JPH0225935Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225935Y2 JPH0225935Y2 JP1984170786U JP17078684U JPH0225935Y2 JP H0225935 Y2 JPH0225935 Y2 JP H0225935Y2 JP 1984170786 U JP1984170786 U JP 1984170786U JP 17078684 U JP17078684 U JP 17078684U JP H0225935 Y2 JPH0225935 Y2 JP H0225935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cylinder
- air
- liquid chamber
- inner end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Actuator (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、クラツチオペレーテイングシリン
ダあるいはブレーキホイールシリンダ等のよう
に、マスタシリンダからの液圧によつて作動する
シリンダ装置に関し、特に、エア抜き性を改良し
たシリンダ装置に関するものである。
ダあるいはブレーキホイールシリンダ等のよう
に、マスタシリンダからの液圧によつて作動する
シリンダ装置に関し、特に、エア抜き性を改良し
たシリンダ装置に関するものである。
(従来の技術およびその問題点)
一般に、この種のシリンダ装置において、シリ
ンダ本体は、ピストンが摺動するシリンダ孔のほ
か、さらに2つの孔を備えている。孔の一つは、
マスタシリンダからの液圧導入のための配管接続
口であり、もう一つは、エア抜きのための孔であ
る。これらの各孔は、ピストンの摺動を損なわな
いようにするため、一端開口のシリンダ装置の場
合には、シリンダボトム側に設けられ、また両端
開口のシリンダ装置の場合には、シリンダの中央
部に設けられており、そして、各孔のシリンダ孔
に対する開口は通常別個に配置されている。
ンダ本体は、ピストンが摺動するシリンダ孔のほ
か、さらに2つの孔を備えている。孔の一つは、
マスタシリンダからの液圧導入のための配管接続
口であり、もう一つは、エア抜きのための孔であ
る。これらの各孔は、ピストンの摺動を損なわな
いようにするため、一端開口のシリンダ装置の場
合には、シリンダボトム側に設けられ、また両端
開口のシリンダ装置の場合には、シリンダの中央
部に設けられており、そして、各孔のシリンダ孔
に対する開口は通常別個に配置されている。
ところで、こうしたシリンダ装置の中でも小型
のものでは、前記両孔を互いに近接した箇所に配
置せざるをえない。というのは、各孔を設けるに
ついては、シリンダボトム側あるいはシリンダの
中央部に設けるという制約のほか、エア抜きのた
めの孔はシリンダ本体の上部側に設けなければな
らないという制約、また、配管接続のための孔は
配管接続が容易に行なえるようにするという制約
がそれぞれあるからである。
のものでは、前記両孔を互いに近接した箇所に配
置せざるをえない。というのは、各孔を設けるに
ついては、シリンダボトム側あるいはシリンダの
中央部に設けるという制約のほか、エア抜きのた
めの孔はシリンダ本体の上部側に設けなければな
らないという制約、また、配管接続のための孔は
配管接続が容易に行なえるようにするという制約
がそれぞれあるからである。
そこで、従来例の中には、たとえば、実公昭57
−52427号の公報に示されているように、シリン
ダ孔に対する両孔の開口を共用した構造のものが
知られている。
−52427号の公報に示されているように、シリン
ダ孔に対する両孔の開口を共用した構造のものが
知られている。
しかし、そうした両孔の開口を共用した構造の
ものの場合、シリンダ装置の小型化の点では有利
ではあるが、エア抜き性の点に難点が否めない。
ものの場合、シリンダ装置の小型化の点では有利
ではあるが、エア抜き性の点に難点が否めない。
シリンダ孔内に画成される液室内にオイルを充
填する手法としては、その液室内を負圧にして行
なうバキユームブリージング法、オイルを圧送す
る圧送法、あるいはピストンを往復動させつつ行
なうポンピング法が採用される。前記両孔の開口
を共用した従来の技術にあつては、特に、圧送法
およびポンピング法を用いるとき、液室内に供給
