JPH02248312A - キッシュグラファイト精製方法 - Google Patents
キッシュグラファイト精製方法Info
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- JPH02248312A JPH02248312A JP1069032A JP6903289A JPH02248312A JP H02248312 A JPH02248312 A JP H02248312A JP 1069032 A JP1069032 A JP 1069032A JP 6903289 A JP6903289 A JP 6903289A JP H02248312 A JPH02248312 A JP H02248312A
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- Japan
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- graphite
- acid
- quiche
- purity
- water
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/20—Graphite
- C01B32/21—After-treatment
- C01B32/215—Purification; Recovery or purification of graphite formed in iron making, e.g. kish graphite
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/20—Graphite
- C01B32/21—After-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2006/00—Physical properties of inorganic compounds
- C01P2006/80—Compositional purity
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- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、製鉄工場の諸工程で発生・回収されたキッシ
ュグラファイトを精製して黒鉛を得る方法の改良に関す
るものである。
ュグラファイトを精製して黒鉛を得る方法の改良に関す
るものである。
[従来の技術]
高炉から出銑される溶銑中には大量の炭素が溶解されて
おり、溶銑温度の低下に伴なって過飽和炭素が晶出浮上
してくる。こうして晶出した炭素はキッシュグラファイ
トと呼ばれており、特に鋳物用味の製造工程においては
珪素の積極的添加がなされるため炭素の溶解度が低下し
てより多量のキッシュグラファイトが発生する。上記キ
ッシュグラファイトは20〜60%程度の黒鉛を含み、
不純物としては酸化鉄が主流を占め、その他、酸化カル
シウム、アルミナ、シリカ等の酸化物も少量含まれてい
る。
おり、溶銑温度の低下に伴なって過飽和炭素が晶出浮上
してくる。こうして晶出した炭素はキッシュグラファイ
トと呼ばれており、特に鋳物用味の製造工程においては
珪素の積極的添加がなされるため炭素の溶解度が低下し
てより多量のキッシュグラファイトが発生する。上記キ
ッシュグラファイトは20〜60%程度の黒鉛を含み、
不純物としては酸化鉄が主流を占め、その他、酸化カル
シウム、アルミナ、シリカ等の酸化物も少量含まれてい
る。
こうしたキッシュグラファイトは従来主に燃料用炭材と
して利用されていたが、不純物を効果的に除去して黒鉛
を高純度で回収することができれば、天然黒鉛に代替し
得る新しい素材が提供されることになる。
して利用されていたが、不純物を効果的に除去して黒鉛
を高純度で回収することができれば、天然黒鉛に代替し
得る新しい素材が提供されることになる。
キッシュグラファイトの精製法としては、これまでロー
ラミルやボールミル等でキッシュグラファイトを押しつ
ぶす様に微粉砕し、更に分級或は浮遊選鉱等の各手段を
適宜組合せることによって黒鉛を回収するのが一般的で
ある。
