JPH0225772Y2 - - Google Patents

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JPH0225772Y2
JPH0225772Y2 JP1985129846U JP12984685U JPH0225772Y2 JP H0225772 Y2 JPH0225772 Y2 JP H0225772Y2 JP 1985129846 U JP1985129846 U JP 1985129846U JP 12984685 U JP12984685 U JP 12984685U JP H0225772 Y2 JPH0225772 Y2 JP H0225772Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、異物がベルトに突き刺さつたまま
ベルトコンベヤを駆動することによるベルトの縦
裂けを検出する装置に関するものである。
従来の技術 土砂や鉱石などをベルトコンベヤで運搬する場
合、ベルトコンベヤの始端部やベルトコンベヤ同
士の交点におけるシユート部では、従来一般に、
土砂などの被搬送物を落下させており、したがつ
て鋭利あるいは鋭角部のある重量物が混入してい
た場合には、これがコンベヤベルトに突き刺さる
ことがある。その場合、ベルトコンベヤの運転を
継続すると、突き刺さつた重量物がベルトと共に
ある程度移動するものの、ベルトを支えているロ
ーラに重量物が突き当たつてその移動が阻止され
るから、ベルトに縦裂けが生じてしまう。
従来、このような事態の発生を検出する方法と
して、例えばコンベヤベルトに適当なセンサーを
埋め込む方法が提案され、また実公昭51−54225
号により、押圧接点形成式スイツチよりなるセン
サーを遅延タイマーに接続し、センサーが一定時
間維持して動作することにより縦裂事故の発生と
判定し、一時的な衝撃等による誤動作を防止する
装置が提案されている。
考案が解決しようとする問題点 しかるに前述のセンサーを埋め込んだベルトに
よれば、その縦裂けを確実に検出できるかも知れ
ないが、ベルト自体が高価であるうえに、軽微な
縦裂けであつてもセンサーを埋め込んであること
により、その補修が困難になるおそれが多分にあ
つた。
また前掲の実公昭51−54225号公報に記載され
た装置では、一時的な衝撃による誤動作は防止で
きるかも知れないが、シユート部でベルトに作用
する力は多様であつて、前記公報に記載されてい
るような任意個所押圧接点形成式スイツチからな
るセンサーでは、たとえ遅延タイマーを介装した
としても必ずしも誤動作を防止し得ない問題があ
つた。
そこで本考案者等は、シユート部での状況を適
確に検出するために、ワイヤーとこれに作用する
引張力で動作するスイツチとを有する機構を採用
することについて鋭意探究したところ、以下のよ
うな問題があることが判明した。すなわち確実な
検出を行なうために、ワイヤーをベルトの下面に
可及的に接近させた場合には、重量物の落下に伴
つてベルトにかかる衝撃力により、ワイヤーの引
張力が一時的に増大し、前記スイツチが誤動作し
てしまうことがある。これとは反対に、誤動作を
避けるためにワイヤーをベルトの下面から遠ざけ
ると、ベルトに異物が突き刺さつてもその異物が
ワイヤーにとどかないために、ベルトの縦裂けを
検出できない事態が生じる。さらにワイヤーをベ
ルトの下面に接近させ、かつそれに伴う誤動作を
防ぐべく遅延タイマーを用いた構成では、異物が
ベルトに突き刺さると同時にワイヤーが断線した
場合、スイツチがオンとなつても遅延タイマーが
あるためにオン信号が検出されず、結局、縦裂け
を検出できない。
このようにワイヤーに作用する引張力によつて
ベルトの縦裂けを検出する構成では、誤動作や検
出不能となることがあり、そこでこの考案では前
述した様々な事態に適確に対応し、誤動作するこ
となく確実にベルトの縦裂けを検出することので
きる装置を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、コ
ンベヤベルトの下面側に該コンベヤベルトの走行
方向に対して交差する方向に張設されたワイヤー
と、そのワイヤーの張力の増大に伴う変位によつ
て信号を出力する第1検出器と、前記ワイヤーの
張力の減少に伴う変位によつて信号を出力する第
2検出器と、前記第1検出器から予め設定した時
間以上の時間に亘つて継続して信号が出力された
場合に警報信号を出力する第1タイマー手段と、
前記第1検出器からの出力信号によりオンしかつ
その出力信号が停止した後も予め設定した時間の
間信号を継続して出力する第2タイマー手段と、
