JPH02241333A - 配電線事故診断方法及びその装置 - Google Patents
配電線事故診断方法及びその装置Info
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- JPH02241333A JPH02241333A JP1062718A JP6271889A JPH02241333A JP H02241333 A JPH02241333 A JP H02241333A JP 1062718 A JP1062718 A JP 1062718A JP 6271889 A JP6271889 A JP 6271889A JP H02241333 A JPH02241333 A JP H02241333A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S10/00—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
- Y04S10/20—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution using protection elements, arrangements or systems
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、配電線において発生した事故の原因を診断す
る事故診断方法及び装置に関する。
る事故診断方法及び装置に関する。
従来、配電系統の故障発生時の保護及び事故診断は、基
本的には各配電用変電所に取り付けられている配電線保
護リレーで行われてきた。また、事故区間検出の方法と
しては、変電所の遮断器が開放後、時限順送により、区
分開閉器を順次投入し、再度、変電所の遮断器が開放す
ることにより、事故区間の切り離し、及び健全区間に再
送電をする時限順送式故障区間検出方式、あるいは区分
開閉器をコンピュータで遠方制御し、事故区間の切り離
しや融通送電をする遠方制御ンステムなどが採用されて
きた。
本的には各配電用変電所に取り付けられている配電線保
護リレーで行われてきた。また、事故区間検出の方法と
しては、変電所の遮断器が開放後、時限順送により、区
分開閉器を順次投入し、再度、変電所の遮断器が開放す
ることにより、事故区間の切り離し、及び健全区間に再
送電をする時限順送式故障区間検出方式、あるいは区分
開閉器をコンピュータで遠方制御し、事故区間の切り離
しや融通送電をする遠方制御ンステムなどが採用されて
きた。
このような場合、従来は、変電所のみにおける計測によ
って行ってきた配電系統の保護を、近時は、変電所にお
ける計測とともに、広く配電系統の各所にわたって計測
し、その結果を光フアイバーケーブル等を用いた情報伝
送網を通じて一個所(変電所端局)に収集・処理するこ
とにより、配電系統全体に対して総合的に保護・制御す
るようになった。
って行ってきた配電系統の保護を、近時は、変電所にお
ける計測とともに、広く配電系統の各所にわたって計測
し、その結果を光フアイバーケーブル等を用いた情報伝
送網を通じて一個所(変電所端局)に収集・処理するこ
とにより、配電系統全体に対して総合的に保護・制御す
るようになった。
配電線各所に配置されている遠方制御用開閉器(第1図
参照)の設置個所及びその中間の必要個所には、各相電
圧センサ、零相電圧センサ、各相電流センサ、零相電流
センサを装備し、常時測定している。それらの値は、開
閉器等の設置個所に設けられた前記センサ類からの信号
をそれぞれの個所に設けられた端局(子局)においてデ
ィジタル量の実効値や位相角に変換され、または各電圧
電流の波形をそのまま情報として開閉器の投入・開放の
情報とともに変電所端局(親局)に伝送される。親局は
、配電系統の構成・接続状態、各開閉器類の種類(遠方
制御用開閉器1手動開閉器、線路用遮断器)、電流セン
サの方向性、回路容景等、制御に必要なデータを記憶し
ており、それらの情報と、子局から送られてくる情報を
合わせて、総合的に事故処理の判断をし、最適制御を行
う。
参照)の設置個所及びその中間の必要個所には、各相電
圧センサ、零相電圧センサ、各相電流センサ、零相電流
センサを装備し、常時測定している。それらの値は、開
閉器等の設置個所に設けられた前記センサ類からの信号
をそれぞれの個所に設けられた端局(子局)においてデ
ィジタル量の実効値や位相角に変換され、または各電圧
電流の波形をそのまま情報として開閉器の投入・開放の
情報とともに変電所端局(親局)に伝送される。親局は
、配電系統の構成・接続状態、各開閉器類の種類(遠方
制御用開閉器1手動開閉器、線路用遮断器)、電流セン
サの方向性、回路容景等、制御に必要なデータを記憶し
ており、それらの情報と、子局から送られてくる情報を
合わせて、総合的に事故処理の判断をし、最適制御を行
う。
第1図に一般の配電線の例を示す。これは、時限順送式
故障区間検出方式又は遠方制御方式による配電系統のブ
ロック図である。この配電系統は、変電所S81. S
S2にそれぞれ、遮断器CDI、 CB2、常閉区分開
閉器S1〜S5.5ll−313、逆送融通用の常開区
分開閉器5IO1前記遮断器CBI、 CB2によって
送電されている配電線路Ll −L6. Lit〜L1
4、変電所の事故検出装置(親局)RO及び前記各区分
開閉器の事故区間検出用制御装置(子局)R1−R5,
RIO〜R13により構成されている。
故障区間検出方式又は遠方制御方式による配電系統のブ
ロック図である。この配電系統は、変電所S81. S
S2にそれぞれ、遮断器CDI、 CB2、常閉区分開
閉器S1〜S5.5ll−313、逆送融通用の常開区
分開閉器5IO1前記遮断器CBI、 CB2によって
送電されている配電線路Ll −L6. Lit〜L1
4、変電所の事故検出装置(親局)RO及び前記各区分
開閉器の事故区間検出用制御装置(子局)R1−R5,
RIO〜R13により構成されている。
従来においては、たとえば特公昭45−8460号公報
に記載された制御方法では、配電線路L3に事故が発生
すると事故検出信号により変電所SSの遮断器CBIを
トリップさせ、遮断器CBIの再開路を待って電源側よ
り順次、区分開閉器S1を投入し、次に区分開閉器S2
により事故区間を投入し、次に区分開閉器S2により事
故区間を投入した時、再度遮断器Calがトリップする
ことによって、事故区間L3の判定を行うというもので
ある。
に記載された制御方法では、配電線路L3に事故が発生
すると事故検出信号により変電所SSの遮断器CBIを
トリップさせ、遮断器CBIの再開路を待って電源側よ
り順次、区分開閉器S1を投入し、次に区分開閉器S2
により事故区間を投入し、次に区分開閉器S2により事
故区間を投入した時、再度遮断器Calがトリップする
ことによって、事故区間L3の判定を行うというもので
ある。
これにより、事故停電範囲、時間の縮小、短縮等の電力
供給信頼性を図るようにしている。
供給信頼性を図るようにしている。
しかしながら、この従来の方法の場合は、遮断器CBI
のトリップ後、再度遮断器CB1の再開路によって事故
区間を検出し、再々閉路により健全区間のみに送電し、
事故区間の電源側の区間LL、 L2には配電線L1よ
り送電し、その後、負荷側の区間し4〜L6には配電線
L11 よりシ12〜L14を経て逆送融通送電を行う
必要があった。前記の方法では、事故区間L3以外の区
間LL、 L2. L4〜L6についても長時間の停電
を伴うために電力安定供給に支障を及ぼしている。
のトリップ後、再度遮断器CB1の再開路によって事故
区間を検出し、再々閉路により健全区間のみに送電し、
事故区間の電源側の区間LL、 L2には配電線L1よ
り送電し、その後、負荷側の区間し4〜L6には配電線
L11 よりシ12〜L14を経て逆送融通送電を行う
必要があった。前記の方法では、事故区間L3以外の区
間LL、 L2. L4〜L6についても長時間の停電
を伴うために電力安定供給に支障を及ぼしている。
近年においては、○A化、FA化が進展し、高度情報社
会への変貌等から、短時間の停電であっても社会に与え
る影響が大となり、より高品質、高信頼度の電力供給が
要望されるようになった。
会への変貌等から、短時間の停電であっても社会に与え
る影響が大となり、より高品質、高信頼度の電力供給が
要望されるようになった。
この要望は、事故発生から健全区間の配電に至るまでに
1〜2回の停電を伴うという従来の時限順送方式の機能
、性能では満足できず、また事故点の早期発見、事故原
因の早期診断、事故の未然防止など、新しい事故処理方
式の開発が要求されている。
1〜2回の停電を伴うという従来の時限順送方式の機能
、性能では満足できず、また事故点の早期発見、事故原
因の早期診断、事故の未然防止など、新しい事故処理方
式の開発が要求されている。
このような社会的要求に鑑み、地絡事故時に健全区間の
停電を極力減らすため、配電線の各区分点における事故
情報を収集・分析し、事故点を判定するンステムあるい
はその判定結果に基づいて各区分開閉器を遠方制御する
システムなどが採用されている。たとえば、特公昭57
−43021号公報に記載されたもの等がある。しかし
ながら、それでもなお、事故原因の早期診断、事故の未
然防止という点については不十分であった。
停電を極力減らすため、配電線の各区分点における事故
情報を収集・分析し、事故点を判定するンステムあるい
はその判定結果に基づいて各区分開閉器を遠方制御する
システムなどが採用されている。たとえば、特公昭57
−43021号公報に記載されたもの等がある。しかし
ながら、それでもなお、事故原因の早期診断、事故の未
然防止という点については不十分であった。
配電系統における事故現象は、複雑多岐にわたり、同様
の原因であっても事故現象が異なり、さらに周辺の回路
