JPH0225549B2 - - Google Patents
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- JPH0225549B2 JPH0225549B2 JP57056750A JP5675082A JPH0225549B2 JP H0225549 B2 JPH0225549 B2 JP H0225549B2 JP 57056750 A JP57056750 A JP 57056750A JP 5675082 A JP5675082 A JP 5675082A JP H0225549 B2 JPH0225549 B2 JP H0225549B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16C—COMPUTATIONAL CHEMISTRY; CHEMOINFORMATICS; COMPUTATIONAL MATERIALS SCIENCE
- G16C20/00—Chemoinformatics, i.e. ICT specially adapted for the handling of physicochemical or structural data of chemical particles, elements, compounds or mixtures
- G16C20/90—Programming languages; Computing architectures; Database systems; Data warehousing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
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Description
本発明は化合物の立体化学情報記憶方法及び装
置に関するものである。 化合物は本来3次元構造であるが、電子計算機
に記憶する場合には2次元で表現するためさまざ
まな困難がある。特に、空間において回転し、立
体的に異なつた化合物を識別したり、逆に立体的
には同一の化合物を同定することは困難であつ
た。 その1つとして、各原子の3次元座標を総て記
述し、記憶させることが行われているが、このよ
うな方法では膨大な記憶容量を要する欠点があ
り、無駄も多く、また立体的な一致が完全に保証
されるわけではない欠点があつた。 一方、単に立体記述子(Stereo Descriptor)
を付記しておく米国の化学抄録サービス(CAS)
の化合物登録システムもあるが、この方法では結
合表中の各原子との対応がとられていないので、
増大する複雑な立体化学に関する情報の要求には
応えられない欠点があつた。またこの方法では、
具体的にどの原子がどのような配置であるかは記
述できないばかりか、後述する式()と式
()は立体記述子が(2R,4S)、(2S,4R)と
異なつているため、かえつて別のものと認定して
しまい、これを避けるためには人手でいちいちチ
エツクし、修正しなければならない欠点があつ
た。 本発明の目的は、原子結合表に立体化学情報を
正確に記述でき、且つ立体記述子との対応が原子
レベルで総てにとることができる化合物の立体化
学情報記憶方法及び装置を提供するにある。 以下本発明を具体例に基いて詳細に説明する。
例えば、鎖状化合物の1つである2,4−ペンタ
ンジオールには3つの立体異性体があり、これら
は主鎖を上下方向に描き表わすフイツシヤー
(Fischer)投影法により紙面上で式()、式
()、式()に示すように描かれる。式()
に示すものは式()に示すものを紙面内で180゜
回転して示したものである。
置に関するものである。 化合物は本来3次元構造であるが、電子計算機
に記憶する場合には2次元で表現するためさまざ
まな困難がある。特に、空間において回転し、立
体的に異なつた化合物を識別したり、逆に立体的
には同一の化合物を同定することは困難であつ
た。 その1つとして、各原子の3次元座標を総て記
述し、記憶させることが行われているが、このよ
うな方法では膨大な記憶容量を要する欠点があ
り、無駄も多く、また立体的な一致が完全に保証
されるわけではない欠点があつた。 一方、単に立体記述子(Stereo Descriptor)
を付記しておく米国の化学抄録サービス(CAS)
の化合物登録システムもあるが、この方法では結
合表中の各原子との対応がとられていないので、
増大する複雑な立体化学に関する情報の要求には
応えられない欠点があつた。またこの方法では、
具体的にどの原子がどのような配置であるかは記
述できないばかりか、後述する式()と式
()は立体記述子が(2R,4S)、(2S,4R)と
異なつているため、かえつて別のものと認定して
しまい、これを避けるためには人手でいちいちチ
エツクし、修正しなければならない欠点があつ
た。 本発明の目的は、原子結合表に立体化学情報を
正確に記述でき、且つ立体記述子との対応が原子
レベルで総てにとることができる化合物の立体化
学情報記憶方法及び装置を提供するにある。 以下本発明を具体例に基いて詳細に説明する。
例えば、鎖状化合物の1つである2,4−ペンタ
ンジオールには3つの立体異性体があり、これら
は主鎖を上下方向に描き表わすフイツシヤー
(Fischer)投影法により紙面上で式()、式
()、式()に示すように描かれる。式()
に示すものは式()に示すものを紙面内で180゜
回転して示したものである。
【式】
【式】
【式】
【式】
これらの式において、実線一は紙面上での結合
を表わし、楔印は紙面より手前に突き出してい
る結合を示している。式()のものは(2R,
4R)−2,4−ペンタンジオールを示し、式
()のものは(2S,4S)−2,4−ペンタンジ
オールを示し、式()のものは(2R,4S)−
meso−2,4−ペンタンジオールを示し、式
()のものは(2S,4R)−meso−2,4−ペン
タンジオールを示す。また、水素原子Hを除く他
の原子につけた番号はこれら原子を特定して記憶
させるために任意につけた原子アドレス番号であ
る。 式()、式()、式()に示すものは、い
かに回転しても重ならず、同一とはなり得ない
が、式()に示すものを、式()に示すもの
は同一のものである。 このような関係を立体的に区別して記憶させる
ために本発明では、化合物の骨格をなす主原子の
正方向(フイツシヤー投影法により主鎖が上下方
向に並ぶように描かれた鎖状化合物では上方向を
正方向とし、また環状化合物では環を右方向即ち
時計方向に回る方向を正方向とする。)の結合関
係を特定して記憶する手段として主原子正方向相
互結合関係記述レジスタと、化合物の骨格をなす
主原子の逆方向(鎖状化合物では下方向を逆方向
とし、また環状化合物では環を左方向即ち反時計
方向に回る方向を逆方向とする。)の結合関係を
特定して記憶する手段として主原子逆方向相互結
合関係記述レジスタとを用い、また主原子の第1
方向(鎖状化合物では右手前方向を第1方向と
し、環状化合物では紙面の前面へ突き出る方向を
第1方向とする。)に結合している側鎖原子の結
合関係を特定して記憶する手段として第1方向・
側鎖原子結合関係記述レジスタと、主原子の第2
方向(鎖状化合物では左手前方向を第2方向と
し、環状化合物では紙面の裏面へ突き出る方向を
第2方向とする。)に結合している側鎖原子の結
合関係を特定して記憶する手段として第2方向・
側鎖原子結合関係記述レジスタとを用いて、各原
子の原子アドレス番号に対応して結合関係を記憶
させるようにしたものである。 なお、鎖状化合物において、フイツシヤー投影
法であるにも拘らず、主鎖が長い等の理由で主鎖
を横向きにして表示した場合は、右から左方向を
正方向とし、左から右方向を逆方向とし、上手前
方向を第1方向とし、下手前方向を第2方向とす
る。 このような各レジスタを用いると、フイツシヤ
ー投影法による化合物の各原子を立体的に記述し
て記憶させることができる。また、このような各
レジスタを用いると、主原子正方向相互結合関係
記述レジスタと主原子逆方向相互結合関係記述レ
ジスタの記憶内容を同じ原子アドレス番号の記憶
欄毎に相互に入れ替え、且つ第1方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタと第2方向・側鎖原子結合
関係記述レジスタの記憶内容を同じ原子アドレス
番号の記憶欄毎に相互に入れ替えることにより、
例えば式()から式()への記憶内容の変
更、或は式()から式()への記憶内容の変
更を容易に行うことができ、式()のものと式
()のものが同一のものかどうかの比較を容易
に行うことができる。 また、化合物の各原子へのアドレス番号の付け
方としては米国のモルガンが提唱したユニークな
付番方法即ちモルガン付番ルールがあり、このモ
ルガン付番ルールによる各原子番号を記憶に用い
ると、立体異性体の識別や同定、或は立体化学に
関する化合物の情報検索を極めて容易に行うこと
ができる。 次に表()、表()、表()、表()に
より前述した式()、式()、式()、式
()の具体的な記憶の仕方について説明する。 各原子に任意に原子アドレス番号をつけて表示
した式()は、モルガン付番ルールにより式
(−M01)、式(−M02)に示すように付番す
ることができる。
を表わし、楔印は紙面より手前に突き出してい
る結合を示している。式()のものは(2R,
4R)−2,4−ペンタンジオールを示し、式
()のものは(2S,4S)−2,4−ペンタンジ
オールを示し、式()のものは(2R,4S)−
meso−2,4−ペンタンジオールを示し、式
()のものは(2S,4R)−meso−2,4−ペン
タンジオールを示す。また、水素原子Hを除く他
の原子につけた番号はこれら原子を特定して記憶
させるために任意につけた原子アドレス番号であ
る。 式()、式()、式()に示すものは、い
かに回転しても重ならず、同一とはなり得ない
が、式()に示すものを、式()に示すもの
は同一のものである。 このような関係を立体的に区別して記憶させる
ために本発明では、化合物の骨格をなす主原子の
正方向(フイツシヤー投影法により主鎖が上下方
向に並ぶように描かれた鎖状化合物では上方向を
正方向とし、また環状化合物では環を右方向即ち
時計方向に回る方向を正方向とする。)の結合関
係を特定して記憶する手段として主原子正方向相
互結合関係記述レジスタと、化合物の骨格をなす
主原子の逆方向(鎖状化合物では下方向を逆方向
とし、また環状化合物では環を左方向即ち反時計
方向に回る方向を逆方向とする。)の結合関係を
特定して記憶する手段として主原子逆方向相互結
合関係記述レジスタとを用い、また主原子の第1
方向(鎖状化合物では右手前方向を第1方向と
し、環状化合物では紙面の前面へ突き出る方向を
第1方向とする。)に結合している側鎖原子の結
合関係を特定して記憶する手段として第1方向・
側鎖原子結合関係記述レジスタと、主原子の第2
方向(鎖状化合物では左手前方向を第2方向と
し、環状化合物では紙面の裏面へ突き出る方向を
第2方向とする。)に結合している側鎖原子の結
合関係を特定して記憶する手段として第2方向・
側鎖原子結合関係記述レジスタとを用いて、各原
子の原子アドレス番号に対応して結合関係を記憶
させるようにしたものである。 なお、鎖状化合物において、フイツシヤー投影
法であるにも拘らず、主鎖が長い等の理由で主鎖
を横向きにして表示した場合は、右から左方向を
正方向とし、左から右方向を逆方向とし、上手前
方向を第1方向とし、下手前方向を第2方向とす
る。 このような各レジスタを用いると、フイツシヤ
ー投影法による化合物の各原子を立体的に記述し
て記憶させることができる。また、このような各
レジスタを用いると、主原子正方向相互結合関係
記述レジスタと主原子逆方向相互結合関係記述レ
ジスタの記憶内容を同じ原子アドレス番号の記憶
欄毎に相互に入れ替え、且つ第1方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタと第2方向・側鎖原子結合
関係記述レジスタの記憶内容を同じ原子アドレス
番号の記憶欄毎に相互に入れ替えることにより、
例えば式()から式()への記憶内容の変
更、或は式()から式()への記憶内容の変
更を容易に行うことができ、式()のものと式
()のものが同一のものかどうかの比較を容易
に行うことができる。 また、化合物の各原子へのアドレス番号の付け
方としては米国のモルガンが提唱したユニークな
付番方法即ちモルガン付番ルールがあり、このモ
ルガン付番ルールによる各原子番号を記憶に用い
ると、立体異性体の識別や同定、或は立体化学に
関する化合物の情報検索を極めて容易に行うこと
ができる。 次に表()、表()、表()、表()に
より前述した式()、式()、式()、式
()の具体的な記憶の仕方について説明する。 各原子に任意に原子アドレス番号をつけて表示
した式()は、モルガン付番ルールにより式
(−M01)、式(−M02)に示すように付番す
ることができる。
【式】
【式】
【式】
これら式()、式(−M01)、式(−
M02)に示す各原子を、本発明の方法により各ア
ドレス番号に対応させて各レジスタに記憶させた
状態を表()に示す。
M02)に示す各原子を、本発明の方法により各ア
ドレス番号に対応させて各レジスタに記憶させた
状態を表()に示す。
【表】
式()について記憶のさせ方は次の通りであ
る。 原子アドレス番号レジスタには、式()につ
いて水素以外の各原子につけた原子アドレス番号
1〜7を記憶させる。 ローカントレジスタには式()の主鎖を構成
する各原子を化学上の観点から位置指定するロー
カントを原子アドレス番号に対応させて記憶させ
る。 原子種レジスタには、原子アドレス番号を付し
た各原子の種類をその原子の原子アドレス番号
1,2,3,4,5,6,7に対応させて、C,
C,C,C,C,O,Oと記憶させる。 結合価レジスタには、原子アドレス番号を付し
た各原子の水素原子以外の原子との結合価をその
原子の各原子アドレス番号に対応させて記憶させ
る。例えば、原子アドレス番号1の炭素原子Cの
場合は水素以外の原子との結合価は1であり、原
子アドレス番号2の炭素原子Cの場合は水素以外
の原子との結合価は3であり、他の原子について
も同様に結合価を認定して、原子アドレス番号に
対応させて記憶させる。 水素価レジスタは、原子アドレス番号を付した
各原子に接続された水素原子の数をその原子の原
子アドレス番号に対応させて記憶させる。例え
ば、原子アドレス番号1の炭素原子Cの場合は水
素原子との結合数は3であり、原子アドレス番号
2の炭素原子Cの場合の水素原子との結合数は1
であり、他の原子についても同様に結合数を認定
して、原子アドレス番号に対応させて記憶させ
る。 立体記述子レジスタには、原子アドレス番号が
2と4の不斉炭素原子につけられている立体記述
子R(Rectus:ラテン語右)、S(Sinister:左)
等を各原子アドレス番号2と4に対応させて記憶
させる。 主原子正方向相互結合関係記述レジスタには、
化合物の骨格をなす主鎖の或る主原子の正方向
(鎖状化合物では上方向)にどの主原子が結合さ
れているか、そのもとになる主原子の原子アドレ
ス番号に対応した箇所に、結合先の主原子の原子
アドレス番号を記憶させる。本例では、原子アド
レス番号1の炭素原子Cの上には主鎖を構成する
主原子は接続されていないので、原子アドレス番
号1に対応した主原子正方向相互結合関係記述レ
ジスタの箇所には何も記憶させない。また、原子
アドレス番号2の炭素原子Cの上には原子アドレ
ス番号1の炭素原子Cが接続されているので、原
子アドレス番号2に対応した主原子正方向相互結
合関係記述レジスタの箇所に1と記憶させる。以
下同様である。 主原子逆方向相互結合関係記述レジスタには、
化合物の骨格をなす主鎖の或る主原子の逆方向
(鎖状化合物では下方向)にどの主原子が結合さ
れているか、そのもとになる主原子の原子アドレ
ス番号に対応した箇所に、結合先の主原子の原子
アドレス番号を記憶させる。本例では、原子アド
レス番号1の炭素原子Cの下には原子アドレス番
号2の炭素原子Cが接続されているので、原子ア
ドレス番号に対応した主原子逆方向相互結合関係
記述レジスタの箇所に2と記憶させる。また、原
