明の実施例を示す。
実施例1゜ (1)  免疫原の調製 一80℃に凍結保存しておいた染液性卵巣腺癌のうち、
乳頭状腺癌患者の腹水を融解後、3.00Orpm、 
l O分間遠心分離し、固形分を除いた上清8mlを0
,5MNaCl!を含む10mMリン酸緩衝液(pH7
,2)で平衡化したベツドボリューム750m1のセル
ロファインGCL−2000SF (生化学工業社製)
カラ!・に通塔し、分子m l、 000.000以上
の高分子画分(ボイドフラクション;フラクション番号
41〜50)を集め、これをヒト卵巣癌患者腹水の高分
子分画とした。セル【1フアインGCL2000 S 
I”の溶出パターンを第1図に示した。
(2)抗体産生細胞の調製 ヒト正常肺膜成分(100μg蛋白質/匹)を、生後2
4時間以内の新生仔B A L B / cマウス(静
岡実験動物製)に静脈内投与した。
を週間経過後のマウスに(1)で調製したヒト卵巣癌患
者の高分子分画10(jμg(蛋白質換算)7匹を水酸
化アルミニウドケル2mg/匹、百日咳菌死菌ワクチン
lx I O/匹とともに腹腔内投与した。以後1〜2
週おきに、同一抗原100μg(蛋白質換算)7匹で3
〜5回免疫した。これら免疫処理したマウスのうち、そ
の抗商11′7が、ヒト卵巣癌患者腹水の高分子分画と
強く反応したマウス4免疫マウスとして選択し、そのマ
ウスより、肝細胞を調製して、細胞融合に供した。
(3)マウス骨髄腫細胞の調製 8−アブグアニン耐性マウス骨髄腫細胞株P3−11を
正常培地で培養し、細胞融合時に2X10’以上の細胞
を()、細胞融合に親株として供した。
(4)ハイブリドーマの作製 (2)と(3)で得られた肝細胞と骨髄腫細胞とを5:
1の割合で用い、前述した方法で融合させ、■(△T培
地で37℃、14日間C025%下で培養して、融合細
胞を選択し、)IT培地に変えてさらに培養し、ヒト卵
巣癌に対する抗体価の測定をして、活性な穴を選び、さ
らに正常js地に変え、2回クローニングを段り返して
、酵素免疫測定法、免疫組織学的判定法(ΔBC法)に
より、ヒト正常細胞や組織に全く反応せず、ヒト卵!!
癌に反応する単クローン性抗体を産生ずるハイブリドー
マ株KOC−708を選択した。
(5)単クローン性抗体の精製 ブリスタン処理した8迎合ヌード雛マウスに(4)で得
られたハイブリドーマ株KOC708を4X10’細胞
/匹腹腔内注射した。
10〜21日後に、ハイブリドーマは腹水癌化した。腹
水のたまったマウスから、腹水を採取(5〜10m1/
匹)し、遠心分離(3,000rpm、 5分)して固
形分を除去した。40%0%硫酸アンモニラにて塩析し
、0.04Mリン酸1)2 tJj液(p )−18,
0,0,03M  NaCj+を含む)で透析後、DE
 52 (WhaLman社製)(ベットボリューノ・
50m1)のカラトに流速20〜30m1/時で通塔し
IgG両分を集め、f+’i !j! ’r’−クロー
ン性抗体とした。
(fi)  K OC〜708の特異性このようにして
(′シられた抗ヒト卵巣前型りローン性抗体KOC−7
08の反応性W性を第1表に示した。
測定は、酵よ免疫測定法(E L I S A)により
以下のとおり行った。
卵巣癌患者腹水の高分子分画をど;的とする場△ ・ 酵素免疫分析用96穴プレー) (linbro社!!
