JPH0225403B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225403B2 JPH0225403B2 JP57047874A JP4787482A JPH0225403B2 JP H0225403 B2 JPH0225403 B2 JP H0225403B2 JP 57047874 A JP57047874 A JP 57047874A JP 4787482 A JP4787482 A JP 4787482A JP H0225403 B2 JPH0225403 B2 JP H0225403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- heat collecting
- small
- molten material
- collecting drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0611—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
この発明は、外周面に多数の小面を有し、か
つ、高速回転される採熱ドラムに、溶融材料を帯
状に連続して供給し、前記小面で箔片を形成する
と共に、採熱ドラムの遠心力によつて前記箔片を
飛散剥離させることにより、箔片を溶融材料から
直接に製造する装置に関する。 従来、細長い固智生成物(以下、フイラメント
という。)を溶融材料から直接に製造する装置と
しては、例えば第1図および第2図に示すような
もの(特公昭52−22898号公報)がある。この製
造装置は、断面V字形の外周縁1aを複数の半円
形の溝1bによつて不連続にした冷却部材1と、
この冷却部材1を高速で回転するための図示しな
い回転装置と、前記冷却部材1にフイラメント材
料を溶融して供給する図示しない溶融装置とから
なる。そして、回転する冷却部材1の外周縁1a
の先端に、上方から溶融材料2を供給し、この冷
却部材1で、供給された溶融材料2の熱を抽出し
て該溶融材料2の少なくとも一部を凝固させると
共に、この溶融材料2を冷却部材1の遠心力で飛
散させて前記外周縁1aから剥離し、この工程を
連続して行うことにより、前記溝1bによつて区
切られた外周縁の一区分の長さに相当する長さの
フイラメント3を、連続して多数製造することが
できる。なお、前記フイラメント3は、冷却部材
1の外周縁の一区分の長さを短かくする程、その
長さを短かくすることができる。 しかしながら、前述の先行技術としてのフイラ
メント製造装置にあつては、回転する冷却部材1
に溶融材料2を線状にして供給するものであつた
ため、1度に1個のフイラメント3しか製造する
ことができず、生産能率において十分に満足し得
るものではなかつた。しかも、冷却部材1の外周
縁1aの構造上から、製造できる固体生成物は細
長いフイラメント3に限られていた。 この発明は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、この発明の目的は、一度に
多数個の箔片を溶融材料から直接に製造すること
ができ、しかも、その多数個の箔片の製造を連続
的に行うことができる箔片製造装置を提供するこ
とにあり、また、この発明の他の目的は、構造が
簡単であると共に、取り扱いが容易で生産能率の
高い箔片の製造装置を提供することにある。 而して、この発明は、第3図ないし第11図に
示す実施例のように、ドラム大径部7、および、
このドラム大径部7よりも小径のドラム小径部8
を交互に適宜数並設し、かつ、前記ドラム大径部
7および前記ドラム小径部8の外周面に、これを
段5a,5bによつて不連続にして多数の小面6
a,6bを形成した採熱ドラム10と、この採熱
ドラム10を高速度で回転するための回転装置1
1と、前記採熱ドラム10の軸方向に延在するノ
ズル12を備え、かつ、このノズル12から溶融
材料2を帯状に流出し、採熱ドラム10の外周面
に前記溶融材料2を連続して供給する溶融装置1
3と、からなることを特徴とする箔片製造装置に
係わる。 以下に、添付した図面に従つて、この発明の実
施例を詳述する。 第3図ないし第8図は、この発明の一実施例を
