JPH02266908A - 円筒形樹脂製品の成型方法及び同樹脂製品の成型用雄金型 - Google Patents

円筒形樹脂製品の成型方法及び同樹脂製品の成型用雄金型

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JPH02266908A
JPH02266908A JP8923689A JP8923689A JPH02266908A JP H02266908 A JPH02266908 A JP H02266908A JP 8923689 A JP8923689 A JP 8923689A JP 8923689 A JP8923689 A JP 8923689A JP H02266908 A JPH02266908 A JP H02266908A
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栗原 直哉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は円筒形樹脂製品の成型方法及び同樹脂製品の成
型用雄金型に関するものであり、特に、真円精度が要求
される円筒形樹脂製品を成型する場合の、新規な成型方
法及び成型用雄金型に関するものである。
(従来の技術) 空気圧縮ポンプ等として利用される電磁往復動圧縮機は
、例えば実開昭57−103385号公報に記載されて
いるようなシリンダを具えている。
第13図はこの電磁往復動圧縮機の縦断面図であり、ピ
ストン本体1は、その前方にフロントピストン1Aを、
またその後方にリアピストンIBを備えている。また前
記各ピストンIA及びIBの間にはアーマチュア4が配
置されている。前記ピストン本体1は、各ピストンIA
及びIBがそれぞれフロントシリンダ2及びリアシリン
ダ11内を摺動するように、同一軸上に配置されている
この種の電磁往復動圧縮機においては、リアシリンダ1
1はアルミダイキャストにより成型されており、またそ
の摺動面には、金属製のすべり軸受12が配置されてい
る。
前記リアシリンダ11の底部にはボール13が配置され
、該ボール13及びリアピストン18間には、座金14
を介してコイルばね5が配置されている。コイルばね5
及びリアシリンダ11間にボール13及び座金14を介
在させることにより、コイルばね5と、リアピストンI
B及びリアシリンダ11との同心をとることができる。
前記ピストン本体1の外側には、インダクションコイル
7が巻回された固定鉄心6が配置されている。このイン
ダクシッンコイル7に半波交流、パルス電流等を印加す
ることにより、アーマチュア4がコイルばね5の弾発力
に抗して固定鉄心6の方向に吸引され、ピストン本体1
が振動する。
この振動により、吸入穴IC及び吸入弁IDを介して、
圧縮室IB内に空気が吸引され、そして図示されない吐
出穴及び吐出弁、並びに吐出口10を介して外部に排出
される。
なお、第13図中において、符号11Aはリアシリンダ
11に形成された、該リアシリンダ11取り付は用のつ
ば、符号15はリアシリンダ11をケーシング8に固定
するための雄ねじ、符号9は固定鉄心6をケーシング8
との間で挟持するためのリア側カバーである。
このような電磁往復動圧縮機の製造コストを引き下げる
一手法として、従来、アルミダイキャストにより成型さ
れているリアシリンダ11を、樹脂により成型すること
が考えられる。
ここで、前述したように、リアシリンダ11内には、す
べり軸受12が固定配置されているが、ピストン本体1
はフロントシリンダ2とリアシリンダ11内を回転しな
がら往復運動を反復するものであるから、シリンダ2,
11はいずれもその断面形状が真円に維持されていなけ
ればならない。
而して、このシリンダ2.11を樹脂により射出成型す
る場合においては、例えば第14図に示すように、移動
離合W:!21と固定雌金型22とにより構成されてい
る金型のうち、雌金型22には、真円精度を高めるため
に金属製のすべり軸受12を予め定着させておき、一方
