JPH02248512A - テラス護岸構造 - Google Patents

テラス護岸構造

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JPH02248512A
JPH02248512A JP1070956A JP7095689A JPH02248512A JP H02248512 A JPH02248512 A JP H02248512A JP 1070956 A JP1070956 A JP 1070956A JP 7095689 A JP7095689 A JP 7095689A JP H02248512 A JPH02248512 A JP H02248512A
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terrace
precast
revetment
water
retaining wall
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
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Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)
  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、河川あるいは海洋等の水際に設置されるテラ
ス護岸の施工方法及びテラス護岸構造に関する。
[従来の技術] 近年、河川あるいは海洋等のウォータフロント計画にお
いて、人間が水辺に親しめる環境作りが盛んである。第
17図は、このような環境作りがなされる以前の護岸構
造を示したものであり、水域1に臨む護岸2の水際には
、防波堤3が配置されている。この防波堤3は、通常水
位L1よりも、増派あいるは満潮等によって水位が上昇
し、仮想高水位L2に達しても洪水を防止できる高さと
なっているため、人間が水辺に親しめるような護岸構造
ではなかった。
このような第17図に示す護岸構造を、人間が水辺に親
しめるようなテラス護岸構造とするには、第18図に示
すような改造方法が提案されている。
すなわち、同図に示すように護岸2と対向する水域1の
2カ所の位置にて、水底IAに例えば鋼矢板4.4を打
ち込み、かつ、護岸2の長手方向に沿ってこの鋼矢板4
,4を連結する。さらに、この2枚の鋼矢板4.4の間
及び一方の鋼矢板4と護岸2の間とに、中詰砂5を埋設
する。さらに、前記通常水位L1より上方に突出した中
詰砂5の上部に、コンクリートの現場打ちによりテラス
6を形成する。さらに、護岸2よりこのテラス6に容易
に降りられるように、前記防波堤3を取り払い、かつ、
護岸2の水際側を傾斜面とする造成を行っていた。この
ような改造により前記テラス6を遊歩道として使用する
ことができ、がっ、前記中詰砂5によって狭められる流
域体積を、護岸2の傾斜造成により仮想高水位L2に達
した際の川幅を広げることによって補償している。
[発明が解決しようとする問題点] 第18図に示すような改造を行うことで、人間が水辺と
親しむ環境作りが整うが水際の所定部分の水域を中詰砂
で埋設するために、生態系を破壊する恐れがあった。近
年ではさらに加えて都市河川等の自然環境をも保護、育
成する要求が高くなっている。すなわち、特に都市河川
のような汚染河川を浄化し、この水域に生態系を回復す
るための環境作りが急務となっている。
ところが、第18図に示す構造では、そのような環境を
確保することが不可能であった。すなわち、テラス6の
下方は中詰砂5によって占有されてしまっているからで
ある。そこで、このテラス6の下方をも水域として確保
し、この水域を水の浄化及び生態系の回復に利用できれ
ば便利である。
しかしながら、テラス6の下方を水域として確保した場
合には、特に、この水域上方にてテラス6をコンクリー
トの現場打ちによって施工するという工程が極めて煩雑
となり、工期の延長及びそれに伴い工事費用の増大が余
儀なくされていた。
そこで、本発明の目的とするところは、°水際の自然環
境を整備できるテラス護岸構造でありながら、その際の
施工の工期を短縮し、それに伴い工事費用を大幅に削減
