JPH02240575A - 零相電流検出装置 - Google Patents

零相電流検出装置

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JPH02240575A
JPH02240575A JP1061363A JP6136389A JPH02240575A JP H02240575 A JPH02240575 A JP H02240575A JP 1061363 A JP1061363 A JP 1061363A JP 6136389 A JP6136389 A JP 6136389A JP H02240575 A JPH02240575 A JP H02240575A
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Nagaya Aikawa
相河 永也
Yoshinari Furukawa
古川 吉成
Masami Watanabe
政美 渡辺
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、地絡事故時に流れる零相電流を検出するた
めに設置される零相電流検出装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば「計器用変成器」(II気書院、池田三穂司著)
第79頁に記載された従来の零相電流検出装置を第5図
に示す。
図において、環状鉄心2は三相の電線1a、 lb、 
lcを包囲するように設けられ、また環状鉄心2には二
次巻線3が設けられている。二次巻線3には二次負担4
が接続されている。
定常時においては、三相のi! III la、 lb
、 lcの各相を流れる電流はそれぞれ事故による成分
を含まず、等しい振幅の正相分と逆相分からなる交流の
みが流れる。環状鉄心2の中の磁界は各相に流れる電流
によって誘起磁界の合成により、結果的に零となる。そ
の結果、二次巻線3には電流は流れず、二次負担4は動
作しない。
一方、三相の電線1a、 lb、 lcのいずれかに地
絡事故が発生すると、各相に流れる電流を合成しても零
にはならず、零相電流が流れる。零相電流が流れると、
環状鉄心2に磁界が誘起され、二次巻線3に零相電流に
対応した二次電流が流れる。二次巻線3に流れる二次電
流により二次負担4が作動し、三相の電線1a、 lb
、 lcは電源から切離され、事故の拡大を防止する。
[発明が解決しようとする課題] 一般に、事故点を早期に正確に発見し、停電区間をでき
るだけ限定するため、零相電流検出装置を変電所構内ば
かりでなく屋外の配電柱等にも設置することが望ましい
ところが、従来の零相電流検出装置は三相の電線1a、
 lb、 lcを一括して包囲する環状鉄心2を用いて
いるので、架空の電線等に対して使用するのは不適当で
あること、および落雷等により事故が拡大するという問
題点を有していた。
次に、架空の電線等に使用するために各相ごとに電流検
出装置を設は零相電流検出装置全体を小型化する場合、
各相に設けられた電流検出装置の温度特性等の違いによ
り見かけの零相電流が発生し二次負担4が誤動作すると
いう問題点を有していた。
この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たものであり、架空の電線等にも使用可能な小型でかつ
高精度の零相電流検出装置を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] この発明にがかる零相電流検出装置は、交流電路の各相
ごとに設けられ、各相の電流を検出する計測手段、 計測手段からの計測信号を合成し、零相電流成分を算出
する加算手段、 加算手段からの連続したn周期(nは2以上の偶数)分
の出力を各周期ごとに所定の電気角ごとにおいて瞬時値
データとしてサンプリングし、サンプリングされた瞬時
値データ群を記憶する第1の記憶手段、 第1の記憶手段に記憶されている第に周期(kはn/2
+ l≦k≦nである)における各電気角ごとの瞬時値
データのそれぞれからn72周期前の対応する電気角の