子アドレス番号2の炭素原子Cの下には原子アド
レス番号3の炭素原子Cが接続されているので、
原子アドレス番号2に対応した主原子逆方向相互
結合関係記述レジスタの箇所に3と記憶させる。
以下同様である。 第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第1方向(鎖状化合物では、右手前方向)に
側鎖原子が接続されている主鎖の原子について、
その主鎖の原子の原子アドレス番号に対応した箇
所に、接続されている側鎖原子の原子アドレス番
号又は原子記号を記憶させる。本例では、原子ア
ドレス番号2の炭素原子Cの第1方向即ち右手前
方向には水素原子Hが接続されているので、原子
アドレス番号2に対応した第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタの箇所にHを記憶させる。ま
た、原子アドレス番号4の炭素原子Cの第1方向
即ち右手前方向には原子アドレス番号7の酸素原
子Oが接続されているので、原子アドレス番号4
に対応した第1方向・側鎖原子結合関係記述レジ
スタの箇所に7を記憶させる。 第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第2方向(鎖状化合物では左手前方向)に側
鎖原子が接続されている主鎖の原子についてその
主鎖の原子の原子アドレス番号に対応した箇所
に、接続されている側鎖原子の原子アドレス番号
又は原子記号を記憶させる。本例では、原子アド
レス番号2の炭素原子Cの第2方向即ち左手前方
向には原子アドレス番号6の酸素原子Oが接続さ
れているので、原子アドレス番号2に対応した第
2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタの箇所に
6を記憶させる。また、原子アドレス番号4の炭
素原子Cの第2方向即ち左手前方向には水素原子
Hが接続されているので、原子アドレス番号4に
対応した第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの箇所にHと記憶させる。 式(−M01)、式(−M02)の記憶のさせ
方については、原子アドレス番号レジスタには式
(−M01)、式(−M02)について水素以外の
各原子につけたモルガン付番ルールによる原子ア
ドレス番号を記憶させ、それ以外の各レジスタに
対する記憶のさせ方は式()の場合と同様であ
る。この場合、各レジスタに記憶させる原子アド
レス番号はモルガン付番ルールにより付された番
号である。 同様にして各原子に任意にアドレス番号を付し
て表示した式()、式()、式()は、モル
ガン付番ルールにより式(−M01)、式(−
M02)、式(−M01)、式(−M02)、式(−
M01)に示すように付番することができる。ま
た、式(−R)は式(−M01)を面内で180゜
回転して示した式である。
る。 原子アドレス番号レジスタには、式()につ
いて水素以外の各原子につけた原子アドレス番号
1〜7を記憶させる。 ローカントレジスタには式()の主鎖を構成
する各原子を化学上の観点から位置指定するロー
カントを原子アドレス番号に対応させて記憶させ
る。 原子種レジスタには、原子アドレス番号を付し
た各原子の種類をその原子の原子アドレス番号
1,2,3,4,5,6,7に対応させて、C,
C,C,C,C,O,Oと記憶させる。 結合価レジスタには、原子アドレス番号を付し
た各原子の水素原子以外の原子との結合価をその
原子の各原子アドレス番号に対応させて記憶させ
る。例えば、原子アドレス番号1の炭素原子Cの
場合は水素以外の原子との結合価は1であり、原
子アドレス番号2の炭素原子Cの場合は水素以外
の原子との結合価は3であり、他の原子について
も同様に結合価を認定して、原子アドレス番号に
対応させて記憶させる。 水素価レジスタは、原子アドレス番号を付した
各原子に接続された水素原子の数をその原子の原
子アドレス番号に対応させて記憶させる。例え
ば、原子アドレス番号1の炭素原子Cの場合は水
素原子との結合数は3であり、原子アドレス番号
2の炭素原子Cの場合の水素原子との結合数は1
であり、他の原子についても同様に結合数を認定
して、原子アドレス番号に対応させて記憶させ
る。 立体記述子レジスタには、原子アドレス番号が
2と4の不斉炭素原子につけられている立体記述
子R(Rectus:ラテン語右)、S(Sinister:左)
等を各原子アドレス番号2と4に対応させて記憶
させる。 主原子正方向相互結合関係記述レジスタには、
化合物の骨格をなす主鎖の或る主原子の正方向
(鎖状化合物では上方向)にどの主原子が結合さ
れているか、そのもとになる主原子の原子アドレ
ス番号に対応した箇所に、結合先の主原子の原子
アドレス番号を記憶させる。本例では、原子アド
レス番号1の炭素原子Cの上には主鎖を構成する
主原子は接続されていないので、原子アドレス番
号1に対応した主原子正方向相互結合関係記述レ
ジスタの箇所には何も記憶させない。また、原子
アドレス番号2の炭素原子Cの上には原子アドレ
ス番号1の炭素原子Cが接続されているので、原
子アドレス番号2に対応した主原子正方向相互結
合関係記述レジスタの箇所に1と記憶させる。以
下同様である。 主原子逆方向相互結合関係記述レジスタには、
化合物の骨格をなす主鎖の或る主原子の逆方向
(鎖状化合物では下方向)にどの主原子が結合さ
れているか、そのもとになる主原子の原子アドレ
ス番号に対応した箇所に、結合先の主原子の原子
アドレス番号を記憶させる。本例では、原子アド
レス番号1の炭素原子Cの下には原子アドレス番
号2の炭素原子Cが接続されているので、原子ア
ドレス番号に対応した主原子逆方向相互結合関係
記述レジスタの箇所に2と記憶させる。また、原
子アドレス番号2の炭素原子Cの下には原子アド
レス番号3の炭素原子Cが接続されているので、
原子アドレス番号2に対応した主原子逆方向相互
結合関係記述レジスタの箇所に3と記憶させる。
以下同様である。 第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第1方向(鎖状化合物では、右手前方向)に
側鎖原子が接続されている主鎖の原子について、
その主鎖の原子の原子アドレス番号に対応した箇
所に、接続されている側鎖原子の原子アドレス番
号又は原子記号を記憶させる。本例では、原子ア
ドレス番号2の炭素原子Cの第1方向即ち右手前
方向には水素原子Hが接続されているので、原子
アドレス番号2に対応した第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタの箇所にHを記憶させる。ま
た、原子アドレス番号4の炭素原子Cの第1方向
即ち右手前方向には原子アドレス番号7の酸素原
子Oが接続されているので、原子アドレス番号4
に対応した第1方向・側鎖原子結合関係記述レジ
スタの箇所に7を記憶させる。 第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第2方向(鎖状化合物では左手前方向)に側
鎖原子が接続されている主鎖の原子についてその
主鎖の原子の原子アドレス番号に対応した箇所
に、接続されている側鎖原子の原子アドレス番号
又は原子記号を記憶させる。本例では、原子アド
レス番号2の炭素原子Cの第2方向即ち左手前方
向には原子アドレス番号6の酸素原子Oが接続さ
れているので、原子アドレス番号2に対応した第
2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタの箇所に
6を記憶させる。また、原子アドレス番号4の炭
素原子Cの第2方向即ち左手前方向には水素原子
Hが接続されているので、原子アドレス番号4に
対応した第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの箇所にHと記憶させる。 式(−M01)、式(−M02)の記憶のさせ
方については、原子アドレス番号レジスタには式
(−M01)、式(−M02)について水素以外の
各原子につけたモルガン付番ルールによる原子ア
ドレス番号を記憶させ、それ以外の各レジスタに
対する記憶のさせ方は式()の場合と同様であ
る。この場合、各レジスタに記憶させる原子アド
レス番号はモルガン付番ルールにより付された番
号である。 同様にして各原子に任意にアドレス番号を付し
て表示した式()、式()、式()は、モル
ガン付番ルールにより式(−M01)、式(−
M02)、式(−M01)、式(−M02)、式(−
M01)に示すように付番することができる。ま
た、式(−R)は式(−M01)を面内で180゜
回転して示した式である。
【式】
【式】
【式】
これら式()、式(−M01)、式(−
M02)と、式()、式(−M01)、式(−
M02)と、式()、式(−M01)、式(−
R)とに示す各原子を本発明により各アドレス番
号に対応させて各レジスタに記憶させた状態をそ
れぞれ表()、表()、表()に示す。
M02)と、式()、式(−M01)、式(−
M02)と、式()、式(−M01)、式(−
R)とに示す各原子を本発明により各アドレス番
号に対応させて各レジスタに記憶させた状態をそ
れぞれ表()、表()、表()に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
このようにして得られた原子結合表(),
(),(),()においては、主原子正方向相
互結合関係記述レジスタの或る欄に記憶された原
子から主原子逆方向相互結合関係記述レジスタの
同じ欄に記憶された原子の方向が各式を右から見
たとき右回り(時計回り)を意味することにな
る。 また、各原子結合表(),(),(),()
の各レジスタのうち、主原子正方向相互結合関係
記述レジスタと主原子逆方向相互結合関係記述レ
ジスタの記憶内容を各原子アドレス番号毎に入れ
替え、且つ第1方向・側鎖原子結合関係記述レジ
スタと第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
の記憶内容を各原子アドレス番号毎に入れ替える
と、鎖状化合物では各式を面内で180゜回転させた
ことになり、式()、式(−M01)、式(−
M02)、式()、式(−M01)、式(−M02)、
式()、式(−M01)、式(−M02)はこの
回転の結果同一とはならないが、式(−M02)
は式(−M01)を面内で180゜回転した式(−
R)と全く一致する。 なお、フイツシヤー投影法で表示された鎖状化
合物では式を表裏回転することは意味がない。 通常の平面的な記述しかできない原子結合表で
は区別がつかない式()、式()、式()に
示す異性体は、本発明の方法によれば立体化学的
には別のものであり、式()に示すものと式
()に示すものは同一のものであることが判別
できる。 次に、このような鎖状化合物の立体化学情報を
記憶する記憶装置について、(2R,4R)−2,4
−ペンタンジオールの場合を例にとつて説明す
る。第1図に示すように、この装置は化合物の体
系名が文字情報として入力される体系名入力レジ
スタ1を備えている。このレジスタ1の出力は基
本結合表作製回路2に入力される。この基本結合
表作製回路は、化合物の各種の情報が記憶されて
いる辞書レジスタ3からの情報をもとに基本結合
表の作製が行なわれるようになつている。この回
路2の出力は基本結合表レジスタ装置4の所定の
各レジスタに記憶されるようになつている。この
レジスタ装置4は、原子アドレス番号レジスタ5
と、ローカントレジスタ6と、原子種レジスタ7
と、結合価レジスタ8と、水素価レジスタ9と、
立体記述子レジスタ10と、主原子正方向相互結
合関係記述レジスタ11と、主原子逆方向相互結
合関係記述レジスタ12と、第1方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタ13と、第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ14と、結合方向未定原
子レジスタ15とを備えている。なお、基本結合
表レジスタ装置4に対する入力は、図形入力レジ
スタ16から行なうこともできる。この場合、図
形入力レジスタ16からは立体記述子レジスタ1
0を除いて基本結合表レジスタ装置4の総てのレ
ジスタに対して記憶が行なえるようになつてい
る。 基本結合表作製回路2で入力を行なえなかつた
不斉原子に結合された側鎖原子の立体的結合状態
を記憶させるレジスタ13,14に対する入力を
行なうために以下の回路等の手段が設けられてい
る。先ず、基本結合表レジスタ装置4の各レジス
タ5,7,11,12,15からの信号と、不斉
原子の結合先の原子の重さの優先順位を記憶して
いる原子優先順位格納レジスタ18からの情報を
もとに不斉原子の結合先原子の優先順位を比較す
る不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17が
設けられている。この比較回路17は不斉原子の
結合先原子の重さの優先順位を比較してその序列
をつけるようになつている。 比較回路17の出力信号は、不斉原子の結合先
原子の回転方向を判別する不斉原子の結合先原子
回転方向判別回路19に与えられる。この判別回
路19は、不斉原子の結合先原子の重さの優先順
位に基づく重い方から軽い方への回転方向が基本
結合表レジスタ装置4レジスタ11からレジスタ
12の方向をみたときの原子の回転方向と一致し
ているのか否かの判別を行なうようになつてい
る。 判別回路19から一致信号が出されるとこの信
号は第1の立体記述子読出し回路としての第1の
アンド回路20に与えられ、判別回路19から不
一致信号が出されるとこの信号は第2の立体記述
子読出し回路としての第2のアンド回路21に与
えられる。第1のアンド回路20には立体記述子
レジスタ10からもう一方の入力が与えられるよ
うになつていて、判別回路19から一致信号が与
えられたとき立体記述子レジスタ10からの立体
記述子情報R又はS等を読出すようになつてい
る。第2のアンド回路21には立体記述子レジス
タ10からもう一方の入力が与えられるようにな
つていて、判別回路19から不一致信号が与えら
れたとき立体記述子レジスタ10からの立体記述
子情報R又はS等を読出すようになつている。 一致信号で立体記述子レジスタ10の読出しを
行なつた第1のアンド回路20の出力は第1の側
鎖原子格納先判定回路22に与えられる。この判
定回路22は、第2図にフローチヤートで示すよ
うに、第1のアンド回路20から立体記述子情報
Rが読出されたときには、結合方向未定原子レジ
スタ15に仮記憶されている2つの原子のうち水
素原子H又は最も軽い原子を第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタ14の所定の原子アドレス
番号の欄に記憶させ、結合方向未定原子レジスタ
15に仮記憶されている残の1つの原子を第1方
向・側鎖原子結合関係記述レジスタ13の所定の
原子アドレス番号の欄に記憶させるようになつて
いる。また、判定回路22は、第1のアンド回路
20から立体記述子情報Sが読出されたときに
は、結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶され
ている2つの原子のうち水素原子H又は最も軽い
原子を第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
13の所定の原子アドレス番号の欄に記憶させ、
結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶されてい
る残の1つの原子を第2方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタ14の所定の原子アドレス番号の欄
に記憶させるようになつている。 不一致信号で立体記述子レジスタ10の読出し
を行なつた第2のアンド回路21の出力は第2の
側鎖原子格納先判定回路23に与えられる。この
判定回路23は、第2図にフローチヤートで示す
ように、第2のアンド回路21から立体記述子情
報Rが読出されたときには、結合方向未定原子レ
ジスタ15に仮記憶されている2つの原子のうち
