JPH0225464Y2 - - Google Patents

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JPH0225464Y2
JPH0225464Y2 JP1982126924U JP12692482U JPH0225464Y2 JP H0225464 Y2 JPH0225464 Y2 JP H0225464Y2 JP 1982126924 U JP1982126924 U JP 1982126924U JP 12692482 U JP12692482 U JP 12692482U JP H0225464 Y2 JPH0225464 Y2 JP H0225464Y2
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JP
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dust
exhaust gas
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liquid
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JP1982126924U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はボイラ等より排出される排ガス中から
ダストを除去するための脱じん塔に係り、特に、
塔内に噴霧される洗浄液により排ガス中のダスト
を吸着除去する脱じん塔において、除去されたダ
ストを濃縮収集するに際して従来必要とされたダ
ストシツクナを不要とし、もつて設備費の大巾な
削減化が図れると共に省スペース化を達成するこ
とがきる脱じん塔に関する。
最近、資源の有効利用の見地よりボイラ等の燃
料として石炭が再び見直されてきており、多くの
ボイラ施設において使用されている。
ところで、石炭を燃料として使用するいわゆる
石炭焚ボイラにあつては排ガス中に多量のフライ
アツシユ、砂等のダストを含むことから、この排
ガスを直接大気中へ放出することができずこの排
ガスを脱じん塔にて脱じん処理し含まれるダスト
を除去した後大気中へ放出していた。
この脱じん塔を第1図に基づいて説明すると1
はほぼ筒体状に成型された脱じん塔であり、この
塔1の上部にはボイラからの排ガスを導入するた
めの排ガス入口2が、また側部には処理後の排ガ
スを排出するための排ガス出口3が形成されてい
る。
そして、この塔1の下部には洗浄液wを貯留す
るための洗浄液貯留槽4が設けられ、これに貯留
される洗浄液wを循環系5に介して塔1内上部よ
り噴霧させて導入された排ガスと接触させて排ガ
ス中のダストを吸着除去し得るようになつてい
る。
そして、洗浄液貯留槽4には洗浄液w中のダス
トを濃縮除去するための濃縮系6が連結され、適
宜排出された洗浄液をダストシツクナ7にて高濃
度のダスト溶液に濃縮して図示しないダスト排出
装置へ移送し得るようになつている。またシツク
ナ7からのオーバーフロー水aは再び貯留槽4内
へ導入されることになる。
尚、図中8は洗浄液面を一定水位に保つために
補給水を供給する補給水供給系である。
ところで、この種従来例にあつてはダスト濃度
が均一状態の洗浄液wを貯留槽4から適宜抜き出
してダスト処理装置へ移送しているために、移送
途中にダスト溶液を高濃度に濃縮するためのダス
トシツクナ7及びスペースオーバーフローポンプ
9を設けることが不可欠とされ、これに伴う設備
費の増大を招くばかりかシツクナ7設置のための
土地及び空間を必要とされた。
本考案は以上のような問題点に着目し、これを
有効に解決すべく創案されたものであり、その目
的とするところは脱じん塔の洗浄液貯留槽内に、
塔内へ循環させる洗浄液を貯留する循環液部と、
除去されたダストを沈澱させて収集するダスト収
集部とを形成し、もつて従来必要とされたダスト
シツクナなどを不要とし、設備費の大巾な削減化
及び土地の有効利用を図ることができる脱じん塔
を提供するにある。
本考案は、下部に洗浄貯留槽を有し、上部に上
記貯留槽からの洗浄液をその貯留液面上に降らす
べく噴霧する循環系を有し、該循環系によつて噴
霧された洗浄液とボイラ等からの排ガスとを接触
させて排ガス中のダストを吸着して除去する脱じ
ん塔において、上記貯留槽内に、上記排ガスと接
触させるべく上記循環系に供給するための循環液
部と、上記排ガスと接触されて除去されたダスト
を沈澱させて収集するダスト収集部とを分割して
形成し、さらにダスト収集部の上澄液が循環液部
にオーバーフローすべく循環液部の水位をダスト
収集部の水位より低く保つよう貯留槽内に導入す
る洗浄液の補給量を制御する補給水制御手段を貯
留槽に接触したものである。
本考案においては、ダスト収集部を洗浄貯留槽
内に組み込むことで従来のようなダストシツクナ
設置のための土地や空間を不要とし、かつダスト
収集部から上澄液が循環液部にオーバーフローす
るよう補給水制御手段にて貯留槽に供給する洗浄
水(補給水)量を制御することで、ダスト収集部
でダストの濃縮を行いながら効率よく脱じんが行
えるようにしたものである。
以下に、本考案の好適一実施例を添付図面に基
づいて詳述する。
まず、第2図に示す如く10はほぼ筒体状に成
型された脱じん塔であり、この塔10の上部には
石炭焚ボイラからの排ガスgを導入するための排
ガス入口11が、また側部には脱じん処理後の排
ガスを排出するための排ガス出口12が形成され
ている。
そして、この脱じん塔10の下部には排ガス中
のダストを吸着除去するための洗浄液wを貯留す
