JPH02258526A - 積層ポリオレフィン系熱収縮性フイルムによるオーバーラップ収縮包装方法 - Google Patents

積層ポリオレフィン系熱収縮性フイルムによるオーバーラップ収縮包装方法

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JPH02258526A
JPH02258526A JP1068257A JP6825789A JPH02258526A JP H02258526 A JPH02258526 A JP H02258526A JP 1068257 A JP1068257 A JP 1068257A JP 6825789 A JP6825789 A JP 6825789A JP H02258526 A JPH02258526 A JP H02258526A
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和夫 近藤
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丸山 覚志
Shinya Ishiguro
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は積層ポリオレフィン系熱収縮性フィルムによ
るオーバーラツプ収縮包装方法に関するものであり、更
に詳しくは積層ポリオレフィン系熱収縮性フィルムによ
り被包装物を筒状に覆い、前後はヒートシール等により
固着し、縦方向はフィルムを重ね合わせただけの状態で
加熱密着させるオーバーラツプ収縮包装方法に関するも
のである。
(従来の技術) 収縮包装は熱収縮性プラスチックフィルムで物品をラフ
に包んでおき、加熱装置によって加熱収縮させ、物品の
形状にぴつ1こり沿って密着させる事によりタイトな包
装を行なう為、凹凸のある物品らタイトに仕上り、見栄
えが良い特徴がある。
又複数側の物品を一度に包装する、いわゆる集積包装を
するのにも好都合であり、更に、包装コストの低減かは
かれる等の数多くの特徴がある。この為、現在収縮包装
は酒等の箱容器、化粧品、薬品等の化粧箱の単独収縮包
装、あるいはこitら箱、あるいは瓶、缶等複数個の物
品を集積包装する為の収縮包装まで広く一般にfす用さ
れている。
一方、収縮包装はタイ)・に仕上るという利点がある反
面、フィルム端部の固着を溶断ノール等より十分に行な
っている為、逆に開封しにくいという欠点があった。
この欠点改良の為、現在ポリ塩化ビニルフィルムにより
被包装物を筒状に覆い、前後は溶断ンール等により固着
し、縦方向はフィルムを電ね合わせた状態で加熱して収
縮包装するオーバーランプ収縮包装か行なわれている。
この方法によると重ね合わせた部分は完全には接着され
ていないので、この部分より容易に開封することが出来
る。しかも本方法のオーバーラツプ収縮包装機は重ね合
せの為縦方向のシール装置か不要であり、簡単な包装機
でしかし小型化できる特徴もある。
しかしながら、ポリ塩化ビニルフィルムは熱収縮性が良
い反面、ヒートンール時あるいは廃棄物の焼却に際して
発生ずる塩素ガスによる腐食、環境問題があり、更に、
塩化ビニル樹脂の可塑化に用いる可塑剤による衛生上の
問題等の欠点かある。
又、結晶性ポリプロピレンの延伸フィルムはその透明性
、光沢性なとの光学的性質や、引張強度、衝撃強度、な
どの機械的性質あるいは無毒性、無臭性に優れている長
所がある。しかしながら、ポリ塩化ビニルフィルムのか
をつりに結晶性延伸ポリプロピレンフィルムを用いオー
バーラツプ収縮包装を行った場合、収縮包装時にフィル
ム重なり部分が密着せず、収縮包装が不可能になるとい
う欠点がある。
(本願発明か解決しようとする課題) 本願発明の目的は、ヒートンール時や廃棄物の焼却時、
