JPH0625407B2 - テラス護岸構造 - Google Patents
テラス護岸構造Info
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- JPH0625407B2 JPH0625407B2 JP1070956A JP7095689A JPH0625407B2 JP H0625407 B2 JPH0625407 B2 JP H0625407B2 JP 1070956 A JP1070956 A JP 1070956A JP 7095689 A JP7095689 A JP 7095689A JP H0625407 B2 JPH0625407 B2 JP H0625407B2
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- terrace
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- wave
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、河川あるいは海洋等の水際に設置されるテラ
ス護岸構造に関する。
ス護岸構造に関する。
[従来の技術] 近年、河川あるいは海洋等のウォータフロント計画にお
いて、人間が水辺に親しめる環境作りが盛んである。第
17図は、このような環境作りがなされる以前の護岸構
造を示したものであり、水域1に臨む護岸2の水際に
は、防波堤3が配置されている。この防波堤3は、通常
水位L1よりも、増流あいるは満潮等によって水位が上
昇し、仮想高水位L2に達しても洪水を防止できる高さ
となっているため、人間が水辺に親しめるような護岸構
造ではなかった。
いて、人間が水辺に親しめる環境作りが盛んである。第
17図は、このような環境作りがなされる以前の護岸構
造を示したものであり、水域1に臨む護岸2の水際に
は、防波堤3が配置されている。この防波堤3は、通常
水位L1よりも、増流あいるは満潮等によって水位が上
昇し、仮想高水位L2に達しても洪水を防止できる高さ
となっているため、人間が水辺に親しめるような護岸構
造ではなかった。
このような第17図に示す護岸構造を、人間が水辺に親
しめるようなテラス護岸構造とするには、第18図に示
すような改造方法が提案されている。
しめるようなテラス護岸構造とするには、第18図に示
すような改造方法が提案されている。
すなわち、同図に示すように護岸2と対向する水域1の
2カ所の位置にて、水底1Aに例えば鋼矢板4,4を打
ち込み、かつ、護岸2の長手方向に沿ってこの鋼矢板
4,4を連結する。さらに、この2枚の鋼矢板4,4の
間及び一方の鋼矢板4と護岸2の間とに、中詰砂5を埋
設する。さらに、前記通常水位L1より上方に突出した
中詰秒5の上部に、コンクリートの現場打ちによりテラ
ス6を形成する。さらに、護岸2よりこのテラス6に容
易に降りられるように、前記防波堤3を取り払い、か
つ、護岸2の水際側を傾斜面とする造成を行っていた。
このような改造により前記テラス6を遊歩道として使用
することができ、かつ、前記中詰砂5によって狭められ
る流域体積を、護岸2の傾斜造成により仮想高水位L2
に達した際の川幅を広げることによって補償している。
2カ所の位置にて、水底1Aに例えば鋼矢板4,4を打
ち込み、かつ、護岸2の長手方向に沿ってこの鋼矢板
4,4を連結する。さらに、この2枚の鋼矢板4,4の
間及び一方の鋼矢板4と護岸2の間とに、中詰砂5を埋
設する。さらに、前記通常水位L1より上方に突出した
中詰秒5の上部に、コンクリートの現場打ちによりテラ
ス6を形成する。さらに、護岸2よりこのテラス6に容
易に降りられるように、前記防波堤3を取り払い、か
つ、護岸2の水際側を傾斜面とする造成を行っていた。
このような改造により前記テラス6を遊歩道として使用
することができ、かつ、前記中詰砂5によって狭められ
る流域体積を、護岸2の傾斜造成により仮想高水位L2
に達した際の川幅を広げることによって補償している。
[発明が解決しようとする問題点] 第18図に示すような改造を行うことで、人間が水辺と
親しむ環境作りが整うが水際の所定部分の水域を中詰砂
で埋設するために、生態系を破壊する恐れがあった。近
年ではさらに加えて都市河川等の自然環境をも保護,育
成する要求が高くなっている。すなわち、特に都市河川
のような汚染河川を浄化し、この水域に生態系を回復す
るための環境作りが急務となっている。
親しむ環境作りが整うが水際の所定部分の水域を中詰砂
で埋設するために、生態系を破壊する恐れがあった。近
年ではさらに加えて都市河川等の自然環境をも保護,育
成する要求が高くなっている。すなわち、特に都市河川
のような汚染河川を浄化し、この水域に生態系を回復す
るための環境作りが急務となっている。
ところが、第18図に示す構造では、そのような環境を
確保することが不可能であった。すなわち、テラス6の
下方は中詰砂5によって占有されてしまっているからで
ある。そこで、このテラス6の下方をも水域として確保
し、この水域を水の浄化及び生態系の回復に利用できれ
ば便利である。
確保することが不可能であった。すなわち、テラス6の
下方は中詰砂5によって占有されてしまっているからで
ある。そこで、このテラス6の下方をも水域として確保
し、この水域を水の浄化及び生態系の回復に利用できれ
ば便利である。
しかしながら、テラス6の下方を水域として確保した場
合には、特に、この水域上方にてテラス6をコンクリー
