JPH04198764A - 零相電流検出装置 - Google Patents

零相電流検出装置

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JPH04198764A
JPH04198764A JP33543990A JP33543990A JPH04198764A JP H04198764 A JPH04198764 A JP H04198764A JP 33543990 A JP33543990 A JP 33543990A JP 33543990 A JP33543990 A JP 33543990A JP H04198764 A JPH04198764 A JP H04198764A
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Application number
JP33543990A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ueda
昭彦 上田
Masami Watanabe
政美 渡辺
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地絡事故時等に流れる零相電流を検出する
ための零相電流検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば「計器用変成器J  (を気書院、池田三穂司著
)第79頁に記載された従来の零相電流検出装置を第6
図に示す。
図において、環状鉄心(2)は三相配電1! (la)
 (lb)(lc)を包囲するように設けられ、また環
状鉄心■には二次巻線O)が設けられている。二次巻線
(3)には二次負担(イ)が接続されている。
定常時においては、三相配電II (la) (lb)
 (telの各相を流れる電流はそれぞれ事故による成
分を含まず、等しい振幅の正相分と逆相分からなる交流
のみが流れる。環状鉄心(2)の中の磁界は各相に流れ
る電流によってそれぞれ誘起される磁界の合成により結
果的に零となる。その結果、二次巻線β)には電流は流
れず二次負担(イ)は動作しない。
一方、三相配電! (la) (Ib) (lc)のい
ずれかに地絡事故が発生すると、各相に流れる電流を合
成しても零にはならず零相電流が流れる。零相電流が流
れると、環状鉄心(2)に磁界が誘起され、二次巻線(
3)に零相電流に対応した二次電流が流れる。二次巻線
(3)に流れる二次電流により二次負担4が作動し、三
和配を線(la) (Ib) (Ic)はt源から切離
され事故の拡大を防止する。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、事故点を早期に正確に発見し、停電区間をでき
るだけ限定するため、零相電流検出装置を変電所構内ば
かりでなく屋外の配電柱等にも設置することが望ましい
ところが、従来の零相電流検出装置は三相配電線(la
) (lb) (Ic)を−括して包囲する環状鉄心■
を用いているので、絶縁確保のためこの鉄心が大形化し
、特にこの傾向は配電電圧の増大とともに諷著となり、
架空の電線等に対して使用するのは不適当であること、
および落雷等により事故が拡大するという問題点を有し
ていた。
また、各相ごとに電流計測手段を設けてその検出出力を
合成するようにした場合、電流計測手段の特性が各相で
異なりこれが誤差となって見かけの零相電流が流れて保
護回路が誤動作するとb)う問題点を有していた。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされ
たものであり、架空の電線等にも使用可能な小型でかつ
高精度の零相電流検出装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段および作用〕請求項1の発
明に係る零相電流検出装置は、交流電路の各相ごとに設
けられ、各相の電流を光信号の形態で検出する計測手段
、この計測手段からの光信号を加算した後電気信号に変
換し零相電流成分として出力する加算手段、この加算手
段からの出力のうち、最新の少なくとも商用周波数1周
期分以上の期間の出力の所定の電気角ごとにおける瞬時
値をデータ群として記憶する第1の記憶手段、この第1
の記憶手段に記憶、される瞬時値データ群よりも以前に
検出され、上記第1の記憶手段に記憶されている瞬時値
データ群のそれぞれの電気角に対応した同数の過去の加
