JPH02250884A - ウレタンフォーム、その製造方法及びアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩の製造方法 - Google Patents

ウレタンフォーム、その製造方法及びアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩の製造方法

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JPH02250884A
JPH02250884A JP1072381A JP7238189A JPH02250884A JP H02250884 A JPH02250884 A JP H02250884A JP 1072381 A JP1072381 A JP 1072381A JP 7238189 A JP7238189 A JP 7238189A JP H02250884 A JPH02250884 A JP H02250884A
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foam
boric acid
alkyl group
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JP1072381A
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Osamu Ito
修 伊東
Tatsuji Yamashita
山下 達治
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Lion Akzo Co Ltd
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Lion Akzo Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/0804Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups
    • C08G18/0809Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups containing cationic or cationogenic groups
    • C08G18/0814Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups containing cationic or cationogenic groups containing ammonium groups or groups forming them

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野〕 本発明は、ウレタン系フオーム、ウレタン系フオームの
製造方法及びそれに用いるアルコキシレート四級アンモ
ニウムホウ酸エステル(以下、ALAMBEとも略記す
る)に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
ポリウレタン樹脂は、ポリイソシアネートとポリオール
化合物を主原料としている。このポリイソシアネート化
合物あるいはポリオール化合物にもそれぞれにいろいろ
な種類があり、その組合せ方等によってさまざまな特性
を備えたポリウレタン樹脂が得られる。l!在、そのさ
まざまな特性や機能を生かし、多種多様な分野に使用さ
れてきている。たとえば、使用形態から分類すれば繊維
、合成皮革、フィルム、発泡体、成形材料、エラストマ
ー、接着剤あるいは塗料などがある。また、用途から分
類すると、衣料、雑貨、宇宙開発機器、外科手術具、シ
ーラント、コーキング、レジンコンクリート、土壌改良
剤、シームレスフロア、塗膜防水剤等と細分された個々
の用途が見出され。
これらの分野はますます著増する傾向にある。特にポリ
ウレタン系フオームにおいては、車両、建材、家具、船
舶、プラント、包装、保冷保温材、あるいは、温度−3
0℃の極低温冷凍庫用保冷材等の分野で使用されている
また、反応性の高い化学原料から高分子製品を製造する
するために反応射出成形(ReactionInjec
tion Molding)(略称してRIMという)
が使われるようになってきている。この反応射出成形は
、実験的に種々のポリマーに対して試みられている。
しかし、現在までのところ工業的にこのプロセスで製造
されているのは、ポリウレタン樹脂が唯一のポリマーで
あることは周知である。これは、即ち、工業的に生産す
るにしても、ポリウレタン樹脂の原料はど反応性の高い
化学原料は他に見あたらないことを示している。しかも
、この原料のほとんど全てのものが、通常の外気温度で
液状を呈しているため非常に取り扱い易いというハンド
リング上の利点も有しているからである。
反応射出成形では高圧の衝突ミキサーを用いて射出成形
するが、ポリウレタン樹脂はこの大がかりなRIM成形
装置を用いずとも手軽に成形できることからも世の中の
注目を浴びている。たとえば、組み合わせるポリイソシ
アネートとポリオールの種類、あるいは触媒の種類を選
ぶことにより、室温、あるいは0℃以下のような低温度
条件でも反応成形できるという特徴がある。また、発泡
剤を用いることで見掛けの密度をQ、0!Og/aJ程
度にまで小さくでき、非常に軽くすることもできるとい
う特徴もある。このようなさまざまな特性や機能を備え
たポリウレタン樹脂の用途の拡大は必然的であるが、こ
れはポリイソシアネート、触媒や整泡剤等の添加剤等の
原料に関する技術の進歩、あるいは、成形機、成形方法
に関する技術の進歩によるところも大きい、しかし、そ
れにもましてポリオール化合物に関する原料技術の進歩
によるところも大であり、それらを総合した使いこなし
の技術の進歩も大きい。
工業的に生産されているポリオール化合物としては、大
きくわけてポリエーテル系とポリエステル系があるが、
主鎖にエーテル結合を有するポリエーテル系のポリオー
ルが大部分である。汎用のポリエーテルポリオールとし
ては、たとえば、ポリオキシアルキレングリコール(P
PG等)やポリテトラメチレンエーテルグリコール(P
TMG)等がある。
ポリオキシアルキレングリコールにも出発原料を選ぶこ
とにより種々のポリオールが得られる。出発原料を水、
プロピレングリコール、エチレングリコールあるいはビ
スフェノールA等にすることで末端にOH基を二つ持つ
ジオール型ポリオールとなる。出発原料をグリセリン、
トリメチロールプロパンあるいはトリエタノールアミン
等とするとOH基を三つ持ったトリオール型ポリオール
となる。
同様の方法でペンタエリスリトール等からテトラオール
型、ソルビトール等からヘキサオール型あるいは蔗糖か
らオクタトール型のポリオールがそれぞれ得られる。こ
れらのポリオールは大量に生産されていることもあって
比較的安価に入手できる。
原料ポリオールとしてこれらのポリオールを用いる場合
1通常、単独のポリオールで使われることは少なく、2
〜4種程度を配合し、混合ポリオールとして用いること
が多い。
また、ポリウレタン樹脂やポリウレタン系フオームの原
料として不可欠な第3成分として、低級三級アミン等の
ウレタン触媒や王量化触媒等、シリコーン系界面活性剤
であるシリコーン整泡剤、フロン11等の発泡剤、ある
いは樹脂添加剤として用いられるガラス繊維や炭酸カル
シウム等あるいは減粘剤等の溶剤を上記混合ポリオール
に配合して樹脂成形やフオーム成形に用いる。一般に、
このポリオール側の原料混合物をB液(ポリオールサイ
ド)と呼ぶ。
ポリウレタン製造用の他方の原料であるポリイソシアネ
ート化合物としては、分子末端等にNCO基(イソシア
ネート基)を2個以上持つトリレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリフェニ
ルメタンポリイソシアネート、ビフェニレンジイソシア
ネート、ジフェニルエーテルジイソシアネート、トリジ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
、イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
このポリイソシアネート側の原料液をA液(ポリイソシ
アネートサイド)と呼び、予め少量のポリオールを用い
て変性したものであっても良いし。
勿論、末端にNGO基を有するプレポリマー型のポリイ
ソシアネートであっても良いし、また配合可能な第三成
分を、B液を調製するのと同様に加えても良い。
なお、このB液、A液の呼び名は、業界団体や地域ある
いは国によって異なることがある。すなわち、A液をポ
リオールサイドと称し、ポリイソシアネートサイドをB
液と呼ぶ場合もある。常温でこのポリオールサイドのB
液とポリイソシアネートサイドのA液をウレタン系フオ
ーム原料として用い1発泡させると、一般に独立気泡フ
オームが製造できる。
B液とA液を高速撹拌で混合することで、OH基を持つ
ポリオール化合物とNGO基を持つポリイソシアネート
化合物とが付加重合してウレタン結合(−NH−C−0
−)を有する高分子化合物へ構造をかえでいく、その際
、この反応は発熱反応であることから、発泡剤としてB
液中に添加溶解している沸点23.8℃のフロン1!が
気化してフロンガスとなり、このウレタンの高分子化合
物中で気泡(セル)を形成して発泡体(フオーム)がで
きることになる。
この気泡は1通常、相互に独立した形で存在しており、
このフオームを独立気泡フオームあるいはクローズドセ
ルフオームと呼ぶ。
発泡剤として用いられるものに、フロン11(沸点23
.8℃)の他に、フロン113(沸点47.6℃)、フ
ロン12(沸点−29,8℃)、フロン22(沸点−4