ラミルやボールミル等でキッシュグラファイトを押しつ
ぶす様に微粉砕し、更に分級或は浮遊選鉱等の各手段を
適宜組合せることによって黒鉛を回収するのが一般的で
ある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら上記の方法では、粉砕後のキッシュグラフ
ァイトから黒鉛を分離するに当たって実操業上の大きな
困難に遭遇しており、高純度の黒鉛を得る為には浮遊選
鉱を幾段にも分けて黒鉛と不純物の分離を行なう必要が
ある。しかもその後頁に酸処理等を付加することが必要
であり、工程数が多くなる他、例えば浮遊選鉱に用いる
薬剤費が高くなる等の理由によって回収コストが高騰す
るという欠点がある。また上記の様な複雑な工程によっ
てすら尚純度99%程度の黒鉛しか得られず、純度99
.9%以上の黒鉛を得るには、上記工程に加λ弗酸等の
様な腐食性の強い劇薬による洗浄が必要となり、塩酸の
様な一般的な薬剤だけで純度99.9%以上の黒鉛を回
収することは実際上不可能であるとされていた。しかし
ながらこうした劇薬を使用することは、安全性や作業環
境等の面で問題があり、マイルドな薬剤を用いても高純
度の黒鉛を回収することのできる様な方法の確立が望ま
れている。
ァイトから黒鉛を分離するに当たって実操業上の大きな
困難に遭遇しており、高純度の黒鉛を得る為には浮遊選
鉱を幾段にも分けて黒鉛と不純物の分離を行なう必要が
ある。しかもその後頁に酸処理等を付加することが必要
であり、工程数が多くなる他、例えば浮遊選鉱に用いる
薬剤費が高くなる等の理由によって回収コストが高騰す
るという欠点がある。また上記の様な複雑な工程によっ
てすら尚純度99%程度の黒鉛しか得られず、純度99
.9%以上の黒鉛を得るには、上記工程に加λ弗酸等の
様な腐食性の強い劇薬による洗浄が必要となり、塩酸の
様な一般的な薬剤だけで純度99.9%以上の黒鉛を回
収することは実際上不可能であるとされていた。しかし
ながらこうした劇薬を使用することは、安全性や作業環
境等の面で問題があり、マイルドな薬剤を用いても高純
度の黒鉛を回収することのできる様な方法の確立が望ま
れている。
本発明はこうした技術的課題を解決する為になされたも
のであって、その第1の目的は、比較的簡単な工程によ
ってキッシュグラファイトを高度に精製することのでき
る方法を提供することにあり、また第2の目的は、弗酸
等の劇薬を使用せずとも純度99.9%以上の黒鉛を容
易に回収することので幹る方法を提供することにある。
のであって、その第1の目的は、比較的簡単な工程によ
ってキッシュグラファイトを高度に精製することのでき
る方法を提供することにあり、また第2の目的は、弗酸
等の劇薬を使用せずとも純度99.9%以上の黒鉛を容
易に回収することので幹る方法を提供することにある。
[!I!題を解決する為の手段]
上記第1の目的は、キッシュグラファイトを濃度95%
以上の硫酸に接触させた後水洗・乾燥し、このキッシュ
グラファイトを300〜700℃で加熱し、その後一方
何からの瞬間的外力を加えることによって該キッシュグ
ラファイトを解砕し、次いで腐食性の弱い酸で洗浄を行
ない、水洗、乾燥する様な構成を採用することによって
達成される。また上記構成によってキッシュグラファイ
トを解砕した後、腐食性の弱い酸による洗浄にアルカリ
洗浄を組合わせて行なえば、弗酸等の劇薬を使用せずと
も純度99.9%以上の高純度黒鉛を回収することがで
き、これによって第2の目的が達成される。
以上の硫酸に接触させた後水洗・乾燥し、このキッシュ
グラファイトを300〜700℃で加熱し、その後一方
何からの瞬間的外力を加えることによって該キッシュグ
ラファイトを解砕し、次いで腐食性の弱い酸で洗浄を行
ない、水洗、乾燥する様な構成を採用することによって
達成される。また上記構成によってキッシュグラファイ
トを解砕した後、腐食性の弱い酸による洗浄にアルカリ
洗浄を組合わせて行なえば、弗酸等の劇薬を使用せずと
も純度99.9%以上の高純度黒鉛を回収することがで
き、これによって第2の目的が達成される。
[作用]
本発明者らは、粗キッシェグラファイトから簡単な手段
によって高純度に黒鉛を回収することのできる手段を探
究する目的で、まず従来方法における粉砕工程について