算手段からの出力の瞬時値データ群を第1の基準記憶値
として記憶する第2の記憶手段、上記第1の記憶手段に
記憶されている各電気角ごとの瞬時値データ群のそれぞ
れから上記第2の記憶手段に記憶されているそれぞれ対
応する電気角の第1の基準記憶値を減算し、各電気角ご
との第1の減算値として出力する第1の演算手段、上記
第1の減算値をフーリエ級数に展開し、商用周波数成分
値のみを算出する第2の演算手段、この第2の演算手段
により演算された商用周波数成分値から実効値を演算す
る第3の演算手段、上記実効値が所定の設定値以上であ
るかまたは以下であるかを判別し、上記実効値が上記設
定値以下である場合に上記第2の記憶手段に記憶されて
いる瞬時値データ群を消去して上記第1の記憶手段に記
憶されている瞬時値データ群に更新し、上記実効値が上
記設定値以上である場合にその後少なくとも1周期間は
上記第2の記憶手段に記憶されている瞬時値データ群の
更新を行わない第4の演算手段、および上記第2の演算
手段からのデータを負担手段に出力する出力手段を具備
したものである。
この場合、光ファイバ等が光信号の伝送を行い同時に電
路と対地との電気的絶縁を担う、また、光信号の段階で
各相分の加算を行うので、光電変換器は1個で済み、従
って、光電変換器の機器間の特性差に基づく零相分誤差
はない。
今、各相の計測手段に特性差が存在すると仮定すると加
算手段の出力には見かけの零相電流成分が含まれること
になる。
そして、第1σ記憶手段はこの加算手段からの出力を所
定の電気角例えば30度で、例えばその商用周波数の1
周期分にわたってサンプリングしたデータを記憶する。
第2の記憶手段は同様の要領でサンプリングした1周期
前のデータを記憶している。
第1の演算手段は、上記両記憶手段に記憶されたデータ
の減算を行うが、上述した計測手段の特性差による見か
けの零相電流成分はこの周期単位−の時間差内では変化
しないので、この誤差分は第1の演算手段の出力から除
かれることになる。
従って、実際の交流電路に零相電流が流れていない場合
には、第1の減算値はほぼ零となり、第2の演算手段に
よる商用周波数成分値、さらに第3の演算手段によるそ
の実効値もほぼ零となる。
この場合、第4の演算手段は上記記憶手段のデータを順
次更新して同様の動作が継続されている。
ここで、ある周期時点で交流電路に地絡事故等が発生し
て実際に零相電流が流れたとすると、その前周期におけ
るデータとの減算値が大きく立上がり、その商用周波数
成分は出力手段により負担手段に出力され保護動作等に
供される。また、その成分の実効値は第4の演算手段の
設定値を越えることになり、第2の記憶手段のデータ更
新は所定の周期の間行われない、従って、この期間、第
1ないし第3の演算手段は実際に流れた零相電流成分に
相当する信号を継続して出力する。
また、請求項2の発明に係る零相電流検出装置は、請求
項1の発明に係る装置に、第3の演算手段により演算さ
れた実効値を記憶する第3の記憶手段、この第3の記憶
手段に記憶される実効値よりも以前に演算された過去の
実効値を第2の基準記憶値として記憶する第4の記憶手
段、上記第3の記憶手段に記憶されている最新の実効値
から上記第4の記憶手段に記憶されている第2の基準記
憶値を減算し、第2の減算値として出力する第5の演算
手段を加え、また、前記装置の第4の演算手段に替えて
、第2の減算値が所定の設定値以上であるかまたは以下
であるかを判別し、上記第2の減算値が上記設定値以下
である場合に上記第2の記憶手段に記憶されている瞬時
値データ群を消去して上記第1の記憶手段に記憶されて
いる瞬時値データ群に更新するとともに、上記第4の記
憶手段に記憶されている第2の基準記憶値を第3の記憶
手段に記憶されている実効値に更新し、上記第2の減算
値が上記設定値以上である場合にその後少なくとも1周
期間は上記第2の記憶手段に記憶されている瞬時値デー
タ群の更新を行わない第6の演算手段を設けたものであ
る。
この場合、第3および第4の記憶手段により第3の演算
手段からの実効値の時間的に前後する値が記憶され、さ
らに第5の演算手段が上記両実効値の減算を行い第2の
減算値として出力する。
そして、零相電流の検出を上記第2の減算値の大きさに
よって判別し、この値が設定値以下の場合、第2の記憶
手段のデータを新しいものに更新するとともに第4の記
憶手段の実効値も新しいものに更新する。
〔実 施 例〕
第1図はこの発明の一実施例による零相電流検出装置の
構成を示すブロック図である。
第1図において、三相配′電線(Ia) (lb) (
