JPH0225975Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225975Y2 JPH0225975Y2 JP1985104874U JP10487485U JPH0225975Y2 JP H0225975 Y2 JPH0225975 Y2 JP H0225975Y2 JP 1985104874 U JP1985104874 U JP 1985104874U JP 10487485 U JP10487485 U JP 10487485U JP H0225975 Y2 JPH0225975 Y2 JP H0225975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip member
- inner diameter
- lip
- rotating shaft
- auxiliary sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、冷凍機およびエアコン用コンプレツ
サ等の、冷媒を使用する機器内に装着され、その
回転軸部からの、前記冷媒を含む密封流体の漏洩
を阻止するリツプシールの改良に関する。
サ等の、冷媒を使用する機器内に装着され、その
回転軸部からの、前記冷媒を含む密封流体の漏洩
を阻止するリツプシールの改良に関する。
従来より、たとえばカーエアコン用コンプレツ
サ等に装着されるリツプシールとして、第2図の
ような構成のものが汎用されている。
サ等に装着されるリツプシールとして、第2図の
ような構成のものが汎用されている。
すなわち、この種のリツプシールは、機器のハ
ウジング1の軸孔2に形成された段部3に、Oリ
ング4を介して気密的に嵌着され、スナツプリン
グ5により抜け止めされた金属製のケース6と、
該ケース6内に嵌着されたゴムパツキング7およ
びケース6内周にカシメ固定された断面略L字形
状の金属製のリテーナ8により外径部が気密的に
挾着され、環状シート状のリツプ部材9とより構
成されている。ケース6とリテーナ8との間にお
いて外径部9aが径方向に展開するごとく支持さ
れている前記リツプ部材9は、内径部9bが軸方
向密封流体A側へ屈曲変形しており、該内径部9
bの内周面において、ハウジング1の軸孔2内に
回転自在に遊挿された回転軸10の外周面に適宜
面圧をもつて摺接することにより、機器内に封入
された冷媒たるフレオンガスCl2F2および冷凍機
油等密封流体Aの漏出を防止している。
ウジング1の軸孔2に形成された段部3に、Oリ
ング4を介して気密的に嵌着され、スナツプリン
グ5により抜け止めされた金属製のケース6と、
該ケース6内に嵌着されたゴムパツキング7およ
びケース6内周にカシメ固定された断面略L字形
状の金属製のリテーナ8により外径部が気密的に
挾着され、環状シート状のリツプ部材9とより構
成されている。ケース6とリテーナ8との間にお
いて外径部9aが径方向に展開するごとく支持さ
れている前記リツプ部材9は、内径部9bが軸方
向密封流体A側へ屈曲変形しており、該内径部9
bの内周面において、ハウジング1の軸孔2内に
回転自在に遊挿された回転軸10の外周面に適宜
面圧をもつて摺接することにより、機器内に封入
された冷媒たるフレオンガスCl2F2および冷凍機
油等密封流体Aの漏出を防止している。
一般に、上記リツプ部材9には、自己潤滑性お
よび耐久性に優れた3フツ化もしくは4フツ化エ
チレン樹脂材が用いられており、フレオンガスや
冷凍機油に対するシール材として好適であるが、
これらの樹脂材は比較的弾力性に乏しく、また熱
可塑性であるため、機器の回転中における温度上
昇によつて軟化し、また経時的に弾力性が低下し
てゆき、リツプ部材9の回転軸10外周面に対す
る緊締力が低下して密封流体Aの漏洩量が増大す
る問題を有していた。
よび耐久性に優れた3フツ化もしくは4フツ化エ
チレン樹脂材が用いられており、フレオンガスや
冷凍機油に対するシール材として好適であるが、
これらの樹脂材は比較的弾力性に乏しく、また熱
可塑性であるため、機器の回転中における温度上
昇によつて軟化し、また経時的に弾力性が低下し
てゆき、リツプ部材9の回転軸10外周面に対す
る緊締力が低下して密封流体Aの漏洩量が増大す
る問題を有していた。
本考案は、上記した問題点に鑑み、リツプシー
ルの摺動材であるリツプ部材の密封流体側となる
表面に、回転軸外周面とは非接触であつて、内径
部に前記リツプ部材の内径部を締付ける環状の厚
肉部を備えたゴム様弾性材製補助シートが被着さ
れ、軸方向に延びるこれらリツプ部材と補助シー
