JPH0226620Y2 - - Google Patents

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JPH0226620Y2
JPH0226620Y2 JP1985178000U JP17800085U JPH0226620Y2 JP H0226620 Y2 JPH0226620 Y2 JP H0226620Y2 JP 1985178000 U JP1985178000 U JP 1985178000U JP 17800085 U JP17800085 U JP 17800085U JP H0226620 Y2 JPH0226620 Y2 JP H0226620Y2
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、万力等のクランプ工具に工作物を取
付けるに際し、工作物の締着動作を容易とする補
助具に関する。
〔従来の技術〕
クランプ工具の補助具としては、既に本出願人
が実願昭58−192227号を提案した処であり、この
補助具は、第9図及び第10図に示すように、相
互に離間近接可能に対接された一対のブロツク
1,2の対接面に沿つて雌ねじ孔3を形成し、該
雌ねじ孔3に雄ねじ材4を螺着して成り、雌ねじ
孔3と雄ねじ材4の双方を相互に合致するテーパ
ねじとしたものである。一対のブロツク1,2
は、相互に連結ボルト5により連結されている
が、一方のブロツク1の摺動孔6を介して相互に
離間方向に平行移動自在とされている。
而してこの補助具によれば、雄ねじ材4を雌ね
じ孔3に螺進せしめると、相互の楔作用により一
対のブロツク1,2を拡開し、一方、雄ねじ材4
を螺退せしめると、一対のブロツク1,2が近接
可能とされるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の補助具は、第11図のようにクランプ工
具7内に工作物8と共に配置され、雄ねじ材4を
螺進することにより一対のブロツク1,2を拡開
せしめ、工作物をクランプする。この際、工作物
8をクランプ工具7の底部に位置せしめていると
きは、一対のブロツクが相互に水平方向に拡開移
動し、一方のブロツク2の側面全面を工作物8に
密着し、楔作用が安定しているという利点があ
る。
然しながら、第12図のように、クランプ工具
7の底部より浮いた状態で工作物8を配置する場
合は、雄ねじ材4の螺進により一対のブロツク
1,2を拡開した際、一方のブロツク2が偏位し
て拡開し、殊に工作物8の底部に入り込むように
移動する結果、工作物8をクランプ工具7の上方
に押し出す方向に作用し、安定したクランプを行
うことができないという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を解決するため、雄ねじ
材の螺進によりブロツク部を拡開せしめた際、各
ブロツク部が工作物をクランプ工具の底部に押し
込む方向に拡開するようにした補助具を提供する
ことが目的であり、その特徴とする処は、拡縮自
在に配置した複数のブロツク部を備え、複数のブ
ロツク部間に跨がつて雌ねじ孔を形成し、複数の
ブロツク部を外側方へ拡開する雄ねじ材を前記雌
ねじ孔に進退可能に螺着して成るクランプ工具の
補助具において:複数のブロツク部が雄ねじ材の
進入時に断面扇形状に拡開すべく基端を相互に連
結部を介して連結されて成り;前記雄ねじ材と雌
ねじ孔の横断面形状に関し、前記雄ねじ材が真円
形断面とされているのに対して、前記雌ねじ孔は
各ブロツク部上で前記雄ねじ材よりも曲率半径を
大とした弧状断面とされて成り;前記雄ねじ材と
雌ねじ孔の縦断面形状に関し、前記雄ねじ材が螺
進方向に径を縮小するテーパ角θ1のテーパねじに
形成されているのに対して、前記雌ねじ孔は前記
テーパθ1よりも小とされたテーパ角θ2のテーパね
じ孔もしくはテーパを有しない筒状ねじ孔に形成
されて成る;点にある。
〔実施例〕
(第1実施例) 第1図〜第4図に示す第1実施例に於いて、略
直方体形状のブロツク10は、金属又は硬質合成
樹脂等で形成され、相互に離間近接可能に対接さ
れた一対のブロツク部11,12を構成する。一
対のブロツク部11,12は下部に於いて連結部
13を介して一体に連結され、該連結部13の上
部に長手方向に貫通する空間部14を形成してお
り、上部は対向する対接面15を有する。一対の
ブロツク部11,12間に跨がり且つ対接面15
