JPH02255097A - 単クローン抗体nny128 - Google Patents
単クローン抗体nny128Info
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- JPH02255097A JPH02255097A JP1079890A JP7989089A JPH02255097A JP H02255097 A JPH02255097 A JP H02255097A JP 1079890 A JP1079890 A JP 1079890A JP 7989089 A JP7989089 A JP 7989089A JP H02255097 A JPH02255097 A JP H02255097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- monoclonal antibody
- nny128
- glycopeptide
- cells
- Prior art date
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/18—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
- C07K16/28—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
- C07K16/30—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants from tumour cells
- C07K16/3046—Stomach, Intestines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/18—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
- C07K16/28—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
- C07K16/30—Immunoglobulins [IG], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants from tumour cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K9/00—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K9/001—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence having less than 12 amino acids and not being part of a ring structure
- C07K9/005—Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence having less than 12 amino acids and not being part of a ring structure containing within the molecule the substructure with m, n > 0 and m+n > 0, A, B, D, E being heteroatoms; X being a bond or a chain, e.g. muramylpeptides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、癌細胞表面および一部分泌されるムチン型糖
タンパク質の、N−アセチルガラクトサミン (Gal
NAc)を含む糖ペプチド構造を認識する基クローン抗
体およびそれを分泌するハイブリドーマに関する。さら
に詳しくは、本発明はヒト腸瘍および主として消化管系
上皮細胞と反応し、また上皮性癌細胞の80に以上に発
現しているIn抗原と反応し、特に次の構造を有する糖
ペプチドと反応する基クローン抗体NNY128および
ラット腹腔内で安定に成育しNNY128を分泌するハ
イブリドーマに関する。
タンパク質の、N−アセチルガラクトサミン (Gal
NAc)を含む糖ペプチド構造を認識する基クローン抗
体およびそれを分泌するハイブリドーマに関する。さら
に詳しくは、本発明はヒト腸瘍および主として消化管系
上皮細胞と反応し、また上皮性癌細胞の80に以上に発
現しているIn抗原と反応し、特に次の構造を有する糖
ペプチドと反応する基クローン抗体NNY128および
ラット腹腔内で安定に成育しNNY128を分泌するハ
イブリドーマに関する。
(式中RはGa1NAcを示す。)
きらに、本発明は上記抗体に認識され、以下の構造を有
する糖ペプチドに関する。
する糖ペプチドに関する。
(式中YはAlaまたは水素、RはGa1NAcを示す
。)本糖ペプチドは、上記の抗体のようなIn抗原を認
識するモノクローナル抗体の選択・調製に有用である。
。)本糖ペプチドは、上記の抗体のようなIn抗原を認
識するモノクローナル抗体の選択・調製に有用である。
従】ぎl支京
細胞表面には複合糖質、すなわち糖タンパク質、糖脂質
、プロテオグリカンが存在しており、正常細胞が癌細胞
へと形質転換を行なう際に、これらの物質の糖鎖に変異
が生じることが知られている。糖鎖の変異は従来は主と
して糖鎖の単離・分析によって研究されてきた。しかし
、1975年にケーラーとミルシュタインによって基ク
ローン抗体を作成する技術が開発されてから、癌細胞表
面上で変異を受けた糖鎖と特異的に反応する単クローン
抗体を作成する試みが盛んに行なわれるようになった。
、プロテオグリカンが存在しており、正常細胞が癌細胞
へと形質転換を行なう際に、これらの物質の糖鎖に変異
が生じることが知られている。糖鎖の変異は従来は主と
して糖鎖の単離・分析によって研究されてきた。しかし
、1975年にケーラーとミルシュタインによって基ク
ローン抗体を作成する技術が開発されてから、癌細胞表
面上で変異を受けた糖鎖と特異的に反応する単クローン
抗体を作成する試みが盛んに行なわれるようになった。
また、癌関連抗原を認識する基クローン抗体の多くが糖
鎖を識別しているという実験結果が報告きれてからは、
糖鎖抗原を認識する基クローン抗体の重要性が指摘され
ている。これらの抗体が認識する糖鎖抗原のいくつかの
糖鎖構造も決定きれている。このような基クローン抗体
は、癌の研究上は勿論、癌の診断、検査、治療などの臨
床的な分野においても極めて重要な役割を果たすと考え
られる。特に、本発明の抗体が認識する構造は、従来か
らIn抗原と呼ばれていたが、その構造は不明であった
。In抗原は、消化器癌、乳癌、肺癌などの上皮性細胞
の癌で極めて高頻度に検出されることが知られている(
G、 F、 Springerら、Carbohyd
r、 Res、 178.271 (1988))。
鎖を識別しているという実験結果が報告きれてからは、
糖鎖抗原を認識する基クローン抗体の重要性が指摘され
ている。これらの抗体が認識する糖鎖抗原のいくつかの
糖鎖構造も決定きれている。このような基クローン抗体
は、癌の研究上は勿論、癌の診断、検査、治療などの臨
床的な分野においても極めて重要な役割を果たすと考え
られる。特に、本発明の抗体が認識する構造は、従来か
らIn抗原と呼ばれていたが、その構造は不明であった
。In抗原は、消化器癌、乳癌、肺癌などの上皮性細胞
の癌で極めて高頻度に検出されることが知られている(
G、 F、 Springerら、Carbohyd
r、 Res、 178.271 (1988))。
また、極めて稀に赤血球表面にも存在することがあり、
Tn症候群と呼ばれている。ffn抗原は、α−N−ア
セチルガラクトサミニダーゼ処理によって消失すること
から、Ga1NAcα→Ser/Tbrで示される構造
を有すると考えられてきたが(G、 F、 Sprin
gerら、Carbohydr、 Res、 178.
271 (1988))、これはエピトープの部分構造
に過ぎず、完全構造の決定には優れた抗体の作成が望ま
れていた。抗体を用いることによってIn抗原のエピト
ープが決定されれば、有力な癌関連抗原の構造が決定さ
れる。
Tn症候群と呼ばれている。ffn抗原は、α−N−ア
セチルガラクトサミニダーゼ処理によって消失すること
から、Ga1NAcα→Ser/Tbrで示される構造
を有すると考えられてきたが(G、 F、 Sprin
gerら、Carbohydr、 Res、 178.