できるテラス護岸の施工方法およびテラス護岸構造を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、護岸に沿って水域に臨む土留壁を造成する工
程と、 この土留壁と離間して水域内部に対向壁を造成する工程
と、 前記土留壁及び対向壁の水域より突出する上端に、その
造成方向に沿って現場打ちコンクリートにより梁を形成
する工程と、 この梁上にテラス用プレキャスト板を固定する工程と、 を含むものである。
[作 用] 本発明の施工方法では、護岸の水際にて水域上方に張り
出し配置されるテラスを固定するために土留壁とその対
向壁とを造成するものであるが、土留壁としては、鋼管
矢板、鋼矢板、連続地中壁等を採用でき、前記対向壁と
しては、テラスの下方水域を比較的静穏な領域として確
保するために、請求項(2)に示すように所定間隔毎に
打ち込まれた杭と、この杭に連結固定される消波用プレ
キャスト板とで構成するものがよい。
次に、前記土留壁及び対向壁の水域より突出する上端に
、コンクリートの現場打ちによって梁を形成している。
この梁はその上方に配置されるテラスを固定するためも
のであり、かつ、前記土留壁とその対向壁との上端高さ
がばらつくおそれがあるので、梁の上端高さを面一とす
るために、現場打ちによって梁を構成している。
次に、この梁上にテラス用プレキャスト板を固定するこ
とで、水域の上方に張り出したテラスを構成している。
この際、このテラスを構成するためにプレキャスト板を
用いているので、水域の上方にてコンクリートの現場打
ちによりテラスを構成するものに比べて、型枠の設置作
業等が不要なことからその作業が大幅に簡易化され、こ
のため工期の短縮及びそれに伴い工事費用を大幅に削減
できる。
このようなテラス護岸の施工方法により、テラスの下方
に水域を確保できるので、従来のテラス護岸構造のよう
にテラスの下方に砂を埋設することにより水域の流量体
積を狭めることなく、洪水等の危険性を低減することが
できる。さらには、テラスの下方の水域を確保できるこ
とにより、例えば請求項(3)に示すように魚巣構造体
を配置することによって、この水域に生態系を回復でき
、かつ、食物連鎖によってこの水域の水質浄化作用をも
行うことが可能となる。
さらには、前記テラス用プレキャスト板に配置される付
属品として、波返しブロック(あるいは手すり等)をプ
レキャスト板にて構成させることにより、遊歩道として
のテラス護岸の安全性が確保される。また、この波返し
ブロック等を配設するに際して、コンクリートの現場打
ち作業を要することがないので、工期の短縮を確保する
ことができる。また、光照射用ブロックを前記テラス用
プレキャスト板に配設することによって、そのテラスの
下方の水域に光を導くことで光合成を促進でき、さらは
、このテラスを歩行する者がその下方の水域を観察でき
るので、人間が水辺により親しむ環境を整備することが
可能となる。尚、光照射用ブロックをテラス用プレキャ
スト板表面より突出させたのは、上記ブロックのメンテ
ナンス上の理由からであり、該ブロックの補修、交換が
容易にできると共に、靴鋲などによる損傷を防止するた
めである。
[実施例] 以下、本発明を都市河川の護岸に配置されるテラス護岸
に適用した一実施例について、図面を参照して具体的に
説明する。
第1図に示すように、本実施例のテラス護岸構造の基本
的構成として、護岸2に沿って水域1に臨んで配置され
る土留壁10と、この土留壁10と離間して水域1内部
に配置される対向壁20と、前記土留壁10及び対向壁
20の水域1より突出する上端側に、その造成方向に沿
って現場打ちコンクリートにより形成される梁30と、
この梁30上に固定されるテラス用プレキャスト板40
とを有している。また、必要に応じて、前記テラス用プ
レキャスト板40の下方の水域に魚巣構造体74を配置
し、あるいは前記テラス用プレキャスト板40に波返し
ブロック50または光照射用ブロック60を配置するこ
ともできる。
次に、上記テラスル護岸構造の詳細について、第2図に
示す施工方法を参照しながら説明する。
く第1工程〉 この第1工程では、第2図(A)に示すように、前記土
留壁10及びその対向壁20を構成するための鋼管矢板
やH鋼杭22または鋼管杭28を、水域1の水底IAに
