JPH0225794Y2 - - Google Patents

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JPH0225794Y2
JPH0225794Y2 JP7860185U JP7860185U JPH0225794Y2 JP H0225794 Y2 JPH0225794 Y2 JP H0225794Y2 JP 7860185 U JP7860185 U JP 7860185U JP 7860185 U JP7860185 U JP 7860185U JP H0225794 Y2 JPH0225794 Y2 JP H0225794Y2
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dielectric
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seam
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は吸着移送体に関し、例えば静電気によ
つて紙布類を吸着して移送する移送装置等に用い
られる吸着移送ローラに関する。
(従来技術) 静電吸着力を利用した紙布類の移送装置に用い
られる吸着移送ローラ(以下、ローラ)は、金属
製のドラム状の芯金の回りに高誘電体層が形成さ
れて成るものである。そのローラの表面に紙布類
を吸着させるために芯金と、ローラに対向して設
けられた接地電極との間に、高電圧を印加して高
誘電体層に静電電荷を誘起させるよう構成されて
いる。
ローラを製造するには、ドラム状の芯金の外周
にゴム、合成樹脂等の高誘電率の誘電体からなる
材料を適当な厚さに巻きつけ、2個の半円筒状の
成形用の型をその上に押し当てて、加圧加硫す
る。その加圧加硫によつて余分の誘電体材料は2
つの型の突合せ部分から外部に流出する。
このようにして製造されたローラは、上記2個
の半円筒状の成形用の型の上記突合わせ部分に相
当するところの誘電体層に2個のつぎめの線即ち
シームラインができる。このシームラインは外形
研磨により表面的には滑めらかにできる。
(本考案が解決しようとする問題点) しかし、本考案者等の考究によれば、上記シー
ムラインは、高電圧が印加されているときに、漏
電を生じさせ、紙布類の装着や取りはずしの際等
に手を触れたりすると感電の危険があることがわ
かつた。
そこで本考案は、誘電体の層の形成時に生じる
上記シームラインによる感電の危険を除去した吸
着移送体を得ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案者等は上記問題点を解決するため、シー
ムラインについて調べたところ、そのシームライ
ンの部分に多数のピンホールが生じており、この
ピンホールによつて高電圧が漏洩し、従つて手を
触れるとピリピリとする不快な衝撃を受けること
になることがわかつた。そこで、本考案は、ピン
ホールが芯金から誘電体層を貫通して表面まで達
することのないように構成したものである。
即ち、本考案の吸着移送体は、円筒状の芯金
と、その芯金の外周に形成した誘電体層とからな
る吸着移送体において、その誘電体層は積層され
た少なくとも2個以上の層からなり、その第1の
誘電体層のシームラインの部分の位置と第2以降
の誘電体層のシームラインの部分の位置とを互に
ずらして配置したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案は、上記の構成に示されるように、吸着
移送体の芯金の上に被覆される誘電体の層を少な
くとも2個以上の層により構成し、第1の誘電体
層の成形時に生ずるシームライン部分と第2以降
の誘電体層の成形時に生ずるシームライン部分と
が、芯金上で異なる位置に来るようにずらしたこ
とにより、誘電体層全体を貫くシームライン部分
がないため、高電圧を印加したときにシームライ
ン部分の漏電経路が途中で遮断され、感電の危険
を除去できるものである。
(実施例の説明) 第1図は本考案によるローラの一実施例の断面
図を示すもので、ドラム状の芯金1上に強誘電率
の第1の誘電体層2および第2の誘電体層3が設
けられ、第1の誘電体層2のシームライン4,
4′と第2の誘電体層3のシームライン5,5′と
が同じ位置とならないようにずらして配置されて
いる。このようにシームライン4,4′と5,
5′をずらして配置することにより、第1および
第2の誘電体層の積層からなる誘電体層の全体を
貫くピンホールはほとんど生じないので、感電の
危険がほぼ完全に除去される。
誘電体層の形成は第2図に示すように、芯金1
の外周に誘電体材料6を必要な量より若干多めに
巻き着けた後、半円筒状の成形用型7,8により
図の矢印方向P,P′に加圧加硫する。余分な誘電
体材料は成形用型7および8の突合せ部から排出
され、適切な厚さの誘電体層が形成されるが、形
成された誘電体層にはその突合せ部に対応すると
ころにシームラインができる。そのシームライン
の部分にはピンホールが発生し易く、ピンホール
の発生率は製品全体の30%程度にも達する。従つ
て、誘電体層を一層とした製品では感電の危険性
がかなりあることがわかる。本考案においては、
第2図に示す成形方法により第1の誘電体層を形
成した後に、さらに第2図の成形用型7,8の加
圧方向を変えて第2の誘電体層を形成する。な
お、誘電体層2,3の材料は同じものでよく、代
表例の組成並びに配合比(重量部)としては アクリロニトリルゴム 100部 ステアリン酸(加工助剤) 1〜5部 酸化珪素(無機補強剤) 50〜100部 フエノール樹脂 5〜30部 硫黄(加硫剤) 1〜15部 メルカプトベンゾチアゾール(加硫促進剤)
0.3〜2部 ジオクチルフタレート(可塑剤) 微量 の組合せが例示できる。
なお、誘電体層は2層のみに限定することな
く、一般には2層以上とすることができる。ま
た、誘電体層の材料は各層毎に異ならせてもよ
い。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案は、誘電体層を多層
の積層構成とするとともにシームラインの配置を
ずらすように構成したことにより誘電体層の全体
を通じてのピンホールはほぼ完全に除去され、感
電の危険の少ない、安全な吸着移送体を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は誘電体層の形成方法を示す図である。 1……芯金、2……第1の誘電体層、3……第
2の誘電体層、4,4′……第1の誘電体のシー
ムライン、5,5′……第2の誘電体のシームラ
イン、6……誘電体材料、7,8……成形用型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状の芯金と、その芯金の外周に形成した誘
    電体層とからなる吸着移送体において、 前記誘電体層は積層された少なくとも2個以上
    の層からなり、その第1の誘電体層のシームライ
    ンの部分の位置と第2以降の誘電体層のシームラ
    インの部分の位置とを互にずらして配置したこと
    を特徴とする吸着移送体。
JP7860185U 1985-05-28 1985-05-28 Expired JPH0225794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7860185U JPH0225794Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

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JP7860185U JPH0225794Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61193934U JPS61193934U (ja) 1986-12-03
JPH0225794Y2 true JPH0225794Y2 (ja) 1990-07-16

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ID=30622724

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