あるいは衛生上、存寄な物質が発生しない積層ポリオレ
フィン系熱収縮性フィルムを用いて、安価で、簡単な収
縮包装機により、被包装物を包装する、しかも開封容易
なオーバーランプ収縮包装方法を提供することにある。
(課題を解決するf二めの手段) 本願発明者らは、上記課葱を達成するため鋭C検討し、
フィルムの静摩擦係数及びオーバーラツプする方向、即
ちフィルム横方向の加熱収縮率と使用するフィルムのビ
カソト軟化点温度との関係に着目し、種々試験検討しf
こ結果遂に本願各発明に到達し1こ。即ち、本願の請求
項第1の発明は、両外賓かポリエチレン系樹脂、中間層
が少なくとら一督のポリプロピレン系樹脂よりなり、両
表面の静摩擦係数が0.2〜08の範囲で、且つ、両外
1j1づを構成するポリエチレン系樹脂の軟化点温度に
加熱した時の横方向の収縮率がIO?6以下であり、更
に最大熱収縮率達成温1斐に加熱しfコ時の収縮率が4
0%以上である積層ポリオレフィン系熱収縮性フィルム
を用いて、被包装物を筒状に覆い、前後は溶断ンール等
により固着し、縦方向はフィルムを重ね合わせただけの
状態でラフに包んた後、加熱装置で加熱収縮させると同
時に、該加熱によって重ね合わせた部分ち収縮させるオ
ーバーラツプ収縮包装方法を内容とするらのであり、同
請求項第2の発明は、」二足請求項第1の発明において
、ポリエヂレン系樹り旨か、低糸度ポリエチレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン
共重合体の中の少なくとも1種から選ばれたしの、まf
こは、これらの樹脂を2種類以上混合し1こ樹脂である
ことを内容とするものてあり、更に同請求項第3の発明
は、上記請求項第1の発明において、ポリプロピレン系
樹脂か、エチレン−プロピレン共重合体或いはエチレノ
ープロビレンーブテン共玉合体の中の少なくとら1種か
ら進1rtjコしのであることを内容とする乙のである
次に、本願各発明を具体的且つ詳細に説明するため、一
実施態様に基づいて説明するが、本願各発明はこれに限
定されるものでないことはいうまてしない。
第1図は、本願発明に従って、積層熱収縮性フィルムを
使用して長方形の箱をオーバーラツプ収縮包装する場合
の概略工程図、第2図は長方形の箱をフィルムで円筒形
状に覆い、前後を溶断ンールし、該被包装物の中央にて
フィルムを重ならせ、ラフにオーバーラツプした収縮包
装がjの包装体5の斜視図、第3図は収縮包装後のオー
バーラツプ包装した包装体8を示す斜視図、第4図は第
3図の収縮包装後の包装体8のA−A断面図を示す。
続いて、先ず第1図に示す包装方法工程の概略について
説明すると、第1図においてフィルムロールIOから繰
り出された、両性層がポリエチレン系+M指、中間層が
少なくとも一層のポリプロピレン系樹脂よりなる積層熱
収縮性フィルムlは、適当箇所に針状凸起物を設けた空
気抜き用穴開はガイトロール2により、適当な小孔があ
けられ、その後、該小孔をあけられた積層熱収縮性フィ
ルム重は、製袋ホーマー・4に供給された後、被包装物
3をほぼ円筒状に覆う。そして第2図に示すように被包
装物3の縦方向はフィルムを重ね合わせただけの状態で
ラフに包み(ラフに包んだ包装体5)、続いて、前後は
溶断ンール装置6により溶断ンールを行い、引き続き、
第3図、第4図に示した収縮包装物となるように、フィ
ルムを重ね合わせた側を下にして包装体移送用ベルト9
により収縮用トンネル7に通し、周囲から加熱して収縮
させると同時に、重なった部分のフィルムの摩擦抵抗力
によって、フィルムが収縮による移動を開始するより先
にフィルム重なり部分を密着させることによってオーバ
ーラツプ収縮包装体8を得るのである。この場合、フィ
ルムの重なり部分の大きさは、被包装物の形状とかフィ
ルム表面層の性状に合わせ適宜選択可能である。すなわ