示す図である。まず構成を説明すると、第3図な
いし第7図に示す10が冷却部材たる採熱ドラム
であり、この採熱ドラム10は、複数のドラム大
径部7と、このドラム大径部7よりも小径の複数
のドラム小径部8とからなり、大小の両ドラム部
7,8を交互に適宜数並設して構成している。 ドラム大径部7およびドラム小径部8の外周面
には、第5図および第6図に拡大して図示するよ
うに、採熱ドラム10の軸方向と平行に延びるV
字形の溝4a,4bを、円周方向に等間隔に複数
個設けて、この溝4a,4bの数だけ段5a,5
bを設定し、この段5a,5bによつてその外周
面を不連続にして、溝4a,4bでない部分に該
溝4a,4bの数と同数の小面6a,6bを形成
する。すなわち、溝4a,4bの一方の側面が段
5a,5bをなし、この段5a,5bの外側が小
面6a,6bの一方の縁9a,9bと交わると共
に、溝4a,4bの他方の側面の外側が小面6
a,6bの他方の縁と交わる。したがつて、前記
縁9a,9bは、採熱ドラム10の軸方向と平行
に延在する。なお、小面6a,6bは、ドラム大
径部7およびドラム小径部8のそれぞれの曲率半
径を有する曲面をなす。 前記採熱ドラム10の具体的な構成の一実施例
としては、例えば、予め外周面に複数の小面6
a,6bを設けたドラム大径部7およびドラム小
径部8を別個独立に形成し、これら両ドラム部
7,8を交互に適宜数だけ並設するようにする。
なお、ドラム大径部7およびドラム小径部8の材
質は、例えば、銅−クロム合金等の熱伝導率が高
く、かつ、摩耗に強い材料によつて形成し、必要
により、内部に冷却水路等を設けて、溶融材料2
からの熱の採取を効率的に行うことができるよう
な構造とする。 第3図に示す11は、前記採熱ドラム10を高
速度で回転駆動するための回転装置であり、この
回転装置11は、電動モータ、変速機、その他の
周知の機器によつて構成されており、かかる回転
装置11が採熱ドラム10のシヤフト10aに連
結している。かくして、採熱ドラム10外周面に
設けた小面6a,6bの周速度は、この回転装置
11によつて高低速自在に制御される。前記採熱
ドラム10の下方には箱体22を設置し、この箱
体22内に、採熱ドラム10のドラム大径部7お
よびドラム小径部8の各小面6a,6bから飛散
剥離された箔片23が堆積して収容される。24
は、採熱ドラム10の遠心力によつては飛散剥離
されずに、前記小面6a,6bに付着したままの
箔片23を払拭するためのワイパである。 また、第3図および第4図に示す13が溶融装
置である。この溶融装置13は、るつぼを作る黒
鉛、石英等の耐火材、錬鉄材、その他の材料で形
成された溶融槽17と、この溶融槽17の周囲に
巻回される発熱体18とからなり、前記採熱ドラ
ム10の上方に配設される。前記溶融槽17の下
部には、採熱ドラム10の軸方向に延在する開口
を有するノズル12を設け、このノズル12か
ら、溶融槽17内に収容されたアルミニウム合金
等の溶融材料2が帯状をなして流出し、その流れ
が採熱ドラム10の外周面に連続して供給され
る。19は、図示しないガス供給源と溶融槽17
とを連通する連通管であり、ガス供給源からは、
大気またはアルゴン等の不活性ガスが供給され
る。21は温度計であり、溶融材料2の温度を検
知する。 つぎに作用を説明する。 まず、溶融装置13内に溶融材料2を蓄える。
例えば、図示しない溶解炉で溶解した溶融材料2
を溶融槽17内に収容すると共に、発熱体18に
より加熱して溶融材料2を常時所定の温度に保持
する。この溶融材料2の温度調節は、図示しない
温度調節装置によつて自動的に制御されるが、温
度計21によつてそのときの温度を作業者が視覚
で確認することができる。そして、図示しないガ
ス供給源から連通管19を介して溶融槽17内
に、大気または一定の圧力を有するアルゴンガス
を供給し、溶融材料2に所定の圧力を付与してノ
ズル12から帯状に流出させる。 一方、採熱ドラム10は、シヤフト10aを介
して連結された回転装置11の作動により高速度
で回転する。回転する採熱ドラム10に供給され
た溶融材料2は、この溶融材料2の供給長さより
若干広い範囲内にあるドラム大径部7およびドラ
ム小径部8の各外周面に、連続して帯状に接触す
る。この際、採熱ドラム10の回転により、溶融