打ち込む。第3図は、前記土留壁10を鋼管矢板により
構成した一例を示すものであり、1本の鋼管12の相対
向する面には、それぞれ連結用凸部14.連結用四部1
6が設けられ、鋼管12を順次縦方向より挿入すること
で相隣接する鋼管12.12を前記凸部14及び凹部1
6の係合により連結し、これを護岸2に沿って長手状に
連結することで鋼管矢板による土留壁10を構成してい
る。この土留壁10としての鋼管矢板を構成するには、
鋼管12を1本毎にクレーン70によって吊り上げ、所
定位置に配置した後に図示しない杭打ち機等によってこ
の鋼管12を水底IAに打ち込み、前述した連結を行い
ながらこの鋼管12の打ち込みを行うことによって、護
岸2に沿って土留壁10が形成されることになる。
次に、前記対向壁20を構成するために、前記土留壁1
0と対向する位置にて、これと平行に所定間隔毎にH鋼
杭22あるいは鋼管杭28の打ち込みを行う。前記H鋼
杭22とは、第4図(A)に示すように、断面H型の杭
であって、後述する消波用プレキャスト板24を連結す
るために、この消波用プレキャスト板24の連結用凸部
24aに係合する連結用凹部22aを中央部の相対向す
る両面に有している。一方、前記鋼管杭28は、同図(
B)に示すように、周面の相対向する位置に連結用凹部
28aを有し、前記消波用プレキャスト板24を連結可
能としている。
このH鋼杭22あるいは鋼管杭28も同様に、前記クレ
ーン70で吊り上げられ所定位置に配置された後に、杭
打ち機等によって水域1の水底IAに打ち込まれること
になる。
く第2工程〉 この第2工程は第2図(B)に示すように、川底IAの
地盤改良であり、特に川底IAの地盤が軟弱な場合に必
要に応じて実施されるものである。
この地盤改良は、通常、撹拌翼と固化材供給装置を備え
たロッド76を水底IAの所定深度まで回転圧入さす、
固化材を吐出させながら水底地盤と混合撹拌しながら引
抜くことにより行われる。
この第3工程では、第2図(C)に示すように、まず前
記鋼管矢板で構成された土留壁10と、既設護岸2との
間の間隙に、中詰砂72を埋設する。
次に、このテラス護岸が設置される水域1の水底IAの
根固めを行う。この水底IAの根固めは、第2図(C)
に示すように、石78等を水底IAに敷詰めることによ
って行う。
次に、水域1内の前記土留壁10と隣接するように魚巣
構造体74を設置する。この魚巣構造体74は、例えば
その深さ方向にて多段の魚巣空間を形成する領域を確保
できるように、予め所定幅毎にブロック体として構成さ
れてものであり、この魚巣構造体74を前記クレーン7
0によって水域1内に設置する。
この後、第1工程によって打ち込まれた前記H鋼杭22
あるいは鋼管杭28の間に、連結用凹部。
凸部が係合するように上方より消波用プレキャスト板2
4を挿入して設置する。この消波用プレキャスト板24
は、予め板状に形成されており、消波作用を行うための
構造として例えば第5図、第6図に示すような形状の有
孔板を挙げることができる。第5図に示すものは、消波
用プレキャスト板24の裏面より表面に貫通して丸孔2
6aを多数形成したものであり、一方、第6図に示すタ
イプは消波用プレキャスト板24の裏面より表面に貫通
する角孔26bをスリット状に形成したものである。尚
、この消波用プレキャスト板24は、その上端が水域1
の通常水位L1よりも上方にあり、その下端は、水域1
の水底IAに達しない位置に設置される。
く第4工程〉 この第4工程では、第2図(D)に示すように、前記梁
30の現場打ち施工及び前記テラス用プレキャスト板4
0の設置を行う。
まず、梁30の形成について、第7図〜第10図を参照
して説明する。
第7図は、鋼管矢板で構成される土留壁10の上端に形
成される梁例えばRC受梁30を示し、同様に、第8図
は対向壁20の上端に形成されるRC受梁30を示して
いる。いずれの場合も、矩形断面の梁30が形成され、
かつ、この梁30の上面には所定間隔毎にアンカーボル
ト34が突出して固着されることになる。
この梁30の形成について、第9図を参照して説明する
と、例えば鋼管12あるいは鋼管杭28の場合には、そ
の上端側に周面より突起したジベル18が複数本固着さ
れている。そして、この鋼管12または鋼管杭28の上
端側を覆うように、鉄筋32が配置され、その後、この
