JPH02242083A - 粉末原料の焼成装置 - Google Patents
粉末原料の焼成装置Info
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- JPH02242083A JPH02242083A JP6445989A JP6445989A JPH02242083A JP H02242083 A JPH02242083 A JP H02242083A JP 6445989 A JP6445989 A JP 6445989A JP 6445989 A JP6445989 A JP 6445989A JP H02242083 A JPH02242083 A JP H02242083A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特にセメント原料、石灰石粉末等を焼成する
粉末原料の焼成装置に関する。
粉末原料の焼成装置に関する。
従来のセメント原料焼成装置を例として、第4図と第5
図とを参照しながらこの装置の概略を以下に説明する。
図とを参照しながらこの装置の概略を以下に説明する。
第4図はセメント原料粉末を予熱、仮焼、焼成、冷却す
る工程を示す線図的系統図で、図中の実線矢印は熱ガス
の流れを、また破線矢印は粉末原料の流れを各々示して
いる。
る工程を示す線図的系統図で、図中の実線矢印は熱ガス
の流れを、また破線矢印は粉末原料の流れを各々示して
いる。
この焼成装置は、主として原料粉末予熱用のサイクロン
等の粉末分離器(C+)〜(C1)を縦方向に配列して
なる予熱装置(1)、ダスト排出口を後述する焼成炉(
3)の入口端層Q21に接続した分層サイクロン(C1
)、クリンカ焼成用のロータリキルン等の焼成炉(3)
、およびクリンカ冷却器(4)から構成されている。こ
のようなセメント原料焼成装置は、投入シュート(5)
より投入された粉末原料は、予熱用サイクロン(C8)
〜(C2)を経由して順次降下する。
等の粉末分離器(C+)〜(C1)を縦方向に配列して
なる予熱装置(1)、ダスト排出口を後述する焼成炉(
3)の入口端層Q21に接続した分層サイクロン(C1
)、クリンカ焼成用のロータリキルン等の焼成炉(3)
、およびクリンカ冷却器(4)から構成されている。こ
のようなセメント原料焼成装置は、投入シュート(5)
より投入された粉末原料は、予熱用サイクロン(C8)
〜(C2)を経由して順次降下する。
これに対し、焼成炉(3)およびこの焼成炉(3)の入
口端層02+に連通して設けられた仮焼炉(2)から供
給される高温の排ガスは、吸引ファン(8)により吸引
されて予熱装置【1)内を上昇する。故に、ダクト(7
)内およびサイクロン(C1)〜(C1)内では原料粉
末と高温ガスとの混合、熱交換および分離が繰り返され
る。こうして予熱された粉末原料は予熱装置(1)から
予熱原料シェード(ロ)をとおって仮焼炉(2)へと導
入される。また、このような仮焼炉(2)は、クリンカ
冷却器(以下、冷却器という)(4)から延長されてき
た抽気ダクト031が接続されている。
口端層02+に連通して設けられた仮焼炉(2)から供
給される高温の排ガスは、吸引ファン(8)により吸引
されて予熱装置【1)内を上昇する。故に、ダクト(7
)内およびサイクロン(C1)〜(C1)内では原料粉
末と高温ガスとの混合、熱交換および分離が繰り返され
る。こうして予熱された粉末原料は予熱装置(1)から
予熱原料シェード(ロ)をとおって仮焼炉(2)へと導
入される。また、このような仮焼炉(2)は、クリンカ
冷却器(以下、冷却器という)(4)から延長されてき
た抽気ダクト031が接続されている。
従って、冷却a(4)で生じた高温の燃焼用空気は仮焼
炉(2)に導入される。仮焼炉(2)では、この燃焼用
空気と、独自に専有するバーナ(6a)から供給される
燃料とにより燃焼が起こり、燃焼熱と焼成炉から得た排
ガスの持つ熱を受けて粉末原料は仮焼される。仮焼され
た粉末原料は、仮焼炉(2)の燃焼ガス出口(2f)側
に接続されている粉末分離器である分離サイクロン(C
4)に燃焼ガスと共に入って分離された後、仮焼原料シ
ュート05)を介して人口端層021に送られ、焼成炉
(3)に入れられる。
炉(2)に導入される。仮焼炉(2)では、この燃焼用
空気と、独自に専有するバーナ(6a)から供給される
燃料とにより燃焼が起こり、燃焼熱と焼成炉から得た排
ガスの持つ熱を受けて粉末原料は仮焼される。仮焼され
た粉末原料は、仮焼炉(2)の燃焼ガス出口(2f)側
に接続されている粉末分離器である分離サイクロン(C
4)に燃焼ガスと共に入って分離された後、仮焼原料シ
ュート05)を介して人口端層021に送られ、焼成炉
(3)に入れられる。
次いで、焼成炉(3)に入れられた原料粉末は、焼成炉
(3)の下端側に設置されているバーナ(6b)から供
給される燃料の燃焼熱により、焼成炉(3)内で必要な
熱処理が施される。
(3)の下端側に設置されているバーナ(6b)から供
給される燃料の燃焼熱により、焼成炉(3)内で必要な
熱処理が施される。
なお、クリンカ冷却用の空気は送風機Qωにより供給さ
れ、クリンカと熱交換を行って昇温した空気(高温排ガ
ス)の一部は、上述の如く仮焼炉(2)および焼成炉(
3)に分配導入されるが、余剰の空気は吸引ファン(9
)により排出される。そして、冷却器(4)から出たク
リンカはコンベア01)によって次工程へ搬出されるこ
とになる。
れ、クリンカと熱交換を行って昇温した空気(高温排ガ
ス)の一部は、上述の如く仮焼炉(2)および焼成炉(
3)に分配導入されるが、余剰の空気は吸引ファン(9
)により排出される。そして、冷却器(4)から出たク
リンカはコンベア01)によって次工程へ搬出されるこ
とになる。
第5図は、第4図における仮焼炉付近の構成をより詳細
に示す概念図で、この図により仮焼炉の構造と機能を説
明すると次のとおりである。
に示す概念図で、この図により仮焼炉の構造と機能を説
明すると次のとおりである。