271 (1988))、これはエピトープの部分構造
に過ぎず、完全構造の決定には優れた抗体の作成が望ま
れていた。抗体を用いることによってIn抗原のエピト
ープが決定されれば、有力な癌関連抗原の構造が決定さ
れる。
発明が解決しようとする課題
現在までに得られている単クローン抗体は、癌細胞を免
疫原とし、生成する抗体を癌細胞と結合させ、対応する
正常細胞とは結合しないことを指標にして選別作成する
か、あるいは癌細胞から抽出した糖脂質を適当な免疫助
剤と混合して免疫原として作成するのが通常であった。
疫原とし、生成する抗体を癌細胞と結合させ、対応する
正常細胞とは結合しないことを指標にして選別作成する
か、あるいは癌細胞から抽出した糖脂質を適当な免疫助
剤と混合して免疫原として作成するのが通常であった。
しかし、癌細胞表面に存在し、さらに一部は分泌されて
いる糖タンパク質の糖鎖を認識する抗体を作成するには
、偶然に期待する以外には無かった。なぜなら、糖タン
パク質に対する抗体の多くはペプチド部分を認識するか
らである。
いる糖タンパク質の糖鎖を認識する抗体を作成するには
、偶然に期待する以外には無かった。なぜなら、糖タン
パク質に対する抗体の多くはペプチド部分を認識するか
らである。
本発明者は先に、糖タンパク質糖鎖に対する抗体の力価
測定のための、固相化糖ペプチドを用いる方法を発明し
た(特開昭6l−212568)。
測定のための、固相化糖ペプチドを用いる方法を発明し
た(特開昭6l−212568)。
この方法を用いることにより、癌細胞を免疫原として作
成される多数の単クローン抗体のうちから糖鎖を識別す
るものを効率的に選別することができる。これらの単ク
ローン抗体のうち、ムチン型糖タンパク質糖鎖のみを識
別し、先に作成したMLS102(特開昭63−333
98)とはシアル酸が関与しない点で異なるものを選出
作成したところ、Tn抗原を認識する抗体が得られたも
のである。
成される多数の単クローン抗体のうちから糖鎖を識別す
るものを効率的に選別することができる。これらの単ク
ローン抗体のうち、ムチン型糖タンパク質糖鎖のみを識
別し、先に作成したMLS102(特開昭63−333
98)とはシアル酸が関与しない点で異なるものを選出
作成したところ、Tn抗原を認識する抗体が得られたも
のである。
課題を解決する為の手段
単クローン抗体NNY128は、このような観点から、
LS180細胞(ATCCCL−180)から調製した
ムチン型糖ペプチドと反応性を有する単クローンを産生
ずるハイプリドーマを、免疫マウスの肺細胞とミエロー
マ細胞を融合して得られる多くのハイプリドーマの中か
ら選択することによって得られたものである。即ち、本
発明の第1の特徴は、該抗体が従来は得難いときれてい
た糖タンパク質糖鎖、特にムチン型糖タンパク質糖鎖と
反応する単クローン抗体であることである。第2の特徴
は、後述するように、プロティンAと反応する抗体、即
ちIgG抗体であるという点である。IgG抗体のIg
H抗体に対する優位性は、エピトープの決定の際の最も
有力な手段である、免疫親和性クロマトグラフィー(抗
体をカラム上に不溶化し、抗原となる物質を捕捉する手
段)を行なうことができること、および、in viv
oの癌診断に好適なF(ab’)、断片を作成し得るこ
とである。
LS180細胞(ATCCCL−180)から調製した
ムチン型糖ペプチドと反応性を有する単クローンを産生
ずるハイプリドーマを、免疫マウスの肺細胞とミエロー
マ細胞を融合して得られる多くのハイプリドーマの中か
ら選択することによって得られたものである。即ち、本
発明の第1の特徴は、該抗体が従来は得難いときれてい
た糖タンパク質糖鎖、特にムチン型糖タンパク質糖鎖と
反応する単クローン抗体であることである。第2の特徴
は、後述するように、プロティンAと反応する抗体、即
ちIgG抗体であるという点である。IgG抗体のIg
H抗体に対する優位性は、エピトープの決定の際の最も
有力な手段である、免疫親和性クロマトグラフィー(抗
体をカラム上に不溶化し、抗原となる物質を捕捉する手
段)を行なうことができること、および、in viv
oの癌診断に好適なF(ab’)、断片を作成し得るこ
とである。
本発明の抗体は、ヒト腸癌組織およびその周辺部と良く
反応し、完全に正常な組織とは反応しない。また、Tn
抗原を有するIn赤血球を強く凝集する。きらに、5W
1116 (AICCCCL 233)、LS180
(ATCCCL−180)および牛、豚の脳から抽出し
た糖脂質とは全く反応しない。
反応し、完全に正常な組織とは反応しない。また、Tn
抗原を有するIn赤血球を強く凝集する。きらに、5W
1116 (AICCCCL 233)、LS180
(ATCCCL−180)および牛、豚の脳から抽出し
た糖脂質とは全く反応しない。
また、本発明の抗体は、MLS102 (A、 Kur
osakaら、 FEBS Letters 215.
137 (1987)、 J、 Biol。
osakaら、 FEBS Letters 215.
137 (1987)、 J、 Biol。
Chem、 263.8724 (1988))、NC
C−Ltd−81(SHirohashiら、 Pro
c、 Natl、 Acad、 Sci、 U、
S、Ag3、 7039 (1985))、CU−1(
H,K、 Takahashiら。
C−Ltd−81(SHirohashiら、 Pro
c、 Natl、 Acad、 Sci、 U、
S、Ag3、 7039 (1985))、CU−1(
H,K、 Takahashiら。
Cancer Res、 48.4361 (1988
))など、ムチン反応性の他の抗体とはその性質を異に
する。
))など、ムチン反応性の他の抗体とはその性質を異に
する。
本発明の抗体は、LS180 (AICCCL−180
)、ヒツジ顎下腺ムチン(05M)、シアリダーゼとβ
−ガラクトシダーゼ(ウシ重文)で処理したヒト赤血球
グリコホリンAと反応する。
)、ヒツジ顎下腺ムチン(05M)、シアリダーゼとβ
−ガラクトシダーゼ(ウシ重文)で処理したヒト赤血球
グリコホリンAと反応する。
さらに本発明の抗体は、実施例および第1図に示す各種
ペプチドとの反応性から、次式;(式中RはGa1NA
cを示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識し、好ましく
は次式; (式中Aはアミノ酸残基、RはGa1NACを示す。)
で示される構造を有する糖ペプチドを認識することが判
明した。式中のAとしては、Glu。
ペプチドとの反応性から、次式;(式中RはGa1NA
cを示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識し、好ましく
は次式; (式中Aはアミノ酸残基、RはGa1NACを示す。)
で示される構造を有する糖ペプチドを認識することが判
明した。式中のAとしては、Glu。
SerまたはLeuなどが挙げられる。きらに詳細には
、本発明の抗体は、次式; (式中Aはアミノ酸残基、Bはアミノ酸配列、RはGa
1NAcを示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識する。
、本発明の抗体は、次式; (式中Aはアミノ酸残基、Bはアミノ酸配列、RはGa
1NAcを示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識する。
具体的には、次式;
(式中AはGlu、SerまたはLeu。
BはGln−Leu−Pro、
G I y−Va I −A I aまたはG l
u−Va l −A l a、RはGa1NAc
を示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識した。
u−Va l −A l a、RはGa1NAc
を示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識した。
但し、上記式中のAおよびBは、上記に限定されるもの
ではない。
ではない。
該抗体を分泌するハイプリドーマは、ヒト結腸癌細胞L
5180を腹腔内に免疫したーマウスから得た牌細胞と