条件も刻々変動し、その影響が加わる。そのため、事故
時に各所で線路情報を検出、計測して事故情報として収
集しても、それらによって事故現象を的確に解析し、早
急に事故原因を診断するのは至難のことであった。
の原因であっても事故現象が異なり、さらに周辺の回路
条件も刻々変動し、その影響が加わる。そのため、事故
時に各所で線路情報を検出、計測して事故情報として収
集しても、それらによって事故現象を的確に解析し、早
急に事故原因を診断するのは至難のことであった。
配電系統において、ケーブルや碍子等の絶縁不良や樹木
接触による微地絡や間欠弧光地絡に伴う事故の中には、
供給支障となる永久地絡に発展する前に、短時間で消滅
するため、遮断器トリップにまで到らない事象や、遮断
器トリップ後に自然消滅する再閉路成功事故などの前駆
現象を繰り返すものがある。このような前駆現象の段階
で、不良個所を発見することができれば、事前にこれを
修理して、供給支障を防止することができるが、その発
見は極めて困難であるため、不良個所の推定手法の開発
が望まれている。
接触による微地絡や間欠弧光地絡に伴う事故の中には、
供給支障となる永久地絡に発展する前に、短時間で消滅
するため、遮断器トリップにまで到らない事象や、遮断
器トリップ後に自然消滅する再閉路成功事故などの前駆
現象を繰り返すものがある。このような前駆現象の段階
で、不良個所を発見することができれば、事前にこれを
修理して、供給支障を防止することができるが、その発
見は極めて困難であるため、不良個所の推定手法の開発
が望まれている。
複雑な事故の様相を呈するものに断線事故がある。断線
事故を分類すると次の3種類のものかある。
事故を分類すると次の3種類のものかある。
1)雷によるアーク断線
2)応力腐食断線
3)他物接触などの機械的衝撃に起因する機械断線1)
の場合は、短時間であるが短絡電流が流れる。
の場合は、短時間であるが短絡電流が流れる。
その中には、変電所の遮断器が開放する前に消弧してし
まうものもある。2)、 3)の場合は断線するまで電
気的な変化がない。
まうものもある。2)、 3)の場合は断線するまで電
気的な変化がない。
断線検出のンステムは、種々の方式が検討されているが
、あらゆる断線事故を検出できる有効な方式はいまだ確
立されていないのが現状である。
、あらゆる断線事故を検出できる有効な方式はいまだ確
立されていないのが現状である。
雷アーク断線は短絡を伴うものであり、事故区間の検出
、事故遮断、健全区間の復旧は一般の短絡事故と全く同
様である。断線かどうかの判断は、1)地絡を伴う短絡
事故は一応断線と判断する。
、事故遮断、健全区間の復旧は一般の短絡事故と全く同
様である。断線かどうかの判断は、1)地絡を伴う短絡
事故は一応断線と判断する。
2)変電所のリレー) IJツブ以前に消滅する地絡短
絡については、事故区間判定の後、その負荷側配電線の
零相電圧をチエツクし、発生していれば断線と判断する
。
絡については、事故区間判定の後、その負荷側配電線の
零相電圧をチエツクし、発生していれば断線と判断する
。
などの方法が考えられる。
機械的断線は、
1)変電所における零相電流変化
2)断線点より負荷側における零相電圧の発生あるいは
線間電圧の異常の組み合わせで、断線事故の発生ならび
にその区間を検出する方式が有力である。
線間電圧の異常の組み合わせで、断線事故の発生ならび
にその区間を検出する方式が有力である。
零相電流の変化は、柱上変圧器カットアウト断などによ
っても発生するので、必ずしも断線事故に結びつくとは
限らない。また、検出できる断線事故は開閉器どうしを
結ぶ配電線幹線であり、分岐線に適用範囲を広げるため
には、分岐線末端に電圧センサを設置し、その情報を変
電所端局(親局)に伝送する機能が必要となる。
っても発生するので、必ずしも断線事故に結びつくとは
限らない。また、検出できる断線事故は開閉器どうしを
結ぶ配電線幹線であり、分岐線に適用範囲を広げるため
には、分岐線末端に電圧センサを設置し、その情報を変
電所端局(親局)に伝送する機能が必要となる。
断線の検出は、下記によって判断する。
1)事故区間の負荷側の相電流1.、1.、 !c の
いずれかが流れないか異常に減少する。また、線間電圧
V a b + V b c + V c aの異
常低下がある。
いずれかが流れないか異常に減少する。また、線間電圧
V a b + V b c + V c aの異
常低下がある。
2)事故発生によりV。(零相電圧)が発生する。
3)電線サイズ、短絡電流、短絡電流の継続条件より断
線かどうか判断する。但し、条件の設定が問題である。
線かどうか判断する。但し、条件の設定が問題である。
これらの現象のうち、1つだけで判断できる場合もある
が、判断できないことも多いので、総合的に判断するこ
とにより、より確実に判定することができる。
が、判断できないことも多いので、総合的に判断するこ
とにより、より確実に判定することができる。
前記2)の零相電圧V。は以下の式で与えられる。
但し、V OA l は1線断線の場合の零相電圧V
OA2 は2線断線の場合の零相電圧Eは相電圧 ZOBは断線点以降の零相インピーダンスZOAは断線
点より電源側の零相インピーダンス 末端における零相電圧V。は以下の式で与えられる。
OA2 は2線断線の場合の零相電圧Eは相電圧 ZOBは断線点以降の零相インピーダンスZOAは断線
点より電源側の零相インピーダンス 末端における零相電圧V。は以下の式で与えられる。
但し、V OB 1 は1線断線の場合の零相電圧V
OB□は2線断線の場合の零相電圧 上述のような状況の中で、事故時の零相電圧零相電流、
線路電流などの波形が事故原因の違いによって変化する
ことから、波形分析によって事故原因を判別しようとす
る研究もなされている。
OB□は2線断線の場合の零相電圧 上述のような状況の中で、事故時の零相電圧零相電流、
線路電流などの波形が事故原因の違いによって変化する
ことから、波形分析によって事故原因を判別しようとす
る研究もなされている。
これは、模擬実験とフィールド試験を繰り返し行い、デ
ータを収集し、事故原因種別毎の波形をパターン化や、
高調波含有率の分類等を行ってM積しておき、実事故時
の収集情報の波形や高調波含有率を分析して比較するこ
とにより、事故原因の判別をしようとするものである。
ータを収集し、事故原因種別毎の波形をパターン化や、
高調波含有率の分類等を行ってM積しておき、実事故時
の収集情報の波形や高調波含有率を分析して比較するこ
とにより、事故原因の判別をしようとするものである。
しかしながら、事故現象を満遍なく実験するには、膨大
なデータ数が必要となり、その収録も煩雑で多大な手数
を必要とする。
なデータ数が必要となり、その収録も煩雑で多大な手数
を必要とする。
また、実事故情報の解析に当たって、各事故原因に対す
るパターンが明確に分別できず確率的な判断を要するた
め、比較判別に多大な工数を要し、かつ的確に適合する
パターンの特定ができないとか手間取るなどにより、的
確な早期の判定が期待できないおそれがある。また閾値
の近くでは不適当な判断をする場合が出てくる。
るパターンが明確に分別できず確率的な判断を要するた
め、比較判別に多大な工数を要し、かつ的確に適合する
パターンの特定ができないとか手間取るなどにより、的
確な早期の判定が期待できないおそれがある。また閾値
の近くでは不適当な判断をする場合が出てくる。
本発明は、配電系統において事故が発生した場合、配電
系統の各所から送られてくる各種データすなわち多地点
多元情報に基づき、事故検出、事故種別の判定、事故区
間検出はもとより、事故原因診断を的確、早期に行うこ
とを目的とし、あわせて事故頻度データより危険度表示
を可能とすることを目的とする。
系統の各所から送られてくる各種データすなわち多地点
多元情報に基づき、事故検出、事故種別の判定、事故区
間検出はもとより、事故原因診断を的確、早期に行うこ
とを目的とし、あわせて事故頻度データより危険度表示
を可能とすることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の配電線事故診断方法
は、配電用変電所母線、配電用遮断器、事故診断装置を
備えた親局、区分開閉器、及び該区分開閉器を制御し、
区分された配電線の配電線路各要素情報を前記親局に送
信する子局からなる配電系統において、前記事故診断装
置に、配電線路よりの入力情報の各要素の波形解析工程
、該波形解析工程の解析結果から事故可能性を計算する
評価関数計算工程、該評価関数の計算結果に基づき判定
をする推論工程、該推論工程の推論結果に基づき事故原
因を診断する事故診断工程を有することを特徴とする。
は、配電用変電所母線、配電用遮断器、事故診断装置を
備えた親局、区分開閉器、及び該区分開閉器を制御し、
区分された配電線の配電線路各要素情報を前記親局に送
信する子局からなる配電系統において、前記事故診断装
置に、配電線路よりの入力情報の各要素の波形解析工程
、該波形解析工程の解析結果から事故可能性を計算する
評価関数計算工程、該評価関数の計算結果に基づき判定
をする推論工程、該推論工程の推論結果に基づき事故原
因を診断する事故診断工程を有することを特徴とする。
また、本発明の配電線事故診断装置は、配電用変電所母
線、配電用遮断器、事故診断装置を備えた親局、区分開
閉器、及び該区分開閉器を制御し、区分された配電線の
配電線路各要素情報を前記親局に送信する子局からなる
配電系統において、前記事故診断装置に、配電線路より
の入力情報の各要素の波形解析を行う波形解析装置、該
波形解析装置の出力を受け、事故可能性を計算する評価
関数計算装置、該評価関数計算装置の出力を受け、推論
計算と、その計算結果に基づいて事故原因の診断を行う
事故原因診断装置を有することを特徴とする。
線、配電用遮断器、事故診断装置を備えた親局、区分開