検討を加えた。その結果判明したところによれば、ロー
ラミルやボールミル等による粉砕の場合は、対向する2
方向からの押圧力によフて粗キッシュグラファイトを押
しつぶすことになり、見掛は上は微細な小片まで粉砕さ
れていてもミクロ的には不純物を黒鉛の中に押し込む様
に埋没させている状態で粉砕されているものであった。
によって高純度に黒鉛を回収することのできる手段を探
究する目的で、まず従来方法における粉砕工程について
検討を加えた。その結果判明したところによれば、ロー
ラミルやボールミル等による粉砕の場合は、対向する2
方向からの押圧力によフて粗キッシュグラファイトを押
しつぶすことになり、見掛は上は微細な小片まで粉砕さ
れていてもミクロ的には不純物を黒鉛の中に押し込む様
に埋没させている状態で粉砕されているものであった。
その為両者の分離効率が悪いばかりでなく、粉砕の過程
で一旦分離している両者を再び結合−法化させることに
もなりかねないという問題があった。
で一旦分離している両者を再び結合−法化させることに
もなりかねないという問題があった。
そこで本発明者らは、粗キッシュグラファイトから黒鉛
を高純度に回収する為には、まずキッシュグラファイト
を、黒鉛と不純物が埋没し合わない様な状態に効率よく
引きはがすことが必要であると考え、その為の引きはが
し乃至解離手段について更に検討を重ねた。
を高純度に回収する為には、まずキッシュグラファイト
を、黒鉛と不純物が埋没し合わない様な状態に効率よく
引きはがすことが必要であると考え、その為の引きはが
し乃至解離手段について更に検討を重ねた。
その結果、キッシュグラファイト中の黒鉛と不純物を機
械的に確実に引きはがしまたは解離するには、高速回転
羽根による破砕または粒子の衝突による衝撃力を利用し
たジェットミル粉砕(以下従来の粉砕と区別する為にこ
れらの手段による分離な解砕と呼ぶ)、或は超音波等に
基づく電磁波エネルギーの衝突等による解砕を行なうの
が最適であることを見出した。即ちこれらの手段による
と、一方向からの瞬間的な外力によってキッシュグラフ
ァイトを解砕できるので、黒鉛と不純物のかみ込みに基
づく埋没し合いといった不都合な現象を生じずに両者を
効率よく解離できる。そして本出願人は、その技術的意
義が認められたので先に特許出願した(特願昭1i3−
228997) 。
械的に確実に引きはがしまたは解離するには、高速回転
羽根による破砕または粒子の衝突による衝撃力を利用し
たジェットミル粉砕(以下従来の粉砕と区別する為にこ
れらの手段による分離な解砕と呼ぶ)、或は超音波等に
基づく電磁波エネルギーの衝突等による解砕を行なうの
が最適であることを見出した。即ちこれらの手段による
と、一方向からの瞬間的な外力によってキッシュグラフ
ァイトを解砕できるので、黒鉛と不純物のかみ込みに基
づく埋没し合いといった不都合な現象を生じずに両者を
効率よく解離できる。そして本出願人は、その技術的意
義が認められたので先に特許出願した(特願昭1i3−
228997) 。
本発明者らは、上記の成果に基づいてその後も様々な角
度から研究を続けた。それによれば、上記の様な優れた
解砕手段を採用することによって、キッシュグラファイ
トの表面に付着している不純物や他の混在不純物の一部
がグラファイト層に食込むといった現象は従来の粉砕方
法に比べて相当に少なくすることができたが、こうした
現象は上記解砕手段によっても部分的に発生することは
避けられず、これが後工程での不純物分離効果を若干損
なっていることが分かった。そこで本発明者らはキッシ
ュグラファイトを解砕する前に、黒鉛と不純物とが分離
し易い状態を形成しておけば上記解砕効果が顕著に発揮
され、後工程における不純物分離効果がより一層確実に
なるのではないかと考え、その具体的手段について検討
した。
度から研究を続けた。それによれば、上記の様な優れた
解砕手段を採用することによって、キッシュグラファイ
トの表面に付着している不純物や他の混在不純物の一部
がグラファイト層に食込むといった現象は従来の粉砕方
法に比べて相当に少なくすることができたが、こうした
現象は上記解砕手段によっても部分的に発生することは
避けられず、これが後工程での不純物分離効果を若干損
