JPH0224776B2 - - Google Patents

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JPH0224776B2
JPH0224776B2 JP59027837A JP2783784A JPH0224776B2 JP H0224776 B2 JPH0224776 B2 JP H0224776B2 JP 59027837 A JP59027837 A JP 59027837A JP 2783784 A JP2783784 A JP 2783784A JP H0224776 B2 JPH0224776 B2 JP H0224776B2
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JP
Japan
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fire
adhesive
inorganic
resistant adhesive
heating
Prior art date
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Application number
JP59027837A
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English (en)
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JPS60171279A (ja
Inventor
Akio Yajima
Masami Araki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lonseal Corp
Original Assignee
Lonseal Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は無機質板の突き合せ目地に充填して使
用される新規な熱膨張性耐火接着剤に関するもの
である。 従来、建築物の外壁及び建物内部の間仕切り材
には、ALC(オートクレーブドライウエイトコン
クリート)板、発泡コンクリート板、繊維強化発
泡石膏板などの無機質板が多用されて来ている。
これらの無機質板はいずれも幅600〜900mm、厚さ
40〜100mm、長さ3〜4m程度の板状体であり、
使用に際しては、予め立てられた鉄骨製の枠に止
め金具で1枚づつ撃架されて固定される。この場
合第1図に示すように、隣接する無機質板1,1
相互間の目地2の接合方法には、相じやくり法
a、雇実法b、耐火接着剤充填法cがあり、それ
ぞれ表1に示す様な欠点を有している。
【表】 現在ビルデイング等の建設や間仕切り作業にお
いては、工期の短縮、工程の簡素化、建設コスト
及び作業コストの軽減の為に無機質板を建て込
む、いわゆる乾式工法が採用されているが、上記
a,b,cの接合方法はこれらの要望を必ずしも
満足しているとは言えない。 また上記3つの接合方法の他に、端末の加工が
簡単でしかも目地の接合も極めて簡単な方法とし
て突きつけ法dがあるが、この方法は現実には採
用されていない。 なぜならば、この種の無機質板材料を用いる際
には建築基準法第2条第7項により耐火構造であ
ることが定められており、また建築部位毎、区画
毎の使用に際しては、認定(又は指定)制度が建
築基準法施行令第107条で定められており、更に
これら耐火構造の試験方法についても建設省の告
示第2999号に基づきJISA―1304「建築構造部分の
耐火試験方法」で定められており、この耐火試験
における合否の判定基準のひとつとして「壁・床
又は屋根にあつては加熱中に火炎が通る割れ目が
生じないこと」が明記されているからである。 即ち上記3つの接合方法a,b,cが種々の欠
点を有しているにも拘わらず採用されているのは
斯る点において有効と認められているからであ
る。 尚、前記JIS A―1304における耐火試験では、
加熱温度と加熱時間(耐火時間)との関係で次の