、雄金型21には同軸受12を挿入するための突起部2
1A1及び第13図に示された雄ねじ15を挿入するた
めの穴を形成するための突起部21Bが形成されていて
、突起部21Aにすべり軸受12を挿入した後、雄金型
21を雌金型22の内部に挿入して雌金型の射出口22
0より樹脂の射出を行ない、射出成型後は、金型21及
び金型22を分離させ、押出し具23を押して、押しビ
ン23Aを突起部21A側に突出させることにより、成
型品を取り出して、すべり軸受12を一体化した樹脂製
のリアシリンダを成型していた。
(発明が解決しようとする課題) 前述のような従来の円筒形樹脂製品を成型する方法にお
いては、すべり軸受12を突起部21Aに挿入し、また
樹脂成型後に、成型品を金型21より取り出すために、
突起部21Aの外径を、すべり軸受12の内径よりも若
干小さく設定しておき、該突起部21Aとすべり軸受1
2との間にクリアランスを設けることが行なわれて来た
ところが、樹脂硬化時に成型された樹脂が収縮すると、
このクリアランスがあるために、すべり軸受12の外周
面に不均一な応力が作用し、該すべり軸受12の内面が
変形して真円度が低下するという事態が生じ、また、前
記クリアランスによリ、成型されたリアシリンダとすべ
り軸受12との中心線が一致しなくなる。すなわち、リ
アシリンダとすべり軸受12との同心が取れなくなると
いう間居点が発生した。
第13図に示された前記電磁往復動圧縮機においては、
ピストン本体1は、その前部及び後部に構成されたフロ
ントピストンIA及びリアピストンIBが摺動部となっ
て振動するので、前記すべり軸受12の内面が高精密に
加工されていなければ、ピストン本体1の円滑な往復運
動を期待するに充分なシリンダ2.11は得られない。
したがって、従来のような成型手法では、リアシリンダ
の成型後、すべり軸受12の内面を改めて加工しなけれ
ばならず、面倒である。
また例えばすべり軸受12をアルミダイキャスト製とす
る場合には、その表面を絶縁処理(例えばアルマイト処
理)しなければならない関係上、該すべり軸受12の製
作がさらに面倒になる。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、その内周面に高精度が要求される
円筒製品を樹脂により射出成型する場合において、前記
筒状体(たとえば前記すべり軸受12)を変形させるこ
となく、かつ会心加工が容易で、相互に嵌合し合う部品
の軸心を正確に一致させることのできる円筒形樹脂製品
の成型方法及び同樹脂製品の成型用雄金型を提供するこ
とにある。
(課闇を解決するための手段及び作用)前記の問題点を
解決するために、本発明は、射出成型用円筒形雌金型に
対して円筒形雄金型を装着し、前記雌雄金型間に充填し
た樹脂により円筒形製品を成型する樹脂製品の成型方法
において、前記雄金型に円筒形成型品の内周面形状と寸
法を所望通りに各部均一に維持するよう遠心方向に付勢
される金型を用い、前記金型をして、円筒形成型品の内
周面側から各部均一に押圧して、当該成型品の内周面部
に、断面真円形の筒状体を一体成型するようにした点に
特徴がある。これにより、少な(とも樹脂の硬化の際に
、前記筒状体と該筒状体を支持する雄金型との間の隙間
が取り除かれるようになる。
また、本発明は、前記筒状体を支持する部材として、そ
の内周面の少なくとも円筒形成型品の長さ寸法に相当す
る部分が、緩やかなテーパ面となるように形成され、か
つ複数の割り溝がその両端部側から交互に軸方向に延在
するコレットリングを用い、該コレットリングの内側に
配置され、その外径の少なくとも一部がテーパ状に形成
されたコレットシャフトを、その軸心方向に摺動させる
ことにより、前記コレットリングの内面を抑圧可能とな
るように、円筒形樹脂製品の成型用雄金型を構成した点
にも特徴がある。前記コレットリングの内面の押圧によ
り、該コレットリングの外面寸法が増大し、前記筒状体
を、その内面から均一に押圧することができる。
さらに、前記コレットシャフトの軸心部に挿着したコア
ヘッドの先端部に、円筒形成型品の底面部に配置するボ