lc)にはそれぞれ環状鉄心(2a) (2b) (2
c)が設けられている。
そして、各環状鉄心(2a) (2b) (2c)の空
隙には、光磁界センサ(5a> (5b) (5c)が
設けられている。各光磁界センサ(5a> (5b) 
(5c)にはそれぞれ光ファイバ(7a) (7b) 
(7c)を介して、発光素子(6a) (6b) (6
c)および加算手段としての光加算器(5)、受光素子
(9)が接続されている。従って、配電線(la)等と
本検出装置が設置される大地との間の電気的絶縁は光フ
ァイバ(7a)等によって行われる。そして、環状鉄線
(2a)等、光磁界センサ(5a)等および光ファイバ
(7a)等により計測手段(100)を構成している。
受光素子(9)の出力信号は信号処理回路(10)に入
力され、さらに信号処理回路(lO)の出力信号は補正
演算回路(11)に入力される。
環状鉄心(2a)等には、三相配電線(1a)等を流れ
る電流により、各電流に比例した磁界が誘起される。こ
の時、発光素子(6a)等から光ファイバ(7a)等を
介して光磁界センサ(5a)等に達した光は、環状鉄心
(2a)等の各空隙中の磁界に比例して変調を受ける。
ここで、光磁界センサ(5a)等は例えば偏光子、ファ
ラデー素子および検光子で構成される。偏光子で直線偏
光となった光が、ファラデー素子を通過する間に、ファ
ラデー素子の光の進行方向に印加された磁界に比例して
偏光面が回転し、検光子でこれが透過光量の変化に変調
される。変調された光は光磁界センサ(5a)等に印加
される磁界が零の時に透過する光量に交流の磁界に比例
する光量変化が重畳したものとなる。
光磁界センサ(5a) (5b) (5c)からの各相
光信号は、光ファイバ(7a) (7b) (7c)を
介して光加算器(aに入射され、ここで光信号の状態で
合成加算され、その後受光素子(9)で光電変換され、
さらに、信号処理回路(lO)で適当な大きさの信号に
変換される。
ここで、光加算器日としては、複数の光フアイバ間にミ
キシングロッドを挿入したいわゆるミキサロッド型スタ
ーカプラや複数の光フアイバ心線をネジリ融着したいわ
ゆるひねり融着型スターカプラ等、実用に供されている
ものから適当なものが選定される。
この場合、各相電流のオリジナル情報である光信号を光
電変換することなく光信号の状態で各相分を加算する構
成としているので、受光素子や信号処理回路を各相ごと
に設けた場合に不可避となる各機器間の特性差に基づく
零相電流成分誤差を除去することができ、その分、誤差
要因が減少するので、後述する補正演算回路(11)に
よる効果と相俟って零相電流検出装置としての精度が大
幅に向上する。
ここで、各相の機器に特性上の差がないと仮定すると、
三相配電線が正常な定常状態にある場合、その各相電流
を加算すると零となり光加算器6の出力信号も零となる
。また、三相配電線に地絡事故が発生した場合、各相の
電流を加算しても零にならず零相電流が流れるため、光
加算器(8]の出力信号は零相電流に比例した値となり
、その出力信号によって三相配電線の地絡事故を検出す
ることができ、例えば保護リレーを動作させることによ
り適切な配電線保護が図られる訳である。
しかし、一般に、光磁界センサ(5a)等は温度特性を
有しており、しかも個々の特性に差がある。
従って、三相配電&1(Ia)等の各電流と光磁界セン
サ(5a)等の各出力信号との比率は周囲の温度等の変
化により各相間に差を生じる。また、信号処理回路(1
0)は、一般にホワイトノイズ等のノイズを有している
。このため信号処理回路(lO)からの出力信号は、三
相配電線に実際には零相電流が流れていないときでも零
にならず、保護リレーが誤動作する原因となる。
補正演算回路(II)は以上のような誤動作を防止する
ためのもので、ハード構成としてマイクロプロセッサ(
12)、RAMメモリーからなるメモリー(13>、 
(14)・・・を有している。メモリー(13)、 (
14)・・・はそれぞれ記憶すべきデータのサンプル数
以上の記憶領域を有することは言うまでもない。
一般に、各光磁界センサの温度特性の差による零相電流
の誤差成分の変化は比較的績やかであり、また、ノイズ
による誤差成分は瞬時的である。また地絡事故による零
相電流成分は瞬時的に生じるが、ノイズによる場合に比
べると比較的長時間持続する。
補正演算回路(If)は、以上のような点に着目して発
明されたもので、上記した前段部分における誤差成分を
除去し、地絡事故による零相電流を確実に検出する。以