5段階に分けられている。 耐火等級 最高加熱温度(℃) 30分耐火 840 1時間耐火 925 2時間耐火 1010 3時間耐火 1050 4時間耐火 1095 壁を構成する無機質板には少くとも1時間耐火
の耐火等級が要求されるが、この性能は無機質板
自体の材質、板厚、目地の接合方法、接合に用い
る耐火接着剤の性能等によつて大きく左右され
る。 上記相じやくり法aは、無機質板1,1間の目
地2が相互に屈曲部を設けて接合されており、該
屈曲接合部の間隙には耐火接着剤3を充填されて
いるので、加熱時の耐火接着剤の保持性能が補強
されると共に、該屈曲部の存在によつて、加熱時
に無機質板に反りや収縮が生じても火炎が通る割
れ目の発生は防止し得る。 また雇実法bは、無機質板1,1の端末に雇実
4を嵌込む溝5が夫々穿設されており、接合に際
しては、一方の無機質板の溝5に耐火接着剤3を
充填し、次いで雇実4を嵌込み、更に他方の無機
質板の溝5に耐火接着剤3を充填して突き合わせ
るので、両溝内に充填されている過剰分の耐火接
着剤3が溢れ出して接合面を過不足なく満し、前
記相じやくり法aと同様に耐火接着剤の保持性能
が良く、無機質板に反りや収縮が生じても火炎の
通る割れ目の発生は防止し得る。 更に耐火接着剤充填法cは、無機質板1,1の
端末に半円状の溝6が夫々穿設されており、接合
に際しては、双方の溝6,6に耐火接着剤3を充
填し、両無機質板1,1を突き合わせるので、過
剰な耐火接着剤3が接合部の間隙に過不足なく充
満される。この方法の場合には、上記a,bの方
法と比べて耐火接着剤の保持性能は稍劣るが、半
円状の溝内に充填されている耐火接着剤によつ
て、無機質板にある程度の反りや収縮が生じても
割れ目を発生することはない。 これに対して突きつけ法dは、上記3つの方法
とは異なり、単純な突きつけ構造なので加熱に伴
う反りや収縮によつて割れ目を生じ易く、この
他、実際に現場での採用は見送られて来た。しか
し斯る突きつけ法dにおいても、耐火接着剤の性
能が著しく向上し、無機質板に反りや収縮が生じ
てもこれに充分追随し得る耐火接着剤を開発する
ことが出来れば上記の欠点や他の方法による欠点
は解消され実用化が可能となる。しかもこの突き
つけ法は無機質板の端末加工が簡単な為、実用化
が実現すればその使用価値は極めて大である。 本発明は斯様な背景に鑑みて為されたものであ
り、その要旨とするとこは、硅酸ソーダ(いわゆ
る水ガラス)を主成分とし、これに粉末充填剤、
繊維状充填剤、その他の成分を加えた混合物に蛭
石粒子を加えて成る新規な熱膨張性耐火接着剤に
ある。 本発明において使用する蛭石とは、加水黒雲母
或いはパーミキユライトと呼ばれる鉱物で、成分
はほぼ(Mg,Fe)3〔(Si,Al)4O10〕(OH)2・
4H2Oで単斜晶系の結晶構造を有する。また色は
褐色で六角板状の形をしている。比重2.7で熱す
ると著しく膨張する特性を有する。これは硅酸
(SiO4)群の分子板間に含まれた水分が加熱によ
り沸騰状態となり、分子板を持ち上げるためとさ
れており、温度を下げても元には戻らない。蛭石
は400℃まではC軸方向に僅かに収縮するが、そ
れ以上の温度ではC軸方向に急激に膨張する性質
を有する。 したがつて、通常の耐火接着剤中に蛭石粒子若
しくは同粉末を添加したものを無機質板の接合部
に用いた場合、400℃以上の温度に加熱されると
接着剤中の蛭石粒子若しくは粉末が膨張し、無機
質板の加熱に伴う反りや変形、収縮による目地開
きに対して、それを接合部内部から閉塞する作用
を呈するから、上記a,b,cの方向を採用する
場合は勿論のこと、突きつけ法dにおいても、火
炎の通貫する割れ目の発生は皆無となる。 しかし乍ら、通常の耐火接着剤を上記突きつけ
法dの如き接合目地形状が単純なものに用いた場
合には、配合組成中に残存する水分の分解によつ
て、接着剤充填部分は一応見掛け上の膨張を示す
が、この膨張は接着剤内部の空洞化現象に伴う一
時的なものに過ぎないので、次の瞬間にはへたつ
てしまい接着剤の垂れを呈し、この垂れがそのま
ま目地開き、即ち火炎通貫の割れ目を生じさせ
る。同様に通常の耐火接着剤を用いても上記a,
bの方法の場合には、同形々状の接合目地或いは
雇実の存在により接着剤の垂れが阻害されるの