、ミエローマ細胞とを常法に従い細胞融合し、予めLS
180細胞から調製したムチン型糖ペプチドの糖鎖と反
応性を有する抗体を産生ずるりo−ンヲ選択することに
よって得たものである。
5180を腹腔内に免疫したーマウスから得た牌細胞と
、ミエローマ細胞とを常法に従い細胞融合し、予めLS
180細胞から調製したムチン型糖ペプチドの糖鎖と反
応性を有する抗体を産生ずるりo−ンヲ選択することに
よって得たものである。
該ハイプリドーマは、10にジメチルスルホキシド、9
0%牛脂児血清(Fe2)中で液体窒素下(−198°
C)で安定な状態で長期間保存が可能である。必要に応
じて該ハイプリドーマは一部解凍し、20にのFe2を
含むRPMI−1640もしくはダルベツコの最少必須
培地(Dulbecco’s MEM)中で培養して増
殖させた後に、予めブリステンを2週間から3ケ月前に
腹腔内に一匹あたり約0.5ml投与しておいたマウス
の腹腔に投与することにより、10日から2週間後に腹
水から大量に単クローン抗体NNY128を得る事がで
きる。この時マウスー匹あたり約5mlの腹水から7〜
14mgの該抗体を安定して得る事が可能である。この
腹水中の抗体は、硫酸アンモニウムで分画したのち透析
し、プロティンA−セファロース4Bなどのアフィニテ
ィーカラムに通すことにより容易に均一な単クローン抗
体にまで精製することができる。さらには、該バイブ1
)ドーマの培養液中□にも単クローン抗体NNY128
は約3日間の培養で20〜40μ87m1の濃度で分泌
されており、この培養液中の抗体を使用することも可能
である。
0%牛脂児血清(Fe2)中で液体窒素下(−198°
C)で安定な状態で長期間保存が可能である。必要に応
じて該ハイプリドーマは一部解凍し、20にのFe2を
含むRPMI−1640もしくはダルベツコの最少必須
培地(Dulbecco’s MEM)中で培養して増
殖させた後に、予めブリステンを2週間から3ケ月前に
腹腔内に一匹あたり約0.5ml投与しておいたマウス
の腹腔に投与することにより、10日から2週間後に腹
水から大量に単クローン抗体NNY128を得る事がで
きる。この時マウスー匹あたり約5mlの腹水から7〜
14mgの該抗体を安定して得る事が可能である。この
腹水中の抗体は、硫酸アンモニウムで分画したのち透析
し、プロティンA−セファロース4Bなどのアフィニテ
ィーカラムに通すことにより容易に均一な単クローン抗
体にまで精製することができる。さらには、該バイブ1
)ドーマの培養液中□にも単クローン抗体NNY128
は約3日間の培養で20〜40μ87m1の濃度で分泌
されており、この培養液中の抗体を使用することも可能
である。
本発明のハイプリドーマは、1989年3月9日から、
茨城県つくば南東1−1−3の微生物工業技術研究所に
、ブダペスト条約に基づき、)1ybridoma N
NY128として、微工研条寄第2330号(FERM
BP−2330)として寄託きれている。
茨城県つくば南東1−1−3の微生物工業技術研究所に
、ブダペスト条約に基づき、)1ybridoma N
NY128として、微工研条寄第2330号(FERM
BP−2330)として寄託きれている。
さらに、本発明は実施例および第1図に示すとおり、上
記抗体に認識され、以下の構造を有する糖ペプチドGP
−2およびGP−3に関する。
記抗体に認識され、以下の構造を有する糖ペプチドGP
−2およびGP−3に関する。
(式中YはAlaまたは水素、RはGa1NAcを示す
。)本糖ペプチドは、上記の抗体のようなIn抗原を認
識するモノクローナル抗体の選択・調製に有用である。
。)本糖ペプチドは、上記の抗体のようなIn抗原を認
識するモノクローナル抗体の選択・調製に有用である。
特に、前記の通り特開昭61−212568に記載の方
法に従い、プレートなどに固相化し固相化糖ペプチドと
して用いれば、In抗原などを認識する抗体を効率よく
選択できる。
法に従い、プレートなどに固相化し固相化糖ペプチドと
して用いれば、In抗原などを認識する抗体を効率よく
選択できる。
[実施例]
以下に、該抗体につき実施例により更に具体的に説明す
るが、本発明の範囲を限定するものではない。
るが、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1)ハイプリドーマの作製性
免疫原としてはLS180細胞、免疫マウスとしてはB
a1b/cを用いた。Ba1b/cに、10%牛脂児血
清を含むイーグル培地中で培養されたLS180細胞を
1回につき1匹あたり1〜zxto’個の細胞を0.5
mlの生理食塩水に懸濁し、3ケ月にわたり9回腹腔内
に投与した。次に1匹あたり1〜zxtos個の細胞を
0、5mlの生理食塩水に懸濁し同じマウスに静脈注射
し、3日後に同マウスから牌細胞を得る。1.5×10
8個の牌細胞と2刈07個のミエローマ細胞(SP21
0−Ag14 )を胎児血清を含まないダルベツコ培養
液中で混和し、遠心(1,OOOrpm 、 5分間)
により細胞を洗浄した後に、牛胎児血清を含まないダル
ベツコ培養液にポリエチレングリコール(PEG、 #
1000)を35に含む溶液を05m1加え、混和後1
.OOOrpmで約5分間の遠心を行い、牌細胞とミエ
ローマ細胞を融合させた。融合に用いられたPEGは牛
胎児血清を含まないダルベツコ培養液5mlと20X牛
脂児血清を含むダルベツコ培養液5mlによって希釈し
、遠心(1,OOOrpm、 5分間)によって除去し
た。PEGを除去した細胞は72%ダルベツコ培養液、
8%NCIC109培養液(II培地) 50m1に懸
濁し、96大の組織培養プレートに1滴ずつ(約0.1
ml )分注し、24時間培養する。24時間後アミノ
プテリンを0.8μH含む)IT培地を各人に1滴ずつ
添加しHAI培地とした。融合により得られたハイブリ
ドーマはIAI培地中で培養することにより融合しなか
った肺細胞およびミエローマ細胞から選別した。細胞融
合から約10日後に、各ウェルから培養上清をとり実施
例4に示す方法により、ウェルに吸着しているG−50
1(参考側参照)との反応性を調べた。
a1b/cを用いた。Ba1b/cに、10%牛脂児血
清を含むイーグル培地中で培養されたLS180細胞を
1回につき1匹あたり1〜zxto’個の細胞を0.5
mlの生理食塩水に懸濁し、3ケ月にわたり9回腹腔内
に投与した。次に1匹あたり1〜zxtos個の細胞を
0、5mlの生理食塩水に懸濁し同じマウスに静脈注射
し、3日後に同マウスから牌細胞を得る。1.5×10
8個の牌細胞と2刈07個のミエローマ細胞(SP21
0−Ag14 )を胎児血清を含まないダルベツコ培養
液中で混和し、遠心(1,OOOrpm 、 5分間)
により細胞を洗浄した後に、牛胎児血清を含まないダル
ベツコ培養液にポリエチレングリコール(PEG、 #
1000)を35に含む溶液を05m1加え、混和後1
.OOOrpmで約5分間の遠心を行い、牌細胞とミエ
ローマ細胞を融合させた。融合に用いられたPEGは牛
胎児血清を含まないダルベツコ培養液5mlと20X牛
脂児血清を含むダルベツコ培養液5mlによって希釈し
、遠心(1,OOOrpm、 5分間)によって除去し
た。PEGを除去した細胞は72%ダルベツコ培養液、
8%NCIC109培養液(II培地) 50m1に懸
濁し、96大の組織培養プレートに1滴ずつ(約0.1
ml )分注し、24時間培養する。24時間後アミノ
プテリンを0.8μH含む)IT培地を各人に1滴ずつ
添加しHAI培地とした。融合により得られたハイブリ
ドーマはIAI培地中で培養することにより融合しなか
った肺細胞およびミエローマ細胞から選別した。細胞融
合から約10日後に、各ウェルから培養上清をとり実施
例4に示す方法により、ウェルに吸着しているG−50
1(参考側参照)との反応性を調べた。
G−50Iと反応したクローンを含むウェルはさらに引
き続き希釈法によるクローニングを2回繰り返して最終
的に、G−501と強く反応し、G−501Fや糖脂質
とは全く反応せず、さらに、G−50Iからシアル酸を
除去したものとも同様に反応する抗体を産生するクロー
ンを選択し、その抗体をNNY128と命名した。