即ち、仮焼炉(2)は円筒状であって、絞り部(2c)
を境にして互いに連通した下方の燃焼室(2a)と上方
の混合室(2b)とからなっている、そして、燃焼室(
2a)の下端は、下方に向けて賛成断面を縮小する逆円
錐体状部となっており、開口(2d)により入口端層0
2)を介して焼成炉(3)に接続されている。
を境にして互いに連通した下方の燃焼室(2a)と上方
の混合室(2b)とからなっている、そして、燃焼室(
2a)の下端は、下方に向けて賛成断面を縮小する逆円
錐体状部となっており、開口(2d)により入口端層0
2)を介して焼成炉(3)に接続されている。
また、燃焼室(2a)の下部側壁には、その半径方向ま
たは接線方向に、冷却器(4)から供給される高温空気
を燃焼用空気として案内する抽気ダク)O’nが開口(
2e)を介して接続され、このダクト0りの天井壁が燃
焼室(2a)の側壁との接合付近には、燃焼室(2a)
に流入する高温空気に指向して、燃料を吹き込むバーナ
(6a)が設置されている。さらに、燃焼室(2a)と
混合室(2b)には予熱装置(1)のサイクロン(Cs
)から延ばされた予熱原料シュート(ロ)が各々接続さ
れており、一方混合室(2b)の燃焼ガス出口(2f)
は分離サイクロン(C1)に接続されている。
たは接線方向に、冷却器(4)から供給される高温空気
を燃焼用空気として案内する抽気ダク)O’nが開口(
2e)を介して接続され、このダクト0りの天井壁が燃
焼室(2a)の側壁との接合付近には、燃焼室(2a)
に流入する高温空気に指向して、燃料を吹き込むバーナ
(6a)が設置されている。さらに、燃焼室(2a)と
混合室(2b)には予熱装置(1)のサイクロン(Cs
)から延ばされた予熱原料シュート(ロ)が各々接続さ
れており、一方混合室(2b)の燃焼ガス出口(2f)
は分離サイクロン(C1)に接続されている。
この場合、予熱原料シュートθ4は、取付角度が!li
I整可能とされる分配弁<14c)を備えた分岐部材(
14d)により2本の分岐シュート(14a) 、(1
4b)に分岐されている。そして、分岐シュート(14
a)は仮焼炉(2)の燃焼室(2a)に、また他の分岐
シュー) (14b)は混合室(2b)に接続されてい
る。
I整可能とされる分配弁<14c)を備えた分岐部材(
14d)により2本の分岐シュート(14a) 、(1
4b)に分岐されている。そして、分岐シュート(14
a)は仮焼炉(2)の燃焼室(2a)に、また他の分岐
シュー) (14b)は混合室(2b)に接続されてい
る。
なお、分岐シュート(14a)および(14b)と、燃
焼室(2a)および混合室(2b)との接続位置は、予
熱された原料粉末が分岐シュート(14a)から燃焼室
(2a)内に投入されたとき、燃焼室(2a)内に形成
される燃焼域中に局部的な高温部が形成されないような
位置が選ばれるか、同じく予熱された原料粉末が分岐シ
ュー) (14a)から燃焼室(2a)内に投入された
とき、この原料粉末が仮焼炉(2)の下端開口(2d)
から燃焼室(2a)内に上昇流入する焼成炉(3)の排
ガスと共働して、燃焼室(2a)内に濃密な第1の噴流
層を形成するような位置に設定されるか、または予熱さ
れた原料粉末が分岐シュー) (14b)から混合室(
2b)内に投入されたとき、この原料粉末が仮焼炉(2
)の中間絞り部(2c)から混合室(2b)内に上昇流
入してくる燃焼室(2a)の燃焼ガスと共働して、混合
室(2b)内に第2の噴流層を形成するような位置に設
定されている。
焼室(2a)および混合室(2b)との接続位置は、予
熱された原料粉末が分岐シュート(14a)から燃焼室
(2a)内に投入されたとき、燃焼室(2a)内に形成
される燃焼域中に局部的な高温部が形成されないような
位置が選ばれるか、同じく予熱された原料粉末が分岐シ
ュー) (14a)から燃焼室(2a)内に投入された
とき、この原料粉末が仮焼炉(2)の下端開口(2d)
から燃焼室(2a)内に上昇流入する焼成炉(3)の排
ガスと共働して、燃焼室(2a)内に濃密な第1の噴流
層を形成するような位置に設定されるか、または予熱さ
れた原料粉末が分岐シュー) (14b)から混合室(
2b)内に投入されたとき、この原料粉末が仮焼炉(2
)の中間絞り部(2c)から混合室(2b)内に上昇流
入してくる燃焼室(2a)の燃焼ガスと共働して、混合
室(2b)内に第2の噴流層を形成するような位置に設
定されている。
故に、上記した従来装置では、燃焼室(2a)に予熱装
置から搬送されてくる予熱原料の一部が供給されるだけ
であるから、予熱原料の全てが燃焼室(2a)内に投入
される場合と比べて、燃焼室(2a)内の温度を十分に
高めることができる。
置から搬送されてくる予熱原料の一部が供給されるだけ
であるから、予熱原料の全てが燃焼室(2a)内に投入
される場合と比べて、燃焼室(2a)内の温度を十分に
高めることができる。
従って、燃焼室(2a)では、この燃焼室(2a)内の
温度上昇によって、燃料の燃焼、粉末原料の加熱および
脱炭酸反応の促進等が好ましい状態で行われる。即ち、
燃焼室(2a)内では、燃料の燃焼速度は、燃焼室(2
a)内の燃焼温度の上昇に応じて指数関数的に著しく増
大する為、僅かの過剰空気で十分な燃焼を行わせること
ができる。
温度上昇によって、燃料の燃焼、粉末原料の加熱および
脱炭酸反応の促進等が好ましい状態で行われる。即ち、
燃焼室(2a)内では、燃料の燃焼速度は、燃焼室(2
a)内の燃焼温度の上昇に応じて指数関数的に著しく増
大する為、僅かの過剰空気で十分な燃焼を行わせること
ができる。
また、燃焼ガスと供給原料との大きな温度差に基づいて
、燃料の燃焼熱を有効かつ速やかに原料粉末へ伝達させ
ることが可能になるので、仮焼炉での燃料消費量を低減
させることができ、そして微粉炭等の固体燃料や低品位
燃料を使用する場合にあっても、燃焼温度の上昇により
必要燃焼時間が短縮されるので、仮焼炉容積を小さく選
定することができる。
、燃料の燃焼熱を有効かつ速やかに原料粉末へ伝達させ