トの現場打ちによって施工するという工程が極めて煩雑
となり、工期の延長及びそれに伴い工事費用の増大が余
儀なくされていた。
合には、特に、この水域上方にてテラス6をコンクリー
トの現場打ちによって施工するという工程が極めて煩雑
となり、工期の延長及びそれに伴い工事費用の増大が余
儀なくされていた。
そこで、本発明の目的とするところは、水際の自然環境
を整備できるテラス護岸構造でありながら、その際の施
工の工期を短縮し、それに伴い工事費用を大幅に削減で
きるテラス護岸構造を提供することにある。
を整備できるテラス護岸構造でありながら、その際の施
工の工期を短縮し、それに伴い工事費用を大幅に削減で
きるテラス護岸構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、護岸に沿い、水域に臨ませて造成した土留壁
と、 この土留壁と離間して水域内部に造成した対向壁と、 前記土留壁及び対向壁の水域より突出する上端に形成さ
れた梁と、 この梁上に固定されたテラス用プレキャスト板とを備
え、 前記対向壁は、前記土留壁の造成方向と略平行に所定間
隔毎に水底に打込まれた杭と、この杭間に配設した消波
用プレキャスト板とを備え、 前記消波用プレキャスト板は、前記テラス用プレキャス
ト板の下方の領域を水域として確保し、かつその水域に
波のエネルギーを逃す透水部を備えるものである。
と、 この土留壁と離間して水域内部に造成した対向壁と、 前記土留壁及び対向壁の水域より突出する上端に形成さ
れた梁と、 この梁上に固定されたテラス用プレキャスト板とを備
え、 前記対向壁は、前記土留壁の造成方向と略平行に所定間
隔毎に水底に打込まれた杭と、この杭間に配設した消波
用プレキャスト板とを備え、 前記消波用プレキャスト板は、前記テラス用プレキャス
ト板の下方の領域を水域として確保し、かつその水域に
波のエネルギーを逃す透水部を備えるものである。
[作用] テラス用プレキャスト板の下面を支持する面の平面度を
得るための梁の形成以外は、水域上方での型枠組付け作
業等を不要とし、工期の短縮及びそれに伴う工事費用の
大幅の削減が可能となる。
得るための梁の形成以外は、水域上方での型枠組付け作
業等を不要とし、工期の短縮及びそれに伴う工事費用の
大幅の削減が可能となる。
また、従来中詰砂が埋設されていたテラス下方の領域を
消波用プレキャスト板の存在により水域として確保する
ことができ、水域の流量体積を減少させることがないの
で、増水の際の洪水を確実に防止できる。
消波用プレキャスト板の存在により水域として確保する
ことができ、水域の流量体積を減少させることがないの
で、増水の際の洪水を確実に防止できる。
更に、消波用プレキャスト板を通じて消波用プレキャス
ト板の内側の水域にその外側の水を導き、波のエネルギ
ーを吸収することにより、消波を行なうことができる。
ト板の内側の水域にその外側の水を導き、波のエネルギ
ーを吸収することにより、消波を行なうことができる。
そして更に、この消波作用によって、消波用プレキャス
ト板の内側の水域を比較的静穏な領域として確保するす
ることができ、これによって生物等の生育しやすい環境
作りが可能となり、その結果、消波用プレキャスト板の
内側の水域にて水質浄化及び生態系の回復を図ることが
できるため、水際の自然環境を整備でき、このテラス護
岸を遊歩道として利用する者が水辺とより親しめる環境
を確保することが可能となる。さらには、テラスの下方
の水域を確保できることにより、例えば請求項(3)に
示すように魚巣構造体を配置することによって、この水
域に生態系を回復でき、かつ、食物連鎖によってこの水
域の水質浄化作用をも行うことが可能となる。
ト板の内側の水域を比較的静穏な領域として確保するす
ることができ、これによって生物等の生育しやすい環境
作りが可能となり、その結果、消波用プレキャスト板の
内側の水域にて水質浄化及び生態系の回復を図ることが
できるため、水際の自然環境を整備でき、このテラス護
岸を遊歩道として利用する者が水辺とより親しめる環境
を確保することが可能となる。さらには、テラスの下方
の水域を確保できることにより、例えば請求項(3)に
示すように魚巣構造体を配置することによって、この水
域に生態系を回復でき、かつ、食物連鎖によってこの水
域の水質浄化作用をも行うことが可能となる。
さらには、前記テラス用プレキャスト板に配置される付
属品として、波返しブロック(あるいは手すり等)をプ
レキャスト板にて構成させることにより、遊歩道として
のテラス護岸の安全性が確保される。また、この波返し
ブロック等を配設するに際して、コンクリートの現場打
ち作業を要することがないので、工期の短縮を確保する
ことができる。また、光照射用ブロックを前記テラス用
プレキャスト板に配設することによって、そのテラスの
下方の水域の光を導くことで光合成を促進でき、さら
は、このテラスを歩行する者がその下方の水域を観察で
きるので、人間が水辺により親しむ環境を整備すること
が可能となる。尚、光照射用ブロックをテラス用プレキ
ャスト板表面より突出させたのは、上記ブロックのメン
テナンス上の理由からであり、該ブロックの補修,交換
が容易にできると共に、靴鋲などによる損傷を防止する
ためである。
属品として、波返しブロック(あるいは手すり等)をプ
レキャスト板にて構成させることにより、遊歩道として
のテラス護岸の安全性が確保される。また、この波返し
ブロック等を配設するに際して、コンクリートの現場打
ち作業を要することがないので、工期の短縮を確保する