き続き希釈法によるクローニングを2回繰り返して最終
的に、G−501と強く反応し、G−501Fや糖脂質
とは全く反応せず、さらに、G−50Iからシアル酸を
除去したものとも同様に反応する抗体を産生するクロー
ンを選択し、その抗体をNNY128と命名した。
(実施例2)基クローン抗体の作製と精製法Ba1b/
cマウス1匹あたり0.5mlのブリステンを腹腔内に
投与する。およそ1ケ月後に、1ozダルベツコ培養液
、10XNCTC109培養液、20に牛胎児血清から
成るハイプリドーマ増殖用培養液で培養された、NNY
128を分泌するハイブリドーマを1匹あたり107個
の細胞を0.5mlのハンクスの生理的塩溶液 (IL
当りNaC18g、 KCI 0.4g、 CaC1,
0,14g、Mg5Oa’7HtOO,1g、 MgC
1t’6HzOO,1g、 KHtPOao、06g、
NaJPOt’12HzOo、oag、 Gluco
se Ig、NaHCO,0,35gを含む〉に懸濁し
、同マウスの腹腔内に投与する。約10日後にマウスか
ら腹水を得る。この時マウス1匹あたり約5〜7+nl
の腹水中に約10mgのNNY128が含まれている。
cマウス1匹あたり0.5mlのブリステンを腹腔内に
投与する。およそ1ケ月後に、1ozダルベツコ培養液
、10XNCTC109培養液、20に牛胎児血清から
成るハイプリドーマ増殖用培養液で培養された、NNY
128を分泌するハイブリドーマを1匹あたり107個
の細胞を0.5mlのハンクスの生理的塩溶液 (IL
当りNaC18g、 KCI 0.4g、 CaC1,
0,14g、Mg5Oa’7HtOO,1g、 MgC
1t’6HzOO,1g、 KHtPOao、06g、
NaJPOt’12HzOo、oag、 Gluco
se Ig、NaHCO,0,35gを含む〉に懸濁し
、同マウスの腹腔内に投与する。約10日後にマウスか
ら腹水を得る。この時マウス1匹あたり約5〜7+nl
の腹水中に約10mgのNNY128が含まれている。
この腹水に硫酸アンモニウムを加えて最終的に50%飽
和とする。
和とする。
これを遠心し、沈殿物を0.1Mホウ酸緩衝液(pH8
,2)(緩衝液A)に溶かし、さらに同緩衝液に対して
透析する。次に試料を数回に分けてブロチインA−セフ
ァロースCL−4Bのカラムにかけ、緩衝液Aでカラム
を洗浄する。このカラムは予め緩衝液Aで平衡化したも
ので、6mlの樹脂を含んでいる。このカラムには約3
0mgのIgGが結合できる。カラムに結合した抗体は
0.15M塩化ナトリウムを含む0.1M酢酸で溶出す
る。溶出液は1Mトリスで中和する。溶出液に硫酸アン
モニウムを50に飽和になるように加え、遠心して得た
沈殿を緩衝液Aに溶かし、緩衝液Aに対して透析して基
クローン抗体NNY128を得る。
,2)(緩衝液A)に溶かし、さらに同緩衝液に対して
透析する。次に試料を数回に分けてブロチインA−セフ
ァロースCL−4Bのカラムにかけ、緩衝液Aでカラム
を洗浄する。このカラムは予め緩衝液Aで平衡化したも
ので、6mlの樹脂を含んでいる。このカラムには約3
0mgのIgGが結合できる。カラムに結合した抗体は
0.15M塩化ナトリウムを含む0.1M酢酸で溶出す
る。溶出液は1Mトリスで中和する。溶出液に硫酸アン
モニウムを50に飽和になるように加え、遠心して得た
沈殿を緩衝液Aに溶かし、緩衝液Aに対して透析して基
クローン抗体NNY128を得る。
(実施例3)基クローン抗体NNY128とヒト腸癌組
織との反応性 ポルマリン固定したヒト腸癌組織を脱水し、パラフィン
中に包埋する。次にその組織から薄い切片を切り出した
後、キシレンを用いて切片からパラフィンを除く。さら
にアルコールで洗浄してキシレンを除き、最後に組織切
片をリン酸緩衝食塩水(PBS)で洗浄して切片をPB
Sに浸す。その切片に基クローン抗体NNY128を1
晩反応させる。切片を洗浄後フルオレセインイソチオシ
アネート(Fluorescein 1sothioc
yanate (FIIC) )で螢光標識した抗マウ
スIgG抗体を反応させ、結合していないFITC−I
gGを洗浄除去した後、NNY128が反応した部分を
螢光顕微鏡により観察する。NNY128は癌の部分お
よびその周辺部と反応し、完全に正常な部分とは反応し
なかった。
織との反応性 ポルマリン固定したヒト腸癌組織を脱水し、パラフィン
中に包埋する。次にその組織から薄い切片を切り出した
後、キシレンを用いて切片からパラフィンを除く。さら
にアルコールで洗浄してキシレンを除き、最後に組織切
片をリン酸緩衝食塩水(PBS)で洗浄して切片をPB
Sに浸す。その切片に基クローン抗体NNY128を1
晩反応させる。切片を洗浄後フルオレセインイソチオシ
アネート(Fluorescein 1sothioc
yanate (FIIC) )で螢光標識した抗マウ
スIgG抗体を反応させ、結合していないFITC−I
gGを洗浄除去した後、NNY128が反応した部分を
螢光顕微鏡により観察する。NNY128は癌の部分お
よびその周辺部と反応し、完全に正常な部分とは反応し
なかった。
(実施例4)基クローン抗体NNY128とムチン型糖
ペプチドとの反応性 ヒト腸癌細胞LS180から単離したムチン型糖ペプチ
ド(G−50I)をポリリジン及びグルタルアルデヒド
を介して結合させたポリ塩化ビニルのウェルに、1χ牛
血清アルブミンを加え1時間放置後ウェルを洗浄し、さ
らに基クローン抗体NNY128を加えて1晩反応させ
る。ウェルを洗浄後+!fi 工で標識したプロティン
Aを加えて2時間反応させ、ウェルを洗浄後ウェルに結
合した1161の放射活性を指標としてNNY128の
結合活性を測定したところNNY128はG−50Iと
結合した。G−50Iからシフ ル酸を除いたものを用
いて同様な操作を行ってもNNYI28は同様な結合活
性を示したことから、NNY128はムチン型糖ペプチ
ドのシアル酸を含まない糖鎖と反応することが明らかと
なった。
ペプチドとの反応性 ヒト腸癌細胞LS180から単離したムチン型糖ペプチ
ド(G−50I)をポリリジン及びグルタルアルデヒド
を介して結合させたポリ塩化ビニルのウェルに、1χ牛
血清アルブミンを加え1時間放置後ウェルを洗浄し、さ
らに基クローン抗体NNY128を加えて1晩反応させ
る。ウェルを洗浄後+!fi 工で標識したプロティン
Aを加えて2時間反応させ、ウェルを洗浄後ウェルに結
合した1161の放射活性を指標としてNNY128の
結合活性を測定したところNNY128はG−50Iと
結合した。G−50Iからシフ ル酸を除いたものを用
いて同様な操作を行ってもNNYI28は同様な結合活
性を示したことから、NNY128はムチン型糖ペプチ
ドのシアル酸を含まない糖鎖と反応することが明らかと
なった。
NNY128の結合活性はNNY128を結合させたポ
リスチレンのビーズを用いた方法でも測定可能である。
リスチレンのビーズを用いた方法でも測定可能である。
ポリスチレンビーズ(EP−03、#80、セキスイ)
を0.15M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衝生理食塩
水(pH7,4) (PBS)で洗浄する。ビーズを0
、2mg/mlの濃度でNNY128を含むPBS中に
4℃で1晩放置してビーズに抗体をコートする。ビーズ
を5に牛血清アルブミン(BSA)を含むPBS溶液で
3回洗浄し、さらに同溶液に浸し1時間放置する。溶液
を吸引除去後、ビーズに100μmの試料水溶液(LS
180 G−50Iを含む)、50μ1(7)0.2X
%ツイーン20を含むPBS、50μmの12.5ng
の” ’ I −NNY128と0.1にBSAを含む
PBS溶液(約20万カウント)を加えて良く混和した
後、4°Cで1晩放置する。次にビスをPBSで3回洗
浄し、ビーズに結合した放射活性を7−カウンターにて
測定する。
を0.15M塩化ナトリウムを含むリン酸緩衝生理食塩
水(pH7,4) (PBS)で洗浄する。ビーズを0
、2mg/mlの濃度でNNY128を含むPBS中に
4℃で1晩放置してビーズに抗体をコートする。ビーズ
を5に牛血清アルブミン(BSA)を含むPBS溶液で
