JPH0224185B2 - - Google Patents
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- JPH0224185B2 JPH0224185B2 JP26605885A JP26605885A JPH0224185B2 JP H0224185 B2 JPH0224185 B2 JP H0224185B2 JP 26605885 A JP26605885 A JP 26605885A JP 26605885 A JP26605885 A JP 26605885A JP H0224185 B2 JPH0224185 B2 JP H0224185B2
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- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- alloy
- core
- working fluid
- fin
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は、真空ろう付けによつてフインと作動
流体通路とを接合して得るラミネート型熱交換器
のコアの製造方法に関するものである。 [従来の技術] 真空ろう付けによつて、フインと作動流体通路
とが接合されてコアが構成される、ラミネート型
のアルミニウム合金製熱交換器は、従来ほとんど
のものが、フイン材料として犠牲陽極性の合金を
用いず、非防食型合金を用いていた。 [発明が解決しようとする問題点] 前記のように従来、真空ろう付けによりコアが
構成されるラミネート型アルミニウム合金製熱交
換器は、犠牲陽極フインを用いていないが、この
理由は、真空ろう付けに適した犠牲陽極フインの
材料合金が開発されていないことが主な原因であ
つた。 ラミネート型以外のアルミニウム合金製熱交換
器で、犠牲陽極フイン材として一般に使用されて
いるものはAl−Zn系合金であるが、この合金は
真空ろう付けの際に蒸気圧の低いZnが蒸発飛散
してしまい、フインの犠牲陽極効果が有効に作用
しないだけでなく、蒸発したZnが炉壁など炉内
に付着して炉の補修頻度を増大させる。 前記、Al−Zn系の犠牲陽極フインとしては、
ブレージングシートフインでの利用は比較的例が
多い。 このフインは、心材にAl−Zn系合金を用い、
皮材にAl−Si−Mg系のアルミニウム合金ろうを
クラツドしてあり、この合金ろう皮材によつて、
真空加熱時のZnの蒸発がいく分阻止されるので、
心材のZn量を例えば、1.5%程度に多くして、蒸
発飛散後の残留Zn量による犠牲陽極効果を利用
するものである。 しかしながら、ラミネート型熱交換器において
は、そのフインがはだか材であるため、グラツド
フインでのような上記の効果は期待できない。こ
れが、従来のラミネート型熱交換器のフイン材に
Al−Zn系合金が利用されない理由でもある。 一方、Inの犠牲陽極効果は古くから知られてい
るが、Inが低融点元素であるため、Alに添加し
た場合、この合金は鋳物材としては利用できるも
のの、展伸材としては造塊、圧延の際に素材にわ
れが発生して、フイン材としての利用が不可能で
あつた。 しかし、このような点が解決できるならば、こ
のAl−In−Li系合金には、Al−Zn系合金におけ
る前記の問題点が無いので、ラミネート型熱交換
器コアの犠牲陽極フイン材に好適なものになり得
る。 そこで、本発明の目的とするところは、前記の
製造上の難点が無く、かつ真空ろう付け後に優れ
た犠牲陽極効果を発揮するように改良されたAl
−In系合金を、真空ろう付けにより製作されたラ
ミネート型アルミニウム合金製熱交換器コアの犠
牲陽極フインの材料に適用することによつて、耐
食性が極めて優れた該熱交換器コアの製造方法を
提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明のラミネート型熱交換器のコアは、前記
目的を達成するため、以下に記載する組成のいず
れかのAl−In−Li系合金のフインと、Al−Mn
系、Al−Mn−Cu系などの耐食アルミニウム合金
を心材とし、Al−Si系、Al−Si−Mg系の合金ろ
うを皮材としたブレージングシートから成る作動