前記第2検出器からの出力信号および前記第2タ
イマー手段からの出力信号の両方の信号によつて
警報信号を出力する警報信号出力手段とを具備し
ていることを特徴とするものである。
作 用 したがつてこの考案の装置では、ベルトに重量
物が突き刺さつた場合、その重量物がベルトと共
に走行してワイヤーに引掛り、その結果、ワイヤ
ーが引張られて変位するために第1検出器が信号
を出力し、しかもその状態が継続するから第1タ
イマー手段が警報信号を出力する。また重量物が
ベルトに突き刺さると同時にワイヤーにかかる張
力が過大になつてワイヤーが切れた場合には、第
1検出器の出力信号が予め設定した時間継続しな
いので第1タイマー手段は警報信号を出力しない
が、第1検出器が一旦信号を出力した後その信号
の出力を停止しても第2タイマー手段が予め設定
した時間の間信号を出力し、かつワイヤーの切断
による張力の低下およびそれに伴う変位によつて
第2検出器が信号を出力するので、警報信号出力
手段が警報信号を出力する。さらに大きな衝撃力
や振動によつてワイヤーが撓み、それに伴つて張
力が一時的に増大した場合、第1検出器のみが一
時的に信号を出力するが、その出力が予め設定し
た時間以上に継続しないので、第1タイマー手段
は警報信号を出力しない。この場合、当然、警報
信号出力手段も警報信号を出力しない。そしてま
た長期間の使用や繰り返しの荷重の作用によつて
ワイヤーに緩みが生じた場合、ワイヤーの張力の
減少に伴う変位によつて第2検出器が信号を出力
する場合があるが、警報信号出力手段は第2検出
器からの信号のみによつては動作しないので、警
報信号は出力されない。すなわちワイヤーへの張
力の作用の仕方によつてベルトへの重量物の突き
刺さりと他の状態とが判別される。
実施例 以下、この考案の実施例を添付の図面を参照し
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す略解図であ
つて、ベルトコンベヤの交点シユート部における
受側コンベヤのベルト1の下面側に、センサーの
一部をなすワイヤー2が、ベルト1の走行方向に
交差する方向に沿つて張設されている。すなわち
ベルト1は幅方向での中間部が若干窪むようロー
ラ(図示せず)によつて支持されており、これに
対しワイヤー2は一方の端部を第1検出器である
引張検出器3を介してブラケツトやフレーム等の
所定の固定部4に固定し、かつ他方の端部を第2
検出器である断線検出器5を介して固定部4に固
定することにより張設され、そのワイヤー2の中
間部は前記ベルト1の下面にほぼ平行となるよ
う、支持金物6に取付けた金属線7によつて引き
下げられている。
前記引張検出器3はワイヤー2に一定以上の張
力が作用した場合に動作して信号を出力するもの
であり、その一例を第2図に示す。すなわち前記
ワイヤー2の一端部を取付けたロツド8が、ブラ
ケツト9に前後動自在に挿通・保持されており、
そのロツド8の中間部にドツグプレート10が取
付けられるとともに、そのドツグプレート10と
ブラケツト9の前板11との間に圧縮スプリング
12が配置され、さらにブラケツト9の前板11
にはドツグプレート10によつてオン動作させら
れるリミツトスイツチ13が取付けられており、
したがつてワイヤー2に張力がかかつてロツド8
が圧縮スプリング12に抗して前進することによ
り、リミツトスイツチ13がドツグプレート10
によつてオン動作させられるようになつている。
なお、前記リミツトスイツチ13の代りに常閉接
点のスイツチを用いる場合には、その常閉接点ス
イツチをブラケツト9の後板14に取付けて、通
常時は前記ドツグプレート10によつて常閉接点
スイツチを押圧しておき、ワイヤー2に張力がか
かつてロツド8と共にドツグプレート10が前進
した場合に常閉接点スイツチの接点が閉じるよう
構成すればよい。
他方、前記断線検出器5はワイヤー2が切れた
場合などの張力が低下した場合に動作して信号を
出力するものであり、その一例を第3図に示す。
すなわちここに示す断線検出器5は前述した引張
検出器3とは反対にワイヤー2に張力が作用しな
くなつたことによりオン動作する構成であり、ワ
イヤー2の他端部を取付けたロツド15がブラケ
ツト16に前後動自在に挿通・保持されており、
そのロツド15の中間部にドツグプレート17が
固定されるとともに、そのドツグプレート17と
ブラケツト16の前板18との間に、ロツド15
を後退させるよう作用する圧縮スプリング19が
配置され、さらにブラケツト16の後板20にド
ツグプレート17によつてオン動作させられるリ
ミツトスイツチ21が取付けられている。したが
つて断線検出器5はワイヤー2が切れた場合に、