3回洗浄し、さらに同溶液に浸し1時間放置する。溶液
を吸引除去後、ビーズに100μmの試料水溶液(LS
180 G−50Iを含む)、50μ1(7)0.2X
%ツイーン20を含むPBS、50μmの12.5ng
の” ’ I −NNY128と0.1にBSAを含む
PBS溶液(約20万カウント)を加えて良く混和した
後、4°Cで1晩放置する。次にビスをPBSで3回洗
浄し、ビーズに結合した放射活性を7−カウンターにて
測定する。
(実施例5)単クローン抗体NNY128と05Mとの
反応性 05Mをシアリダーゼ処理してアシアロO5Mとしても
NNY128 aの反応性は変化せず、α−N−アセチ
ルガラクトサミニダーゼ処理によって反応性が失われた
ことから、05Mより、Ga1NAcを含む抗原決定基
を単離すべく以下のような実験を行なった。
反応性 05Mをシアリダーゼ処理してアシアロO5Mとしても
NNY128 aの反応性は変化せず、α−N−アセチ
ルガラクトサミニダーゼ処理によって反応性が失われた
ことから、05Mより、Ga1NAcを含む抗原決定基
を単離すべく以下のような実験を行なった。
05Mをプロナーゼ処理すると反応性が顕著に低下する
ことから、特異性の狭いトリプシンを用いることによっ
て抗原決定基を単離することにした。トリプシン消化を
効果的にするため、先ずCNよりアシアロO5Mを調製
した。その20mgを20m1の緩衝液(50mMトリ
ス塩酸、20mM塩化カルシウム、p)18.0)に溶
かし、600μgのトリプシンを加え、37℃で24時
間インキュベートし、これをNNY128−プロティン
A−セファロース4B (プロティンA−セファロース
4B(ファルマシア社製) 6mlにNNY128抗体
60mgを結合させたもの)のカラムに注入し、1)H
7,2の50mMリン酸緩衝液30m1で充分に洗浄し
た後、pH11,5の50mMジエチルアミン30m1
を加えて吸着物質を溶出した。これを凍結乾燥したのち
少量のO,tX トリフルオロ酢酸に溶かし、HPLC
のカラム(ウォーターズ社製、μボンダバックc、3)
に添加してクロマトを行ない、210nmの紫外吸収で
モニターし、溶出時間約27分の位置に単一のピーク(
GP−1>を得た。その約1 nmolを用いて気相プ
ロティンシーケンサ−(アプライド・サイエンス社、4
77A)によるアミノ酸配列の決定を行なった。結果を
第1図に示す。51残基の配列を決定したが、このうち
Xで示した部分は糖の結合のために、アミノ酸としては
検出されなかったものである。参考ノタメニ、R,L、
Hillうが、アポO5M(05Mから化学的に完全
に糖鎖を除去したもの)をトリプシンで消化して得たペ
プチドT1のアミノ酸配列を示す(J、 Biol、
Chem、 252.3799−3804. (197
7))。Xの部分を除けば両者のアミノ酸配列は完全に
一致し、Xのアミノ酸(セリンまたはトレオニン)も同
定することができた。
ことから、特異性の狭いトリプシンを用いることによっ
て抗原決定基を単離することにした。トリプシン消化を
効果的にするため、先ずCNよりアシアロO5Mを調製
した。その20mgを20m1の緩衝液(50mMトリ
ス塩酸、20mM塩化カルシウム、p)18.0)に溶
かし、600μgのトリプシンを加え、37℃で24時
間インキュベートし、これをNNY128−プロティン
A−セファロース4B (プロティンA−セファロース
4B(ファルマシア社製) 6mlにNNY128抗体
60mgを結合させたもの)のカラムに注入し、1)H
7,2の50mMリン酸緩衝液30m1で充分に洗浄し
た後、pH11,5の50mMジエチルアミン30m1
を加えて吸着物質を溶出した。これを凍結乾燥したのち
少量のO,tX トリフルオロ酢酸に溶かし、HPLC
のカラム(ウォーターズ社製、μボンダバックc、3)
に添加してクロマトを行ない、210nmの紫外吸収で
モニターし、溶出時間約27分の位置に単一のピーク(
GP−1>を得た。その約1 nmolを用いて気相プ
ロティンシーケンサ−(アプライド・サイエンス社、4
77A)によるアミノ酸配列の決定を行なった。結果を
第1図に示す。51残基の配列を決定したが、このうち
Xで示した部分は糖の結合のために、アミノ酸としては
検出されなかったものである。参考ノタメニ、R,L、
Hillうが、アポO5M(05Mから化学的に完全
に糖鎖を除去したもの)をトリプシンで消化して得たペ
プチドT1のアミノ酸配列を示す(J、 Biol、
Chem、 252.3799−3804. (197
7))。Xの部分を除けば両者のアミノ酸配列は完全に
一致し、Xのアミノ酸(セリンまたはトレオニン)も同
定することができた。
GP−1は抗原としては巨大すぎるため、これをさらに
断片化して抗原決定基を明らかにする必要があり、グル
タミン酸が1個含まれていることを利用して、これに特
異的な■8プロテアーゼ(ベーリンガー・マンハイム社
製)による消化を行なった。HPLCで調へるとGP−
1はGP−IAとGP−IBの2つの断片に分解されて
いた。NNY128−プロティンA−セファロース4B
によるアフィニティークロマトを行なうと、GP−IA
は素通り画分に、GP−IBも抗体との結合力は弱く、
やや遅れた両分に溶出された。
断片化して抗原決定基を明らかにする必要があり、グル
タミン酸が1個含まれていることを利用して、これに特
異的な■8プロテアーゼ(ベーリンガー・マンハイム社
製)による消化を行なった。HPLCで調へるとGP−
1はGP−IAとGP−IBの2つの断片に分解されて
いた。NNY128−プロティンA−セファロース4B
によるアフィニティークロマトを行なうと、GP−IA
は素通り画分に、GP−IBも抗体との結合力は弱く、
やや遅れた両分に溶出された。
GP−IAXGP−IBのそれぞれのアミノ酸配列を第
1図に示す。図から明らかなように、N−末端のグルタ
ミン酸の脱離により、抗体との結合力を著しく失ったも
のと判断される。グルタミン酸とそれに続< X−X−
Xの部分を保持するために、改めてアシアロO5Mをサ
ーモリシン消化した。アシアロ05M200μgを20
0μmの緩衝液(20mM hリス塩酸、50mH食塩
、2.5nnM塩化カリウム、pH7,6)に溶かし、
6μgのサーモリシン(生化学工業社製)を加え、24
時間インキュベートした。これをNNY128−プロテ
ィンA−セファロース4Bカラムによってアフィニティ
ークロマトを行ない、充分に洗浄した後、吸着物をpH
11,5の50mMジエチルアミン30m1で溶出した
。HPLCで分析すると、溶出画分に2つのビーり、G
P−2とGP−3がそれぞれ溶出時間約17分と18分
の位置に検出されたので、これらを分取した。それらの
アミノ酸配列を第1図に示す。GP−2はアミノ酸9個
、GP−3は10個からなり、Glu−X−X−X (
GluSer−Thr(hr )の配列が保存されてい
た。QaINkの結合位置は第17位(Set)にも存
在するが、後述のように赤血球のグリコホリンAの構造
との比較により、抗原決定基はGa1NAcと結合した
5er−Thr−Thrを含む糖ペプチドであると思わ
れる。
1図に示す。図から明らかなように、N−末端のグルタ
ミン酸の脱離により、抗体との結合力を著しく失ったも
のと判断される。グルタミン酸とそれに続< X−X−
Xの部分を保持するために、改めてアシアロO5Mをサ
ーモリシン消化した。アシアロ05M200μgを20
0μmの緩衝液(20mM hリス塩酸、50mH食塩
、2.5nnM塩化カリウム、pH7,6)に溶かし、
6μgのサーモリシン(生化学工業社製)を加え、24
時間インキュベートした。これをNNY128−プロテ
ィンA−セファロース4Bカラムによってアフィニティ
ークロマトを行ない、充分に洗浄した後、吸着物をpH
11,5の50mMジエチルアミン30m1で溶出した
。HPLCで分析すると、溶出画分に2つのビーり、G
P−2とGP−3がそれぞれ溶出時間約17分と18分
の位置に検出されたので、これらを分取した。それらの
アミノ酸配列を第1図に示す。GP−2はアミノ酸9個
、GP−3は10個からなり、Glu−X−X−X (
GluSer−Thr(hr )の配列が保存されてい
