JPH02257829A - 水分移行の少ないチーズ及びチーズ様食品の製造法 - Google Patents

水分移行の少ないチーズ及びチーズ様食品の製造法

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JPH02257829A
JPH02257829A JP1121778A JP12177889A JPH02257829A JP H02257829 A JPH02257829 A JP H02257829A JP 1121778 A JP1121778 A JP 1121778A JP 12177889 A JP12177889 A JP 12177889A JP H02257829 A JPH02257829 A JP H02257829A
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cheese
chitosan
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casein
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Naoyuki Hanawa
塙 尚之
Tsuguaki Nishitani
紹明 西谷
Kiyoshi Tatsumi
巽 清
Kazuo Imon
井門 和夫
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮呈上坐剋里分国 本発明は、チーズもしくはチーズ様食品を他の食品と組
合わせて利用する場合、水分の移行を伴わないチーズ及
びチーズ様食品を製造する方法に関する。
l米及五監皿塁立 チーズもしくはチーズ様食品は風味上程々の食品と良く
調和するので、水産練り製品、畜肉加工食品等に組み合
わされ、広く利用されている。しかしながら、水分の多
い食品にチーズもしくはチーズ様食品を加えると、チー
ズもしくはチーズ様食品がその食品の水分を吸い、膨潤
あるいは溶出し製品の価値を著しく下げるという問題が
あった。
また、チーズやチーズ様食品の中に高水分の食品を添加
すると、やはり水分移行がおこり、食品が収縮、変形す
るため、風味上価れたものでも製品化することができな
かった。
従来は、チーズもしくはチーズ様食品の水分を低くした
り、チーズもしくはチーズ様食品を保温して物性を硬く
することにより、保形性を幾分高めることがなされてき
たが、根本的にチーズもしくはチーズ様食品の水分移行
そのものを少なくする技術はみられなかった。
日が ° しようと る蕃− 本発明は、如上の状況に鑑みなされたものであって、水
分の多い食品に加えても、水分移行が少なく、製品の価
値を損わないチーズもしくはチーズ様食品を製造するた
めの方法を提供することを課題とする。
なお、ここでいう1チ一ズ様食品”とはチーズに他の食
品を混合したもの、又はカゼインを主原料として製造し
て得られる外観、風味及び食感などがチーズに近似した
食品を意味する。
響 を”°するための 本発明の特徴は、チーズもしくはカゼイン或は両者の混
合物を土材としたものにキトサンを添加し、pH2〜5
.5の酸性下で加熱、混練して乳化し、次いでpHを5
.5〜8に調整することにある。
本発明において上述したような主材に加えるキトサンの
量は制限的でないが、チーズもしくはカゼイン或は両者
の混合物を主材としたちの100重量部に対しキトサン
を0.1〜5重量部加えることが好ましい。
キトサンを加えた上記主材は、乳酸、クエン酸などの食
用酸を用いてpHを2〜5.5、好ましくは4.0〜5
.0に調整した後、加熱下に混練して乳化する0次いで
、得られた乳化物を重曹などを用いてpHを5.5〜8
、好ましくは5.7〜7に調整する。
上記キトサンを添加したチーズを食用酸を用いてpHを
2〜5.5に調整するのは、塩基性多糖類であるキトサ
ンを溶解して、チーズの主要なタンパク質であるカゼイ
ンと充分作用させるためである。すなわち、キトサンは
酸性領域でないと溶解しない。
一方、キトサンを添加したチーズもしくはカゼインをp
H2〜5.5に調整して加熱、乳化した後、pHを5.
5〜8に中和するのは、上記乳化物は酸性のままではカ
ゼインが等電点に近づき、収縮し、組織が非常に粗くミ
ーリーなものとなるからである。
すなわち、上記乳化物は良(混合した後、中和すればカ
ゼインはキトサンと作用して緻密な組織を形成する。ま
た、上記中和の程度によってチーズ及びチーズ様食品の
物性及び水分移行の程度を調節することができる6例え
ば、上記乳化物のpHを5.5〜5.7に調整すると、
チーズ及びチーズ様食品が柔らかく、可塑性のある物性
となるが、このようなチーズ及びチーズ様食品は加熱す