ことができる。また、光照射用ブロックを前記テラス用
プレキャスト板に配設することによって、そのテラスの
下方の水域の光を導くことで光合成を促進でき、さら
は、このテラスを歩行する者がその下方の水域を観察で
きるので、人間が水辺により親しむ環境を整備すること
が可能となる。尚、光照射用ブロックをテラス用プレキ
ャスト板表面より突出させたのは、上記ブロックのメン
テナンス上の理由からであり、該ブロックの補修,交換
が容易にできると共に、靴鋲などによる損傷を防止する
ためである。
[実施例] 以下、本発明を都市河川の護岸に配置されるテラス護岸
に適用した一実施例について、図面を参照して具体的に
説明する。
に適用した一実施例について、図面を参照して具体的に
説明する。
第1図に示すように、本実施例のテラス護岸構造の基本
的構成として、護岸2に沿って水域1に臨んで配置され
る土留壁10と、この土留壁10と離間して水域1内部
に配置される対向壁20と、前記土留壁10及び対向壁
20の水域1より突出する上端側に、その造成方向に沿
って現場打ちコンクリートにより形成される梁30と、
この梁30上に固定されるテラス用プレキャスト板40
とを有している。また、必要に応じて、前記テラス用プ
レキャスト板40の下方の水域に魚巣構造体74を配置
し、あるいは前記テラス用プレキャスト板40に波返し
ブロック50または光照射用ブロック60を配置するこ
ともできる。
的構成として、護岸2に沿って水域1に臨んで配置され
る土留壁10と、この土留壁10と離間して水域1内部
に配置される対向壁20と、前記土留壁10及び対向壁
20の水域1より突出する上端側に、その造成方向に沿
って現場打ちコンクリートにより形成される梁30と、
この梁30上に固定されるテラス用プレキャスト板40
とを有している。また、必要に応じて、前記テラス用プ
レキャスト板40の下方の水域に魚巣構造体74を配置
し、あるいは前記テラス用プレキャスト板40に波返し
ブロック50または光照射用ブロック60を配置するこ
ともできる。
次に、上記テラス護岸構造の詳細について、第2図に示
す施工方法を参照しながら説明する。
す施工方法を参照しながら説明する。
<第1工程> この第1工程では、第2図(A)に示すように、前記土
留壁10及びその対向壁20を構成するための鋼管矢板
やH鋼杭22または鋼管杭28を、水域1の水底1Aに
打ち込む。第3図は、前記土留壁10を鋼管矢板により
構成した一例を示すものであり、1本の鋼管12の相対
向する面には、それぞれ連結用凸部14,連結用凹部1
6が設けられ、鋼管12を順次縦方向より挿入すること
で相隣接する鋼管12,12を前記凸部14及び凹部1
6の係合により連結し、これを護岸2に沿って長手状に
連結することで鋼管矢板による土留壁10を構成してい
る。この土留壁10としての鋼管矢板を構成するには、
鋼管12を1本毎にクレーン70によって吊り上げ、所
定位置に配置した後に図示しない杭打ち機等によってこ
の鋼管12を水底1Aに打ち込み、前述した連結を行い
ながらこの鋼管12の打ち込みを行うことによって、護
岸2に沿って土留壁10が形成されることになる。
留壁10及びその対向壁20を構成するための鋼管矢板
やH鋼杭22または鋼管杭28を、水域1の水底1Aに
打ち込む。第3図は、前記土留壁10を鋼管矢板により
構成した一例を示すものであり、1本の鋼管12の相対
向する面には、それぞれ連結用凸部14,連結用凹部1
6が設けられ、鋼管12を順次縦方向より挿入すること
で相隣接する鋼管12,12を前記凸部14及び凹部1
6の係合により連結し、これを護岸2に沿って長手状に
連結することで鋼管矢板による土留壁10を構成してい
る。この土留壁10としての鋼管矢板を構成するには、
鋼管12を1本毎にクレーン70によって吊り上げ、所
定位置に配置した後に図示しない杭打ち機等によってこ
の鋼管12を水底1Aに打ち込み、前述した連結を行い
ながらこの鋼管12の打ち込みを行うことによって、護
岸2に沿って土留壁10が形成されることになる。
次に、前記対向壁20を構成するために、前記土留壁1
0と対向する位置にて、これと平行に所定間隔毎にH鋼
杭22あるいは鋼管杭28の打ち込みを行う。前記H鋼
杭22とは、第4図(A)に示すように、断面H型の杭
であって、後述する消波用プレキャスト板24を連結す
るために、この消波用プレキャスト板24の連結用凸部
24aに係合する連結用凹部22aを中央部の相対向す
る両面に有している。一方、前記鋼管杭28は、同図
(B)に示すように、周面の相対向する位置に連結用凹
部28aを有し、前記消波用プレキャスト板24を連結
可能としている。
0と対向する位置にて、これと平行に所定間隔毎にH鋼
杭22あるいは鋼管杭28の打ち込みを行う。前記H鋼
杭22とは、第4図(A)に示すように、断面H型の杭
であって、後述する消波用プレキャスト板24を連結す
るために、この消波用プレキャスト板24の連結用凸部
24aに係合する連結用凹部22aを中央部の相対向す
る両面に有している。一方、前記鋼管杭28は、同図
(B)に示すように、周面の相対向する位置に連結用凹
部28aを有し、前記消波用プレキャスト板24を連結
可能としている。
このH鋼杭22あるいは鋼管杭28も同様に、前記クレ
ーン70で吊り上げられ所定位置に配置された後に、杭
打ち機等によって水域1の水底1Aに打ち込まれること
になる。
ーン70で吊り上げられ所定位置に配置された後に、杭
打ち機等によって水域1の水底1Aに打ち込まれること
になる。
<第2工程> この第2工程は第2図(B)に示すように、川底1Aの
