JPH0226586Y2 - - Google Patents

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JPH0226586Y2
JPH0226586Y2 JP20204986U JP20204986U JPH0226586Y2 JP H0226586 Y2 JPH0226586 Y2 JP H0226586Y2 JP 20204986 U JP20204986 U JP 20204986U JP 20204986 U JP20204986 U JP 20204986U JP H0226586 Y2 JPH0226586 Y2 JP H0226586Y2
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clamp
height
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piston rod
balance
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、クランプ本体の上側に配置したクラ
ンプ腕の作用点部を油圧シリンダで下降揺動させ
ることにより、ワーク受台上のワークを上から押
圧固定するタイプの天秤型油圧クランプに関し、
クランプ高さの変更幅を大きくとれるようにする
技術である。
《従来の技術》 この種の天秤型油圧クランプは、その前提構造
が次のようになつている。
例えば第1図又は第5図に示すように、クラン
プ本体3に揺動支持具4と油圧シリンダ5とをそ
れぞれ縦向きにして並設し、クランプ本体3上で
天秤型のクランプ腕6の支点部6aを揺動支持具
4で揺動自在に支持し、その力点部6bを油圧シ
リンダ5で駆動することにより、その作用点部6
cを下向きにクランプ作動させるように構成した
ものである。
この前提構造において、クランプ腕6を枢支
し、揺動させるための構造として、従来では第5
図に示すように、揺動支持具4をクランプ本体3
に対して一定の高さに位置させ、油圧シリンダ5
のピストンロツド25aの上端面にクランプ腕6
の力点部6bを接当させていた。なお、揺動支持
具4は、その脚軸部4aをワーク受台1のねじ孔
1aに締付嵌合することにより、クランプ本体3
に対して一定の高さに固定される。
《考案が解決しようとする問題点》 上記従来例では、クランプ高さの変更幅h1が、
クランプ腕6の力点部6bのリフトに対応した作
用点部6cの揺動寸法に限られるため、その変更
幅が小さい。
そのうえ、クランプ高さの変更幅h1の上部域又
は下部域でクランプするときに、クランプ腕6が
水平姿勢から上下に傾くにつれて、その運動接当
部間での側圧による伝動ロスが大きくなるため、
次第にクランプ力が低下していく。
本考案は、クランプ高さの変更幅を大きくとれ
るうえ、クランプ高さの変更幅の上部域又は下部
域においても強力にクランプできるようにするこ
とを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 本考案は、前述した前提構造において、クラン
プ腕6を枢支するとともに揺動させるための構造
として、例えば第1図と第2図又は第3図に示す
ように構成したことを特徴とする。
即ち、揺動支持具4の脚軸部4aをクランプ本
体3内で高さ調節用固定孔14に高さ調節可能に
嵌合させ、油圧シリンダ5のピストン25の上端
面から上側ピストンロツド31を上向きに突出さ
せるとともに、その下端面からも下側ピストンロ
ツド32を下向きに突出させ、上側ピストンロツ
ド31の上端面から下側ピストンロツド32内の
少なくとも途中部までに高さ調節孔37を形成
し、高さ調節孔37に出力杆38を高さ調節可能
に嵌合するとともに、出力杆38の上端の出力部
38aをクランプ腕6の力点部6bに連接した事
を特徴とするものである。
《作用》 本考案によれば、クランプ腕6及び出力杆38
は、第1図中実線図で示す低位置状態Aから二点
鎖線図で示す高位置状態Bに至るまでの昇降寸法
h2にわたつて、クランプ腕6をほぼ水平の標準姿
勢に保つたまま、ワークWの高さに対応してクラ
ンプ高さを大幅に調節することができる。
低位置状態Aから高位置状態Bに切換えるに
は、揺動支持具4を高さ調節用固定孔14に対し
て高く調節した後、出力杆38を高さ調節孔37
に対して高く調節すればよい。一方、高位置状態
Bから低位置状態Aへの切換えは上記とは逆の操
作でなされる。
上記の場合、クランプ高さの変更幅は、第1図
で示す昇降寸法h2に第5図で示す揺動寸法h1を加
えた寸法となり、この昇降寸法h2は揺動寸法h1
比べて大幅に大きく設定できるので、クランプ高
さの変更幅は従来よりもはるかに大きくなる。
しかも、昇降寸法h2の調節範囲においては、ク