されるオイルが、抜け出そうとするエアを巻き込
むことから、エア抜き性が悪く、オイル充填の作
業を効率良く行なうことができないという問題が
ある。
填する手法としては、その液室内を負圧にして行
なうバキユームブリージング法、オイルを圧送す
る圧送法、あるいはピストンを往復動させつつ行
なうポンピング法が採用される。前記両孔の開口
を共用した従来の技術にあつては、特に、圧送法
およびポンピング法を用いるとき、液室内に供給
されるオイルが、抜け出そうとするエアを巻き込
むことから、エア抜き性が悪く、オイル充填の作
業を効率良く行なうことができないという問題が
ある。
一方、実公昭59−4187号の公報は、オイル供給
のための開口と、エア抜きのための開口とを同心
的に配置するという別の考え方を示している。そ
の考え方によれば、両開口が、同一の部所ではあ
るが別になるため、前記した開口を共用したもの
に比べれば、エア抜き性の改善を図ることができ
る。
のための開口と、エア抜きのための開口とを同心
的に配置するという別の考え方を示している。そ
の考え方によれば、両開口が、同一の部所ではあ
るが別になるため、前記した開口を共用したもの
に比べれば、エア抜き性の改善を図ることができ
る。
しかし、その技術では、両開口を規定するジヨ
イント部材をシリンダに対して移動可能とし、一
つの位置でエア抜き用ポートを開き、もう一つの
位置でエア抜き用ポートを閉じるように構成して
いる。そのため、ジヨイント部材はシリンダ孔内
に入り込んでおり、それがシリンダ装置を大型化
する原因となつている。この点、もう少し具体的
にいうと、シリンダ側にジヨイント部材の内端部
を収容する空間、およびピストン等の内部部品と
の接触を避けるための空間を設けなければならな
いので、それらの空間に相当する分シリンダ孔が
大きくなり、全体が大型化してしまう。
イント部材をシリンダに対して移動可能とし、一
つの位置でエア抜き用ポートを開き、もう一つの
位置でエア抜き用ポートを閉じるように構成して
いる。そのため、ジヨイント部材はシリンダ孔内
に入り込んでおり、それがシリンダ装置を大型化
する原因となつている。この点、もう少し具体的
にいうと、シリンダ側にジヨイント部材の内端部
を収容する空間、およびピストン等の内部部品と
の接触を避けるための空間を設けなければならな
いので、それらの空間に相当する分シリンダ孔が
大きくなり、全体が大型化してしまう。
(考案の目的)
この考案は以上の点を考慮してなされたもので
あり、その目的は、シリンダ装置の小型化を図り
つつ、エア抜き性を改善することができる技術を
提供することにある。
あり、その目的は、シリンダ装置の小型化を図り
つつ、エア抜き性を改善することができる技術を
提供することにある。
また、この考案の他の目的は、オイルの流れと
エアの流れとの干渉が少なく、エア抜きをさらに
良好に行なうことができる技術を提供することに
ある。
エアの流れとの干渉が少なく、エア抜きをさらに
良好に行なうことができる技術を提供することに
ある。
(目的を達成するための手段)
この考案では、エア抜き通路の開口部分をオイ
ル供給通路の開口部分の周りを取り囲むように配
置するが、シリンダ装置の小型化を図りつつ、エ
アの巻込みを小さくするため、オイル供給通路の
開口部分を、シリンダ孔に面する所定部分に配置
した上で、エアの各流れを互いに分離可能な構造
としている。
ル供給通路の開口部分の周りを取り囲むように配
置するが、シリンダ装置の小型化を図りつつ、エ
アの巻込みを小さくするため、オイル供給通路の
開口部分を、シリンダ孔に面する所定部分に配置
した上で、エアの各流れを互いに分離可能な構造
としている。
もう少し具体的にいうと、前記第1孔に、内部
通路をもち内端が前記液室に向かつて延びる筒部
材を、該内端が第1孔内に位置する一定高さに固
定し取り付けるとともに、当該筒部材の内端外周
と前記第1孔内壁との間に空隙を形成し、この空
隙に前記第2孔の内端を開口させた構成であり、
しかも、前記内部通路の内部側開口の少なくとも
一部がシリンダ孔に直接面し、さらに、前記第2
孔の内端がシリンダ孔の軸線上ピストンに近い側
で空隙に開口するようにしているのである。
通路をもち内端が前記液室に向かつて延びる筒部
材を、該内端が第1孔内に位置する一定高さに固
定し取り付けるとともに、当該筒部材の内端外周
と前記第1孔内壁との間に空隙を形成し、この空
隙に前記第2孔の内端を開口させた構成であり、