鉄筋32よりも−回り大きい位置に図示しない型枠が配
置され、この型枠内にコンクリートを現場打ちにより流
し込むことによって、梁30が構成されることになる。
尚、前記アンカーボルト34は、梁30の現場打ちコン
クリートがまだ硬化しないうちに、埋め込み固定してお
くことが望ましい。この際、第10図に示すように、ア
ンカーボルト34の挿入部の周囲に、スパイラル状の補
強鉄筋36を配設することによって、たとえアンカーボ
ルト34に過大な荷重が作用したとしても、このアンカ
ーボルト34の破損あるいは抜は等を確実に防止できる
上記のように、この第4工程にて、コンクリートの現場
打ちにより梁30を形成する理由は、水底IAへの打ち
込みによって固定される前記土留壁10及び対向壁20
の上端位置が、水底IAの地盤の具合によっては面一に
ならず、このように段差のある土留壁10及び対向壁2
0上にプレキャスト梁を配置した場合には、その上に固
定されるテラス用プレキャスト板40の支持が不安定に
なってしまうからである。従って本実施例のようにコン
クリートの現場打ちによって梁30を構成することで、
この両梁30.30の表面高さが面一となるように容易
に調整でき、その後のテラス用プレキャスト板40の支
持を安定して行うことが可能となる。
次に、梁30.30上にテラス用プレキャスト板40の
固定を行う。このテラス用プレキャスト板40は、第1
2図(A)に示すように、所定の肉厚tの矩形形状にて
形成され、その例えば周辺の4カ所には、前記梁30に
固着されたアンカーボルト34を挿入するためのアンカ
ーボルト用固定穴42がその表面より裏面に貫通するよ
うに形成されている。さらに、同図(B)に示すように
テラス用プレキャスト板40の短手方向の両端側の端面
に貫通する横締用穴44が、例えば3カ所に形成されて
いる。このテラス用プレキャスト板40については、前
記光照射ブロック6oが配置されるものとして、第13
図(A)、(B)に示すように、半円形の切欠部40a
が形成されたものが用意されている。
次に、このテラス用プレキャスト板4oを前記梁30上
に固定する工程について第11図を参照して説明する。
まず、前記梁30上のアンカーボルト34が固定された
位置に、ゴム支承46を載置する。次に、テラス用プレ
キャスト板40をクレーン70によって吊り上げ、この
テラス用プレキャスト板4゜のアンカーボルト用固定穴
42が、前記梁3o上の各アンカーボルト34に挿入す
るように、テラス用プレキャスト板40を梁30上に載
置する。
この後、ナツト48を前記アンカーボルト34に締め付
けることによってテラス用プレキャスト板40の梁30
に対する固定を行う。尚、前記横締用穴44に、図示し
ないワイヤー等を挿通、緊結して適当数のテラス用プレ
キャスト板40.40を連結する。また、前記光照射用
ブロック60を配置する場合には、第13図(A)、(
B)に示す切欠部40aを有した一対のテラス用プレキ
ャスト板40.40にて、その中央に円形の穴が形成さ
れるように連結すればよい。
このように、本実施例方法によれば、テラスの下方が水
域1であったとしても、テラス用プレキャスト板40の
固定により容易にテラスを設置することが可能となり、
このためにコンクリートの現場打ちを行う場合の型枠等
の配置作業を一切要しないので、この作業が大幅に部品
代され、工期9短縮及びそれに伴う工事費用の削縛を図
ることができる。
く第5工程〉 この第5工程では、第2図(E)に示すように、必要に
応じて波返しブロック50及び光照射用ブロック60を
、前記テラス用プレキャスト板40に固定する。
前記光照射用ブロック60は、第14図(を示すように
、下端側にフランジ66を有する筒部64と、この筒部
64の上端側に固定されるアクリル半球面62とから構
成されている。前記筒部64及びフランジ66は、共に
例えば材質コンクリートあるいは強化プラスチック等で
構成され、前記テラス用プレキャスト板40の2つの半
円の切欠部40 a * 40 aによって構成される
穴部の周囲に埋込みボルト52を複数項め込み固定し、
前記フランジ66に形成されたボルト挿通穴66aをこ
のボルト52に挿通し、その後ナツト48を前記ボルト
52に螺合することで、この光照射用ブロック60を前
記テラス用プレキャスト板40に固定している。