流体通路とを組合わせて、10-2Torr以上の雰囲
気中で、ろう付けすることにより、コアに構成さ
れたものである。 前記合金の組成は、次のとおりである。 (1) In:0.005〜1%、Li:0.0005〜0.1%、Mn:
0.5〜1.5%、Fe:0.1〜0.7%、Si:≦0.4%を含
有し、残部は実質的にAlおよび不純物である
合金。 (2) 上記(1)の合金に、さらにZn:0.1〜0.4%、
Sn:0.01〜0.09%、Mg:0.1〜2%のいずれか
1種以上を含有する合金。 (3) 上記(1)の合金に、さらにCr:0.05〜0.5%、
Zr:0.05〜0.5%、Ti:0.01〜0.5%、V:0.01〜
0.5%のいずれか1種以上を含有する合金。 (4) 上記(1)の合金に、さらにZn:0.1〜0.4%、
Sn:0.01〜0.09%、Mg:0.1〜2%のいずれか
1種以上およびCr:0.05〜0.5%、Zr:0.05〜
0.5%、Ti:0.01〜0.5%、V:0.01〜0.5%のい
ずれか1種以上を含有する合金。 本発明のラミネート型熱交換器コアの犠牲陽極
フインの材料に使用する合金は、Al−In系合金
にLiを添加することによつて、In−Liの金属間化
合物が形成され、これによつて、この合金素材に
おいて従来のAl−In系合金素材に起こるような
鋳造又は圧延時の割れを防止するとともに、この
合金のフインが真空加熱されるときに、蒸気圧の
低いLiを蒸発・飛散させることによつて、Inを遊
離させて、Al−In合金としての犠牲陽極効果を
発揮させることが可能である。 In−Li金属間化合物の溶融点は、In−Li二元系
状態図から明らかなように、約625℃であるため、
通常のAl合金中に析出しても、通常の鋳造又は
熱間加工時にIn単独添加の場合のような低融点に
起因する原材の割れを発生させることがない。 次に、本発明熱交換器コアのフイン材として
の、Al−In−Li系合金における各添加元素の意
義を述べる。 In:フインの電位を卑にして、犠牲陽極効果を高
める。この効果は0.005より低い添加量では小
さく、一方1%を越える量ではフインの自己耐
食性が低下する。 Li:Inと金属間化合物をつくり、鋳造、圧延の時
に鋳塊、板材に起こる割れを防止する。添加量
がInとの比において、0.0005%より少ないと上
記効果は無く、一方0.1%より多くしても効果
のより増加は得られず無意味であるうえ、添加
時の酸化消耗が激しく、また自己耐食性も劣化
する。 Mn、Fe、Si:いずれの添加もフインの強度向上
に有効であり、またその耐高温座屈性を改良す
る。添加量がMnで0.5%より、Feで0.1%より
少なく、Siが僅少であると上記効果は小さく、
一方Mnで1.5%、Feで0.7%、Siで0.4%のそれ
ぞれの量より多いと、フイン成形加工性とフイ
ンの自己耐食性を劣化させる。 Zn、Sn、Mg:いずれの添加で、フインの電位を
卑にして犠牲陽極効果を高める。このほかMg
は強度向上に有効である。添加量がZnで0.1%、
Snで0.01%、Mgで0.1%のそれぞれの量より少
ないと、上記効果は小さく、Znで0.4%、Snで
0.09%、Mgで2%のそれぞれの量より多いと、
いづれもフインの自己耐食性を低下させ、更に
Mgはフイン成形加工を困難にさせ、Znはフイ
ンの耐座屈性を低下させる。 Cr、Zr、Ti、V:いずれの添加で、フインの耐
高温座屈性を改良する。添加量がCr、Zrで共
に0.05%より少なく、Ti、Vでは共に0.01%よ
り少ないと上記効果は小さく、一方いづれの元
素も0.5%より多いとフイン加工性と耐食性を
劣化させる。 次に、本発明熱交換器コアの実施例について述
べる。 [実施例] 本発明の実施例及び比較例において、フインの
材料に使用したアルミニウム合金の組成を第1表
に掲げる。
流体通路とを接合して得るラミネート型熱交換器
のコアの製造方法に関するものである。 [従来の技術] 真空ろう付けによつて、フインと作動流体通路
とが接合されてコアが構成される、ラミネート型
のアルミニウム合金製熱交換器は、従来ほとんど
のものが、フイン材料として犠牲陽極性の合金を
用いず、非防食型合金を用いていた。 [発明が解決しようとする問題点] 前記のように従来、真空ろう付けによりコアが