瞬時値データを減算する第1の演算手段、 第1の演算手段により減算されたn/2周期分の減算値
データ群の中から、各周期ごとにおける所定の電気角の
それぞれに対応するn/2個の減算値データの平均値デ
ータ群を演算する第2の演算手段、 第2の演算手段により演算された所定の電気角ごとにそ
れぞれ対応する平均値データ群を記憶する第2の記憶手
段、 第2の記憶手段に記憶されている各平均値データのいず
れかが所定の値以上である場合、少なくともその後一定
期間は第1の記憶手段に記憶されているn周期分、の瞬
時値データ群のうち最新の1周期分の瞬時値データのみ
を更新し、また各平均値データの全てが所定の値以下で
ある場合、第1の記憶手段に記憶されているn周期分の
瞬時値データをすべて更新する第3の演算手段、前記平
均値データ群を順次負担手段に出力する出力手段、 を具備している。
[作用] 以下、サンプリングする周期を12周期すなわち、n=
12、所定の電気角を30度、および交流6011 z
とした場合について例示しつつ、作用を説明する。
計測手段は例えばファラデー効果を利用した光磁界セン
サ、発光素子および受光素子等で構成され、各相の電線
に流れる電流に比例する信号を出力する。
加算手段はアナログ式加算回路又はマイクロプロセッサ
等を用いたデジタル式加算回路等であり、計測手段によ
る検出された各相に流れる電流値を加算し、加算された
値を出力する。
第1の記憶手段は例えばマイクロプロセッサに接続され
たRAMメモリー等であり、加算手段から出力された連
続したn周期分の交流電流に対し、所定の電気角ごとに
サンプリングし、それぞれの瞬時値をデジタル信号化し
て記憶する。
第1の記憶手段に記憶される瞬時値データをA(m、j
)(mは連続したn周期におけるサンプリングされる番
号、jはそれぞれの1周期ごとのサンプリングされる番
号)とすると、第1の記憶手段にはA (1,1)から
A (12,12)までの合計144個の瞬時値データ
が記憶される。
第1の演算手段および第2の演算手段はそれぞれ例えば
マイクロプロセッサであり、第1の演算手段は第に周期
(第7周から第12周期の−の周期)におけるそれぞれ
の電気角ごとの各瞬時値データからそれよりn/2周期
前の周期(対応する第1周期から第6周期までの−の周
期)のおける対応する電気角ごとの瞬時値データを減算
する。
すなわち、減算されたデータ(減算値データ)をB(k
、j)とすると、 B (1,1) = A (?、 1)−A (1,l
)。
B (2,1> = A (8,l)−A (2,1)
B (6,12) = A (12,12) −A (
6,12)となる。一般に計測手段の温度特性差は短時
間(この場合175秒)ではほとんど変化しないため、
すべてのサンプリングデータ(瞬時値データ)はこの温
度特性差による誤差分を一様に含んでいると考えられる
。したがって第1の演算手段はこの減算により、計測手
段の温度特性差による誤差成分を除去する。
第1の演算手段により得られた各減算値データすなわち
、B (1,1)・・−8(12,12)にはホワイト
ノイズ等による誤差成分が含まれている可能性がある。
ホワイトノイズ等による誤差成分は瞬時的であるため、
サンプリングデータを平均化することにより地絡事故等
比較的長時間継続する場合と区別することができる。す
なわち、第2の演算手段は、第1の演算手段により得ら
れた6周期分の減算値データB(1,1)・・・B (
12,12)から所定の電気各O度、30度、60度・
・・330度の12の場合にそれぞれ対応する各周期ご
との6個のデータの平均値を演算する。
平均値データをC(j)とすると、 となる。
第2の記憶手段は、例えばマイクロプロセッサに接続さ
れたRAMメモリー等であり、第2の演算手段により得
られた平均値データ群を記憶する。
第3の演算手段は例えばマイクロプロセッサであり、第
2の記憶手段に記憶されている各電気角0度、30度、
60度・・・330度に対応する平均値データC(j)
(j−t・・・12)のそれぞれが所定の値以上である
か否かを判別する。そして、少なくとも1つが所定の値