閉器、及び該区分開閉器を制御し、区分された配電線の
配電線路各要素情報を前記親局に送信する子局からなる
配電系統において、前記事故診断装置に、配電線路より
の入力情報の各要素の波形解析を行う波形解析装置、該
波形解析装置の出力を受け、事故可能性を計算する評価
関数計算装置、該評価関数計算装置の出力を受け、推論
計算と、その計算結果に基づいて事故原因の診断を行う
事故原因診断装置を有することを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
本発明が適用される配電線の構成をたとえば第1図のブ
ロックに示すようなものとし、親局ROで各区分開閉器
を遠方制御するものとする。
ロックに示すようなものとし、親局ROで各区分開閉器
を遠方制御するものとする。
この配電線において、各所センサにもたせる機能は、区
分開閉器側では、零を目電圧V。及び各相間電圧V 6
B 、 V b e + VCl、零相電流■。
分開閉器側では、零を目電圧V。及び各相間電圧V 6
B 、 V b e + VCl、零相電流■。
及び各相線電流1−、 Ib、 Ic5Va と[+、
の位相角φ。、区分開閉器の大切、変電所側では零相電
圧V。及び各相間電圧V A b + V b C+
V C&の検出値及び波形、零相電流I。及び各相
線電流1..1.、 I。の検出値及び波形、Voと■
。の位相角φ。である。
の位相角φ。、区分開閉器の大切、変電所側では零相電
圧V。及び各相間電圧V A b + V b C+
V C&の検出値及び波形、零相電流I。及び各相
線電流1..1.、 I。の検出値及び波形、Voと■
。の位相角φ。である。
また、配電線路要素情報としては、上記の配電線路に設
置されたセンサの情報のほか、遮断器や区分開閉器など
の人、切動作情報、継電器類の動作情報を含む。
置されたセンサの情報のほか、遮断器や区分開閉器など
の人、切動作情報、継電器類の動作情報を含む。
いま、区間L3に地絡事故が発生したとすると、各区分
開閉器に内蔵するなど区分点に設けられた各種センサの
測定データが変化し、これらの線路情報を各子局R+(
+=1〜5.11〜14)を通じて親局ROに収集する
。
開閉器に内蔵するなど区分点に設けられた各種センサの
測定データが変化し、これらの線路情報を各子局R+(
+=1〜5.11〜14)を通じて親局ROに収集する
。
親局ROは、これらの線路情報に基づき事故区間を判定
し、指令を出す。指令により、まず連絡開閉器510を
投入し、そのあと事故区間両端の開閉器S2. S3を
開放する。これにより、事故区間L3が切り離され、健
全区間し1. L2. L4〜L6. LLl〜L14
に送電される。
し、指令を出す。指令により、まず連絡開閉器510を
投入し、そのあと事故区間両端の開閉器S2. S3を
開放する。これにより、事故区間L3が切り離され、健
全区間し1. L2. L4〜L6. LLl〜L14
に送電される。
本発明においては、親局ROにおいて事故区間判定する
とともに、事故原因の診断を行うものである。
とともに、事故原因の診断を行うものである。
特に、配電線路の事故原因診断に際し、想定される事故
原因毎のメンバーシップ関数(帰属度関数)を設定し、
実事故の情報が送信されてくれば、このメンバーシップ
関数あるいは評価関数計算などを用い、あるいはファジ
ー計算2手法を用いるなど、近似的な推論、そして、早
急に判定結果を求めることができ、しかも的確な診断を
可能にすることができる。
原因毎のメンバーシップ関数(帰属度関数)を設定し、
実事故の情報が送信されてくれば、このメンバーシップ
関数あるいは評価関数計算などを用い、あるいはファジ
ー計算2手法を用いるなど、近似的な推論、そして、早
急に判定結果を求めることができ、しかも的確な診断を
可能にすることができる。
メンバーシップ関数等の評価関数の設定の際は、適度な
数のデータ検証を行えばよ(、膨大な実験やデータ収集
、登録2判定に当たっての比較手段を必要とせず、簡単
でしかも的確な処理が可能になる。
数のデータ検証を行えばよ(、膨大な実験やデータ収集
、登録2判定に当たっての比較手段を必要とせず、簡単
でしかも的確な処理が可能になる。
なお、ここでは、メンバーシップ関数と評価関数とを区
別して説明するが、後述のように、メンバーシップ関数
は広義の評価関数の一つであり、総括して「評価関数」
と表現することができる。
別して説明するが、後述のように、メンバーシップ関数
は広義の評価関数の一つであり、総括して「評価関数」
と表現することができる。
この事故原因診断のフローチャートを第2図に示す。こ
の親局ROにおけるシステムの入力情報ならびにシステ
ム構成を第3図に示す。この診断システムは、図に示す
ように4つのサブシステムに機能別に階層化している。
の親局ROにおけるシステムの入力情報ならびにシステ
ム構成を第3図に示す。この診断システムは、図に示す
ように4つのサブシステムに機能別に階層化している。
これにより、知識の構築ならびに検証、修正を容易にし
ている。
ている。
図中、vo は零相電圧、1.は零相電流、■は線路電
流、φ。は零相電圧V。と零相電流■。の位相角である
。
流、φ。は零相電圧V。と零相電流■。の位相角である
。
この場合、サブシステム1は数値情報と波形情報として
採り入れ、サブシステム2は数値情報として採り入れ、
また、サブシステム3は数値情報と波形情報として取り
入れる。サブシステム3にはサブシステム1.2の情報
を加味するとより的確な判断ができる。
採り入れ、サブシステム2は数値情報として採り入れ、
また、サブシステム3は数値情報と波形情報として取り
入れる。サブシステム3にはサブシステム1.2の情報
を加味するとより的確な判断ができる。
サブシステム1は、事故検出ならびに事故種別判定をす
るもので、従来、変電所に取り付けられている保護リレ
ーにより、短絡ならびに地絡を検出するだけであったが
、本システムでは、微地絡、断線、雷サージなどの検出
が総合的に行なえる。
るもので、従来、変電所に取り付けられている保護リレ
ーにより、短絡ならびに地絡を検出するだけであったが
、本システムでは、微地絡、断線、雷サージなどの検出
が総合的に行なえる。
また、知識をプロダクションルール(制御則)で書くた
め、より複雑な事故や、修正、追加に対しても対応可能
となる。
め、より複雑な事故や、修正、追加に対しても対応可能
となる。
サブシステム2は事故区間探索をするもので、配電線各
所のポーリング情報による事故区間探索をする。このサ
ブシステム2では事故区間探索とともに、配電線各所の
ポーリング情報により、再度事故種別判定を行うことが
できる。例えば、地絡、短絡を伴う雷断線事故のような
場合、前記サブシステムの事故種別判定では地絡又は短
絡と判定されてもポーリング情報により断線の判定が可
能になる。
所のポーリング情報による事故区間探索をする。このサ
ブシステム2では事故区間探索とともに、配電線各所の
ポーリング情報により、再度事故種別判定を行うことが
できる。例えば、地絡、短絡を伴う雷断線事故のような
場合、前記サブシステムの事故種別判定では地絡又は短
絡と判定されてもポーリング情報により断線の判定が可
能になる。
サブシステム3は、事故原因診断をするものである。事
故原因別により、零相電流I。ならびに零相電圧v0
の波形が異なる。また、その波形は線路インピーダンス
、対地静電容量、地絡抵抗などで微妙に波形が異なるた
め、通常のプロダクションシステムでは、診断ルールの
記述が困難である。したがって、第4図に示すような事
故原因診断システムで、各入力データの事故判定に対す
る関与の度合をファジー表現し、これに基づく推論より
事故原因診断を可能にするとともに、修正、変更に対し
柔軟性を与える。
故原因別により、零相電流I。ならびに零相電圧v0
の波形が異なる。また、その波形は線路インピーダンス
、対地静電容量、地絡抵抗などで微妙に波形が異なるた
め、通常のプロダクションシステムでは、診断ルールの
記述が困難である。したがって、第4図に示すような事
故原因診断システムで、各入力データの事故判定に対す
る関与の度合をファジー表現し、これに基づく推論より
事故原因診断を可能にするとともに、修正、変更に対し
柔軟性を与える。
サブシステム4は、事故頻度データ収集をするものであ
る。事故頻度データの収集により微地絡と事故発生の危
険度の予知が可能で、また雷予知も可能になる。
る。事故頻度データの収集により微地絡と事故発生の危
険度の予知が可能で、また雷予知も可能になる。
サブシステム2における事故区間判定は、この場合、比
較方式としており、零相電圧V。、零相電流■。のいず
れかが検出された時、事故区間を判定する順番は例えば
以下のようにする。
較方式としており、零相電圧V。、零相電流■。のいず
れかが検出された時、事故区間を判定する順番は例えば
以下のようにする。
(1)ポーリングを行う順番に事故を判定する。
(2)地絡事故が起こったらどのフィーダ(回線)に事
故が起こったかをまず判定し、そのフィーダのみ事故区
間と判定する。
故が起こったかをまず判定し、そのフィーダのみ事故区
間と判定する。
なお、事故区間を検出した場合、地絡検出から事故区間
切り離しまでのデータは後刻の検証確認等のために、記
十αあるいは記録しておく。
切り離しまでのデータは後刻の検証確認等のために、記
十αあるいは記録しておく。
次にサブシステム3をさらに詳細に説明する。
第4図は事故原因診断システムのフローチャートで、事
故波形入力31、波形解析32、各要素の事故関与度の
ファジー表現33、プロダクションルールによる推論3
4、事故原因診断35、従来から用いられている手続き
形プログラムによる推論工程36、及び評価結果のファ
ジー表現による推論工程37よりなる。工程33.34
あるいは37を組み合わせた部分は総括的にファジー推