で、耐火接着剤の保持性が良くなり、目地接合形
状と相俟つて火炎の通貫する割れ目の発生は阻止
されている。 これに対して本発明の熱膨張性耐火接着剤を使
用した場合には、接着剤充填部の膨張が蛭石粒子
自体の熱膨張によるものである為、長時間の加熱
及び加熱温度の上昇により加熱が進んでも前記膨
張がへたることはなく、接着剤の垂れも発生しな
い。従つて、突きつけ法dの如く接合目地形状が
単純なものの場合でも火炎が通りぬける割れ目の
発生は起こり得ない。 本発明の場合蛭石としては、例えば粉砕した8
〜15メツシユの粒子状蛭石が用いられる。この範
囲の粒子は1〜2.5mm径の粒子であり、これを通
常の耐火接着剤に混入し、突きつけ法dに使用し
て1時間加熱を行つた際の性能が最も良い粒径で
ある。勿論これらの粒子径は無質板の材質や使用
区画、目地の接合方法に応じて任意に設定される
ものである。 尚、上述したところの通常の耐火接着剤とは、
硅酸ソーダいわゆる水ガラス)を主成分とし、そ
れに炭酸カルシウムや硅酸アルミニウムなどの粉
末状充填剤、アスベストやガラス繊維などの繊維
状態充填剤、硬化剤、安定剤、界面活性剤及びそ
の他の成分を添加したものであり、粘稠なドープ
状を呈している。この通常の耐火接着剤に対する
蛭石粒子の添加量は、蛭石粒子の粒径との関係で
異なるが、前述の8〜15メツシユ程度の粒子では
20重量部以下、最適には5〜15重量部の範囲であ
る。勿論、本発明においては該蛭石粒子の添加量
はこれら通常の耐火接着剤の配合組成、特に粉末
充填剤の種類と配合量、蛭石粒子の粒径、目地の
形状と使用区画(外壁か間仕切りか)等によつて
任意に選択されるべきであつて、特に上記の範囲
に限定されるものではない。 以下、実施例により本発明の具体的態様を詳述
する。
【表】 配合(1):通常の耐火接着剤の標準配合 (重量部) 水ガラス(ボーメ20゜) 55 炭酸カルシウム(粉末状充填剤) 10 硅酸アルミニウム( 〃 ) 15 アスベスト(繊維状充填剤) 5 ガラス繊維( 〃 ) 5 硬化剤 4 安定剤 2 凍結防止剤 3 界面活性剤 0.8消泡剤 0.2 配合(1)合計 100.00 低速回転下のシグマーブレード型ニーダーに水
ガラスを入れ、そこに炭酸カルシウム、硅酸アル
ミニウム、アスベスト、ガラス繊維及び界面活性
剤の各配合成分を投入してアスベストがよく分散
するように固練り状の混合物を得る。次いでこれ
に硬化剤、安定剤、凍結防止剤、及び消泡剤を加
える。 配合(1)の混合物はそのままでも通常の耐火接着
剤として使用できるが、上記dの接合方法、すな
わち突きつけ法には不適当である。比較例1は蛭
石を加えない上記配合(1)だけの接着剤であり、実
施例1〜5は配合(1)の混合物100重量部に対して
前記表2に記載の通りの蛭石粒子を夫々添加した
接着剤である。 これらの接着剤Bを、第2図に示すように厚さ
60mmで490×490mmの寸法の無機質板Aの中央部に
型枠(図示せず)を使用して厚さ6mmで約200×
200mmの寸法になる様塗布する。常温1週間の養
生でこれらの接着剤Bは硬化して来る。 次いで、第3図に示すようにタテ・ヨコが600
×600mmで奥行寸法が250mmの簡易耐火試験炉Cに
これをとりつけ、ガスバーナーD1,D2,D3によ
りガス炎Eを燃焼される。上段ガスバーナーD1
は2本、中段ガスバーナーD2は3本、下段ガス
バーナーD3は5本の合計10本のガスバーナーに
よりJIS A―1304の付図1に規定する加熱標準曲
線になる様に加熱する。この場合の温度の測定
は、無機質板Aの上端及び下端をほぼ同じ位置の
中央部に熱電対F1、F2を配置して測定する。ま
たこの場合、加熱が進行するにしたがつて接着剤
B中の蛭石が膨張し、無機質板Aと接着剤Bの塗
布面を剥離させ加熱途中で接着剤Bを脱落させる
ことがあるので、無機質板Aの接着剤B塗布部に
は約5×5mmの溝を50mm間隔に設けると良い。 1時間耐火、即ち925℃になつた時点でガスバ
ーナーによる燃焼を止め、冷却後、混合物Bの形
状、厚さを測定する。それらの結果を表3に示
す。
【表】 加熱前に第4図に示す如く、この接着剤Bの塗