ールを吸着するマグネットを取り付けるようにした点に
も特徴がある。前記マグネットにボールを吸着させるこ
とにより、該ボールの支持が容易に行われることができ
るようになる。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による円筒形樹脂製品の成型用金型すな
わち可動雄金型100の第1実施例を示す縦断側面図、
第2図はm1図に示された金型と対をなす雌金型、すな
わち固定軸金型200の構成を示す縦断側面図である。
この第1.2図に示された一対の可動雄金型100と固
定雌金型200とは、第14図に示された一対の金型に
対応するもので、まず、可動雄金型100について説明
する。
当該可動雄金型100を構成する部品のうち、コア30
.コレットシャフト40及びコレットリング5Gの斜視
図を第3図ないし第5図に示すが、第3図に示されたコ
ア30は、コアシャフト32、該コアシャフト32の一
端に形成されたコアヘッド31、及び該コアシャフト3
2の他端に形成された雄ねじ33より構成されている。
前記コアヘラド31の外径は、すべり軸受12が挿入可
能となるような寸法に設定されている。
また、前記コアヘッド31の先端部には、ボール保持部
材34が埋設されている。このボール保持部材34はマ
グネットであり、成型する円筒製品、すなわち、前記リ
アシリンダの底部に固定配置されるボール(第13図の
ボール13)を保持できるように、球面の凹部34Aが
ボール13の半径の寸法より若干浅く形成されている。
第4図に示されたコレットシャフト40は、前記コア3
0のコアシャフト32を挿入するため円筒穴44を有す
る円筒状体であり、その外周は、勾配の緩やかなテーパ
部41(急角度の円錐状部)及び外径寸法が各部間一の
ストレート部42(円筒部)に形成されている。テーパ
部41は、コレットシャフト40の端部に向かうにつれ
て順次外径寸法が大きくなるように、形成されている。
また、前記ストレート部42の端部には、雄ねじ43が
形成されている。
なお、同図において、符号S1は、テーパ部41の長さ
を示している。
第5図に示したコレットリング50は、その外周面が各
部同一直径の円筒状に、又その内周面が一方端の内径が
他方端の内径より若干小径のテーパ部53に形成された
筒状体である。前記テーパ部53のこう配度は、コレッ
トシャフト40のテーパ部41のこう配度と同一に設定
されている。
また、同図に示されているように、前記コレットリング
50には、その両端部から交互に割り溝51及び52が
形成されている。この割り溝51及び52の端部には、
該端部に生じる応力集中を緩和するための円形の割れ止
め51A及び52Aが形成されている。
再び、第1図において、前記コア30を、コレットシャ
フト40のテーパ部41側から該コレットシャフト40
内に挿入し、このコレットシャフト40を、そのストレ
ート部42側からコレットリング50内に挿入する。こ
の挿入は、テーパ部41及びコレットリング50のテー
パ部53の傾斜方向が一致するように行われる。
基盤60にはコレットシャフト40のストレート部42
の外形寸法よりも大きな径を有する穴部62が形成され
ていて、またその一方の面には、突起部61が植立され
ている。前記突起部61の長さは、第2図に関して後述
する凹部201Bの深さと同一に設定されている。
また、基盤60の他方の面には、位置決め板90が固着
されている。
前記位置決め板90には、ストレート部42の外径寸法
とほぼ同一の内径を有する位置決め穴91が形成されて
いる。
つぎに、前記コレットシャフト40のストレート部42
側を、基盤60に形成された穴部62に、位置決め板9
0が固着されていない側から挿入する。これにより、前
記ストレート部42が位置決め穴91に挿入され、コレ
ットシャフト40の、基盤60に対する位置決めが行わ
れる。
この後、前記位置決め板90との間に皿ばね81及び8
2を配置して、コレットシャフト40の雄ねじ43を、
押出し具70に形成された雌ねじ72に螺合させる。こ