なっていることが分かった。そこで本発明者らはキッシ
ュグラファイトを解砕する前に、黒鉛と不純物とが分離
し易い状態を形成しておけば上記解砕効果が顕著に発揮
され、後工程における不純物分離効果がより一層確実に
なるのではないかと考え、その具体的手段について検討
した。
その結果、キッシュグラファイトを解砕する前に、「濃
度95%以上の硫酸に接触させた後水洗・乾燥し、その
後300〜フOO℃で加熱する」という工程を加えたと
ころ、キッシュグラファイトが膨潤状態となり、解砕に
よる分離効率が非常に高められ、高純度黒鉛の回収にと
りで極めて有効であることが分かった。即ち上記膨潤化
の為の工程を加えてから解砕することによって、黒鉛と
不純物の分離がより一層効果的に行なわれ、解砕後の処
理を腐食性の弱い酸で洗浄を行なうというだけの簡単な
工程によっても、純度99%以上の黒鉛が得られること
を見出し、本発明を完成した。
度95%以上の硫酸に接触させた後水洗・乾燥し、その
後300〜フOO℃で加熱する」という工程を加えたと
ころ、キッシュグラファイトが膨潤状態となり、解砕に
よる分離効率が非常に高められ、高純度黒鉛の回収にと
りで極めて有効であることが分かった。即ち上記膨潤化
の為の工程を加えてから解砕することによって、黒鉛と
不純物の分離がより一層効果的に行なわれ、解砕後の処
理を腐食性の弱い酸で洗浄を行なうというだけの簡単な
工程によっても、純度99%以上の黒鉛が得られること
を見出し、本発明を完成した。
こうした効果が得られる理由については全てを解明した
訳ではないが、おそらく黒鉛中に層状に含有される不純
物が硫酸処理によって膨張し、黒鉛に対する付着力が低
下して分離され易い状態になった為と考えられる。また
キッシュグラファイトを上記手順で解砕した後、腐食性
の弱い酸による洗浄に水酸化ナトリウム等によるアルカ
リ洗浄を組合わせれば、酸洗浄だけでは除去することが
困難であった珪素化合物等も容易に除去でき、純度99
.9%以上の黒鉛が簡単且つ確実に得られることを見出
した。
訳ではないが、おそらく黒鉛中に層状に含有される不純
物が硫酸処理によって膨張し、黒鉛に対する付着力が低
下して分離され易い状態になった為と考えられる。また
キッシュグラファイトを上記手順で解砕した後、腐食性
の弱い酸による洗浄に水酸化ナトリウム等によるアルカ
リ洗浄を組合わせれば、酸洗浄だけでは除去することが
困難であった珪素化合物等も容易に除去でき、純度99
.9%以上の黒鉛が簡単且つ確実に得られることを見出
した。
尚キッシュグラファイトを膨張させる技術そのものにつ
いては、例えば特開昭49−75480号に見られる通
り既に知られているが、この技術では膨張型キッシュグ
ラファイトを建築材料や耐火レンガ等の原料として使用
するものであり、黒鉛の回収の為に実施されるものでは
なく、別の観点からなされたものである。またこの技術
ではキッシュグラファイトの膨張率を10〜150倍程
度に上げるために硫酸と硝酸の混合酸を用いているが、
本発明では膨張率を4〜5倍程度にすればその目的が十
分達成されるとの観点から硫酸のみを必須要件と定めた
。
いては、例えば特開昭49−75480号に見られる通
り既に知られているが、この技術では膨張型キッシュグ
ラファイトを建築材料や耐火レンガ等の原料として使用
するものであり、黒鉛の回収の為に実施されるものでは
なく、別の観点からなされたものである。またこの技術
ではキッシュグラファイトの膨張率を10〜150倍程
度に上げるために硫酸と硝酸の混合酸を用いているが、
本発明では膨張率を4〜5倍程度にすればその目的が十
分達成されるとの観点から硫酸のみを必須要件と定めた
。
以上の説明では粗キッシェグラファイトを対象とし、こ
れを硫酸処理した後解砕する手順を想定して述べたけれ
ども、本発明の実施はこの様な場合に限られず、たとえ
ば予め純度90%程度まで精製してから本発明方法を実
施することも有効である。即ちキッシュグラファイトは
発生する工程によって不純物の種類や割合が違うことが
分かっており、これらに応じて従来技術で示した方法或
は前述した通常の解砕方法等を予め施しておき、ある程
度精製した後の処理として本発明方法を実施することも
極めて有効である。