以上である場合は地絡事故等が発生しているため、二次
負担を作動させ、各相の電線を切り離さなければならな
い。すなわち、少なくとも二次負担を動作させるのに必
要な時間(例えば1秒)以上零相電流に相当する前記平
均値データC(j)(j=x・・・12)を出力、しな
ければならない。そこで、第3の演算手段は第1の記憶
手段に記憶されている12周期分の瞬時値データ群のう
ち1.1周期分のデータを残し、最新データである第1
2周期分の瞬時値データのみを更新し、零相電流に相当
する平均値信号を出力し続ける。
一方前記平均値データC(j)(j=1・・・12)の
全てが所定の値以下である場合は地絡事故等は発生して
いないので、第3の演算手段は第1の記憶手段に記憶さ
れている全ての瞬時値データを更新し、以上述べた各手
順を最初から繰り返す。
[実施例] この発明にがかる零相電流検出装置を、その一実施例を
示す第1図、第2図(a)、 (b)および(c)を用
いて説明する。
第1図において、三相の電線1a、 lb、 lcには
、それぞれ環状鉄心2a、 2b、 2cが設けられて
いる。各環状鉄心2a、 2b、 2cの空隙には、光
磁界センサ5a、 5b。
5cが設けられている。光磁界センサ5a、 5b、 
5cには発光素子6a、 6b、 6cが光ファイバ8
a、 8b、 8cを介して接続されている。また、各
光磁界センサ5a、 5b、 5cには受光素子7a、
 7b、 7cが光ファイバ8a、 8b、 8cを介
して接続されている。環状鉄心2a、 2b、 2c光
磁界センサsa、 sb、 5c、発光素子6a、 6
b、 6c、受光素子7a、7b、 1cs光ファイバ
8m、 8b、 8cにより計測手段が構成されている
環状鉄心2a、 2b、 2cには、三相の電線1a、
 lb、 lcを流れる電流により、各電流に比例した
磁界が誘起される。この時、発光素子6a、 6b、 
6cから光ファイバ8a、 8b、 8cを介して光磁
界センサ5a、 5b、 5cに達した光は、環状鉄心
2a、 2b、 2cの各空隙中の磁界に比例して変調
を受け、光ファイバ8a、 8b、 8cを介して受光
素子7a、 7b、 7cに達し、電気信号に変換され
る。
光磁界センサ5a、 5b、 5cは例えば偏光子、フ
ァラデー素子および検光子で構成される。偏光子で直線
偏光となった光が、ファラデー素子を通過する間に、フ
ァラデー素子の光の進行方向に印加された磁界に比例し
て偏光面が回転し、検光子でこれが透過光量の変化に変
調される。変調された光は光磁界センサ5a、 5b、
 5cに印加される磁界が零の時に透過する光量に交流
の磁界に比例する光量変化が重畳したものとなっている
信号処理回路9a、 9b、 9cでは受光素子?a、
 7b、 7cで変換された電気信号を三相の電線1a
、 lb、 lcを流れる電流に比例する信号に変換す
る。加算回路10はこれらの信号を加算する。
定常時においては、三相の電線1a、 lb、 lcの
各電流を合成すると零になるため、加算回路lOの出力
も零となる。
一方、三相の電線1a、 lb、 lcに地絡事故が発
生した場合には、各相の電流を合成しても零にならず零
相電流が流れる。したがって、加算回路lOの出力はこ
の零相電流に比例した値となり、三相の電線1a、 l
b、 lcの地絡事故を検出することができる。
しかし、実際には、光磁界センサ5a、 Sb、 5e
および信号処理回路9a、 9b、 9cが温度特性を
持っており、しかも、ここの温度特性に差があるのが普
通である。したがって、三相の電線1a、 lb、 l
cの各電流と信号処理回路9a、 9b、 9cの各出
力信号との比率は、周囲温度の変化により各相間に差を
生じる。また−船釣に信号処理回路9a、 9b、 9
cはホワイトノイズ等のノイズを有する。この各相間の
温度特性の差やノイズにより、加算回路10の出力信号
は三相の電線1a、 lb、 lcに零相電流が流れて
いないときでも零にはならず、二次負担4が誤動作する
原因となる。
補正演算回路11は以上のような誤動作を防止するため