材料2がドラム大径部7およびドラム小径部8の
上面において平面的に展開される。そして、両ド
ラム部7,8上面の溶融材料2は、採熱ドラム1
0の幅方向ではドラム大径部7とドラム小径部8
との段差によつて切断され、また、該採熱ドラム
10の円周方向では、溝4a,4bによつて設定
された段5a,5bの高さの差によつて切断され
る。その結果、段5a,5bによつて不連続に形
成された多数の小面6a,6b上に、それぞれ一
定の長さLおよび幅Tに切断された溶融材料片、
すなわち、箔片23が付着して各形成される。 かかる箔片23の大きさ(長さL×幅T×厚さ
t)は、その幅Tは、ドラム大径部7およびドラ
ム小径部8の厚みTと同一であり、また、その長
さLおよび厚さtは、採熱ドラム10の周速度、
溶融材料2の流速およびその粘性等によつて決定
されるため、これらは予め所望の寸法および好適
な製造条牛に設定しておく必要がある。 ドラム大径部7およびドラム小径部8の各小面
6a,6bに付着した箔片23は、それぞれ採熱
ドラム10に熱を奪われてその一部または全部が
凝固すると共に、採熱ドラム10の回転に伴う遠
心力により、各小面6a,6bからそれぞれ剥離
されて飛散する。そして、飛行中の箔片23が、
囲りの雰囲気によりさらに冷却されて完全に凝固
し、このようにして、所定の箔片23が製造され
る。したがつて、溶融材料2が供給される範囲内
に存在するドラム大径部7およびドラム小径部8
の数だけの箔片23を、一度に製造することがで
きる。そして、前述のようにして、箔片23の製
造を連続して行うことができるため、該箔片23
の製造効率を著しく高いものとすることができ
る。しかも、採熱ドラム10に供給された溶融材
料2のすべてを、箔片23にすることができる。 なお、採熱ドラム10の遠心力によつても飛散
剥離しない箔片23が生じた場合でも、ワイパ2
4の払拭作用により、かかる箔片23を確実に各
小面6a,6bから剥離することができる。そし
て、ワイパ24によつて払拭された箔片23は、
自然に飛散剥離した箔片23と同様に、箱体22
内に収容されて堆積する。 つぎに、この実施例に基づいて行なつた実験の
結果を示す。 A 採熱ドラム10の材質および寸法諸元
つ、高速回転される採熱ドラムに、溶融材料を帯
状に連続して供給し、前記小面で箔片を形成する
と共に、採熱ドラムの遠心力によつて前記箔片を
飛散剥離させることにより、箔片を溶融材料から
直接に製造する装置に関する。 従来、細長い固智生成物(以下、フイラメント
という。)を溶融材料から直接に製造する装置と
しては、例えば第1図および第2図に示すような
もの(特公昭52−22898号公報)がある。この製
造装置は、断面V字形の外周縁1aを複数の半円
形の溝1bによつて不連続にした冷却部材1と、
この冷却部材1を高速で回転するための図示しな
い回転装置と、前記冷却部材1にフイラメント材
料を溶融して供給する図示しない溶融装置とから
なる。そして、回転する冷却部材1の外周縁1a
の先端に、上方から溶融材料2を供給し、この冷
却部材1で、供給された溶融材料2の熱を抽出し
て該溶融材料2の少なくとも一部を凝固させると
共に、この溶融材料2を冷却部材1の遠心力で飛
散させて前記外周縁1aから剥離し、この工程を
連続して行うことにより、前記溝1bによつて区
切られた外周縁の一区分の長さに相当する長さの
フイラメント3を、連続して多数製造することが
できる。なお、前記フイラメント3は、冷却部材
1の外周縁の一区分の長さを短かくする程、その
長さを短かくすることができる。 しかしながら、前述の先行技術としてのフイラ
メント製造装置にあつては、回転する冷却部材1
に溶融材料2を線状にして供給するものであつた
ため、1度に1個のフイラメント3しか製造する
ことができず、生産能率において十分に満足し得
るものではなかつた。しかも、冷却部材1の外周
縁1aの構造上から、製造できる固体生成物は細
長いフイラメント3に限られていた。 この発明は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、この発明の目的は、一度に
多数個の箔片を溶融材料から直接に製造すること
ができ、しかも、その多数個の箔片の製造を連続