構成されるラミネート型アルミニウム合金製熱交
換器は、犠牲陽極フインを用いていないが、この
理由は、真空ろう付けに適した犠牲陽極フインの
材料合金が開発されていないことが主な原因であ
つた。 ラミネート型以外のアルミニウム合金製熱交換
器で、犠牲陽極フイン材として一般に使用されて
いるものはAl−Zn系合金であるが、この合金は
真空ろう付けの際に蒸気圧の低いZnが蒸発飛散
してしまい、フインの犠牲陽極効果が有効に作用
しないだけでなく、蒸発したZnが炉壁など炉内
に付着して炉の補修頻度を増大させる。 前記、Al−Zn系の犠牲陽極フインとしては、
ブレージングシートフインでの利用は比較的例が
多い。 このフインは、心材にAl−Zn系合金を用い、
皮材にAl−Si−Mg系のアルミニウム合金ろうを
クラツドしてあり、この合金ろう皮材によつて、
真空加熱時のZnの蒸発がいく分阻止されるので、
心材のZn量を例えば、1.5%程度に多くして、蒸
発飛散後の残留Zn量による犠牲陽極効果を利用
するものである。 しかしながら、ラミネート型熱交換器において
は、そのフインがはだか材であるため、グラツド
フインでのような上記の効果は期待できない。こ
れが、従来のラミネート型熱交換器のフイン材に
Al−Zn系合金が利用されない理由でもある。 一方、Inの犠牲陽極効果は古くから知られてい
るが、Inが低融点元素であるため、Alに添加し
た場合、この合金は鋳物材としては利用できるも
のの、展伸材としては造塊、圧延の際に素材にわ
れが発生して、フイン材としての利用が不可能で
あつた。 しかし、このような点が解決できるならば、こ
のAl−In−Li系合金には、Al−Zn系合金におけ
る前記の問題点が無いので、ラミネート型熱交換
器コアの犠牲陽極フイン材に好適なものになり得
る。 そこで、本発明の目的とするところは、前記の
製造上の難点が無く、かつ真空ろう付け後に優れ
た犠牲陽極効果を発揮するように改良されたAl
−In系合金を、真空ろう付けにより製作されたラ
ミネート型アルミニウム合金製熱交換器コアの犠
牲陽極フインの材料に適用することによつて、耐
食性が極めて優れた該熱交換器コアの製造方法を
提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明のラミネート型熱交換器のコアは、前記
目的を達成するため、以下に記載する組成のいず
れかのAl−In−Li系合金のフインと、Al−Mn
系、Al−Mn−Cu系などの耐食アルミニウム合金
を心材とし、Al−Si系、Al−Si−Mg系の合金ろ
うを皮材としたブレージングシートから成る作動
流体通路とを組合わせて、10-2Torr以上の雰囲
気中で、ろう付けすることにより、コアに構成さ
れたものである。 前記合金の組成は、次のとおりである。 (1) In:0.005〜1%、Li:0.0005〜0.1%、Mn:
0.5〜1.5%、Fe:0.1〜0.7%、Si:≦0.4%を含
有し、残部は実質的にAlおよび不純物である
合金。 (2) 上記(1)の合金に、さらにZn:0.1〜0.4%、
Sn:0.01〜0.09%、Mg:0.1〜2%のいずれか
1種以上を含有する合金。 (3) 上記(1)の合金に、さらにCr:0.05〜0.5%、
Zr:0.05〜0.5%、Ti:0.01〜0.5%、V:0.01〜
0.5%のいずれか1種以上を含有する合金。 (4) 上記(1)の合金に、さらにZn:0.1〜0.4%、
Sn:0.01〜0.09%、Mg:0.1〜2%のいずれか
1種以上およびCr:0.05〜0.5%、Zr:0.05〜
0.5%、Ti:0.01〜0.5%、V:0.01〜0.5%のい
ずれか1種以上を含有する合金。 本発明のラミネート型熱交換器コアの犠牲陽極
フインの材料に使用する合金は、Al−In系合金
にLiを添加することによつて、In−Liの金属間化
合物が形成され、これによつて、この合金素材に
おいて従来のAl−In系合金素材に起こるような
鋳造又は圧延時の割れを防止するとともに、この
合金のフインが真空加熱されるときに、蒸気圧の
低いLiを蒸発・飛散させることによつて、Inを遊
離させて、Al−In合金としての犠牲陽極効果を
発揮させることが可能である。 In−Li金属間化合物の溶融点は、In−Li二元系