ち、フィルム重なり部分の大きさがあまり大きくなれば
包装コストの上昇や包装外観の不良という欠点を生じる
1こめ、通常は5〜100m’m幅、好ましくは10〜
80mm幅が適当である。
被包装物をフィルムてらってラフに包装した状態の包装
体(第2図、符号5)をとのような姿勢で移送用コンベ
ヤ9上に載置するかは任意でよいが、出来れば既述のよ
うに、フィルム重なり部分側を下側にして移送用コンベ
ヤ上に!!置すれば、本来のフィルム爪なり部分でのフ
ィルム同士の摩捺力に加えて被包装物の重量が加わるた
め、フィルムの市なり部分の幅ないしは面積は小さくて
済むという+11点がある。
本願発明でいうフィルムの重なり部分の摩擦抵抗力は、
ASTMD1894法により測定したフィルムの静摩擦
係数により表わし、フィルムがずへりすぎる場合にはフ
ィルムの重なり部分の摩擦抵抗が小さくなり、加熱によ
るフィルム収縮開始時にフィルムが移動し、密着が出来
なくなる。
又、本願発明に用いたフィルムの熱収縮率はJIS  
Z  1709測定法に基づくものであり、縦、Vi 
10cmX I 0cm角のフィルムを所定1兜のグリ
セリンバス中にて20秒間加熱し、その後水中にて冷却
し、フィルムの収縮割合を測定したものである。収縮前
のフィルムの長さをΩo1収縮後のフィルムの長さをσ
とすると収縮率は次の式のようになる。
収縮率−((no −Q)/ (1o)X 100  
(%)更に、本願発明でいうビカット軟化点温度はAS
TM D  1525法により測定しfこ値をいうもの
であり、最大熱収縮率達成温度とはJIS  Z170
9測定法により測定し1こ、該積層熱収縮性フィルムが
最高の収縮率を示す温度である。
一般に延伸フィルムは加熱されると収縮し始め、ビカッ
ト軟化点温度よりフィルムが柔らかくなるとついには溶
けてしまうが、ビカット軟化点温度を越えた状態でフィ
ルムを重ねればフィルムの密着が始まる。本願発明者ら
はフィルムの静摩擦係数と加熱収縮率、及びフィルムの
密着が可能となるビカット軟化点温度との関係について
種々研究した結果、本願発明を見出したものである。即
ち、フィルム両表面の摩擦係数0.2未満の場合にはフ
ィルムがすべりすぎて、たとえビカット軟化点温度に加
熱した時の横方向の収縮率が105未満でも、ビカット
軟化点温度に到るまでにフィルムが移動してしまい、フ
ィルムの密着が出来なくなる。
静摩擦係数が0.2〜0.8の範囲にあり、しかもフィ
ルムの両外層を構成するポリエチレン系樹脂のビカット
軟化点温度に加熱した時の収縮率が10%以下、好まし
くは5%低下の場合には、加熱による収縮応力がフィル
ムの重なり部分の摩擦抵抗力に比較して弱い為フィルム
が移動せず、フィルムの重なり部が密着し始め、引き続
き、加熱しフィルムを収縮包装してもフィルムの重なり
部分は密着状態を維持することが出来る。軟化点温度に
おいて密着し始めた被包装物を包んだフィルムは、更に
加熱することにより被包装物をタイトに包装するが、最
大熱収縮率達成温度に加熱した時の横方向におけるフィ
ルムの収縮率が40%未満の場合には、加熱収縮後の収
縮包装の仕上がりが不十分で、包装物の見栄えが悪くな
る。ビカット軟化点温度に加熱した時の横方向における
フィルムの収縮率が10%を越えた場合は、フィルムの
収縮する力がフィルムの重なり部分の摩擦抵抗力より大
きくなり、フィルムを加熱することにより重なり部分が
密着する前に離れてしまい、フィルムの固着が出来なく
なる。一方フイルムの縦方向の収縮率は被包装物の形状
に合わせ適宜選択することが可能である。又、フィルム
両表面の静摩擦係数が0.8を越えた場合には、フィル
ムが滑らない為、包装機のホーマー等にフィルムがつか
えたり、又フィルムの製膜時に皺が発生しやすい等の欠
点が生じる。フィルムの両表面の静摩擦係数の範囲は0