0,8℃)、フロン114(沸点3.6℃)、フロン1
23(沸点27.1”C)。
フロン134a (沸点−26,5℃)、フロン141
b(沸点32℃)等々がある。また、四塩化炭素(沸点
76.6℃)、クロロホルム(沸点61.2℃)、塩化
メチル(沸点−23,7℃)、塩化メチレン(沸点41
.6℃)、塩化エチル(沸点12.3℃)、二塩化エタ
ン(沸点83.7℃)等の塩素化炭化水素化合物、n−
ペンタン(沸点36.1℃)、n−へキサン(沸点69
℃)、n−へブタン(沸点98.4℃)等の炭化水素化
合物等も、ウレタン系フオームの発泡剤として使うこと
ができ、この他に水がある。
これらの発泡剤は、単独で用いてもよいし、必要に応じ
て数種を組み合わせて用いてもよい、一般には、水とそ
の他の発泡剤との組み合わせで用いられている。この水
以外の発泡剤は全てウレタン系フオーム原料の化合物に
対して、化学的に不活性な化合物であり、ポリイソシア
ネートとポリオールの反応で発生する熱で気化すること
を利用するものである。すなわち、通常、これらの発泡
剤をポリオールサイドのB液に均一溶解しておき、ポリ
イソシアネートサイドのA液と混合し、高速撹拌すると
、ウレタン化反応が起る。その際に発生する反応熱で化
学的に不活性な水以外の発泡剤は反応液中で気化し、気
泡を形成してウレタン化反応の終了時には反応液はフオ
ームを形成することどなる。このフオームの基本構造は
、ポリオール化合物のOH基(ヒドロキシル基)と、ポ
リイソシアネート化合物のNCO基(イソシアネート基
)の反応で生成するウレタン結合(−NH−Co−0−
)がら構成される。
これに対し、水を用いた場合には、この水(H−0−H
)は、ポリイソシアネート化合物のNGO基と反応して
、カルバモノ醸を形成し、脱炭酸(Co、)L、て、反
応したポリイソシアネート化合物のNGO基はNH。
(アミノ基)になる、このポリイソシアネート基のNH
,基はさらにポリイソシアネート化合物のNGO基と反
応してウレア結合(−NH−CO−NH−1尿素績合)
を生成する。すなわち、水(H−0−H)は、ポリイソ
シアネート化合物のNCO基2個と反応してウレア結合
を形成し、−分子の炭酸ガス(COX )を生成するこ
とになる。即ち、この炭酸ガスが反応液中で化学的に生
成して気泡を形成しフオームをつくることになる。
従って、水は、単に発泡剤の役目だけでなく。
ウレタン結合の中にウレア結合を導入し、フオームの物
性を改質する役目をも有している重要な第ヨ成分である
ことが分かる。
車両、建材、家具、船舶、プラント、包装、電気冷蔵庫
等の保温・保冷材、極低温冷凍庫用の保冷材等の断熱材
分野で主に用いられる硬質ポリウレタンフォームの発泡
剤としては、主にフロン11等のフロンが用いられ、水
が単独の発泡剤として用いられることは少ない。
ウレタン系フオームには大きく分けて軟質フオームと硬
質フオームがある。軟質フオームは家具クッシ3ン材等
に用いられるもので断熱材としXの構造材として用いる
機械的強度の要求される分野には適さない。
また、断熱材としCの性能として断熱特性が要求されて
いるが、フロンガスは最も熱伝導率の低い気体の一つで
あることから、このフロンガスを効率的に微細な気泡セ
ルの中に閉じ込めることによって断熱特性は向上する。
この硬質ウレタンフオームは、他の高分子フオームと比
較しても良好な断熱材であるといえる。このことがらも
、フロンガスと比較して熱伝導率の高い炭酸ガスを生成
させる水を主発泡剤として用いることはむしろ得策では
ない。
従って、これまでは独立気泡率の高いクローズドセルフ
オームが求められていた。しかし、近年。
この独立気泡率が高いために起る欠点というものが指摘
されるようになった。すなわち、機械的強度の高い構造
材として用いられる独立気泡率の高い硬質フオームを熱
の周期的変化、すなわち、低温と高温のくり返し変化を
受けた場合、独立気泡率が高い故に、閉じ込められてい
るフロン等のガスの体積変化の影響により断熱材自体に
変形が誘発されてしまうという欠点が指摘されている。
風呂場入口ドア、バスタブに表面化粧フィルムラミネー
ト硬質フオーム断熱材を使って商品化を図っても、変形
が起って使えないという問題が出ている。温蔵庫断熱材
あるいは真空断熱パネル等でも変形の起らない硬質フオ
ームが要求されている。
この要求に対して、これまで種々の検討が行ゎれている
、たとえば、公知の気泡連通化剤としてポリブテン、流
動パラフィン等が知られているが勿論充分ではない、特
開昭57−80436号、同57−87412号には金
属石ケン、脂肪酸アマイド、脂肪酸ビスアマイドを用い
る方法、特開昭61−215号には脂肪酸多価アルコー
ルエステルを添加する方法。
特開昭61−51021号にはポリエチレン微粉末を添
加する方法、特開昭62−36418号には短鎖多価ア
ルコールと流動パラフィンを用いる方法が示されている
。また、特開昭49−30493号にはNGOloH(
インデックス)をある範囲に限定する方法、特開昭62
−36419号、同62−36420号には特定分子量
で酸化エチレンの含有率が特定範囲のポリエーテルポリ
オールを用いる方法が示されている。これらの方法は、
ウレタンフオームにおいて、その異常な収縮の防止、寸
法安定性の効果、吸音効果の向上1表面加工性の向上、
変形やそりの防止等の改良を与えるものであるが、未だ
十分なものではない。
本発明者も、C□AO(炭素数22のフルファオレフィ
ン)、Cxxアマイド(炭素数22の脂肪酸アマイド)
、C0酸(炭素数22の脂肪酸)、0アマイド(オレイ
ン酸アマイド)、オレイン酸、オレイン酸亜鉛、ステア
リン酸亜鉛等を連通剤として用いてフオーム発泡し、独
立気泡率の低いオープンセルフオームを得る試みを行な
った− CzzAO,Cax酸、オレイン酸亜鉛、ステ
アリン酸亜鉛で独立気泡率が10%以下と比較的良好な
オープンセルフオームを得ることはできたが、気泡目が
2層重以上と非常に粗いフオームであったり、再度発泡
すると同じように独立気泡率の低いフオームが得られな
かったりと問題の多い結果しか得られなかった。
これは、これらの連通化剤が、ポリオールやポリイソシ
アネート等の原料化合物との相溶性の低い、あるいは全
くないものであったり、融点の高い化合物で、ウレタン
化反応自体にも影響する酸性の化合物や、金属石ケン化
合物であったりするためと考えられる。
一般に、塩基性化合物は、反応を促進する作用があり、
酸性化合物は抑制する作用がある。金属石ケンは、一般
に弱酸の化合物と強塩基の化合物の塩からなり、塩基性
化合物の区分に含まれることから1反応を促進する作用
があり、連通化剤としては良好な結果を与えない。
以上のように、オープンセル構造のウレタン系フオーム
の製造については従来種々提案されているが、未だ満足
すべき結果は得られていない。
特許出願公表昭60−500212号によれば、後記−
殺伐(1)で表わされるアルコキシレート第四級アンモ
ニウムホウ酸エステル塩が提案されている。
この公報によれば、この化合物は次のようにして製造さ
れる。先ず、アルキレングリコールとホウ酸との混合物
を大気圧下において120℃の温度まで加熱し、次いで
反応混合物を120〜129℃の温度で1時間45分加
熱する0次いで反応生成物を水アスピレータ−でわずか
な減圧下で水のみが留出するように蒸留処理して水を除
去する0次に、このようにして得られたホウ酸エステル
にアミンとともにアルキレンオキシドを反応させる。こ
のようにして得られたアルコキシレート四級アンモニウ
ムホーウ酸エステル塩は、ウレタンフオーム製造用のポ
リオールに加えると、このものは触媒として作用すると
ともに、ポリイソシアネートとも反応してウレタン系フ
オーム中に組込まれ、触媒を用いることなくウレタン系
フオームの製造が可能となる利点がある。
本発明者らは、前記従来の方法で得られたアルコキシレ
ート四級アンモニウムホウ酸エステル塩を用いてウレタ
ンフオームを製造したところ、確かに、第三級アミン等
の触媒の不存在下においてもポリウレタン系フオームが
得られることを確認した。しかし、この場合に得られる
ウレタン系フオームは、独立気泡構造のもので、オープ
ンセル構造(連通気泡構造)のものではなかった。
〔発明のTIA題〕
本発明は、オープンセル構造のウレタン系フオーム及び
その製造方法を提供するとともに、その添加剤として適
したアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル
塩の製造方法を提供することをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、 すなわち、前記公報に示された従来法で得られるアルコ
キシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩は、通常
、0.4%以上という高い水分量を示す上、遊離ホウ酸
を含むことを見出すとともに。
その水分量を0.2重量算以下に低減させかつ遊離ホウ
酸量を雰にする時には、平均気泡径が2履朧以下で、独
立気泡率が101以下のオープンセル構造を有する高品
質のウレタン系フオームが得られることを見出し、本発
明を完成するに到った。
すなわち1本発明によれば、−殺伐 〔式中、R’ 、R” 、R” 、R’ 、R” 、R
″1及びXはそれぞれ以下のものを表わす。
は1〜200の整数)、炭素数1〜30の直鎖もしくは
分岐のアルキル基又はアルケニル基(但し、該アルキル
基又はアルケニル基には炭素鎖中にエーテル結合を有し
ていてもよい)、フェニル基あるいはベンジル基の中か
ら選ばれ、R″、Ra及びR1は同一でも異なってもよ
い。
R4:水素、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐したア
ルキル基又はアルケニル基、フェニル基、ベンジル基あ