ることが可能になるので、仮焼炉での燃料消費量を低減
させることができ、そして微粉炭等の固体燃料や低品位
燃料を使用する場合にあっても、燃焼温度の上昇により
必要燃焼時間が短縮されるので、仮焼炉容積を小さく選
定することができる。
さらに、燃焼室(2a)内の温度は、同室内燃焼ガス中
の炭酸ガス分圧により決定される原料粉末の仮焼反応温
度よりも蟲かに高温度になるので、分岐シュー) (1
4a)により燃焼室(2a)内に供給された原料粉末は
、この燃焼室(2a)内において、速やかに脱炭酸反応
が進む、即ち仮焼される。
の炭酸ガス分圧により決定される原料粉末の仮焼反応温
度よりも蟲かに高温度になるので、分岐シュー) (1
4a)により燃焼室(2a)内に供給された原料粉末は
、この燃焼室(2a)内において、速やかに脱炭酸反応
が進む、即ち仮焼される。
このように、仮焼炉に送り込まれる予熱原料を、仮焼炉
内の粉末原料の流れ方向に見て、仮焼炉の上流側と下流
側とに分配可能に供給する従来の原料焼成装置では、上
記の如き種々の利点が挙げられるが、他方次に述べるよ
うな問題が包含されており、十分に満足されるものでは
なかった。
内の粉末原料の流れ方向に見て、仮焼炉の上流側と下流
側とに分配可能に供給する従来の原料焼成装置では、上
記の如き種々の利点が挙げられるが、他方次に述べるよ
うな問題が包含されており、十分に満足されるものでは
なかった。
■ 例えば、仮焼炉内の粉末原料の流れ方向に見て、下
流側に供給された粉末原料は仮焼炉内での滞留時間が比
較的短い為に、粉末原料中の粗粉の脱炭酸反応が十分に
促進され難いという点、■ また、上流側に供給された
原料粉末のうち特に細粉のものについて、高温で加熱さ
れると加熱炉壁面にコーチングを発生しやすいので、仮
焼炉内ではその燃焼雰囲気をあまり高温にすることがで
きず、下流側に供給された原料粉末中の粗粉の脱炭酸反
応が掻めて不十分になるという点、■ 一方、このよう
なコーチングの発生を抑制するために、このコーチング
を発生させないような原料が供給される場合や、同じく
コーチングが形成されに(い炉内壁材料が用いられる場
合等では、仮焼炉壁面へのコーチングの付着がある程度
解消されることになるので、炉内の燃焼雰囲気、特に上
流側が高温化され、原料の仮焼や原料の焼成が促進され
得るが、その反面多量の窒素酸化物成分(以下、NOx
という)が仮焼炉内に発生し、この雰囲気温度の上昇に
対して、有害なNO8が指数関数的に増大するという点
、等である。
流側に供給された粉末原料は仮焼炉内での滞留時間が比
較的短い為に、粉末原料中の粗粉の脱炭酸反応が十分に
促進され難いという点、■ また、上流側に供給された
原料粉末のうち特に細粉のものについて、高温で加熱さ
れると加熱炉壁面にコーチングを発生しやすいので、仮
焼炉内ではその燃焼雰囲気をあまり高温にすることがで
きず、下流側に供給された原料粉末中の粗粉の脱炭酸反
応が掻めて不十分になるという点、■ 一方、このよう
なコーチングの発生を抑制するために、このコーチング
を発生させないような原料が供給される場合や、同じく
コーチングが形成されに(い炉内壁材料が用いられる場
合等では、仮焼炉壁面へのコーチングの付着がある程度
解消されることになるので、炉内の燃焼雰囲気、特に上
流側が高温化され、原料の仮焼や原料の焼成が促進され
得るが、その反面多量の窒素酸化物成分(以下、NOx
という)が仮焼炉内に発生し、この雰囲気温度の上昇に
対して、有害なNO8が指数関数的に増大するという点
、等である。
なお、No、の発生量の増加傾向としては、原料の仮焼
率が85%以上になると、一定の分解率の増加層に対し
、温度の上昇率が急激に増して(る為、高い仮焼率(例
えば、90〜95%以上)の焼成原料を得ようとする場
合に特に顕著になる。
率が85%以上になると、一定の分解率の増加層に対し
、温度の上昇率が急激に増して(る為、高い仮焼率(例
えば、90〜95%以上)の焼成原料を得ようとする場
合に特に顕著になる。
ところで、従来特開昭57−135752号公報に開示
されているように、粉末原料の焼成に先立って仮焼する
仮焼炉を予備仮焼する為の炉と後仮焼する為の炉とに分
割し、この予備仮焼炉を焼成炉の排ガスで、また後仮焼
炉を空気による燃料の燃焼から得られる加熱ガスで加熱
するという2つの仮焼炉を装備した構造の仮焼装置が提
案されている。
されているように、粉末原料の焼成に先立って仮焼する
仮焼炉を予備仮焼する為の炉と後仮焼する為の炉とに分
割し、この予備仮焼炉を焼成炉の排ガスで、また後仮焼
炉を空気による燃料の燃焼から得られる加熱ガスで加熱
するという2つの仮焼炉を装備した構造の仮焼装置が提
案されている。
この仮焼装置では、焼成炉内でセメントを造る際、この
焼成炉内での高温下で生じるNO8成分を効率良く許容
範囲内まで低減させる為の還元剤および/または触媒が
導入される。この場合、仮焼炉を2段にすると、NO1
1成分を含有する排ガス内に、還元剤および/または触
媒をNOoの解離温度が存在するような温度範囲で導入
でき得るこ゛ととなる。
焼成炉内での高温下で生じるNO8成分を効率良く許容
範囲内まで低減させる為の還元剤および/または触媒が
導入される。この場合、仮焼炉を2段にすると、NO1
1成分を含有する排ガス内に、還元剤および/または触
媒をNOoの解離温度が存在するような温度範囲で導入
でき得るこ゛ととなる。
しかしながら、2個の仮焼炉を、排ガスの流れ方向に見
て、単に上流側、下流側に設けるという従来の仮焼装置
の場合、例えば上記還元剤および/または触媒等の投入
によりNOxの低減化についである程度の効果をあげる
ことができても、上述の問題点■から■を根本的に解消
したものとはなっていない。
て、単に上流側、下流側に設けるという従来の仮焼装置
の場合、例えば上記還元剤および/または触媒等の投入
によりNOxの低減化についである程度の効果をあげる
ことができても、上述の問題点■から■を根本的に解消
したものとはなっていない。