しかも、前記内部通路の内部側開口の少なくとも
一部がシリンダ孔に直接面し、さらに、前記第2
孔の内端がシリンダ孔の軸線上ピストンに近い側
で空隙に開口するようにしているのである。
(作用)
まず、シリンダ装置の小型化の点については、
第1孔と第2孔とを同一部位に開口するように配
置していることから、小型化に有利な構造となつ
ている。そして特に、オイル供給のための内部通
路をもつ筒部材を、シリンダ孔内に突出させない
ようにしているので、筒部材の内端がピストン等
の内部部品と接触することがない。そこで、シリ
ンダ本体のピストンに近接する部分に、第1孔お
よび筒部材を配置し、内部通路および第2孔と連
通する空隙を、ピストン近傍に集約して開口させ
ることができる。その結果、シリンダ孔を短くし
てシリンダ本体を小型化し、エア抜き性を向上す
るにしても、装置全体を限られた小スペースに装
着しうるようにコンパクトにまとめることができ
る。
第1孔と第2孔とを同一部位に開口するように配
置していることから、小型化に有利な構造となつ
ている。そして特に、オイル供給のための内部通
路をもつ筒部材を、シリンダ孔内に突出させない
ようにしているので、筒部材の内端がピストン等
の内部部品と接触することがない。そこで、シリ
ンダ本体のピストンに近接する部分に、第1孔お
よび筒部材を配置し、内部通路および第2孔と連
通する空隙を、ピストン近傍に集約して開口させ
ることができる。その結果、シリンダ孔を短くし
てシリンダ本体を小型化し、エア抜き性を向上す
るにしても、装置全体を限られた小スペースに装
着しうるようにコンパクトにまとめることができ
る。
また一方、エア抜き性の点については、一つ
に、オイル供給通路の開口部分の少なくとも一部
がシリンダ孔に直接面しているため、エア抜き作
業時、オイルは、シリンダ孔の内部空気をそれほ
ど撹拌することなく、液室の深くまで入り込んで
行く。さらに一つに、エア抜き作業時、液室の内
部に入り込むオイルの流れと、液室から抜け出よ
うとするエアの流れとが交差することがほとんど
ないため、液室の内部でのエアの撹乱が少ない。
これらにより、エアの巻込みを最小限にし、エア
抜きを良好に行なうことができる。特に、内部通
路をもつ筒部材は、ねじ結合などによつてシリン
ダ本体側に固定されているので、筒部材の内短外
周の空隙を正確に設定することができる。空隙は
エアの流れに対する抵抗となるので、エアの流れ
をオイルの流れと交差しないようにする一助とな
る。
に、オイル供給通路の開口部分の少なくとも一部
がシリンダ孔に直接面しているため、エア抜き作
業時、オイルは、シリンダ孔の内部空気をそれほ
ど撹拌することなく、液室の深くまで入り込んで
行く。さらに一つに、エア抜き作業時、液室の内
部に入り込むオイルの流れと、液室から抜け出よ
うとするエアの流れとが交差することがほとんど
ないため、液室の内部でのエアの撹乱が少ない。
これらにより、エアの巻込みを最小限にし、エア
抜きを良好に行なうことができる。特に、内部通
路をもつ筒部材は、ねじ結合などによつてシリン
ダ本体側に固定されているので、筒部材の内短外
周の空隙を正確に設定することができる。空隙は
エアの流れに対する抵抗となるので、エアの流れ
をオイルの流れと交差しないようにする一助とな
る。
さらに、エア抜き通路となる第2孔の内端が、
シリンダ孔の軸線上ピストンに近い側で空隙に開
口していることは、エアの撹乱を小さくするとい
う効果を生むだけでなく、ブリーダスクリユーを
シリンダ本体の上部に沿つて配置することを可能
とし、ブリーダスクリユーがシリンダ装置の実効
的な長さを大きくするという問題をも回避し、シ
リンダ装置の小型化の面でも有利である。
シリンダ孔の軸線上ピストンに近い側で空隙に開
口していることは、エアの撹乱を小さくするとい
う効果を生むだけでなく、ブリーダスクリユーを
シリンダ本体の上部に沿つて配置することを可能
とし、ブリーダスクリユーがシリンダ装置の実効
的な長さを大きくするという問題をも回避し、シ
リンダ装置の小型化の面でも有利である。
(実施例)
添付の図面は、この考案が適用されたクラツチ
オペレーテイングシリンダの断面構造を示してい
る。
オペレーテイングシリンダの断面構造を示してい
る。
シリンダ装置であるクラツチオペレーテイング
シリンダ1は、シリンダ孔2を形成したシリンダ
本体3を備えている。シリンダ孔2は図の右方に
位置するシリンダヘツド4側が開口し、左方のシ
リンダボトム5側が閉じている。シリンダヘツド