論Fに属し、総括的な表し方としてファジー推論Fとす
ることができる。
故波形入力31、波形解析32、各要素の事故関与度の
ファジー表現33、プロダクションルールによる推論3
4、事故原因診断35、従来から用いられている手続き
形プログラムによる推論工程36、及び評価結果のファ
ジー表現による推論工程37よりなる。工程33.34
あるいは37を組み合わせた部分は総括的にファジー推
論Fに属し、総括的な表し方としてファジー推論Fとす
ることができる。
なお、診断の方法としては、
前記Δルート(31→32→33→34→35) のほ
か、Bルート(31→32→33−37→35)や、C
ル− ト (31→32→34−35)Dル− ト
(31→32→33→36→35)E ル − ト
(31→32−一中36→35)F ル− ト (
31→32→34→37→35)などがある。
か、Bルート(31→32→33−37→35)や、C
ル− ト (31→32→34−35)Dル− ト
(31→32→33→36→35)E ル − ト
(31→32−一中36→35)F ル− ト (
31→32→34→37→35)などがある。
これらは事故現象の複雑さによって随時選択され得るも
ので、事故現象が簡明な場合は、A→Eになるにしたが
って診断処理は簡単にかつ早急になるが、事故現象が複
雑になるにしたがってE→Aへバージョンアップしなけ
れば診断処理が誤ったり困難になったりする。Fルート
はBルートと同等である。
ので、事故現象が簡明な場合は、A→Eになるにしたが
って診断処理は簡単にかつ早急になるが、事故現象が複
雑になるにしたがってE→Aへバージョンアップしなけ
れば診断処理が誤ったり困難になったりする。Fルート
はBルートと同等である。
第5図は工程36で用いられる論理形解析による推論の
アルゴリズムの例を示したものである。この場合は、工
程33で算出された評価関数f、、f。
アルゴリズムの例を示したものである。この場合は、工
程33で算出された評価関数f、、f。
(定義は後述する)の値を用いて、工程36で数値解析
により推論する。波形解析工程32では零相電圧v0
ならびに零相電流I0 の波形を、統合歪率、直流成分
ならびに高調波成分などに分解する。
により推論する。波形解析工程32では零相電圧v0
ならびに零相電流I0 の波形を、統合歪率、直流成分
ならびに高調波成分などに分解する。
第6図は、工程33において、工程32の波形解析結果
からの事故関与度に関するファジー表現の一例を示す。
からの事故関与度に関するファジー表現の一例を示す。
ここで、S h v @ は碍子不良時の零相電圧統合
歪率の事故関与度のメンバーシップ関数、S h v
」 は樹木接触時の零相電圧統合歪率の事故関与度のメ
ンバーシップ関数であり、縦軸はメンバーシップ関数の
値、横軸は前提条件の値である。
歪率の事故関与度のメンバーシップ関数、S h v
」 は樹木接触時の零相電圧統合歪率の事故関与度のメ
ンバーシップ関数であり、縦軸はメンバーシップ関数の
値、横軸は前提条件の値である。
同様にして、零相電流の統合歪率、零相電流の直流成分
ならびに零相電流の直流成分についても事故関与度に関
してファジー表現を行う。それぞれのメンバーシップ関
数を第1表に示す。
ならびに零相電流の直流成分についても事故関与度に関
してファジー表現を行う。それぞれのメンバーシップ関
数を第1表に示す。
第1表 各メンバーシップ関数
ファジー係数のメンバーシップ関数は、データ数が多け
れば正規分布もとれるが、一般に多くのデータを集める
ことは困難性があり、また判断の際の裕度がかなり大き
いので、メンバーシップ関数の精度はそれ程必要でなく
、近似的なもので充分である。この場合、山形三角形で
表す。
れば正規分布もとれるが、一般に多くのデータを集める
ことは困難性があり、また判断の際の裕度がかなり大き
いので、メンバーシップ関数の精度はそれ程必要でなく
、近似的なもので充分である。この場合、山形三角形で
表す。
次に、事故原因別の事故可能性の評価関数を、前記の事
故関与度に関するメンバーシップ関数の和として定義す
る。すなわち、 f q−3hvq + 5hiq + Sdv、+ S
dng・・・・・・・・(1)f = = 5hvj
+ Sht> + 5dvJ+ S++tJ・・・・・
・・・(2)これを用いて、第2表に示すようなプロダ
クションルールにより、事故原因を診断する。
故関与度に関するメンバーシップ関数の和として定義す
る。すなわち、 f q−3hvq + 5hiq + Sdv、+ S
dng・・・・・・・・(1)f = = 5hvj
+ Sht> + 5dvJ+ S++tJ・・・・・
・・・(2)これを用いて、第2表に示すようなプロダ
クションルールにより、事故原因を診断する。
第2表 事故診断ルール
このような手法を用いれば、微地絡などの場合は変電所
の遮断器が開放する事故に発展する前に事故予知が可能
となる。
の遮断器が開放する事故に発展する前に事故予知が可能
となる。
前記計算式(1)、 (2)は評価関数の一例を示した
もので、他の例として、重み付けをすることもできる。
もので、他の例として、重み付けをすることもできる。
すなわち、
rq’ =に+ +Shvg+に+2Sh+++”k+
*Sdvg+に+ 4sdi9” ” ’ (3)r
1’ =に2+5hv4+に22Shz+kz*5dv
4+に2<5dtj・・・・(4)ただし、kll〜k
z、に2+−に24は重み付けの係数である。
*Sdvg+に+ 4sdi9” ” ’ (3)r
1’ =に2+5hv4+に22Shz+kz*5dv
4+に2<5dtj・・・・(4)ただし、kll〜k
z、に2+−に24は重み付けの係数である。
これらの係数の決め方は、実験を行って実情に合うよう
に決める。そのほか、評価関数の定義′ヨシミュレーシ
ョン結果等の実情に合わせて種々のものが選定できる。
に決める。そのほか、評価関数の定義′ヨシミュレーシ
ョン結果等の実情に合わせて種々のものが選定できる。
上記の(3)、 (4)式が評価関数の一般的表し方で
あるが、この評価関数の表し方はこれに限定されるもの
ではない。また、前記(1)、 (2)式や個々のメン
バーシップ関数は、(3)、 (4)式から重み付けの
計数のとり方で導出され、それぞれ評価関数の一種と考
えられ、これらを総括して一般に「評価関数」と表現す
ることができる。
あるが、この評価関数の表し方はこれに限定されるもの
ではない。また、前記(1)、 (2)式や個々のメン
バーシップ関数は、(3)、 (4)式から重み付けの
計数のとり方で導出され、それぞれ評価関数の一種と考
えられ、これらを総括して一般に「評価関数」と表現す
ることができる。
上記にふいて、プロダクションルールを用いる場合は、
情報をうまく活用するというやり方でルール(規則)
が設定できる。そしてモデルが如何に現実にうまく合う
かあるいは如何に作り易いかという観点からモデルを成
長させ、人間の判断に近づけていく。その場合、ファジ
ーのルール型モデルを考えると、ルールの個数が余り多
くなく、具体的には数十個止まり位であると、大体ファ
ジーの推論方式が現場でうまく当てはまる。ファジーを
用いたプロダクションルールは、本質的に少数のルール
に絞り込むところに特徴がある。
情報をうまく活用するというやり方でルール(規則)
が設定できる。そしてモデルが如何に現実にうまく合う
かあるいは如何に作り易いかという観点からモデルを成
長させ、人間の判断に近づけていく。その場合、ファジ
ーのルール型モデルを考えると、ルールの個数が余り多
くなく、具体的には数十個止まり位であると、大体ファ
ジーの推論方式が現場でうまく当てはまる。ファジーを
用いたプロダクションルールは、本質的に少数のルール
に絞り込むところに特徴がある。
通常の例えばエキスパートシステムのプロダクションシ
ステムではルール数が多くなる。なぜなら、エキスパー
トシステムでは閾値で表すため、どこかで区画すること
になり、その境目が接点になる。それを防ぐため、柔軟
性を持たせようとすると、一つのパラメータに対し、閾
値で多く分割し、それぞれにルール化を施すことになり
、ルール数が多くなる。
ステムではルール数が多くなる。なぜなら、エキスパー
トシステムでは閾値で表すため、どこかで区画すること
になり、その境目が接点になる。それを防ぐため、柔軟
性を持たせようとすると、一つのパラメータに対し、閾
値で多く分割し、それぞれにルール化を施すことになり
、ルール数が多くなる。
その−例として第7図を示す。縦軸にメンバーシップ関
数として「若さ」、横軸に前提値として「年令」をとっ
た例で説明する。ファジー表現を3曲線で、エキスパー
トシステムによるものを5曲線とする。例えば若いか若
くないかということになると全体から見て25歳前後が
接点となる。この辺で僅かの年令の差で若いと若くない
とに画然と別れ、実際の感覚と違った不適当な判断をす
る場合が生じる。これを避けるため、0〜50歳の間を
細分すると各区画ごとにルールを必要とし、ルール数が
増すことになる。このような場合に「若さ」を表すのに
ファジー表現すると、境目がぼやけるので、区画を減ら
すことができ、したがってルール数も少なくできる。
数として「若さ」、横軸に前提値として「年令」をとっ
た例で説明する。ファジー表現を3曲線で、エキスパー
トシステムによるものを5曲線とする。例えば若いか若
くないかということになると全体から見て25歳前後が
接点となる。この辺で僅かの年令の差で若いと若くない
とに画然と別れ、実際の感覚と違った不適当な判断をす
る場合が生じる。これを避けるため、0〜50歳の間を
細分すると各区画ごとにルールを必要とし、ルール数が
増すことになる。このような場合に「若さ」を表すのに
ファジー表現すると、境目がぼやけるので、区画を減ら
すことができ、したがってルール数も少なくできる。