従って、本発明は仮焼炉内における燃料の燃焼性能を促
進し、かつ原料粉末の仮焼性能をさらに改善しながら、
仮焼炉全体の燃費の低減、およびNO,等の有害ガスの
発生を抑制することのできる粉末原料の焼成装置の提供
を目的とする。
進し、かつ原料粉末の仮焼性能をさらに改善しながら、
仮焼炉全体の燃費の低減、およびNO,等の有害ガスの
発生を抑制することのできる粉末原料の焼成装置の提供
を目的とする。
(!18を解決するための手段〕
本発明は上記した問題点の解決を図る為になされたもの
であって、従って本発明に係る粉末原料の焼成装置の構
成は、粉末原料を予熱し、かつ仮焼する予熱装置と仮焼
装置とを有する第1系統と第2系統の予熱仮焼装置から
供給される仮焼原料を焼成する焼成炉とを備えてなる粉
末原料の焼成装置であって、前記原料を細粉原料と粗粉
原料とに分級する分級装置と、該分級装置で分級された
細わ)原料を第1系統の予熱装置へ、また粗粉原料を第
2系統の予熱装置へ各々投入する原料投入シュートと、
焼成炉の排ガスを第1系統の仮焼炉の下端部に導入する
排ガス導入部と、第1系統の仮焼炉の側壁部から、また
第2系統の仮焼炉の下部と側壁部とからクリンカ冷却器
で回収した回収熱を導入する抽気ダクトと、第2系統の
仮焼炉の出口側に接続された分!iI器から仮焼粗粉原
料を第1系統の仮焼炉に投入する仮焼粗粉原料投入シュ
ートと、第1系統の仮焼炉の出口側に接続された分離器
から焼成炉へ細粉、粗粉原料からなる仮焼混合原料を投
入する仮焼混合原料投入シュートとを備えてなることを
特徴とする。
であって、従って本発明に係る粉末原料の焼成装置の構
成は、粉末原料を予熱し、かつ仮焼する予熱装置と仮焼
装置とを有する第1系統と第2系統の予熱仮焼装置から
供給される仮焼原料を焼成する焼成炉とを備えてなる粉
末原料の焼成装置であって、前記原料を細粉原料と粗粉
原料とに分級する分級装置と、該分級装置で分級された
細わ)原料を第1系統の予熱装置へ、また粗粉原料を第
2系統の予熱装置へ各々投入する原料投入シュートと、
焼成炉の排ガスを第1系統の仮焼炉の下端部に導入する
排ガス導入部と、第1系統の仮焼炉の側壁部から、また
第2系統の仮焼炉の下部と側壁部とからクリンカ冷却器
で回収した回収熱を導入する抽気ダクトと、第2系統の
仮焼炉の出口側に接続された分!iI器から仮焼粗粉原
料を第1系統の仮焼炉に投入する仮焼粗粉原料投入シュ
ートと、第1系統の仮焼炉の出口側に接続された分離器
から焼成炉へ細粉、粗粉原料からなる仮焼混合原料を投
入する仮焼混合原料投入シュートとを備えてなることを
特徴とする。
本発明になる粉末原料の焼成装置によれば、第2系統の
予熱仮焼装置内には焼成炉の燃焼排ガスが供給されない
ので、焼成炉の燃焼排ガスが供給される第1予熱板焼装
置内のガスに比較して高酸素濃度状態になる。そして、
高酸素濃度の第2系統の仮焼炉に、分級装置で分級され
た仮焼され難い粗粉原料が原料投入シュートを介して供
給され、この仮焼炉内において低炭酸ガス分圧雰囲気下
で脱炭酸反応(以下、単に仮焼という)が行われた後、
さらにこの仮焼された仮焼II粉原料は第1系統の仮焼
炉に供給されるので、この仮焼粗粉原料はこの仮焼炉内
においてもさらに仮焼される。
予熱仮焼装置内には焼成炉の燃焼排ガスが供給されない
ので、焼成炉の燃焼排ガスが供給される第1予熱板焼装
置内のガスに比較して高酸素濃度状態になる。そして、
高酸素濃度の第2系統の仮焼炉に、分級装置で分級され
た仮焼され難い粗粉原料が原料投入シュートを介して供
給され、この仮焼炉内において低炭酸ガス分圧雰囲気下
で脱炭酸反応(以下、単に仮焼という)が行われた後、
さらにこの仮焼された仮焼II粉原料は第1系統の仮焼
炉に供給されるので、この仮焼粗粉原料はこの仮焼炉内
においてもさらに仮焼される。
一方、分級装置で分級された仮焼され易い細粉原料は第
1系統の仮焼炉内でのみ仮焼される。
1系統の仮焼炉内でのみ仮焼される。
このように、細粉原料と粗粉原料とが別系統の予熱仮焼
装置内に各々供給されので、各仮焼炉内における原料の
量はこの仮焼炉のどの段階においても一定となり、未分
級の通常の粉末原料の仮焼に要する温度よりも低温で細
粉原料と粗粉原料の各々が仮焼される。
装置内に各々供給されので、各仮焼炉内における原料の
量はこの仮焼炉のどの段階においても一定となり、未分
級の通常の粉末原料の仮焼に要する温度よりも低温で細
粉原料と粗粉原料の各々が仮焼される。
本発明の一実施例を、粉末セメント原料を予熱、仮焼、
焼成、冷却する工程を示すセメント原料の焼成装置の線
図的系統説明図の第1図を参照しながら以下に説明する
。
焼成、冷却する工程を示すセメント原料の焼成装置の線
図的系統説明図の第1図を参照しながら以下に説明する
。
即ち、図に示す符号(1)と(2)とは、粉末セメント
原料網(以下、粉末原料という)を予熱し、かつ仮焼す
る第1系統と第2系統からなる予熱仮焼装置であり、こ
の第1系統の予熱仮焼装置(1)は予熱装置(la)と
仮焼炉(lb)からなり、またこの第2系統の予熱仮焼
装置(2)は第1系統のそれと同様に予熱装置(2a)
と仮焼炉(2b)とからなっている。
原料網(以下、粉末原料という)を予熱し、かつ仮焼す
る第1系統と第2系統からなる予熱仮焼装置であり、こ
の第1系統の予熱仮焼装置(1)は予熱装置(la)と
仮焼炉(lb)からなり、またこの第2系統の予熱仮焼
装置(2)は第1系統のそれと同様に予熱装置(2a)
と仮焼炉(2b)とからなっている。
より詳しくは、第1系統の予熱仮焼装置(+)は、主と
して粉末原料予熱用のサイクロン等の3個の粉末分離器
(C+)〜(C3)をダクトを介して縦方向に配列して
なる予熱装置(la)と、下部の粉末分離サイクロン(
C1)とダクトを介して連通させた仮焼炉(lb)とか
らなり、また第2系統の予熱仮焼装置(2)は、粉末原
料予熱用のサイクロン等の3個の粉末分離器(C,)〜
(C3)をタリトを介して縦方向に配列してなる予熱装
置(2a)と、下部の粉末分離サイクロン(C4)とダ