るいはハロゲン化アルキル基を示す。
R”eR”:水素、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐
のアルキル基又はアルケニル基(但し、該アルキル基又
はアルケニル基には炭素鎖中にエーテル結合を有するも
のも含まれる)、フェニル基あるいはベンジル基から選
ばれ HLa及びHLiは同一でも異なっていてもよい x :1〜200の整数を示す〕 で示されるアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エ
ステル塩を含むポリオール成分とポリイソシアネート成
分とを発泡剤の存在下で反応させて得られるウレタン系
フオームがらなり、該フオームは平均気泡径が2−1以
下でかつ独立気泡率が10%以下のオープンセル構造を
有することを特徴とするウレタン系フオームが提供され
る。
また、本発明によれば、ポリオール化合物とポリイソシ
アネート化合物とを発泡剤の存在下で反応させてウレタ
ン系フオームを製造する方法において、該ポリオール化
合物として、前記−殺伐(1)で示されるアルコキシレ
ート四級アンモニウムホウ酸エステル塩を用いるととも
に、該反応系における水分量を0.1重量S以下に保持
しかつ遊離ホウ酸の不存在下で反応を行うことを特徴と
するウレタン系フオームの製造方法が提供される。
さらに1本発明によれば、前記−殺伐(りで表わされる
アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩を
製造する方法において、−殺伐(式中 14xa及びR
1″は前記と同じ)で表わされるアルキレングリコール
とホウ酸との混合物を、減圧下、95℃以上の温度にお
いて、生成水とともに、原料アルキレングリコールの一
部及び生成ホウ酸エステルの一部を留出させながら、か
つそれら留出物から生成水を除去した後の該アルキレン
グリコール及び該ホウ酸エステルを該混合物に還流させ
ながらエステル化反応を行って、水分量0.2重量S以
下でかつ遊離ホウ酸を含まないホウ酸エステルを生成さ
せた後、該生成されたホウ酸エステルに、−殺伐 (式中、R’、R’及びR7は水素原子、炭素数1〜3
0の直鎖もしくは分岐のアルキル基又はアルケニル基(
但し、該アルキル基又はアルケニル基には炭素鎖中にエ
ーテル結合を有していてもよい)、フェニル基あるいは
ベンジル基の中がら選ばれる。) で表わされる含窒素化合物とともに、一般式(式中、R
4は前記と同じ) で表わされるアルキレンオキシドを反応させることを特
徴とする水分量が0.1重量算以下でかつ遊離ホウ酸を
含まない前記アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸
エステル塩の製造方法が提供される。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明におけるアルコキシレート四級アンモニウムホウ
酸エステル塩は、−殺伐(1)のR1、R8屋び113
が(CI、−CHo)−Hであるか否かによって、ヒド
ロキシル基を1〜4個有したモノオール、ジオール、ト
リオール又はテトラオールの形をとることかできる。
この四級窒素に結合するR’、R”、R”としては、上
記したように一+C)!、−C■0))−1(の構造を
とることができるし、硬化牛脂アルキルに代表されるよ
うな炭素数1〜22のアルキル基又はアルケニル基の構
造をとることができる。また、このアルキル基又はアル
ケニル基の炭素鎖の途中にエーテル酸素を有するものも
用いられ、この具体例としてはR”−0−R’−(式中
、R”ハ炭素数1−20(7)フルーIL4テあり n
lは炭素数2〜5のアルキレン基である)が挙げられる
また1分子中のアルキレンオキシドの平均付加モル数M
(M=x、x+y、 x+2y、又はx+3y)は、1
−45が好ましく、特にトリオールのときはに=x+2
y=3〜45が好ましい。
本発明におけるアルコキシレート四級アンモニウムホウ
酸エステル塩は、アルキレングリコールとホウ酸とから
アルキレングリコールホウ酸エステルを製造するエステ
ル化工程と、このアルキレングリコールホウ酸エステル
にアンモニア又はアミンを混合し、この混合物にアルキ
レンオキシドを反応させる四級アンモニウム塩化工程に
よって製造される。以下各工程について詳述する。
(エステル化工程) この工程は、アルキレングリコールとホウ酸とを加熱反
応させてアルキレングリコールホウ酸エステルを製造す
る工程であり、次の反応式で示される。
(式中、RLO及び111は前記と同じ意味を示す)本
発明においては、このエステル化反応は、減圧下、温度
70−140℃において、少なくともエステル化反応に
より生成する水の全量を留出除去するようにかつ遊離ホ
ウ酸が存在しないように行う。
このためには1反応系を減圧にし、生成水とともに1反
応原料であるアルキレングリコールの一部及び反応生成
物であるアルキレングリコールホウ酸エステルの一部が
留出するようにし、かつ留出物から水のみを除去して留
出物を再び反応系に還流させるようにして反応を行う。
このエステル化反応の原料であるホウ酸は、これを単独
で加熱すると順次水を失って行き、最終的にガラス状の
無機高分子化合物である酸化ホウ素ポリマーとなる。こ
れをさらに詳しく示すと、ホウ酸(B3803 )は、
100℃でメタホウ酸(HBO,)となり、140℃で
(四ホウ酸)1.B40□)、さらに300℃でガラス
状の酸化ホウ素ポリマー((B203)nlとなる。
従って、加熱により水を遊離する性質のあるホウ酸を用
いたこのエステル化反応においては1反応系中に遊離水
分が0.2%以下であっても、未反応の遊離ホウ酸()
13 BO3)が存在していた場合、このものは水の発
生源となり、後続のウレタン系フオームの製造工程にお
いて高温度に加熱すると水を生成し、オープンセル構造
のウレタン系フオームの生成を阻害する。
前記公報に示された従来法では、ホウ酸とアルキレング
リコールの混合物を大気圧において120℃まで加熱し
、120〜129℃の温度で反応させ、その際に生成す
る水を留出させ、その後さらに15〜20インチHg(
381〜508■鳳Hg)の比較的軽い真空をかけ、か
つ少量の窒素を反応器に導入して、反応系に残存してい
る水の除去を促進する方法が示されている。しかし、こ
のような方法では、エステル化反応によって生成した水
の完全除去が困難である上、ホウ醜を完全に反応させる
ことはできず、生成物には遊離ホウ酸が含まれる0反応
初期では、上記の反応でもよいが、反応終了時では未反
応の遊離ホウ酸分が事実上存在しない条件にすることが
重要であり、例えば、反応圧力を1−20■mHHの高
真空である減圧条件とし、温度も120〜130℃、あ
るいはそれ以上の温度として反応を促進する必要がある
。しかし、このような条件で反応を行うと。
生成水だけでなく未反応のアルキレングリコール及び反
応生成物のフルキレングリコールホウ酸エステルも系外
に留出することになる。そこで、本発明では、この留出
する成分のうち、未反応のアルキレングリコール及び生
成物であるアルキレングリコールホウ酸エステルはこれ
を凝縮して反応系に還流させ、生成水はこれを凝縮しな
いようにして反応系外へ留出させる。この目的のために
は。
冷却水温度を1例えば50〜90℃とした部分凝縮器を
エステル化反応器に設置し、凝縮した未反応のアルキレ
ングリコールと生成物のアルキレングリコールホウ酸エ
ステルを反応系内に還流させ、見掛上のモル比ができる
だけ設定モル比から逸脱しないようにして反応させる。
また、部分凝縮器では凝縮させずに通過した生成水ガス
を次の凝縮器で完全に凝縮させ、その生成水の重量によ
り反応の完結度を判断することができる。
このようにして得られるアルキレングリコールホウ酸エ
ステルは、実質的に未反応の遊離ホウ酸を含まず、水分
も0.2%以下に保持され、後続のウレタンフオーム生
成工程において、 100℃以上の高温に加熱されても
未反応遊離ホウ酸による水の生成が起ることはなくなる
0本発明では1反応生成物中に未反応ホウ酸が存在する
場合には、このものは脱水縮合物の形で存在し、遊離ホ
ウ酸の形では存在しない。
(四級アンモニウム塩化工程) この工程は、前記のようにして得られたアルキレングリ
コールホウ酸エステルにアンモニア又はアミンとともに
アルキレンオキシドを反応させて、アルコキシレート四
級アンモニウムホウ酸エステル塩を得る工程で、次の反
応式により示される。
(前記式中、R4、RS 、Rm 、R1、R111及
びHllは前記と同じ意味を有する) 前記アミンとしては、1級アミン、2級アミン及び3級
アミンのいずれも使用することができる。
その具体例を示すと、例えば、牛脂アルキル1級アミン
、牛脂アルキル2級アミン、牛脂アルキル3級アミン、
ヤシアルキル1級アミン、ヤシアルキル2級アミン、オ
クチル1級アミン、オクチル2級アミン、モノメチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエタノ
ールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン等が挙げられる。
前記反応においては、アンモニア又はアミンはアルキレ
ンオキシドにより第四級アンモニウムカチオン化される
とともに、アルキレングリコールホウ酸エステルは開裂
してアルキレングリコールホウ酸エステルアニオンとな
り、−殺伐(1)の化合物が生成される。
このアルキレンオキシドを付加して得た反応生成物は、
一般に固体とはならず、概して常温における粘度が1万
〜lO万cp(25℃)の高粘性、10万cp以上(2
5℃)の超高粘度の液体であることから、前記公報に示
された従来法のアルキレンオキシド付加反応ではエチレ
ングリコール(HG)やジエチレングリコール(Df!