水素原子H又は最も軽い原子を第1方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ13の所定の原子アドレ
ス番号の欄に記憶させ、結合方向未定原子レジス
タ15に仮記憶されている残の1つの原子を第2
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ14の所定
の原子アドレス番号の欄に記憶させるようになつ
ている。また、判定回路23は、第2のアンド回
路21から立体記述子情報Sが読出されたときに
は、結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶され
ている2つの原子のうち水素原子H又は最も軽い
原子を第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
14の所定の原子アドレス番号の欄に記憶させ、
結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶されてい
る残の1つの原子を第1方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタ13の所定の原子アドレス番号の欄
に記憶させるようになつている。 このような装置においては、例えば式()に
示された(2R,4R)−2,4−ペンタンジオー
ルという体系名が入力レジスタ1に与えられる
と、所定の電気信号に変換されて基本結合表作製
回路2に入力される。この回路2では、入力され
た(2R,4R)−2,4−ペンタンジオールとい
う情報を例えば「2R,4R」、「2,4」、「ペンタ
ン」、「ジオール」等に分解し、辞書レジスタ3か
らの情報をもとに、基本結合表レジスタ装置4の
各レジスタ5,6,7,8,9,10,11,1
2,15に原子アドレス番号に対応して前述した
表()で説明したようにして各情報を記憶させ
る。この基本結合表レジスタ装置4は、結合方向
未定原子レジスタ15を備えている点で、表
()とは相違している。この結合方向未定原子
レジスタ15は、不斉原子に対する結合方向の判
定がむずかしい側鎖原子を一旦仮に記憶するため
のものである。本例では、結合方向未定原子レジ
スタ15には、原子アドレス番号2に対応して6
とHが記憶され、原子アドレス番号4に対応して
Hと7とが記憶される。 基本結合表レジスタ装置4の所定のレジスタに
対する記憶が完了すると、原子アドレス番号が2
と4の不斉炭素原子に関するレジスタ5,7,1
1,12,15内の情報が不斉原子の結合先原子
優先順位比較回路17に各不斉原子の原子アドレ
ス番号2,4毎に順次与えられる。 比較回路17は原子アドレス番号2の不斉炭素
原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス番号が
1の炭素原子CをもつCH3と、原子アドレス番号
が3の炭素原子CをもつCH2と、原子アドレス番
号が6の酸素原子OをもつOHとが接続されてい
ることが、各レジスタ11,12,15からの信
号でわかる。これら原子の重さの優先順位が水素
原子Hを除外して、原子優先順位格納レジスタ1
8からの情報に基づいて比較される。この場合に
は、重さの原子優先順位は、1番が原子アドレス
番号6の酸素原子Oであり、2番が原子アドレス
番号3の炭素原子Cであり、3番が原子アドレス
番号1の炭素原子Cである。この重さの優先順位
の判定は、 6O>3C−4C>1C のようにして行なわれる。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号2の
不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの優
先順位に基づく重い方から軽い方への回転方向
が、基本結合表レジスタ装置4のレジスタ11か
らレジスタ12の方向をみた右回りの回転方向と
一致するかどうか不斉原子の結合先原子回転方向
判別回路19で判別される。原子アドレス番号2
の不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの
優先順位を、理解を容易にするために式()に
適用して〇印の中に優先順位を記入して表示する
と、式(−A)となる。 この式(−A)を右側からみて、原子アドレ
ス番号2の不斉炭素原子Cにおける結合先原子
の、重さの優先順位に基づく回転方向を判定する
と、6→3→1であることがわかる。この場合、
原子アドレス番号2の欄におけるレジスタ11に
記憶されている原子アドレス番号1の炭素原子C
からレジスタ12に記憶されている原子アドレス
番号3の炭素原子Cの方向1→3が右回りと規定
してあるので、前記6→3→1の回転方向とは不
一致で左回りであることがわかる。このような判
別が不斉原子の結合先原子回転方向判別回路19
で行なわれる。判別回路19から不一致信号が出
ると、この信号は第2の立体記述子読出し回路と
しての第2のアンド回路21に与えられ、原子ア
ドレス番号2の欄における立体記述子レジスタ1
0の記憶内容Rが読出される。読出された立体記
述子情報Rは第2の側鎖原子格納先判定回路23
に与えられる。立体記述子情報Rが与えられる
と、第2の側鎖原子格納先判定回路23は第2図
のフローチヤートに示す如く結合方向未定原子レ
ジスタ15に仮に記憶されていた水素原子Hと原
子アドレス番号6の酸素原子Oのうち、水素原子
Hは第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ1
3の原子アドレス番号2の欄に記憶させ、原子ア
ドレス番号6の酸素原子Oは第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタ14の原子アドレス番号2
の欄に記憶させる。即ち、立体記述子情報がR
で、回転方向が不一致のときは、水素原子Hが式
(−A)を右側から見て原子アドレス番号2の
炭素原子Cの手前に存在させるようにする。 次に、比較回路17は原子アドレス番号4の不
斉炭素原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス
番号が3の炭素原子CをもつCH2と、原子アドレ
ス番号が4の炭素原子CをもつCH3と、原子アド
レス番号が7の酸素原子OをもつOHとが接続さ
れていることが、各レジスタ11,12,15か
らの信号でわかる。これら原子の重さの優先順位
が水素原子Hを除外して、原子優先順位格納レジ
スタ18からの情報に基づいて比較される。この
場合には、重さの原子優先順位は、1番が原子ア
ドレス番号7の酸素原子Oであり、2番が原子ア
ドレス番号3の炭素原子Cであり、3番が原子ア
ドレス番号5の炭素原子Cである。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号4の
不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの優
先順位に基づく回転方向が、基本結合表レジスタ
装置4のレジスタ11からレジスタ12方向をみ
た右回りの回転方向と一致するかどうか不斉原子
の結合先原子回転方向判別回路19で判別され
る。原子アドレス番号4の不斉炭素原子Cにおけ
る結合先原子の、重さの優先順位を、理解を容易
にするために式()に適用して〇印の中に優先
順位を記入して表示すると、式(−B)とな
る。 この式(−B)を右側からみて、原子アドレ
ス番号4の不斉炭素原子Cにおける結合先原子
の、重さの優先順位に基づく回転方向を判定する
と、7→3→5であることがわかる。この場合、
原子アドレス番号4の欄におけるレジスタ11に
記憶されている原子アドレス番号3の炭素原子C
からレジスタ12に記憶されている原子アドレス
番号5の炭素原子Cの方向は3→5で右回りと規
定してあるので、前記の7→3→5と回転方向が
一致していることがわかる。このように判別が不
斉原子の結合先原子回転方向判別回路19で行な
われる。判別回路19から一致信号が出ると、こ
の信号は第1の立体記述子読出し回路としての第
1のアンド回路20に与えられ、原子アドレス番
号4の欄における立体記述子レジスタ10の記憶
内容Rが読出される。読出された立体記述子情報
Rは第1の側鎖原子格納先判定回路22に与えら
れる。立体記述子情報Rが与えられると、第1の
側鎖原子格納先判定回路22は第2図のフローチ
ヤートに示す如く、結合方向未定原子レジスタ1
5に仮に記憶されていた水素原子Hと原子アドレ
ス番号7の酸素原子Oのうち、水素原子Hは第2
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ14の原子
アドレス番号4の欄に記憶させ、原子アドレス番
号7の酸素原子Oは第1方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタ13の原子アドレス番号4の欄に記
憶させる。即ち、立体記述子情報がRで、回転方
向が一致しているときは、水素原子Hが式(−
B)を右側からみて原子アドレス番号4の炭素原
子Cの奥の方に存在させるようにする。 式(−M01)、式(−M02)の記憶につい
ては、式()の原子アドレス番号を式(−
M01)、式(−M02)の原子アドレス番号に変
換することにより、自動的に装置内で行なわせる
ようにする。 式()、式(−M01)、式(−M02)〜式
()、式(−M01)、式(−R)等について
も同様にして記憶を行なわせる。 次に環状化合物の立体的な記憶のさせ方につい
て説明する。例えば、(3S)−コレスタン−3−
オールは、フイツシヤー投影法によれば式()
のように表わされ、その水素原子を除く原子に任
意に原子アドレス番号をつけると同じく式()
に示すようになる。なお、この式において、破線
…は紙面の裏側に突き出している結合を示してい
る。 この場合の環に対する付番は、習慣により図示
のようになされる。 式()に示す各原子を、本発明の方法により
各アドレス番号に対応させて各レジスタに記憶さ
せた状態を表()に示す。
(),(),()においては、主原子正方向相
互結合関係記述レジスタの或る欄に記憶された原
子から主原子逆方向相互結合関係記述レジスタの
同じ欄に記憶された原子の方向が各式を右から見
たとき右回り(時計回り)を意味することにな
る。 また、各原子結合表(),(),(),()
の各レジスタのうち、主原子正方向相互結合関係
記述レジスタと主原子逆方向相互結合関係記述レ
ジスタの記憶内容を各原子アドレス番号毎に入れ
替え、且つ第1方向・側鎖原子結合関係記述レジ
スタと第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
の記憶内容を各原子アドレス番号毎に入れ替える
と、鎖状化合物では各式を面内で180゜回転させた
ことになり、式()、式(−M01)、式(−
M02)、式()、式(−M01)、式(−M02)、
式()、式(−M01)、式(−M02)はこの
回転の結果同一とはならないが、式(−M02)
は式(−M01)を面内で180゜回転した式(−
R)と全く一致する。 なお、フイツシヤー投影法で表示された鎖状化
合物では式を表裏回転することは意味がない。 通常の平面的な記述しかできない原子結合表で
は区別がつかない式()、式()、式()に
示す異性体は、本発明の方法によれば立体化学的
には別のものであり、式()に示すものと式
()に示すものは同一のものであることが判別
できる。 次に、このような鎖状化合物の立体化学情報を
記憶する記憶装置について、(2R,4R)−2,4
−ペンタンジオールの場合を例にとつて説明す
る。第1図に示すように、この装置は化合物の体
系名が文字情報として入力される体系名入力レジ
スタ1を備えている。このレジスタ1の出力は基
本結合表作製回路2に入力される。この基本結合
表作製回路は、化合物の各種の情報が記憶されて
いる辞書レジスタ3からの情報をもとに基本結合
表の作製が行なわれるようになつている。この回
路2の出力は基本結合表レジスタ装置4の所定の
各レジスタに記憶されるようになつている。この
レジスタ装置4は、原子アドレス番号レジスタ5
と、ローカントレジスタ6と、原子種レジスタ7
と、結合価レジスタ8と、水素価レジスタ9と、
立体記述子レジスタ10と、主原子正方向相互結
合関係記述レジスタ11と、主原子逆方向相互結
合関係記述レジスタ12と、第1方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタ13と、第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ14と、結合方向未定原
子レジスタ15とを備えている。なお、基本結合
表レジスタ装置4に対する入力は、図形入力レジ
スタ16から行なうこともできる。この場合、図
形入力レジスタ16からは立体記述子レジスタ1
0を除いて基本結合表レジスタ装置4の総てのレ
ジスタに対して記憶が行なえるようになつてい
る。 基本結合表作製回路2で入力を行なえなかつた
不斉原子に結合された側鎖原子の立体的結合状態
を記憶させるレジスタ13,14に対する入力を
行なうために以下の回路等の手段が設けられてい
る。先ず、基本結合表レジスタ装置4の各レジス
タ5,7,11,12,15からの信号と、不斉
原子の結合先の原子の重さの優先順位を記憶して
いる原子優先順位格納レジスタ18からの情報を
もとに不斉原子の結合先原子の優先順位を比較す
る不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17が
設けられている。この比較回路17は不斉原子の
結合先原子の重さの優先順位を比較してその序列
をつけるようになつている。 比較回路17の出力信号は、不斉原子の結合先
原子の回転方向を判別する不斉原子の結合先原子
回転方向判別回路19に与えられる。この判別回
路19は、不斉原子の結合先原子の重さの優先順
位に基づく重い方から軽い方への回転方向が基本
結合表レジスタ装置4レジスタ11からレジスタ
12の方向をみたときの原子の回転方向と一致し
ているのか否かの判別を行なうようになつてい
る。 判別回路19から一致信号が出されるとこの信
号は第1の立体記述子読出し回路としての第1の
アンド回路20に与えられ、判別回路19から不
一致信号が出されるとこの信号は第2の立体記述
子読出し回路としての第2のアンド回路21に与
えられる。第1のアンド回路20には立体記述子
レジスタ10からもう一方の入力が与えられるよ
うになつていて、判別回路19から一致信号が与
えられたとき立体記述子レジスタ10からの立体
記述子情報R又はS等を読出すようになつてい
る。第2のアンド回路21には立体記述子レジス
タ10からもう一方の入力が与えられるようにな
つていて、判別回路19から不一致信号が与えら
れたとき立体記述子レジスタ10からの立体記述
子情報R又はS等を読出すようになつている。 一致信号で立体記述子レジスタ10の読出しを
行なつた第1のアンド回路20の出力は第1の側
鎖原子格納先判定回路22に与えられる。この判
定回路22は、第2図にフローチヤートで示すよ
うに、第1のアンド回路20から立体記述子情報
Rが読出されたときには、結合方向未定原子レジ
スタ15に仮記憶されている2つの原子のうち水
素原子H又は最も軽い原子を第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタ14の所定の原子アドレス
番号の欄に記憶させ、結合方向未定原子レジスタ
15に仮記憶されている残の1つの原子を第1方
向・側鎖原子結合関係記述レジスタ13の所定の
原子アドレス番号の欄に記憶させるようになつて
いる。また、判定回路22は、第1のアンド回路
20から立体記述子情報Sが読出されたときに
は、結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶され
ている2つの原子のうち水素原子H又は最も軽い
原子を第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
13の所定の原子アドレス番号の欄に記憶させ、
結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶されてい
る残の1つの原子を第2方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタ14の所定の原子アドレス番号の欄
に記憶させるようになつている。 不一致信号で立体記述子レジスタ10の読出し
を行なつた第2のアンド回路21の出力は第2の
側鎖原子格納先判定回路23に与えられる。この
判定回路23は、第2図にフローチヤートで示す
ように、第2のアンド回路21から立体記述子情
報Rが読出されたときには、結合方向未定原子レ
ジスタ15に仮記憶されている2つの原子のうち
水素原子H又は最も軽い原子を第1方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ13の所定の原子アドレ
ス番号の欄に記憶させ、結合方向未定原子レジス
タ15に仮記憶されている残の1つの原子を第2
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ14の所定
の原子アドレス番号の欄に記憶させるようになつ
ている。また、判定回路23は、第2のアンド回
路21から立体記述子情報Sが読出されたときに
は、結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶され
ている2つの原子のうち水素原子H又は最も軽い
原子を第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
14の所定の原子アドレス番号の欄に記憶させ、
結合方向未定原子レジスタ15に仮記憶されてい
る残の1つの原子を第1方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタ13の所定の原子アドレス番号の欄
に記憶させるようになつている。 このような装置においては、例えば式()に
示された(2R,4R)−2,4−ペンタンジオー
ルという体系名が入力レジスタ1に与えられる
と、所定の電気信号に変換されて基本結合表作製
回路2に入力される。この回路2では、入力され
た(2R,4R)−2,4−ペンタンジオールとい
う情報を例えば「2R,4R」、「2,4」、「ペンタ
ン」、「ジオール」等に分解し、辞書レジスタ3か
らの情報をもとに、基本結合表レジスタ装置4の
各レジスタ5,6,7,8,9,10,11,1
2,15に原子アドレス番号に対応して前述した
表()で説明したようにして各情報を記憶させ
る。この基本結合表レジスタ装置4は、結合方向
未定原子レジスタ15を備えている点で、表
()とは相違している。この結合方向未定原子
レジスタ15は、不斉原子に対する結合方向の判
定がむずかしい側鎖原子を一旦仮に記憶するため
のものである。本例では、結合方向未定原子レジ
スタ15には、原子アドレス番号2に対応して6
とHが記憶され、原子アドレス番号4に対応して
Hと7とが記憶される。 基本結合表レジスタ装置4の所定のレジスタに
対する記憶が完了すると、原子アドレス番号が2
と4の不斉炭素原子に関するレジスタ5,7,1
1,12,15内の情報が不斉原子の結合先原子
優先順位比較回路17に各不斉原子の原子アドレ
ス番号2,4毎に順次与えられる。 比較回路17は原子アドレス番号2の不斉炭素
原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス番号が
1の炭素原子CをもつCH3と、原子アドレス番号
が3の炭素原子CをもつCH2と、原子アドレス番
号が6の酸素原子OをもつOHとが接続されてい
ることが、各レジスタ11,12,15からの信
号でわかる。これら原子の重さの優先順位が水素
原子Hを除外して、原子優先順位格納レジスタ1
8からの情報に基づいて比較される。この場合に
は、重さの原子優先順位は、1番が原子アドレス
番号6の酸素原子Oであり、2番が原子アドレス
番号3の炭素原子Cであり、3番が原子アドレス
番号1の炭素原子Cである。この重さの優先順位
の判定は、 6O>3C−4C>1C のようにして行なわれる。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号2の
不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの優
先順位に基づく重い方から軽い方への回転方向
が、基本結合表レジスタ装置4のレジスタ11か
らレジスタ12の方向をみた右回りの回転方向と
一致するかどうか不斉原子の結合先原子回転方向
判別回路19で判別される。原子アドレス番号2
の不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの
優先順位を、理解を容易にするために式()に
適用して〇印の中に優先順位を記入して表示する
と、式(−A)となる。 この式(−A)を右側からみて、原子アドレ
ス番号2の不斉炭素原子Cにおける結合先原子
の、重さの優先順位に基づく回転方向を判定する
と、6→3→1であることがわかる。この場合、
原子アドレス番号2の欄におけるレジスタ11に
記憶されている原子アドレス番号1の炭素原子C
からレジスタ12に記憶されている原子アドレス
番号3の炭素原子Cの方向1→3が右回りと規定
してあるので、前記6→3→1の回転方向とは不
一致で左回りであることがわかる。このような判
別が不斉原子の結合先原子回転方向判別回路19
で行なわれる。判別回路19から不一致信号が出
ると、この信号は第2の立体記述子読出し回路と
しての第2のアンド回路21に与えられ、原子ア
ドレス番号2の欄における立体記述子レジスタ1
0の記憶内容Rが読出される。読出された立体記
述子情報Rは第2の側鎖原子格納先判定回路23
に与えられる。立体記述子情報Rが与えられる
と、第2の側鎖原子格納先判定回路23は第2図
のフローチヤートに示す如く結合方向未定原子レ
ジスタ15に仮に記憶されていた水素原子Hと原
子アドレス番号6の酸素原子Oのうち、水素原子
Hは第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ1
3の原子アドレス番号2の欄に記憶させ、原子ア
ドレス番号6の酸素原子Oは第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタ14の原子アドレス番号2
の欄に記憶させる。即ち、立体記述子情報がR
で、回転方向が不一致のときは、水素原子Hが式
(−A)を右側から見て原子アドレス番号2の
炭素原子Cの手前に存在させるようにする。 次に、比較回路17は原子アドレス番号4の不
斉炭素原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス
番号が3の炭素原子CをもつCH2と、原子アドレ
ス番号が4の炭素原子CをもつCH3と、原子アド
レス番号が7の酸素原子OをもつOHとが接続さ
れていることが、各レジスタ11,12,15か
らの信号でわかる。これら原子の重さの優先順位
が水素原子Hを除外して、原子優先順位格納レジ
スタ18からの情報に基づいて比較される。この
場合には、重さの原子優先順位は、1番が原子ア
ドレス番号7の酸素原子Oであり、2番が原子ア
ドレス番号3の炭素原子Cであり、3番が原子ア
ドレス番号5の炭素原子Cである。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号4の
不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの優
先順位に基づく回転方向が、基本結合表レジスタ
装置4のレジスタ11からレジスタ12方向をみ
た右回りの回転方向と一致するかどうか不斉原子
の結合先原子回転方向判別回路19で判別され
る。原子アドレス番号4の不斉炭素原子Cにおけ
る結合先原子の、重さの優先順位を、理解を容易
にするために式()に適用して〇印の中に優先
順位を記入して表示すると、式(−B)とな
る。 この式(−B)を右側からみて、原子アドレ
ス番号4の不斉炭素原子Cにおける結合先原子
の、重さの優先順位に基づく回転方向を判定する
と、7→3→5であることがわかる。この場合、
原子アドレス番号4の欄におけるレジスタ11に
記憶されている原子アドレス番号3の炭素原子C
からレジスタ12に記憶されている原子アドレス
番号5の炭素原子Cの方向は3→5で右回りと規
定してあるので、前記の7→3→5と回転方向が
一致していることがわかる。このように判別が不
斉原子の結合先原子回転方向判別回路19で行な
われる。判別回路19から一致信号が出ると、こ
の信号は第1の立体記述子読出し回路としての第
1のアンド回路20に与えられ、原子アドレス番
号4の欄における立体記述子レジスタ10の記憶
内容Rが読出される。読出された立体記述子情報
Rは第1の側鎖原子格納先判定回路22に与えら
れる。立体記述子情報Rが与えられると、第1の
側鎖原子格納先判定回路22は第2図のフローチ
ヤートに示す如く、結合方向未定原子レジスタ1
5に仮に記憶されていた水素原子Hと原子アドレ
ス番号7の酸素原子Oのうち、水素原子Hは第2
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ14の原子
アドレス番号4の欄に記憶させ、原子アドレス番
号7の酸素原子Oは第1方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタ13の原子アドレス番号4の欄に記
憶させる。即ち、立体記述子情報がRで、回転方
向が一致しているときは、水素原子Hが式(−
B)を右側からみて原子アドレス番号4の炭素原
子Cの奥の方に存在させるようにする。 式(−M01)、式(−M02)の記憶につい
ては、式()の原子アドレス番号を式(−
M01)、式(−M02)の原子アドレス番号に変
換することにより、自動的に装置内で行なわせる
ようにする。 式()、式(−M01)、式(−M02)〜式
()、式(−M01)、式(−R)等について
も同様にして記憶を行なわせる。 次に環状化合物の立体的な記憶のさせ方につい
て説明する。例えば、(3S)−コレスタン−3−
オールは、フイツシヤー投影法によれば式()
のように表わされ、その水素原子を除く原子に任
意に原子アドレス番号をつけると同じく式()
に示すようになる。なお、この式において、破線
…は紙面の裏側に突き出している結合を示してい
る。 この場合の環に対する付番は、習慣により図示
のようになされる。 式()に示す各原子を、本発明の方法により
各アドレス番号に対応させて各レジスタに記憶さ
せた状態を表()に示す。
【表】
【表】
その記憶のさせ方は次の通りである。原子アド
レス番号レジスタ、ローカントレジスタ、原子種
レジスタ、結合価レジスタ、水素価レジスタ、立
体記述子レジスタについては、前述したと同様で
ある。 縮合部レジスタには、縮合部を構成している炭
素原子の原子アドレス番号に対応して縮合記号J
を記憶させる。 主原子正方向相互結合関係記述レジスタには、
環状化合物の骨格を形成している各主原子の正方
向(環状化合物では、環の外周を右に回る方向を
正方向とする。)にどの主原子が結合されている
のか、そのもとになる主原子アドレス番号に対応
した箇所に、結合されている主原子の原子アドレ
ス番号を記憶させる。本例では、原子アドレス番
号1の炭素原子Cの右には原子アドレス番号10の
炭素原子Cが接続されているので、原子アドレス
番号1に対応した主原子正方向相互結合関係記述
レジスタの箇所に10と記憶させる。以下同様であ
る。 主原子逆方向相互結合関係記述レジスタには環
状化合物の骨格を形成している各主原子の逆方向
(環状化合物では、環の外周を左に回る方向を逆
方向とする。)にどの主原子が結合されているの
か、そのもとになる主原子の原子アドレス番号に
対応した箇所に、結合されている主原子の原子ア
ドレス番号を記憶させる。本例では、原子アドレ
ス番号1の炭素原子Cの左には原子アドレス番号
2の炭素原子Cが接続されているので、原子アド
レス番号1に対応した主原子逆方向相互結合関係
記述レジスタの箇所に2を記憶させる。以下同様
である。 第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第1方向(環状化合物では、前述したように
紙面の前面へ突き出る方向を第1方向とする。)
に側鎖原子が接続されているのか環の主原子につ
いて、その環の主原子の原子アドレス番号に対応
した箇所に、接続されている側鎖原子アドレス番
号又は原子記号を記憶させる。本例では、原子ア
ドレス番号1の炭素原子Cは紙面の前面へ突き出
る方向には何も接続されていないので、原子アド
レス番号1に対応した第1方向・側鎖原子結合関
係記述レジスタの箇所には何も記憶させない。ま
た、原子アドレス番号3の炭素原子Cは紙面の前
面へ突き出る方向には原子アドレス番号28の酸素
原子Oが接続されているので、原子アドレス番号
3に対応した第1方向・側鎖原子結合関係記述レ
ジスタの箇所には28を記憶させる。以下同様であ
る。 第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第2方向(環状化合物では、前述したように
紙面の裏面へ突き出る方向)に側鎖原子が接続さ
れている環の主原子についてその主原子の原子ア
ドレス番号に対応した箇所に、接続されている側
鎖原子の原子アドレス番号又は原子記号を記憶さ
せる。本例では、原子アドレス番号3の炭素原子
Cは紙面の裏面へ突き出る方向には水素原子Hが
接続されているので、原子アドレス番号3に対応
した第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタの
箇所にHを記憶させる。以下同様である。 結合方向未定レジスタには、第1方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタと第2方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタに記憶させるべき側鎖原子が
これらレジスタのうちのいずれに記憶させるのか
未定の場合に、その側鎖原子の原子アドレス番号
又は原子記号を主原子の原子アドレス番号に対応
させて記憶させる。また、このレジスタには、環
の縮合部における一方の炭素原子の相手方の炭素
原子の原子アドレス番号を、その一方の炭素原子
の原子アドレス番号に対応させて記憶させる。本
例では、原子アドレス番号5の炭素原子Cには原
子アドレス番号10の炭素原子が縮合接続されてい
るので、原子アドレス番号5に対応した結合方向
未定原子レジスタの箇所に10を記憶させる。以下
同様である。 このようにして得られた原子結合表()にお
いては、主原子正方向相互結合関係記述レジスタ
の或る欄に記憶された原子から主原子逆方向相互
結合関係記述レジスタの同じ欄に記憶された原子
の方向が右回り(時計回り)を意味することにな
り、環の縮合部においては左回りを意味すること
になる。 また、原子結合表()の各レジスタのうち、
主原子正方向相互結合関係記述レジスタと主原子
逆方向相互結合関係記述レジスタの記憶内容を各
原子アドレス番号毎に入れ替え、且つ第1方向・
側鎖原子結合関係記述レジスタと第2方向・側鎖
原子結合関係記述レジスタの記憶内容を各原子ア
ドレス番号毎に入れ替えると、環状化合物では式
()を表裏回転させたことになる。 なお、環状化合物では、式()を面内で120゜
回転させることは意味がない。 次に、このような環状化合物の立体化学情報を
記憶する記憶装置について、(3S)−コレスタン
−3−オールの場合を例にとつて説明する。第3
図に示すようにこの装置は第1図に示す装置と略
同じであり、ただ基本結合表レジスタ装置4に縮
合部レジスタ24を追加した点で相違している。 このような装置においては、(3S)−コレスタ
ン−3−オールという体系名が入力レジスタ1に
与えられると、所定の電気信号に変換されて基本
結合表作製回路2に入力される。この回路2で
は、入力された(3S)−コレスタン−3−オール
という情報を例えば「3S」、「コレスタン」、
「3」、「オール」等に分解し、辞書レジスタ3か
らの情報をもとに、基本結合表レジスタ装置4の