ランプ腕6を水平姿勢にしてワークWをクランプ
でき、この範囲内では側圧による伝動ロスが生じ
ないため、大きなクランプ力が得られる。この結
果、、クランプ高さの変更幅の全体からみて、そ
の上部域又は下部域においても強力にクランプを
行うことができる。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図と第2図はその一実施例を示し、第1図
は縦断側面図で、第2図は平面図である。
図中、1はマシニングセンタのテーブルやワー
クパレツト等で構成されたワーク受台で、このワ
ーク受台1上にワークWが天秤型油圧クランプ2
で押圧固定される。上記油圧クランプ2はワーク
受台1上に載置されるクランプ本体3を有し、こ
のクランプ本体3の前部(図上左側)に揺動支持
具4が縦向きに設けられるとともに、同上クラン
プ本体3の後部(同上右側)に油圧シリンダ5が
縦向きに設けられる。6は天秤型のクランプ腕
で、このクランプ腕6の前後方向中間部に形成し
た支点部6aが上記揺動支持具4の上部に揺動自
在に支持される。そして、クランプ腕6の後部に
形成した力点部6bを前記油圧シリンダ5で上方
へ揺動駆動することにより、クランプ腕6の前部
に形成した作用点部6cが支点部6aを中心にし
てワークWに向けて下向きに揺動される。これに
よつてクランプ腕6のクランプ作動がなされる。
上記の油圧クランプ2において、ワークWの背
丈の高低に対応させてクランプ腕6の高さを調節
できるように揺動支持具4及び油圧シリンダ5が
構成される。
まず、揺動支持具4について説明する。この揺
動支持具4は、ワーク受台1とクランプ本体3と
にわたつて設けた縦ねじ筒11に支持されてい
る。縦ねじ筒11のT脚9がワーク受台1のT溝
12に嵌入されるとともに、縦ねじ筒11はクラ
ンプ本体3内の縦貫通孔13に嵌入される。上記
縦ねじ筒11の内周面に高さ調節用固定孔14が
形成されている。そして、前記クランプ腕6の前
後方向中間部に縦向きに貫設した遊嵌孔16に上
側から揺動支持具4が挿通されるととともに、そ
の脚軸部4aが高さ調節用固定孔14に高さ調節
可能にねじ嵌合される。
上記の揺動支持具4の上部に球面継手18を介
してクランプ腕6が前後方向に揺動自在で水平方
向に旋回可能に支持される。即ち、上記の球面継
手18は、遊嵌孔16の途中高さ位置に形成した
凹球面受座18aと、この凹球面受座18aと揺
動支持具4の頭部4bとの間に装着した凸球面受
座18bとからなる。また、揺動支持具4の脚軸
部4a上端に螺締したばね受ナツト19とクラン
プ腕6下面側との間に、クランプ腕6を揺動支持
具4の頭部4bに向けて付勢する円すい形の圧縮
コイルばね20が装着される。
次に、前記の油圧シリンダ5について説明す
る。この油圧シリンダ5は軸心が縦向きのシリン
ダ室23を有し、単動ばね復帰式に構成されてい
る。
即ち、シリンダ室23に油密摺動自在にピスト
ン25が挿入され、このピストン25の下側に駆
動室26が形成されるとともに、ピストン25の
上側にばね室27が形成される。24はヘツドカ
バーで、その四隅がクランプ本体3にねじ止めさ
れている。駆動室26には給排油ポート28が開
口されており、ばね室27内にはヘツドカバー2
4とピストン25上面との間に復帰ばね29が装
着される。
上記ピストン25の上端面から上側ピストンロ
ツド31が上向きに突出されてヘツドカバー24
を貫通するとともに、ピストン25の下端面から
下側ピストンロツド32が下向きに突出される。
上側ピストンロツド31の軸心はピストン25の
軸心とは偏心されており、これによつて、ピスト
ン25に軸心回りに回転力が働いても上側ピスト
ンロツド31の上部がヘツドカバー24に回り止
め状に受け止められ、ピストン25の回転が拘束
される。一方、下側ピストンロツド32は、ピス
トン25と同軸上に位置しており、ガイド孔34
と回り止めピン35とからなる直進ガイド33に
よつてクランプ本体3に回り止め状に受け止めら
れている。
そして、上側ピストンロツド31の上端面から
下側ピストンロツド32の少なくとも途中部まで
に、ピストン25の軸心とほぼ同軸上に高さ調節
孔37が形成される。この高さ調節孔37にボル
ト状の出力杆38が高さ調節可能にねじ嵌合さ
れ、この出力杆38の上端に形成した出力部38
aがクランプ腕6の力点部6bに連接される。な
お、出力杆38の下端にはストツパー部材39が
嵌着されており、これによつて、出力杆38が所
定以上の高さになることが規制されている。
第3図は他の実施例を示し、上記の実施例とは
異なる構成について説明する。本実施例では、揺
動支持具4の高さ調節用固定孔14がクランプ本
体3に形成され、このクランプ本体3に揺動支持
具4の脚軸部4aが高さ調節可能に嵌合される。
第4図は更に他の実施例を示している。本実施