のとき、押出し具70に植立された押しビン71を、基
盤60に形成された六63に挿入しておく。
最後に、コア30の雄ねじ33に、ナツト80を螺合す
る。
この第1図に示された状態においては、皿ばね81及び
82の弾発力により、押出し具70がナツト80の方向
に押圧され、該ナツト80に当接している。この結果、
押しピン71は基盤60内に退出状態、あるいは基盤6
0の表面と同一面の状態となっており、また、コレット
シャフト40のテーパ部41が、コレットリング50及
びコア30の間で押出し具70方向に移動し、該テーパ
部41がコレットリング50内面のテーパ部53を均一
に抑圧(矢印り方向)して、該コレットリング50の外
径寸法が大となっている。
以下の説明においては、この状態を作動状態と言う。
なお、この作動状態から後述する初期状態に至るまでの
間において、テーパ部41とストレート部42との境界
部が、基盤60の穴部62内に位置するように、コレッ
トシャフト40及び各部品の寸法が設定されている。
また、この作動状態においては、押出し具70がナツト
80の方向に押圧され、該ナツト80に当接しているの
で、ナツト80の螺合位置を変えることにより、押出し
具70及びコレットシャフト40の位置を調整し、作動
状態時における押しピン71の退出位置、及びコレット
リング50の外径寸法を調整することができる。
さて、このように構成された可動雄金型100は、第6
図に示したように、押出し具70を矢印入方向に押すこ
とにより、押しビン71が基盤60より突出する。また
、このとき、コレットシャフト40がコア30及びコレ
ットリング50の間で摺動し、テーパ部41によるコレ
ットリング50内面のテーパ部53への押圧力が低下し
て、該コレットリング50はその弾性により小径状態と
なる。
以下の説明においては、この状態を初期状態と言う。
この初期状態において、コレットリング50の外径寸法
がコアヘッド31の外径寸法とほぼ同−又は該外径寸法
よりも小さくなるように、また前記作動状態において、
コレットリング50の外径寸法がすべり軸受12の内径
寸法とほぼ同−又は該内径寸法よりも大きくなるように
、当該可動雄金型100の各部寸法が設定されている。
つぎに、固定雌金型200を説明する。
固定雌金型200は、第2図に示したように、射出成型
されるべきリアシリンダの筒状部外形形状を有する凹部
201A、及び該リアシリンダのつば部外形に相応する
形状を有する凹部201Bを備えている。前記凹部20
1Aの底部には、樹脂の射出口202が形成されている
以上の構成を有する可動雄金型100及び固定雌金型2
00を用いて、リアシリンダを射出成型する方法をつぎ
に説明する。
第7図ないし第10図この樹脂製品成型方法を工程順に
説明するための図で、この第7図ないし第10図では、
前記第1図ないし第6図と同−又は同等部分を同一の符
号を用いて示している。
まず、第7図に示すように、押出し具70を矢印入方向
に押して当該可動雄金型100を初期状態とする。そし
て、コレットリング50の外径寸法が小さくなったとこ
ろで、該コレットリング50に、少なくともその内面が
精密に成型されたすべり軸受12を装着する(矢印B方
向)。また、基盤60に植立された突起部61に、金属
製の補強リング301を装着する。前記補強リング30
1は、成型されるべきリアシリンダのつばに形成される
ねじ穴(第13図に示した雄ねじ15を挿入する穴)を
補強するためのものである。
さらに、ボール13を凹部34Aに当接させ、ボール保
持部材34に吸着させる。
つぎに、第8図に示すように、押出し具70による抑圧
を停止し、皿ばね81及び82による弾発力により、押
出し具70を矢印B方向に復旧させる。すなわち、可動
雄金型100を作動状態とし、コレットリング50の外
径寸法を大きくする。
これにより、すべり軸受12は、コレットリング50の
押圧により、その内面より堅固に保持され、該すべり軸
受12とコレットリング50との間のクリアランスはな
くなる。
この状態で、可動雄金型100を矢印A方向に移動させ