た。QaINkの結合位置は第17位(Set)にも存
在するが、後述のように赤血球のグリコホリンAの構造
との比較により、抗原決定基はGa1NAcと結合した
5er−Thr−Thrを含む糖ペプチドであると思わ
れる。
(実施例6)単クローン抗体NNY128とグリコホリ
ンAとの反応性 グリフホリンAのN末端部分のアミノ酸配列を第1図に
示す。2.3.4位および10.11.12.13.1
4.15位のセリンおよびトレオニンには、これらのア
ミノ酸に結合したにalNAcに対してガラクトース、
シアル酸などが結合している。従って、このままの形で
はNNY128および従来から抗Tn抗体といわれるも
のとは全く反応しない。グリコホリンAを次のように処
理するとNNY128と強い反応性を示した。
ンAとの反応性 グリフホリンAのN末端部分のアミノ酸配列を第1図に
示す。2.3.4位および10.11.12.13.1
4.15位のセリンおよびトレオニンには、これらのア
ミノ酸に結合したにalNAcに対してガラクトース、
シアル酸などが結合している。従って、このままの形で
はNNY128および従来から抗Tn抗体といわれるも
のとは全く反応しない。グリコホリンAを次のように処
理するとNNY128と強い反応性を示した。
グリコホリンA(シグマ社製)を50mMリン酸緩衝液
(0,14M、pi(7,4)に溶かしく1μg710
0μm)、ポリ塩化ビニル製プレートに同相化しく特開
昭62212568)、これに100μmの0.2M酢
酸緩衝液に溶かしたシアリダーゼ(牛丼化学社製)を5
mU加え、37℃で2時間インキュベートしたのち、同
じ緩衝液でよく洗浄した。次いで、牛皐丸β−ガラクト
シダーゼ(ベーリンガー・マンハイム社製)を10mu
加え、37℃で24時間インキュベートし、さらに5m
Llの酵素を追加した。NNY128を加え、次いで1
11−プロティンAを加えてNNY128の結合量を測
定すると、未処理のグリコホリンAでは1.000カウ
ントであるのに対し、酵素処理後では50,000カウ
ントが認められた。
(0,14M、pi(7,4)に溶かしく1μg710
0μm)、ポリ塩化ビニル製プレートに同相化しく特開
昭62212568)、これに100μmの0.2M酢
酸緩衝液に溶かしたシアリダーゼ(牛丼化学社製)を5
mU加え、37℃で2時間インキュベートしたのち、同
じ緩衝液でよく洗浄した。次いで、牛皐丸β−ガラクト
シダーゼ(ベーリンガー・マンハイム社製)を10mu
加え、37℃で24時間インキュベートし、さらに5m
Llの酵素を追加した。NNY128を加え、次いで1
11−プロティンAを加えてNNY128の結合量を測
定すると、未処理のグリコホリンAでは1.000カウ
ントであるのに対し、酵素処理後では50,000カウ
ントが認められた。
グリコホリンAの10〜15位に連続して結合している
にalNAcがエピトープであるか否かについては現在
のところ不明である。
にalNAcがエピトープであるか否かについては現在
のところ不明である。
(実施例7)エピトープの決定
上記の実施例から明らかな様に、本発明の抗体は、GP
−1、GP−2、GP−3、シアリダーゼおよびβ−ガ
ラクトシダーゼで処理したグリコホリンA(M型および
N型)と強く反応した。第1図に示すとおりこれらのペ
プチドに共通する構造は、(式中RはにalNAcを示
す。) である。しかし、この構造を有するGP−IBとは弱く
しか反応しない。また、この構造のペプチド鎖のN端に
1個のアミノ酸残基が付加した構造を有する、シアリダ
ーゼおよびガラクトシダーゼで処理したグリコホリンA
(M型およびN型)とは強く反応した。即ち、本発明の
抗体は、 れらのいずれでも強く反応することから、これらに限定
諮れるものではなく、Aはどのようなアミノ酸残基であ
っても本発明の抗体に強く認識きれるものと推定され、
本発明の範囲に含まれる。
−1、GP−2、GP−3、シアリダーゼおよびβ−ガ
ラクトシダーゼで処理したグリコホリンA(M型および
N型)と強く反応した。第1図に示すとおりこれらのペ
プチドに共通する構造は、(式中RはにalNAcを示
す。) である。しかし、この構造を有するGP−IBとは弱く
しか反応しない。また、この構造のペプチド鎖のN端に
1個のアミノ酸残基が付加した構造を有する、シアリダ
ーゼおよびガラクトシダーゼで処理したグリコホリンA
(M型およびN型)とは強く反応した。即ち、本発明の
抗体は、 れらのいずれでも強く反応することから、これらに限定
諮れるものではなく、Aはどのようなアミノ酸残基であ
っても本発明の抗体に強く認識きれるものと推定され、
本発明の範囲に含まれる。
ただし、本発明の抗体は、上記式■中のAを有さない式
Iの構造だけを有するGP−IBとも弱く反応すること
から、式Iの構造を有する糖ペプチドを認識する抗体も
本発明の範囲に含まれる。
Iの構造だけを有するGP−IBとも弱く反応すること
から、式Iの構造を有する糖ペプチドを認識する抗体も
本発明の範囲に含まれる。
また、本発明の抗体が認識する構造は、上式■のペプチ
ド鎖のC端にアミノ酸配列を有していることが、必須で
はないが、重要であると考えられる。即ち、本発明の抗
体は、 (式中Aはアミノ酸残基、RはGa1NAcを示す。)
で示される構造を有する糖ペプチドを認識する。
ド鎖のC端にアミノ酸配列を有していることが、必須で
はないが、重要であると考えられる。即ち、本発明の抗
体は、 (式中Aはアミノ酸残基、RはGa1NAcを示す。)
で示される構造を有する糖ペプチドを認識する。
式中のAとしては、第1図から明らかな様に、Glu、
SetまたはLeuが挙げられるが、こ(式中Aはアミ
ノ酸残基、Bはアミノ酸配列、RはGa1NACを示す
。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識する。
SetまたはLeuが挙げられるが、こ(式中Aはアミ
ノ酸残基、Bはアミノ酸配列、RはGa1NACを示す
。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識する。
第1図に示すとおり上記式■中のBとしては、Gln−
Leu−Pro、Gly−Vat −AlaまたはG
1 u −Va l −A 1 aが挙げられる。しか
し、Bとしてはこれら特に共通性の無いアミノ酸配列の
いずれでもよいことから、上記アミノ酸配列に限定され
るものではなく、どのようなアミノ酸配列であっても、
本発明の抗体に強く認識されるものと推定され、本発明
の範囲に含まれる。
Leu−Pro、Gly−Vat −AlaまたはG
1 u −Va l −A 1 aが挙げられる。しか
し、Bとしてはこれら特に共通性の無いアミノ酸配列の
いずれでもよいことから、上記アミノ酸配列に限定され
るものではなく、どのようなアミノ酸配列であっても、
本発明の抗体に強く認識されるものと推定され、本発明
の範囲に含まれる。
(実施例8)単クローン抗体NNY128とffn赤血
球との反応性 採血した新鮮血液を抗血液凝固剤を含むAl5ever
溶液で2倍、希釈し、保存血液とする。この保存血液は
約20% (2,OOOrpm、10分間遠心後のパッ
ク容量)の赤血球を含んでいる。これを原液として赤血
球液を作製する。
球との反応性 採血した新鮮血液を抗血液凝固剤を含むAl5ever
溶液で2倍、希釈し、保存血液とする。この保存血液は
約20% (2,OOOrpm、10分間遠心後のパッ
ク容量)の赤血球を含んでいる。これを原液として赤血
球液を作製する。
5に赤血球浮遊液をPBSで3回洗浄し、最後に2″l
血球浮遊液とする。
血球浮遊液とする。
あらかじめマイクロプレートを用いて調製しておいた抗
体希釈系列液(2“希釈、25μm)に2x血球浮遊液
25μmを添加する。振盪攪拌後、室温で2時間放置し
、凝集を判定する。
体希釈系列液(2“希釈、25μm)に2x血球浮遊液
25μmを添加する。振盪攪拌後、室温で2時間放置し
、凝集を判定する。
In赤血球は、NNY128抗体により凝集したのに対
し、正常赤血球(A型、B型、0型)は全く凝集しなか
った。
し、正常赤血球(A型、B型、0型)は全く凝集しなか
った。