的に行うことができる箔片製造装置を提供するこ
とにあり、また、この発明の他の目的は、構造が
簡単であると共に、取り扱いが容易で生産能率の
高い箔片の製造装置を提供することにある。 而して、この発明は、第3図ないし第11図に
示す実施例のように、ドラム大径部7、および、
このドラム大径部7よりも小径のドラム小径部8
を交互に適宜数並設し、かつ、前記ドラム大径部
7および前記ドラム小径部8の外周面に、これを
段5a,5bによつて不連続にして多数の小面6
a,6bを形成した採熱ドラム10と、この採熱
ドラム10を高速度で回転するための回転装置1
1と、前記採熱ドラム10の軸方向に延在するノ
ズル12を備え、かつ、このノズル12から溶融
材料2を帯状に流出し、採熱ドラム10の外周面
に前記溶融材料2を連続して供給する溶融装置1
3と、からなることを特徴とする箔片製造装置に
係わる。 以下に、添付した図面に従つて、この発明の実
施例を詳述する。 第3図ないし第8図は、この発明の一実施例を
示す図である。まず構成を説明すると、第3図な
いし第7図に示す10が冷却部材たる採熱ドラム
であり、この採熱ドラム10は、複数のドラム大
径部7と、このドラム大径部7よりも小径の複数
のドラム小径部8とからなり、大小の両ドラム部
7,8を交互に適宜数並設して構成している。 ドラム大径部7およびドラム小径部8の外周面
には、第5図および第6図に拡大して図示するよ
うに、採熱ドラム10の軸方向と平行に延びるV
字形の溝4a,4bを、円周方向に等間隔に複数
個設けて、この溝4a,4bの数だけ段5a,5
bを設定し、この段5a,5bによつてその外周
面を不連続にして、溝4a,4bでない部分に該
溝4a,4bの数と同数の小面6a,6bを形成
する。すなわち、溝4a,4bの一方の側面が段
5a,5bをなし、この段5a,5bの外側が小
面6a,6bの一方の縁9a,9bと交わると共
に、溝4a,4bの他方の側面の外側が小面6
a,6bの他方の縁と交わる。したがつて、前記
縁9a,9bは、採熱ドラム10の軸方向と平行
に延在する。なお、小面6a,6bは、ドラム大
径部7およびドラム小径部8のそれぞれの曲率半
径を有する曲面をなす。 前記採熱ドラム10の具体的な構成の一実施例
としては、例えば、予め外周面に複数の小面6
a,6bを設けたドラム大径部7およびドラム小
径部8を別個独立に形成し、これら両ドラム部
7,8を交互に適宜数だけ並設するようにする。
なお、ドラム大径部7およびドラム小径部8の材
質は、例えば、銅−クロム合金等の熱伝導率が高
く、かつ、摩耗に強い材料によつて形成し、必要
により、内部に冷却水路等を設けて、溶融材料2
からの熱の採取を効率的に行うことができるよう
な構造とする。 第3図に示す11は、前記採熱ドラム10を高
速度で回転駆動するための回転装置であり、この
回転装置11は、電動モータ、変速機、その他の
周知の機器によつて構成されており、かかる回転
装置11が採熱ドラム10のシヤフト10aに連
結している。かくして、採熱ドラム10外周面に
設けた小面6a,6bの周速度は、この回転装置
11によつて高低速自在に制御される。前記採熱
ドラム10の下方には箱体22を設置し、この箱
体22内に、採熱ドラム10のドラム大径部7お
よびドラム小径部8の各小面6a,6bから飛散
剥離された箔片23が堆積して収容される。24
は、採熱ドラム10の遠心力によつては飛散剥離
されずに、前記小面6a,6bに付着したままの
箔片23を払拭するためのワイパである。 また、第3図および第4図に示す13が溶融装
置である。この溶融装置13は、るつぼを作る黒
鉛、石英等の耐火材、錬鉄材、その他の材料で形
成された溶融槽17と、この溶融槽17の周囲に
巻回される発熱体18とからなり、前記採熱ドラ
ム10の上方に配設される。前記溶融槽17の下
部には、採熱ドラム10の軸方向に延在する開口
を有するノズル12を設け、このノズル12か
ら、溶融槽17内に収容されたアルミニウム合金
等の溶融材料2が帯状をなして流出し、その流れ
が採熱ドラム10の外周面に連続して供給され
る。19は、図示しないガス供給源と溶融槽17
とを連通する連通管であり、ガス供給源からは、
大気またはアルゴン等の不活性ガスが供給され