れを硫酸処理した後解砕する手順を想定して述べたけれ
ども、本発明の実施はこの様な場合に限られず、たとえ
ば予め純度90%程度まで精製してから本発明方法を実
施することも有効である。即ちキッシュグラファイトは
発生する工程によって不純物の種類や割合が違うことが
分かっており、これらに応じて従来技術で示した方法或
は前述した通常の解砕方法等を予め施しておき、ある程
度精製した後の処理として本発明方法を実施することも
極めて有効である。
本発明における数値限定理由は次の通りである。
硫酸の濃度295%以上
硫酸の濃度を95%以上としたのはキッシュグラファイ
トに適度な膨張率を与えるという趣旨からであり、濃度
が95%未満であるとキッシュグラファイトの膨張性が
不十分で本発明の目的を達成することはできない、尚キ
ッシュグラファイトを適度に膨張させるには硫酸と十分
に接触させる必要があるが、その為にはキッシュグラフ
ァイトと硫酸の接触時間は10分以上であることが好ま
しい。
トに適度な膨張率を与えるという趣旨からであり、濃度
が95%未満であるとキッシュグラファイトの膨張性が
不十分で本発明の目的を達成することはできない、尚キ
ッシュグラファイトを適度に膨張させるには硫酸と十分
に接触させる必要があるが、その為にはキッシュグラフ
ァイトと硫酸の接触時間は10分以上であることが好ま
しい。
加熱温度:300〜700℃
加熱温度が300℃未満であれば殆んど膨張せず、70
0℃を超えると黒鉛が酸化される。尚加熱する際には、
膨張を速やかに行なう意味から、キッシュグラファイト
を乾燥してから加熱する必要がある。
0℃を超えると黒鉛が酸化される。尚加熱する際には、
膨張を速やかに行なう意味から、キッシュグラファイト
を乾燥してから加熱する必要がある。
本発明において酸洗浄に用いる薬剤としては例えば塩酸
、臭化水素酸等の腐食性の弱い酸が挙げられ、アルカリ
洗浄に用いる薬剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の各水溶液が挙げられる。尚酸洗浄およびアル
カリ洗浄の際の温度については特に限定するものではな
いが、洗浄効果を上げるという観点からすれば80℃程
度に加熱した状態で洗浄するのが好ましい、また酸洗浄
とアルカリ洗浄を併用する場合の手順については何ら限
定するものではないが、例えば、まず酸洗浄を行なって
珪素化合物以外の不純物を除去してからアルカリ洗浄を
行なって珪素化合物を除去し、更に希塩酸等によってア
ルカリを中和、洗浄した後水洗、乾燥する手順が上げら
れる。但し、黒鉛の純度を99.9%以上までにしなく
てもよいというときには、酸洗浄によって除去される不
純物が多いという理由からして酸洗浄のみを施せばよく
、アルカリ洗浄のみでは精製は不十分となる。
、臭化水素酸等の腐食性の弱い酸が挙げられ、アルカリ
洗浄に用いる薬剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の各水溶液が挙げられる。尚酸洗浄およびアル
カリ洗浄の際の温度については特に限定するものではな
いが、洗浄効果を上げるという観点からすれば80℃程
度に加熱した状態で洗浄するのが好ましい、また酸洗浄
とアルカリ洗浄を併用する場合の手順については何ら限
定するものではないが、例えば、まず酸洗浄を行なって
珪素化合物以外の不純物を除去してからアルカリ洗浄を
行なって珪素化合物を除去し、更に希塩酸等によってア
ルカリを中和、洗浄した後水洗、乾燥する手順が上げら
れる。但し、黒鉛の純度を99.9%以上までにしなく
てもよいというときには、酸洗浄によって除去される不
純物が多いという理由からして酸洗浄のみを施せばよく
、アルカリ洗浄のみでは精製は不十分となる。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、下
記実施例は本発明を限定するものではなく、前・後記の
趣旨に徴して設計変更することはいずれも本発明の技術
的範囲に含まれるものであり、例えば解砕雰囲気は湿式
又は乾式の如何を問わない。
記実施例は本発明を限定するものではなく、前・後記の
趣旨に徴して設計変更することはいずれも本発明の技術
的範囲に含まれるものであり、例えば解砕雰囲気は湿式