凝集反応陽性の最大希釈は、2“倍(2’ :hybr
i−doma 5pent medium原液〉であっ
た。
i−doma 5pent medium原液〉であっ
た。
他の抗Tnモノクローナル抗体(NCC−LU35(I
gM)とCA3239(IgM))に比べNNY128
によるIn赤血球の凝集価ハ弱い。これは、抗体のクラ
スの違い、即ちIgGと11の違いによるものと考えら
れる。
gM)とCA3239(IgM))に比べNNY128
によるIn赤血球の凝集価ハ弱い。これは、抗体のクラ
スの違い、即ちIgGと11の違いによるものと考えら
れる。
(実施例9)単クローン抗体NNY128と各種糖脂質
との反応性 牛、豚の脳、S賢1116細胞、LS180細胞は水中
で4℃にてダウンス型ホモジナイザーでホモジナイズす
る。ホモジネートにメタノールとクロロホルムを加えて
最終濃度がクロロホルム/メタノール/水(2,7:5
.4:2、v/v )になるようにし、室温で30分間
攪拌して糖脂質を抽出後遠心する。沈殿に2容量の水を
加えてホモジナイズ後、8容量のクロロホルム/メタノ
ール混液(1:2、v/v) ヲ7111え、攪拌下糖
脂質を抽出し、遠心して抽出物を得る。2つの抽出物を
セライト535で濾過した後、分液ロート中で混合し、
水を加えてクロロホルム/メタノール/水(1:2:2
.4、v/v )となるようにする。ゆるやかに攪拌後
放置し上層を除き、下層は水の3倍量のメタノールを加
え良く攪拌後、下層の2倍量のO,001M塩化カリウ
ム水溶液を加えゆるやかに攪拌後1晩放置し上層を得る
。先程の上層と合わせた後、イソブタノールを加えてか
ら減圧下で乾固きせる。乾燥標品をクロロホルム/メタ
ノール/水混液(60:30:4.5、v/v)中で1
晩攪拌後、遠心し不溶物を除いた上清を乾固させる。
との反応性 牛、豚の脳、S賢1116細胞、LS180細胞は水中
で4℃にてダウンス型ホモジナイザーでホモジナイズす
る。ホモジネートにメタノールとクロロホルムを加えて
最終濃度がクロロホルム/メタノール/水(2,7:5
.4:2、v/v )になるようにし、室温で30分間
攪拌して糖脂質を抽出後遠心する。沈殿に2容量の水を
加えてホモジナイズ後、8容量のクロロホルム/メタノ
ール混液(1:2、v/v) ヲ7111え、攪拌下糖
脂質を抽出し、遠心して抽出物を得る。2つの抽出物を
セライト535で濾過した後、分液ロート中で混合し、
水を加えてクロロホルム/メタノール/水(1:2:2
.4、v/v )となるようにする。ゆるやかに攪拌後
放置し上層を除き、下層は水の3倍量のメタノールを加
え良く攪拌後、下層の2倍量のO,001M塩化カリウ
ム水溶液を加えゆるやかに攪拌後1晩放置し上層を得る
。先程の上層と合わせた後、イソブタノールを加えてか
ら減圧下で乾固きせる。乾燥標品をクロロホルム/メタ
ノール/水混液(60:30:4.5、v/v)中で1
晩攪拌後、遠心し不溶物を除いた上清を乾固させる。
乾燥標品を少量の水に対して透析する。透析後、乾固さ
せた標品をメタノールに溶かし遠心して不溶物を除いた
上清を糖脂質画分とした。
せた標品をメタノールに溶かし遠心して不溶物を除いた
上清を糖脂質画分とした。
各々の糖脂質画分にメタノールを加え、1mgの出発物
質(m重量)中に含まれる糖脂質が20μmのメタノー
ルに溶解されているようにする。次にポリ塩化ビニルの
ウェルに20μmの該メタノール溶液を加える。減圧下
でメタノールを蒸発させ糖脂質をウェルの表面にコート
する。1に牛血清アルブミンを加えて30分間インキュ
ベート後、ウェルを洗浄し、次に単クローン抗体NNY
128を加えて室温で3時間反応させ、洗浄後1tJプ
ロテインAを加えて2時間反応きせた後にウェルを洗浄
し、ウェルに結合した放射活性により抗体結合活性を測
定した。その結果どの糖脂質とも全く反応しなかった。
質(m重量)中に含まれる糖脂質が20μmのメタノー
ルに溶解されているようにする。次にポリ塩化ビニルの
ウェルに20μmの該メタノール溶液を加える。減圧下
でメタノールを蒸発させ糖脂質をウェルの表面にコート
する。1に牛血清アルブミンを加えて30分間インキュ
ベート後、ウェルを洗浄し、次に単クローン抗体NNY
128を加えて室温で3時間反応させ、洗浄後1tJプ
ロテインAを加えて2時間反応きせた後にウェルを洗浄
し、ウェルに結合した放射活性により抗体結合活性を測
定した。その結果どの糖脂質とも全く反応しなかった。
参考例 G−50Iの調製
G−50Iはヒト腸癌細胞LS180 (ATCCCL
−187)の細胞膜(原形質膜)を構成し、同時に細胞
外にも分泌されるムチン製糖タンパク質より調製した糖
ペプチドであり、以下の方法によって調製される。
−187)の細胞膜(原形質膜)を構成し、同時に細胞
外にも分泌されるムチン製糖タンパク質より調製した糖
ペプチドであり、以下の方法によって調製される。
ヒト膓癌細胞LS180 (ATCCCL−187)を
Log牛脂児血清を含むダルベツコ培養液で7日間培養
した後採集し、リン酸緩衝食塩水(塩化ナトリウム13
7mM、塩化カリウム2.7mL リン酸−水素ナト
リウム8.1mM、リン酸二水素カリウム1.5mM、
塩化カリウム1.0mM、塩化マグネシウム0.5mM
、以下PBSと略記)で繰り返し洗浄した後、IXトリ
トンX−100(ロームアンドハース社製)を含むPB
Sを加え氷冷下に攪拌し、遠心分離により得た上清を透
析の後凍結乾燥した。これをクロロホルム/メタツル(
2:1、v/v )で脱脂し、0. OIMの酢酸カル
シウムを含む酢酸緩衝液に懸濁して、プロナーゼP(科
研製薬社製)を乾燥体に対し1150を加え少量のトル
エンを加えてから37°Cで3日間放置した後充分なタ
ンパク質分解を行った。はぼ透明になった可溶化細胞消
化液に等容の10にトリクロロ酢酸水溶液を加えて攪拌
の後、放置して生成する不溶物を遠心分離し、得られた
上清に等容のエーテルを加えてよく混和した後、遠心分
離して上清を除いた。水層に更にエーテルを加えてトリ
クロロ酢酸を抽出、遠心する操作を3回繰り返し、水層
がpH5になったことを確かめた後、予め0.5Mピリ
ジン−酢酸緩衝液(pH5,0)で平衡化したセファデ
ックスG−25を充てんしたカラム(1,3x60cm
)に注入し、同じ緩衝液により展開して流出液をフラ
クションコレクターで採取した。オルシノール−硫酸反
応に陽性の両分を集めて凍結乾燥した。得られた乾燥粉
末は0.5Mピリジン−酢酸緩衝液(p)15゜0)に
溶解した後セファデックスG−50を用いて上記同様に
ゲル濾過し、フラクションコレクターで5mlずつに分
画した。この時素通りした画分(G−50I)はムチン
型(0−グリコシド型)糖タンパク質由来の糖ペプチド
を主成分とする。
Log牛脂児血清を含むダルベツコ培養液で7日間培養
した後採集し、リン酸緩衝食塩水(塩化ナトリウム13
7mM、塩化カリウム2.7mL リン酸−水素ナト
リウム8.1mM、リン酸二水素カリウム1.5mM、
塩化カリウム1.0mM、塩化マグネシウム0.5mM
、以下PBSと略記)で繰り返し洗浄した後、IXトリ
トンX−100(ロームアンドハース社製)を含むPB
Sを加え氷冷下に攪拌し、遠心分離により得た上清を透
析の後凍結乾燥した。これをクロロホルム/メタツル(
2:1、v/v )で脱脂し、0. OIMの酢酸カル
シウムを含む酢酸緩衝液に懸濁して、プロナーゼP(科
研製薬社製)を乾燥体に対し1150を加え少量のトル
エンを加えてから37°Cで3日間放置した後充分なタ
ンパク質分解を行った。はぼ透明になった可溶化細胞消
化液に等容の10にトリクロロ酢酸水溶液を加えて攪拌
の後、放置して生成する不溶物を遠心分離し、得られた
上清に等容のエーテルを加えてよく混和した後、遠心分
離して上清を除いた。水層に更にエーテルを加えてトリ
クロロ酢酸を抽出、遠心する操作を3回繰り返し、水層
がpH5になったことを確かめた後、予め0.5Mピリ
ジン−酢酸緩衝液(pH5,0)で平衡化したセファデ
ックスG−25を充てんしたカラム(1,3x60cm
)に注入し、同じ緩衝液により展開して流出液をフラ
クションコレクターで採取した。オルシノール−硫酸反
応に陽性の両分を集めて凍結乾燥した。得られた乾燥粉
