JPH02240055A - ビシナルアルカンジチオール類の合成 - Google Patents

ビシナルアルカンジチオール類の合成

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JPH02240055A
JPH02240055A JP2028141A JP2814190A JPH02240055A JP H02240055 A JPH02240055 A JP H02240055A JP 2028141 A JP2028141 A JP 2028141A JP 2814190 A JP2814190 A JP 2814190A JP H02240055 A JPH02240055 A JP H02240055A
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trithiocarbonate
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ethanedithiol
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Yannick Vallee
ヤニツク・バレー
Yves Labat
イブ・ラバ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C319/00Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides
    • C07C319/02Preparation of thiols, sulfides, hydropolysulfides or polysulfides of thiols

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビシナルアルカンジチオール類の製造、より特
定的にはトリチオ炭酸エチレンからのエタンジチオール
の製造に係わる。
エタンジチオール11 S − C I 2〜CI+2
−SRは様々な工業的用途を有する重要なメルカブタン
であり、特に合成中間体及び加硫剤として有用である。
この物質は、酢酸メルカブトエチルを硫化水素の圧力の
下でアンモニウムスルフヒドラートにより熱間処理する
ことによって製造し得る(仏国特許第2 102 93
6号参照)。この物質はまた、千オ尿素及び苛性カリを
順次作用させることによってジブロモエタンから製造す
ることもできる(OrganicSynLhesis,
Co11.Vo1.IV,1963,p.401)。一
方、ベルギー特許第668 463号には、ジクロ口エ
タンにトリチオ炭酸ナトリウムを作用させることによっ
てエタンジチオールを合成する方法が開示されている。
しかしながら、この先行技術の条件で得られる混=tm
からはエタンジチオールを38%の収率でしか分離でき
ない。
下記の式 で示されるトリチオ炭酸エヂレンからエタンジチオール
を製造する方法は文献で既に幾つか知られている(E.
E.Reid, Organic Chemisl.r
y of Bvalent  Sulfur,  Vo
l.I,Chemical  Publis!旨【18
New−York,1958,pp.41−42参照)
。これは、}・リチオ炭酸エチレンを通常は加圧下で塩
基によって熱間処理するものである。これらの反応は収
率が一般に極めて小さく、再現性も殆どない。また、副
産物として、 ?化ジメルカブトエチル: HS−CI1■CI{2−S−C}I2C}l2−SH
、エタンジチオールの重質オリゴマー及びボリマーが大
量に形成され、場合によっては生成物の大部分を占める
T,Taguchi等(Tetrahedron  L
etters  41,1969,pp.3631−4
)は、トリチオ炭酸エチレンをエタノールアミンにより
80〜120゜Cで処理することによってエタンジチオ
ールを製造した。この方法は便利ではあるが、回収の難
しい有機副産物を大量に生成するという欠点を有ずる。
また、^l L i It .で還元する方法(S.M
.Iqbal等,J.Chem.Soc.,1960.
p.1030)はコストがかかり過ぎて工業的には使用
できない。
トリチオ炭酸エチレンは入手し易い物質である.この物
質は例えば、ジクロ口エタンにアルカリ金属トリチオ炭
酸塩を作用させることによって大量に製造することがで
きる。本発明者は、下記の反応式 に従ってアルカリ金属硫化物及び酸を順次作用させれば
、トリチオ炭酸エチレンをエタンジチオールに有利に変
換できることを発見した。
このエタンジチオール製造方法は通常、対応するトリチ
オ炭酸アルキレン、例えば1,2−プロパンジチオール
の生成につながるトリチオ炭酸プロピレンからビシナル
アルカンジチオールを合成する場合に筺用できる。
従って本発明の方法は、1・リチオ炭酸アルキレンを溶
媒中でアルカリ金属硫化物と反応させ、次いでこの反応
媒質を酸性化し、生成したアルカンジチオールを分離す
ることからなることを特徴とする。
トリチオ炭酸アルキレンをアルカリ金属硫化物と反応さ
せるのに使用する溶媒は水であってよい。
但し、水と水溶性有機溶媒、例えば低級アルコール(炭
素原子数1〜4)、特にメタノールとの混合物を用いて
操作する方が良い結果が得られ、特に未精製最終生成物
の硫化ジメルカブトアルキル含量が明らかに少なくなる
。場合によっては水を使用しないで、例えば無水メタノ
ール中で操作することもできる.但し、結果は改善され
ない。好ましくは、水の量とアルコールの量との比を9
0/10〜10/90、より特定的には50/50〜2
5/75の範囲で選択する。
アルカリ金属硫化物(例えばNa2S又はK2S>の溶
液は、対応するアルカリ金属水酸化物(NaO}I又は
KO}I)の溶液中に硫化水素を吸収させるか、あるい
は市販の固体硫化物(特にNatS.311zO又はN
azS.9}120)を溶媒中に溶解することによって
調製し得る.希釈度の極めて高い溶解を使用することも
できるが、経済的には、最大限に濃縮したアルカリ金m
’fR化物溶液を用いて操作する方が有利である。
トリチオ炭酸アルキレンとアルカリ金属硫化物との反応
を生起させる温度は広い範囲で変えることができ、特に
室温から溶媒の還流温度(メタノールの場合は64℃)
までの範囲で選択し得る。但し、還流温度で操作する方
が好ましい。そうすれば、濃度のより高いアルカリ金萬
琉化物溶液を使用することができ(室温でモル濃度約2
であるのに対し還流温度ではモル濃度約3、5)、従っ
て使用する溶媒の量を最小限に抑えることができるから
である.但し、本発明では、例えば溶媒とアルカリ金属
硫化物との非均雪混合物を用いて室温以下の温度で操作
するか、又は溶媒の大気圧での還流温度より高い温度で
