JPH0225460Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225460Y2 JPH0225460Y2 JP1982116926U JP11692682U JPH0225460Y2 JP H0225460 Y2 JPH0225460 Y2 JP H0225460Y2 JP 1982116926 U JP1982116926 U JP 1982116926U JP 11692682 U JP11692682 U JP 11692682U JP H0225460 Y2 JPH0225460 Y2 JP H0225460Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- tin
- seawater
- nickel
- corrosion resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は養殖漁業に於ける海水生簀や、火力発
電所の復水器冷却水の取水口等に使用する海水取
水口用スクリーンに関するものである。
電所の復水器冷却水の取水口等に使用する海水取
水口用スクリーンに関するものである。
一般に養漁場や火力発電所等では、海水をポン
プで吸み上げて生簀内や復水器へ循環させると共
に、海水の吸入口にはスクリーンを配設して塵芥
や貝殻、海草等の吸入を防止する様にしている。
プで吸み上げて生簀内や復水器へ循環させると共
に、海水の吸入口にはスクリーンを配設して塵芥
や貝殻、海草等の吸入を防止する様にしている。
而して、従前のこの種海水取水口用スクリーン
は、海水による腐食を防止するという観点からス
テンレス鋼製のスクリーンが広く一般に使用され
ており、これにより耐食性に関する問題は略完全
に解決されている。
は、海水による腐食を防止するという観点からス
テンレス鋼製のスクリーンが広く一般に使用され
ており、これにより耐食性に関する問題は略完全
に解決されている。
然し乍ら、従前の海水取水口用スクリーンに
は、未だ海草や牡蛎がら等の付着による目詰まり
の問題が未解決課題として残されており、装置の
保守管理上に様々な支障を生じている。即ち、海
水中に漬けられているスクリーンには海草や牡蛎
等がすぐ付着し、その結果目詰まりを起して吸水
量が低下する等の障害を生じるため、スクリーン
の掃除を頻繁に行わねばならないという難点があ
る。
は、未だ海草や牡蛎がら等の付着による目詰まり
の問題が未解決課題として残されており、装置の
保守管理上に様々な支障を生じている。即ち、海
水中に漬けられているスクリーンには海草や牡蛎
等がすぐ付着し、その結果目詰まりを起して吸水
量が低下する等の障害を生じるため、スクリーン
の掃除を頻繁に行わねばならないという難点があ
る。
本考案は、この種海水取水口用スクリーンに於
ける上述の如き問題の解決を課題とするものであ
り、耐食性に優れ、然かも牡蛎等の固着による目
詰まりを皆無にしたスクリーンを提供することを
目的とするものである。
ける上述の如き問題の解決を課題とするものであ
り、耐食性に優れ、然かも牡蛎等の固着による目
詰まりを皆無にしたスクリーンを提供することを
目的とするものである。
本考案は、銅59.0〜65.0%、錫0.5〜1.0%、燐、
砒素及びアンチモンのうち少くとも一つ以上を
0.02〜0.1%、ニツケル0.5〜2.0%並びに残部が亜
鉛からなる耐食性銅基合金製の金網、パンチング
メタル若しくは桟体により適宜の大きさの網目を
有する篭状本体を形成し、該篭状本体の一側面に
吸水管挿入孔を設けたことを基本構成とするもの
であり、当該構成とすることにより、牡蛎等の固
着による目詰まりを略完全に防止することが出来
る。
砒素及びアンチモンのうち少くとも一つ以上を
0.02〜0.1%、ニツケル0.5〜2.0%並びに残部が亜
鉛からなる耐食性銅基合金製の金網、パンチング
メタル若しくは桟体により適宜の大きさの網目を
有する篭状本体を形成し、該篭状本体の一側面に
吸水管挿入孔を設けたことを基本構成とするもの
であり、当該構成とすることにより、牡蛎等の固
着による目詰まりを略完全に防止することが出来
る。
以下、第1図及至第3図に示す本考案の一実施
例に基づいてその詳細を説明する。
例に基づいてその詳細を説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係るスクリーン
の斜面図であり、図に於いて1は銅基合金製の枠
体、2は金網、3は吸水管挿入孔、4は固定ナツ
トである。
の斜面図であり、図に於いて1は銅基合金製の枠
体、2は金網、3は吸水管挿入孔、4は固定ナツ
トである。
前記金網2としては、適宜の網目を有する銅基
合金製金網が使用されており、枠体1に貼付固着
されている。枠体1及び金網等に使用する銅基合
金としては、下記の(a),(b),(c),(d)の成分を有す
るものが耐食性や加工性の点で好都合である。
合金製金網が使用されており、枠体1に貼付固着
されている。枠体1及び金網等に使用する銅基合
金としては、下記の(a),(b),(c),(d)の成分を有す
るものが耐食性や加工性の点で好都合である。
(a) 鉄1.0〜2.0%、ニツケル5〜10%、マンガン
0.3〜1.0%並びに残部が銅。
0.3〜1.0%並びに残部が銅。
(b) 銅59.0〜65・0%、錫0.5〜1.0%並びに残部
が亜鉛。
が亜鉛。