G)等の溶媒を、仕上がり生成物中に5$−201にな
るようにアルキレンオキシド付加反応前に加えて、アル
キレンオキシドを付加反応して得られたアルコキシレー
ト四級アンモニウムホウ酸エステル塩の見掛は上の粘度
を下げるように製造している。
即ち、従来法においては、先ず、上記のエチレングリコ
ール(EG)やジエチレングリコール(DUG)の溶媒
と原料アミンとを反応器に仕込み、中間体のアルキレン
グリコールホウ酸エステルを徐々に加える。この場合、
原料アミンにアルキレングリコールホウ酸エステルを加
えていくと塩を形成し、発熱する。
この場合、エチレングリコールやジエチレングリコール
等の溶媒を加えないと、生成した塩は90℃程度以下の
温度では、ゲル化しており、液状を保っておらず均一撹
拌はできない、この点からも従来法での溶媒の添加は必
要である1次に、この反応器内容物を75〜85℃に保
つように反応器を冷却し、次いで加圧−排気サイクルで
連続的に窒素により3回パージを行う0次に排気口を閉
じ反応器に7psig(0,49kg/aJG)まで窒
素を充填する1次に1反応器の圧力が50psig(3
,52kg/aJG)を越えないような速度で75〜8
5℃において反応器の内容物にアルキレンオキシドを加
える。アルキレンオキシドをすべて充填した際に1反応
器の圧力が20〜25psig(1,41〜1.76k
g/ajG)に降下するまでアルキレンオキシドの消化
を行わせる。
しかしながら、本発明者の研究によれば、このような従
来法における反応操作は未だ不十分なものであることが
判明した。
即ち、従来法では、反応温度を75〜85℃に保って、
長時間にわたってゆっくりと反応を行い、溶媒として用
いたエチレングリコールやジエチレングリコールに対す
るアルキレンオキシドの付加反応を可及的に回避してい
るが、このような条件では反応系に存在する水もアルキ
レンオキシドと反応せずに生成物中に残存する。従って
、前記従来法におけるアルコキシレート四級アンモニウ
ムホウ酸エステル塩の製造方法においては、最終生成物
中には0.2〜0.5%程度の水分が不可避的に混入す
る。そして、このような水分の混入した生成物をウレタ
ン系フオーム製造用のポリオール原料として用いても、
オープンセル構造の製品を得ることができない。
本発明においては、前記の問題を解決するためには、次
のように反応を行う、この場合、エチレングリコールや
ジエチレングリコール等の低分子量の溶媒の使用は特に
必要とされない、好ましくは無溶媒下で反応を行うが、
もちろん、それらの溶媒の使用を排除するものではない
、即ち、本発明では、アルキレングリコールホウ酸エス
テルに対してアンモニア又はアミンとともにアルキレン
オキシドを反応させるに際し、反応温度を95℃以上、
好ましくは100〜140℃の温度で行う、この反応温
度では、反応系に万−水が存在していても、この水はア
ルキレンオキシドと反応し、反応系から除去される。し
かも、このような高温度においては、反応を無溶媒下で
行っても、アミンとアルキレングリコールホウ酸エステ
ルとの反応により生成する塩のゲル化を回避することが
でき、さらに反応を短時間で完結させることができる利
点がある。
本発明における四級アンモニウム塩化工程を好まし〈実
施するには、前記本発明によるエステル化工程で得られ
たアルキレングリコールホウ酸エステルを反応器に仕込
み、次いで、必要ならば加熱を行って、液状又は気体状
のアンモニア又はアミンを徐々に加え、均一に撹拌する
。このアルキレングリコールホウ酸エステルにアンモニ
ア又はアミンを加えていくと塩を形成し、発熱する。し
かし、90℃程度以下の温度では、この塩は無溶媒下で
はゲル化を起し、撹拌ができなくなるので、95℃以上
、好ましくは100〜140℃に保温する6次に、反応
系内をN、置換する。この場合、温度は95℃以上、好
ましくは100〜140℃、30騰−8g以下に減圧し
、その後にN2を導入して常圧より微加圧状態の0.2
kg/cw!G程度までN、加圧する。この操作を3回
以上繰返してN2置換する。この操作はアルキレンオキ
シド付加反応を行う場合の基本操作である。
次に再度1反応系内を30mmHg以下の減圧とし、温
度を95℃以上、好ましくは100−140℃に保ちな
がら30分以上、減圧脱気する。この操作は、反応系内
に不用意に水が混入した場合でも、その水を除去できる
プロセスである。
次に、この減圧脱気工程に引き続き、すなわち、反応系
内の温度95℃以上、好ましくは100〜140℃に保
持し、圧力が30mmHg以下の実質的に真空の状態で
、アルキレンオキシドを導入する。この反応温度は、ア
ルキレンオキシドの付加反応を起す80℃前記後以上の
温度であればよいが、しかし、万が一水が反応系内に混
入した場合、その水がアルキレンオキシドと反応してし
まう95℃以上の温度範囲が好ましい、また、反応を短
時間で完結させる点からも、アルキレンオキシドの付加
反応温度範囲としては、100℃−140℃の温度の使
用が好ましい、もちろん、実質的に水の存在しない場合
にはこの温度範囲に限定されるものではなく、95℃以
下の温度を用いることもできる6反応圧力は、特に制限
されるものではないが、反応装置の設備特性によって適
宜選定することが好ましい、一般には、設備特性にもよ
るが、3.5kg/afGを越えないようにフルキレン
オキシドの付加反応を行うことが好ましい。
アルキレンオキシドの導入に引き続き、アルキレンオキ
シドの消化を行うために熟成工程が用いられるが、この
温度も95℃以上、好ましくは100−140℃の温度
を採用するのが好ましく、圧力がO1g/dG以下、好
ましくは200■mHg以下になるまで継続して行う、
アルキレンオキシドが、エチレンオキシドの場合には、
比較的短時間に消化されるが、プロピレンオキシドの場
合には、若干時間を要する。
この熟成工程に引き続き、未反応のアルキレンオキシド
を除去する為に、温度を95℃以上に保持し、30mm
1g以下になるまで減圧する。アルキレンオキシドがエ
チレンオキシドの場合は未反応のものはほとんどなく、
極く短時間の操作で十分であるが、プロピレンオキシド
等の場合は若干の未反応があるケースもあるが、やはり
非較的短時間の操作で十分である。
(ウレタン系フオームの製造工程) この工程は、前記のようにして得られたアルコキシレー
ト四級アンモニウムホウ酸エステル塩を。
ウレタン系フオーム原料として従来用いられているポリ
オール化合物(B液)に添加し、このポリオール化合物
をポリイソシアネート化合物(A液)と混合し、発泡剤
の存在下で反応させてウレタン系フオームを製造する工
程である。このウレタン系フオームの製造工程は従来公