A)にIOμg/mlの卵E fm患者111!水の高
分子分画液を50μQ/穴入れ、37υで2118 f
illまたは4℃で1晩放置してプレート穴底面に固定
した。PBSで洗浄後、IO%FC3含有PBSを10
0μQ/穴分注し、プレート上の活性残基を保護した。
PBSで洗浄後、第1抗体(KOC−708)50μQ
/穴を入れ、37℃で1〜2時間または4℃で1晩赦置
して標的お抗体を反応させた。0.05%7ween2
0(和光紬薬工業社製)含有13 B Sで5回洗浄し
て未反応の抗体を除去した。第2抗体としてペルオキシ
ダーゼ結合ウサギ抗マウス免疫グロブリン(Miles
−Ycda社:200fff希釈)50μQ/穴を入れ
、37℃で1時間反応させた。0.05%Twe e 
n−20含有1’BSで5回洗浄後、レジン水で3回洗
浄した。へBTS50μQ/穴を加えて反応を開始し、
5%ラウリル硫酸ナトリウl、水溶液50μQ/穴を加
えて反応を停止させた。
培養株細胞を標的とする場合: 細胞をJΔ養用9G穴プレー)(1,i篩「0社製)で
培養し、コンフルエントになった時点で上記の卵巣11
;4患者1復水の高分子分画の場合と同様に反応させた
。ただし第1抗体、第2抗体とも反応条件は室温で30
分間とし、発色後に反応液を分析用96穴プレートに移
すことにより反応を停止させた。
抗原CEΔの場合は卵巣癌患者腹水の高分子分画に替え
てCEAを用いる以外は組織の場合と同様に行った。い
ずれの場合も、/1190nmを対照波長として415
nmの吸光度を測定した。
第1表に示すごとく、KOC−708は、各種組織型の
卵巣癌と高率に反応した。しかし、CEAと反応しない
ことから、抗−CEA抗体とは異なることがわかる。
実施例2゜ ミクロトームで5犀にスライスした各種正常成人、胎児
臓器および癌組織のホルマリン固定パラフィン包埋組織
切片を、卵白γルブミンでコートしたスライドグラスに
固定し、キシレンで脱パラフイン後、アルコール−水で
段階的に親水化した。レジン水で5分間ずずぎ、0.3
%H,C)aを含むメタノール中で室温30分間静置し
、内因性ペルオキシダーゼをブロックした。
次に切片を20分間PBS″′Q洗浄後、希釈したウマ
正常血清中で室温20分間静置した。切片から過剰の血
〆nを吸い取り、第1抗体(抗ヒト卵巣前型りローン性
抗体KOC−708゜lO■/ml)と30分間反応さ
せた。洗浄後、卵 子 乳 希釈ビオチン化抗体〔ビオチン化つサギ抗1gG抗体(
ベクター社製)〕を330分間反させ、さらに洗浄後、
アビジン−ビオチン−ペルオキシダーゼ複合体(ベクタ
ー社n;a>を3o分間反応させた。よく洗浄後、ペル
オキシダーゼ基質[0,02%+(、O,を含む0.1
 M )リスー塩酸緩fli液(pH7,2)で調整し
た0、1%ジアミノヘンジジンデトラヒドロクロライド
(diaminobcnzidineLeLrahyd
rocloride ) ]を22分間反させ、水冷中
で反応を停止した。ヘマトキシレン染色後、アルコール
−水41よびキシレンで脱水後、カナダバルサムで固定
し、検鏡した。その結果を第2表に示す。
巣 宮 +十       ± 癌  5  40  1  0 癌  4  31  0  0 癌  17  11  4  1  1第2表に示すよ
うにKOC−708は、卵巣癌組織と、高率に強く反応
した。また、KOC−708は、子宮癌、乳癌に対して
も高率に強く反応した。正常・胎児組織(心、膵、胃、
大腸、腎、甲状腺、脳、胛、肝、小腸など)では、一部
の細胞と極めて弱く反応するものがみられたが、その他
の組織とは全く反応しなかった。
実施例3 !nクローン性抗体KOC−708が認識する抗原を解
析するために、卵巣癌患者腹水の高分子分画を下記各種
酵累および試薬で処理した後KOC−708との反応性
を調べた。
酵−+:および試薬 トリプシン(GrBCO社製 2.5%溶液)PBS中
 0.25% ノイラミニダーゼ(ベーリンガー・マンハイム社製) 0.1M酢酸バッファー(pH4,5)−3mM  C
aCA、中0.lU/m α−L−フコシダーゼ(ベーリンガー・マンハイl、社
製) 0.1Mリン酸バッファー(p !(6,3)中0、l
U/ml プロプアーゼ(シグマ社製) 0.1Mリン酸バッファー(p H7,2)中10U/