4側の開口6の部分はゴム製のブーツ7によつて
被われている。ブーツ7は、外周の肉厚部7aが
シリンダ本体3に設けた外周溝8内にはまり込
み、また、内周の肉厚部7bがプツシユロツド9
に設けた溝10内にはまり込んでいる。プツシユ
ロツド9は、シリンダ孔2の軸線に沿つて設けら
れており、その右側の端部9aがブーツ7の外側
に出ているのに対し、左側の端部9bはシリンダ
孔2の内部にあるピストン11の右側凹部12底
面に当たつている。したがつて、プツシユロツド
9はピストン11に駆動され、右側に前進可能で
ある。このプツシユロツド9の動きは図示しない
クラツチ作動アームの駆動力となり、それによつ
てクラツチを遮断可能である。
シリンダ1は、シリンダ孔2を形成したシリンダ
本体3を備えている。シリンダ孔2は図の右方に
位置するシリンダヘツド4側が開口し、左方のシ
リンダボトム5側が閉じている。シリンダヘツド
4側の開口6の部分はゴム製のブーツ7によつて
被われている。ブーツ7は、外周の肉厚部7aが
シリンダ本体3に設けた外周溝8内にはまり込
み、また、内周の肉厚部7bがプツシユロツド9
に設けた溝10内にはまり込んでいる。プツシユ
ロツド9は、シリンダ孔2の軸線に沿つて設けら
れており、その右側の端部9aがブーツ7の外側
に出ているのに対し、左側の端部9bはシリンダ
孔2の内部にあるピストン11の右側凹部12底
面に当たつている。したがつて、プツシユロツド
9はピストン11に駆動され、右側に前進可能で
ある。このプツシユロツド9の動きは図示しない
クラツチ作動アームの駆動力となり、それによつ
てクラツチを遮断可能である。
シリンダ孔2内を摺動するピストン11は、シ
リンダ孔2の大きさに適合する大径部13と、そ
れより小径な小径部14とから成り、小径部14
にシールリング15が装着されている。シールリ
ング15はピストン大径部13の左側面13aと
小径部14の突起14aとの間にはまり込み、外
周のリツプ部15aがシリンダ孔2の内周壁に密
接している。これにより、シリンダ孔2の内部に
は、ピストン11の左方に液室16が形成され
る。液室16内にあるプラスチツク製のリテーナ
リング17は、バキユームブリージング時に、シ
ールリング15のリツプ部15aが径方向内側に
倒れるのを防止するためのものである。なお、リ
テーナリング17は円錐型のばね18によつてシ
リンダボトム5側に軽く押し付けられている。
リンダ孔2の大きさに適合する大径部13と、そ
れより小径な小径部14とから成り、小径部14
にシールリング15が装着されている。シールリ
ング15はピストン大径部13の左側面13aと
小径部14の突起14aとの間にはまり込み、外
周のリツプ部15aがシリンダ孔2の内周壁に密
接している。これにより、シリンダ孔2の内部に
は、ピストン11の左方に液室16が形成され
る。液室16内にあるプラスチツク製のリテーナ
リング17は、バキユームブリージング時に、シ
ールリング15のリツプ部15aが径方向内側に
倒れるのを防止するためのものである。なお、リ
テーナリング17は円錐型のばね18によつてシ
リンダボトム5側に軽く押し付けられている。
さて、シリンダボトム5に面する液室16に
は、液室16を外部に連絡する2つの孔が通じて
いる。
は、液室16を外部に連絡する2つの孔が通じて
いる。
一つは、シリンダ孔2に対してほぼ直交した第
1孔19であり、もう一つは、シリンダ孔2に対
して斜めに走つている第2孔20である。第1お
よび第2の両孔19,20ともにシリンダ本体3
を加工して設けられている。第1孔19は、全体
的にほぼ一様な径であり、液室16に近い側が通
常の円筒形状であるのに対し、それに続く他の部
分はめねじ部19aとなつている。また、第2孔
20は、液室16に近い側が小径孔21、液室1
6に遠い側が大径孔22となつている。大径孔2
2の部分はブリーダスクリユー23がねじ込まれ
る部分であり、小径孔21との境目部分に円錐座
22aがあり、内周側面の中途から外部に至る間
にめねじ部22bがある。大径孔22にねじ込ま
れるブリーダスクリユー23は、内部にT字型の
通路24を有し、先端部に円錐座22aに密接す
る円錐型の部分23aを有する。ブリーダスクリ
ユー23は、円錐型の先端部分23aが円錐座2
2aに密接することによつて、小径孔21の側を
外気と遮断し、また、円錐座22aから離れるこ
とによつて、小径孔21の側を外気と連絡する。
1孔19であり、もう一つは、シリンダ孔2に対