に設けてあり、マイクロプロセッサ20、RAMメモリ
ーからなる第1および第2のメモリー21および22を
有している。第1および第2のメモリー21および22
はそれぞれ記憶すべきデータのサンプル数以上の記憶領
域を有することは言うまでもない。
一般に、各相間の温度特性の差による零相電流の誤差成
分の変化は比較的緩やかであり、ノイズによる誤差成分
は瞬時的である。また地絡事故による零相電流成分は瞬
時的に生じるが、ノイズによる場合に比べると比較的長
時間持続する。補正演算回路11は、以上のような点に
着目し、第2図(a)、 (b)および(C)に示すフ
ローチャートを実行することにより誤差成分を除去し、
地絡事故による零相電流を検出する。
以下、第2図(a)、 (b)および(c)に示すフロ
ーチャートを用いてこの実施例の動作を説明する。
ステップSlにおいて、加算回路10からの出力信号で
ある交流電流の一回の演算処理に必要なサンプリング周
期数n(例えばn= 12)を設定する。次にステップ
S2において、地絡事故が発生した場合における二次負
担4を動作させるための時間(例えば1秒)を設定する
ための、カウンターのカウント数1を設定する。60 
II zの場合1−60である。
また、ステップS3、S4およびS5において各カウン
ターの初期値1=0.■=1およびj=1を設定する。
次に、前述の連続した12周期分の加算回路10からの
出力信号をそれぞれ一周期分ごとに所定の電気角、例え
ば30度ごとに12に分割し、各電気角0度、30度、
60度・・・330度における瞬時値をデジタル信号化
して第1のメモリー21に記憶する(ステップS6)。
第1のメモリー21に記憶される各瞬時値データをA(
+e、j)(mは連続したn周期におけるサンプリング
される周期の順番、またjはそれぞれの1周期ごとの所
定の電気角ごとにサンプリングされる順番を表わす。)
とすると、A(1,1)からA (12,12)までの
合計144個のデータがサンプリングされ第1のメモリ
ーに記憶される。ステップS?、 S8. S9および
SIOはデータをサンプリングするためのカウンタ機能
を実行する。上記ステップS5からSIOまでおよび第
1のメモリー21は第1の記憶手段に相当する。
次に、ステップS14において、前述の12周期分の瞬
時値データを群を第1周期から第n72周期(第1周期
から第6周期)までと、第n/2+1周期から第n周期
(第7周期から第!2周期)までの2つのグループに分
け、第7周期から第12周期までの−の周期におけるそ
れぞれの電気角に対応する各瞬時値データから、それよ
りn/2すなわち6周期前の周期における対応する電気
角の瞬時値データを減算する。すなわち、減算されたデ
ータ(減算値データ)をn(k、j)とするとステップ
S14はB (k、 j)= A (k、 J) −A
 (k−n/2. j)を実行する。ステップSll、
 S12. SIS、 S16. SITおよびS1g
は全ての減算値データについて演算処理をするためのカ
ウンター機能を実行する。ステップSllから318ま
では第1の演算手段に相当する。上記各ステップにより
得られた減算値データはB (1,1)からB (6,
12)までの6周期分、すなわち72個である。
一般に計測手段の温度特性差は短時間(この場合175
秒)ではほとんど変化しないため、すべてのサンプリン
グされた瞬時値データはこの温度特性差による誤差成分
を一様に含んでいると考えられる。したがって上記減算
処理により得られた各減算値データB (1,1)・・
・B (6,12)は、計測手段の温度特性差による誤
差成分を除去されている。
ステップS20において、上記減算処理より得られた6
周期分の減算値データロ(1,1>・・・B (6,1
2)から所定の電気各0度、30度、60度・・・33
0度の12の場合にそれぞれ対応する各周期ごとの6g
のデータの平均値を演算する。平均値データをC(j)
とすると、 となる。
上記[3(1,1)・・・B (6,12)の各減算値
データにはホワイトノイズ等による誤差成分が含まれて
いる可能性がある。ホワイトノイズ等による誤差成分は