地盤改良であり、特に川底1Aの地盤が軟弱な場合に必
要に応じて実施されるものである。この地盤改良は、通
常、攪拌翼と固化材供給装置を備えたロッド76を水底
1Aの所定深度まで回転圧入させ、固化材を吐出させな
がら水底地盤と混合攪拌しながら引抜くことにより行わ
れる。
地盤改良であり、特に川底1Aの地盤が軟弱な場合に必
要に応じて実施されるものである。この地盤改良は、通
常、攪拌翼と固化材供給装置を備えたロッド76を水底
1Aの所定深度まで回転圧入させ、固化材を吐出させな
がら水底地盤と混合攪拌しながら引抜くことにより行わ
れる。
この第3工程では、第2図(C)に示すように、まず前
記鋼管矢板で構成された土留壁10と、既設護岸2との
間の間隙に、中詰砂72を埋設する。
記鋼管矢板で構成された土留壁10と、既設護岸2との
間の間隙に、中詰砂72を埋設する。
次に、このテラス護岸が設置される水域1の水底1Aの
根固めを行う。この水底1Aの根固めは、第2図(C)
に示すように、石78等を水底1Aに敷詰めることによ
って行う。
根固めを行う。この水底1Aの根固めは、第2図(C)
に示すように、石78等を水底1Aに敷詰めることによ
って行う。
次に、水域1内の前記土留壁10と隣接するように魚巣
構造体74を設置する。この魚巣構造体74は、例えば
その深さ方向にて多段の魚巣空間を形成する領域を確保
できるように、予め所定幅毎にブロック体として構成さ
れてものであり、この魚巣構造体74を前記クレーン7
0によって水域1内に設置する。
構造体74を設置する。この魚巣構造体74は、例えば
その深さ方向にて多段の魚巣空間を形成する領域を確保
できるように、予め所定幅毎にブロック体として構成さ
れてものであり、この魚巣構造体74を前記クレーン7
0によって水域1内に設置する。
この後、第1工程によって打ち込まれた前記H鋼杭22
あるいは鋼管杭28の間に、連結用凹部,凸部が係合す
るように上方より消波用プレキャスト板24を挿入して
設置する。この消波用プレキャスト板24は、予め板状
に形成されており、消波作用を行うための構造として例
えば第5図,第6図に示すような形状の有孔板を挙げる
ことができる。第5図に示すものは、消波用プレキャス
ト板24の裏面より表面に貫通して丸孔26aを多数形
成したものであり、一方、第6図に示すタイプは消波用
プレキャスト板24の裏面より表面に貫通する角孔26
bをスリット状に形成したものである。尚、この消波用
プレキャスト板24は、その上端が水域1の通常水位L
1よりも上方にあり、その下端は、水域1の水底1Aに
達しない位置に設置される。
あるいは鋼管杭28の間に、連結用凹部,凸部が係合す
るように上方より消波用プレキャスト板24を挿入して
設置する。この消波用プレキャスト板24は、予め板状
に形成されており、消波作用を行うための構造として例
えば第5図,第6図に示すような形状の有孔板を挙げる
ことができる。第5図に示すものは、消波用プレキャス
ト板24の裏面より表面に貫通して丸孔26aを多数形
成したものであり、一方、第6図に示すタイプは消波用
プレキャスト板24の裏面より表面に貫通する角孔26
bをスリット状に形成したものである。尚、この消波用
プレキャスト板24は、その上端が水域1の通常水位L
1よりも上方にあり、その下端は、水域1の水底1Aに
達しない位置に設置される。
<第4工程> この第4工程では、第2図(D)に示すように、前記梁
30の現場打ち施工及び前記テラス用プレキャスト板4
0の設置を行う。
30の現場打ち施工及び前記テラス用プレキャスト板4
0の設置を行う。
まず、梁30の形成について、第7図〜第10図を参照
して説明する。
して説明する。
第7図は、鋼管矢板で構成される土留壁10の上端に形
成される梁例えばRC受梁30を示し、同様に、第8図
は対向壁20の上端に形成されるRC受梁30を示して
いる。いずれの場合も、矩形断面の梁30が形成され、
かつ、この梁30の上面には所定間隔毎にアンカーボル
ト34が突出して固着されることになる。
成される梁例えばRC受梁30を示し、同様に、第8図
は対向壁20の上端に形成されるRC受梁30を示して
いる。いずれの場合も、矩形断面の梁30が形成され、
かつ、この梁30の上面には所定間隔毎にアンカーボル
ト34が突出して固着されることになる。
この梁30の形成について、第9図を参照して説明する
と、例えば鋼管12あるいは鋼管杭28の場合には、そ
の上端側に周面より突起したジベル18が複数本固着さ
れている。そして、この鋼管12または鋼管杭28の上
端側を覆うように、鉄筋32が配置され、その後、この
鉄筋32よりも一回り大きい位置に図示しない型枠が配
置され、この型枠内のコンクリートを現場打ちにより流
し込むことによって、梁30が構成されることになる。
尚、前記アンカーボルト34は、梁30の現場打ちコン
クリートがまだ硬化しないうちに、埋め込み固定してお
くことが望ましい。この際、第10図に示すように、ア
ンカーボルト34の挿入部の周囲に、スパイラル状の補
強鉄筋36を配設することによって、たとえアンカーボ
ルト34に過大な荷重が作用したとしても、このアンカ
ーボルト34の破損あるいは抜け等を確実に防止でき
る。
と、例えば鋼管12あるいは鋼管杭28の場合には、そ
の上端側に周面より突起したジベル18が複数本固着さ
れている。そして、この鋼管12または鋼管杭28の上
端側を覆うように、鉄筋32が配置され、その後、この
鉄筋32よりも一回り大きい位置に図示しない型枠が配