2〜0.8であることが必須であり、好ましくは03〜
0.6の範囲である。本願発明のフィルム両表面の静摩
擦係数は使用するポリオレフィン系樹脂の種類により、
又透明、光沢等の必要とする他の物性を損なわない範囲
で、通常の高級脂肪酸アミド系、高級脂肪酸エステル系
、ワックス系金属石鹸等のすべり剤、シリカ、炭酸カル
シウム、珪酸マグネシウム、リン酸カルシウム等のアン
チブロック剤を各々好適な量を混入し調整することによ
り得られるものである。更に粘着付与剤、静電防止剤、
防曇剤、その他の添加剤を加えても何ら差し支えはない
又、本願発明の積層熱収縮性フィルムを製造する方法と
しては、特に限定されるものではないが、次の様な方法
により製造するのが好ましい。即ち、先ず複数の押出機
を用いて積層ダイスより積層未延伸原反シートを共押し
出しする。そして該積層未延伸原反シートを冷却固化さ
せた後、延伸可能な温度まで再加熱して、加圧気体によ
り二輪に膨張延伸したり、テンター延伸機により横方向
に延伸したり、或いは、二組の速度差を有するピンチロ
ール間に導入し縦方向に延伸後、テンター延伸機により
横方向に延伸すること等により得られるものである。本
願発明における延伸倍率は特に限定するものではないが
、面積倍率で4〜40倍、好ましくは6〜30倍が適当
である。
更に本願発明に用いるフィルムの厚みも特に限定される
ものではないが、総厚み8μ〜200μが適当であり、
被包装物に応じて適宜選択すれば良く、内容物の保護を
特に要望される時は厚みを厚くすれば良く、一般には1
0μ〜100μが用いられる。又、各層厚み構成も特に
限定されるものではなく、要求される結束力、収縮性、
衝撃力等により適宜選択すればよく、両外層の厚みが薄
くなるとオーバーラツプした部分のフィルムの接着力は
弱くなる。好ましい両外層の厚みは2.5μ以上である
更に、本願発明の両外層に用いるポリエチレン系横脂は
、同一のものが好ましいが、それに限定されるものでな
く、両外層に互いに異なる樹脂を使用することも可能で
あることはいうまでもない。
本願発明に用いるポリエチレン系樹脂としては、例えば
熱シール適性の良好な低密度ポリエチレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合
体等、あるいはこれらの混合物がある。又、本願発明に
おいて使用する低密度ポリエチレンとしては、高圧下の
ラジカル重合反応により製造される不規則な長鎖分岐を
有する従来汎用されている通常の低密度ポリエチレンで
あって、密度0.919〜0.930g/ cm3、メ
ルトインデックス0.1〜8.0のものが好ましい。又
、本願発明において使用するエチレン−α−オレフィン
共重合体とはエチレンにプロピレン、ブテン−1、ペン
テン−11ヘキセン−1、オクテン−1,4−メチル−
ヘンテン−1等の炭素数3〜8のα−オレフィンを少量
共重合させて製造されるエチレン共重合体をいい、密度
0.880〜0.955g/cm’、メルトインデック
ス(1,1〜8.0のものが好ましい。更に本願発明に
おいて使用するエチレン−酢酸ビニル共重合体とは、公
知のラジカル重合法で製造されるもので、酢酸ビニル含
量は20重量%以下が好ましく、より好ましくは15%
以下である。
更に本願発明において使用するポリプロピレン系樹脂と
しては、例えば、エチレン−プロピレン共重合体或いは
エチレン−プロピレン−ブテン共重合体の中の少なくと
も1種から選ばれたものであり、これらポリプロピレン
系樹脂の融点は135〜150°Cの範囲のものであり
、更に、エチレン−プロピレン共重合体は、プロピレン
にエチレンを2〜5重量%程度共重合させたものが好ま
しく、又エチレン−プロピレン−ブテン共重合体は、プ
ロピレンにエチレンとブテンとを3〜8重量%程度共重