して斜めに走つている第2孔20である。第1お
よび第2の両孔19,20ともにシリンダ本体3
を加工して設けられている。第1孔19は、全体
的にほぼ一様な径であり、液室16に近い側が通
常の円筒形状であるのに対し、それに続く他の部
分はめねじ部19aとなつている。また、第2孔
20は、液室16に近い側が小径孔21、液室1
6に遠い側が大径孔22となつている。大径孔2
2の部分はブリーダスクリユー23がねじ込まれ
る部分であり、小径孔21との境目部分に円錐座
22aがあり、内周側面の中途から外部に至る間
にめねじ部22bがある。大径孔22にねじ込ま
れるブリーダスクリユー23は、内部にT字型の
通路24を有し、先端部に円錐座22aに密接す
る円錐型の部分23aを有する。ブリーダスクリ
ユー23は、円錐型の先端部分23aが円錐座2
2aに密接することによつて、小径孔21の側を
外気と遮断し、また、円錐座22aから離れるこ
とによつて、小径孔21の側を外気と連絡する。
また、前記第1孔19には、L字型の内部通路
25をもつ筒部材26が取り付けられている。筒
部材26は、その先端部分26aが第1孔19の
円筒部分19bよりも少し小径であり、その上側
のおねじ部26bは第1孔19のめねじ部19a
に適合している。この筒部材26は、頭部26c
下面とシリンダ本体3上面との間に、リング形状
の継手部材27および継手部材27の上下各面に
シールリング28,29を挟んだ形態でねじ固定
されている。継手部材27の側部にはマスタシリ
ンダに連絡する配管30が接続されており、配管
30の端30aは内部通路25の上側開口25a
に通じている。他方、筒部材26における内部通
路25の下側開口25bは液室16に臨んでい
る。
25をもつ筒部材26が取り付けられている。筒
部材26は、その先端部分26aが第1孔19の
円筒部分19bよりも少し小径であり、その上側
のおねじ部26bは第1孔19のめねじ部19a
に適合している。この筒部材26は、頭部26c
下面とシリンダ本体3上面との間に、リング形状
の継手部材27および継手部材27の上下各面に
シールリング28,29を挟んだ形態でねじ固定
されている。継手部材27の側部にはマスタシリ
ンダに連絡する配管30が接続されており、配管
30の端30aは内部通路25の上側開口25a
に通じている。他方、筒部材26における内部通
路25の下側開口25bは液室16に臨んでい
る。
内部通路25はオイル供給通路になるが、その
下側開口25bが直接シリンダ孔2あるいは液室
16に面しているため、供給するオイルを液室1
6の内部深くまで送り込むことができる。また、
下側開口25bのある筒部材26の内端は、シリ
ンダ孔2に面してはいるが、シリンダ孔2の内部
には突出していない。そのため、筒部材26がシ
リンダ孔2内のリテーナリング17やピストン1
1などと干渉し合うことはない。したがつて、筒
部材26の少なくとも一部をピストン11のスト
ローク内に配置することができ、それに応じてシ
リンダ孔2は短く、シリンダ装置1はコンパクト
にまとまつている。なお、図に示した例では、液
室16内にリテーナリング17があるため、それ
との干渉を防ぐため、下側開口25bを少しシリ
ンダボトム5寄りに配置しているが、リテーナリ
ング17を用いないものの場合には、下側開口2
5bの全体を液室16に面するようにすることが
できるのは勿論である。
下側開口25bが直接シリンダ孔2あるいは液室
16に面しているため、供給するオイルを液室1
6の内部深くまで送り込むことができる。また、
下側開口25bのある筒部材26の内端は、シリ
ンダ孔2に面してはいるが、シリンダ孔2の内部
には突出していない。そのため、筒部材26がシ
リンダ孔2内のリテーナリング17やピストン1
1などと干渉し合うことはない。したがつて、筒
部材26の少なくとも一部をピストン11のスト
ローク内に配置することができ、それに応じてシ
リンダ孔2は短く、シリンダ装置1はコンパクト
にまとまつている。なお、図に示した例では、液
室16内にリテーナリング17があるため、それ
との干渉を防ぐため、下側開口25bを少しシリ
ンダボトム5寄りに配置しているが、リテーナリ
ング17を用いないものの場合には、下側開口2
5bの全体を液室16に面するようにすることが
できるのは勿論である。
ここで、液室16に近い筒部材26の先端部分
26aが第1孔19よりも少し小径となつている
ことから、先端部分26aの外周にはリング型の
小さな空隙31が形成されており、その空隙31