置され、この型枠内のコンクリートを現場打ちにより流
し込むことによって、梁30が構成されることになる。
尚、前記アンカーボルト34は、梁30の現場打ちコン
クリートがまだ硬化しないうちに、埋め込み固定してお
くことが望ましい。この際、第10図に示すように、ア
ンカーボルト34の挿入部の周囲に、スパイラル状の補
強鉄筋36を配設することによって、たとえアンカーボ
ルト34に過大な荷重が作用したとしても、このアンカ
ーボルト34の破損あるいは抜け等を確実に防止でき
る。
上記のように、この第4工程にて、コンクリートの現場
打ちにより梁30を形成する理由は、水底1Aへの打ち
込みによって固定される前記土留壁10及び対向壁20
の上端位置が、水底1Aの地盤の具合によっては面一に
ならず、このように段差のある土留壁10及び対向壁2
0上にプレキャスト梁を配置した場合には、その上に固
定されるテラス用プレキャスト板40の支持が不安定に
なってしまうからである。従って本実施例のようにコン
クリートの現場打ちによって梁30を構成することで、
この両梁30,30の表面高さが面一となるように容易
に調整でき、その後のテラス用プレキャスト板40の支
持を安定して行うことが可能となる。
打ちにより梁30を形成する理由は、水底1Aへの打ち
込みによって固定される前記土留壁10及び対向壁20
の上端位置が、水底1Aの地盤の具合によっては面一に
ならず、このように段差のある土留壁10及び対向壁2
0上にプレキャスト梁を配置した場合には、その上に固
定されるテラス用プレキャスト板40の支持が不安定に
なってしまうからである。従って本実施例のようにコン
クリートの現場打ちによって梁30を構成することで、
この両梁30,30の表面高さが面一となるように容易
に調整でき、その後のテラス用プレキャスト板40の支
持を安定して行うことが可能となる。
次に、梁30,30上にテラス用プレキャスト板40の
固定を行う。このテラス用プレキャスト板40は、第1
2図(A)に示すように、所定の肉厚tの矩形形状にて
形成され、その例えば周辺の4カ所には、前記梁30に
固着されたアンカーボルト34を挿入するためのアンカ
ーボルト用固定穴42がその表面より裏面に貫通するよ
うに形成されている。さらに、同図(B)に示すように
テラス用プレキャスト板40の短手方向の両端側の端面
に貫通する横締用穴44が、例えば3カ所に形成されて
いる。このテラス用プレキャスト板40については、前
記光照射ブロック60が配置されるものとして、第13
図(A),(B)に示すように、半円形の切欠部40a
が形成されたものが用意されている。
固定を行う。このテラス用プレキャスト板40は、第1
2図(A)に示すように、所定の肉厚tの矩形形状にて
形成され、その例えば周辺の4カ所には、前記梁30に
固着されたアンカーボルト34を挿入するためのアンカ
ーボルト用固定穴42がその表面より裏面に貫通するよ
うに形成されている。さらに、同図(B)に示すように
テラス用プレキャスト板40の短手方向の両端側の端面
に貫通する横締用穴44が、例えば3カ所に形成されて
いる。このテラス用プレキャスト板40については、前
記光照射ブロック60が配置されるものとして、第13
図(A),(B)に示すように、半円形の切欠部40a
が形成されたものが用意されている。
次に、このテラス用プレキャスト板40を前記梁30上
に固定する工程について第11図を参照して説明する。
に固定する工程について第11図を参照して説明する。
まず、前記梁30上のアンカーボルト34が固定された
位置に、ゴム支承46を載置する。次に、テラス用プレ
キャスト板40をクレーン70によって吊り上げ、この
テラス用プレキャスト板40のアンカーボルト用固定穴
42が、前記梁30上の各アンカーボルト34に挿入す
るように、テラス用プレキャスト板40を梁30上に載
置する。この後、ナット48を前記アンカーボルト34
に締め付けることによってテラス用プレキャスト板40
の梁30に対する固定を行う。尚、前記横締用穴44
に、図示しないワイヤー等を挿通,緊結して適当数のテ
ラス用プレキャスト板40,40を連結する。また、前
記光照射用ブロック60を配置する場合には、第13図
(A),(B)に示す切欠部40aを有した一対のテラ
ス用プレキャスト板40,40にて、その中央に円形の
穴が形成されるように連結すればよい。
位置に、ゴム支承46を載置する。次に、テラス用プレ
キャスト板40をクレーン70によって吊り上げ、この
テラス用プレキャスト板40のアンカーボルト用固定穴
42が、前記梁30上の各アンカーボルト34に挿入す
るように、テラス用プレキャスト板40を梁30上に載
置する。この後、ナット48を前記アンカーボルト34
に締め付けることによってテラス用プレキャスト板40
の梁30に対する固定を行う。尚、前記横締用穴44
に、図示しないワイヤー等を挿通,緊結して適当数のテ
ラス用プレキャスト板40,40を連結する。また、前
記光照射用ブロック60を配置する場合には、第13図
(A),(B)に示す切欠部40aを有した一対のテラ
ス用プレキャスト板40,40にて、その中央に円形の
穴が形成されるように連結すればよい。
このように、本実施例方法によれば、テラスの下方が水
域1であったとしても、テラス用プレキャスト板40の
固定により容易にテラスを設置することが可能となり、
このためにコンクリートの現場打ちを行う場合の型枠等
の配置作業を一切要しないので、この作業が大幅に簡易
化され、工期の短縮及びそれに伴う工事費用の削減を図
ることができる。