に沿つて上下方向には雌ねじ孔16が貫通して形
成され、該雌ねじ孔16は対接面15に沿う横方
向に長い楕円形又は双弧円形に形成されている。
即ち、後述する雄ねじ材17が真円径の横断面形
状とされているのに対して、雌ねじ孔16は、各
ブロツク部11,12上において、前記雄ねじ材
17よりも曲率半径を大とした弧状の横断面形状
とされているものであり、雌ねじ孔16に雄ねじ
材17を螺合した状態で、相互に雌ねじと雄ねじ
とが全周に亘り接することなく、一部分でのみ接
するように構成されている。
雄ねじ材17は、前記雌ねじ孔16に上方から
進退可能に螺着され、該雄ねじ材17を螺進した
とき前記一対のブロツク部11,12が連結部1
3をヒンジとして両外側方へ扇形に拡開するもの
である(第4図)。雄ねじ材17を螺退したとき
は、一対のブロツク部11,12は連結部13を
介して収縮し対接面15を接当する(第2図及び
第3図)。
而して、この第1実施例に於いて、雌ねじ孔1
6と雄ねじ材17は、何れも螺進方向に径を縮小
するテーパねじに形成されているが、相互にテー
パ角を異にするものとされている。図例では雄ね
じ材17のテーパ角θ1が大で、雌ねじ孔16のテ
ーパ角θ2が小である(第3図参照)。従つて、雌
ねじ孔16に雄ねじ材17を螺合した状態で、雄
ねじ材17は軸方向に関して該雄ねじを雌ねじに
軸長全体を接することなく、尾端寄りの一部分で
のみ接するように構成されている。尚、雄ねじ材
17は、頂面に六角スパナ穴18を設けている。
尚、図例では、一対のブロツク部11,12は
連結部13を介して連結され全体として一体のブ
ロツク10を構成しているが、ブロツク部11,
12を別体に構成し、基端を別体の連結部材13
により連結し、相互に扇形に拡縮可能に連結する
ことが自由である。
(第2実施例) 第5図に示す第2実施例に於いて、雌ねじ孔1
6はテーパ角のない普通ねじ、即ち、螺進方向に
至るも外径を一様としたねじに形成されている。
一方、雄ねじ材17は螺進方向に径を縮小するテ
ーパねじに形成されている。従つて、この場合
も、雄ねじ材17は軸長全体を雌ねじ孔16に接
することなく、尾端寄りの一部分でのみ接するこ
とになる。
その他の構成は上記の第1実施例と同様であ
り、同一構成部分は同一符号で示している。
(第1実施例及び第2実施例の作用) 上記各実施例に係る補助具は、第6図に示すよ
うにして使用される。
先ず、万力等のクランプ工具の一対の締着顎部
19,20の開き幅を工作物21の幅と補助具の
両ブロツク部11,12が閉じた幅より若干大き
くなるように設定する。
次に、補助具を一方の締着顎部19の内側に当
て、工作物21を該補助具と他方の締着顎部20
との間に配置する。図例に於いて、ピン22は工
作物21の位置決めに役立つ。
而して、スパナ孔18にスパナを入れて雄ねじ
材17を雌ねじ孔16に螺進せしめると、両ブロ
ツク部11,12が拡開し、一対の締着顎部1
9,20間にて補助具と共に工作物21が固定さ
れる。従つて、この状態で工作物21に対する所
望の工作を行うことができる。この際、一対のブ
ロツク部11,12は第4図示のように連結部1
3をヒンジとして断面扇形状に拡開し、従つて工
作物21を下方に押し込むように作用し、従つて
工作物21がブロツク部12と締着顎部20の間
で上方に飛び出すことはなく、安定的に締着され
る。
一方、工作物21を取り出すには、前記と反対
に雄ねじ材17を雌ねじ孔16より螺退せしめれ
ば、両ブロツク部11,12は縮小し、一対の締
着顎部19,20間にて補助具として工作物21
とは遊びを形成するので、工作物21を取り出す
ことができる。
尚、本考案の補助具は、前記の万力に限らず、
一体のコ字形フレーム,自動工作機の取付空間等
を利用する全てのクランプ工具に使用することが
できる。
(第3実施例) 第7図及び第8図は第3実施例を示しており、
ブロツク10は、下部にフランジ23を形成し、
該フランジ23より上方に円筒部24を突設して
いる。円筒部24は周方向に間隔を置いて形成さ
れた切溝25により複数個のブロツク部26,2
7,28に分割され、各ブロツクが切溝25の達
しない部分に形成された連結部13により連結さ
れ、該切溝25を介して径方向に拡縮自在とされ
ている。円筒部24には雌ねじ孔16が形成さ
れ、該雌ねじ孔16には雄ねじ材17が進退自在
に螺着される。雌ねじ孔16と雄ねじ材17は共