加圧して操作することも可能である. アルカリ金属硫化物の使用量は、1〜リチオ炭酸アルキ
レンに対して約1モル当量から大幅に過剰な量、例えば
3モル当量までの範囲で選択し得る。
但し、好ましくは、アルカリ金属T?L1ヒ物の量をト
リチオ炭酸アルキレンよりやや多くして、例えば1.0
5〜1.6当量にして操作を行う.このようにすれば変
換がほぼ完全に実施される。
前記反応は、トリチオ炭酸アルキレンを最初に全部アル
カリ金属硫化物と混合することによって行うこともでき
るが、トリチオ炭酸アルキレンを還流状態のアルカリ金
属硫化物溶液に徐々に加えていく方が良い結果が得られ
る。トリチオ炭酸エチレン(融点=35℃)の場合には
溶融状態で使用する方が便利であるが、本発明では固体
トリチオ炭酸エチレンを使用することもできる。添加時
闇は使用量に応じて広い範囲で変化し得、通常は5〜1
20分である, 反応媒質が均質になって反応が終了したら、この媒質を
酸性化処理にかける。この操作は、無機強酸、例えば塩
酸又は硫酸を用いて実施するのが好ましい。酸の使用量
は、少なくとも、使用するアルカリ金属陽イオン(Na
十、K”)の量とモル的に等しい量にする.十分に酸性
のpFlを得るためには、やや過剰量の酸、例えば陽イ
オンNa’スはK゛当たり1.1当量のH゛が存在する
ような量て使用すると有利である。また、反応混合物を
塩基性pll(pl+>10)から著しい酸性pll(
pH・1〜2)に急激に変化させると収率が向上するこ
とが判明した。pl1のこのような急激な変化は、酸と
反応媒質とを手早く混合するか、又はより良い方法とし
て、反応媒質を酸の中に注ぎ込むことによって実現し得
る。
酸性化処理を行うと、アルカンジチオールと二硫化炭素
とを含む有機相が分雛相として形成される。アルカンジ
チオールは、例えばCS2を蒸発さてから蒸留処理を行
うことによって、前記有機相から簡単に分離できる. 本発明の方法では、使用した物質の一部を再使用するこ
とができる。使用した過剰量のアルカリ金属硫化物は、
反応溶液の酸性化処理によって硫化水素に変換されるが
、この硫化水素は、出発材料となるアルカリ金属硫化物
を再生すべく、例えばアルカリ金属水酸(ヒ物を入れた
トラップの中に空気を吹込むことによって回収できる。
前記酸性化処理によって形成され且つジチオールから分
離された二硫化炭素は、出発材料のトリチオ炭酸アルキ
l/ンを合成するのに再使用できる。また、任意に代用
した溶媒は、好ましくは前記酸性化処理の後で蒸留によ
り水から分離し得る。この蒸留処理は所望であれば酸性
化の前に実施してもよいが、その場きは反応生成物の無
用な加熱を回避すべく、弱い真空状態の下て操作を行う
のが好ましい。
以下に、非限定的実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明する。尚、,cpv分析の測定値はエタンジチオール
、硫化ジメルカブトエチル及びトリチオ炭酸エチレンだ
けを考慮したものであり、これら3つの成分の合計重量
に対する%値で表した。
及1l二 撹拌下で還流状悪にした水6011に14g(0.10
56モル)のNa2S.3H20を撹拌しながら溶解し
、次いで9g(0.066モル)のトリチオ炭酸エチレ
ンを30分かけて加える。添加終了後も、更に45分間
還流下で撹拌を続ける。
前記反応混合物を2811の32%塩酸で急速に酸性化
する。有機相をデカンテ・−ションにより分離する。C
I’V分析によれば、この相は二硫化炭素以外に、59
%のエタンジチオール、36%の硫化ジメルカブトエチ
ル及びS%の1・リチオ炭酸エチレンを含む。
蒸留によってエタンジチオールを回収する。収率は48
%である。
去」孤ヱ12−(比較) 2.8g(0.0693モル)の水酸化ナI・リウムを
4(Lnlの水と80m lのメタノールとの混合物中
に溶解する。
全体を撹拌しながら還流にかけ、次いで9g(0.06
6モル)のトリチオ炭酸エチレンを30分かけて加える
。添加終了後も更に10分間還流下で撹拌を続け、次い
で1011の32%塩酸で該反応混合物を急速に酸性化
する。
デカンテーションにより分離した有機相は、cpv分析
によれば、二硫化炭素以外に30%のエタンジチオール
、20%の硫{ヒジメルカブトエチル及び50%の1・
リチオ炭酸エチレンを含む。
蒸留によってエタンジチオールを回収する,収率は23
%である。
11九L 撹拌下で還流状態の水20I1の及びメタノール40m
lに31.8g(0.24モル)のNa2S.3112
0を溶解し、次いで27g(0.198モル)のトリチ
オ炭酸エチレンを40分かけて加え、添加終了後も更に
15分間撹拌を続ける。
この反応混合!I!/li&60mlの32%塩酸中に
注いで酸性fヒする。デカンテーションにより分離した
有機相は、CPv分析によれば、CS2以外に96%の
エタンジチオール、2%の硫{ヒジメルカブトエチル及
び2%のトリチオ炭酸エチレンを含む。
蒸留によって14gのエタンジチオールが回収される。
収率は75%である。
実」l舛A一 a)恒常温度に保持された撹拌下の501反応器に、7
0モルのNa2Sを含む水溶液30k.を充填し、次い
で6080g (80モル)の二琉化炭素を充填する。
この混合物をCS2の沸点に加熱してこの温度に3時間
維持し、次νSで過刹CS2を蒸発によって除去する。
反応の発熱性を調節して、媒質温度が80゜Cを超えな
いようにするために、前記反応媒でτに6039.(6
1モル)のジクロ口エタンを加える。この操作は約3時
間行う。次いで、約40℃で有機相をデカンテーション
により分離する。この有機相は木タT的にトリチオ炭酸
エチレン(8296g)からなる。
b)メタノール9760gと水5490gとの混合物に
70モルのNa2S.3H20を溶解した溶液を同じ反
応器に導入し、メタノールの沸点まで加熱し、次いでス
テップa)で得られた未精製トリチオ炭酸エチレン82
96gを1時間かけて規則的に導入する.反応を還流下
で2時間生起させ、その結果得られた均質溶液(溶液1
)を反応器から収り出す。
c ) 144モルのHCIを含む水溶液30k8を同
じ反応器に充填し、次いで発熱性を調節すべく前記溶液
1を規則的に導入する。生成したエタンジチオール及び
CS2をデカンテーションによって水相から分離し、そ
の後真空下で蒸発処理すれば、CS2が未精製エタンジ
ナオールから容易に分離される。
その結果、CPv分析で測定して下記の重量組成を有す
る生成物が得られる。
93%のエタンジチオール、 5%の二硫化ジメルカプトエチル、 2%のトリチオ炭酸エチレン。
この生成物を蒸留処理すると、99%を超える純度のエ
タンジチオールが4020g得られる.これは、ジクロ
口エタンを基準にして70%の収率に相当す代理人弁理
士 刊a  山   武