他の例として、接地線(以下GWという)電流による故
障区間標定の例をとると、故障時のG W電流の大きさ
は、故障条件、故障点、故障時の系統条件(片回線停止
など)によって大幅に変化する。
障区間標定の例をとると、故障時のG W電流の大きさ
は、故障条件、故障点、故障時の系統条件(片回線停止
など)によって大幅に変化する。
したがって、閾値を高く設定すると故障区間を逃がすケ
ースがあり、逆に低く設定すると故障区間と判定される
区間が多数1れ、標定本来の意味がなくなってしまう。
ースがあり、逆に低く設定すると故障区間と判定される
区間が多数1れ、標定本来の意味がなくなってしまう。
以上のことから、最適な閾値を選ぶことは非常に難しく
、たとえ最適な値を選んでも不良標定をなくすことがで
きない場合も生じる。
、たとえ最適な値を選んでも不良標定をなくすことがで
きない場合も生じる。
一方、故障シミュレーションを繰り返すうちに、得られ
るGW電流分布情報はあいまいながらも地絡故障地点で
急峻な電流変化を生じるという現象が見られる。したが
って、この分布を見れば故障区間を確実に指摘できると
いうことである。そこで、このような人間の思考に近い
標定理論としてファジー理論を応用すれば、標定率の高
い手法が開発できると考えられる。
るGW電流分布情報はあいまいながらも地絡故障地点で
急峻な電流変化を生じるという現象が見られる。したが
って、この分布を見れば故障区間を確実に指摘できると
いうことである。そこで、このような人間の思考に近い
標定理論としてファジー理論を応用すれば、標定率の高
い手法が開発できると考えられる。
通常の集合論では電流値差のある閾値を与えてその集合
に属するかどうかを明確にする。これに対し、ファジー
理論では電流値差が大きい集合というあいまいな集合を
考え、得られたデータがその集合にどの程度帰属してい
るかを評価するものである。故障時に得られた各区間の
データがその集合に属する度合が大きいほど、その区間
で故障が発生した可能性が高いと考え、最も大きい区間
を故障区間と標定するというものである。この集合に属
する度合の設定を帰属度関数(メンバーシップ関数)と
呼ぶ。この関数は理論的に導出される必要はなく、任意
に設定できるものである。
に属するかどうかを明確にする。これに対し、ファジー
理論では電流値差が大きい集合というあいまいな集合を
考え、得られたデータがその集合にどの程度帰属してい
るかを評価するものである。故障時に得られた各区間の
データがその集合に属する度合が大きいほど、その区間
で故障が発生した可能性が高いと考え、最も大きい区間
を故障区間と標定するというものである。この集合に属
する度合の設定を帰属度関数(メンバーシップ関数)と
呼ぶ。この関数は理論的に導出される必要はなく、任意
に設定できるものである。
第4図におけるファジー推論Fの工程33.37等の態
様について、さらに説明する。
様について、さらに説明する。
第8図(a)、 (b)は、前記(1)式又は(2)
式で示されたメンバーシップ関数の和f、又はf、を横
軸として事故の可能性の確からしさを表したメンバーシ
ップ関数であり、特に第8図(b)はその形からングモ
イド関数とも称する。この関数の形は一役的には次式で
与えられる。
式で示されたメンバーシップ関数の和f、又はf、を横
軸として事故の可能性の確からしさを表したメンバーシ
ップ関数であり、特に第8図(b)はその形からングモ
イド関数とも称する。この関数の形は一役的には次式で
与えられる。
1−−−−一一一・・・・・(5)
”” 1+exρ(−(X−α)/β)ここで横軸X
はf、又はr、の値、縦軸yはメンバーシップ関数の値
で碍子不良の可能性を表す。
はf、又はr、の値、縦軸yはメンバーシップ関数の値
で碍子不良の可能性を表す。
αはメンバーシップ関数が0.5 になるXの値で曲線
の中心になる。βは曲線の傾斜を表す(直で、この値が
小さくなると曲線が立ってくる。α、βの各値に対する
曲線の形は第8図(b)のようになる。
の中心になる。βは曲線の傾斜を表す(直で、この値が
小さくなると曲線が立ってくる。α、βの各値に対する
曲線の形は第8図(b)のようになる。
このような曲線の形や、α、βの値のとり方は、実験や
経験によって決めるもので、この式に限定されることな
く、第8図(a)のような形であってもよい。第8図〔
a〕、(5)のような図を用いて推論するのは、第4図
に示す工程34のプロダクションルールによる推論工程
34をファジー表現して推論する工程37で置き換えた
もので、前記診断方法のBルートである。
経験によって決めるもので、この式に限定されることな
く、第8図(a)のような形であってもよい。第8図〔
a〕、(5)のような図を用いて推論するのは、第4図
に示す工程34のプロダクションルールによる推論工程
34をファジー表現して推論する工程37で置き換えた
もので、前記診断方法のBルートである。
これを例えばアレスタ不良のファジー推論に適用した場
合を考える。
合を考える。
第9図(a)〜(d)に下記の各メンバーシップ関数を
示す。
示す。
これら4つのファジー表現したメンバーシップ関数を条
件として、 f c−3hve + 5htc + 5dvc +
5ate・・・・・・−(6)を求め、第9図(e)の
メンバーシップ関数(シグモイド関数)で推論し、判定
する。この方法は前記のf、や「jにも同様に適用でき
る。
件として、 f c−3hve + 5htc + 5dvc +
5ate・・・・・・−(6)を求め、第9図(e)の
メンバーシップ関数(シグモイド関数)で推論し、判定
する。この方法は前記のf、や「jにも同様に適用でき
る。
ファジー関数の導入に当たって実験した結果は次の通り
である。なお、メンバーシップ関数は正規分布とし、第
10図(a)〜(d)に示す。
である。なお、メンバーシップ関数は正規分布とし、第
10図(a)〜(d)に示す。
第10図(a)は零相電圧統合歪率、わ)は零相電流統
合歪率、(C)は零相電圧直線成分、(d)は零相電流
直流成分についてそれぞれ示している。
合歪率、(C)は零相電圧直線成分、(d)は零相電流
直流成分についてそれぞれ示している。
中実碍子(×、)、絶縁電線がコンクリート路面へ落下
(×2)、アレスタ不良(X、)、樹木接触・金属アー
ス(×、)の4つの場合について、5hv(×、)、5
ht(X、〉、5dy(xi>、S d+ (xi)
(i=1〜4)及び評価関数を計算する。
(×2)、アレスタ不良(X、)、樹木接触・金属アー
ス(×、)の4つの場合について、5hv(×、)、5
ht(X、〉、5dy(xi>、S d+ (xi)
(i=1〜4)及び評価関数を計算する。
(1) 中実碍子の場合
5hv(XI)=t 5hy(xz)=O5hy(x3
)=0.955hv(xi)−〇Sh+ (xi)=t
shl (X2>=OSht (X3)4 5hI
(XI)=O3dy(XI)=l 5dV(X2)=o
5dy(xs)=OLv(x<)=O3d+(XI)
=L L+(X2)=O5at(x3)”OSd+(x
4)−0合計 4 0 −1.95
0(2)絶縁電線がコンクリート路面へ落下した場合
5hv(xi)=0.955hv(xi)=t 5hv
(xa)=o 5IIV(X4)=O3h+ (X
I)=OSht (x 2)=I Sht (XFI
)=OSht (X4)=0. IS、l、1(XI
)”OS+v(xi)=I 5dv(xi)=0.95
s、v(xi)=0.95sdt(xi)−05at
(xi)=I 5at(Xi)=0.95 S、1
+(Lン−0,5合計 0.95 4
1.9 1.55(3) アレスター不良の
場合 5hv(xl)=0.955hv(xi)=O5hv(
xs)=1 sh、(x<)=O5h+ (XI)=O
Sht (Xz)−0Sht (Xs>=l Sht
(X4)=O3,,(X、)=OS、、(X2)=0.
953dv(xs)=I Sd、(xi)=0.88d
+(xi)=O5dt(xi)=0.8 Sd+(x
i)”1 s、+t(xi)=0.6合計 0.95
1.75 4 1.4(4)
樹木接触・金属アースの場合5hv(x、)=O5hy
(xi)=O5hv(xi)=O5hv(x4)=1S
hl(XI>=O5hl(X2)=0.I 5hl(X
3)=O5hl(X4)=IS、+、(xi)=Os+
y(xi)=0.98dv(Xs)=0.73.+v(
x<)=1L+(XI)=O5dl(xi)=o、s
S、+t(XI)=0.93.+t(X4)=11合計
0 1.5 1.6 4(5)評
価関数の計算 f (XI) =Shv(XI)+Sh+ (XI)”
S、+v(XI)+S=+t (xi)但しく1=1〜
4) の値を求める。その結果は前記表の合計欄のようになる
。
)=0.955hv(xi)−〇Sh+ (xi)=t
shl (X2>=OSht (X3)4 5hI
(XI)=O3dy(XI)=l 5dV(X2)=o
5dy(xs)=OLv(x<)=O3d+(XI)
=L L+(X2)=O5at(x3)”OSd+(x
4)−0合計 4 0 −1.95
0(2)絶縁電線がコンクリート路面へ落下した場合
5hv(xi)=0.955hv(xi)=t 5hv
(xa)=o 5IIV(X4)=O3h+ (X
I)=OSht (x 2)=I Sht (XFI
)=OSht (X4)=0. IS、l、1(XI
)”OS+v(xi)=I 5dv(xi)=0.95
s、v(xi)=0.95sdt(xi)−05at
(xi)=I 5at(Xi)=0.95 S、1
+(Lン−0,5合計 0.95 4
1.9 1.55(3) アレスター不良の
場合 5hv(xl)=0.955hv(xi)=O5hv(
xs)=1 sh、(x<)=O5h+ (XI)=O
Sht (Xz)−0Sht (Xs>=l Sht
(X4)=O3,,(X、)=OS、、(X2)=0.