る洗浄液貯留槽13が形成されると共に、この貯
留槽13からは洗浄液wを脱じん塔10の上部へ
循環移送する循環系14が塔の上部まで延出され
ており、途中に設けられた循環ポンプ15により
移送された洗浄液wを循環系14の先端に設けた
スプレーノズル16より塔内へ噴霧し得るように
なつている。従つて、塔10内へ噴霧された洗浄
液は導入された排ガス中からダストを吸着除去し
て貯留槽13内の貯留液面上全域にわたつて降下
することになる。
このように構成された脱じん塔10において、
その貯留槽13内に本考案の特長とする上記循環
系14に洗浄液を供給するための循環液部17と
ダストを沈澱させて収集するダスト収集部18と
が形成されている。
具体的には、この貯留槽13のほぼ中央部に沿
つてこれを2分割する如く区画壁19を形成し、
そしてその両側に循環液部17とダスト収集部1
8とが形成されている。これら循環液部17及び
ダスト収集部18は液深が深くなるに従つてその
横断面積が小さく形成されており、液中を沈降し
てくる比重の大きいダストを1箇所に沈澱させて
局部的に高濃度のダスト溶液を生成し得るように
なつている。
そして、循環液部17の底部17aには上記循
環系14が連結されており、この中の洗浄液と沈
澱したダストを吸引循環して再び塔内へ噴霧し得
るようになつている。
また、ダスト収集部18の底部18aには途中
にダスト排出ポンプ21が介設されたダスト処理
系20が連結されており、収集部底部18aの高
濃度のダスト溶液を図示しないダスト処理装置へ
適宜移送し得るようになつている。従つて、上記
循環液部17内の洗浄液は常時循環されているこ
とからこの水位がダスト収集部18の水位に比較
して低下し、ダスト収集部18内の上澄液がオー
バーフローして循環液部17内に流入することと
なり、この繰り返しによりダスト収集部18にて
高濃度のダスト溶液を得ることができる。
また、前記ダスト処理系20にはこの系内を移
送されるダスト溶液の濃縮が希薄な場合にはこれ
を再び塔内へ戻すための再循環系22が分岐され
て設けられており、濃度の希薄なダスト溶液をダ
スト処理装置へ供給しないようになつている。
具体的には、上記ダスト処理系20及び再循環
系22にはそれぞれ第1及び第2の開閉弁23,
24が設けられており、ダスト処理系20のダス
ト排出ポンプ21の下流側に設けた濃度計25か
らの信号を検知し、この信号に基づいて流量制御
手段26により上記第1及び第2の開閉弁23,
24を適宜操作してそれぞれの系へ流れる流量を
制御するように構成されている。
また、前記循環液部17にはこの中へ補給水を
供給するための補給水供給系27が連結されてお
り、これに介設された開閉弁28を補給水制御手
段29により適宜操作して循環液部17内の水位
を一定に維持し得るようになつている。
尚、洗浄液貯留槽13の形状は前記実施例に限
ることなく第3図及至第4図に示す如くしてもよ
い。
すなわち第3図にあつては筒体状の貯留槽13
内に、一端を液面に臨ませると共に他端を貯留槽
13の側壁13aに向けて傾斜させて区画壁19
を形成し、この槽内を循環液部17とダスト収集
部18とに2分割する。
これによれば循環液部17の容量を前記実施例
に比べ大きくとることができる。
そして、循環液部17には、この底部にダスト
の沈澱が生成することを防止するために撹拌機3
0を設けるようにする。
また、第4図にあつては、筒体状の貯留槽13
内にこの中を2分割する如くほぼ垂直方向に沿つ
て区画壁19を形成して、循環液部17とダスト
収集部18とを形成する。そして、ダスト収集部
18の底部断面積を小さくして高濃度のダスト溶
液を得るために、このダスト収集部18内に断面
三角形の補助部材31を設けるようにする。
この場合にあつても、循環液部17に撹拌機3
0を設けここにダストの沈澱が発生しないように
するのがよい。
次に、以上のように構成された本考案の作用に
ついて述べる。
まず、脱じん塔10内においては洗浄液貯留槽
13の循環液部17から循環系14を介して移送
された洗浄液wが塔内上部に設けたスプレーノズ
ル16からこの中へ噴霧されている。
一方、石炭焚ボイラから排出されフライアツシ
ユ、砂などのダストを含む排ガスgは排ガス入口
11からこの塔10内へ導入され、ここで前記噴
霧された洗浄液と接触して排ガス中のダストが吸
着除去されることになる。
脱じん処理された排ガスg′は排ガス出口12か
ら他の処理装置へ移送されて大気中に放出される
一方、ダストを吸着除去して洗浄液は貯留槽13
内貯留液面上全域に亘つて降下することになる。
ここで循環液部17内に降下したダストは比重
が大きいことからこの中の底部に向けて沈澱する
が、底部17aに連結された循環系14に洗浄液
とともに吸引導入されて再び塔10内へ噴霧され
ることになる。
一方、ダスト収集部18内に降下したダストも
同様に比重が大きいことからこの中の底部18a
に向けて沈澱してゆく。そして、この底部18a
より抜き出されるダスト溶液は前記循環液部17
より抜き出される洗浄液の量より少ないことから
収集部18内の水位が高くなり、従つて収集部1
8の上澄液が循環液部17に向けてオーバーフロ
ー水32となつて流れることになる。
また、ダストdがダスト収集部18の下方へ沈
澱するに従つてその横断面積が順次小さくなつて
おり、結果的に以上の操作が繰り返されることに
より収集部18の底部18aに貯留するダスト溶
液は高濃度になる。
これは、第3図及び第4図に示す如きダスト収
集部18についても同様に高濃度のダスト溶液を
得ることとができる。
このように生成された高濃度のダスト溶液はこ
こに連結されたダスト処理系20により順次抜き