知の方法に従って実施される。
ポリオール化合物としては1分子中に水酸基を2個以上
有するものが用いられ、官能基数(OH基等の活性水素
の数)にもよるが、通常OHVで好ましくは50〜10
00.さらに好ましくは250〜550の範囲のものが
用いられる。しかし、この範囲に限定されるものではな
い、ポリオール化合物としては、ポリエーテル系ポリオ
ール及びポリエステル系ポリオールのいずれも使用可能
であり、また、フェノールとホルマリンから得られるフ
ェノール系のポリオール等をも使うことができ、単独又
は2種以上の混合物の形で用いられる。ポリオール化合
物に加えるアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エ
ステル塩の添加量は、ポリオール化合物100重量部に
対し、付加するアルキレンオキシドの種類および官能基
数にもよるが、0.05〜150重量部、好ましくは0
.1−100重量部、さらに好ましくは0.5〜50重
量部である。しかし、この範囲に限定されるものではな
い。
ポリイソシアネート化合物(A液)としては1分子中に
NGO基を2個以上を有する化合物が用いられ、ウレタ
ン系フオームの製造用原料として一般に用いられている
ものが用いられている。また、このポリイソシアネート
化合物としては、予じめ少量のポリオールを用いて変性
したものや、プレポリマー型のポリイソシアネート等も
用いることができる。
発泡剤としては、フロン11.フロン113、フロン1
2、フロン22、フロン114、フロン123、フロン
134a、フロン141b等のフロンガスの他、四塩化
炭素、クロロホルム、塩化メチル、塩化メチレン。
塩化エチル、二塩化エタン等の塩素化炭化水素化合物、
n−ペンタン、n−ヘキサン、n−へブタン等の炭化水
素化合物等が用いられる。
また、本発明によりウレタンフオームを製造する場合、
慣用の補助成分を添加することができる。
このような補助成分としては、シリコーン系整泡剤、ガ
ラス繊維や炭酸カルシウム等の充填剤、減粘剤等がある
8本発明で用いるアルコキシレート四級アンモニウムホ
ウ酸エステル塩は、ウレタン触媒として作用することか
ら、本発明の場合、反応系に対して特に触媒の添加は必
要とされないが。
必要に応じて、低級三級アミン等の慣用のウレタン触媒
を添加することができる。
本発明で得られるウレタン系フオームは、独立気泡率が
10%程度以下のもので、実質的にオーブンセル構造を
有するものである0本発明によりこのようなオープンセ
ル構造のものが得られるのは、前記したように1反応原
料中に水分が実質上存在しないこと(水分0.1算以下
)、未反応の遊離ホウ酸が存在しないこと等によるもの
と考えられる。
また、本発明によりウレタン系フオームを製造する場合
、ポリオール100重量部に、1重量部程度以上の水を
加えると、独立気泡率が90%程度以上の実質的に独立
気泡構造のウレタンフオームを得ることができる。ポリ
オール100重量部に対して水を1重量部程度以下加え
た場合、ウレタン系フオームの処方にもよるが、フオー
ムは実質的にオープンセルフオームでもクローズドセル
フオームでもない、中間的なフオームとなり、むしろ安
定した独立気泡率のフオームが得にくくなる範囲である
。しかし、ウレタン系フオームの処方に依存するため、
この水の添加量範囲は限定されるものではない。
(発明の効果〕 本発明によれば、実質的に水分が存在せず、また未反応
の遊離ホウ酸を含まないアルコキシレート四級アンモニ
ウムホウ酸エステル塩を工業的に有利に製造することが
できる。そして、このようなアルコキシレート四級アン
モニウムホウ酸エステル塩を添加したポリオール化合物
を用いてウレタン系フオームを製造する時には、従来そ
の製造が困難であったオーブンセル構造のウレタン系フ
オームを容易に得ることができる。
〔実施例〕
次に、実施例によって本発明の詳細な説明する。
なお、以下において、先ず、実施例で用いたアルコキシ
レート四級アンモニウムホウ酸エステル塩、ウレタン系
フオーム原料について、またウレタン系フオームの発泡
方法、ウレタン系フオームの種類及びそのフオームの評
価方法等について示す。
その後に、具体的実施例で本発明を説明する。
(1)実施例で用いた本発明のアルコキシレート四級ア
ンモニウムホウ酸エステル塩を下記の表に示す。
表−1(1) 表−1(2) 表−1(3) (2)ウレタン系フオーム原料として用いた化合物を下
記に示す。
5U464  :三井東圧化学■製蔗糖系ポリエーテル
ポリオ−/L+5U464(OHV:450)APP3
15 :LICC社製芳香族ポリエステルポリオ−/L
/NIAX APP315(OHV:315)TMHD
  :トーレ■製アミン系つレタン触媒TMHDSH1
93:トーレシリコーン■製シリコーン系整抱剤S旧9
3 フロン11:ダイキン工業■製ダイフロン−1IC−M
DI :三井東圧化学■製イソシアネートC−MDIR
−200 (3)ウレタン系フオームの発泡方法 先ず、ウレタンフオームの原料を用いて、いわゆるポリ
オールサイドと呼ばれているB液及びポリイソシアネー
トサイドと呼ばれているA液を計量準備する。B液とし
ては、Sυ464. APP315.0PG(ジプロピ
レングリコール)及びアルコキシレート四級アンモニウ
ムホウ醜エステル塩からなる混合物(混合ポリオールと
略記する)に、必要に応じて、フオーム改質剤であり1
発泡助剤である水、必要に応じて低級三級アミン等のウ
レタン触媒のTMHD、フオームの気泡セルを微細に均
一化するシリコーン整泡剤の5H193,及び主発泡剤
であるフロン11をそれぞれ混合ポリオール100部に
対して数部配合したものを用い、これを計量しておく、
同様に、A液のポリイソシアネートのC−MDIをOH
/NCO比(インデックス略記する。内容詳細は後記す
る)を基準に適量計量準備しておく。
この計量準備したB液及びA液を混合する。混合したら
直ちに、高速撹拌して、室温で発泡させる。
発泡は通常、1分〜数分で終了する6本発明のポリオー
ルを用いたフオーム処方では、1分以内で終了する発泡
速度の大きいという特徴を有する処方も見い出された。
フオーム発泡は、この発泡の際に使用するフオーム成形
容器の形状により、大きく分けて2つの発泡法の呼び名
がつけられる。この2つとは、フリー発泡法及びパネル
発泡法(別名パックド発泡法)である。
〔フリー発泡法〕
発泡容器として上部開放の木製容器(縦×横×高さ寸法
:約300 X 300 X 300mm)を用い、オ
ーブン系でフリーに発泡させる方法。
自由な発泡でのフオームの成形なので、高発泡し易くな
り見掛は密度が小さく、機械的強度も低く出ることにな