下、第2図に示すフローチャートを用いてその動作を説
明する。
ステップSlにおいて、第2の記憶手段として作用する
例えばメモリー(14)に初期値を記憶させる。
メモリー(14)に記憶される各瞬時値データ群をB1
(jは所定の電気角、ここでは30度ごとにサンプリン
グされたデータの順番を表わす、)とすると、B (+
)からB (+2)までの12個のデータが記憶される
。通常、初期値としてこれらすべての番地にOを入力す
る。なお、ここでは、1つのデータ群としてサンプリン
グする周期を商用周波数(ここでは、60Hz )の1
周期分としている。
次に、ステップS2、B3およびB5において初期値に
=o、1=60およびj=1を設定する。
ステップS6において、信号処理回路(10)からの出
力信号である交流出力の最新の1周期分のデータを所定
の電気角、ここでは30度ごとにおける瞬時値としてデ
ジタル信号化して第1の記憶手段、例えばメモリー(1
3)にA <j)として記憶する。
次に、ステップS7は第1の演算手段としてのマイクロ
プロセッサ(12)により処理され、第1の記憶手段(
メモリー[3) )に記憶されているj番目のデータA
 (j>がら第2の記憶手段(メモリー(+4) )に
記憶されている同じj番目のデータB(j>を減算する
演算を行う、すなわち、その結果と第1の減算値C(j
)とすると Cl= A (J)−B (j) を実行する。
なお、ステップS6およびS7は、1周期分12個のデ
ータを得るまで繰り返される (ステップS8゜B9)
一般に計測手段の光磁界センサの温度特性差は短時間(
例えば1秒)ではほとんど変化しないため、すべてのサ
ンプリングデータはこの温度特性差による誤差分を一様
に含んでいると考えられる。
したがって、上記減算処理により得られた各減算値C(
j)には、計測手段の温度特性差等による誤差成分が除
去されている。すなわち、配電線に発生する実際の零相
電流成分を高い精度で検出することができる訳である。
もっとも、ステップS!で初期化を行った直後の演算ス
テップ、すなわち、k=1 (ステップs4)の演算ス
テップにおいては、データB (j)がすべて0となっ
ているので、C(j)= A (j)となり、実買上減
算されないが、後述するステップS18によりデータB
 (j)が更新される次演算ステップ以降では、上記し
た誤差成分除去の効果が得られることになる。
次に、マイクロプロセッサ(12)は第2の演算手段と
して作用する。すなわち、減算値C(j)をフーリエ級
数に展開し、商用周波数成分の値りを算出する(ステッ
プ5IO) 、一般に信号処理回路(10)からの出力
には商用周波数成分の他にノイズ等による高周波成分や
低周波成分が含まれこれらが重畳されている。そこで、
フーリエ級数に展開し周波数分析を行うことにより商用
周波数成分のみを取り出すようにすれば、この算出され
た商用周波数成分には誤差成分が含まれないことになる
次に、マイクロプロセッサ(12)は出力手段として作
用し、二次負担(4)に対し算出された商用周波数成分
値りを出力する(ステップ5ll) 、この出力値りか
らは零相電流の大きさ、位相が得られるので、他の電圧
情報等との組合わせで地絡事故等の状況を把握すること
が可能となる。
ステップSI2において、マイクロプロセッサ(12)
は第3の演算手段として作用し、ステップSIOにおい
て算出した商用周波数成分値りからその実効値Eを演算
する。
さらに、ステップSI3においてに=1か否かを判別す
る。すなわち、カウンターの値kが1の場合(k=1)
、零相電流検出装置の動作が開始された直後であり、ま
だ第2の記憶手段に記憶されるべき基準記憶値はそれぞ
れ0が記憶されている(何も入力されていない)、その
ため、次の周期のサンプリングを実行する前に最初にサ
ンプリングを行った第1の記憶手段に記憶されている全
データを第2の記憶手段に移行させるためにステップS
18にすすむ。
一度、ステップSI8を通過するとカウンターにの値が
進められるので(ステップS4)、ステップS13の判
別はノーとなりステップS14に進むが、ここでは、1
=60に初期化されているので(ステップS3)、その
ままステップS16に進み、実効値Eが所定の設定値S
以上あるいは以下かを判別する(第4の演算手段)、設
定値Sは、二次負担(2)の地絡検出リレーの動作レベ
ルの50−90%が適当である。
ここで、実効値Eが所定の設定値Sよりも小さい場合、
地絡事故などは発生していない通常の状態であるため、