m1 NalO4(和光紬薬社製) PBS[1150mM 卵巣癌患者1復水の高分子分画(′fFL白量lOμg
 / m l )を5uQ/穴ずつ、ErA用プレート
(Linbro社製)に分注し、4℃で1晩放置後、P
BSで3回洗浄し、1% BSΔ−PBSを200μQ
/穴分注し、:(0分間〜2時間室温で放置し、PBS
で3回洗浄後、上記酵素液または試薬液を50μQ/穴
分注し、37℃で1時間反応させた。ついでPBSで5
回洗浄し、!p−りo −ン性抗体KOC−708(1
0μff/ml)を50μσ/穴分注し、4℃で1晩放
置した。
Tween−20−PBS  (Twecn−20は和
光純桑工業社製)で5回洗浄後、ペルオキシダーゼ4票
識抗マウスIgG(ダコ(DへKO>社製、販売元協和
メデックス400倍希釈液〕を50μQ/穴加え、室温
で2時間反応後、’l’we e n−20−PBSで
5回洗浄し、Al3TS基質液100μQを加え、30
分間反応後、415nmにおける吸光度を測定した。
抗原性は、第2図に示したとおり、トリプシン、プロテ
アーゼ処理により消失した。この結果より、単クローン
性抗体KOC−708は抗原決定基として蛋白質をKn
 =1しているものと推定された。
実施例4 前記のウェスタン・プロッティング法によりKOC−7
08の卵巣癌患者腹水の高分子分画及び低分子分画との
反応性を調べた。その結果を第3図に示した。KOC−
708は高分子分画のうち分子m ,000.000以
上の蛋白質と反応した。
発明の効果 本発明によれば卵巣癌、乳癌及び子宮癌の病理診断、治
療に有用な単クローン性抗体が供給される。
【図面の簡単な説明】
m1図は実施例1のセルf1ファインGCI−2000
S Fの溶出パターンを示す。 第2図は単クローン性抗体KOC−708の認識抗原解
析の結果を示す。図単・はノイラミニダーゼ0、IU/
ml、口はα−17−フコシダーゼ0.lU/ml。○
はトリプシン0.25%、ムはプロテアーゼl0LI/
ml、△はNaro。 50mMの処理を示す。 工3図は実施例4のウェスタン・プロッティング法によ
り単クローン性抗体KOC,708の反応性を調べた結
果を示す。Δ)はアミドブラック染色、B)はKOC−
708による免疫染色である。△)、B)とも■、■は
分子量マーカー(ミオシン:200Kd、  β−力°
ラクトシダーゼ:I16.25Kd、  フナスフオリ
ラーゼB:92.5Kd、  ウシ血清アルブミン: 
66.2Kd、オボアルブミン:45Kd)、■は卵巣
癌患者腹水の高分子分画、■は卵巣癌患者腹水の低分子
分画を検体としている。 特許出願人(+02)協和醗酵工業株式会社第 図 何 片O ワ○ フラ7ンヨン番号(丈。込/l、be)第2図 賦漿(オ刺令状牢

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)IgGクラスに属し、粘液性卵巣腺癌、漿液性卵
    巣腺癌、淡明細胞卵巣癌、乳癌及び子宮癌に対して反応
    性を有し、卵巣癌患者腹水の分子量1,000,000
    以上の蛋白質に特異的に結合し、抗原決定基が蛋白質で
    ある抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体。
  2. (2)請求項(1)記載の抗ヒト卵巣癌単クローン性抗
    体KOC−708。
  3. (3)抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体KOC−708を
    生産する能力を有するハイブリドーマを培地中に培養す
    るかマウスに投与して腹水化し、培養物または腹水中に
    抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体KOC−708を蓄積さ
    せ、該培養物または腹水からこれを採取することによる
    抗ヒト卵巣癌単クローン性抗体KOC−708の製造法
  4. (4)請求項(1)記載の単クローン性抗体を生産する
    ハイブリドーマ。
  5. (5)ハイブリドーマ株KOC−708(FBRMBP
    −1762)。
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