状態図から明らかなように、約625℃であるため、
通常のAl合金中に析出しても、通常の鋳造又は
熱間加工時にIn単独添加の場合のような低融点に
起因する原材の割れを発生させることがない。 次に、本発明熱交換器コアのフイン材として
の、Al−In−Li系合金における各添加元素の意
義を述べる。 In:フインの電位を卑にして、犠牲陽極効果を高
める。この効果は0.005より低い添加量では小
さく、一方1%を越える量ではフインの自己耐
食性が低下する。 Li:Inと金属間化合物をつくり、鋳造、圧延の時
に鋳塊、板材に起こる割れを防止する。添加量
がInとの比において、0.0005%より少ないと上
記効果は無く、一方0.1%より多くしても効果
のより増加は得られず無意味であるうえ、添加
時の酸化消耗が激しく、また自己耐食性も劣化
する。 Mn、Fe、Si:いずれの添加もフインの強度向上
に有効であり、またその耐高温座屈性を改良す
る。添加量がMnで0.5%より、Feで0.1%より
少なく、Siが僅少であると上記効果は小さく、
一方Mnで1.5%、Feで0.7%、Siで0.4%のそれ
ぞれの量より多いと、フイン成形加工性とフイ
ンの自己耐食性を劣化させる。 Zn、Sn、Mg:いずれの添加で、フインの電位を
卑にして犠牲陽極効果を高める。このほかMg
は強度向上に有効である。添加量がZnで0.1%、
Snで0.01%、Mgで0.1%のそれぞれの量より少
ないと、上記効果は小さく、Znで0.4%、Snで
0.09%、Mgで2%のそれぞれの量より多いと、
いづれもフインの自己耐食性を低下させ、更に
Mgはフイン成形加工を困難にさせ、Znはフイ
ンの耐座屈性を低下させる。 Cr、Zr、Ti、V:いずれの添加で、フインの耐
高温座屈性を改良する。添加量がCr、Zrで共
に0.05%より少なく、Ti、Vでは共に0.01%よ
り少ないと上記効果は小さく、一方いづれの元
素も0.5%より多いとフイン加工性と耐食性を
劣化させる。 次に、本発明熱交換器コアの実施例について述
べる。 [実施例] 本発明の実施例及び比較例において、フインの
材料に使用したアルミニウム合金の組成を第1表
に掲げる。
【表】
【表】
第1表の各合金ごとに、その鋳塊を540℃×8hr
のソーキング後、480℃にて熱間圧延し、冷間圧
延、中間焼鈍を経て最終板厚0.16mmtのH14相当
のフイン原板に仕上げ、これをコルゲーシヨン加
工してフインとした。 一方、このようにして得た各フインに対して、
3004合金を心材にして、この両面に4004合金を皮
材として10%クラツドして板厚0.5mmtのブレー
ジングシートを得た。このブレージングシートか
ら作動流体通路を製作した。 前記フインと作動流体通路を組合わせて、真空
ろう付け(2×10-5Torr、600℃)して熱交換器
コアを製造した。この際、フインをその表面積が
作動流体通路の外表面面積の6倍になるように、
かつそのフインピツチを4mmにして、作動流体通
路に組付けた。 次いで、製作された熱交換器コア全部につい
て、作動流体通路の耐食性を調査した。耐食性の
評価は、下記3種の腐食試験を1ケ月実施して作
動流体通路に生じた最大孔食深さを測定しこれに
よつた。 (1) 塩水噴霧試験:JIS−Z−2371 (2) 乾湿交互浸漬試験:3%NaCl水溶液、PH=
3(さく酸で調整)40℃×30分浸漬50℃×30
分乾操の繰り返し (3) CASS試験:JIS−H−8681 以上の各試験の結果は、第2表に示すとおりで
あつた。第2表のコアNo.数は、第1表のフイン材
合金のNo.数に対応するものである。
のソーキング後、480℃にて熱間圧延し、冷間圧
延、中間焼鈍を経て最終板厚0.16mmtのH14相当
のフイン原板に仕上げ、これをコルゲーシヨン加
工してフインとした。 一方、このようにして得た各フインに対して、
3004合金を心材にして、この両面に4004合金を皮
材として10%クラツドして板厚0.5mmtのブレー
ジングシートを得た。このブレージングシートか
ら作動流体通路を製作した。 前記フインと作動流体通路を組合わせて、真空
ろう付け(2×10-5Torr、600℃)して熱交換器
コアを製造した。この際、フインをその表面積が
作動流体通路の外表面面積の6倍になるように、