る。21は温度計であり、溶融材料2の温度を検
知する。 つぎに作用を説明する。 まず、溶融装置13内に溶融材料2を蓄える。
例えば、図示しない溶解炉で溶解した溶融材料2
を溶融槽17内に収容すると共に、発熱体18に
より加熱して溶融材料2を常時所定の温度に保持
する。この溶融材料2の温度調節は、図示しない
温度調節装置によつて自動的に制御されるが、温
度計21によつてそのときの温度を作業者が視覚
で確認することができる。そして、図示しないガ
ス供給源から連通管19を介して溶融槽17内
に、大気または一定の圧力を有するアルゴンガス
を供給し、溶融材料2に所定の圧力を付与してノ
ズル12から帯状に流出させる。 一方、採熱ドラム10は、シヤフト10aを介
して連結された回転装置11の作動により高速度
で回転する。回転する採熱ドラム10に供給され
た溶融材料2は、この溶融材料2の供給長さより
若干広い範囲内にあるドラム大径部7およびドラ
ム小径部8の各外周面に、連続して帯状に接触す
る。この際、採熱ドラム10の回転により、溶融
材料2がドラム大径部7およびドラム小径部8の
上面において平面的に展開される。そして、両ド
ラム部7,8上面の溶融材料2は、採熱ドラム1
0の幅方向ではドラム大径部7とドラム小径部8
との段差によつて切断され、また、該採熱ドラム
10の円周方向では、溝4a,4bによつて設定
された段5a,5bの高さの差によつて切断され
る。その結果、段5a,5bによつて不連続に形
成された多数の小面6a,6b上に、それぞれ一
定の長さLおよび幅Tに切断された溶融材料片、
すなわち、箔片23が付着して各形成される。 かかる箔片23の大きさ(長さL×幅T×厚さ
t)は、その幅Tは、ドラム大径部7およびドラ
ム小径部8の厚みTと同一であり、また、その長
さLおよび厚さtは、採熱ドラム10の周速度、
溶融材料2の流速およびその粘性等によつて決定
されるため、これらは予め所望の寸法および好適
な製造条牛に設定しておく必要がある。 ドラム大径部7およびドラム小径部8の各小面
6a,6bに付着した箔片23は、それぞれ採熱
ドラム10に熱を奪われてその一部または全部が
凝固すると共に、採熱ドラム10の回転に伴う遠
心力により、各小面6a,6bからそれぞれ剥離
されて飛散する。そして、飛行中の箔片23が、
囲りの雰囲気によりさらに冷却されて完全に凝固
し、このようにして、所定の箔片23が製造され
る。したがつて、溶融材料2が供給される範囲内
に存在するドラム大径部7およびドラム小径部8
の数だけの箔片23を、一度に製造することがで
きる。そして、前述のようにして、箔片23の製
造を連続して行うことができるため、該箔片23
の製造効率を著しく高いものとすることができ
る。しかも、採熱ドラム10に供給された溶融材
料2のすべてを、箔片23にすることができる。 なお、採熱ドラム10の遠心力によつても飛散
剥離しない箔片23が生じた場合でも、ワイパ2
4の払拭作用により、かかる箔片23を確実に各
小面6a,6bから剥離することができる。そし
て、ワイパ24によつて払拭された箔片23は、
自然に飛散剥離した箔片23と同様に、箱体22
内に収容されて堆積する。 つぎに、この実施例に基づいて行なつた実験の
結果を示す。 A 採熱ドラム10の材質および寸法諸元
【表】
【表】
B 実験条件
【表】
C 実験結果
(1) 実験1では、長さL=1.2mm、幅T=1.2
mm、厚さt=30〜40ミクロンの箔片23が48
Kg/時得られた。ちなみに、溶融材料2を直
径0.5mmとして線状に供給した場合に得られ
た箔片23は、4Kg/時であつた。なお、箔
片23 1個の重量は0.016mg程度である。 (2) 実験2では、長さL=1.1〜1.3mm、幅T=
1.2mm、厚さt=30〜35ミクロンの箔片23
が68/時得られた。 これらの実験結果から明らかなように、この発
明によれば、面積の微小な箔片23が造れるばか
りでなく、一度に多数の箔片23を製造すること
ができる。しかも、ノズル12の開口が広いた
め、ノズル12が詰まるおそれもなく、故障が少
なくて取り扱いの容易な箔片製造装置を提供する
ことができる。 なお、ノズル12の開口の寸法は、長さは1mm
ないし50mm程度が好適ではあるが、これ以上に長