次の演算処理の準備のため第2の記憶手段(メモリー(
14) )に記憶されている全データを消去し、第1の
記憶手段(メモリー(13) ’)に記憶されている瞬
時データ群および実効値を新たな第2の記憶手段の記憶
値としてデータの内容を更新する(ステップ518) 
実効値Eが所定の設定値Sよりも大きい場合、地絡事故
などが発生しているため、三相配電線を電源などから切
離さなくてはならない。一般に、三相配電線を電源から
切離すために二次負担(2)を動作させるには、約1秒
間零相電流に相当する電流を出力すれば十分である。と
ころが、地絡事故による零相電流は一旦発生すると少な
くとも三相配電線が切り離されるまでは持続するはずで
ある。
ここで第2の記憶手段のデータ群まで更新してしまうと
新たにサンプリングされる全ての瞬時値データに地絡事
故による零相電流成分が含まれるので、ステップS7に
おいて実行される減算処理において、当該地絡事故によ
る零相電流成分が相殺されてしまう、そこで、例えば1
秒間零相電流に相当する商用周波数成分値りを出力し続
けるために、第2の記憶手段に記憶されている過去のす
なわち地絡事故による成分を含まないデータをそのまま
残し、第1の記憶手段に記憶すべき最新の地絡事故によ
る成分を含むデータのみを更新する。そして地絡事故に
よる零相電流成分を検出してから1秒、すなわち交流6
0Hzの場合60周期分について上記演算処理を繰り返
す、ステップS14およびS15は以上の処理を行うた
めのもので第4の演算手段による作用の一部をなす。
第3図は他の実施例によるものの動作を説明するフロー
チャートである。第2図の内容と異なるのはデータC(
j)から得られる商用周波数成分の実効値Eに基づく事
故判定の方法で、以下この点−を中心に説明する。
スタートの直後、ステップS13の判別がイエスとなり
ステップ318によりデータB (j)の更新が行われ
る点は第2図の場合と同様である。
次に、k=2でステップSJ3の判別がノーになるとマ
イクロプロセッサ(12)は第5の演算手段として作用
する。すなわち、ステップS12で求め第3の記憶手段
として例えばメモリー(13)の別の記憶領域に記憶さ
れている商用周波数成分値りの実効値Eから、第4の記
憶手段として例えばメモリー(14)の別の記憶領域に
記憶されている第2の基準記憶値Hを減算し、第2の減
算値Fを演算する。
(ステップ519)。
さらに、ステップS20において、マイクロプロセッサ
(12)は第6の演算手段として作用し、第2の減算値
Fが所定の設定値S以上かあるいは以下かを判別する。
設定値Sは、二次負担(4)の地絡検出リレーの動作レ
ベルの50−90%が適当である。
ここで、第2の減算値Fが所定の設定値Sよりも小さい
場合、地絡事故などは発生していない通常の状態である
ため、次の演算処理の準備のため第2および第4の記憶
手段(メモリー(14))に記憶されている全データを
消去し、第1および第3の記憶手段(メモリー(13)
 )に記憶されている瞬時データ群および実効値を新た
な第2および第4の記憶手段の記憶値としてデータの内
容を更新する(ステップS18.522) 。
第2の減算値Fが所定の設定値Sよりも大きい場合、地
絡事故などが発生しているため、三相配t!を電源など
から切離さなくてはならない、この場合、事故の継続を
予想して、ステップS14、S15により例えば60周
期分データの更新をしないようにする点は第2図の場合
と同様である。但し、ここでは、第2の記憶手段に記憶
している第1の基準記憶値B lおよび第4の記憶手段
に記憶している第2の基準記憶値Hがその対象である。
この実施例では、商用周波数成分の実効値の差分Fによ
って零相電流を検出するようにしているので、計測系等
における残留誤差による影響の一層の低減が期待できる
なお、上記各実施例においては、データをサンプリング
するための所定の電気角を30度としたが、マ、イク口
プロセッサ等の演算処理速度を高速化できる場合は30
度以下にさらに細分化しても良く、逆に高い精度が要求
されない場合は30度以上に粗くしてもよい、またメモ
リー(13)および(14)に記憶されるデータ数およ
び実効値を求めるための瞬時値の数はそれぞれ1周期分
12個としたが2周期分以上としてもよい、これを増大
することにより演算精度は向上するが処理速度は低下す
る。
さらに、地絡事故による零相電流検出後、零相電流に相
当する平均値データを出力し続ける時間を1秒(60周
期)としたが、二次負担(4)の地絡検出リレーの動作