域1であったとしても、テラス用プレキャスト板40の
固定により容易にテラスを設置することが可能となり、
このためにコンクリートの現場打ちを行う場合の型枠等
の配置作業を一切要しないので、この作業が大幅に簡易
化され、工期の短縮及びそれに伴う工事費用の削減を図
ることができる。
<第5工程> この第5工程では、第2図(E)に示すように、必要に
応じて波返しブロック50及び光照射用ブロック60
を、前記テラス用プレキャスト板40に固定する。
応じて波返しブロック50及び光照射用ブロック60
を、前記テラス用プレキャスト板40に固定する。
前記光照射用ブロック60は、第14図に示すように、
下端側にフランジ66を有する筒部64と、この筒部6
4の上端側に固定されるアクリル半球面62とから構成
されている。前記筒部64及びフランジ66は、共に例
えば材質コンクリートあるいは強化プラスチック等で構
成され、前記テラス用プレキャスト板40の2つの半円
の切欠部40a,40aによって構成される穴部の周囲
に埋込みボルト52を複数埋め込み固定し、前記フラン
ジ66に形成されたボルト挿通穴66aをこのボルト5
2に挿通し、その後ナット48を前記ボルト52に螺合
することで、この光照射用ブロック60を前記テラス用
プレキャスト板40に固定している。
下端側にフランジ66を有する筒部64と、この筒部6
4の上端側に固定されるアクリル半球面62とから構成
されている。前記筒部64及びフランジ66は、共に例
えば材質コンクリートあるいは強化プラスチック等で構
成され、前記テラス用プレキャスト板40の2つの半円
の切欠部40a,40aによって構成される穴部の周囲
に埋込みボルト52を複数埋め込み固定し、前記フラン
ジ66に形成されたボルト挿通穴66aをこのボルト5
2に挿通し、その後ナット48を前記ボルト52に螺合
することで、この光照射用ブロック60を前記テラス用
プレキャスト板40に固定している。
一方、前記波返しブロック50は、第15図に示すよう
に、テラス用プレキャスト板40の張出し端側に埋め込
まれた埋込みボルト52を挿通するボルト穴50aを有
し、このボルト52を前記ボルト穴50aに挿通した
後、ナット48を螺合することで固定している。
に、テラス用プレキャスト板40の張出し端側に埋め込
まれた埋込みボルト52を挿通するボルト穴50aを有
し、このボルト52を前記ボルト穴50aに挿通した
後、ナット48を螺合することで固定している。
第16図(A),(B)は、波返しブロック50の他の
固定方法を示したもので、このブロック50の表面に露
出しない部分にスリット54を配置し、このスリット5
4の底面よりブロック50の裏面に貫通する前記ボルト
穴50aを配置することによって、前記埋込みボルト5
2に螺合されるナット48をスリット54内に配置し、
外部に露出しないように収容することが可能となる。
固定方法を示したもので、このブロック50の表面に露
出しない部分にスリット54を配置し、このスリット5
4の底面よりブロック50の裏面に貫通する前記ボルト
穴50aを配置することによって、前記埋込みボルト5
2に螺合されるナット48をスリット54内に配置し、
外部に露出しないように収容することが可能となる。
尚、必要に応じて、前記波返しブロック50に手摺56
を配置し、歩行者の安全を確保することも可能である。
を配置し、歩行者の安全を確保することも可能である。
ここで、テラス用プレキャスト板40に固定される付属
品としての波返しブロック50及び光照射ブロック60
は、共に予め形状加工されたものをボルト及びナットに
よって固定するだけでよいので、この付属品の追加のた
めのコンクリートの現場打ち作業等を一切要しない。
品としての波返しブロック50及び光照射ブロック60
は、共に予め形状加工されたものをボルト及びナットに
よって固定するだけでよいので、この付属品の追加のた
めのコンクリートの現場打ち作業等を一切要しない。
以上説明した第1〜第5工程の作業と並行して、既設護
岸2を傾斜状に造成する工程及び防波堤3の取り払い作
業を行うことで、護岸2におけるテラス護岸の施工が終
了することになる。
岸2を傾斜状に造成する工程及び防波堤3の取り払い作
業を行うことで、護岸2におけるテラス護岸の施工が終
了することになる。
次に、上記施工方法によって構成されたテラス護岸構造
の作用について説明する。
の作用について説明する。
第1図に示すテラス護岸構造では、まず、テラス用プレ
キャスト板40の下方の領域を水域1として確保するこ
とができる。従来この領域は第18図に示すように中詰
砂5が埋設されていたので、従来のものと比較すれば、
この中詰砂5が埋設されている体積分だけ水域1の流域
体積を拡大することができ、従って水域1の増水等によ
る洪水の危険性を従来よりも大幅に低減することが可能
となる。
キャスト板40の下方の領域を水域1として確保するこ
とができる。従来この領域は第18図に示すように中詰
砂5が埋設されていたので、従来のものと比較すれば、
この中詰砂5が埋設されている体積分だけ水域1の流域
体積を拡大することができ、従って水域1の増水等によ
る洪水の危険性を従来よりも大幅に低減することが可能
となる。
次に、前記テラスプレキャスト板40の下方領域を水域
1として確保することにより、この下方の水域1を水質
浄化及び生態系回復のために積極的に利用することが可
能となる。特に、第1図に示す構造では、テラス用プレ
キャスト板40の張出し端側を支持する対向壁20は、
消波用プレキャスト板24によって形成されているの