953dv(xs)=I Sd、(xi)=0.88d
+(xi)=O5dt(xi)=0.8 Sd+(x
i)”1 s、+t(xi)=0.6合計 0.95
1.75 4 1.4(4)
樹木接触・金属アースの場合5hv(x、)=O5hy
(xi)=O5hv(xi)=O5hv(x4)=1S
hl(XI>=O5hl(X2)=0.I 5hl(X
3)=O5hl(X4)=IS、+、(xi)=Os+
y(xi)=0.98dv(Xs)=0.73.+v(
x<)=1L+(XI)=O5dl(xi)=o、s
S、+t(XI)=0.93.+t(X4)=11合計
0 1.5 1.6 4(5)評
価関数の計算 f (XI) =Shv(XI)+Sh+ (XI)”
S、+v(XI)+S=+t (xi)但しく1=1〜
4) の値を求める。その結果は前記表の合計欄のようになる
。
この結果について考察する。例えば中実碍子不良の場合
、得られたデータを各場合のメンバーシップ関数に当て
はめて評価関数を算出すると、前記(1)表のようにな
り、中実碍子のメンバーシップ関数に対しては f (x +) =Shv(xi)+Sht (Xl)
+s、+v(XI)+5di(XI)=4が得られる。
、得られたデータを各場合のメンバーシップ関数に当て
はめて評価関数を算出すると、前記(1)表のようにな
り、中実碍子のメンバーシップ関数に対しては f (x +) =Shv(xi)+Sht (Xl)
+s、+v(XI)+5di(XI)=4が得られる。
また、例えばアレスタ不良のメンバーシップ関数に対し
ては、 f (X 3) −3hv (X、)+Sht (X3
) ”Say (X3)”Sa + (X3)=1.9
5が得られる。
ては、 f (X 3) −3hv (X、)+Sht (X3
) ”Say (X3)”Sa + (X3)=1.9
5が得られる。
前記(1)、 (2)、 (3)、 (4)各表から明
らかなように、他の場合についても同様な結果が得られ
る。
らかなように、他の場合についても同様な結果が得られ
る。
以上のことから、該当しないメンバーシップ関数の和、
すなわち評価関数は、2以上になることはないことが分
かる。そこで前記第2表のようにf(χ+) (f *
、 f r、・・・・)が2.5以上であれば、その事
故であることが確実として定めた。この値を決めること
が前記実験の目的である。第8図(a〕。
すなわち評価関数は、2以上になることはないことが分
かる。そこで前記第2表のようにf(χ+) (f *
、 f r、・・・・)が2.5以上であれば、その事
故であることが確実として定めた。この値を決めること
が前記実験の目的である。第8図(a〕。
(b)はこれをファジー表現したものである。
上記4つの場合の波形解析結果(ディジタルデータ)の
例を第4表に、アナログ波形の出力例を第11図に示す
。
例を第4表に、アナログ波形の出力例を第11図に示す
。
第4表の1
波形解析結果(ディジタルデータ)
次に、第4図におけるFルートによる診断についてさら
に説明する。樹木接触事故時を例にとり、そのときの零
相電圧の統合歪率(Z) とメン7XI−シップ関数
(S hr) の関係を次のようにする。まず、樹木
接触時のメンバーシップ関数S hy4 について閾値
に分ける。
に説明する。樹木接触事故時を例にとり、そのときの零
相電圧の統合歪率(Z) とメン7XI−シップ関数
(S hr) の関係を次のようにする。まず、樹木
接触時のメンバーシップ関数S hy4 について閾値
に分ける。
第4表の2 波形解析結果(ディジタルデータ)同様の
ルールでS h v g 及び 5IIIJ、 5dvJ、 Saz+ S ht g 、 S dv g 、 S dI 9に
ついても求め、前記(1)、 (2)式よりf、又は
f。
ルールでS h v g 及び 5IIIJ、 5dvJ、 Saz+ S ht g 、 S dv g 、 S dI 9に
ついても求め、前記(1)、 (2)式よりf、又は
f。
を算出し、事故原因の可能性を前記工程37で推論し診
断するものである。
断するものである。
この方法は、工程34において工程33におけるファジ
ー表現をプロダクションルールに置き換えるもので、メ
ンバーシップ関数を連続で考えるのでなく、離散的に考
え、多くの閾値に分けるところに特徴がある。
ー表現をプロダクションルールに置き換えるもので、メ
ンバーシップ関数を連続で考えるのでなく、離散的に考
え、多くの閾値に分けるところに特徴がある。
事故現象の特徴として実験結果から次のことが分かった
。
。
■ 設備の自然劣化等による地絡の発生は、その大部分
のものは、異常状態が存在する。
のものは、異常状態が存在する。
■ 異相地絡、短絡電流通過経路を把握することで、地
絡事故への発展を未然に防ぐことができ゛る。
絡事故への発展を未然に防ぐことができ゛る。
■ 地絡事故種別とV。、Io の波形の高調波歪率と
の関係は、 al。高調波歪率がV。高調波歪率より歪率に差があり
判別し易い。
の関係は、 al。高調波歪率がV。高調波歪率より歪率に差があり
判別し易い。
br。高調波歪率が、地絡抵抗によって、その大きさが
変化する。しかし、そのパターンは余り大きく変化しな
い。
変化する。しかし、そのパターンは余り大きく変化しな
い。
cI。歪率はv0歪率に比し、ばらつきが太きい。
d 1.歪率の大きいグループと小さいグループに
別れ、1.歪率の小さいグループの内、樹木接触例は、
直流分が大きく、第3.第5高調波ともに漸減傾向にあ
る。
別れ、1.歪率の小さいグループの内、樹木接触例は、
直流分が大きく、第3.第5高調波ともに漸減傾向にあ
る。
e、 地絡抵抗値が高い程、Io 高調波歪率は低い。
f、 地絡抵抗の変化によって、Io 高調波歪率のグ
ラフパターンは、大きく変化しない。
ラフパターンは、大きく変化しない。
■ 高調波歪率から地絡事故種別を判別する場合、Vo
歪率よりIn 歪率で判別するのがよい。
歪率よりIn 歪率で判別するのがよい。
■ −船釣に、配電設備の内、碍子等にひび割れ等の不
良が生じても直ちに地絡事故に発展しない。
良が生じても直ちに地絡事故に発展しない。
■ 樹木接触等による微地絡検出は、検出レベル0.2
八〜0.3A以上、5Gms以上程度で充分である。
八〜0.3A以上、5Gms以上程度で充分である。
次に、上記におけるサブシステム4についてさらに詳述
する。事故頻度データ収集は微地絡に関し、変電所の地
絡検出継電器(リレー)により、零相電圧V。、零相電
流I。、地絡発生区間の線路電流等を検出し、微地絡発
生と判定した時、微地絡発生計数回路のトリガー信号を
出し、その都度計数する。
する。事故頻度データ収集は微地絡に関し、変電所の地
絡検出継電器(リレー)により、零相電圧V。、零相電
流I。、地絡発生区間の線路電流等を検出し、微地絡発
生と判定した時、微地絡発生計数回路のトリガー信号を
出し、その都度計数する。
このようにして、事故区間と事故原因が判明したものを
コンビエータに記憶する。所定の時間間隔、例えば20
分の間に、同一区間、同一事故原因のものの発生がなけ
れば、上記の記憶を取り消し、前記所定の時間の間に同
一区間、同一事故原因のものの発生があれば順次計数を
増やす。
コンビエータに記憶する。所定の時間間隔、例えば20
分の間に、同一区間、同一事故原因のものの発生がなけ
れば、上記の記憶を取り消し、前記所定の時間の間に同
一区間、同一事故原因のものの発生があれば順次計数を
増やす。
この所定の時間の間の回数が2回以上のものを「注意」
として、また10回以上のものは実事故に至る危険があ
るのでこれを「危険」としてCRT等に表示する。
として、また10回以上のものは実事故に至る危険があ
るのでこれを「危険」としてCRT等に表示する。
上記のシステムでは、各区分開閉器毎にセンサを設けて
線路情報を取り込んでいるが、一般に地絡継電器は変電
所及び各高圧需要家にも取り付けられている。したがっ
て、それら相互の感度協調をとる必要がある。そこで、
電源側に近づくほど地絡継電器の感度を鈍くなるように
する。すなわち、 変電所の地絡継電器の感度≦各区分開閉の地絡センサの
感度≦各高圧需要家の地絡継電器の感度とする。
線路情報を取り込んでいるが、一般に地絡継電器は変電
所及び各高圧需要家にも取り付けられている。したがっ
て、それら相互の感度協調をとる必要がある。そこで、
電源側に近づくほど地絡継電器の感度を鈍くなるように
する。すなわち、 変電所の地絡継電器の感度≦各区分開閉の地絡センサの
感度≦各高圧需要家の地絡継電器の感度とする。
地絡事故の場合、地絡発生後0.5秒までに全地絡事故
の83%が自然消弧する。また、事故発生より変電所遮
断器の遮断までの時間は約0.5秒である。したがって
、0.5秒内に事故区間判定及び融通方法を決定してお
かなければならない。また、早く事故区間切り離しを行
うと自然消弧する地絡まで拾ってしまう。したがって、
地絡事故発生後、0.4秒経過した後も地絡が続いてい
るか確認するなど時限協調をとるようにする。
の83%が自然消弧する。また、事故発生より変電所遮
断器の遮断までの時間は約0.5秒である。したがって
、0.5秒内に事故区間判定及び融通方法を決定してお
かなければならない。また、早く事故区間切り離しを行
うと自然消弧する地絡まで拾ってしまう。したがって、
地絡事故発生後、0.4秒経過した後も地絡が続いてい
るか確認するなど時限協調をとるようにする。
以下、センサの検出値に応じて事故区間を判定する方法