トの内径部の先端は軸線に直交する同一平面上で
切断されてなることとし、該シートの弾力性をも
つて前記リツプ部材の回転軸外周面に対する緊締
力を補助して長期に亘つて安定した密封性能を得
るものである。
ルの摺動材であるリツプ部材の密封流体側となる
表面に、回転軸外周面とは非接触であつて、内径
部に前記リツプ部材の内径部を締付ける環状の厚
肉部を備えたゴム様弾性材製補助シートが被着さ
れ、軸方向に延びるこれらリツプ部材と補助シー
トの内径部の先端は軸線に直交する同一平面上で
切断されてなることとし、該シートの弾力性をも
つて前記リツプ部材の回転軸外周面に対する緊締
力を補助して長期に亘つて安定した密封性能を得
るものである。
以下、本考案リツプシールの具体的な構成なら
びに作用を、第1図に示す実施例にもとづいて説
明する。
びに作用を、第1図に示す実施例にもとづいて説
明する。
同図において第2図の既述従来例と同じ構成に
なる部分には同符号が付してあり、すなわち1は
カーエアコン用コンプレツサのハウジング、2は
軸孔、3は段部、4はOリング、5はスナツプリ
ング、6は金属ケース、7はゴムパツキング、8
はリテーナ、Aは冷媒たるフレオンガスCl2F2お
よび冷凍機油等よりなる密封流体である。ケース
6とゴムパツキング7およびリテーナ8により外
径部が気密的に保持されているシールリツプ11
は、4フツ化エチレン樹脂材をもつて製せられた
漏斗状の主リツプ部材12と該主リツプ部材12
の密封流体A側となる表面に一体的に被着され、
内径部13aに環状の厚肉部13bが形成されて
なるゴム様弾性材製の補助シート13とよりな
り、軸方向密封流体A側へ突出するごとく屈曲変
形してなる前記主リツプ部材12の内径部12a
の内周面12bにおいて回転軸10外周面に摺接
している。
なる部分には同符号が付してあり、すなわち1は
カーエアコン用コンプレツサのハウジング、2は
軸孔、3は段部、4はOリング、5はスナツプリ
ング、6は金属ケース、7はゴムパツキング、8
はリテーナ、Aは冷媒たるフレオンガスCl2F2お
よび冷凍機油等よりなる密封流体である。ケース
6とゴムパツキング7およびリテーナ8により外
径部が気密的に保持されているシールリツプ11
は、4フツ化エチレン樹脂材をもつて製せられた
漏斗状の主リツプ部材12と該主リツプ部材12
の密封流体A側となる表面に一体的に被着され、
内径部13aに環状の厚肉部13bが形成されて
なるゴム様弾性材製の補助シート13とよりな
り、軸方向密封流体A側へ突出するごとく屈曲変
形してなる前記主リツプ部材12の内径部12a
の内周面12bにおいて回転軸10外周面に摺接
している。
上記構成によれば、補助シート13の内径部1
3aに形成された厚肉部13bは大きな弾性を有
しており、主リツプ部材12の内径部12aに対
し、その外周側から弾性を付勢し、すなわち前記
内径部12aの回転軸10に対する緊締力を増大
せしめている。なお、シールリツプ11の内径部
先端において、主リツプ部材12の先端面12c
と補助シート13の先端面13cは略同一平面
(径方向面)上で切断されたものあつて、厚肉部
13bを含む補助シート13の内径部13aは回
転軸10の外周面と非接触となつており、主リツ
プ部材12の内径部12aに回転軸10との摺動
による摩耗が進行しても、主リツプ部材12の内
周面12bと回転軸10外周面との間の潤滑を保
持する密封流体Aによる液膜の形成が補助シート
13の先端面13cによつて阻害されることがな
いよう考慮されている。
3aに形成された厚肉部13bは大きな弾性を有
しており、主リツプ部材12の内径部12aに対
し、その外周側から弾性を付勢し、すなわち前記
内径部12aの回転軸10に対する緊締力を増大
せしめている。なお、シールリツプ11の内径部
先端において、主リツプ部材12の先端面12c
と補助シート13の先端面13cは略同一平面
(径方向面)上で切断されたものあつて、厚肉部
13bを含む補助シート13の内径部13aは回
転軸10の外周面と非接触となつており、主リツ
プ部材12の内径部12aに回転軸10との摺動
による摩耗が進行しても、主リツプ部材12の内
周面12bと回転軸10外周面との間の潤滑を保
持する密封流体Aによる液膜の形成が補助シート
13の先端面13cによつて阻害されることがな
いよう考慮されている。
以上説明したとおり、本考案に係るリツプシー
ルは、リツプ部材の密封流体側となる表面に、弾
性材製の補助シートを被着し、該補助シートの内
径部に前記リツプ部材の内径部を締付ける環状の
厚肉部を設けたことにより、弾性の比較的乏しい
4フツ化エチレン樹脂材等にて製せられたリツプ