で、この消波用プレキャスト板24によって波を打消す
ことにより、護岸2側の水域1を比較的静穏な領域とし
て確保することができ、魚類等の生活空間を確保するこ
とが可能となる。また、比較的静穏な水域1内に第1図
に示すように魚巣構造体74を配置することにより、魚
類の逃避効果等によってこの生活空間に生態系を回復す
ることが可能となる。尚、この魚巣構造体74に付設し
て散気装置あるいは光照射装置を設けることにより、こ
の水域1での溶存酸素量を高め、かつ、光合成の促進に
より植物系を回復して魚類の餌を確保でき、この食物連
鎖を促進して集魚効果,水質浄化効果を著しく向上する
ことが可能となる。
1として確保することにより、この下方の水域1を水質
浄化及び生態系回復のために積極的に利用することが可
能となる。特に、第1図に示す構造では、テラス用プレ
キャスト板40の張出し端側を支持する対向壁20は、
消波用プレキャスト板24によって形成されているの
で、この消波用プレキャスト板24によって波を打消す
ことにより、護岸2側の水域1を比較的静穏な領域とし
て確保することができ、魚類等の生活空間を確保するこ
とが可能となる。また、比較的静穏な水域1内に第1図
に示すように魚巣構造体74を配置することにより、魚
類の逃避効果等によってこの生活空間に生態系を回復す
ることが可能となる。尚、この魚巣構造体74に付設し
て散気装置あるいは光照射装置を設けることにより、こ
の水域1での溶存酸素量を高め、かつ、光合成の促進に
より植物系を回復して魚類の餌を確保でき、この食物連
鎖を促進して集魚効果,水質浄化効果を著しく向上する
ことが可能となる。
このように、テラス用プレキャスト板40の下方の水域
1に生態系を回復できれば、このテラス用プレキャスト
板40を遊歩道として利用して歩行するものは、水辺の
環境に親しめるばかりか、その水域の自然環境にも親し
めることができ、こようなテラス護岸が配設された例え
ば都市河川等を自然公園として利用することが可能とな
る。
1に生態系を回復できれば、このテラス用プレキャスト
板40を遊歩道として利用して歩行するものは、水辺の
環境に親しめるばかりか、その水域の自然環境にも親し
めることができ、こようなテラス護岸が配設された例え
ば都市河川等を自然公園として利用することが可能とな
る。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、テラス用プレキャ
スト板の下面を支持する面の平面度を得るための梁の形
成以外は、水域上方での型枠組付け作業等を不要とし、
工期の短縮及びそれに伴う工事費用の大幅の削減が可能
となる。
スト板の下面を支持する面の平面度を得るための梁の形
成以外は、水域上方での型枠組付け作業等を不要とし、
工期の短縮及びそれに伴う工事費用の大幅の削減が可能
となる。
また、従来中詰砂が埋設されていたテラス下方の領域を
消波用プレキャスト板の存在により水域として確保する
ことができ、水域の流量体積を減少させることがないの
で、増水の際の洪水を確実に防止できる。
消波用プレキャスト板の存在により水域として確保する
ことができ、水域の流量体積を減少させることがないの
で、増水の際の洪水を確実に防止できる。
更に、消波用プレキャスト板を通じて消波用プレキャス
ト板の内側の水域にその外側の水を導き、波のエネルギ
ーを吸収することにより、消波を行なうことができる。
ト板の内側の水域にその外側の水を導き、波のエネルギ
ーを吸収することにより、消波を行なうことができる。
そして更に、この消波作用によって、消波用プレキャス
ト板の内側の水域を比較的静穏な領域として確保するこ
とができ、これによって生物等の生育しやすい環境作り
が可能となり、その結果、消波用プレキャスト板の内側
の水域にて水質浄化及び生態系の回復を図ることができ
るため、水際の自然環境を整備でき、このテラス護岸を
遊歩道として利用する者が水辺とより親しめる環境を確
保することが可能となる。
ト板の内側の水域を比較的静穏な領域として確保するこ
とができ、これによって生物等の生育しやすい環境作り
が可能となり、その結果、消波用プレキャスト板の内側
の水域にて水質浄化及び生態系の回復を図ることができ
るため、水際の自然環境を整備でき、このテラス護岸を
遊歩道として利用する者が水辺とより親しめる環境を確
保することが可能となる。
第1図は、本発明を適用したテラス護岸構造の概略断面
図、 第2図(A)〜(E)は、テラス護岸構造の施工方法の
一例を示す工程説明図、 第3図は、土留壁としての鋼管矢板の連結状態を示す概
略説明図、 第4図(A),(B)は、それぞれ土留壁の構成例を示
す概略平面図、 第5図及び第6図は、それぞれ消波用プレキャスト板を
示す概略説明図、 第7図及び第8図は、それぞれ土留壁及び対向壁の上端
に形成される梁の構成を説明するための概略斜視図、 第9図は、鋼管の上端に形成された梁の断面図、 第10図は、梁より突出固定されるアンカーボルトの概
略斜視図、 第11図は、梁上面に対するテラス用プレキャスト板の
固定を説明するための概略断面図、 第12図(A),(B)は、テラス用プレキャスト板の
正面図及び端面図、 第13図(A),(B)はそれぞれ切欠部を有するテラ
ス用プレキャスト板の平面図、 第14図は、テラス用プレキャスト板に固定される光照
射ブロックの概略断面図、 第15図は、テラス用プレキャスト板に固定される波返
しブロックの概略断面図、 第16図(A),(B)は、それぞれ波返し用ブロック
を固定する変形例を説明するための概略断面図,側面