例では、クランプ腕6の力点部6bに、出力杆3
8の出力部38aを係合する振れ止め溝41が形
成される。これによつて、クランプ作動時にクラ
ンプ腕6が水平方向に旋回することが阻止され
る。なお、アンクランプ時にクランプ腕6をワー
クWから退避させるには、まず揺動支持具4を上
方へ進出させてクランプ腕6を持ち上げ、次に振
れ止め溝41と出力杆38の出力部38aとの係
合を解除し、その後、クランプ腕6を水平方向に
旋回すればよい。
なお、上記各実施例では、クランプ腕6の前後
方向中間部に支点部6aを形成するとともに、ク
ランプ腕6の後部に力点部6bを形成するとした
が、これに代えて、クランプ腕6の後部に支点部
6aを形成してこの支点部6aを揺動支持具4で
揺動自在に支持するとともに、クランプ腕6の前
後方向中間部に力点部6bを形成し、この力点部
6bに出力杆38の出力部38aを連接してもよ
い。この場合、クランプ腕6の力点部6bを油圧
シリンダ5で下向きに揺動駆動することにより、
作用点部6cが下向きにクランプ作動される。
《考案の効果》 本考案は、上記のように構成され作用すること
から次の効果を奏する。
クランプ高さの変更幅は、第1図で示す昇降寸
法h2に第5図で示す揺動寸法h1を加えた寸法とな
り、この昇降寸法h2は揺動寸法h1に比べて大幅に
大きく設定できるので、クランプ高さの変更幅は
従来よりもはるかに大きくなる。
しかも、上記昇降寸法の調節範囲においては、
クランプ腕を水平姿勢にしてワークをクランプで
き、この範囲内では側圧による伝動ロスが生じな
いため、大きなクランプ力が得られる。この結
果、クランプ高さの変更幅の全体からみて、その
上部域又は下部域においても強力にクランプを行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例を示し、第
1図と第2図はその一実施例で、第1図は縦断側
面図で第2図は平面図、第3図は他の実施例を示
す縦断側面図、第4図は更に他の実施例を示す部
分図で、第5図は従来例を示す縦断側面図であ
る。 1……ワーク受台、2……油圧クランプ、3…
…クランプ本体、4……揺動支持具、4a……脚
軸部、5……油圧シリンダ、6……クランプ腕、
6a……支点部、6b……力点部、6c……作用
点部、9……T脚、11……縦ねじ筒、13……
縦貫通孔、14……高さ調節用固定孔、25……
ピストン、31……上側ピストンロツド、32…
…下側ピストンロツド、37……高さ調節孔、3
8……出力杆、38a……出力部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) クランプ本体3に揺動支持具4と油圧シリン
    ダ5とをそれぞれ縦向きにして並設し、クラン
    プ本体3上で天秤型のクランプ腕6の支点部6
    aを揺動支持具4で揺動自在に支持し、その力
    点部6bを油圧シリンダ5で駆動することによ
    り、その作用点部6cを下向きにクランプ作動
    させるように構成した天秤型油圧クランプにお
    いて、揺動支持具4の脚軸部4aをクランプ本
    体3内で高さ調節用固定孔14に高さ調節可能
    に嵌合させ、油圧シリンダ5のピストン25の
    上端面から上側ピストンロツド31を上向きに
    突出させるとともに、その下端面からも下側ピ
    ストンロツド32を下向きに突出させ、上側ピ
    ストンロツド31の上端面から下側ピストンロ
    ツド32内の少なくとも途中部までに高さ調節
    孔37を形成し、高さ調節孔37に出力杆38
    を高さ調節可能に嵌合するとともに、出力杆3
    8の上端の出力部38aをクランプ腕6の力点
    部6bに連接した事を特徴とする天秤型油圧ク
    ランプ。 (2) 前記高さ調節用固定孔14を縦ねじ筒11の
    筒孔で形成し、縦ねじ筒11の下部にT脚9を
    固設し、縦ねじ筒11をクランプ本体3の縦貫
    通孔13に摺動可能に挿嵌した実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の天秤型油圧クランプ。 (3) 前記高さ調節用固定孔14をクランプ本体3
    に形成した実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の天秤型油圧クランプ。 (4) クランプ腕6の前後方向中間部に支点部6a
    を形成するとともに、その後部に力点部6bを
    形成した実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項記載の天秤型油圧クランプ。
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