出され、ダスト排出ポンプ21を介して図示しな
いダスト処理装置へ移送されることになる。
万一、抜き出されたダスト溶液の濃度が希薄な
場合にはこの濃度が濃度計25により検知され
て、この検知信号に基づき流量制御手段26が作
動し、ダスト処理装置への供給を抑制すべく第1
の開閉弁23が絞られあるいは閉成される一方再
循環系22に設けた第2の開閉弁24が開成され
ることになる。そして、濃度が希薄なダスト溶液
は再び貯留槽13内へ戻されて洗浄液として使用
されることになる。
このように、洗浄液貯留槽13内を分割してダ
スト収集部18を形成したのでこの中でダストを
沈澱収集させて高濃度のダスト溶液を生成するこ
とができ、従来必要とされたダストシツクナを不
要とすることができる。
尚、本実施例においてダスト収集部18をほぼ
断面逆三角形状として特に高濃度のダスト溶液を
得られるようにしたが、この形状に限定されない
ことは勿論である。
以上要するに本考案によれば次のような優れた
効果を発揮することができる。
(1) 洗浄液貯留槽内に形成したダスト収集部によ
り高濃度のダスト溶液を得ることができるので
従来必要とされたダストシツクナ及びこれに関
連するシツクナオーバーフローポンプなどの大
型装置類を不要にできる。
(2) 従つて、脱じん装置の設備費を大巾に削減化
できるばかりでなく、ダストシツクナ等の据付
場所を不要とし、土地の有効利用を図ることが
できる。
(3) 脱じん装置全体を小型化でき、メンテナンス
を容易に行うことができる。
(4) 構造が簡単なので既存の装置に大巾な変更を
加えることなく容易に採用することができる。
(5) 洗浄液貯留槽に、ダスト収集部の上澄液が循
環液部にオーバーフローすべく循環液部の水位
をダスト収集部の水位より低く保つよう貯留槽
内に導入する洗浄液の補給量を制御する補給水
制御手段を設けることで、ダスト収集部で噴射
された洗浄液と共にダストを収集すると共に上
澄液を確実に循環液部にオーバーフローさせて
ダスト収集部内のダストを濃縮させ、しかも循
環液部にオーバーフローされた上澄液を考慮し
ながら補給水量を制御し、循環液部の水位を適
正に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の脱じん塔を示す概略縦断面図、
第2図は本考案の好適一実施例にかかる脱じん塔
を示す概略縦断面図、第3図及び第4図は本考案
の他の実施例の要部を示す要部縦断面図である。 尚、図中13は洗浄液貯留槽、14は循環系、
17は循環液部、18はダスト収集部、dはダス
ト、gは排ガス、wは洗浄液である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に洗浄貯留槽を有し、上部に上記貯留槽か
    らの洗浄液をその貯留液面上に降らすべく噴霧す
    る循環系を有し、該循環系によつて噴霧された洗
    浄液とボイラ等からの排ガスとを接触させて排ガ
    ス中のダストを吸着して除去する脱じん塔におい
    て、上記貯留槽内に、上記排ガスと接触させるべ
    く上記循環系に供給するための循環液部と、上記
    排ガスと接触されて除去されたダストを沈澱させ
    て収集するダスト収集部とを分割して形成し、さ
    らにダスト収集部の上澄液が循環液部にオーバー
    フローすべく循環液部の水位をダスト収集部の水
    位より低く保つよう貯留槽内に導入する洗浄液の
    補給量を制御する補給水制御手段を貯留槽に接続
    したことを特徴とする脱じん塔。
JP12692482U 1982-08-24 1982-08-24 脱じん塔 Granted JPS5931425U (ja)

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JP12692482U JPS5931425U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 脱じん塔

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JP12692482U JPS5931425U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 脱じん塔

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JPS5931425U JPS5931425U (ja) 1984-02-27
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JP12692482U Granted JPS5931425U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 脱じん塔

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216271A (en) * 1975-07-29 1977-02-07 Seiko Instr & Electronics Ltd Portable electronic watch
US4042088A (en) * 1975-12-22 1977-08-16 Sundstrand Corporation Low speed disconnect
JPS5836615B2 (ja) * 1980-08-21 1983-08-10 工業技術院長 ガス洗浄装置

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