について説明する。
について説明する。
(1)地絡事故の場合の事故区間判定方法(方向比較方
式) (イ)第12図(a)のように、線路区間の両側の区分
点における地絡方向が両方とも負荷側方向のとき、その
区間は事故区間ではない。したがって、さらに負荷側の
区間の判定をする。
式) (イ)第12図(a)のように、線路区間の両側の区分
点における地絡方向が両方とも負荷側方向のとき、その
区間は事故区間ではない。したがって、さらに負荷側の
区間の判定をする。
(ロ)第12図(b)のように、線路区間の両側の区分
点における地絡方向が異方向のとき、その区間を事故区
間と判定する。
点における地絡方向が異方向のとき、その区間を事故区
間と判定する。
(ハ) 第12図(C)のように、多分岐回路において
、電源側と負荷側■は同方向、電源側と負荷側■は異方
向、電源側と負荷側■は異方向のとき、事故区間は負荷
側■のさらに負荷側に事故があると判定する。
、電源側と負荷側■は同方向、電源側と負荷側■は異方
向、電源側と負荷側■は異方向のとき、事故区間は負荷
側■のさらに負荷側に事故があると判定する。
に) 第12図(d)のように、多分岐回路において、
電源側と負荷側■、■、■が異方向のとき、事故区間は
当該区間であるとする。
電源側と負荷側■、■、■が異方向のとき、事故区間は
当該区間であるとする。
(2)短絡事故の場合の事故区間判定方法(検出値対設
定直比較方式) 短絡事故の検出方法及び各センサにおける設定の仕方に
ついて、例えば次のようにする。
定直比較方式) 短絡事故の検出方法及び各センサにおける設定の仕方に
ついて、例えば次のようにする。
■ 過電流設定値は各点の最大負荷電流の150%とす
る。ここで、最大負荷電流とは、年間最大負荷電流に隣
接線路への融通最大電流を加えたものをいう。
る。ここで、最大負荷電流とは、年間最大負荷電流に隣
接線路への融通最大電流を加えたものをいう。
■ 末端での過電流設定値は末端最小短絡電流×75%
以下とすることもできる。これは絶対条件ではない。
以下とすることもできる。これは絶対条件ではない。
各点での検出情報による事故判定を、第13図を参照し
て説明する。図中、検出値が設定値以上の場合をP1設
定値以下の場合をMで表す。
て説明する。図中、検出値が設定値以上の場合をP1設
定値以下の場合をMで表す。
(イ) 第13図(a)のように、電源側から負荷側へ
順次たどり、PからMへ変化するとき、そのPとMとの
間に事故があると判定する。
順次たどり、PからMへ変化するとき、そのPとMとの
間に事故があると判定する。
(0) 第13図ら)のように、電源側はMであって
も中間でPとなり、PからMへ変化するとき、そのPと
Mとの間に事故があると判定する。
も中間でPとなり、PからMへ変化するとき、そのPと
Mとの間に事故があると判定する。
(ハ)第13図(C)のように、分岐点がある場合、分
岐点の後にPがありMへと変化するとき、そのPとMと
の間に事故があると判定する。
岐点の後にPがありMへと変化するとき、そのPとMと
の間に事故があると判定する。
に)第13図(d)のように、分岐点がある場合、分岐
点の前がP、分岐点の後が全てMであるとき、その分岐
点に事故があると判定する。
点の前がP、分岐点の後が全てMであるとき、その分岐
点に事故があると判定する。
以上を整理すると、
i)Pより負荷側に事故区間がある。
ii)Mでも負荷側にPがあればそれ以降にある。
iii ) ケス間が2区間以上分岐している場合、事
故区間はPがある方にある(単一事故の場合)また、全
てMの場合はその分岐している区間にある。
故区間はPがある方にある(単一事故の場合)また、全
てMの場合はその分岐している区間にある。
(3)断線事故の場合の事故区間判定方法(線電流検出
方式) ■ 事故区間の負荷側の1.、1.、1.のいずれかが
流れないか異常に減少することを利用して断線区間の判
定を行う。例えば、第14図(a)に示すように、事故
点より電源側では線電流は正常値(記号Nで表す)を示
し、負荷側では電流が流れないか異常値(記号りで表す
)を示す。NからDへ変化する点が事故区間である。
方式) ■ 事故区間の負荷側の1.、1.、1.のいずれかが
流れないか異常に減少することを利用して断線区間の判
定を行う。例えば、第14図(a)に示すように、事故
点より電源側では線電流は正常値(記号Nで表す)を示
し、負荷側では電流が流れないか異常値(記号りで表す
)を示す。NからDへ変化する点が事故区間である。
■ 分岐点のまわりに事故がある場合、第14図う)。
(C)のように分岐の一方側でNからDへ変化するとき
、変化する側の分岐区間が事故区間である。
、変化する側の分岐区間が事故区間である。
■ 第14図(社)のように分岐側が両方ともDへ変化
する場合は分岐点から電源側の分岐区間が事故区間であ
る。
する場合は分岐点から電源側の分岐区間が事故区間であ
る。
以上まとめると、
1)正常なセンサの次のセンサに異常センサがあれば、
正常センサと異常センサの間の区間が事故区間である。
正常センサと異常センサの間の区間が事故区間である。
2)正常センサの次が2以上分岐している場合、そのう
ちの一つ以上のセンサに異常があれば、その正常センサ
以降の区間が1故区間である。
ちの一つ以上のセンサに異常があれば、その正常センサ
以降の区間が1故区間である。
3)正常センサの次が2以上分岐している場合、次のす
べてのセンサが異常の場合、分岐点から正常センサに近
い方が事故区間である。
べてのセンサが異常の場合、分岐点から正常センサに近
い方が事故区間である。
4)正常センサの次が2つ以上別れている場合、次のセ
ンサの一つが異常である場合、分岐点から異常センサに
近い方が事故区間である。
ンサの一つが異常である場合、分岐点から異常センサに
近い方が事故区間である。
この場合注意すべきことは、誘導負荷が多い場合は、逆
誘起電圧によって断線負荷側にも電流が流れ続け、Nと
Dの判別が必ずしも明確でないため、断線を検出したり
区間を判定したりすることが、この方法では確実ではな
い。
誘起電圧によって断線負荷側にも電流が流れ続け、Nと
Dの判別が必ずしも明確でないため、断線を検出したり
区間を判定したりすることが、この方法では確実ではな
い。
(4)断線事故の場合の事故区間判定方法(零相電圧検
出方式) 断線するとV。が発生する。但し零相インピーダンスが
分からないので、実際には計算できない。
出方式) 断線するとV。が発生する。但し零相インピーダンスが
分からないので、実際には計算できない。
しかし事故点を境界にして。の数値が異なることにより
事故区間が判明する。この場合、配電線の全体に対する
事故点の位置により電源側と負荷側とでV。の値が異な
ることを利用して判定する。
事故区間が判明する。この場合、配電線の全体に対する
事故点の位置により電源側と負荷側とでV。の値が異な
ることを利用して判定する。
断線点より電源側の零相インピーダンスを2゜A。
負荷側の零相インピーダンスをZ。、とし、Vo が大
のときP、V、が小のときMで表す。
のときP、V、が小のときMで表す。
(イ)配電線末端近くで断線
ZoA: ZOB= 1 :10と仮定すると、第15
図(a)に示すような電圧分布となる。事故点の電源側
でM、負荷側でPとなり、MからPへ変化する点が事故
区間である。
図(a)に示すような電圧分布となる。事故点の電源側
でM、負荷側でPとなり、MからPへ変化する点が事故
区間である。
(切 配電線の電源端側で断線
ZOA : Zoa =10 : 1と仮定すると、第
15図ら〕に示すような電圧分布となる。電源側でP1
負荷側でMとなり、PからMへ変化する点が事故区間で
ある。
15図ら〕に示すような電圧分布となる。電源側でP1
負荷側でMとなり、PからMへ変化する点が事故区間で
ある。
(ハ)配電線の中央部で断線
ZoA: Zom = 1 : 1と仮定すると・、第
15図(C)に示すように電圧分布が一様になり、事故
点の判定ができない。他の判定手段を併用する必要があ
る。
15図(C)に示すように電圧分布が一様になり、事故
点の判定ができない。他の判定手段を併用する必要があ
る。
に) 事故点以外に分岐がある場合は、前記(イ)又は
(ロ)によって判定できる。第15図(6)の場合は第
15図ら)と同様に判定される。
(ロ)によって判定できる。第15図(6)の場合は第
15図ら)と同様に判定される。
(ホ) 事故点に分岐がある場合は、第15図(e)に
示すよう:ご、事故点より電源側の零相インピーダンス
をZ。A、事故点より負荷側の零相インピーダンスをZ
。B及びZ。Cとして以下説明する。
示すよう:ご、事故点より電源側の零相インピーダンス
をZ。A、事故点より負荷側の零相インピーダンスをZ
。B及びZ。Cとして以下説明する。
第15図(e)において、Z、A+2.、:Z、c=l
l/10:1/2と仮定して電圧分布を示す。分布点よ
り電源側がM、第1分岐側がM1第2分岐側がPであれ
ば、PからMへ変化する第1分岐側分岐区間が事故区間
である。
l/10:1/2と仮定して電圧分布を示す。分布点よ
り電源側がM、第1分岐側がM1第2分岐側がPであれ
ば、PからMへ変化する第1分岐側分岐区間が事故区間
である。
(へ)第15図(f)の場合、分岐点より電源側がP、
第1分岐側がM1第2分岐側がMとなり、分岐点より電
源側の分岐区間が事故区間である。
第1分岐側がM1第2分岐側がMとなり、分岐点より電
源側の分岐区間が事故区間である。