にテーパねじに形成され、テーパ角度は上記第1
実施例又は第2実施例と同様の関係に設定されて
いる。また雄ねじ材17にはスパナ孔18が備え
られる。尚、前記フランジ23は適宜取付孔29
を有し、クランプ工具の基台に取付けられる。
(第3実施例の作用) この第3実施例の補助具は、例えば各種カム等
の如きリング状の工作物21を締着するために使
用される。
即ち、前記円筒部24の外周に工作物21を外
挿した状態で、雌ねじ孔16に雄ねじ材17を螺
進せしめると、各ブロツク部26,27,28が
遠心方向に拡開し且つ連結部13を介して断面扇
形状に拡開して工作物21の内径に密着し、これ
により工作物21を固定保持することができる。
一方、工作物21を取り出すには、雄ねじ材1
7を雌ねじ孔16より螺退すれば、各ブロツク部
26,27,28は求心方向に縮小し、工作物2
1の取り出しを可能とする。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成した結果、雌ねじ孔
に雄ねじ材を螺進するという簡単な作業で一対の
ブロツク部を拡開し、これにより万力等のクラン
プ工具に対する工作物の締着を容易に行うことが
できる。
ところで、このように雄ねじ材17を雌ねじ孔
16に螺進せしめるに際し、本考案においては、
上述したように、雄ねじ材17と雌ねじ孔16と
が周方向及び軸方向の何れの方向に関しても全体
を接することなく一部分のみを接するように構成
されているので、ねじの螺合部分における摩擦抵
抗が小さく、螺進のための駆動力を小としつつブ
ロツクを強力に拡開せしめることが可能となり、
強力なクランプ締着を行うことができる。
特に、本考案では、複数のブロツク部が雄ねじ
進入時に断面扇形状に拡開すべく基端を相互に連
結部を介して連結されているので、工作物締着時
に該工作物を押し込む方向に作用し、従つて、従
来のように工作物が飛び出すことはなく安定的に
固定保持することができるものとして優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る補助具の平
面図、第2図は同側面図、第3図はブロツクと雄
ねじ材との分解断面図、第4図はブロツク部拡開
時の側断面図、第5図は第2実施例に係る補助具
の側断面図、第6図は第1実施例及び第2実施例
に係る補助具をクランプ工具に使用した状態の平
面図、第7図は第3実施例に係る補助具の平面
図、第8図は同縦断面図、第9図は従来例に係る
補助具の横断面図、第10図は同縦断面図、第1
1図及び第12図は同従来例の使用状態を示す縦
断面図である。 10……ブロツク、11,12,26,27,
28……ブロツク部、13……連結部、16……
雌ねじ孔、17……雄ねじ材、21……工作物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 拡縮自在に配置した複数のブロツク部を備え、
    複数のブロツク部間に跨がつて雌ねじ孔16を形
    成し、複数のブロツク部を外側方へ拡開する雄ね
    じ材17を前記雌ねじ孔16に進退可能に螺着し
    て成るクランプ工具の補助具において: 複数のブロツク部が雄ねじ材17の進入時に断
    面扇形状に拡開すべく基端を相互に連結部13を
    介して連結されて成り;前記雄ねじ材17と雌ね
    じ孔16の横断面形状に関し、前記雄ねじ材17
    が真円形断面とされているのに対して、前記雌ね
    じ孔16は各ブロツク部上で前記雄ねじ材17よ
    りも曲率半径を大とした弧状断面とされて成り;
    前記雄ねじ材17と雌ねじ孔16の縦断面形状に
    関し、前記雄ねじ材17が螺進方向に径を縮小す
    るテーパ角θ1のテーパねじに形成されているのに
    対して、前記雌ねじ孔16は前記テーパθ1よりも
    小とされたテーパ角θ2のテーパねじ孔もしくはテ
    ーパを有しない筒状ねじ孔に形成されて成る;こ
    とを特徴とするクランプ工具の補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014214462A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社オーティス 改修用屋根材取付具

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