部材に対してシールに必要かつ十分な緊締力を付
与し、かつ温度変化による緊締力の低下を抑制
し、しかもこの補助シートの内径部は回転軸外周
面と常に非接触であつて、密封流体によるリツプ
部材の潤滑を妨げず、長期間に亘つて安定したシ
ール性能を確保することができるもので、その実
用的効果はきわめて大きい。
ルは、リツプ部材の密封流体側となる表面に、弾
性材製の補助シートを被着し、該補助シートの内
径部に前記リツプ部材の内径部を締付ける環状の
厚肉部を設けたことにより、弾性の比較的乏しい
4フツ化エチレン樹脂材等にて製せられたリツプ
部材に対してシールに必要かつ十分な緊締力を付
与し、かつ温度変化による緊締力の低下を抑制
し、しかもこの補助シートの内径部は回転軸外周
面と常に非接触であつて、密封流体によるリツプ
部材の潤滑を妨げず、長期間に亘つて安定したシ
ール性能を確保することができるもので、その実
用的効果はきわめて大きい。
第1図は本考案リツプシールの一実施例を示す
装着状態の半裁断面図、第2図は従来のリツプシ
ールの一例を示す装着状態の半裁断面図である。 1…ハウジング、2…軸孔、6…ケース、10
…回転軸、11…シールリツプ、12…主リツプ
部材、12a,13a…内径部、13…補助シー
ト、13b…厚肉部。
装着状態の半裁断面図、第2図は従来のリツプシ
ールの一例を示す装着状態の半裁断面図である。 1…ハウジング、2…軸孔、6…ケース、10
…回転軸、11…シールリツプ、12…主リツプ
部材、12a,13a…内径部、13…補助シー
ト、13b…厚肉部。
Claims (1)
- ハウジングの軸孔内周に気密的に嵌着される環
状の金属ケースと、3フツ化もしくは4フツ化エ
チレン樹脂等を主材料とし、外径部が前記ケース
内に気密的に保持された漏斗状のリツプ部材とよ
りなり、軸方向かつ密封流体側へ突出するごとく
屈曲変形してなる該リツプ部材の内径部内周面
が、回転軸の外周面に適宜面圧をもつて摺接する
リツプシールにおいて、前記リツプ部材の密封流
体側となる表面に、回転軸外周面とは非接触であ
つて、内径部に前記リツプ部材の内径部を締付け
る環状の厚肉部を備えたゴム様弾性材製補助シー
トが被着され、軸方向に延びるこれらリツプ部材
と補助シートの内径部の先端は軸線に直交する同
一平面上で切断されてなることを特徴とするリツ
プシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985104874U JPH0225975Y2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985104874U JPH0225975Y2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213266U JPS6213266U (ja) | 1987-01-27 |
| JPH0225975Y2 true JPH0225975Y2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=30978772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985104874U Expired JPH0225975Y2 (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0225975Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5585933B2 (ja) * | 2010-05-18 | 2014-09-10 | Nok株式会社 | 密封装置 |
| JP6685504B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2020-04-22 | Nok株式会社 | 密封装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS431971Y1 (ja) * | 1965-05-21 | 1968-01-27 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP1985104874U patent/JPH0225975Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6213266U (ja) | 1987-01-27 |
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