クトを介して連通させた仮焼炉(2b)とからなる構成
とした。
して粉末原料予熱用のサイクロン等の3個の粉末分離器
(C+)〜(C3)をダクトを介して縦方向に配列して
なる予熱装置(la)と、下部の粉末分離サイクロン(
C1)とダクトを介して連通させた仮焼炉(lb)とか
らなり、また第2系統の予熱仮焼装置(2)は、粉末原
料予熱用のサイクロン等の3個の粉末分離器(C,)〜
(C3)をタリトを介して縦方向に配列してなる予熱装
置(2a)と、下部の粉末分離サイクロン(C4)とダ
クトを介して連通させた仮焼炉(2b)とからなる構成
とした。
また、これらの予熱仮焼装置(1)、(2)の各々には
、粉末原料−を細粉原料と粗粉原料とに分級する分級装
置(3)を原料投入シュート(4)、(4a)を介して
接続して、この分級装置(3)で分級された粉末原料(
財)のうちの細粉原料を第1系統の予熱仮焼装置(1)
に、また粗粉原料を第2系統の予熱仮焼装置(2)に各
々投入するようにした。
、粉末原料−を細粉原料と粗粉原料とに分級する分級装
置(3)を原料投入シュート(4)、(4a)を介して
接続して、この分級装置(3)で分級された粉末原料(
財)のうちの細粉原料を第1系統の予熱仮焼装置(1)
に、また粗粉原料を第2系統の予熱仮焼装置(2)に各
々投入するようにした。
次いで、粉末原料を焼成する焼成炉(ロ)の排ガスを第
1系統の仮焼炉(lb)の下端部に導入する、俳ガス導
入部としての入口端層(5)をこの焼成炉(ロ)の人口
側に設けると共に、第1系統の仮焼炉(1b)の側壁部
に、また第2系統の仮焼炉(2b)の下部と側壁部とに
、前記焼成炉(ト)の出口側に設けたクリンカ冷却器(
CL)により回収した高温空気を導入する抽気ダクト(
6)を介して接続した。
1系統の仮焼炉(lb)の下端部に導入する、俳ガス導
入部としての入口端層(5)をこの焼成炉(ロ)の人口
側に設けると共に、第1系統の仮焼炉(1b)の側壁部
に、また第2系統の仮焼炉(2b)の下部と側壁部とに
、前記焼成炉(ト)の出口側に設けたクリンカ冷却器(
CL)により回収した高温空気を導入する抽気ダクト(
6)を介して接続した。
一方、第2系統の粉末分離サイクロン(C4)の出口側
から第1系統の仮焼炉(lb)に仮焼粗粉原料を投入す
る仮焼粗粉原料投入シュート(7)を接続し、この仮焼
粗粉原料投入シュート(7)に第1系統の下部の予熱用
の粉末分離器(C3)の出口側をダクトを介して連通さ
せた。また、この第1系統の粉末分離サイクロン(C4
)の下部には、その位置から前記入口端層(5)に仮焼
された細粉原料と粗粉原料の混合体とからなる仮焼混合
原料を投入する仮焼混合原料供給シェード(8)を接続
すると共に、これら両板焼炉(1b)、(2b)の側壁
にはこれら炉内に燃料を噴射するバーナ(9)を配設し
た。
から第1系統の仮焼炉(lb)に仮焼粗粉原料を投入す
る仮焼粗粉原料投入シュート(7)を接続し、この仮焼
粗粉原料投入シュート(7)に第1系統の下部の予熱用
の粉末分離器(C3)の出口側をダクトを介して連通さ
せた。また、この第1系統の粉末分離サイクロン(C4
)の下部には、その位置から前記入口端層(5)に仮焼
された細粉原料と粗粉原料の混合体とからなる仮焼混合
原料を投入する仮焼混合原料供給シェード(8)を接続
すると共に、これら両板焼炉(1b)、(2b)の側壁
にはこれら炉内に燃料を噴射するバーナ(9)を配設し
た。
そして、両系統の最上部の粉末分離器(C6)の各々に
は、これら各々の系統内において発生する徘ガスを吸引
する徘ガス吸引ファン0ωをダクトを介して接続してな
る構成とした。
は、これら各々の系統内において発生する徘ガスを吸引
する徘ガス吸引ファン0ωをダクトを介して接続してな
る構成とした。
以下に、上記した構成になる粉末原料の焼成装置の作用
態様を説明すると、分級装置(3)により分級された粉
末原料(ロ)のうちの細粉原料は原料投入シュート(4
)から第1系統の予熱装置(1a)に、また粗粉原料は
原料投入シュート(4a)から第1系統の予熱装置(2
a)に各々投入される。
態様を説明すると、分級装置(3)により分級された粉
末原料(ロ)のうちの細粉原料は原料投入シュート(4
)から第1系統の予熱装置(1a)に、また粗粉原料は
原料投入シュート(4a)から第1系統の予熱装置(2
a)に各々投入される。
そして、投入された細粉原料と粗粉原料とは各々の系統
の予熱用の粉末分離器(C1)〜(C3)を経由して順
次下降するが、第1系統の予熱仮焼装置(1)内では焼
成炉(ト)およびこの焼成炉枳)の入口側に設けられた
入口端層(5)をとおって供給されてくる高温の排ガス
とタリンカ冷却器(CL)により回収された高温空気と
燃料との燃焼により発生した高温の排ガスとが、排ガス
吸引ファン0[Dにより吸引されてこの予熱仮焼装置(
1)内を上昇するので、この予熱装置(la)の内部に
おいて細粉原料と高温ガスとの混合、熱交換および分離
が繰り返される。
の予熱用の粉末分離器(C1)〜(C3)を経由して順
次下降するが、第1系統の予熱仮焼装置(1)内では焼
成炉(ト)およびこの焼成炉枳)の入口側に設けられた
入口端層(5)をとおって供給されてくる高温の排ガス
とタリンカ冷却器(CL)により回収された高温空気と
燃料との燃焼により発生した高温の排ガスとが、排ガス
吸引ファン0[Dにより吸引されてこの予熱仮焼装置(
1)内を上昇するので、この予熱装置(la)の内部に
おいて細粉原料と高温ガスとの混合、熱交換および分離
が繰り返される。
一方、第2系統の予熱仮焼装置(2)内ではクリンカ冷
却器(CL)により回収された高温空気と燃料との燃焼
により発生した高温の排ガスが、排ガス吸引ファンOl
により吸引されてその内部を上昇するので、この予熱装
置(2a)の内部において粗粉原料と高温ガスとの混合
、熱交換および分離が繰り返される。
却器(CL)により回収された高温空気と燃料との燃焼
により発生した高温の排ガスが、排ガス吸引ファンOl