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリチオ炭酸アルキレンを溶媒中でアルカリ金属
    硫化物と反応させ、次いでこの反応媒質を酸性化し、生
    成したアルカンジチオールを分離することからなること
    を特徴とするビシナルアルカンジチオールの製造方法。
  2. (2)溶媒が水又は水溶性有機溶媒、好ましくは低級ア
    ルコールである請求項1に記載の方法。
  3. (3)溶媒が水とアルコール、好ましくはメタノールと
    の混合物であり、水の量とアルコールの量との比が90
    /10〜10/90、好ましくは50/50〜25/7
    5である請求項1に記載の方法。
  4. (4)反応を室温から溶媒の還流温度までの範囲の温度
    で生起させ、好ましくは前記還流温度で生起させる請求
    項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. (5)トリチオ炭酸アルキレン1モル当たり1〜3モル
    、好ましくは1.05〜1.6モルのアルカリ金属硫化
    物を使用する請求項1から4のいずれか一項に記載の方
    法。
  6. (6)硫化ナトリウムを使用する請求項1から5のいず
    れか一項に記載の方法。
  7. (7)トリチオ炭酸アルキレンをアルカリ金属硫化物溶
    液に徐々に加える請求項1から6のいずれか一項に記載
    の方法。
  8. (8)酸性化処理を、無機酸、好ましくは塩酸を用いて
    行う請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. (9)酸性化処理を、塩基性反応混合物を酸の中に注ぎ
    入れることによって行う請求項1から8のいずれか一項
    に記載の方法。
  10. (10)エタンジチオールをトリチオ炭酸エチレンから
    製造する請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. (11)1,2−プロパンジチオールをトリチオ炭酸プ
    ロピレンから製造する請求項1から9のいずれか一項に
    記載の方法。
JP2028141A 1989-02-08 1990-02-07 ビシナルアルカンジチオール類の合成 Granted JPH02240055A (ja)

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FR8901635 1989-02-08
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CA (1) CA2008498C (ja)
DE (1) DE69000246T2 (ja)
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