くてもよく、また、その幅は0.1mmないし5mm程
度が好適ではあるが、いずれもこの実施例に示し
た寸法に限定されるものではない。さらにまた、
該ノズル12の開口の形状は、矩形ばかりでな
く、中途部分の隙間を両端部の隙間よりも狭くし
たような形状のものでもよい。また、前記小面6
a,6bは、ドラム大径部7またはドラム小径部
8のいずれか一方にのみ設けるようにしてもよい
ことはもちろんである。そして、溶融材料2とし
ては、この実施例の他にも、例えば銅またはニツ
ケルを基金属とする合金、鉄、非晶質合金その他
各種の材料を用いることができる。 第9図ないし第11図には、この発明の第2の
実施例を示す。 この実施例は、ドラム大径部7およびドラム小
径部8の小面6a,6bを、採熱ドラム10の回
転方向の前側から後側に向かつて高くなる傾斜し
た平面として形成したものである。すなわち、ド
ラム大径部7およびドラム小径部8の外周面に
は、第10図および第11図に拡大して図示する
ように、採熱ドラム10の軸方向と平行に延びる
V字形の溝4a,4bを円周方向に等間隔に複数
個設け、この溝4a,4bの一方の側面を段5
a,5bとすると共に、他方の側面を直接に小面
6a,6bとする。そのため、段5a,5bの外
側が小面6a,6bの一方の縁9a,9bと交わ
ると共に、段5a,5bの内側が小面6a,6b
の他方の縁と直接に交わる。 他の構成および作用は前記実施例と同様であ
り、このように構成しても、前記実施例と同様の
効果を得ることができる。なお、採熱ドラム10
は、ドラム大径部7およびドラム小径部8をそれ
ぞれ別個独立に製作し、これら両ドラム部7,8
を交互に適宜数だけ組み付けて並設するように構
成してもよく、また、前述のように両ドラム部
7,8を個別に形成することなく、転造等によつ
て両ドラム部7,8を一体成型してもよいことは
もちろんである。 以上説明してきたように、この発明によれば、
ドラム大径部とドラム小径部とを交互に適宜数並
設して形成した採熱ドラムを高速度で回転し、こ
の採熱ドラムの外周面に、上方から溶融材料を帯
状にして連続供給することにより、溶融材料から
直接に箔片を製造することができる。しかも、箔
片を形成するための小面を形成したドラム大径部
およびドラム小径部の、溶融材料が供給される範
囲内にある数だけ一度に箔片を製造することがで
きるばかりでなく、この箔片製造工程を連続して
行なうことができる。また、ノズルの開口を大き
くすることができるため、該開口が詰まるおそれ
もない。さらにまた、この発明によれば、採熱ド
ラムと、これを高速度で回転するための回転装置
と、採熱ドラムに溶融材料を帯状にして連続供給
するための溶融装置とからなる簡単な構造であり
ながら、前述のように生産効率の高い箔片製造装
置を提供することができる。
mm、厚さt=30〜40ミクロンの箔片23が48
Kg/時得られた。ちなみに、溶融材料2を直
径0.5mmとして線状に供給した場合に得られ
た箔片23は、4Kg/時であつた。なお、箔
片23 1個の重量は0.016mg程度である。 (2) 実験2では、長さL=1.1〜1.3mm、幅T=
1.2mm、厚さt=30〜35ミクロンの箔片23
が68/時得られた。 これらの実験結果から明らかなように、この発
明によれば、面積の微小な箔片23が造れるばか
りでなく、一度に多数の箔片23を製造すること
ができる。しかも、ノズル12の開口が広いた
め、ノズル12が詰まるおそれもなく、故障が少
なくて取り扱いの容易な箔片製造装置を提供する
ことができる。 なお、ノズル12の開口の寸法は、長さは1mm
ないし50mm程度が好適ではあるが、これ以上に長
くてもよく、また、その幅は0.1mmないし5mm程
度が好適ではあるが、いずれもこの実施例に示し
た寸法に限定されるものではない。さらにまた、
該ノズル12の開口の形状は、矩形ばかりでな
く、中途部分の隙間を両端部の隙間よりも狭くし
たような形状のものでもよい。また、前記小面6
a,6bは、ドラム大径部7またはドラム小径部
8のいずれか一方にのみ設けるようにしてもよい
ことはもちろんである。そして、溶融材料2とし
ては、この実施例の他にも、例えば銅またはニツ
ケルを基金属とする合金、鉄、非晶質合金その他