ることなく押出して充填できるので様々な製品への応用
が考えられる。また、pH6,5〜7に中和すると、弾
力性のある歯ぎれの良いMi織となり、水分移行がほと
んどなくなる。このような弾力性のあるチーズ及びチー
ズ様食品は、−ダイス状に成形しても崩れたり、かけた
りすることがなく、機械特性に優れている。
本発明では、キトサンを添加したチーズを加熱、乳化す
る際、プロセスチーズの製造に通常使用される溶融塩を
用いなくても、多量の水を加え、チーズを乳化すること
ができる。このことは、チーズにキトサンを加えるとチ
ーズ中のカゼインに結合したカルシウムが解離し、かわ
りにキトサンのアミノ基がカゼインと結合するので溶融
塩と同様なイオン交換の効果を奏することに基くものと
考えられる。
なお、本発明においては、熔融塩の使用を排除するもの
でないが、その使用によりチーズの水分移行は影響され
ないが、若干柔らかい物性のチーズが得られる。したが
って、可塑性のあるチーズを目的とする場合には、溶融
塩を用いた方が望ましいと言える。
本発明において原料として用いるチーズは、特に限定さ
れないが、通常プロセスチーズ製造に用いられるゴーダ
、チェダー、エメンタール、サムソー等を例示し得る。
また、チーズ様食品の原料に用いるカゼインはレンネッ
トカゼイン、ソーダカゼイン、酸カゼイン等を例示し得
る。
一方、これらチーズもしくはカゼイン或は両者の混合物
に添加するキトサンも特に限定されず、市販品を用いる
ことができる。
また、本発明でpH調整に用いる食用酸としては、前述
した乳酸、クエン酸のほかに、塩酸、酢酸を例示でき、
中和剤としては重曹のほかに、水酸化ナトリウム、水酸
化カルシウム、リン酸塩、クエン酸塩などを例示できる
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する。
実施例1 ゴーダチーズ100gにキトサンを0.0.2.0.4
.0.6.0.8.1.0gそれぞれ加え、さらに水2
0g1乳酸1gを加えpHを5.0に調整後、加熱乳化
した。
次に、重曹0.72gを加え攪拌し、キトサン添加チー
ズ5種類と対照品を得た。この時のpHは6.0であっ
た。このうち対照品は離水を生じ乳化できなかった。キ
トサンを添加したチーズは弾力性があり、良好な組織を
有していた。これらのサンプルはI X I X lc
−の立法体に切り出し、20℃の水に5時間浸漬し、次
式により水分移行の値を求めた。
添付の図面に水分移行の測定結果を示す。
図にみられるとおり、キトサンの添加量に応じて水分移
行が少なくなっているのがわかる。キトサン1%添加で
は水分移行がほとんどみられなかった。
実施例2 チェダーチーズ1.5kgに、キトサン12g1クエン
酸30g及び水150gを加え、ステファン乳化釜で直
接加熱により2分間乳化した。この時注入された蒸気の
量は約150gであった。
ついで、得られた乳化物に重曹30gを加え、間接加熱
により保温しながら2分間攪拌し、キトサン添加チーズ
を得た。なお、対照としてクエン酸および重曹を加えず
、キトサンのみを添加したものを試作した。対照品は乳
化したものの、粗い組織で、良く観るとキトサンの粒が
残っているのがわかった0本発明に従って乳化したチー
ズは、組織が均一で弾力性のある好ましい物性であった
実施例3 実施例2で試作した本発明によるキトサン添加チーズを
市販チクワに充填し、チーズ人すチクヮを試作した。−
週間後、チクヮからチーズを取り出してみたが、特に変
化はなく水分移行は認められなかった。
実施例4 豚モモ肉(赤肉95%)の挽肉580gに塩13gを加
え、サイレントカッター中で2分間粉砕した。
次いで、豚硬脂300g、砂糖15g、調味料10g及
び水70gを加えさらに2分間粉砕し混合物を得た。
一方、実施例2で試作したチーズを一辺が8gm+の立
方体に切断し、先の混合物100重量部につき15重量
部加え、直径30mmのケーシングに詰め、70℃で3
0分加熱し、チーズ入りソーセージを製造した。
得られた製品を20日間5℃で保存したが、チーズがや
わらかくなるようなことはなく、好ましい歯ごたえを有
していた。
実施例5 キトサン10g、乳酸10g、水400gを混合・溶解
し、この混合溶解物をバレイシラデンプン200g、サ
ムソーチーズ1kg、国産ゴーダチーズ1kgと混。
合し、得られた混合物をケトル乳化釜を用い、80℃に
なるまで直接加熱乳化した。この時注入された蒸気は約
200gで°あった0次いで、ポリリン酸ナトリウム2
0g及び重曹12gを加え混合を2分間行った。
得られた乳化物をブロック状に充填・成形し、チーズフ
ードを得た。このチーズフードを5×5×5蒙曽のダイ
ス状にカットし、常法で調製した塩ずりすり身に混合・
加熱し、チーズかまぼこを得た。