かつそのフインピツチを4mmにして、作動流体通
路に組付けた。 次いで、製作された熱交換器コア全部につい
て、作動流体通路の耐食性を調査した。耐食性の
評価は、下記3種の腐食試験を1ケ月実施して作
動流体通路に生じた最大孔食深さを測定しこれに
よつた。 (1) 塩水噴霧試験:JIS−Z−2371 (2) 乾湿交互浸漬試験:3%NaCl水溶液、PH=
3(さく酸で調整)40℃×30分浸漬50℃×30
分乾操の繰り返し (3) CASS試験:JIS−H−8681 以上の各試験の結果は、第2表に示すとおりで
あつた。第2表のコアNo.数は、第1表のフイン材
合金のNo.数に対応するものである。
【表】
第2表で明らかなように、本発明の熱交換器コ
アは、いづれもフインの犠牲陽極効果によつて、
作動流体通路の耐食性が極めて優れている。これ
に対し、比較例の熱交換器コアは、いずれも同通
路の耐食性は不良である。特に、No.17のコアはフ
インのInが、No.18、No.19の各コアでは、同じく
Mn、Znがそれぞれ多すぎるため、フインの自己
腐食が著しく、このため作動流体通路の腐食が著
しい。またNo.20〜23の各コアでは、そのフインに
Cr、Ti、Zr、Vのいずれかが多くあるため、フ
インの犠牲陽極効果が十分でなく、作用流体通路
の耐食性が本発明コアのいずれよりも劣つてい
る。更にコアNo.13〜16は、フインに犠牲陽極効果
が無いか、あるいはあつても不十分であるため、
作動流体通路の耐食性は極めて悪い。 以上に加え、本発明コアのフインに使用した
Al−In−Li系合金は、その製造過程において何
らの問題点は認められなかつたが、比較例コアで
はフイン原材の製造過程中、造塊、圧延時に割れ
を発生した材料があつた。 [発明の効果] 本発明によるラミネート型熱交換器のコアは、
そのフイン材に、真空加熱後において優れた犠牲
陽極効果を発揮するAl−In−Li系合金を用いた
ことによつて、真空ろう付けにより製作された前
記熱交換器コアとして、その作動流体通路の耐食
性が優れたものである。
アは、いづれもフインの犠牲陽極効果によつて、
作動流体通路の耐食性が極めて優れている。これ
に対し、比較例の熱交換器コアは、いずれも同通
路の耐食性は不良である。特に、No.17のコアはフ
インのInが、No.18、No.19の各コアでは、同じく
Mn、Znがそれぞれ多すぎるため、フインの自己
腐食が著しく、このため作動流体通路の腐食が著
しい。またNo.20〜23の各コアでは、そのフインに
Cr、Ti、Zr、Vのいずれかが多くあるため、フ
インの犠牲陽極効果が十分でなく、作用流体通路
の耐食性が本発明コアのいずれよりも劣つてい
る。更にコアNo.13〜16は、フインに犠牲陽極効果
が無いか、あるいはあつても不十分であるため、
作動流体通路の耐食性は極めて悪い。 以上に加え、本発明コアのフインに使用した
Al−In−Li系合金は、その製造過程において何
らの問題点は認められなかつたが、比較例コアで
はフイン原材の製造過程中、造塊、圧延時に割れ
を発生した材料があつた。 [発明の効果] 本発明によるラミネート型熱交換器のコアは、
そのフイン材に、真空加熱後において優れた犠牲
陽極効果を発揮するAl−In−Li系合金を用いた
ことによつて、真空ろう付けにより製作された前
記熱交換器コアとして、その作動流体通路の耐食
性が優れたものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 In:0.005〜1%、Li:0.0005〜0.1%、Mn:
0.5〜1.5%、Fe:0.1〜0.7%、Si:≦0.4%を含有
し、残部が実質的にAlおよび不可避不純物から
なるアルミニウム合金からなるフイン材と、耐食
アルミニウム合金の心材に、Al−Si系、Al−Si
−Mg系の合金ろうを皮材としたブレージングシ
ートから成る作動流体通路を組合わせて、
10-2Torr以下の雰囲気中で、ろう付けすること
を特徴とするラミネート型熱交換器コアの製造方
法。 2 In:0.005〜1%、Li:0.0005〜0.1%、Mn:
0.5〜1.5%、Fe:0.1〜0.7%、Si:≦0.4%を含有
し、さらにZn:0.1〜0.4%、Sn:0.01〜0.09%、