各種の材料を用いることができる。 第9図ないし第11図には、この発明の第2の
実施例を示す。 この実施例は、ドラム大径部7およびドラム小
径部8の小面6a,6bを、採熱ドラム10の回
転方向の前側から後側に向かつて高くなる傾斜し
た平面として形成したものである。すなわち、ド
ラム大径部7およびドラム小径部8の外周面に
は、第10図および第11図に拡大して図示する
ように、採熱ドラム10の軸方向と平行に延びる
V字形の溝4a,4bを円周方向に等間隔に複数
個設け、この溝4a,4bの一方の側面を段5
a,5bとすると共に、他方の側面を直接に小面
6a,6bとする。そのため、段5a,5bの外
側が小面6a,6bの一方の縁9a,9bと交わ
ると共に、段5a,5bの内側が小面6a,6b
の他方の縁と直接に交わる。 他の構成および作用は前記実施例と同様であ
り、このように構成しても、前記実施例と同様の
効果を得ることができる。なお、採熱ドラム10
は、ドラム大径部7およびドラム小径部8をそれ
ぞれ別個独立に製作し、これら両ドラム部7,8
を交互に適宜数だけ組み付けて並設するように構
成してもよく、また、前述のように両ドラム部
7,8を個別に形成することなく、転造等によつ
て両ドラム部7,8を一体成型してもよいことは
もちろんである。 以上説明してきたように、この発明によれば、
ドラム大径部とドラム小径部とを交互に適宜数並
設して形成した採熱ドラムを高速度で回転し、こ
の採熱ドラムの外周面に、上方から溶融材料を帯
状にして連続供給することにより、溶融材料から
直接に箔片を製造することができる。しかも、箔
片を形成するための小面を形成したドラム大径部
およびドラム小径部の、溶融材料が供給される範
囲内にある数だけ一度に箔片を製造することがで
きるばかりでなく、この箔片製造工程を連続して
行なうことができる。また、ノズルの開口を大き
くすることができるため、該開口が詰まるおそれ
もない。さらにまた、この発明によれば、採熱ド
ラムと、これを高速度で回転するための回転装置
と、採熱ドラムに溶融材料を帯状にして連続供給
するための溶融装置とからなる簡単な構造であり
ながら、前述のように生産効率の高い箔片製造装
置を提供することができる。
第1図は先行技術としてのフイラメント製造装
置の概略を示す説明図、第2図は第1図の−
線拡大断面図、第3図ないし第8図はこの発明の
一実施例を示すものであり、第3図は装置の概略
を示す正面図、第4図は装置の概略を示す側面
図、第5図は採熱ドラムの要部拡大斜視図、第6
図は第3図の−線拡大断面図、第7図は採熱
ドラムの説明図、第8図は箔片を示す図、第9図
ないし第11図はこの発明の第2の実施例を示す
ものであり、第9図は装置の概略を示す側面図、
第10図は採熱ドラムの要部拡大斜視図、第11
図は同じく要部拡大側面図である。 2は溶融材料、4a,4bは溝、5a,5bは
段、6a,6bは小面、7はドラム大径部、8は
ドラム小径部、9a,9bは縁、10は採熱ドラ
ム、11は回転装置、12はノズル、13は溶融
装置、17は溶融槽、18は発熱体、19は連通
管、22は箱体、23は箔片、24はワイパ。
置の概略を示す説明図、第2図は第1図の−
線拡大断面図、第3図ないし第8図はこの発明の
一実施例を示すものであり、第3図は装置の概略
を示す正面図、第4図は装置の概略を示す側面
図、第5図は採熱ドラムの要部拡大斜視図、第6
図は第3図の−線拡大断面図、第7図は採熱
ドラムの説明図、第8図は箔片を示す図、第9図
ないし第11図はこの発明の第2の実施例を示す
ものであり、第9図は装置の概略を示す側面図、
第10図は採熱ドラムの要部拡大斜視図、第11
図は同じく要部拡大側面図である。 2は溶融材料、4a,4bは溝、5a,5bは
段、6a,6bは小面、7はドラム大径部、8は
ドラム小径部、9a,9bは縁、10は採熱ドラ
ム、11は回転装置、12はノズル、13は溶融
装置、17は溶融槽、18は発熱体、19は連通
管、22は箱体、23は箔片、24はワイパ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドラム大径部、および、このドラム大径部よ
りも小径のドラム小径部を交互に適宜数並設し、
かつ、前記ドラム大径部および前記ドラム小径部