図、 第17図は、テラス護岸構造とする改造前の護岸構造を
示す概略断面図、 第18図は、従来のテラス護岸構造を示す概略断面図で
ある。 1……水域、2……護岸、10……土留壁、 20……対向壁、22,28……杭、 24……消波用プレキャスト板、30……梁、 40……テラス用プレキャスト板、 50……波返しブロック、 60……光照射用ブロック。
図、 第2図(A)〜(E)は、テラス護岸構造の施工方法の
一例を示す工程説明図、 第3図は、土留壁としての鋼管矢板の連結状態を示す概
略説明図、 第4図(A),(B)は、それぞれ土留壁の構成例を示
す概略平面図、 第5図及び第6図は、それぞれ消波用プレキャスト板を
示す概略説明図、 第7図及び第8図は、それぞれ土留壁及び対向壁の上端
に形成される梁の構成を説明するための概略斜視図、 第9図は、鋼管の上端に形成された梁の断面図、 第10図は、梁より突出固定されるアンカーボルトの概
略斜視図、 第11図は、梁上面に対するテラス用プレキャスト板の
固定を説明するための概略断面図、 第12図(A),(B)は、テラス用プレキャスト板の
正面図及び端面図、 第13図(A),(B)はそれぞれ切欠部を有するテラ
ス用プレキャスト板の平面図、 第14図は、テラス用プレキャスト板に固定される光照
射ブロックの概略断面図、 第15図は、テラス用プレキャスト板に固定される波返
しブロックの概略断面図、 第16図(A),(B)は、それぞれ波返し用ブロック
を固定する変形例を説明するための概略断面図,側面
図、 第17図は、テラス護岸構造とする改造前の護岸構造を
示す概略断面図、 第18図は、従来のテラス護岸構造を示す概略断面図で
ある。 1……水域、2……護岸、10……土留壁、 20……対向壁、22,28……杭、 24……消波用プレキャスト板、30……梁、 40……テラス用プレキャスト板、 50……波返しブロック、 60……光照射用ブロック。
Claims (3)
- 【請求項1】護岸に沿い、水域に臨ませて造成した土留
壁と、 この土留壁と離間して水域内部に造成した対向壁と、 前記土留壁及び対向壁の水域より突出する上端に形成さ
れた梁と、 この梁上に固定されたテラス用プレキャスト板とを備
え、 前記対向壁は、前記土留壁の造成方向と略平行に所定間
隔毎に水底に打込まれた杭と、この杭間に配設した消波
用プレキャスト板とを備え、 前記消波用プレキャスト板は、前記テラス用プレキャス
ト板の下方の領域を水域として確保し、かつその水域に
波のエネルギーを逃す透水部を備えることを特徴とする
テラス護岸構造。 - 【請求項2】請求項1において、 前記テラス用プレキャスト板の下方の水域に魚巣構造体
を配置したことを特徴とするテラス護岸構造。 - 【請求項3】請求項1において、 前記テラス用プレキャスト板には、切欠穴が形成され、
この切欠穴を透明部材によって覆う光照射用ブロック
を、前記テラス用プレキャスト板表面より突出して固定
したことを特徴とするテラス護岸構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1070956A JPH0625407B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | テラス護岸構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1070956A JPH0625407B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | テラス護岸構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02248512A JPH02248512A (ja) | 1990-10-04 |
| JPH0625407B2 true JPH0625407B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=13446476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1070956A Expired - Lifetime JPH0625407B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | テラス護岸構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625407B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50136920A (ja) * | 1974-04-18 | 1975-10-30 | ||
| JPS5329995U (ja) * | 1976-08-20 | 1978-03-14 | ||
| JPS5955910A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-31 | Kawasaki Steel Corp | 消波護岸工法 |
-
1989
- 1989-03-22 JP JP1070956A patent/JPH0625407B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02248512A (ja) | 1990-10-04 |
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