により吸引されてその内部を上昇するので、この予熱装
置(2a)の内部において粗粉原料と高温ガスとの混合
、熱交換および分離が繰り返される。
そして、仮焼炉(1b)、(2b)ではこれらの内部へ
供給された高温の燃焼用空気と、これらの個々に設けら
れたバーナ(9)から噴射される燃料が燃焼することに
より高温雰囲気が形成され、細粉原料は第1系統の仮焼
炉(lb)内において、また粗粉原料は第2系統の仮焼
炉(2b)内にて各々仮焼される。
供給された高温の燃焼用空気と、これらの個々に設けら
れたバーナ(9)から噴射される燃料が燃焼することに
より高温雰囲気が形成され、細粉原料は第1系統の仮焼
炉(lb)内において、また粗粉原料は第2系統の仮焼
炉(2b)内にて各々仮焼される。
次いで、仮焼された仮焼細粉原料は第1系統の仮焼炉(
lb)の出口(lc)側に接続されている粉末分離サイ
クロン(C4)に燃焼ガスと共に入って分離された後、
仮焼混合原料投入シュート(8)を介して人口端層(5
)に送られ、焼成炉(ト)に入れられて、所定の熱処理
が施される。
lb)の出口(lc)側に接続されている粉末分離サイ
クロン(C4)に燃焼ガスと共に入って分離された後、
仮焼混合原料投入シュート(8)を介して人口端層(5
)に送られ、焼成炉(ト)に入れられて、所定の熱処理
が施される。
また、第2系統の仮焼炉(2b)で仮焼された仮焼粗粉
原料は第2系統の仮焼炉(2b)の出口(2c)側に接
続されている粉末分離サイクロン(C4)に燃焼ガスと
共に入って分離された後、仮焼粗粉原料投入シェード(
7)を介して第1系統の仮焼炉(Ib)に送られ、ここ
においてさらに仮焼されて、前記仮焼細粉原料と同様に
入口端層(5)に送られると共に、焼成炉(ロ)に入れ
られて、所定の熱処理が施される。
原料は第2系統の仮焼炉(2b)の出口(2c)側に接
続されている粉末分離サイクロン(C4)に燃焼ガスと
共に入って分離された後、仮焼粗粉原料投入シェード(
7)を介して第1系統の仮焼炉(Ib)に送られ、ここ
においてさらに仮焼されて、前記仮焼細粉原料と同様に
入口端層(5)に送られると共に、焼成炉(ロ)に入れ
られて、所定の熱処理が施される。
このような工程のうち予熱、仮焼工程においては、細粉
原料はその粒度が小さいので熱交換され易(、しかも均
一にその温度が上昇し、さらに第1系統の仮焼炉(lb
)内のCO,分圧が30〜35%と高くても短時間のう
ちに仮焼される。
原料はその粒度が小さいので熱交換され易(、しかも均
一にその温度が上昇し、さらに第1系統の仮焼炉(lb
)内のCO,分圧が30〜35%と高くても短時間のう
ちに仮焼される。
従って、細粉原料は大小の粒径の粉末を含む粉末原料の
場合に比較して、より低温でかつ短時間で脱炭酸が終了
する。
場合に比較して、より低温でかつ短時間で脱炭酸が終了
する。
また、粗粉原料はその粒径が大きいので、熱交換に長時
間を要し、さらに脱炭酸反応が終了するにも長時間が必
要となる結果仮焼され難いが、第2系統の仮焼炉(2b
)内ではCO8分圧が10%前後と低いので、粗粉原料
の脱炭酸反応が容易に進行する。さらに、第1系統の仮
焼炉(lb)にも投入される為、細粉原料に比較して約
2倍の反応時間が得られるので、従来よりも低温で完全
に仮焼される。このように、細粉原料と粗粉原料とは共
に上記したように、必要以上に原料温度を上げることな
く完全に仮焼されるので、高温状態において発生し勝ち
であった加熱炉の壁面へのコーチングの形成を抑制する
ことができる。
間を要し、さらに脱炭酸反応が終了するにも長時間が必
要となる結果仮焼され難いが、第2系統の仮焼炉(2b
)内ではCO8分圧が10%前後と低いので、粗粉原料
の脱炭酸反応が容易に進行する。さらに、第1系統の仮
焼炉(lb)にも投入される為、細粉原料に比較して約
2倍の反応時間が得られるので、従来よりも低温で完全
に仮焼される。このように、細粉原料と粗粉原料とは共
に上記したように、必要以上に原料温度を上げることな
く完全に仮焼されるので、高温状態において発生し勝ち
であった加熱炉の壁面へのコーチングの形成を抑制する
ことができる。
さらに、第1系統並びに第2系統の仮焼炉(lb)、(
2b)との炉内温度が従来の仮焼炉の炉内温度に比較し
て低温で済むので、これらの仮焼炉(lb)、(2b)
から発生する有害なNOMの発生量を減少させることが
できる。
2b)との炉内温度が従来の仮焼炉の炉内温度に比較し
て低温で済むので、これらの仮焼炉(lb)、(2b)
から発生する有害なNOMの発生量を減少させることが
できる。
そして、この発明になる粉末原料の焼成装置に対して、
従来の粉末原料の焼成装置のように高温下で生じるNO
8成分を効率良く許容範囲まで低減させる為の還元剤お
よび/または触媒を導入すれば、No、の発生量をより
一層減少させ得る。
従来の粉末原料の焼成装置のように高温下で生じるNO
8成分を効率良く許容範囲まで低減させる為の還元剤お
よび/または触媒を導入すれば、No、の発生量をより
一層減少させ得る。
また、粉末原料の仮焼温度が低温で済むので、燃費を削
減することができるだけでなく、第2系統の仮焼炉(2
b)では酸素濃度が高いので、低品位の燃料も使用する
ことが可能になる結果、経済的にも極めて有利になり、
製品の生産コストの削減におおいに寄与することができ
る。
減することができるだけでなく、第2系統の仮焼炉(2
b)では酸素濃度が高いので、低品位の燃料も使用する
ことが可能になる結果、経済的にも極めて有利になり、
製品の生産コストの削減におおいに寄与することができ
る。
因みに、本実施例になる第2系統の仮焼炉(2b)と本
発明の背景となる従来技術の仮焼炉の炉内温度の経時変
化の相違を説明すると、この実施例になる第2系統の仮
焼炉(2b)の炉内温度の経時変化は、第2図に示すよ
うに、加熱初期段階においては炉内ガス温度が約1,1
00”Cで、粉末原料の温度が920°C程度になり、
時間の経過につれて両者の温度が漸減して以後ガス温度
900°C2原料温度860〜880°C程度の温度で