合させたものが好ましい。
更にこれらポリプロピレン系樹脂には改質剤、すべり剤
、アンチブロック剤、粘着付与剤、静電防止剤、防曇剤
、その他の添・加削を混入することも可能である。
(本願発明の効果) 上記本願発明の如く、ASTM−1894法により測定
したフィルム両表面の静摩擦係数が0.2〜0.8の範
囲で、且つ、両外層のポリエチレン系樹脂のビカット軟
化点温度における横方向のフィルム加熱収縮率が10%
以下であり、更に最大熱収縮率達成温度に加熱した時の
収縮率が、40%以上である積層ポリオレフィン系熱収
縮性フィルムは、被包装物を筒状にフィルムで覆い、被
包装物の前後はヒートシールによる固着を行い、縦方向
はフィルムを重ね合わせただけの状態で加熱収縮包装し
た場合、熱固着時の臭いもなく、又オーバーラツプ部の
ずれもなく包装仕上り良好な収縮包装物が得られ、安価
で簡単な収縮包装機による収縮包装が可能であり、更に
包装物の開封もオーバーラツプ部分から容易にてきるも
のである。
(実施例) 以下、実施例により本願発明をより具体的に説明するが
、本願発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 エチレン−プロピレン樹脂(住友化学工業株式会社、ノ
ーブレン5131.Mll、2、密度0139g/cm
3、ビカット軟化点温度119°C)を中間層とし、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体樹脂(住友化学工業株式会
社、エバテートD2021.EVA含有量10%、M 
I 1.5、密度0.92g/cn+’、ビカット軟化
点温度73℃)100重量部とすべり剤3重量部(S 
Q 3 、三井石油化学工業株式会社、オレイン酸アミ
ド)及びアンチブロック剤2重量部(ABlo、三井石
油化学工業株式会社、シリカ)との組成物を両表面とす
る、チューブ状共押し出し積層未延伸原反ソートを、ス
クリュー口径65φ押出機(中間層用)及び2台のスク
リュー口径40φ押出機(表面層用)と三層の共押し出
し用口径11Oφ環状ダイスによって得た。次に該積層
未延伸原反シートの片端を切断し、中間層厚み120μ
、両表面厚み各15μ、巾300mmのフィルムを生産
した。
このフィルムをテンター延伸機を使用して100℃に加
熱して横方向に6倍延伸し厚み25μ、巾1300mm
の延伸フィルムを得た。得られたフィルムの両表面の静
摩擦係数は0.3、両外層を構成する樹脂のビカット軟
化点温度である、73℃における横方向の収縮率は3%
、縦方向は2%、最大熱収縮率達成温度である120℃
における横方向の収縮率は58%、縦方向は23%であ
った。
このフィルムを更に切断し、2組の巾620mmのロー
ル巻に仕上げ、自動包装機に通し、巾250mmX長さ
300n+mX高さ30mmの箱の周囲をフィルムで覆
い、フィルムの端部20mmを重ね合わせるようにし、
長さ方向は両端とも箱端部より25μmの余裕をもって
溶断シールを実施した。
続いて、加熱用収縮トンネルに、上記の如く周囲をフィ
ルムで覆った箱をフィルムの重ね合わせ部を下側にして
移送用コンベヤ上に載置して導入し、170℃の熱風で
8秒間周囲より加熱し、フィルムを収縮させ、収縮包装
を行った。
収縮包装した箱は、フィルムの重ね合わせ部も密着して
おり包装外観も良好な状態に仕上がっていた。その場合
に、熱シール時の臭いもなく、又包装体の開封もフィル
ムの重ね合わせ部から容易に行うことが出来た。
実施例2 エチレン−プロピレン樹脂(住友化学工業株式会社、ノ
ーブレンS 131. MIl、2、密度0.89g/
cm3、ビカット軟化点温度119°C)を中間層とし
、線状低密度ポリエチレン(ウルトゼツクス2021、
L、三井石油化学工業株式会社、MI2.I、密度0.