一方、前記波返しブロック50は、第15図に示fよう
に、テラス用プレキャスト板40の張出し端側に埋め込
まれた埋込みボルト52を挿通するボルト穴50aを有
し、このボルト52を前記ボルト穴50aに挿通した後
、ナツト48を螺合することで固定している。
第16図(A)、(B)は、波返しブロック50の他の
固定方法を示したもので、このブロック50の表面に露
出しない部分にスリット54を配置し、このスリット5
4の底面よりブロック50の裏面に貫通する前記ボルト
穴50aを配置することによって、前記埋込みボルト5
2に螺合されるナツト48をスリット54内に配置し、
外部に露出しないように収容することが可能となる。
尚、必要に応じて、前記波返しブロック5oに手摺56
を配置し、歩行者の安全を確保することも可能である。
ここで、テラス用プレキャスト板40に固定される付属
品としての波返しブロック50及び光照射用ブロック6
0は、共に予め形状加工されたものをボルト及びナツト
によって固定するだけでよいので、この付属品の追加の
ためのコンクリートの現場打ち作業等を一切要しない。
以上説明した第1〜第5工程の作業と並行して、既設護
岸2を傾斜状に造成する工程及び防波堤3の取り払い作
業を行うことで、護岸2におけるテラス護岸の施工が終
了することになる。
次に、上記施工方法によって構成されたテラス護岸構造
の作用について説明する。
第1図に示すテラス護岸構造では、まず、テラス用プレ
キャスト板40の下方の領域を水域1として確保するこ
とができる。従来この領域は第18図に示すように中詰
砂5が埋設されていたので、従来のものと比較すれば、
この中詰砂5が埋設されている体積分だけ水域1の流域
体積を拡大することができ、従って水域1の増水等によ
る洪水の危険性を従来よりも大幅に低減することが可能
となる。
次に、前記テラスプレキャスト板4oの下方領域を水域
1として確保することにより、この下方の水域1を水質
浄化及び生態系回復のために積極的に利用することが可
能となる。特に、第1図に示す構造では、テラス用プレ
キャスト板4oの張出し端側を支持する対向壁2oは、
消波用プレキャスト板24によって形成されているので
、この消波用プレキャスト板24によって波を打消すこ
とにより、護岸2側の水域1を比較的静穏な領域として
確保することができ、魚類等の生活空間を確保すること
が可能となる。また、比較的静穏な水域1内に第1図に
示すように魚巣構造体74を配置することにより、魚類
の逃避効果等によってこの生活空間に生態系を回復する
ことが可能となる。尚、この魚巣構造体74に付設して
散気装置あるいは光照射装置を設けることにより、この
水−1での溶存酸素量を高め、がっ、光合成の促進によ
り植物系を回復して魚類の餌を確保でき、この食物連鎖
を促進して集魚効果、水′質浄化効果を著しく向上する
ことが可能となる。
このように、テラス用プレキャスト板4oの下方の水域
1に生態系を回復できれば、このテラス用プレキャスト
板4oを遊歩道として利用して歩行するものは、水辺の
環境に親しめるばかりが、その水域の自然環境にも親し
めることができ、こようなテラス護岸が配設された例え
ば都市河川等を自然公園として利用することが可能とな
る。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明の施工方法によれば、護岸よ
り張出されるテラスの下方を水域として確保したテラス
護岸構造を施工するに際して、水底に打ち込み固定され
た土留壁及び対向壁の上端にコンクリートの現場打ちに
より梁を形成した後は、テラス用プレキャスト板を組付
けることによって実現できるので、テラス用プレキャス
ト板の下面を支持する面の平面度を得るための梁の形成
以外は、水域上方での型枠組付は作業等を不要とし、工
期の短縮及びそれに伴う工事費用の大幅の削減が可能と
なる。
また、この施工方法によって構成されたテラス護岸構造
によれば、従来中詰砂が埋設されてぃたテラス下方の領
域を水域之して確保することができ、水域の流量体積を
減少させることがないので増水の際の洪水を確実に防止
できる。また、このテラス下方の水域にて水質浄化及び
生態系の回復を図ることができるため、水際の自然環境
を整備でき、このテラス護岸を遊歩道として利用する者