時間が短い場合には、上記期間を短くしてもよい、また
、補正演算回路<11)および信号処理回路(10)を
全てマイクロプロセッサで構成してもよい。
次に、この発明に係る零相電流検出装置の計測手段の別
の実施例を第4図に示す。
環状鉄心(2a) (2b) (2c)の一部にそれぞ
れ巻線(15a) (15b) (15c)が巻回され
ているにれら巻線(+5&)等の両端には抵抗器(16
a) (16b) (16c)が接続され、更に各抵抗
器(16a)等の電圧を計測するためのボッゲルス効果
を用いた光電圧センサ(+7&)(17b) (17c
)が設けられている。この実施例においては、三相配電
線(la) (lb) (lc)の−次側電流に比例し
た二次側電流を巻線(15a)等により取得している。
これら二次側電流を抵抗器(16a)等により電圧に変
換し、光電圧センサ(17a)等によって検出する。
計測手段の更に別の実施例を第5図に示す0図において
、ファラデー効果を用いた光磁界センサ(18a) (
18b)(18c)を環状に構成し、各環状中心部に=
相反t11 (la) (lb) (lc)を包囲する
ようニシテいる。この場合、光ファイバ(7a) (7
b) (7c)を介して入射した光は、三相配電線<l
a)等を巡回して再び光ファイバ(7a)等を介して光
加算器(へ)そして受光素子(9)に入力される。した
がって、各光磁界センサ(18a)等は内部で巡回して
反射を繰り返すようになっている。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成されているので、計測手段
の各相特性差に基づく零相電流成分の検出誤差や高周波
、低周波のノイズによる影響を除去して地絡事故等によ
る零相電流成分の異常を確実に検出し適確な保護動作等
が確保される。
さらに、各相の電流を光信号の形態で検出するので、計
測手段が小形で設置も簡便となり電磁ノイズによる影響
も除去される。かつ、加算手段は光信号の段階で各相分
の加算を行いしかる後光電変換を行うので、少なくとも
光電変換部分での各相特性差による誤差は存在し得すそ
の分零相電流成分誤差が低減する。
また、請求項2の発明では、商用周波数成分の実効値の
時間差分によって零相電流を検出するようにしているの
で、計測手段の残留誤差による影響をより低く抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による零相電流検出装置の
構成を示すブロック図、第2図はその補正演算回路の動
作を示すフローチャート、第3図は他の実施例による補
正演算回路の動作を示すフローチャート、第4図および
第5図はそれぞれ他の実施例による計測手段の構成を示
す図、第6図は従来の零相電流検出装置を示す図である
。 図において、(la)等は交流電路としての三相配電線
、(2a)等は環状鉄心、(2)は負担手段としての二
次負担、(5a)等は光磁界センサ、(6a)等は発光
素子、(7a)等は光ファイバ、8は加算手段としての
先細算器、(9)は受光素子、(11)は補正演算回路
、(12)は各演算手段としてのマイクロプロセッサ、
(13) (14)は各記憶手段としてのメモリー、(
+00)は計測手段である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士  大 岩 増 雄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交流電路の各相ごとに設けられ、各相の電流を光
    信号の形態で検出する計測手段、この計測手段からの光
    信号を加算した後電気信号に変換し零相電流成分として
    出力する加算手段、この加算手段からの出力のうち、最
    新の少なくとも商用周波数1周期分以上の期間の出力の
    所定の電気角ごとにおける瞬時値をデータ群として記憶
    する第1の記憶手段、この第1の記憶手段に記憶される
    瞬時値データ群よりも以前に検出され、上記第1の記憶
    手段に記憶されている瞬時値データ群のそれぞれの電気
    角に対応した同数の過去の加算手段からの出力の瞬時値
    データ群を第1の基準記憶値として記憶する第2の記憶
    手段、上記第1の記憶手段に記憶されている各電気角ご
    との瞬時値データ群のそれぞれから上記第2の記憶手段
    に記憶されているそれぞれ対応する電気角の第1の基準
    記憶値を減算し、各電気角ごとの第1の減算値として出