ドツグプレート17がロツド15と共に圧縮スプ
リング19によつて後退させられることにより、
ドツグプレート17がリミツトスイツチ21を押
圧してオン動作させるよう構成されている。な
お、前記リミツトスイツチ21に代えて常閉接点
スイツチを用いる場合、その常閉接点スイツチを
ブラケツト16の前板18に取付ける等の変更を
施せばよいことは、前記の引張検出器3について
述べた場合と同様である。
前記各検出器3,5におけるリミツトスイツチ
13,21が、そのオン動作状態に基づいてベル
ト2の縦裂けを判定する制御器22に接続されて
いる。第4図はその制御器22の一例を示す回路
図であつて、引張検出器3のリミツトスイツチ
(以下、仮に第1スイツチと記す)13が、その
オン動作後所定の設定時間T1を経過することに
よりオン信号を出力する第1タイマー手段である
限時動作タイマー23と、オフ動作後も所定の設
定時間T2オン状態を維持したのちにオン信号を
出力する第2タイマー手段である瞬時動作限時復
帰タイマー24とに並列に接続されている。また
瞬時動作限時復帰タイマー24の出力端と断線検
出器5のリミツトスイツチ(以下、仮に第2スイ
ツチと記す)21とが、警報信号出力手段である
アンド回路25に接続されており、さらにそのア
ンド回路25の出力端と前記限時動作タイマー2
3の出力端とがオア回路26に接続されており、
そのオア回路26の出力端が自己保持回路27を
介して適宜の縦裂け警報手段(図示せず)に接続
されている。
また前記第1スイツチ13は前記タイマー2
3,24に対し並列に配置した自己保持回路28
を介してワイヤー押下げ発生表示器(図示せず)
に接続され、さらに第2スイツチ21が他の自己
保持回路29を介してワイヤー切れ発生表示器
(図示せず)に接続されている。
つぎに上記の装置の作用を、想定される事例ご
とに説明する。まず、重量物の落下によつて大き
な衝撃が発生し、ワイヤー2が一時的に押し上げ
られた場合、ワイヤー2にかかる張力が一時的に
増大するために、引張検出器3のドツグプレート
10がロツド8と共に前進して第1スイツチ13
を一時的にオン動作させるが、限時動作タイマー
23はその設定時間T1の経過以前に第1スイツ
チ13がオフに復帰してしまうためにオン信号を
出力しない。また瞬時動作限時復帰タイマー24
は第1スイツチ13のオン動作と共にオン状態に
切換わりかつ第1スイツチ13がオフになつた後
その設定時間T2だけオン状態を維持するが、ワ
イヤー2が切れていないために第2スイツチ21
がオフとなつているので、アンド回路25は信号
を出力しない。すなわちオア回路26は限時動作
タイマー23およびアンド回路25のいずれから
も信号が入力されないので、オア回路26から縦
裂け発生警報手段に信号が出力されない。したが
つてこの場合は、自己保持回路28を介しワイヤ
ー押下げ発生表示器にのみ信号が出力される。
また落下した重量物がベルト1に突き刺さり、
これが、ベルト1と共に移動してワイヤー2に引
張力を与えた場合、前記第1スイツチ13がオン
状態のままとなるから、限時動作タイマー23が
設定時間の経過後にオン信号を出力し、その結
果、オア回路26が縦裂け発生警報手段に信号を
出力し、かつその出力状態を自己保持回路27で
維持する。
つぎに落下した重量物がベルト1に突き刺さる
と同時にワイヤー2が切れた場合、第1スイツチ
13は一時的にオン動作するが、ワイヤー2の切
断によつて直ちにオフ状態に復帰するため、限時
動作タイマー23はオン信号を出力しない。これ
に対し瞬時動作限時復帰タイマー24は、第1ス
イツチ13がオン動作した後、設定時間T2の間
はオン状態を維持して信号を出力しつづける。ま
た断線検出器5においては、ワイヤー2の切断に
よつてロツド15を前進位置に引張つておく力が
作用しなくなるために、ドツグプレート17がロ
ツド15と共に圧縮スプリング19に押されて後
退し、第2スイツチ21がドツグプレート17に
より押圧されてオン動作する。したがつてアンド
回路25が瞬時動作限時復帰タイマー24および
第2スイツチ21から入力信号に基づいて信号を
出力し、その結果、オア回路26が縦裂け発生警
報手段に信号を出力し、かつその出力状態を自己
保持回路27が維持する。
さらに振動等によりワイヤー2の切断や緩みが
生じた場合、ワイヤー2にかかる張力が特に増大
することはないから、第1スイツチ13はオフ状
態のままであり、これに対し第2スイツチ21は
ワイヤー2にかかる張力がなくなることによりオ
ン動作する。したがつて第2スイツチ21のみが
動作して、その出力信号がワイヤー切れ発生表示