末は0.5Mピリジン−酢酸緩衝液(p)15゜0)に
溶解した後セファデックスG−50を用いて上記同様に
ゲル濾過し、フラクションコレクターで5mlずつに分
画した。この時素通りした画分(G−50I)はムチン
型(0−グリコシド型)糖タンパク質由来の糖ペプチド
を主成分とする。
フラクション番号20〜29までの画分を集め、凍結乾
燥により溶媒を除いて、ムチン型糖ペプチドG−50I
を得た。
燥により溶媒を除いて、ムチン型糖ペプチドG−50I
を得た。
因みにフラクション番号30〜56までの画分は血清型
(N−グリコシド型)糖タンパク質に由来する糖ペプチ
ド画分で、これを血清型糖ペプチド)501[とした。
(N−グリコシド型)糖タンパク質に由来する糖ペプチ
ド画分で、これを血清型糖ペプチド)501[とした。
発明の効果
In抗原は癌のほとんど(〜9oz)を占める上皮性癌
細胞の80に以上に発現していることが知られている。
細胞の80に以上に発現していることが知られている。
従って、本発明の抗体は癌の組織化学的診断、in v
ivo画像診断、さらに適当な補助的試薬の付加による
治療などに有効である。さらに、本発明の糖ペプチドを
用いることにより、In抗原を認識する抗体を効率的に
選別できる。
ivo画像診断、さらに適当な補助的試薬の付加による
治療などに有効である。さらに、本発明の糖ペプチドを
用いることにより、In抗原を認識する抗体を効率的に
選別できる。
第1図は各種ペプチドと、NNY128との反応性を示
す。
す。
Claims (10)
- (1)式 I ; 【遺伝子配列があります】 式 I (式中RはGa1NAcを示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識する単クロー
ン抗体。 - (2)式II; 【遺伝子配列があります】 式II (式中Aはアミノ酸残基、RはGa1NAcを示す。)
で示される構造を有する糖ペプチドを認識する単クロー
ン抗体。 - (3)上記式II中のAがGlu、SerまたはLeuで
ある請求項2に記載の単クローン抗体。 - (4)式III; 【遺伝子配列があります】 式III (式中Aはアミノ酸残基、Bはアミノ酸配列、RはGa
1NAcを示す。) で示される構造を有する糖ペプチドを認識する単クロー
ン抗体。 - (5)上記式III中のAがGlu、SerまたはLeu
、BがGln−Leu−Pro、Gly−Val−Al
aまたはGlu−Val−Alaである請求項4に記載
の単クローン抗体。 - (6)IgGに属することを特徴とする請求項1〜5の
いずれかに記載の単クローン抗体。 - (7)ハイブリドーマNNY128により産生される請
求項1〜6のいずれかに記載の単クローン抗体。 - (8)請求項1〜7のいずれかに記載の単クローン抗体
を産生するハイブリドーマ。 - (9)ハイブリドーマNNY128である請求項8に記
載のハイブリドーマ。 - (10)式IV; 【遺伝子配列があります】 (式中YはA1aまたは水素、RはGa1NAcを示す
。)で示される糖ペプチド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1079890A JPH02255097A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 単クローン抗体nny128 |
| EP90105923A EP0390115A1 (en) | 1989-03-29 | 1990-03-28 | Monoclonal antibody NNY128 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1079890A JPH02255097A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 単クローン抗体nny128 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02255097A true JPH02255097A (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=13702860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1079890A Pending JPH02255097A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 単クローン抗体nny128 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0390115A1 (ja) |
| JP (1) | JPH02255097A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019513410A (ja) * | 2016-02-19 | 2019-05-30 | ビーアンドエイチ バイオテクノロジーズ,エルエルシーB&H Biotechnologies, Llc | 抗n−アセチルグルコサミン及びn−アセチルガラクトサミンの抗体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016026143A1 (en) | 2014-08-22 | 2016-02-25 | Huiru Wang | Saccharide-based biomarkers and therapeutics |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4863854A (en) * | 1985-08-12 | 1989-09-05 | Sloan-Kettering Institute For Cancer Research | Monoclonal antibodies to mucin-like human differentiation antigens |
| JP2519038B2 (ja) * | 1986-07-29 | 1996-07-31 | 郁男 山科 | 単クロ―ン抗体及びその製造方法 |
| AU613590B2 (en) * | 1986-11-19 | 1991-08-08 | Bristol-Myers Squibb Company | Hybridomas producing monoclonal antibodies to new mucin epitopes |
| EP0823438A3 (en) * | 1987-01-07 | 1999-09-15 | Imperial Cancer Research Technology Limited | Human mucin cone protein: peptide fragments and antibodies thereto, and uses thereof in diagnostic and therapeutic methods |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1079890A patent/JPH02255097A/ja active Pending
-
1990
- 1990-03-28 EP EP90105923A patent/EP0390115A1/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019513410A (ja) * | 2016-02-19 | 2019-05-30 | ビーアンドエイチ バイオテクノロジーズ,エルエルシーB&H Biotechnologies, Llc | 抗n−アセチルグルコサミン及びn−アセチルガラクトサミンの抗体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0390115A1 (en) | 1990-10-03 |
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