    力する第1の演算手段、上記第1の減算値をフーリエ級
    数に展開し、商用周波数成分値のみを算出する第2の演
    算手段、この第2の演算手段により演算された商用周波
    数成分値から実効値を演算する第3の演算手段、上記実
    効値が所定の設定値以上であるかまたは以下であるかを
    判別し、上記実効値が上記設定値以下である場合に上記
    第2の記憶手段に記憶されている瞬時値データ群を消去
    して上記第1の記憶手段に記憶されている瞬時値データ
    群に更新し、上記実効値が上記設定値以上である場合に
    その後少なくとも1周期間は上記第2の記憶手段に記憶
    されている瞬時値データ群の更新を行わない第4の演算
    手段、および上記第2の演算手段からのデータを負担手
    段に出力する出力手段を具備した零相電流検出装置。
  2. (2)交流電路の各相ごとに設けられ、各相の電流を光
    信号の形態で検出する計測手段、この計測手段からの光
    信号を加算した後電気信号に変換し零相電流成分として
    出力する加算手段、この加算手段からの出力のうち、最
    新の少なくとも商用周波数1周期分以上の期間の出力の
    所定の電気角ごとにおける瞬時値をデータ群として記憶
    する第1の記憶手段、この第1の記憶手段に記憶される
    瞬時値データ群よりも以前に検出され、上記第1の記憶
    手段に記憶されている瞬時値データ群のそれぞれの電気
    角に対応した同数の過去の加算手段からの出力の瞬時値
    データ群を第1の基準記憶値として記憶する第2の記憶
    手段、上記第1の記憶手段に記憶されている各電気角ご
    との瞬時値データ群のそれぞれから上記第2の記憶手段
    に記憶されているそれぞれ対応する電気角の第1の基準
    記憶値を減算し、各電気角ごとの第1の減算値として出
    力する第1の演算手段、上記第1の減算値をフーリエ級
    数に展開し、商用周波数成分値のみを算出する第2の演
    算手段、この第2の演算手段により演算された商用周波
    数成分値から実効値を演算する第3の演算手段、この第
    3の演算手段により演算された実効値を記憶する第3の
    記憶手段、この第3の記憶手段に記憶される実効値より
    も以前に演算された過去の実効値を第2の基準記憶値と
    して記憶する第4の記憶手段、上記第3の記憶手段に記
    憶されている最新の実効値から上記第4の記憶手段に記
    憶されている第2の基準記憶値を減算し、第2の減算値
    として出力する第5の演算手段、上記第2の減算値が所
    定の設定値以上であるかまたは以下であるかを判別し、
    上記第2の減算値が上記設定値以下である場合に上記第
    2の記憶手段に記憶されている瞬時値データ群を消去し
    て上記第1の記憶手段に記憶されている瞬時値データ群
    に更新するとともに、上記第4の記憶手段に記憶されて
    いる第2の基準記憶値を第3の記憶手段に記憶されてい
    る実効値に更新し、上記第2の減算値が上記設定値以上
    である場合にその後少なくとも1周期間は上記第2の記
    憶手段に記憶されている瞬時値データ群の更新を行わな
    い第6の演算手段、および上記第2の演算手段からのデ
    ータを負担手段に出力する出力手段を具備した零相電流
    検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203737A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Terasaki Denki Sangyo Kk 多極形回路遮断器
JPH08160080A (ja) * 1994-12-07 1996-06-21 Nec Corp 非接触型信号測定プローブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06203737A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Terasaki Denki Sangyo Kk 多極形回路遮断器
JPH08160080A (ja) * 1994-12-07 1996-06-21 Nec Corp 非接触型信号測定プローブ

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