各レジスタ5,6,7,8,9,24,10,1
1,12,15に原子アドレス番号に対応して前
述した表()で説明したようにして各情報を記
憶させる。 基本結合表レジスタ装置4の所定のレジスタに
対する記憶が完了すると、原子アドレス番号が原
子アドレス番号が3,5,8,9,10,13,14,
17,20の不斉炭素原子に関するレジスタ5,7,
11,12,15内の情報が不斉原子の結合先原
子優先順位比較回路17に各不斉原子の原子アド
レス番号毎に順次与えられる。 比較回路17は、原子アドレス番号3の不斉炭
素原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス番号
が2の炭素原子Cと、原子アドレス番号が4の炭
素原子Cと、原子アドレス番号が28の酸素原子O
とが接続されていることが、各レジスタ11,1
2,15からの信号でわかる。これら原子の重さ
の優先順位が水素原子Hを除外して、原子優先順
位格納レジスタ18からの情報に基いて比較され
る。この場合には、重さの原子優先順位は、1番
が原子アドレス番号28の酸素原子Oであり、2番
が原子アドレス番号4の炭素原子Cであり、3番
が原子アドレス番号2の炭素原子Cである。 この重さの優先順位の判定は、 28O>4C−5CH>2C−1C のようにして行われる。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号3の
不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの優
先順位に基く回転方向28→4→2→28が、基本結
合表レジスタ装置4のレジスタ11からレジスタ
12の方向をみた2→4の右回りの回転方向と一
致するかどうか不斉原子の結合先原子回転方向判
別回路19で判別される。この場合には、基本結
合表レジスタ装置から与えられる回転方向と重さ
の優先順位に基づく回転方向とは不一致であるこ
とがわかる。このような判別が不斉原子の結合先
原子回転方向判別回路19で行われる。判別回路
19から不一致信号が出ると、この信号は第2の
立体記述子読出し回路としての第2のアンド回路
21に与えられ、原子アドレス番号3の欄におけ
る立体化述子レジスタ10の記憶内容Sが読出さ
れる。読出された立体記述子情報Sは第2の側鎖
原子格納先判定回路23に与えられる。立体記述
子情報Sが与えられると、第2の側鎖原子格納先
判定回路23は、第2図のフローチヤートに示す
如く、結合方向未定原子レジスタ15に仮に記憶
されていた水素原子Hと原子アドレス番号28の炭
素原子Oのうち、水素原子Hは第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ14の原子アドレス番号
3の欄に記憶させ、原子アドレス番号28の酸素原
子Oは第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
13の原子アドレス番号3の欄に記憶させる。即
ち、立体記述情報がSで、回転方向が不一致のと
きは、水素原子Hが式()を正面からみて原子
アドレス番号3の炭素原子Cの後方(紙面の裏側
方向)に存在させるようにする。 次に、比較回路17は原子アドレス番号5の炭
素原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス番号
4の炭素原子Cと、原子アドレス番号6の炭素原
子Cと、原子アドレス番号10の縮合部炭素原子C
とが接続されていることが、各レジスタ11,1
2,15,24からの信号でわかる。これら原子
の重さの優先順位が水素原子を除外して、原子優
先順位格納レジスタ18からの情報に基いて比較
される。この場合には、重さの原子優先順位は、
1番が原子アドレス番号4の炭素原子Cであり、
2番が原子アドレス番号10の炭素原子Cであり、
3番が原子アドレス番号6の炭素原子Cである。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号5の
縮合部不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重
さの優先順位に基づく回転方向4→10→6→4
が、基本結合表レジスタ装置4のレジスタ11か
らレジスタ12方向をみた4→6の左回り(縮合
部においては回転方向が逆転する。)の回転方向
と一致するかどうか不斉原子の結合先原子回転方
向判別回路19で判別される。この場合には回転
方向が不一致である。判別回路19から不一致信
号が出ると、この信号は第2の立体記述子読出し
回路としての第2のアンド回路21に与えられ、
原子アドレス番号5の欄における立体記述子レジ
スタ10の記憶内容Sが読出される。立体記述子
情報Sが与えられると、第2の側鎖原子格納先判
定回路23は、第2図のフローチヤートに示す如
く、結合方向未定原子レジスタ15に仮に記憶さ
れていた水素原子Hと原子アドレス番号10の縮合
部炭素原子Cのうち、水素原子Hは第2方向・側
鎖原子結合関係記述レジスタ14の原子アドレス
番号5の欄に記憶させ、原子アドレス番号10の縮
合部炭素原子10はそのまま結合方向未定原子レ
ジスタ15に記憶させておく。即ち、立体記述子
情報がSで、回転方向が不一致のときは、前述し
たように、水素原子Hが式()を正面から見て
原子アドレス番号5の炭素原子Cの後方(紙面の
裏側方向)に存在させるようにする。 なお、(3S)−コレスタン−3−オールをコレ
スタン−3β−オール(βは紙面の上方に側鎖原
子が接続されていることを示し、この体系名では
原子アドレス番号3の箇所にオール(OH)が紙
面の表方向に接続されていることを示している。)
と入力したときには、原子アドレス番号3の炭素
原子Cに接続されている原子アドレス番号28の酸
素原子Oを先に第1方向・側鎖原子結合関係記述
レジスタ13に記憶させるようにしてもよい。 また、図形入力レジスタ16から入力したとき
には、回路17,18,19,20,21,2
2,23,24は、基本結合表レジスタ装置4の
レジスタ13,14の記憶内容のチエツクに使用
することができる。 次に、図形入力レジスタ16から基本結合表レ
ジスタ装置4に入力する場合の具体的記憶装置の
構成について第4図を参照して説明する。図形入
力レジスタ16を用いる場合には、立体記述子レ
ジスタ10を除いて基本結合表レジスタ装置4の
各レジスタ5,6,7,8,9,11,12,1
3,14,15,24に図形入力レジスタ16か
ら所要の情報を総て記憶させることができる。第
4図に示す装置では、図形入力レジスタ16で入
力することができなかつた立体記述子レジスタ1
0へ立体記述子情報を入力させるために不斉原子
の結合先原子回転方向判別回路19の先に立体記
述子第1判定回路25と、立体記述子第2判定回
路26とを設けている。 不斉原子の結合先原子回転方向判別回路19
は、一致信号を立体記述子第1判定回路25に与
え、不一致信号を立体記述子第2判定回路26に
与えるようになつている。 立体記述子第1判定回路25は、第5図のフロ
ーチヤートに示す如く、不斉原子の結合先原子回
転方向判別回路19から或る原子アドレス番号の
不斉原子について結合先原子の回転方向が一致し
ているという信号が入力されると、不斉原子の結
合先原子の格納レジスタである各レジスタ11,
12,13,14,15内にその不斉原子の原子
アドレス番号に対応して記憶されているその不斉
原子の結合先原子の軽重を比較し、そのとき紙面
の裏側へ突き出ている原子を記憶するレジスタ1
4内に軽い方の原子が記憶されていて且つ当該不
斉原子が縮合部に存在していなければ立体記述子
Rを、当該不斉原子が縮合部に存在していれば立
体記述子Sを、その不斉原子アドレス番号に対応
させて立体記述子レジスタ10に記憶させ、その
とき紙面の手前側へ突き出している原子を記憶す
るレジスタ13内に軽い方の原子が記憶されてい
て且つ当該不斉原子が縮合部に存在していなけれ
ば立体記述子Sを、当該不斉原子が縮合部に存在
していれば立体記述子Rを、その不斉原子の原子
アドレス番号に対応させて立体記述子レジスタ1
0に記憶させるようになつている。 立体記述子第2判定回路25は、第5図のフロ
ーチヤートに示す如く、不斉原子の結合先原子回
転方向判別回路19から或る原子アドレス番号の
不斉原子について結合先原子の回転方向が不一致
であるという信号が入力されると、不斉原子の結
合先原子の格納レジスタである各レジスタ11,
12,13,14,15内にその不斉原子の原子
アドレス番号に対応して記憶されているその不斉
原子の結合先原子の軽重を比較し、そのとき紙面
の裏側へ突き出ている原子を記憶するレジスタ1
4内に軽い方の原子が記憶されていて且つ当該不
斉原子が縮合部に存在していなければ立体記述子
Sを、当該不斉原子が縮合部に存在していれば立
体記述子Rを、その不斉原子の原子アドレス番号
に対応させて立体記述子レジスタ10に記憶さ
せ、そのとき紙面の手前側へ突き出している原子
を記憶するレジスタ13内に軽い方の原子が記憶
されていて且つ当該不斉原子が縮合部に存在して
いなければ立体記述子Rを、当該不斉原子が縮合
部に存在していれば立体記述子Sを、その不斉原
子の原子アドレス番号に対応させて立体記述子レ
ジスタ10に記憶させるようになつている。 次に、このような装置による立体記述子の記憶
のさせ方を、式()に示す(3S)−コレスタン
−3−オールを図形入力した場合を例にとつて説
明する。縮合部ではない箇所に存在している原子
アドレス番号3の不斉炭素原子Cの結合先原子に
ついて、基本結合表レジスタ装置4のレジスタ1
1からレジスタ12を見た右回りの回転方向と、
重さの優先順位に基く回転方向が不一致であると
いう信号が不斉原子の結合先原子回転方向判別回
路19から立体記述子第2判定回路26に与えら
れると、その原子アドレス番号3の欄における不
斉原子の結合先原子の格納レジスタである名レジ
スタ11,12,13,14,15内の記憶原子
の軽重を比較する。この場合には、不斉原子の結
合先原子のうちの最も軽い原子である水素原子H
が第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ14
内に記憶されており、且原子アドレス番号3の不
斉炭素原子Cは縮合部に存在しないので、立体記
述子第2判定回路26は第5図のフローチヤート
に示す如く立体記述子Sを、その不斉炭素原子C
の原子アドレス番号3に対応して立体記述子レジ
スタ10に記憶させる。この立体記述子Sは、も
との化合物の記号(3S)と一致した。 次に、縮合部の箇所に存在している原子アドレ
ス番号5の不斉炭素原子について、基本結合表レ
ジスタ装置4のレジスタ11からレジスタ12を
見た左回りの回転方向と、重さの優先順位に基づ
く回転方向が一致しているという信号が不斉原子
の結合先原子回転方向判別回路19から立体記述
子第1判定回路25に与えられると、その原子ア
ドレス番号5の欄における不斉原子の結合先原子
の格納レジスタである各レジスタ11,12,1
3,14,15内の記憶原子の軽重を比較する。
この場合には、不斉原子の結合先原子のうちの最
も軽い原子である水素原子Hが第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ14内に記憶されてお
り、且つ原子アドレス番号5の不斉炭素原子Cは
縮合部に存在するので、立体記述子第1判定回路
25は第5図のフローチヤートに示す如く立体記
述子Sを、その不斉炭素原子Cの原子アドレス番
号5に対応して立体記述子レジスタ10に記憶さ
せる。他の不斉炭素原子についても、第5図のフ
ローチヤートに従つて判定がなされて立体記述子
がその不斉炭素原子の原子アドレス番号に対応し
て立体記述子レジスタ10に記憶される。 なお、本発明の記憶装置は、電子計算機を用い
ることにより容易に実施することができる。 以上説明したように本発明に係る化合物の立体
化学情報記憶方法及び装置においては、主原子正
方向相互結合関係記述レジスタ、主原子逆方向相
互結合関係記述レジスタ、第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタ、第2方向・側鎖原子結合関
係記述レジスタを用いているので、化合物の立体
化学情報を立体的に記述して記憶させることがで
きる。特に、本発明によれば、位置的には全く同
一でも立体的に異なる化合物を電子計算機に立体
的に区別して記述し記憶させることができる。ま
た、このような各レジスタを用いると、主原子正
方向相互結合関係記述レジスタと主原子逆方向相
互結合関係記述レジスタとの記憶内容を同じ原子
アドレス番号の記憶欄毎に相互に入れ替え、且つ
第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタと第2
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタの記憶内容
を同じ原子アドレス番号の記憶欄毎に相互に入れ
替えることにより、鎖状化合物では式を面内で
180゜回転した式への記憶内容の変更が行え、また
環状化合物では式を表裏反転した式への記憶内容
の変更が行え、比較する式が同一のものであるか
どうかの比較判定を容易に行うことができる。更
に本発明は、主として立体記述子を含む化合物の
体系名の解析によつて原子結合表を作る場合に適
用されるが、基本となる骨格(例えば、ペンタ
ン、コレスタン等)の初期の立体特異的な入力も
各レジスタを正方向又は逆方向にたどつて結合先
の原子アドレス番号を記入するだけでよいので容
易に行うことができる。かつまた、本発明によれ
ば、立体特異的な化合物の情報システムの構築が
可能となり、化合物情報の検索におけるその効果
は極めて大である。 本願の第2、第3の発明の記憶装置によれば、
不斉原子の結合先原子優先順位比較回路、原子優
先順位格納レジスタ、不斉原子の結合先原子回転
方向判別回路、第1、第2の立体記述子読出し回
路、第1、第2の側鎖原子格納先判定回路を備え
ているので、立体的に記述すべき側鎖原子を第1
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ又は第2方
向・側鎖原子結合関係記述レジスタのいずれに記
憶させるべきかの判定を自動的に容易に行うこと
ができる。 本願の第3の発明の記憶装置によれば、基本結
合表レジスタ装置が縮合部レジスタを備え、不斉
原子の結合先原子優先順位比較回路が、この縮合
部レジスタからの情報をもとに回転方向の判別を
行うので、縮合部が存在する化合物でも、立体的
に記述すべき側鎖原子を第1方向・側鎖原子結合
関係記述レジスタ、第2方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタのいずれに記憶させるか或は結合方
向未定原子レジスタに記憶状態を残しておくかの
判断を間違いなく行うことができる。 本願の第4の発明の記憶装置によれば、不斉原
子の結合先原子回転方向判別回路の先に、立体記
述子第1判定回路と立体記述子第2判定回路を設
けたので、図形入力レジスタで入力できない基本
結合表レジスタ装置内の立体記述子レジスタへの
記憶させる立体記述子の判定を自動的に容易に行
うことができる。
レス番号レジスタ、ローカントレジスタ、原子種
レジスタ、結合価レジスタ、水素価レジスタ、立
体記述子レジスタについては、前述したと同様で
ある。 縮合部レジスタには、縮合部を構成している炭
素原子の原子アドレス番号に対応して縮合記号J
を記憶させる。 主原子正方向相互結合関係記述レジスタには、
環状化合物の骨格を形成している各主原子の正方
向(環状化合物では、環の外周を右に回る方向を
正方向とする。)にどの主原子が結合されている
のか、そのもとになる主原子アドレス番号に対応
した箇所に、結合されている主原子の原子アドレ
ス番号を記憶させる。本例では、原子アドレス番
号1の炭素原子Cの右には原子アドレス番号10の
炭素原子Cが接続されているので、原子アドレス
番号1に対応した主原子正方向相互結合関係記述
レジスタの箇所に10と記憶させる。以下同様であ
る。 主原子逆方向相互結合関係記述レジスタには環
状化合物の骨格を形成している各主原子の逆方向