920g/Cm3、ビカット軟化点温度100°C)1
00重量部とすべり剤3重量部(S Q 3 、三井石
油化学工業株式会社、オレイン酸アミド)及びアンチブ
ロック剤2重量部(ABIO,三井石油化学工業株式会
社、ンリカ)との組成物を両表面層とする、チューブ状
共押し出し積層未延伸原反シートを、スクリュー口径6
5φ押出機(中間層用)及び2台のスクリュー口径40
φ押出機(表面層用)に取付けfこ三層の共押し出し用
口径110φ環状ダイスによって生産した。次に該積層
未延伸原反シートの片端を切断し、中間層Y7み360
μ、両表面層厚み各45μ、中370mmのフィルムを
得た。
このフィルムを、先ず2組の速度差を仔するロールを使
用して、90°Cに加熱して縦方向に3倍延伸し、引き
続き、テンター延伸機を使用して、120°Cに加熱し
て横方向に6倍延伸し、厚み25μ、巾1.300mm
の延伸フィルムを得た。得られたフィルムの両表面の静
摩擦係数は05、両外層を構成する樹脂のビカット軟化
点温度である、100°Cにおける横方向の収縮率は9
%、縦方向は7%、最大熱収縮率達成温室である130
°Cにおける横方向の収縮率は60%、縦方向は38%
であった。このフィルムを更に切断し、2組の巾620
mmのロール巻に仕上げ、自動包装機に通し、中250
mmX長さ300mmX高さ30mmの箱の周囲をフィ
ルムで覆い、フィルムの端部2On+mを重ね合わせる
ようにし、長さ方向は両端とも箱端部より25mmの余
裕をもつ溶断ンールを実施した。
続いて、加熱用収縮トンネルに、上記の如く周囲をフィ
ルムで覆った箱をフィルムの重ね合わせ部分を下側にな
るようにして移送用コンベヤ上に載置して導入し、18
0℃の熱風で8秒間周囲より加熱し、フィルムを収縮さ
せ、収縮包装を行った。
収縮包装した箱は、フィルムの重ね合わせ部も密着して
おり包装外観も良好に仕上がっていた。
さらに、溶断ソール時の臭いもなく、又包装体の開封も
フィルム重ね合わせ部から容易に行うことが出来た。
実施例3 エチレン−プロピレン樹脂(住友化学工業株式会社、ノ
ーブレンS l 31. Mll、2、密度0.89g
/cI113、ビカット軟化点温度119℃)を中間層
とし、線状低密度ポリエチレン(ウルトゼックス202
1L、三井石油化学工業株式会社 :vl12.I、密
度0.920g/cm3、ビカット軟化へ温度100°
C)100重量部とすべり剤2重量部(S Q 3 、
三井石油化学工業株式会社、オレイン酸アミド)支びア
ンチブロック剤1重1til(AB I 0  三井石
浦化学工業株式会社、ンリカ)との組成物を両表面層と
する、チューブ状共押し出し積1未延伸原反ノートを、
スクリュー口径65φ押出機(中間層用)及び2台のス
クリュー口径40φ押出機(表面層用)と三層の共押し
出し用口径110φ環状ダイスによって得た。この積層
未延伸京反ソートの各層厚みは中間層厚み160μ、両
表面層厚み各80μであり、チューブ巾は180mmで
あっfこ。
この積層未延伸原反シートを、従来のインフレーンヨン
方式によって延伸温度110℃で縦方向、横方向共に4
倍延伸し、得られ積層延伸フィルムに弛緩を与えながら
熱固定を行い、その後チユーブ両端を切断し、全体厚み
約23μ、巾6601の延伸フィルムを得几。得られf
こフィルムの静摩擦係数は0.6、両外層を構成する樹
脂のビカノト軟化点温度である、100℃における横方
向の収縮率は10%、縦方向は8%、最大熱収縮率達成
温度である130℃における横方向の収縮率は55%、
縦方向は53%であった。このフィルムを更に切断し、
巾620mmのロール巻に仕上げ、自動包装機に通し、
巾250mmX長さ300mmX高さ30m+nの箱の
周囲をフィルムで覆い、フィルムの端部20mrrlを
重ね合わせるようにし、長さ方向は両端とも箱端部より
25mmの余裕をもって溶断シールを実施した。
続いて、加熱用収縮トンネルに、上記の如く周囲をフィ
ルムで覆った箱を重ね合わせ部が下側になるようにして
移送コンベヤ上に載置して導入し、170℃の熱風で8
秒間周囲より加熱し、フィルムを収縮させ、収縮包装を
行った。
収縮包装した箱は、フィルムの重ね合わせ部も密着して