る。
〔パネル発泡法(パックド発泡法)〕
アルミ製又は木製の密閉容器(縦×横×高さ寸法:約3
00 X 300 X 50m論)を用い1発泡原液を
この容器にいれ、蓋をしてしかも発泡圧で蓋が開かない
ように密閉して発泡する方法。
密閉容器内での発泡となるので、発泡倍率は小さくなり
見掛は密度は大きく、機械的強度も高めに出る。密閉容
器は予め40〜50℃、あるいは100〜120℃に加
温しておき5発泡原液を移し換えた直後。
再度40〜50℃あるいは100〜120℃に加温して
、キュアー(熟成)させることもある、このパネル発泡
法とフリー発泡法の見掛は密度の比をバック率という1
通常、バック率は20〜30%である。
本発明のフオーム評価は、室温でのフリー発泡法で行っ
た。
(4)フオームの反応性の評価 上述のフリー発泡法で、フオーム成形する際、以下の各
項目を測定することで、フオームの反応性が評価できる
■撹拌時間二MT、ミキシングタイムともいう。
標準高速撹拌装置を用い撹拌するが、その際の撹拌開始
から終了までの時間を測定する。
ラボ発泡での撹拌時間は、クリームタイムにもよるが、
少なくとも5秒以上、好ましくは10秒以上必要である
。しかし、クリームタイムに達するまで撹拌しないこと
■クリームタイム: CT (Craam Time)
ともし1う。
撹拌を開始してから発泡原液が、クリーム状の液に変わ
る時間、ウレタン反応が始まると、反応熱により液温か
上がり2発泡剤のフロン11が気化して、微細な泡立ち
が始まり、白色のクリーム状になる。
■ゲルタイム: G T (Gal Time)ともい
う。
撹拌を開始してからゲル化が開始するまでの時間で、発
泡し始めたフオーム表面に紙片を垂直に接触させて引き
上げた際、糸を引くようになったらゲル化が、開始して
いる。
■ライズタイム: RT (Rise Time)とも
いう。
撹拌を開始してからフオームが膨張を完了するまでの時
間である。
■タックフリータイム: T F T (Tack F
ree Time)ともいう。
撹拌を開始してからフオーム表面にべた付きがなくなる
までの時間で、フオームの表面に紙片をのせ、紙片にフ
オーム成分が付着しなくなる時点をいう、一般に、タッ
クフリータイムまでが1〜2分であれば1反応性が速い
方とされている0本発明によるアルコキシレート第四級
アンモニウムホウ酸エステル塩の反応活性の高いものは
、1分以内であり、フオーム処方によっては、30秒と
いうケースもある。
(5)ウレタン系フオームの種類 ポリオールサイドB液は、0■基(ヒドロキシル基)を
持っており、また、ポリイソシアネートサイドのA液は
、NCO基(イソシアネート基)を有している化合物か
らなる。この2つの原料の官能基の当量比、すなわち、
NGOlof−1比(インデックス)を基準にして反応
−させるが、このインデックスの違いで、フオームの呼
び名がかわってくる。
0NCO10H比(INaax)=t、s−t、z−+
ウレタンフytr−ム0NCO10H比(INDEX)
=3.5以上→ヌレートフォームポリオール成分にフェ
ノール系ポリオールを用いたものをフェノール変性ウレ
タンフオームあるいはウレタン変性フェノールフオーム
という。
ウレタン変性ヌレートフォームは、単に変性ヌレートフ
ォームと呼ばれることがある。
単にインデックスでフオームの呼び名がかわるだけでな
く、フオームの物性もかわってくる。むしろこの物性の
かわることの方が重要である。
ここでいうウレタンフオームは、フオームに弾性があり
、こすってもフオーム表面がこすり取れることはなく、
機械的物性は高い、しかし、ポリウレタンフォームの中
では比較的難燃性が低く、燃え易い、それでも、ポリエ
チレンフオーム、ポリスチレンフオーム等と比較すると
、燃焼時に溶融燃焼になることもなく非常に難燃性は高
いといえる。
これに対してヌレートフォームは、フオームが脆く、フ
オームの表面を指でこすると崩れ、指に粉がつくほどで
ある。この現象は、インデックスをさらに高くすると顕
著になり、指で字が書けたリ、全体が容易に崩れるほど
脆くなる。しかし、難燃性は、この物性の低下と反比例
し、インデックスが高いほど燃え難くなる。
中間のインデックスを持つ変性ヌレートフォームは、ウ
レタンフオームの良好な物性とヌレートフォームの良好
な難燃性を兼ね備えたフオームが得られればよいのだが
、一般的には、物性的にも、難燃性の面でも中間的性質
となり、工業的にもあまり生産されていない。
本発明のフオーム評価では、インデックス1.1のウレ
タンフオームを行った。ヌレートフォーム処方では評価
していないが、本発明で用いるアルコキシレート四級ア
ンモニウムホウ酸エステル塩の特性はむしろヌレートフ
ォームにおいて、さらに発揮されると推察できる。即ち
、このものは、特開昭61−83241号及び特開昭6
1−261331号に示される如く、ウレタン系フオー
ム等の合成樹脂組成物に難燃性を付与する特徴を合わせ
持つからである。
(5)フオーム物性の評価試験法 ■見掛は密度:JIS A9514r硬質ウレタンフオ
ーム保温材」に準拠 試験片の寸法は約50 X 50 X 50−mとし1
寸法と重量を正確に測定し、次式がら求める。
なお、この見掛は密度は、略称してBDと呼ばれること
もある。
■独立気泡率:ASTM D2856 rOPEN C
ELL C0NTENTOF RIGID CELLU
LARPLASTIC8BYTHEAIRPYCNOM
E!TERJ試験片の寸法は約25 X 25 X 2
5mmとし1寸法を正確に測定した後、 Beckma
n空気比較式比重計を用いて独立気泡体積を読んで値を
求め、次式より独立気泡率を求める。
但し、この独立気泡体積の読み値v0は、フオーム自体
の容積も含んでいる。
■代表気泡径 最小目盛が0.1mmのスケール付き杉戸■製ポケット
ミクロメーターモデルTS−Llを用いて、試験片の代
表的な気泡(セル)径を求める。
■C型硬度 高分子計器■製アスカーC型硬度計を用いて、フオーム
の表面硬度、及びフオームのコア(内部)硬度を求める
■フオームの発泡性、成形性及びフオーム外観について
の視覚判定の評価基準は次表の通りである。
表−2 なお、これらのフオーム物性評価に用いる試験片は全て
、発泡後24時間以上経過したものから採取した。
実施例1 ウレタンフオーム原料の5U464、APP315をそ
れぞれ70部、30部、アルコキシレート四級アンモニ
ラムホウ酸エステル塩である4部ヒ合物1 (T/83
)を所定量、 DPG(ジプロピレングリコール)を必
要に応じ配合する。さらに、この混合ポリオールにフオ
ーム改質剤であり、発泡助剤でもある水を、0部、1.