に対して前記第2孔20の小径孔21の内端21
aが開口している。そしてこの場合、空隙31に
対する小径孔21の開口21aの位置を、シリン
ダ孔2の軸線上ピストン13に近い側に配置して
いることに注目されたい。エア抜き作業時、液室
16内から抜け出るエアは、開口21aを通して
出て行くため、供給されるオイルの流れに交差す
るようなことがなく、したがつて、撹乱されるこ
とがなく比較的にスムーズに移動して行く。特
に、筒部材26自体を、シリンダ本体3に対して
ねじ結合で固定するようにしているので、先端部
分26aの周りの空隙31を正確に設定すること
ができる。この空隙31はエアの流れに対して抵
抗となるので、オイルの流れに対して交差するエ
アの流れを少なくする上で有効である。
26aが第1孔19よりも少し小径となつている
ことから、先端部分26aの外周にはリング型の
小さな空隙31が形成されており、その空隙31
に対して前記第2孔20の小径孔21の内端21
aが開口している。そしてこの場合、空隙31に
対する小径孔21の開口21aの位置を、シリン
ダ孔2の軸線上ピストン13に近い側に配置して
いることに注目されたい。エア抜き作業時、液室
16内から抜け出るエアは、開口21aを通して
出て行くため、供給されるオイルの流れに交差す
るようなことがなく、したがつて、撹乱されるこ
とがなく比較的にスムーズに移動して行く。特
に、筒部材26自体を、シリンダ本体3に対して
ねじ結合で固定するようにしているので、先端部
分26aの周りの空隙31を正確に設定すること
ができる。この空隙31はエアの流れに対して抵
抗となるので、オイルの流れに対して交差するエ
アの流れを少なくする上で有効である。
そこで、圧送法あるいはポンピング法によつ
て、液室16内にオイルを充填する場合、マスタ
シリンダ側から流れ込むオイルは、配管30の内
部および筒部材26の内部通路25を通り、筒部
材26の内端の開口部分25bから棒状にスムー
ズに液室16内に供給される。これに伴ない、液
室16内のエアは、供給されるオイルの周囲から
リング型の空隙31、特に、主として開口21a
に近い側から小径孔21に至り、さらにブリーダ
スクリユー23の内部通路25を通つて外部に排
出されることになる。したがつて、オイルとエア
の各流れがうまく分かれるので、エアの巻込みを
ほとんど生じることなくエアとオイルとの置換を
行なうことができる。
て、液室16内にオイルを充填する場合、マスタ
シリンダ側から流れ込むオイルは、配管30の内
部および筒部材26の内部通路25を通り、筒部
材26の内端の開口部分25bから棒状にスムー
ズに液室16内に供給される。これに伴ない、液
室16内のエアは、供給されるオイルの周囲から
リング型の空隙31、特に、主として開口21a
に近い側から小径孔21に至り、さらにブリーダ
スクリユー23の内部通路25を通つて外部に排
出されることになる。したがつて、オイルとエア
の各流れがうまく分かれるので、エアの巻込みを
ほとんど生じることなくエアとオイルとの置換を
行なうことができる。
(考案の効果)
この考案では、オイル供給口の外周部分にエア
抜き通路の開口を配置しているので、シリンダ装
置の小型化を図りつつ、エアの巻込みの問題をも
有効に解消することができる。そして特に、この
考案では、オイルを液室の内部深くまで供給可能
とし、しかも、液室内に供給するオイルと液室か
ら抜け出るエアの各流れが互いに交差することが
ないようにしているので、それらを有効に分離す
ることができ、それにより、エア抜きを良好に行
なうことができる。しかも、オイル供給のための
内部通路をもつ筒部材を、シリンダ孔内の内部部
品と接触しない配置としているので、エア抜きお
よびオイル供給のための両開口をピストンのごく
近傍に集約させることができ、シリンダ装置をコ
ンパクトにまとめることができる。
抜き通路の開口を配置しているので、シリンダ装
置の小型化を図りつつ、エアの巻込みの問題をも
有効に解消することができる。そして特に、この
考案では、オイルを液室の内部深くまで供給可能
とし、しかも、液室内に供給するオイルと液室か
ら抜け出るエアの各流れが互いに交差することが
ないようにしているので、それらを有効に分離す
ることができ、それにより、エア抜きを良好に行
なうことができる。しかも、オイル供給のための
内部通路をもつ筒部材を、シリンダ孔内の内部部
品と接触しない配置としているので、エア抜きお
よびオイル供給のための両開口をピストンのごく