おり包装外観も良好に仕上がっていた。
さらに溶断シール時の臭いもなく、又収縮包装体の開封
らフィルム重ね合わせ部から容易に行なうことが出来た
比較例1 実施例1において、両表面層に添加するすへり剤(S 
Q 3 )の添加量を4重量部、アンチブロック剤を1
重量部に変更した以外は全く同様にして、中間層厚み1
20μ、両表面層厚み各15μの三層構成の巾300m
mの原反を生産した。
このフィルムを、テンター延伸機を使用して、100℃
に加熱し横方向に6倍延伸し厚み25μ、中1300+
nmの延伸フィルムを得た。得られたフィルムの両表面
の静摩擦係数は0.1、両外層を構成する樹脂のビカッ
ト軟化点温度である、73℃におけるこのフィルムの横
方向の収縮率は3%、縦方向は2%、最大熱収縮率達成
温度における横方向の収縮率は58%、縦方向は23%
であった。
実施例1と同様にして、このフィルムを更に切断し、2
組の中620mmに切断後、自動包装機に通し、中25
0+nmx長さ300mmX高さ30mmの箱の周囲を
フィルムで覆い、フィルムの端部を20mm重ね合わせ
るようにし、長さ方向は両端部とら箱端部より25mm
の余裕をもって溶断シールし、引き続き、フィルムの重
ね合わせ部が下側になるようにして、加熱用収縮トンネ
ルで加熱し、フィルムを収縮させて、収縮包装を行なっ
た。
しかしながら、収縮包装した箱包装外観は、フィルム重
ね合わせ部分がずれてしまい、見栄えが悪く、好適な収
縮包装体を得ることが出来なかった。
比較例2 実施例2において、すへり剤の混入量を2.5重量部、
中間層厚み420μ、両表面層厚み各525μと各厚み
を変更した以外は全く同様にして、三層構成の巾370
 mmo 京反を生産した。続いて、このフィルムを、
先ず2組の速度差を有するロールを使用して、90°C
に加熱して縦方向に3倍延伸し、引き続き、テンター延
伸機を使用して、120℃に加熱して横方向に7倍延伸
し厚み25μ、巾1300mmの延伸フィルムを得た。
得られたフィルムの両表面の静摩擦係数は0,1、両外
層を構成する樹脂のビカット軟化点である、100℃に
おける横方向の収縮率は14%、縦方向は7%で最大熱
収縮率達成温度である130°Cにお:する横方向の収
縮率は65%、縦方向は38%てあっfコ。
実施例2と同様にして、このフィルムを更に切断し、2
組の巾620mmに切断後、自動包装機に通し、中25
0mmX長さ300mm+X高さ30mmの箱の周囲を
フィルムで覆いフィルムの端部を20mm重ね合わせる
ようにし、長さ方向は両端部とも箱端部より25mmの
余裕をもって溶断ノールし、弓き続き、フィルムの重ね
合わせ部が下側になるように加熱用収縮トンネルで加熱
し、フィルムを収縮させ、収縮包装を行なった。
しかしながら、収縮包装した箱包装外観は、フィルム重
ね合わせ部がずれてしまい、見栄えが悪く、十分な収縮
包装体を得ることが出来なかった。
比較例3 実施例3において、中間層厚み90μ、両表面層厚み各
45μと各厚みを変更した以外は全く同様にして、三層
構成のチューブ巾180mmの原反を生産した。
この積層未延伸原反シートを、従来のインフレ−ション
方式によって延伸温度110℃で縦方向、横方向共に3
倍延伸し、得られたこの積層延伸フィルムに弛緩を与え
なから熱固定を行い、全体厚み約23μ、チューブ中4
80mmの延伸フィルムを得た。得られたフィルムの両
表面の静摩擦係数は0.3、両外層を構成する樹脂のビ
カット軟化点温度である、100℃における横方向の収
縮率は3%、縦方向は3%、最大熱収縮率達成温度であ
る130℃における横方向の収縮率は38%、縦方向は
35%であった。このデユープ状の一端を切断し、チュ
ーブに開いてフィルム中620mmに切断後、自動包装
機に通し、中250mmx長さ300mmX高さ30m
mの箱の周囲を覆い、フィルムの端部を20mm重ね合
わせるようにし、長さ方向は両端部とも箱端部より25
mmの余裕をもって、溶断シールし、引き続き、フィル
ムの重ね合わけ部が下側になるようにして、加熱用収縮
トンネルで加熱し、フィルムを収縮させ、収縮包装を行
った。しかしながら、収縮包装した箱包装外観は、フィ
ルム重ね合わせ部分は良好に密着していたが全体に皺が