又は乾式の如何を問わない。
[実施例]
実施例1
第1表に示す正常の粗キツシエグラファイトを97%濃
度の硫酸に1時間浸漬した後除去し、4倍量の水で洗浄
し、乾燥した。
度の硫酸に1時間浸漬した後除去し、4倍量の水で洗浄
し、乾燥した。
第1表 粗キッシュグラファイトの性状第2表 解砕
物の粒度分布 上記乾燥物を、600℃に加熱した電気炉に入れ、30
分間放置した。キッシュグラファイトを電気炉から取り
出したところ、約4倍に膨張していた。このキッシュグ
ラファイトを30%濃度の水スラリーとし、これを高速
回転羽根付解砕機(ヘンシェルミキサー;三井三池化工
機株式会社製)によって、回転数2000 rp−で1
0分間解砕した。このとき得られた解砕物の粒度分布は
第2表に示す通りであった。
物の粒度分布 上記乾燥物を、600℃に加熱した電気炉に入れ、30
分間放置した。キッシュグラファイトを電気炉から取り
出したところ、約4倍に膨張していた。このキッシュグ
ラファイトを30%濃度の水スラリーとし、これを高速
回転羽根付解砕機(ヘンシェルミキサー;三井三池化工
機株式会社製)によって、回転数2000 rp−で1
0分間解砕した。このとき得られた解砕物の粒度分布は
第2表に示す通りであった。
上記解砕物に35%濃度の塩酸を2倍量加え、75℃で
2時間加熱した。これを冷却した後、塩酸を除去し、更
に水洗、乾燥して黒鉛を回収した。この様にして得られ
た黒鉛の品位は第3表に示す如くであった。尚このとき
の黒鉛の回収率はキッシュグラファイトの全黒鉛に対し
て100%であった。
2時間加熱した。これを冷却した後、塩酸を除去し、更
に水洗、乾燥して黒鉛を回収した。この様にして得られ
た黒鉛の品位は第3表に示す如くであった。尚このとき
の黒鉛の回収率はキッシュグラファイトの全黒鉛に対し
て100%であった。
第3表
回収した黒鉛の品位
第4表 粉砕物の粒度分布
比較例1
前記第1表に示した形状の粗キッシュグラファイトをジ
ェットミルによって解砕した。このとき得られた解砕物
の粒度分布は第4表に示す通りであった。
ェットミルによって解砕した。このとき得られた解砕物
の粒度分布は第4表に示す通りであった。
上記粉砕物に35%濃度の塩酸を2倍量加え、攪拌しな
がら80℃で2時間洗浄した。洗浄物を濾過後水洗、乾
燥し、黒鉛の純度を測定したところ、98.2%であっ
た。
がら80℃で2時間洗浄した。洗浄物を濾過後水洗、乾
燥し、黒鉛の純度を測定したところ、98.2%であっ
た。
実施例2
実施例1の第3表に示したキッシュグラファイトに3規
定水酸化ナトリウム水溶液を2倍量加え、75℃で2時
間加熱した。これを冷却してから水酸化ナトリウム水溶
液を分離除去し、1規定塩酸を2倍量加え60℃で30
分間加熱した0次にこれを冷却してから濾過し、水洗、
乾燥して黒鉛を回収した。この様にして得られた黒鉛の
品位は第5表に示す通りであった。
定水酸化ナトリウム水溶液を2倍量加え、75℃で2時
間加熱した。これを冷却してから水酸化ナトリウム水溶
液を分離除去し、1規定塩酸を2倍量加え60℃で30
分間加熱した0次にこれを冷却してから濾過し、水洗、
乾燥して黒鉛を回収した。この様にして得られた黒鉛の
品位は第5表に示す通りであった。
第5表 回収した黒鉛の品位
手続ネ甫正書(自船
[発明の効果]
以上述べた如く本発明方法によれば、粗キッシュグラフ
ァイトから比較的簡単な手順によって高純度の黒鉛が回
収できる様になり、特に弗酸等の劇薬を使用せずども純
度99.9%以上の黒鉛の回収が可能となった。
ァイトから比較的簡単な手順によって高純度の黒鉛が回
収できる様になり、特に弗酸等の劇薬を使用せずども純
度99.9%以上の黒鉛の回収が可能となった。
Claims (2)
- (1)キッシュグラファイトを濃度95%以上の硫酸に
接触させ、水洗・乾燥後、このキッシュグラファイトを
300〜700℃に加熱し、更に一方側からの瞬間的外
力を加えることによって該キッシュグラファイトを解砕
した後、腐食性の弱い酸で洗浄を行ない、その後水洗、
乾燥することを特徴とするキッシュグラファイトの精製
方法。 - (2)請求項(1)で解砕されたキッシュグラファイト
を腐食性の弱い酸による酸洗浄とアルカリ洗浄を組合わ