(c) 銅59.0〜65.0%、錫0.5〜1.0%、燐、砒素及
びアンチモンのうち少くとも一つ以上を0.02〜
0.1%並びに残部が亜鉛。
びアンチモンのうち少くとも一つ以上を0.02〜
0.1%並びに残部が亜鉛。
(d) 銅59.0〜65.0%、錫0.5〜1.0%、燐、砒素及
びアンチモンのうち少くとも一つ以上を0.02〜
0.1%、ニツケル0.5〜2.0%並びに残部が亜鉛。
びアンチモンのうち少くとも一つ以上を0.02〜
0.1%、ニツケル0.5〜2.0%並びに残部が亜鉛。
前記銅基合金は、何れもニツケル又は錫、若し
くはニツケル及び錫の両方を含有するものであ
り、耐食性が著しく高いだけでなく、機械的性質
並びに熱間加工性にも秀れている。特に、錫とニ
ツケルの両方を含有せしめた場合には、ニツケル
と錫との相乗効果によつて耐食性が著しく向上
し、更に、燐、砒素及びアンチモンのうち少くと
も一つ以上を加えたものは、より一層耐食性が向
上する。
くはニツケル及び錫の両方を含有するものであ
り、耐食性が著しく高いだけでなく、機械的性質
並びに熱間加工性にも秀れている。特に、錫とニ
ツケルの両方を含有せしめた場合には、ニツケル
と錫との相乗効果によつて耐食性が著しく向上
し、更に、燐、砒素及びアンチモンのうち少くと
も一つ以上を加えたものは、より一層耐食性が向
上する。
尚、銅は引張り強さや硬さを適度に保つと共に
後述する銅イオンによる殺菌効果の点からして、
略59%以上の含有量を必要とするが、熱間加工性
や経済性の点から65%位の含有量に押えるように
してもよい。又、錫は耐食性の向上という点から
0.5%以上を必要とし、1.0%を越えると硬さや脆
さの点で問題を生ずる。更にニツケルは、単独で
使用する場合には5%以上を、また錫と併用する
場合には0.5%以上を夫々添加しないと耐食性効
果が顕著に出ず、且つ単独使用の場合には10%
を、また錫との併用の場合には2%を夫々越えて
添加しても、耐食性はあまり向上しなくなる。
燐、砒素及びアンチモンも同様であり、0.02%以
下であれば耐食性の向上に寄与する点が少なく、
且つ0.2%を越ると脆さや応力腐食の点で問題が
発生する。
後述する銅イオンによる殺菌効果の点からして、
略59%以上の含有量を必要とするが、熱間加工性
や経済性の点から65%位の含有量に押えるように
してもよい。又、錫は耐食性の向上という点から
0.5%以上を必要とし、1.0%を越えると硬さや脆
さの点で問題を生ずる。更にニツケルは、単独で
使用する場合には5%以上を、また錫と併用する
場合には0.5%以上を夫々添加しないと耐食性効
果が顕著に出ず、且つ単独使用の場合には10%
を、また錫との併用の場合には2%を夫々越えて
添加しても、耐食性はあまり向上しなくなる。
燐、砒素及びアンチモンも同様であり、0.02%以
下であれば耐食性の向上に寄与する点が少なく、
且つ0.2%を越ると脆さや応力腐食の点で問題が
発生する。
枠体1を立方体状に組み立て、これに金網2を
貼着して形成した篭状本体Aの一側には、吸水管
挿入孔3が形成されており、吸水管を挿入してナ
ツト4を締込むことにより、篭状本体Aは簡単に
吸水管へ装着できる構成となつている。尚、本実
施例では篭状本体Aを直方体状に形成している
が、球形若しくはその他の形状であつてもよいこ
とは勿論である。
貼着して形成した篭状本体Aの一側には、吸水管
挿入孔3が形成されており、吸水管を挿入してナ
ツト4を締込むことにより、篭状本体Aは簡単に
吸水管へ装着できる構成となつている。尚、本実
施例では篭状本体Aを直方体状に形成している
が、球形若しくはその他の形状であつてもよいこ
とは勿論である。
第2図及び第3図は本考案の他の実施例を示す
ものであり、第2図では金網2に替えて、銅基合
金製の適宜の外径の抜穴を有するパンチングメタ
ル5が使用されている。又、第3図では、銅基合
金製の桟体6を組み合せることにより、適宜の格
子目を有する篭状本体Aが構成されており、主と
して火力発電所等の冷却用海水の取水口等に設備
されるものである。
ものであり、第2図では金網2に替えて、銅基合
金製の適宜の外径の抜穴を有するパンチングメタ
ル5が使用されている。又、第3図では、銅基合
金製の桟体6を組み合せることにより、適宜の格
子目を有する篭状本体Aが構成されており、主と
して火力発電所等の冷却用海水の取水口等に設備
されるものである。
次に本考案に係るスクリーンの作用効果につい
て説明する。
て説明する。
銅基合金製のスクリーンは海水と接触すること
によつてその外表面に銅イオンを析出する。その
結果、銅基合金の外表面は銅イオン密度が上昇
し、あたかも銅イオンで覆われた様な状態とな
る。
によつてその外表面に銅イオンを析出する。その
結果、銅基合金の外表面は銅イオン密度が上昇
し、あたかも銅イオンで覆われた様な状態とな
る。
一方、銅イオンには所謂殺菌効果があり、この
銅イオンの影警により、牡蛎や貝、海草等がスク
リーンに固着して成長するのが阻害され、スクリ
ーン外表面は常にきれいな状態に保持される。従
つて、スクリーンの掃除や点検に要する手数が殆
んど不要となる。尚、銅イオンが存在すれば何故
牡蛎等が固着しないかについては、未だ明確な答
えが出ていない。しかし、恐らく上述の如く銅イ
オンの殺菌効果によりその成長が阻害されるから
であると想定される。
銅イオンの影警により、牡蛎や貝、海草等がスク
リーンに固着して成長するのが阻害され、スクリ