維持されるのに対して、従来の技術になる仮焼炉では、
加熱初期段階においては炉内ガス温度が約1.350°
Cで、粉末原料の温度が1,210°C程度になり、時
間の経過につれて両者の温度が漸減して以後ガス温度9
00°C1原料温度860〜880°C程度の温度で維
持されるというように、加熱初期段階においてはこれら
炉の炉内ガス温度の間と、炉内の粉末原料の温度の間に
は大きな温度差があり、本技術がより低温で粉末原料を
仮焼し得ることを示している。
発明の背景となる従来技術の仮焼炉の炉内温度の経時変
化の相違を説明すると、この実施例になる第2系統の仮
焼炉(2b)の炉内温度の経時変化は、第2図に示すよ
うに、加熱初期段階においては炉内ガス温度が約1,1
00”Cで、粉末原料の温度が920°C程度になり、
時間の経過につれて両者の温度が漸減して以後ガス温度
900°C2原料温度860〜880°C程度の温度で
維持されるのに対して、従来の技術になる仮焼炉では、
加熱初期段階においては炉内ガス温度が約1.350°
Cで、粉末原料の温度が1,210°C程度になり、時
間の経過につれて両者の温度が漸減して以後ガス温度9
00°C1原料温度860〜880°C程度の温度で維
持されるというように、加熱初期段階においてはこれら
炉の炉内ガス温度の間と、炉内の粉末原料の温度の間に
は大きな温度差があり、本技術がより低温で粉末原料を
仮焼し得ることを示している。
また、第1系統の仮焼炉(1b)の炉内温度の経時変化
の場合も、第2図により説明した第2系統の仮焼炉(2
b)と略同等の経過を示した。
の場合も、第2図により説明した第2系統の仮焼炉(2
b)と略同等の経過を示した。
なお、上記した実施例は本発明の具体例にすぎず、従っ
てこの実例によって本発明の技術思想の範囲が限定され
るものではなく、しかもこの技術思想を逸脱しないの範
囲内における設計変更等は自由自在である。
てこの実例によって本発明の技術思想の範囲が限定され
るものではなく、しかもこの技術思想を逸脱しないの範
囲内における設計変更等は自由自在である。
本発明になる粉末原料の焼成装置によれば、分級装置で
分級された粗粉原料が、比較的酸素濃度の高い第2系統
の仮焼炉に供給され、ごの仮焼炉内にて低炭酸ガス分圧
雰囲気下で仮焼が促進された後、第1系統の仮焼炉に供
給されてさらに仮焼されるので、仮焼され難い粗粉原料
は従来の粉末原料の焼成装置の仮焼炉による仮焼温度の
ように高温にすることなく完全に仮焼でき、一方細粉原
料は粒度が小さい関係上比較的低温でかつ短時間で仮焼
することが可能になる。
分級された粗粉原料が、比較的酸素濃度の高い第2系統
の仮焼炉に供給され、ごの仮焼炉内にて低炭酸ガス分圧
雰囲気下で仮焼が促進された後、第1系統の仮焼炉に供
給されてさらに仮焼されるので、仮焼され難い粗粉原料
は従来の粉末原料の焼成装置の仮焼炉による仮焼温度の
ように高温にすることなく完全に仮焼でき、一方細粉原
料は粒度が小さい関係上比較的低温でかつ短時間で仮焼
することが可能になる。
また、上記したように細粉原料と粗粉原料とを共に従来
よりも低温で完全に仮焼することができるので、加熱炉
の内壁に生じ勝ちであった炉壁面へのコーチングの形成
の抑制が可能になる。
よりも低温で完全に仮焼することができるので、加熱炉
の内壁に生じ勝ちであった炉壁面へのコーチングの形成
の抑制が可能になる。
さらに、上記したように仮焼温度が低温度であるので有
害なNO,の発生量を大幅に削減することができる。
害なNO,の発生量を大幅に削減することができる。
故に、供給される原料粉末の粒度の如何にかかわらず、
これらをほぼ均一かつ高度に仮焼させ得る仮焼性能と、
NOlの発生を抑制した状態での、燃料の高い燃焼性能
とを得ることができ、両性能の良さの必然的な帰結とし
て焼成装置全体としての燃費を大幅に低減さセ・ること
ができる。
これらをほぼ均一かつ高度に仮焼させ得る仮焼性能と、
NOlの発生を抑制した状態での、燃料の高い燃焼性能
とを得ることができ、両性能の良さの必然的な帰結とし
て焼成装置全体としての燃費を大幅に低減さセ・ること
ができる。
また、燃焼性の良さから、固体燃料や低品位燃料の使用
にも好適となる。
にも好適となる。
さらに、常温状態で粉末原料を分級する構成である為分
#I器の寿命が延長され、また分級特性が優れる結果よ
り安定した操業が可能になるという稼働率の向上効果も
生じてきたのである。
#I器の寿命が延長され、また分級特性が優れる結果よ
り安定した操業が可能になるという稼働率の向上効果も
生じてきたのである。
従って、本発明によって仮焼炉内における燃料の燃焼性
能を促進し、かつ原料粉末の仮縫性能をさらに改善しな
がら、仮焼炉全体の燃費の低減、およびNO8等の有害
ガスの発生を抑制することのできる極めて優れ、かつ有
用な粉末原料の焼成装置を実現することができた。
能を促進し、かつ原料粉末の仮縫性能をさらに改善しな
がら、仮焼炉全体の燃費の低減、およびNO8等の有害
ガスの発生を抑制することのできる極めて優れ、かつ有
用な粉末原料の焼成装置を実現することができた。
第1図は本発明になる実施例を示す線図的系統説明図、
第2図は本発明になる実施例の第2系統の仮焼炉の炉内
温度の経時変化説明図、第3図は本発明の拝啓となる従
来技術の仮焼炉の炉内温度の経時変化説明図、第4図は
本発明の背景となる従来技術の線図的系統説明図、第5
図は第4図における仮焼炉付近の構成を拡大し、かつよ
り詳細に示した線図的系統説明図である。 (I)−第1系統の予熱仮焼装置、(2)−第2系統の
予熱仮焼装置、(la)−第1系統の予熱装置、(2a
)−一第2系統の予熱装置、(lb)−第1系統の仮焼
炉、(2b)−第2系統の仮焼炉、(3)−分級装置、
(4)、(4a)−原料投入シュート、(5)−人口端
層、(6)−抽気ダクト、(7)−仮焼粗粉原料投入シ
ュート、(8)−仮焼混合原料投入シュート、(9)−
バーナ、00−排ガス吸引ファン、(C0)〜(Cz)