せて処理し、その後水洗、乾燥することを特徴とするキ
ッシュグラファイトの精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1069032A JPH0714803B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | キッシュグラファイト精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1069032A JPH0714803B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | キッシュグラファイト精製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02248312A true JPH02248312A (ja) | 1990-10-04 |
| JPH0714803B2 JPH0714803B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=13390833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1069032A Expired - Fee Related JPH0714803B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | キッシュグラファイト精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714803B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100390053C (zh) * | 2004-07-28 | 2008-05-28 | 汤世伟 | 微晶石墨提纯方法 |
| CN115924908A (zh) * | 2023-01-17 | 2023-04-07 | 哈尔滨工程大学 | 一种卧式脉冲反向气吹石墨提纯装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5371694A (en) * | 1976-12-08 | 1978-06-26 | Hitachi Chem Co Ltd | Manufacture of low bulky expanded graphite |
| JPS57106515A (en) * | 1980-12-18 | 1982-07-02 | Kowa Seikou Kk | Recovering method for flake graphite from iron mill dust |
| JPS61127612A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-14 | Agency Of Ind Science & Technol | 導電性黒鉛材料の製造方法 |
| JPS63147810A (ja) * | 1986-12-11 | 1988-06-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 高導電性高潤滑性黒鉛 |
| JPH02153810A (ja) * | 1988-06-08 | 1990-06-13 | Mitsui Mining Co Ltd | 葉片状黒鉛粉末及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP1069032A patent/JPH0714803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN115924908A (zh) * | 2023-01-17 | 2023-04-07 | 哈尔滨工程大学 | 一种卧式脉冲反向气吹石墨提纯装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0714803B2 (ja) | 1995-02-22 |
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