得られたチーズかまぼこは、チーズフードが小さいにも
かかわらず、2週間保存してもチーズフードは水分移行
が認められず溶解することなく、好ましい歯ごたえを有
していた。
実施例6 リン酸ナトリウム25g1食塩65gを水1400gに
溶解し、この溶解物をレンネットカゼイン1000gと
混合し、5℃で1日浸漬を行った。このカゼイン混合物
にキトサン20g1乳酸30g、水400g、大豆硬化
油1000g、調味料、着色料及びフレーバーを添加し
、クツカーにより加熱乳化した0次いで、得られた乳化
物に重曹20gを加え、さらに混合を行いブロック状に
充填成形した。得られたチーズ様食品を細長い糸状にシ
ェレフドし、市販のカニ風味かまぼこにブレンドし、5
℃で保存した。
1週間後もチーズ様食品は水分移行により溶けることな
く好ましい外観と食感を示した。
実施例7 エメンタールチーズ500g、チェダーチーズ500g
ソーダカゼイン2oog、水500g、大豆硬化油30
0gを粉砕・混合し、この混合物に乳酸を加えpHが5
.0になるように調整した。これにキトサン15gを加
えステファン乳化釜で加熱乳化した。得られた乳化物に
、さらに重曹を加え、pHを6,0に調整し、充分混合
したあと、ケーシングに充填し、スティックタイプのチ
ーズフードを得た。
得られたチーズフードを市販チクワに差し込み、3週間
保存したがチーズフードに水分移行が認められず組識・
食感上の変化は見られなかった。
1皿東殖来 畝上のごとく、本発明によると、チーズもしくはカゼイ
ン或は両者の混合物とキトサンを酸性領域のpH下で加
熱乳化し、次いで中和することにより、水分移行の少な
いチーズ及びチーズ様食品を製造できるので、上記チー
ズ及びチーズ様食品の製造上益するところが大きい、ま
た、本発明により溶融塩を用いずとも高水分のチーズが
製造でき、キトサン自身無味無臭のため、ナチュラルチ
ーズに良<(以た風味のチーズを製造することができる
【図面の簡単な説明】
添付図はキトサンを添加したチーズの水分移行の減少を
示したものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チーズもしくはカゼイン或は両者の混合物を主材
    としたものにキトサンを添加し、pH2〜5.5の酸性
    下で加熱、乳化し、次いで得られた乳化物のpHを5.
    5〜8に調整することを特徴とする水分移行の少ないチ
    ーズ及びチーズ様食品の製造法。
  2. (2)チーズもしくはカゼイン或は両者の混合物の10
    0重量部に対し、キトサンを0.1〜5重量部添加する
    請求項(1)に記載のチーズ及びチーズ様食品の製造法
JP1121778A 1988-12-23 1989-05-16 水分移行の少ないチーズ及びチーズ様食品の製造法 Granted JPH02257829A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32357888 1988-12-23
JP63-323578 1988-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02257829A true JPH02257829A (ja) 1990-10-18
JPH04616B2 JPH04616B2 (ja) 1992-01-08

Family

ID=18156273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1121778A Granted JPH02257829A (ja) 1988-12-23 1989-05-16 水分移行の少ないチーズ及びチーズ様食品の製造法

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JP (1) JPH02257829A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021078404A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 森永乳業株式会社 チーズ複合食品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021078404A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 森永乳業株式会社 チーズ複合食品

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JPH04616B2 (ja) 1992-01-08

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