瞬時的であるため、これら減算値データ群を平均化する
ことによりノイズによる誤差成分の割合を相対的に減少
させ、地絡事故等による場合と区別する。
ステップS19、S22およびS23は全減算値データ
を平均化するためのカウンタ機能を実行スる。ステップ
S19からS23までは第2の演算手段に相当する。ス
テップS20において演算された平均値データC(1)
からC(12)は、第2の記憶手段として作用する第2
のメモリー22に記憶される。
さらに、ステップS25において第2のメモリー22に
記憶されている各電気角0度、30度、60度・・・3
30度に対応する平均値データC(j)(j=1・・・
12)のそれぞれが所定の値S以上であるか否かを判別
される。そして、所定値Sの値としては、二次負担4の
地絡検出リレーの動作レベル50〜90%とすることが
望ましい。
そして、平均値データC(J)(j・1・・・12)の
少な(とも1つが所定の値以上である場合は地絡事故等
が発生しているものと判断し、この場合、二次負担4を
作動させ、各相の電線1a、 lb、 lcを切り離さ
なければならない。二次負担4を動作させるためには、
約1秒間零相電流に相当する電流を出力すれば十分であ
る。ところが、地絡事故による零相電流は一旦発生する
と少なくとも三相電線1a、 lb。
lcが切り離されるまでは持続するはずであるから、こ
こで全ての瞬時値データを更新してしまうと新たにサン
プリングされる全ての瞬時値データに地絡事故による零
電流成分が含まれ、ステップS14において実行される
減算処理において、当該地絡事故による零電流成分が相
殺されてしまう。そこで、例えば−秒間零相電流に相当
する平均値データC(j)(j−1・・・12)を出力
し続けるために、まずステップS29において第1のメ
モリー21に記憶されている12周期分の瞬時値データ
のうち、はじめの11周期分のデータをそのまま残し、
最新の第12周期分の瞬時値データのみを更新する。そ
して地絡事故による零相電流成分を検出してから1秒、
すなわち交流60Hzの場合60周期分について上記演
算処理を繰り返す。ステップS24. S26. S2
7. S28. S30およびS31はカウンタとして
機能する。
一方前記平均値データC(j)(j=1・・・12)の
全てが所定の値以下である場合は地絡事故等は発生して
いないので、ステップS32. S33. S34. 
S35. S36. S37およびS38において第1
のメモリー21に記憶されている12周期分についての
全瞬時値データA (m、 j)を消去して新たにサン
プリングされた12周期分の瞬時値データに更新し、ス
テップSllからの演算処理を最初から繰り返す。
なお、上記実施例においては、瞬時値データをサンプリ
ングするための所定の電気角を30度としたが、マイク
ロプロセッサ等の演算処理速度を高速化できる場合は3
0度以下にさらに細分化しても良く、逆に高い精度が要
求されない場合は30度以上に粗くしてもよい。また減
算される瞬時値データ群を6周期分、平均化される減算
値データ数を6個としたがそれぞれ2周期分および2個
以上であればよい。さらに、地絡事故による零相電流検
出後、零相電流に相当する平均値データを出力し続ける
時間を1秒(60周期)としたが、二次負担4の地絡検
出リレーの動作時間が短い場合には、上記期間を短くし
てもよい。さらに、補正演算回路11.信号処理回路9
a、 9b、 9cおよび加算回路lOを全てマイクロ
プロセッサで構成してもよい。
次に、この発明にがかる零相電流検出装置の計測手段部
の別の実施例を第3図に示す。
環状鉄心2a、 2b、 2cの一部にそれぞれ巻線1
3a、 13b、13cが巻回されている。これら巻線
13a、 13b、 13cの両端には抵抗器14aj
4b、 14cが接続され、更に各抵抗器14a、 1
4b、 14cの電圧を計測するためのポッケルス効果
を用いた光電圧センサ15a、 15b、 15cが設
けられている。この実施例においては、三相の電線1a
、 lb、 lcの一時側電流に比例した二次側電流を
巻a13a、13b、Hcにより取得している。これら