5部及び3.0部、シリコーン整泡剤を1.5部、さら
に主発泡剤であるフロン11をB液とA液の合計量が1
3.5%(重量)となるよう配合してB液を調製する。
ポリイソシアネートサイドのA液は、NGO10H比(
インデックス)を1.1として、計量準備する。配合量
の具体例は、表−3に示した。
このB液、A液を特殊機化工業社製のT、に、オートホ
モミキサーモデルに型を用いて回転数3500〜500
0rpm+で、10秒前後撹拌混合する。高速撹拌混合
後、直ちに素速く、木製の発泡容器(250X 250
 X 250m鳳)に移し換えてフリー発泡させる。こ
のフリー発泡時に、フオーム発泡性能を評価し、また2
4時間後以降にフオーム物性を評価する。その評価結果
を表−4に示した。
実験&7−10で、ウレタン触媒として一般に用いられ
ている低級三級アミンのTMIID(テトラメチルヘキ
サンジアミン)を用い、実験&1−6と同様に、水を0
部、1.5部、3.0部配合して発泡を行ったところ、
独立気泡率が91〜94%と高く、連続気泡フオームで
あるオープンセルフオームは得られなかった。
しかし、実験&1〜6では、水の有無で独立気泡率が錦
以下のものと、88〜95%以上の2種類のフオームが
得られていることがわかった。
すなわち、水の有無で独立気泡率が5x以下である連続
気泡フオームのオープンセルフオームと、8%以上であ
る独立気泡フオームのクローズドセレフォームが得られ
た。
ここで、用いていたフオームの気泡目を微細に、均一に
する働きを有するシリコーン整泡剤は、連続気泡フオー
ムのできにくい独立気泡フオーム用の整泡剤であること
からも、アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エス
テル塩はこの整泡剤の期きを抑え、任意にオーブンセル
化およびクローズドセル化するより強い制御能を有した
化合物であることがわかる。
また、一般的に用いられている低級三級アミン系のウレ
タン触媒を特に必要としないこともわかる。
なお、実験&4で発泡性、成形性の評価で、ともにΔと
なっているが、これは、高速撹拌混合時間が5秒、また
、発泡終了を確認するタックフリータイムが9秒と、著
しく発泡速度のはやい処方であるため、ハンドリング操
作が実質上できないためである0機械打ち等、高反応性
のものでもフオーム発泡できる装置を用いれば、10秒
以内という短時間の発泡でも実用上充分にフオーム成形
できるので、実験&4の評価結果はなんら問題となるも
のではない。
実施例2 実施例1のB液で、アルコキシレート四級アンモニウム
ホウ酸エステル塩を化合物2のHA/[!4とした以外
は、実施例1と同様にB液及びA液を調製した。
配合の具体例は表−5に示した。また、フオーム発泡も
、実施例1と同様にフリー発泡法で行い、フオーム評価
を行った。その結果を表−6に示す。
アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩で
ある化合物2のMA/E3を用いた場合でも。
水の有無で独立気泡率が5%以下である連続気泡フオー
ムのオーブンセルフオームと91%以上である独立気泡
フオームのクローズドセルフオームが得られることがわ
かった。
なお、実験&2及び&3の発泡性、成形性及びフオーム
外観で、Δ〜Xの評価がでているが、実施例1の場合と
同様に、20秒以内に発泡が終了するという処方である
ため、ハンドリング操作が実質上できなかったためで、
実用上では特に問題となるものではない。
実施例3 実施例1のB液でアルコキシレート四級アンモニウムホ
ウ酸エステル塩である化合物を、化合物3のHA/EP
21及び化合物4のMA/EP 12とした以外は。
実施例1と同様にB液、及びA液を調製した。配合の具
体例は表−7に示した。また、フオーム発泡も実施例1
と同様にフリー発泡法で行い、フオーム評価を行った。
その結果を表−8に示した。
表−7 表−8 アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステル塩で
ある化合物3のHA/EP21及び化合物4のHA/I
EP12を用いた場合でも、水の有無で独立気泡率が8
以下である連続気泡フオームのオーブンセルフオームと
88%以上である独立気泡フオームのクローズドセルフ
オームが得られることがわかった。
なお、実験NQlの発泡性、成形性及びフオーム外観の
評価がΔであるのは、実施例1や突差例2と同様に発泡
終了まで30秒以内と短時間であるためフリー発泡での
ハンドリング操作が実質的にできないためであり、実用
上特に問題となるものではない。
また、実験Nc4では、化合物4のMA/EPL2の触
媒活性効果が若干小さいため、発泡終了まで10分とい
う長い時間を要したために判定をΔとしているが、たと
えば、アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エステ
ルの中で触媒活性の強いものと組み合せるとか、また、
一般に用いられている低級三級アミンのウレタン触媒を
組み合わせることで充分改善ができるので、この若干活
性が低いということ自体は、特に問題となるものではな
い。
実施例4 実施例1のB液でアルコキシレート四級アンモニウムホ
ウ酸エステル塩を化合物5のDMA/E2、化合物6の
DMA/EPII及び化合物7のMDA/P2とした以
外は、実施例1と同様に、B液及びA液を調製した。配
合の具体例は表−9に示した。また、フオーム発泡も実
施例1と同様にフリー発泡法で行い、フォーム評価を行
った。その結果を表−10に示す。
表−9 本発明において化合物5のDMA/E2、化合物6のD
MA/EPII及び化合物7のDMA/P2を用いた場
合でも、水の有無で独立気泡率が1以下である連続気泡
フオームのオープンセルフオームと91%以上である独
立気泡フオームのクローズドセルフオームが得られるこ
とがわかった。
なお、実験Ncil、&2及び&3の発泡性、成形性及
びフオーム外観の評価がΔであるのは、実施例1.2及
び3と同様に発泡終了まで18秒以内と短時間であるた
め、フリー発泡でのハンドリング操作が実質的にできな
いためであり、実用上特に問題となるものではない。
実施例5 冷却水温を70℃及び約20℃とした2個のジムロート
(コンデンサー)を直列に連結し、冷却水温70℃のコ
ンデンサーを留出PG(プロピレングリコール)及び留
出生成物の還流用に、他のコンデンサーを生成水凝縮用
とした部分分縮器付反応器に2283gのプロピレング
リコール(30モル)と927gのホウ酸(15モル)
を仕込み、80℃まで加熱する。温度が80℃となった
ら、真空ポンプを用いて徐々に反応系内を減圧にする。
生成水は200mmHg程度以下になると留出し始める
ので、第1コンデンサーの還流状態及び第2コンデンサ
ーの生成水の留出状層を見ながら、さらに、徐々に減圧
度を高めていく、圧力を50mmHgまで下げると生成
水の留出量が低下するので、この時点でいったん200
mmHgまで圧力を上げて、温度を120℃まで昇温す
る。 120℃の温度に達したら、第1のコンデンサー
及び第2コンデンサーの還流状態及び生成水の留出状態
により注意を払いながら、圧力を徐々に下げて、 2G
+++mHgの減圧度とする。 20mm)Igでは、
生成水の留出は、はとんどなくなり、第1コンデンサー
での還流も極度に少なくなる。この時点で、N2ガスを
用いて圧力を常圧に戻し、水分をチエツクする。水分値
が0.2%以下であったら反応を終了する。もし水分値
が0.2%以上であったら再度温度120℃で20mm
1gまで減圧する。生成水が留出するようであれば、さ
らに1〜2時間脱水を継続する。この反応条件で生成水
が留出しないのであれば、温度は120℃の京まで圧力
をlmmHgきざみで生成水の留出状態をみながら徐々
に下げて、水分値を0.2x以下となるまで脱水する6
場合によっては1反応系内の生成物を若干量留出させて
、水分を0.2%以下とする。
このようにして合成したプロピレングリコールホウ酸エ
ステルの分析結果を表−11に示す。
なお、比較のために、上記の第1コンデンサーを用いず
に、また真空ポンプのかわりに水アスピレータ−を用い
、特表昭60−500212号公報の方法で合成した比
較例を合わせて下表に示した。
表−11 本発明によるプロピレングリコールホウ酸エステルは実
質的に水を含まず、かつホウ酸縮合物とみとめられる濁
りが若干量められ、遊離ホウ酸(H,BO,)を含まな
い粘性液体であるが、比較例は、水分が0.7部と多く
、かつ未反応の遊離ホウ酸の多い透明液体であった。
次に、前記で得られた水分量0.091及び遊離ホウ酸
を含まない本発明によるプロピレングリコールホウ酸エ
ステルを用いるとともに、牛脂アルコール−級アミン、
メチルアミン、ジメチルアミンをそれぞれ組み合せて表
−2の化合物1 (T/E3)、化合物2(HA/E4
)、化合物3(HA/EP21)、化合物4 (MA/
EP21)、化合物5(DMA/E2)、化合物6(D
MA/EPII)及び化合物7(DMA/P2)をそれ
ぞれ合成した。その具体的な製造方法を以下に示す。
出発原料アミンが常温で液体あるいはペースト状の牛脂
アルキル−級アミンと常温で気体のメチルアミン、ジメ
チルアミンでは、JM料仕込みの方法が若干量わるが、
実質的に本発明のプロセスからはずれるものではない。
すなわち、牛脂アルキル−級アミンを用いる場合は、プ
ロピレングリコールホウ酸エステルとのモル比を171
として原料仕込する。原料は、吸引仕込みし易いように
それぞれ50〜60℃に加温しておく、原料を仕込むと
、アミンとプロピレングリコールホウ酸とは塩を形成し
て発熱するので、90℃の温度に冷却加熱して一定に保
つ、原料仕込み後、直ちに減圧し、30層園I(g以下
とし・その後・N3ガスで0.2kg/dGまで圧を戻
す、この操作を3回繰返し窒素置換する。その後、再度
減圧して30■■H2以下に30分以上保ち、実質的に
系内に吸湿等で混入した水を除く脱水操作を行う、その
後に30mmHg以下に保ったまま110℃まで加熱し
、エチレンオキシド(EO)及び/又はプロピレンオキ
シド(po)の付加を行う。
原料アミンがメチルアミン、ジメチルアミンの場合は、
プロピレングリコールホウ酸エステルを先に仕込み、窒
素置換を3回行い、3(1mm)1g以下に減圧する0
次にメチルアミン又はジメチルアミンを圧力容器から導
入して仕込む、R料仕込みモル比は、牛脂アルキル−級
アミンの場合と同様に。
1/1とする。メチルアミン又はジメチルアミンを仕込
むと、牛脂アルキル−級アミンと同様にプロピレングリ
コールホウ酸エステルと塩を形成し。
やはり発熱する1発熱でプロピレングリコールホウ酸エ
ステルの仕込み温度にもよるが、60−80℃の温度に
なる。メチルアミン、ジメチルアミンの仕込み終了時の
圧力はほぼOkg/aJG前後である。
牛脂アルキル−級アミンで行った脱水操作は、この場合
には必要としないので、ここでは特に行わない、その後
、110℃まで加熱し、EO及び/又はPOの付加を行
う。
EO及び/又はpoの付加は110℃の温度で、 3.