器に送られ、かつその出力状態が自己保持回路2
9によつて維持される。
上述したように、重量物がベルト1に突き刺さ
ることに起因するワイヤー2の引張りおよび引張
り直後の切断の場合に縦裂け発生警報手段に信号
を出力し、これ以外のワイヤー2の一時的な押下
げや単なる切断の場合には、縦裂け発生警報手段
に信号を出力しないので、誤動作を生じることな
く、確実に縦裂けを検出することができる。
考案の効果 以上の説明から明らかなようにこの考案の装置
によれば、ワイヤーの引張および弛緩を検出する
ための第1および第2の検出器と、これらの検出
器からの信号出力継続状態に基づいて信号を出力
する第1および第2のタイマー手段ならびに第2
検出器と第2タイマー手段とからの信号によつて
動作する警報信号出力手段とを設けたので、ベル
トの縦裂けの原因となる事態とそれ以外の事態と
を明確に区別でき、したがつて誤動作を生じるこ
となく確実にベルトの縦裂けを検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す略解図、第
2図はその引張検出器の一例を示す断面図、第3
図は断線検出器の一例を示す断面図、第4図は制
御器の一例を示す回路図である。 1……ベルト、2……ワイヤー、3……引張検
出器、5……断線検出器、8,15……ロツド、
10,17……ドツグプレート、13,21……
リミツトスイツチ、22……制御器、23……限
時動作タイマー、24……瞬時動作限時復帰タイ
マー、25……アンド回路、26……オア回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベヤベルトの下面側に該コンベヤベルトの
    走行方向に対して交差する方向に張設されたワイ
    ヤーと、そのワイヤーの張力の増大に伴う変位に
    よつて信号を出力する第1検出器と、前記ワイヤ
    ーの張力の減少に伴う変位によつて信号を出力す
    る第2検出器と、前記第1検出器から予め設定し
    た時間以上の時間に亘つて継続して信号が出力さ
    れた場合に警報信号を出力する第1タイマー手段
    と、前記第1検出器からの出力信号によりオンし
    かつその出力信号が停止した後も予め設定した時
    間の間信号を継続して出力する第2タイマー手段
    と、前記第2検出器からの出力信号および前記第
    2タイマー手段からの出力信号の両方の信号によ
    つて警報信号を出力する警報信号出力手段とを具
    備していることを特徴とするベルト縦裂検出装
    置。
JP1985129846U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPH0225772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985129846U JPH0225772Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985129846U JPH0225772Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238209U JPS6238209U (ja) 1987-03-06
JPH0225772Y2 true JPH0225772Y2 (ja) 1990-07-16

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ID=31026789

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985129846U Expired JPH0225772Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859116A (ja) * 1981-09-28 1983-04-08 Shimizu Constr Co Ltd ベルトコンベヤのベルト破損防止装置
JPS59165831U (ja) * 1983-04-20 1984-11-07 石川島播磨重工業株式会社 コンベアベルトの異物検出装置
JPS606711U (ja) * 1983-06-16 1985-01-18 新日鐵化学株式会社 ベルトコンベアの損傷検出装置

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JPS6238209U (ja) 1987-03-06

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