−粉末分離器、(C4)−粉末分離サイクロン、(CL
)−クリンカ冷却器、(k)−焼成炉。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所
第2図は本発明になる実施例の第2系統の仮焼炉の炉内
温度の経時変化説明図、第3図は本発明の拝啓となる従
来技術の仮焼炉の炉内温度の経時変化説明図、第4図は
本発明の背景となる従来技術の線図的系統説明図、第5
図は第4図における仮焼炉付近の構成を拡大し、かつよ
り詳細に示した線図的系統説明図である。 (I)−第1系統の予熱仮焼装置、(2)−第2系統の
予熱仮焼装置、(la)−第1系統の予熱装置、(2a
)−一第2系統の予熱装置、(lb)−第1系統の仮焼
炉、(2b)−第2系統の仮焼炉、(3)−分級装置、
(4)、(4a)−原料投入シュート、(5)−人口端
層、(6)−抽気ダクト、(7)−仮焼粗粉原料投入シ
ュート、(8)−仮焼混合原料投入シュート、(9)−
バーナ、00−排ガス吸引ファン、(C0)〜(Cz)
−粉末分離器、(C4)−粉末分離サイクロン、(CL
)−クリンカ冷却器、(k)−焼成炉。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所
Claims (1)
- (1)粉末原料を予熱し、かつ仮焼する予熱装置と仮焼
装置とを有する第1系統と第2系統の予熱仮焼装置から
供給される仮焼原料を焼成する焼成炉とを備えてなる粉
末原料の焼成装置であって、前記原料を細粉原料と粗粉
原料とに分級する分級装置と、該分級装置で分級された
細粉原料を第1系統の予熱装置へ、また粗粉原料を第2
系統の予熱装置へ各々投入する原料投入シュートと、焼
成炉の排ガスを第1系統の仮焼炉の下端部に導入する排
ガス導入部と、第1系統の仮焼炉の側壁部から、また第
2系統の仮焼炉の下部と側壁部とからクリンカ冷却器で
回収した回収熱を導入する抽気ダクトと、第2系統の仮
焼炉の出口側に接続された分離器から仮焼粗粉原料を第
1系統の仮焼炉に投入する仮焼粗粉原料投入シュートと
、第1系統の仮焼炉の出口側に接続された分離器から焼
成炉へ細粉、粗粉原料からなる仮焼混合原料を投入する
仮焼混合原料投入シュートとを備えてなることを特徴と
する粉末原料の焼成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1064459A JP2547250B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 粉末原料の焼成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1064459A JP2547250B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 粉末原料の焼成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02242083A true JPH02242083A (ja) | 1990-09-26 |
| JP2547250B2 JP2547250B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=13258842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1064459A Expired - Lifetime JP2547250B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | 粉末原料の焼成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547250B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013180949A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Citic Heavy Industries Co Ltd | 予備焼成炉を備えた生石灰焼成システム、およびそれを用いた方法 |
| WO2021026713A1 (zh) * | 2019-08-12 | 2021-02-18 | 天津水泥工业设计研究院有限公司 | 由在线型分解炉改造的可调节co2富集量水泥窑系统及其使用方法 |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP1064459A patent/JP2547250B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013180949A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Citic Heavy Industries Co Ltd | 予備焼成炉を備えた生石灰焼成システム、およびそれを用いた方法 |
| WO2021026713A1 (zh) * | 2019-08-12 | 2021-02-18 | 天津水泥工业设计研究院有限公司 | 由在线型分解炉改造的可调节co2富集量水泥窑系统及其使用方法 |
| CN112654590A (zh) * | 2019-08-12 | 2021-04-13 | 天津水泥工业设计研究院有限公司 | 由在线型分解炉改造的可调节co2富集量水泥窑系统及其使用方法 |
| CN112654590B (zh) * | 2019-08-12 | 2022-07-01 | 天津水泥工业设计研究院有限公司 | 由在线型分解炉改造的可调节co2富集量水泥窑系统及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547250B2 (ja) | 1996-10-23 |
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