5kg/dG以下の圧力で継続して導入する。また、E
OとPOの付加モル数は、目的生成物に応じて決まり、
EOを先に導入するか又POを先に導入するかはやはり
目的とする生成物に応じて適宜法める。具体的には化合
物1 (T/E3)では牛脂アルキル−級アミン1モル
にEOを3モル、化合物2(M^/E4)ではメチルア
ミンにEOを4モル、化合物3(MA/EP21)では
メチルアミンEOを2モルその後にPOを1モル、化合
物4(HA/EP21)では、メチルアミンにEOモル
とPOをそれぞれ1モル、化合物5 (DMA/E2)
ではジメチルアミンにEO2モル、化合物の(DMA/
EPII)ではジメチルアミンに[01モル、POIモ
ル、また化合物7(DMA/P2)では、ジメチルアミ
ンにP02モルを導入して反応させる。
この110〜120℃でのEO及び/又はPOの導入後
、反応時の温度で2〜5時間、EO,POの消化のため
熟成反応を行わせる0次いで、極く少量の未反応のEO
2POを減圧脱気して除く、減圧は30醜■l1g以下
まで行う。このようにして得られた各生成物の分析結果
を表−12に示す。
また、比較のために、プロピレングリコールホウ酸エス
テルとして表−11の比較例で示したものを用い、また
アミンとして牛脂−級アルキルアミンを用い、かつ特表
昭60−500212号公報に記載した方法で合成した
得た生成物(比較例)についての分析結果をあわせて示
す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^1^0
    、R^1^1及びXはそれぞれ以下のものを表わす。 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、 yは1〜200の整数)、炭素数1〜30の直鎖もしく
    は分岐のアルキル基又はアルケニル基 (但し、該アルキル基又はアルケニル基に は炭素鎖中にエーテル結合を有していても よい)、フェニル基あるいはベンジル基の 中から選ばれ、R^1、R^2及びR^3は同一でも異
    なってもよい。 R^4:水素、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐した
    アルキル基又はアルケニル基、フェニル 基、ベンジル基あるいはハロゲン化アルキ ル基を示す。 R^1^0、R^1^1:水素、炭素数1〜10の直鎖
    もしくは分岐のアルキル基又はアルケニル基(但し、該
    アルキル基又はアルケニル基には炭素鎖 中にエーテル結合を有していてもよい)、 フェニル基あるいはベンジル基の中から選 ばれ、R^1^0及びR^1^1は同一でも異なってい
    てもよい。 x:1〜200の整数を示す。〕 で示されるアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エ
    ステル塩を含むポリオール成分とポリイソシアネート成
    分とを発泡剤の存在下で反応させて得られるウレタン系
    フォームからなり、該フォームは平均気泡径が2mm以
    下でかつ独立気泡率が10%以下のオープンセル構造を
    有することを特徴とするウレタン系フォーム。
  2. (2)ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物と
    を発泡剤の存在下で反応させてウレタン系フォームを製
    造する方法において、該ポリオール化合物として、一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^1^0
    、R^1^1及びxはそれぞれ以下のものを表わす。 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、 yは1〜200の整数)、炭素数1〜30の直鎖もしく
    は分岐のアルキル基又はアルケニル基 (但し、該アルキル基又はアルケニル基に は炭素鎖中にエーテル結合を有していても よい)、フェニル基あるいはベンジル基の 中から選ばれ、R^1、R^2及びR^3は同一でも異
    なってもよい。 R^4:水素、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐した
    アルキル基又はアルケニル基、フェニル 基、ベンジル基あるいはハロゲン化アルキ ル基を示す。 R^1^0、R^1^1:水素、炭素数1〜10の直鎖
    もしくは分岐のアルキル基又はアルケニル基(但し、該
    アルキル基又はアルケニル基には炭素鎖 中にエーテル結合を有していてもよい)、 フェニル基あるいはベンジル基の中から選 ばれ、R^1^0及びR^1^1は同一でも異なってい
    てもよい。 x:1〜200の整数を示す。〕 で示されるアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エ
    ステル塩を含むポリオール化合物を用いるとともに、該
    反応系における水分量を0.1重量%以下に保持し、か
    つ遊離ホウ酸の不存在下で反応を行うことを特徴とする
    請求項1のウレタン系フォームの製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^1^0
    、R^1^1及びxはそれぞれ以下のものを表わす。 ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、 yは1〜200の整数)、炭素数1〜30の直鎖もしく
    は分岐のアルキル基又はアルケニル基( 但し、該アルキル基又はアルケニル基には 炭素鎖中にエーテル結合を有いていてもよ い)、フェニル基あるいはベンジル基から 選ばれ、R^1、R^2及びR^3は同一でも異なって
    もよい。 R^4:水素、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐した
    アルキル基又はアルケニル基、フェニル 基、ベンジル基あるいはハロゲン化アルキ ル基を示す。 R^1^0、R^1^1:水素、炭素数1〜10の直鎖
    もしくは分岐のアルキル基又はアルケニル基(但し、該
    アルキル基又はアルケニル基には炭素鎖 中にエーテル結合を有していてもよい)、 フェニル基あるいはベンジル基の中から選 ばれ、R^1^0及びR^1^1は同一でも異なってい
    てもよい。 x:1〜200の整数を示す。〕 で示されるアルコキシレート四級アンモニウムホウ酸エ
    ステル塩を製造する方法において、一般式▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、R^1^0及びR^1^1は前記と同じ)で表
    わされるアルキレングリコールとホウ酸との混合物を、
    減圧下、95℃以上の温度において、生成水とともに、
    原料アルキレングリコールの一部及び生成ホウ酸エステ
    ルの一部を留出させながら、かつそれら留出物から生成
    水を除去した後の該アルキレングリコール及び該ホウ酸
    エステルを該混合物に還流させながらエステル化反応を
    行って、水分量0.2重量%以下でかつ遊離ホウ酸を含
    まないホウ酸エステルを生成させた後、該生成されたホ
    ウ酸エステルに、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5、R^6及びR^7は水素原子、炭素数
    1〜30の直鎖もしくは分岐のアルキル基又はアルケニ
    ル基(但し、該アルキル基又はアルケニル基には炭素鎖
    中にエーテル結合を有していてもよい)、フェニル基あ
    るいはベンジル基の中から選ばれる。) で表わされる含窒素化合物とともに、一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中、R^4は前記と同じ) で表わされるアルキレンオキシドを反応させることを特
    徴とする水分量が0.1重量%以下でかつ遊離ホウ酸を
    含まない前記アルコキシレート四級アンモニウムホウ酸
    エステル塩の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0362816A (ja) * 1989-07-31 1991-03-18 Nippon Urethane Service:Kk 高分子発泡体の製造方法
US5281686A (en) * 1991-05-24 1994-01-25 General Electric Company Method for making silicone-polyphenylene ether graft copolymers and products
JP2007331177A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Tokyo Koatsu Yamazaki Kk 加熱処理装置用パネルおよびその製造方法
CN108864396A (zh) * 2018-07-24 2018-11-23 长虹美菱股份有限公司 一种冰箱聚氨酯硬泡发泡配方及其制备方法

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