(環状化合物では、環の外周を左に回る方向を逆
方向とする。)にどの主原子が結合されているの
か、そのもとになる主原子の原子アドレス番号に
対応した箇所に、結合されている主原子の原子ア
ドレス番号を記憶させる。本例では、原子アドレ
ス番号1の炭素原子Cの左には原子アドレス番号
2の炭素原子Cが接続されているので、原子アド
レス番号1に対応した主原子逆方向相互結合関係
記述レジスタの箇所に2を記憶させる。以下同様
である。 第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第1方向(環状化合物では、前述したように
紙面の前面へ突き出る方向を第1方向とする。)
に側鎖原子が接続されているのか環の主原子につ
いて、その環の主原子の原子アドレス番号に対応
した箇所に、接続されている側鎖原子アドレス番
号又は原子記号を記憶させる。本例では、原子ア
ドレス番号1の炭素原子Cは紙面の前面へ突き出
る方向には何も接続されていないので、原子アド
レス番号1に対応した第1方向・側鎖原子結合関
係記述レジスタの箇所には何も記憶させない。ま
た、原子アドレス番号3の炭素原子Cは紙面の前
面へ突き出る方向には原子アドレス番号28の酸素
原子Oが接続されているので、原子アドレス番号
3に対応した第1方向・側鎖原子結合関係記述レ
ジスタの箇所には28を記憶させる。以下同様であ
る。 第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタに
は、第2方向(環状化合物では、前述したように
紙面の裏面へ突き出る方向)に側鎖原子が接続さ
れている環の主原子についてその主原子の原子ア
ドレス番号に対応した箇所に、接続されている側
鎖原子の原子アドレス番号又は原子記号を記憶さ
せる。本例では、原子アドレス番号3の炭素原子
Cは紙面の裏面へ突き出る方向には水素原子Hが
接続されているので、原子アドレス番号3に対応
した第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタの
箇所にHを記憶させる。以下同様である。 結合方向未定レジスタには、第1方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタと第2方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタに記憶させるべき側鎖原子が
これらレジスタのうちのいずれに記憶させるのか
未定の場合に、その側鎖原子の原子アドレス番号
又は原子記号を主原子の原子アドレス番号に対応
させて記憶させる。また、このレジスタには、環
の縮合部における一方の炭素原子の相手方の炭素
原子の原子アドレス番号を、その一方の炭素原子
の原子アドレス番号に対応させて記憶させる。本
例では、原子アドレス番号5の炭素原子Cには原
子アドレス番号10の炭素原子が縮合接続されてい
るので、原子アドレス番号5に対応した結合方向
未定原子レジスタの箇所に10を記憶させる。以下
同様である。 このようにして得られた原子結合表()にお
いては、主原子正方向相互結合関係記述レジスタ
の或る欄に記憶された原子から主原子逆方向相互
結合関係記述レジスタの同じ欄に記憶された原子
の方向が右回り(時計回り)を意味することにな
り、環の縮合部においては左回りを意味すること
になる。 また、原子結合表()の各レジスタのうち、
主原子正方向相互結合関係記述レジスタと主原子
逆方向相互結合関係記述レジスタの記憶内容を各
原子アドレス番号毎に入れ替え、且つ第1方向・
側鎖原子結合関係記述レジスタと第2方向・側鎖
原子結合関係記述レジスタの記憶内容を各原子ア
ドレス番号毎に入れ替えると、環状化合物では式
()を表裏回転させたことになる。 なお、環状化合物では、式()を面内で120゜
回転させることは意味がない。 次に、このような環状化合物の立体化学情報を
記憶する記憶装置について、(3S)−コレスタン
−3−オールの場合を例にとつて説明する。第3
図に示すようにこの装置は第1図に示す装置と略
同じであり、ただ基本結合表レジスタ装置4に縮
合部レジスタ24を追加した点で相違している。 このような装置においては、(3S)−コレスタ
ン−3−オールという体系名が入力レジスタ1に
与えられると、所定の電気信号に変換されて基本
結合表作製回路2に入力される。この回路2で
は、入力された(3S)−コレスタン−3−オール
という情報を例えば「3S」、「コレスタン」、
「3」、「オール」等に分解し、辞書レジスタ3か
らの情報をもとに、基本結合表レジスタ装置4の
各レジスタ5,6,7,8,9,24,10,1
1,12,15に原子アドレス番号に対応して前
述した表()で説明したようにして各情報を記
憶させる。 基本結合表レジスタ装置4の所定のレジスタに
対する記憶が完了すると、原子アドレス番号が原
子アドレス番号が3,5,8,9,10,13,14,
17,20の不斉炭素原子に関するレジスタ5,7,
11,12,15内の情報が不斉原子の結合先原
子優先順位比較回路17に各不斉原子の原子アド
レス番号毎に順次与えられる。 比較回路17は、原子アドレス番号3の不斉炭
素原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス番号
が2の炭素原子Cと、原子アドレス番号が4の炭
素原子Cと、原子アドレス番号が28の酸素原子O
とが接続されていることが、各レジスタ11,1
2,15からの信号でわかる。これら原子の重さ
の優先順位が水素原子Hを除外して、原子優先順
位格納レジスタ18からの情報に基いて比較され
る。この場合には、重さの原子優先順位は、1番
が原子アドレス番号28の酸素原子Oであり、2番
が原子アドレス番号4の炭素原子Cであり、3番
が原子アドレス番号2の炭素原子Cである。 この重さの優先順位の判定は、 28O>4C−5CH>2C−1C のようにして行われる。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号3の
不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重さの優
先順位に基く回転方向28→4→2→28が、基本結
合表レジスタ装置4のレジスタ11からレジスタ
12の方向をみた2→4の右回りの回転方向と一
致するかどうか不斉原子の結合先原子回転方向判
別回路19で判別される。この場合には、基本結
合表レジスタ装置から与えられる回転方向と重さ
の優先順位に基づく回転方向とは不一致であるこ
とがわかる。このような判別が不斉原子の結合先
原子回転方向判別回路19で行われる。判別回路
19から不一致信号が出ると、この信号は第2の
立体記述子読出し回路としての第2のアンド回路
21に与えられ、原子アドレス番号3の欄におけ
る立体化述子レジスタ10の記憶内容Sが読出さ
れる。読出された立体記述子情報Sは第2の側鎖
原子格納先判定回路23に与えられる。立体記述
子情報Sが与えられると、第2の側鎖原子格納先
判定回路23は、第2図のフローチヤートに示す
如く、結合方向未定原子レジスタ15に仮に記憶
されていた水素原子Hと原子アドレス番号28の炭
素原子Oのうち、水素原子Hは第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ14の原子アドレス番号
3の欄に記憶させ、原子アドレス番号28の酸素原
子Oは第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
13の原子アドレス番号3の欄に記憶させる。即
ち、立体記述情報がSで、回転方向が不一致のと
きは、水素原子Hが式()を正面からみて原子
アドレス番号3の炭素原子Cの後方(紙面の裏側
方向)に存在させるようにする。 次に、比較回路17は原子アドレス番号5の炭
素原子Cには、水素原子Hと、原子アドレス番号
4の炭素原子Cと、原子アドレス番号6の炭素原
子Cと、原子アドレス番号10の縮合部炭素原子C
とが接続されていることが、各レジスタ11,1
2,15,24からの信号でわかる。これら原子
の重さの優先順位が水素原子を除外して、原子優
先順位格納レジスタ18からの情報に基いて比較
される。この場合には、重さの原子優先順位は、
1番が原子アドレス番号4の炭素原子Cであり、
2番が原子アドレス番号10の炭素原子Cであり、
3番が原子アドレス番号6の炭素原子Cである。 不斉原子の結合先原子優先順位比較回路17か
らの出力信号に基づいて、原子アドレス番号5の
縮合部不斉炭素原子Cにおける結合先原子の、重
さの優先順位に基づく回転方向4→10→6→4
が、基本結合表レジスタ装置4のレジスタ11か
らレジスタ12方向をみた4→6の左回り(縮合
部においては回転方向が逆転する。)の回転方向
と一致するかどうか不斉原子の結合先原子回転方
向判別回路19で判別される。この場合には回転
方向が不一致である。判別回路19から不一致信
号が出ると、この信号は第2の立体記述子読出し
回路としての第2のアンド回路21に与えられ、
原子アドレス番号5の欄における立体記述子レジ
スタ10の記憶内容Sが読出される。立体記述子
情報Sが与えられると、第2の側鎖原子格納先判
定回路23は、第2図のフローチヤートに示す如
く、結合方向未定原子レジスタ15に仮に記憶さ
れていた水素原子Hと原子アドレス番号10の縮合
部炭素原子Cのうち、水素原子Hは第2方向・側
鎖原子結合関係記述レジスタ14の原子アドレス
番号5の欄に記憶させ、原子アドレス番号10の縮
合部炭素原子10はそのまま結合方向未定原子レ
ジスタ15に記憶させておく。即ち、立体記述子
情報がSで、回転方向が不一致のときは、前述し
たように、水素原子Hが式()を正面から見て
原子アドレス番号5の炭素原子Cの後方(紙面の
裏側方向)に存在させるようにする。 なお、(3S)−コレスタン−3−オールをコレ
スタン−3β−オール(βは紙面の上方に側鎖原
子が接続されていることを示し、この体系名では
原子アドレス番号3の箇所にオール(OH)が紙
面の表方向に接続されていることを示している。)
と入力したときには、原子アドレス番号3の炭素
原子Cに接続されている原子アドレス番号28の酸
素原子Oを先に第1方向・側鎖原子結合関係記述
レジスタ13に記憶させるようにしてもよい。 また、図形入力レジスタ16から入力したとき
には、回路17,18,19,20,21,2
2,23,24は、基本結合表レジスタ装置4の
レジスタ13,14の記憶内容のチエツクに使用
することができる。 次に、図形入力レジスタ16から基本結合表レ
ジスタ装置4に入力する場合の具体的記憶装置の
構成について第4図を参照して説明する。図形入
力レジスタ16を用いる場合には、立体記述子レ
ジスタ10を除いて基本結合表レジスタ装置4の
各レジスタ5,6,7,8,9,11,12,1
3,14,15,24に図形入力レジスタ16か
ら所要の情報を総て記憶させることができる。第
4図に示す装置では、図形入力レジスタ16で入
力することができなかつた立体記述子レジスタ1
0へ立体記述子情報を入力させるために不斉原子
の結合先原子回転方向判別回路19の先に立体記
述子第1判定回路25と、立体記述子第2判定回
路26とを設けている。 不斉原子の結合先原子回転方向判別回路19
は、一致信号を立体記述子第1判定回路25に与
え、不一致信号を立体記述子第2判定回路26に
与えるようになつている。 立体記述子第1判定回路25は、第5図のフロ
ーチヤートに示す如く、不斉原子の結合先原子回
転方向判別回路19から或る原子アドレス番号の
不斉原子について結合先原子の回転方向が一致し
ているという信号が入力されると、不斉原子の結
合先原子の格納レジスタである各レジスタ11,
12,13,14,15内にその不斉原子の原子
アドレス番号に対応して記憶されているその不斉
原子の結合先原子の軽重を比較し、そのとき紙面
の裏側へ突き出ている原子を記憶するレジスタ1
4内に軽い方の原子が記憶されていて且つ当該不
斉原子が縮合部に存在していなければ立体記述子
Rを、当該不斉原子が縮合部に存在していれば立
体記述子Sを、その不斉原子アドレス番号に対応
させて立体記述子レジスタ10に記憶させ、その
とき紙面の手前側へ突き出している原子を記憶す
るレジスタ13内に軽い方の原子が記憶されてい
て且つ当該不斉原子が縮合部に存在していなけれ
ば立体記述子Sを、当該不斉原子が縮合部に存在
していれば立体記述子Rを、その不斉原子の原子
アドレス番号に対応させて立体記述子レジスタ1
0に記憶させるようになつている。 立体記述子第2判定回路25は、第5図のフロ
ーチヤートに示す如く、不斉原子の結合先原子回
転方向判別回路19から或る原子アドレス番号の
不斉原子について結合先原子の回転方向が不一致
であるという信号が入力されると、不斉原子の結
合先原子の格納レジスタである各レジスタ11,
12,13,14,15内にその不斉原子の原子
アドレス番号に対応して記憶されているその不斉
原子の結合先原子の軽重を比較し、そのとき紙面
の裏側へ突き出ている原子を記憶するレジスタ1
4内に軽い方の原子が記憶されていて且つ当該不
斉原子が縮合部に存在していなければ立体記述子
Sを、当該不斉原子が縮合部に存在していれば立
体記述子Rを、その不斉原子の原子アドレス番号
に対応させて立体記述子レジスタ10に記憶さ
せ、そのとき紙面の手前側へ突き出している原子
を記憶するレジスタ13内に軽い方の原子が記憶
されていて且つ当該不斉原子が縮合部に存在して
いなければ立体記述子Rを、当該不斉原子が縮合
部に存在していれば立体記述子Sを、その不斉原
子の原子アドレス番号に対応させて立体記述子レ
ジスタ10に記憶させるようになつている。 次に、このような装置による立体記述子の記憶
のさせ方を、式()に示す(3S)−コレスタン
−3−オールを図形入力した場合を例にとつて説
明する。縮合部ではない箇所に存在している原子
アドレス番号3の不斉炭素原子Cの結合先原子に
ついて、基本結合表レジスタ装置4のレジスタ1
1からレジスタ12を見た右回りの回転方向と、
重さの優先順位に基く回転方向が不一致であると
いう信号が不斉原子の結合先原子回転方向判別回
路19から立体記述子第2判定回路26に与えら
れると、その原子アドレス番号3の欄における不
斉原子の結合先原子の格納レジスタである名レジ
スタ11,12,13,14,15内の記憶原子
の軽重を比較する。この場合には、不斉原子の結
合先原子のうちの最も軽い原子である水素原子H
が第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ14
内に記憶されており、且原子アドレス番号3の不
斉炭素原子Cは縮合部に存在しないので、立体記
述子第2判定回路26は第5図のフローチヤート
に示す如く立体記述子Sを、その不斉炭素原子C
の原子アドレス番号3に対応して立体記述子レジ
スタ10に記憶させる。この立体記述子Sは、も
との化合物の記号(3S)と一致した。 次に、縮合部の箇所に存在している原子アドレ
ス番号5の不斉炭素原子について、基本結合表レ
ジスタ装置4のレジスタ11からレジスタ12を
見た左回りの回転方向と、重さの優先順位に基づ
く回転方向が一致しているという信号が不斉原子
の結合先原子回転方向判別回路19から立体記述
子第1判定回路25に与えられると、その原子ア
ドレス番号5の欄における不斉原子の結合先原子
の格納レジスタである各レジスタ11,12,1
3,14,15内の記憶原子の軽重を比較する。
この場合には、不斉原子の結合先原子のうちの最
も軽い原子である水素原子Hが第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタ14内に記憶されてお
り、且つ原子アドレス番号5の不斉炭素原子Cは
縮合部に存在するので、立体記述子第1判定回路
25は第5図のフローチヤートに示す如く立体記
述子Sを、その不斉炭素原子Cの原子アドレス番
号5に対応して立体記述子レジスタ10に記憶さ
せる。他の不斉炭素原子についても、第5図のフ
ローチヤートに従つて判定がなされて立体記述子
がその不斉炭素原子の原子アドレス番号に対応し
て立体記述子レジスタ10に記憶される。 なお、本発明の記憶装置は、電子計算機を用い