(ト)第15図((至)の場合、分岐点より電源側がM
、第1分岐側がM1第2分岐側がPとなり、第2分岐側
の分岐区間が事故区間である。
、第1分岐側がM1第2分岐側がPとなり、第2分岐側
の分岐区間が事故区間である。
以上、(ホ)〜(ト)のように分岐があった場合、分岐
を中心に区間を分け、数値が異なった方に事故区間があ
る。
を中心に区間を分け、数値が異なった方に事故区間があ
る。
以上をまとめると、
1) P又はMを示すセンサの次にM又はPを示すセ
ンサがあればその間の区間が断線事故区間である。
ンサがあればその間の区間が断線事故区間である。
2) P又はMセンサの次のセンサが2つ以上に分岐
している場合、次の全てのセンサがM又はPの場合、分
岐点から電源側に近い方が断線事故区間である。
している場合、次の全てのセンサがM又はPの場合、分
岐点から電源側に近い方が断線事故区間である。
3) P又はMセンサの次のセンサが2つ以上に分岐
している場合、次のセンサの1つがM又はPである場合
は分岐点からそのセンサに近い方が断線事故区間である
。
している場合、次のセンサの1つがM又はPである場合
は分岐点からそのセンサに近い方が断線事故区間である
。
以上に説明したように、本発明においては、事故診断装
置によって配電線路よりの入力情報の各要素の波形解析
を行い、その解析結果から各要素情報毎の事故関与度を
求め、その事故関与度の計算結果に基づき判定をする推
論をし、その推論結果に基づき事故原因を診断すること
としている。
置によって配電線路よりの入力情報の各要素の波形解析
を行い、その解析結果から各要素情報毎の事故関与度を
求め、その事故関与度の計算結果に基づき判定をする推
論をし、その推論結果に基づき事故原因を診断すること
としている。
これにより、配電系統の各所から送られてくる各種デー
タに基づいて、事故検出、事故種別の判定、事故区間検
出を行うことができ、事故原因診断を的確、早期に行う
ことができる。また、事故頻度データより危険度表示を
可能不確定要素の多い配電系統における事故現象に基づ
いて、地絡事故に発展する可能性を的確に推定できる。
タに基づいて、事故検出、事故種別の判定、事故区間検
出を行うことができ、事故原因診断を的確、早期に行う
ことができる。また、事故頻度データより危険度表示を
可能不確定要素の多い配電系統における事故現象に基づ
いて、地絡事故に発展する可能性を的確に推定できる。
第1図は一般的な配電系統のブロック図、第2図は配電
系統の事故診断フローチャート、第3図は事故診断のシ
ステム構成を示す説明図、第4図は事故原因診断システ
ムのフローチャート、第5図は論理形解析による推論方
法を示す説明図、第6図は事故関与度のファジー表現を
示す説明図、第7図はメンバーシップ関数を説明する説
明図、第8図(劣メンバーシップ関数の例を示す説明図
、第9図(a)〜(e)はファジー推論のためのメンバ
ーシップ関数を示す説明図、第10図はメンバーシップ
関数の実験結果例を示す説明図、第11図は事故波形分
析結果データを示す説明図、第12図〜第15図は各種
事故区間判定方法を説明する説明図である。
系統の事故診断フローチャート、第3図は事故診断のシ
ステム構成を示す説明図、第4図は事故原因診断システ
ムのフローチャート、第5図は論理形解析による推論方
法を示す説明図、第6図は事故関与度のファジー表現を
示す説明図、第7図はメンバーシップ関数を説明する説
明図、第8図(劣メンバーシップ関数の例を示す説明図
、第9図(a)〜(e)はファジー推論のためのメンバ
ーシップ関数を示す説明図、第10図はメンバーシップ
関数の実験結果例を示す説明図、第11図は事故波形分
析結果データを示す説明図、第12図〜第15図は各種
事故区間判定方法を説明する説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、配電用変電所母線、配電用遮断器、事故診断装置を
備えた親局、区分開閉器、及び該区分開閉器を制御し、
区分された配電線の配電線路各要素情報を前記親局に送
信する子局からなる配電系統において、前記事故診断装
置に、配電線路よりの入力情報の各要素の波形解析工程
、該波形解析工程の解析結果から事故可能性を計算する
評価関数計算工程、該評価関数の計算結果に基づき判定
をする推論工程、該推論工程の推論結果に基づき事故原
因を診断する事故診断工程を有することを特徴とする配
電線事故診断方法。 2、評価関数計算工程は前記波形解析工程の解析結果か
ら各要素情報毎の事故関与度を求める事故関与度計算工
程を含むことを特徴とする請求項1記載の配電線事故診
断方法。 3、事故関与度はファジー表現されたメンバーシップ関
数で表すことを特徴とする請求項2記載の配電線事故診
断方法。 4、評価関数の計算結果に基づく判定はプロダクション
ルールによる推論を含むことを特徴とする請求項1〜3
のいずれかの項に記載の配電線事故診断方法。 5、評価関数の計算結果に基づく判定はファジー表現さ
れたメンバーシップ関数による推論を含むことを特徴と
する請求項1〜3のいずれかの項に記載の配電線事故診
断方法。 6、評価関数の計算結果に基づく判定は、手続き形プロ
グラムによる推論を含むことを特徴とする請求項1〜3
のいずれかの項に記載の配電線事故診断方法。 7、子局が配電線路各要素情報を親局に送信するととも
に、親局よりの指令に基づき前記区分開閉器を作動させ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載
の配電線事故診断方法。 8、親局に、事故原因診断工程のほかに、事故種別判定
工程、事故区間検出工程、事故頻度データ収集工程を設
けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記
載の配電線事故診断方法。 9、配電用変電所母線、配電用遮断器、事故診断装置を
備えた親局、区分開閉器、及び該区分開閉器を制御し、
区分された配電線の配電線路各要素情報を前記親局に送
信する子局からなる配電系統において、前記事故診断装
置に、配電線路よりの入力情報の各要素の波形解析を行
う波形解析装置、該波形解析装置の出力を受け、事故可
能性を計算する評価関数計算装置、該評価関数計算装置
の出力を受け、推論計算と、その計算結果に基づいて事
故原因の診断を行う事故原因診断装置を有することを特
徴とする配電線事故診断装置。 10、評価関数計算装置は、各要素の事故関与度を計算
する計算装置を含むことを特徴とする請求項9記載の配
電線事故診断装置。 11、事故関与度計算装置は、波形解析装置の出力をメ
ンバーシップ関数を用いてファジー処理することを特徴
とする請求項10記載の配電線事故診断装置。 12、事故原因診断装置は、前記評価関数計算装置より
出力される計算結果をプロダクションルールによって処
理し判定推論する推論装置を含むことを特徴とする請求
項9〜11のいずれかの項に記載の配電線事故診断装置
。 13、事故原因診断装置は、評価関数計算装置による計
算結果をメンバーシップ関数を用いてファジー処理して
判定をする推論装置を含むことを特徴とする請求項9〜
11のいずれかの項に記載の配電線事故診断装置。 14、事故原因診断装置は、評価関数計算装置による計
算結果を手続き形プログラムによる解析をして判定をす
る推論装置を含むことを特徴とする請求項9〜11のい
ずれかの項に記載の配電線事故診断装置。 15、子局が静電線路各要素情報を親局に送信する送信
装置、親局よりの指令を受信する受信装置、及び該受信
装置の信号によって区分開閉器を作動させる制御装置を
有することを特徴とする請求項9〜14のいずれかの項
に記載の配電線事故診断装置。 16、前記親局に、前記事故原因診断装置のほかに、事
故種別判定装置、事故区間検出装置、及び事故頻度デー
タ収集装置を備えたことを特徴とする請求項9〜14の
いずれかの項に記載の配電線事故診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06271889A JP3213304B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 配電線事故診断方法及びその装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH02241333A true JPH02241333A (ja) | 1990-09-26 |
| JP3213304B2 JP3213304B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=13208405
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| JP06271889A Expired - Fee Related JP3213304B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 配電線事故診断方法及びその装置 |
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- 1989-03-14 JP JP06271889A patent/JP3213304B2/ja not_active Expired - Fee Related
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