布部の各辺1,2,3,4の寸法を測定してお
き、加熱試験後再び各辺の寸法及び接着剤の垂れ
を示す中央部5を測定する。元の接着剤の塗布厚
は6mmであるが、加熱試験により大幅に膨張して
くる。この加熱後の厚さ膨張が極めて重要な特性
であり、本発明の最大の作用効果でもある。但し
比較例1における膨張は見掛け上のもので内部に
巨大な気泡を含んでいるから、脆弱で且つ大きな
垂れを伴つていた。 実施例1〜5の膨張は添加した蛭石の膨張に基
くところが大であるから、比較例とは著しく異な
る強度の高い構造であり、実施例1(蛭石含有量
3重量部)において僅かな垂れが生じた他は全く
垂れ現象は発生しなかつた。 実施例 6 外壁耐火試験 JIS A―1304に規定する方法により、第5図に
示すように、幅600mm、長さ2400mm、厚さ60mmの
ガラス繊維強化発泡石膏板A1,A2,A3を、軽量
鉄骨C1,C2,C3に、突きつけ接合法を用いて、
上記実施例3で得た蛭石含有量10重量部の耐火接
着剤を2.5mm厚に塗布しつつタツピングねじDで
固定した。次いでJIS A―1304の付図1における
1時間加熱を行つたところ、突きつけ目地部B1,
B2は全く火災を通すことなく、また冷却後目視
により検査したところ、クラツク、剥落、その他
の異常は全く認められず、蛭石の添加による耐火
効果は極めて顕著であつた。 比較例 2 上記実施例6の場合において、上記配合1によ
り得られた通常の耐火接着剤を使用したもの。こ
れにJIS A―1304の付図1における1時間加熱を
行つたところ、突きつけ目地B1,B2から火災の
吹き出しが観察され、また冷却後、目視により検
査したところ、目地開きが観察され、接着剤の流
出及び剥落が認められた。 以上のように、本発明は所期の目的を達成し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は無機質板の接合方法の断面説明図を示
し、aは相じやくり法、bは雇実法、cは耐火接
着剤充填法、dは突きつけ法である。第2図は無
機質板に耐火接着剤を塗布した正面図、第3図は
これを簡易耐火試験路に取り付けた状態の説明
図、第4図は接着剤の塗布部、第5図は無機質板
を外壁材として鉄骨に取り付けた状態を夫々示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硅酸ソーダ(水ガラス)を主成分とし、これ
    に粉末充填剤、繊維状充填剤、その他の成分を加
    えた混合物に蛭石粒子を加えて成る熱膨張性耐火
    接着剤。
JP2783784A 1984-02-15 1984-02-15 熱膨張性耐火接着剤 Granted JPS60171279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2783784A JPS60171279A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 熱膨張性耐火接着剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP2783784A JPS60171279A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 熱膨張性耐火接着剤

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JPS60171279A JPS60171279A (ja) 1985-09-04
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ID=12232043

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JP2783784A Granted JPS60171279A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 熱膨張性耐火接着剤

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