Mg:0.1〜2%のいずれか1種以上を含有し、残
部が実質的にAlおよび不可避不純物からなるア
ルミニウム合金からなるフイン材と、耐食アルミ
ニウム合金の心材に、Al−Si系、Al−Si−Mg系
の合金ろうを皮材としたブレージングシートから
成る作動流体通路を組合わせて、10-2Torr以下
の雰囲気中で、ろう付けすることを特徴とするラ
ミネート型熱交換器コアの製造方法。 3 In:0.005〜1%、Li:0.0005〜0.1%、Mn:
0.5〜1.5%、Fe:0.1〜0.7%、Si:≦0.4%を含有
し、さらにCr:0.05〜0.5%、Zr:0.05〜0.5%、
Ti:0.01〜0.5%、V:0.01〜0.5%のいずれか1
種以上を含有し、残部が実質的にAlおよび不可
避不純物からなるアルミニウム合金からなるフイ
ン材と、耐食アルミニウム合金の心材に、Al−
Si系、Al−Si−Mg系の合金ろうを皮材としたブ
レージングシートから成る作動流体通路を組合わ
せて、10-2Torr以下の雰囲気中で、ろう付けす
ることを特徴とするラミネート型熱交換器コアの
製造方法。 4 In:0.005〜1%、Li:0.0005〜0.1%、Mn:
0.5〜1.5%、Fe:0.1〜0.7%、Si:≦0.4%を含有
し、さらにZn:0.1〜0.4%、Sn:0.01〜0.09%、
Mg:0.1〜2%のいずれか1種以上およびCr:
0.05〜0.5%、Zr:0.05〜0.5%、Ti:0.01〜0.5%、
V:0.01〜0.5%のいずれか1種以上を含有し、
残部が実質的にAlおよび不可避不純物からなる
アルミニウム合金からなるフイン材と、耐食アル
ミニウム合金の心材に、Al−Si系、Al−Si−Mg
系の合金ろうを皮材としたブレージングシートか
ら成る作動流体通路を組合わせて、10-2Torr以
下の雰囲気中で、ろう付けすることを特徴とする
ラミネート型熱交換器コアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26605885A JPS62127445A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | ラミネート型熱交換器のコアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26605885A JPS62127445A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | ラミネート型熱交換器のコアの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62127445A JPS62127445A (ja) | 1987-06-09 |
| JPH0224185B2 true JPH0224185B2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=17425793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26605885A Granted JPS62127445A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | ラミネート型熱交換器のコアの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62127445A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2595845B2 (ja) * | 1991-08-30 | 1997-04-02 | 日本軽金属株式会社 | 耐食性に優れたブレージングシート |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP26605885A patent/JPS62127445A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62127445A (ja) | 1987-06-09 |
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