ることにより容易に実施することができる。 以上説明したように本発明に係る化合物の立体
化学情報記憶方法及び装置においては、主原子正
方向相互結合関係記述レジスタ、主原子逆方向相
互結合関係記述レジスタ、第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタ、第2方向・側鎖原子結合関
係記述レジスタを用いているので、化合物の立体
化学情報を立体的に記述して記憶させることがで
きる。特に、本発明によれば、位置的には全く同
一でも立体的に異なる化合物を電子計算機に立体
的に区別して記述し記憶させることができる。ま
た、このような各レジスタを用いると、主原子正
方向相互結合関係記述レジスタと主原子逆方向相
互結合関係記述レジスタとの記憶内容を同じ原子
アドレス番号の記憶欄毎に相互に入れ替え、且つ
第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタと第2
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタの記憶内容
を同じ原子アドレス番号の記憶欄毎に相互に入れ
替えることにより、鎖状化合物では式を面内で
180゜回転した式への記憶内容の変更が行え、また
環状化合物では式を表裏反転した式への記憶内容
の変更が行え、比較する式が同一のものであるか
どうかの比較判定を容易に行うことができる。更
に本発明は、主として立体記述子を含む化合物の
体系名の解析によつて原子結合表を作る場合に適
用されるが、基本となる骨格(例えば、ペンタ
ン、コレスタン等)の初期の立体特異的な入力も
各レジスタを正方向又は逆方向にたどつて結合先
の原子アドレス番号を記入するだけでよいので容
易に行うことができる。かつまた、本発明によれ
ば、立体特異的な化合物の情報システムの構築が
可能となり、化合物情報の検索におけるその効果
は極めて大である。 本願の第2、第3の発明の記憶装置によれば、
不斉原子の結合先原子優先順位比較回路、原子優
先順位格納レジスタ、不斉原子の結合先原子回転
方向判別回路、第1、第2の立体記述子読出し回
路、第1、第2の側鎖原子格納先判定回路を備え
ているので、立体的に記述すべき側鎖原子を第1
方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ又は第2方
向・側鎖原子結合関係記述レジスタのいずれに記
憶させるべきかの判定を自動的に容易に行うこと
ができる。 本願の第3の発明の記憶装置によれば、基本結
合表レジスタ装置が縮合部レジスタを備え、不斉
原子の結合先原子優先順位比較回路が、この縮合
部レジスタからの情報をもとに回転方向の判別を
行うので、縮合部が存在する化合物でも、立体的
に記述すべき側鎖原子を第1方向・側鎖原子結合
関係記述レジスタ、第2方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタのいずれに記憶させるか或は結合方
向未定原子レジスタに記憶状態を残しておくかの
判断を間違いなく行うことができる。 本願の第4の発明の記憶装置によれば、不斉原
子の結合先原子回転方向判別回路の先に、立体記
述子第1判定回路と立体記述子第2判定回路を設
けたので、図形入力レジスタで入力できない基本
結合表レジスタ装置内の立体記述子レジスタへの
記憶させる立体記述子の判定を自動的に容易に行
うことができる。
第1図、第3図、第4図は本発明に係る記憶装
置の3種の実施例を示すブロツク図、第2図は第
1図及び第3図に示す装置において記憶させるべ
き箇所を判定するためのフローチヤート、第5図
は第4図に示す装置における立体記述子レジスタ
へ記憶させるべき立体記述子を判定するためのフ
ローチヤートである。 1……体系名入力レジスタ、2……基本結合表
作製回路、3……辞書レジスタ、4……基本結合
表レジスタ装置、5……原子アドレス番号レジス
タ、6……ローカントレジスタ、7……原子種レ
ジスタ、8……結合価レジスタ、9……水素価レ
ジスタ、10……立体記述子レジスタ、11……
主原子正方向相互結合関係記述レジスタ、12…
…主原子逆方向相互結合関係記述レジスタ、13
……第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ、
14……第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タ、15……結合方向未定原子レジスタ、16…
…図形入力レジスタ、17……不斉原子の結合先
原子優先順位比較回路、18……原子優先順位格
納レジスタ、19……不斉原子の結合先原子回転
方向判別回路、20……第1の立体記述子読出し
回路、21……第2の立体記述子読出し回路、2
2……第1の側鎖原子格納先判定回路、23……
第2の側鎖原子格納先判定回路、24……縮合部
レジスタ、25……立体記述子第1判定回路、2
6……立体記述子第2判定回路。
置の3種の実施例を示すブロツク図、第2図は第
1図及び第3図に示す装置において記憶させるべ
き箇所を判定するためのフローチヤート、第5図
は第4図に示す装置における立体記述子レジスタ
へ記憶させるべき立体記述子を判定するためのフ
ローチヤートである。 1……体系名入力レジスタ、2……基本結合表
作製回路、3……辞書レジスタ、4……基本結合
表レジスタ装置、5……原子アドレス番号レジス
タ、6……ローカントレジスタ、7……原子種レ
ジスタ、8……結合価レジスタ、9……水素価レ
ジスタ、10……立体記述子レジスタ、11……
主原子正方向相互結合関係記述レジスタ、12…
…主原子逆方向相互結合関係記述レジスタ、13
……第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ、
14……第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タ、15……結合方向未定原子レジスタ、16…
…図形入力レジスタ、17……不斉原子の結合先
原子優先順位比較回路、18……原子優先順位格
納レジスタ、19……不斉原子の結合先原子回転
方向判別回路、20……第1の立体記述子読出し
回路、21……第2の立体記述子読出し回路、2
2……第1の側鎖原子格納先判定回路、23……
第2の側鎖原子格納先判定回路、24……縮合部
レジスタ、25……立体記述子第1判定回路、2
6……立体記述子第2判定回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 化合物を構成する各原子のうち少なくとも主
要な原子に原子アドレス番号を付番し、前記化合
物の骨格を形成する各主原子の結合関係を正方向
にみて記述する主原子正方向相互結合関係記述レ
ジスタに前記各主原子の正方向における結合先の
主原子の原子アドレス番号をそのもとになる主原
子の原子アドレス番号に対応して記憶させ、前記
化合物の骨格を形成する各主原子の結合関係を逆
方向にみて記述する主原子逆方向相互結合関係記
述レジスタに前記各主原子の逆方向における結合
先の主原子の原子アドレス番号をそのもとになる
主原子の原子アドレス番号の欄に対応して記憶さ
せ、前記化合物の主原子に対して第1方向に接続
される側鎖原子の原子アドレス番号又は原子記号
をそのもとになる主原子の原子アドレス番号に対
応して第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
に記憶させ、前記化合物の主原子に対して第2方
向に接続されている側鎖原子の原子アドレス番号
又は原子記号をそのもとになる主原子の原子アド
レス番号に対応して第2方向・側鎖原子結合関係
記述レジスタに記憶させることを特徴とする化合
物の立体化学情報記憶方法。 2 a 化合物を構成する各原子のうち少なくと
も主要な原子に付番された原子アドレス番号を
記憶する原子アドレス番号レジスタと、前記化
合物を構成する各主原子のうち少なくとも主要
な原子を化学上の観点から位置指定するローカ
ントをその原子の原子アドレス番号に対応して
記憶するローカントレジスタと、前記原子アド
レス番号が付番された各原子の種類をその原子
の前記原子アドレス番号に対応して記憶させる
原子種レジスタと、前記化合物中の不斉原子に
つけられている立体記述子をその不斉原子の原
子アドレス番号に対応させて記憶させる立体記
述子レジスタと、前記化合物の骨格を形成する
各主原子の正方向における結合先の主原子の原
子アドレス番号をそのもとになる主原子の原子
アドレス番号に対応して記憶させる主原子正方
向相互結合関係記述レジスタと、前記化合物の
骨格を形成する各主原子の逆方向における結合
先の主原子の原子アドレス番号をそのもとにな
る主原子の原子アドレス番号に対応して記憶さ
せる主原子逆方向相互結合関係記述レジスタ
と、前記化合物の主原子に対して第1方向に接
続されている側鎖原子の原子アドレス番号又は
原子記号をそのもとになる主原子の原子アドレ
ス番号に対応して記憶させる第1方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタと、前記化合物の主原
子に対して第2方向に接続されている側鎖原子
の原子アドレス番号又は原子記号をそのもとに
なる主原子の原子アドレス番号に対応して記憶
させる第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タと、前記第1方向・側鎖原子結合関係記述レ
ジスタ又は前記第2方向・側鎖原子結合関係記
述レジスタに記憶させるべき側鎖原子の原子ア
ドレス番号を結合相手である主原子の原子アド
レス番号に対応させて記憶させる結合方向未定
原子レジスタとを有する基本結合表レジスタ装
置と、 b 化合物の体系名が文字情報として入力される
体系名入力レジスタと、 c 化合物の各種の情報が記憶されている辞書レ
ジスタと、 d 前記体系名入力レジスタに入力された化合物
を前記辞書レジスタからの情報をもとに処理し
て前記基本結合表レジスタ装置の前記原子アド
レス番号レジスタ、前記ローカントレジスタ、
前記原子種レジスタ、前記立体記述子レジス
タ、前記主原子正方向相互結合関係記述レジス
タ、前記主原子逆方向相互結合関係記述レジス
タ、前記結合方向未定原子レジスタに所要の情
報を原子アドレス番号に対応して記憶させる基
本結合表作製回路と、 e 化合物の不斉原子に接続されている各原子の
重さの優先順位を記憶している原子優先順位格
納レジスタと、 f 前記基本結合表レジスタ装置の各レジスタの
うち既に記憶が行われている所定のレジスタか
らの信号と前記原子優先順位格納レジスタから
の情報をもとに前記化合物中の或る不斉原子の
結合先原子の優先順位の序列をつける不斉原子
の結合先原子優先順位比較回路と、 g 前記不斉原子の結合先原子優先順位比較回路
から与えられる前記不斉原子の重さの優先順位
に基く重い方から軽い方への回転方向が前記主
原子正方向相互結合関係記述レジスタにおける
前記不斉原子の原子アドレス番号の欄の記憶原
子から前記主原子逆方向相互結合関係記述レジ
スタにおける前記不斉原子の原子アドレス番号
の欄の記憶原子をみた右回りの回転方向と一致
するかどうかの判別を行う不斉原子の結合先原
子回転方向判別回路と、 h 前記不斉原子の結合先原子回転方向判別回路
から一致信号が出されたとき前記立体記述子レ
ジスタ内の前記不斉原子の原子アドレス番号の
欄からそこに記憶されている立体記述子を読出
す第1の立体記述子読出し回路と、 i 前記不斉原子の結合先原子回転方向判別回路
から不一致信号が出されたとき前記立体記述子
レジスタ内の前記不斉原子の原子アドレス番号
の欄からそこに記憶されている立体記述子を読
出す第2の立体記述子読出し回路と、 j 一致信号で読出しを行う前記第1の立体記述
子読出し回路が立体記述子Rを読出したとき前
記結合方向未定原子レジスタに記憶されている
複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子を
前記第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
の前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記憶
させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶さ
れている他の原子を前記第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子アド
レス番号の欄に記憶させ、前記第1の立体記述
子読出し回路が立体記述子Sを読出したとき前
記結合方向未定原子レジスタに記憶されている
複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子を
前記第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
の前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記憶
させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶さ
れている他の原子を前記第2方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子アド
レス番号の欄に記憶させる第1の側鎖原子格納
先判定回路と、 k 不一致信号で読出しを行う前記第2の立体記
述子読出し回路が立体記述子Rを読出したとき
前記結合方向未定原子レジスタに記憶されてい
る複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子
を前記第1方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記
憶させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶
されている他の原子を前記第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子ア
ドレス番号の欄に記憶させ、前記第2の立体記
述子読出し回路が立体記述子Sを読出したとき
前記結合方向未定原子レジスタに記憶されてい
る複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子
を前記第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記
憶させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶
されている他の原子を前記第1方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子ア
ドレス番号の欄に記憶させる第2の側鎖原子格
納先判定回路と、 を備えていることを特徴とする化合物の立体化学
情報記憶装置。 3 a 化合物を構成する各原子のうち少なくと
も主要な原子に付番された原子アドレス番号を
記憶する原子アドレス番号レジスタと、前記化
合物を構成する各主原子のうち少なくとも主要
な原子を化学上の観点から位置指定するローカ
ントをその原子の原子アドレス番号に対応して
記憶するローカントレジスタと、前記原子アド
レス番号が付番された各原子の種類をその原子
の前記原子アドレス番号に対応して記憶させる
原子種レジスタと、前記化合物の縮合部を構成
している原子の原子アドレス番号に対応させて
縮合記号を記憶させる縮合部レジスタと、前記
化合物中の不斉原子につけられている立体記述
子をその不斉原子の原子アドレス番号に対応さ
せて記憶させる立体記述子レジスタと、前記化
合物の骨格を形成する各主原子の正方向におけ
る結合先の主原子の原子アドレス番号をそのも
とになる主原子の原子アドレス番号に対応して
記憶させる主原子正方向相互結合関係記述レジ
スタと、前記化合物の骨格を形成する各主原子
の逆方向における結合先の主原子の原子アドレ
ス番号をそのもとになる主原子の原子アドレス
番号に対応して記憶させる主原子逆方向相互結
合関係記述レジスタと、前記化合物の主原子に
対して第1方向に接続されている側鎖原子の原