の外周面に、これを段によつて不連続にして多数
の小面を形成した採熱ドラムと、この採熱ドラム
を高速度で回転するための回転装置と、前記採熱
ドラムの軸方向に延在するノズルを備え、かつ、
このノズルから溶融材料を帯状に流出し、採熱ド
ラムの外周面に前記溶融材料を連続して供給する
溶融装置と、からなることを特徴とする箔片製造
装置。 2 前記段を、前記採熱ドラムの軸方向に平行に
延びる溝で形成して、この溝を除く部分に前記小
面を設定し、この小面が曲面をなすことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の箔片製造装置。 3 前記段を、前記採熱ドラムの軸方向と平行に
延びるV字形の溝の一方の側面で形成すると共
に、この溝の他方の側面で前記小面を形成し、こ
の小面が、採熱ドラムの回転方向の前側から後側
に向かつて高くなる傾斜した平面をなすことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の箔片製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4787482A JPS58163556A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 箔片製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4787482A JPS58163556A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 箔片製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163556A JPS58163556A (ja) | 1983-09-28 |
| JPH0225403B2 true JPH0225403B2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=12787521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4787482A Granted JPS58163556A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | 箔片製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163556A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58163557A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-28 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 箔片製造装置 |
| EP0092091B2 (en) * | 1982-04-15 | 1991-01-30 | Allied Corporation | Apparatus for the production of magnetic powder |
| CN112059131B (zh) * | 2020-09-16 | 2022-03-25 | 浙江师范大学 | 一种无缠绕高效率非晶细带制备装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58163557A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-28 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 箔片製造装置 |
-
1982
- 1982-03-25 JP JP4787482A patent/JPS58163556A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58163556A (ja) | 1983-09-28 |
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