ーン外表面は常にきれいな状態に保持される。従
つて、スクリーンの掃除や点検に要する手数が殆
んど不要となる。尚、銅イオンが存在すれば何故
牡蛎等が固着しないかについては、未だ明確な答
えが出ていない。しかし、恐らく上述の如く銅イ
オンの殺菌効果によりその成長が阻害されるから
であると想定される。
又、本考案に於いて、錫0.5〜1%、ニツケル
を0.5〜2.0%及び燐、砒素、アンチモンの内少く
とも一つ以上を0.02〜0.1%を含有せしめたこと
を特徴とする前記銅基合金を使用した場合には、
スクリーンの海水中に於ける耐食性が特に著しく
向上し、在来の銅基合金の場合に比較して耐用年
数を大幅に延伸することが出来る。
を0.5〜2.0%及び燐、砒素、アンチモンの内少く
とも一つ以上を0.02〜0.1%を含有せしめたこと
を特徴とする前記銅基合金を使用した場合には、
スクリーンの海水中に於ける耐食性が特に著しく
向上し、在来の銅基合金の場合に比較して耐用年
数を大幅に延伸することが出来る。
本考案は上述の通り、養漁施設や火力発電所等
の海水取水口の保守点検回数を大幅に減らすこと
が出来ると共に、スクリーンの詰まりによるトラ
ブルを皆無にし得るという、秀れた実用的効果を
有するものである。
の海水取水口の保守点検回数を大幅に減らすこと
が出来ると共に、スクリーンの詰まりによるトラ
ブルを皆無にし得るという、秀れた実用的効果を
有するものである。
第1図は本考案の第1実施例に係る海水取水口
用スクリーンの斜面図である。第2図及び第3図
は本考案の他の実施例を示す斜面図である。 A……篭状本体、1……枠体、2……金網、3
……吸水管挿入孔、4……固定ナツト、5……パ
ンチングメタル、6……桟体。
用スクリーンの斜面図である。第2図及び第3図
は本考案の他の実施例を示す斜面図である。 A……篭状本体、1……枠体、2……金網、3
……吸水管挿入孔、4……固定ナツト、5……パ
ンチングメタル、6……桟体。
Claims (1)
- 銅59.0〜65.0%、錫0.5〜1.0%、燐、砒素及び
アンチモンのうち少くとも一つ以上を0.02〜0.1
%、ニツケル0.5〜2.0%並びに残部が亜鉛からな
る耐食性銅基合金製の金網、パンチングメタル若
しくは桟体により適宜の大きさの網目を有する篭
状本体を形成し、該篭状本体の一側面に吸水管挿
入孔を配設して成る海水取水口用スクリーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11692682U JPS5920811U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 海水取水口用スクリ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11692682U JPS5920811U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 海水取水口用スクリ−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5920811U JPS5920811U (ja) | 1984-02-08 |
| JPH0225460Y2 true JPH0225460Y2 (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=30269352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11692682U Granted JPS5920811U (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 海水取水口用スクリ−ン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920811U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK1777305T3 (da) * | 2004-08-10 | 2011-01-03 | Mitsubishi Shindo Kk | Støbning af kobberbaselegering med raffinerede krystalkorn |
| KR20130054022A (ko) * | 2011-11-16 | 2013-05-24 | 주식회사 대창 | 양식 어망용 동합금 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5555784Y2 (ja) * | 1972-10-04 | 1980-12-24 | ||
| JPS597015U (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-18 | 三宝伸銅工業株式会社 | 海水取水口用スクリ−ン |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP11692682U patent/JPS5920811U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5920811U (ja) | 1984-02-08 |
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