が水辺とより親しめる環境を確保することが可能となる
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明を適用したテラス護岸構造の概略断面
図、 第2図(A)〜(E)は、テラス護岸構造の施工方法の
一例を示す工程説明図、 第3図は、土留壁としての鋼管矢板の連結状態を示す概
略説明図、 第4図(A)、(B)は、それぞれ土留壁の構成例を示
す概略平面図、 第5図及び第6図は、それぞれ消波用プレキャスト板を
示す概略説明図、 第7図及び第8図は、それぞれ土留壁及び対向壁の上端
に形成される梁の構成を説明するための概略斜視図、 第9図は、鋼管の上端に形成された梁の断面図、第10
図は、梁より突出固定されるアンカーボルトの概略斜視
図、 第11図は、梁上面に対するテラス用プレキャスト板の
固定を説明するための概略断面図、第12図(A)、(
B)は、テラス用プレキャスト板の正面図及び端面図、 第13図(A)、(B)はそれぞれ切欠部を有するテラ
ス用プレキャスト板の平面図、第14図は、テラス用プ
レキャスト板に固定される光照射ブロックの概略断面図
、 第15図は、テラス用プレキャスト板に固定される波返
しブロックの概略断面図、 第16図(A)、(B)は、それぞれ波返し用ブロック
を固定する変形例を説明するための概略断面図、側面図
、 1J17図は、テラス護岸構造とする改造前の護岸構造
を示す概略断面図、 第18図は、従来のテラス護岸構造を示す概略断面図で
ある。 1・・・水域、2・・・護岸、10・・・土留壁、20
・・・対向壁、22.28・・・杭、24・・・消波用
プレキャスト板、30・・・梁、40・・・テラス用プ
レキャスト板、 50・・・波返しブロック、 60・・・光照射用ブロック。 代理人 弁理士 布 施 行 夫(他2名)第 図 (B) 第 図 第 図 第 図 (D) 第 図 (A) (B) 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (A) (A) 第 図 第 図 CB) 第 図 箆 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)護岸に沿って水域に臨む土留壁を造成する工程と
    、 この土留壁と離間して水域内部に対向壁を造成する工程
    と、 前記土留壁及び対向壁の水域より突出する上端に、その
    造成方向に沿って現場打ちコンクリートにより梁を形成
    する工程と、 この梁上にテラス用プレキャスト板を固定する工程と、 を含むことを特徴とするテラス護岸施工方法。
  2. (2)対向壁は、前記土留壁の造成方向とほぼ平行に、
    所定間隔毎に水底に杭を打ち込む工程と、この杭間に消
    波用プレキャスト板を連結する工程とによって造成する
    ものである請求項(1)に記載のテラス護岸の施工方法
  3. (3)請求項(1)の方法によって施工されるテラス護
    岸の前記テラス用プレキャスト板の下方の水域に、魚巣
    構造体を配置したことを特徴とするテラス護岸構造。
  4. (4)請求項(1)の方法によって施工されるテラス護
    岸の前記テラス用プレキャスト板の張り出し端側に、波
    返し用プレキャストブロックを固定したことを特徴とす
    るテラス護岸構造。
  5. (5)請求項(1)の方法によって施工されるテラス護
    岸の前記テラス用プレキャスト板には切欠穴が形成され
    、この切欠穴を透明部材によって覆う光照射用ブロック
    を、前記テラス用プレキャスト板表面より突出して固定
    したことを特徴とするテラス護岸構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50136920A (ja) * 1974-04-18 1975-10-30
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JPS5955910A (ja) * 1982-09-24 1984-03-31 Kawasaki Steel Corp 消波護岸工法

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