二次側電流を抵抗器14a、 14b、 14cにより
電圧に変換し、光電圧センサ15a、 ISb、 IS
cによって検出する。
計測手段の更に別の実施例を第4図に示す。図において
、ファラデー効果を用いた光磁界センサ16a、 16
b、 16cを環状に構成し、各環状中心部に三相のm
1ll la、 lb、 lcを包囲するようにしてい
る。この場合、光ファイバ8a、 8b、 8eを介し
て入射した光は、三相の電線1a、 lb、 lcを巡
回して再び光ファイバ8a、 8b、 8cを介して受
光素子7a、 7b、 7eおよび計測回路12に入力
される。したがって、各光磁界センサ16a、 16b
、 16cは内部で巡回して反射を繰り返すようになっ
ている。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、交流電路の各相の電
流値を計測するための計測手段を各相ごとに設けである
ため小型化され、架空の電線等に対して使用することが
できる。
また、計測手段の周囲温度により変化する零相電流の誤
差成分は所定周期数のサンプリングデータ(第n/2+
 1周期から第n周期までの瞬時値データ群)のそ、れ
ぞれの瞬時値データからn72周期前の対応する瞬時値
データ(第12周期から第n72周期までの瞬時値デー
タ群)を減算する(減算値データ)ことにより相殺し、
ホワイトノイズ等による瞬時的な誤差成分は所定の電気
角ごとの複数の減算値データを平均化することにより低
減しているので、誤差が極めて少なく、誤動作を生じな
いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる零相電流検出装置の一実施例
の構成を示すブロック図、第2図(a)。 (b)および(c)は補正演算回路11の動作を示すフ
ローチャートを表わした図、第3図はこの発明にかかる
零相電流検出装置の計測手段の別の実施例を示す図、第
4図は計測手段の更に別の実施例を示す図、第5図は従
来の零相電流検出装置を示す図である。 Ia、 lb、 lcは三相の電線、2a、 2b、 
2cは環状鉄心、5a、 5b、 5cは光磁界センサ
、aa、 8b、♂Cは光ファイバ、10は加算回路、
11は補正演算回路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電路の各相ごとに設けられ、各相の電流を検
    出する計測手段、 計測手段からの計測信号を合成し、零相電流成分を算出
    する加算手段、 加算手段からの連続したn周期(nは2以上の偶数)分
    の出力を各周期ごとに所定の電気角ごとにおいて瞬時値
    データとしてサンプリングし、サンプリングされた瞬時
    値データ群を記憶する第1の記憶手段、 第1の記憶手段に記憶されている第k周期(kはn/2
    +1≦k≦nである)における各電気角ごとの瞬時値デ
    ータのそれぞれからn/2周期前の対応する電気角の瞬
    時値データを減算する第1の演算手段、 第1の演算手段により減算されたn/2周期分の減算値
    データ群の中から、各周期ごとにおける所定の電気角の
    それぞれに対応するn/2個の減算値データの平均値デ
    ータ群を演算する第2の演算手段、 第2の演算手段により演算された所定の電気角ごとにそ
    れぞれ対応する平均値データ群を記憶する第2の記憶手
    段、 第2の記憶手段に記憶されている各平均値データのいず
    れかが所定の値以上である場合、少なくともその後一定
    期間は第1の記憶手段に記憶されているn周期分の瞬時
    値データ群のうち最新の1周期分の瞬時値データのみを
    更新し、また各平均値データの全てが所定の値以下であ
    る場合、第1の記憶手段に記憶されているn周期分の瞬
    時値データをすべて更新する第3の演算手段、 前記平均値データ群を順次負担手段に出力する出力手段
    、 を具備した零相電流検出装置。
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