子アドレス番号又は原子記号をそのもとになる
主原子の原子アドレス番号に対応して記憶させ
る第1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
と、前記化合物の主原子に対して第2方向に接
続されている側鎖原子の原子アドレス番号又は
原子記号をそのもとになる主原子の原子アドレ
ス番号に対応して記憶させる第2方向・側鎖原
子結合関係記述レジスタと、前記第1方向・側
鎖原子結合関係記述レジスタ又は前記第2方
向・側鎖原子結合関係記述レジスタに記憶させ
るべき側鎖原子の原子アドレス番号を結合相手
である主原子の原子アドレス番号に対応させて
記憶させると共に縮合部における一方の原子の
相手方の原子の原子アドレス番号をその一方の
原子アドレス番号に対応させて記憶させる結合
方向未定原子レジスタとを有する基本結合表レ
ジスタ装置と、 b 化合物の体系名が文字情報として入力される
体系名入力レジスタと、 c 化合物の各種の情報が記憶されている辞書レ
ジスタと、 d 前記体系名入力レジスタに入力された化合物
を前記辞書レジスタからの情報をもとに処理し
て前記基本結合表レジスタ装置の前記原子アド
レス番号レジスタ、前記ローカントレジスタ、
前記原子種レジスタ、前記縮合部レジスタ、前
記立体記述子レジスタ、前記主原子正方向相互
結合関係記述レジスタ、前記主原子逆方向相互
結合関係記述レジスタ、前記結合方向未定原子
レジスタに所要の情報を原子アドレス番号に対
応して記憶させる基本結合表作製回路と、 e 化合物の不斉原子に接続されている各原子の
重さの優先順位を記憶している原子優先順位格
納レジスタと、 f 前記基本結合表レジスタ装置の各レジスタの
うち既に記憶が行われている所定のレジスタか
らの信号と前記原子優先順位格納レジスタから
の情報をもとに前記化合物の不斉原子の結合先
原子の優先順位の序列をつける不斉原子の結合
先原子優先順位比較回路と、 g 前記不斉原子の結合先原子優先順位比較回路
から与えられる前記不斉原子の重さの優先順位
に基く重い方から軽い方への回転方向が前記主
原子正方向相互結合関係記述レジスタにおける
前記不斉原子の原子アドレス番号の欄の記憶原
子から前記主原子逆方向相互結合関係記述レジ
スタにおける前記不斉原子の原子アドレス番号
の欄の記憶原子をみた右回り(縮合部では左回
り)の回転方向と一致するかどうかの判別を行
う不斉原子の結合先原子回転方向判別回路と、 h 前記不斉原子の結合先原子回転方向判別回路
から一致信号が出されたとき前記立体記述子レ
ジスタ内の前記不斉原子の原子アドレス番号の
欄からそこに記憶されている立体記述子を読出
す第1の立体記述子読出し回路と、 i 前記不斉原子の結合先原子回転方向判別回路
から不一致信号が出されたとき前記立体記述子
レジスタ内の前記不斉原子の原子アドレス番号
の欄からそこに記憶されている立体記述子を読
出す第2の立体記述子読出し回路と、 j 一致信号で読出しを行う前記第1の立体記述
子読出し回路が立体記述子Rを読出したとき前
記結合方向未定原子レジスタに記憶されている
複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子を
前記第2方向・側鎖原子結合関係記述レジスタ
の前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記憶
させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶さ
れている他の原子を前記第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子アド
レス番号の欄に記憶させ、前記結合方向未定原
子レジスタに記憶されている他の原子が縮合部
の原子のときはこの結合方向未定原子レジスタ
にそのまま記憶させておき、前記第1の立体記
述子読出し回路が立体記述子Sを読出したとき
前記結合方向未定原子レジスタに記憶されてい
る複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子
を前記第1方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記
憶させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶
されている他の原子を前記第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子ア
ドレス番号の欄に記憶させ、前記結合方向未定
原子レジスタに記憶されている他の原子が縮合
部の原子のときはこの結合方向未定原子レジス
タにそのまま記憶させておくようにする第1の
側鎖原子格納先判定回路と、 k 不一致信号で読出しを行う前記第2の立体記
述子読出し回路が立体記述子Rを読出したとき
前記結合方向未定原子レジスタに記憶されてい
る複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子
を前記第1方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記
憶させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶
されている他の原子を前記第2方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子ア
ドレス番号の欄に記憶させ、前記結合方向未定
原子レジスタに記憶されている他の原子が縮合
部の原子ときはこの結合方向未定原子レジスタ
にそのまま記憶させておき、前記第2の立体記
述子読出し回路が立体記述子Sを読出したとき
前記結合方向未定原子レジスタに記憶されてい
る複数の原子のうち水素原子又は最も軽い原子
を前記第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タの前記不斉原子の原子アドレス番号の欄に記
憶させ、前記結合方向未定原子レジスタに記憶
されている他の原子を前記第1方向・側鎖原子
結合関係記述レジスタの前記不斉原子の原子ア
ドレス番号の欄に記憶させ、前記結合方向未定
原子レジスタに記憶されている他の原子が縮合
部の原子のときはこの結合方向未定原子レジス
タにそのまま記憶させておくようにする第2の
側鎖原子格納先判定回路と、 を備えていることを特徴とする化合物の立体化学
情報記憶装置。 4 a 化合物を構成する各原子のうち少なくと
も主要な原子に付番された原子アドレス番号を
記憶する原子アドレス番号レジスタと、前記化
合物を構成する各原子のうち少なくとも主要な
原子を化学上の観点から位置指定するローカン
トをその原子の原子アドレス番号に対応させて
記憶するローカントレジスタと、前記原子アド
レス番号が付番された各原子の種類をその原子
の原子アドレス番号に対応して記憶させる原子
種レジスタと、前記化合物の縮合部を構成して
いる原子の原子アドレス番号に対応させて縮合
記号を記憶させる縮合部レジスタと、前記化合
物の不斉原子につけられている立体記述子をそ
の不斉原子の原子アドレス番号に対応させて記
憶させる立体記述子レジスタと、前記化合物の
骨格を形成する各主原子の正方向における結合
先の主原子の原子アドレス番号をそのもとにな
る主原子の原子アドレス番号に対応させて記憶
させる主原子正方向相互結合関係記述レジスタ
と、前記化合物の骨格を形成する各主原子の逆
方向における結合先の主原子の原子アドレス番
号をそのもとになる主原子の原子アドレス番号
に対応して記憶させる主原子逆方向相互結合関
係記述レジスタと、前記化合物の主原子に対し
て第1方向に接続されている側鎖原子の原子ア
ドレス番号又は原子記号をそのもとになる主原
子の原子アドレス番号に対応して記憶させる第
1方向・側鎖原子結合関係記述レジスタと、前
記化合物の主原子に対して第2方向に接続され
ている側鎖原子の原子アドレス番号又は原子記
号をそのもとになる主原子の原子アドレス番号
に対応して記憶させる第2方向・側鎖原子結合
関係記述レジスタと、前記化合物の縮合部にお
ける一方の主原子の相手方の主原子の原子アド
レス番号をその一方の主原子の原子アドレス番
号に対応させて記憶させる結合方向未定原子レ
ジスタとを有する基本結合表レジスタ装置と、 b 図形として与えられた化合物について原子ア
ドレス番号が付番されている各原子の所要の情
報をそのもとになる原子の原子アドレス番号に
対応して前記基本結合表レジスタ装置の前記原
子アドレス番号レジスタ、前記原子種レジス
タ、前記縮合部レジスタ、前記主原子正方向相
互結合関係記述レジスタ、前記主原子逆方向相
互結合関係記述レジスタ、前記第1方向・側鎖
原子結合関係記述レジスタ、前記第2方向・側
鎖原子結合関係記述レジスタ、前記結合方向未
定原子レジスタに記憶させる図形入力レジスタ
と、 c 化合物の不斉原子に接続されている各原子の
重さの優先順位を記憶している原子優先順位格
納レジスタと、 d 前記基本結合表レジスタ装置の各レジスタの
うち既に記憶が行われている所定のレジスタか
らの信号と前記原子優先順位格納レジスタから
の情報をもとに前記化合物の不斉原子の結合先
原子の優先順位の序列をつける不斉原子の結合
先原子優先順位比較回路と、 e 前記不斉原子の結合先原子優先順位比較回路
から与えられる前記不斉原子の重さの優先順位
に基く重い方から軽い方への回転方向が前記主
原子正方向相互結合関係記述レジスタにおける
前記不斉原子の原子アドレス番号の欄の記憶原
子から前記主原子逆方向相互結合関係記述レジ
スタにおける前記不斉原子の原子アドレス番号
の欄の記憶原子をみた右回り(縮合部では左回
り)の回転方向と一致するかどうかの判別を行
う不斉原子の結合先原子回転方向判別回路と、 f 前記不斉原子の結合先原子回転方向判別回路
から或る原子アドレス番号の不斉原子について
結合先原子の回転方向が一致しているという信
号が入力されると、前記不斉原子の結合先原子
を格納する前記各レジスタにその不斉原子の原
子アドレス番号に対応して記憶されているその
不斉原子の結合先原子の軽重を比較し、そのと
き前記第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タに軽い方の原子が記憶されていて且つ当該不
斉原子が縮合部に存在していなければ立体記述
子Rを、当該不斉原子が縮合部に存在していれ
ば立体記述子Sを、その不斉原子の原子アドレ
ス番号に対応させて前記立体記述子レジスタに
記憶させ、そのとき前記第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタに軽い方の原子が記憶され
ていて且つ当該不斉原子が縮合部に存在してい
なければ立体記述子Sを、当該不斉原子が縮合
部に存在していれば立体記述子Rを、その不斉
原子の原子アドレス番号に対応させて前記立体
記述子レジスタに記憶させる立体記述子第1判
定回路と、 g 前記不斉原子の結合先原子回転方向判別回路
から或る原子アドレス番号の不斉原子について
結合先原子の回転方向が一致しているという信
号が入力されると、前記不斉原子の結合先原子
を格納する前記各レジスタにその不斉原子の原
子アドレス番号に対応して記憶されているその
不斉原子の結合先原子の軽重を比較し、そのと
き前記第2方向・側鎖原子結合関係記述レジス
タに軽い方の原子が記憶されていて且つ当該不
斉原子が縮合部に存在していなければ立体記述
子Sを、当該不斉原子が縮合部に存在していれ
ば立体記述子Rを、その不斉原子の原子アドレ
ス番号に対応させて前記立体記述子レジスタに
記憶させ、そのとき前記第1方向・側鎖原子結
合関係記述レジスタに軽い方の原子が記憶され
ていて且つ当該不斉原子が縮合部に存在してい
なければ立体記述子Rを、当該不斉原子が縮合
部に存在していれば立体記述子Sを、その不斉
原子の原子アドレス番号に対応させて前記立体
記述子レジスタに記憶させる立体記述子第2判
定回路と、 を備えていることを特徴とする化合物の立体化学
情報記憶装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57056750A JPS58175077A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 化合物の立体化学情報記憶方法及び装置 |
| US06/422,921 US4473890A (en) | 1982-04-07 | 1982-09-24 | Method and device for storing stereochemical information about chemical compounds |
| EP82305050A EP0090895B1 (en) | 1982-04-07 | 1982-09-24 | Device for storing stereo-chemical information about chemical compounds |
| DE8282305050T DE3279376D1 (en) | 1982-04-07 | 1982-09-24 | Device for storing stereo-chemical information about chemical compounds |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57056750A JPS58175077A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 化合物の立体化学情報記憶方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58175077A JPS58175077A (ja) | 1983-10-14 |
| JPH0225549B2 true JPH0225549B2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=13036196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57056750A Granted JPS58175077A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 化合物の立体化学情報記憶方法及び装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4473890A (ja) |
| EP (1) | EP0090895B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58175077A (ja) |
| DE (1) | DE3279376D1 (ja) |
Families Citing this family (28)
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|---|---|---|---|---|
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1982
- 1982-04-07 JP JP57056750A patent/JPS58175077A/ja active Granted
- 1982-09-24 US US06/422,921 patent/US4473890A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-09-24 DE DE8282305050T patent/DE3279376D1/de not_active Expired
- 1982-09-24 EP EP82305050A patent/EP0090895B1/en not_active Expired
Also Published As
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|---|---|
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