多く、特に角部が大きく残っており、見栄えが悪く、十
分な収縮包装体を得ることが出来なかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明のオーバーラツプ収縮包装方法の一例
を示す概略工程図であり、第2図は長方形の箱をフィル
ムでほぼ円筒状に覆い、前後を溶断シールし、該被包装
物の中央にてフィルムを重ならせ、ラフにオーバーラツ
プ包装した収縮包装前の該包装体の斜視図であり、第3
図は収縮包装後のオーバーラツプ包装しfコ該包装体を
示す斜視図であり、第4図は第3図の収縮包装後の該包
装体のA−A断面図である。 ■・・・・・積層熱収縮性フィルム 1′ ・・・・小穴をあけた積層熱収縮性フィルム2・
・・・・空気抜き用穴開は装置 3・・・・・被包装物 4・・・・・製袋ホーマー 5・・・・・ラフに包んだ包装体 6・・・・・ヒートシール装置 7・・・・・収縮用トンネル 8・・・・・オーバーラツプ収縮後の包装体9・・・・
・包装体移送用ベルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、両外層がポリエチレン系樹脂、中間層が少なくとも
    一層のポリプロピレン系樹脂よりなり、両表面の静摩擦
    係数が0.2〜0.8の範囲で、且つ、両外層を構成す
    るポリエチレン系樹脂の軟化点温度に加熱した時の横方
    向の収縮率が10%以下であり、更に最大熱収縮率達成
    温度に加熱した時の収縮率が40%以上である積層ポリ
    オレフィン系熱収縮性フィルムを用いて、被包装物を筒
    状に覆い、前後はヒートシール等により固着し、縦方向
    はフィルムを重ね合わせただけの状態でラフに包んだ後
    、加熱装置で加熱収縮させると同時に、該加熱によって
    重ね合わせた部分も密着させる事を特徴とするオーバー
    ラップ収縮包装方法。 2、ポリエチレン系樹脂が低密度ポリエチレン、エチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン共
    重合体の中の少なくとも1種から選ばれたもの、または
    、これらの樹脂を2種類以上混合した樹脂であることを
    特徴とする請求項第1項記載のオーバーラップ収縮包装
    方法。 3、ポリプロピレン系樹脂がエチレン−プロピレン共重
    合体或いはエチレン−プロピレン−ブテン共重合体の中
    の少なくとも1種から選ばれたものであることを特徴と
    する請求項第1項記載のオーバーラップ収縮包装方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534110U (ja) * 1991-10-07 1993-05-07 大森機械工業株式会社 包装装置
JPH0594110U (ja) * 1991-12-12 1993-12-21 株式会社ニッサンキコー 包装フィルム収縮トンネル
JPH07314618A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Shin Etsu Polymer Co Ltd 多層シュリンクフィルム及びその製造方法
JP2009500205A (ja) * 2005-07-08 2009-01-08 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 層状フィルム組成物、それらから調製した包装および使用方法
JP2014012534A (ja) * 2012-07-03 2014-01-23 Omori Mach Co Ltd ストレッチ包装装置用の加熱装置及びストレッチ包装装置
CN107380562A (zh) * 2017-08-23 2017-11-24 刘鹏 一种成型烟花体的包装方法
CN117480098A (zh) * 2021-06-09 2024-01-30 克里奥瓦克公司 用于包装的热收缩设备和装置,以及使用所述热收缩设备和装置的包装生产线和过程

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