近傍に集約させることができ、シリンダ装置をコ
ンパクトにまとめることができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1……クラツチオペレーテイングシリンダ(シ
リンダ装置)、2……シリンダ孔、3……シリン
ダ本体、11……ピストン、16……液室、19
……第1孔、20……第2孔、23……ブリーダ
スクリユー、25……内部通路、26……筒部
材、26a……先端部分(内端)、31……空隙。
る。 1……クラツチオペレーテイングシリンダ(シ
リンダ装置)、2……シリンダ孔、3……シリン
ダ本体、11……ピストン、16……液室、19
……第1孔、20……第2孔、23……ブリーダ
スクリユー、25……内部通路、26……筒部
材、26a……先端部分(内端)、31……空隙。
Claims (1)
- 少なくとも一端が開口するシリンダ孔を形成し
たシリンダ本体と、前記シリンダ孔に摺動自在に
挿入されるピストンと、前記シリンダ孔内に画成
される液室と、該液室を外部に連絡してシリンダ
本体に形成した第1孔および第2孔とを有し、前
記第1孔は、マスタシリンダからの配管が接続さ
れ、前記第2孔は、ブリーダスクリユーを螺着し
て閉鎖されるシリンダ装置において、前記第1孔
に、内部通路をもち内端が前記液室に向かつて延
びる筒部材を、該内端が第1孔内に位置する一定
高さに固定し取り付けるとともに、当該筒部材の
内端外周と前記第1孔内壁との間に空隙を形成
し、この空隙に前記第2孔の内端を開口させた構
成であり、しかも、前記内部通路の内部側開口の
少なくとも一部がシリンダ孔に直接面し、さら
に、前記第2孔の内端がシリンダ孔の軸線上ピス
トンに近い側で空隙に開口しているシリンダ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984170786U JPH0225935Y2 (ja) | 1984-11-10 | 1984-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984170786U JPH0225935Y2 (ja) | 1984-11-10 | 1984-11-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185725U JPS6185725U (ja) | 1986-06-05 |
| JPH0225935Y2 true JPH0225935Y2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=30728496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984170786U Expired JPH0225935Y2 (ja) | 1984-11-10 | 1984-11-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0225935Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2789140B1 (fr) * | 1999-01-29 | 2001-03-02 | Valeo | Dispositif de debrayage a commande hydraulique |
| FR3053753B1 (fr) * | 2016-07-06 | 2019-05-24 | Valeo Embrayages | Cylindre hydraulique recepteur pour un systeme de commande hydraulique |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS594187U (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-11 | 東芝テック株式会社 | 接続装置 |
-
1984
- 1984-11-10 JP JP1984170786U patent/JPH0225935Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6185725U (ja) | 1986-06-05 |
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