、可動雄金型100を固定雌金型200の中に挿入する
挿入された可動雄金型100の軸心線は固定雌金型20
0の軸心線と完全に合致し、双方の金型100.200
相互間には所要幅の間隙が形成され、この間隙に向けて
、第9図の矢印Cで示すように、固定雌金型200の射
出口202より樹脂を射出する。この状態は射出された
樹脂が硬化するまで、維持される。
樹脂の硬化後は、第10図に示したように、可動雄金型
100を矢印B方向に後退させて、射出成型により形成
されたリアシリンダ300を可動雄金型100とともに
固定雌金型200より取り出し、その後で、押出し具7
0を同図矢印A方向に押して、前記成型されたリアシリ
ンダ300を可動雄金型100から取り外し、この可動
雄金型100を初期状態とする。この場合、コレットリ
ング50の外径寸法を小とし、かつ、押しピン71の押
し出し動作により、成型されたリアシリンダ300は取
り外される。第11図は、成型されたリアシリンダ30
0の縦断側面図である。
このように樹脂が射出され、硬化するまでは、可動雄金
型100が作動状態であるので、すべり軸受12は、そ
の内側よりコレットリング50により堅固に支持され、
該すべり軸受12とコレットリング50との間にはクリ
アランスがない。したがって、樹脂硬化時に樹脂に収縮
が生じても、すべり軸受12が変形したり、あるいは該
すべり軸受12と当該リアシリンダ300の筒状部との
同心度がずれたりすることがない。
また、可動雄金型100へのすべり軸受12の装着、及
び硬化後のリアシリンダ300の取り出しの際には、す
べり軸受12を保持するコレットリング50Ω外径寸法
が小となるので、該装着及び取り出しが容易である。
さらに、この実施例においては、コレットシャフト40
及び押しピン71を同一の押出し具70に固定し、コレ
ットリング50の外形寸法の変更操作、及び押しピン7
1の押し出し操作を同時に行うようにしているので、成
型されたリアシリンダ300は、可動雄金型100から
容易に取り出すことができる。
第12図は本発明による円筒形樹脂製品の成型用雄金型
の第2実施例の構成を示す縦断側面図であり、第1図と
同様に作動状態を示している。第12図において、第1
図と同一の符号は同−又は同等部分を示している。
この第12図において、コレットシャフト440に形成
されたテーパ部441は、符号S2で示された領域に形
成されている。
また、基盤460に形成された穴部462は、その内径
が、前記コレットシャフト440のストレート部442
の外径とほぼ同径となるように形成されている。
さらに、コレットリング450の内面におけるテーパ部
453は、符号S3で示された領域のみに形成されてい
る。このコレットリング450内面の、前記テーパ部4
53以外の部分454は円筒状に形成されている。
さて、この実施例においては、コレットシャフト440
のストレート部442が、該ストレート部442の外形
寸法とほぼ同一の内径寸法を有する、基盤460の穴部
462により支持されているので、第1図に示されたよ
うな位置決め板90は不要である。
また、当該可動雄金型400が作動状態から初期状態に
至るまでの間において、コレットシャフト440のテー
パ部441とストレート部442との境界部が、この第
12図に示されたように、コレットリング450のスト
レート部454に対向して位置するように、当該可動雄
金型400の各部寸法が設定されているので、第1図に
示された可動雄金型100と同様に、押出し具70を押
して、コレットシャフト440をコア30及びコレット
リング450間を摺動させることにより、コレットリン
グ450の外形寸法をその弾性により小さくすることが
できる。
なお、前述の説明においては、コレットリング50.4
50の外面は円筒状に形成されると共に、その内面はテ
ーパ状に形成され、また、コレットシャフト40.44
0のテーパ部41,441は、前記コレットリング50
,450の内面と同一のこう配を有するように形成され
ているが、本発明は特にこれに限定されることはない。
すなわち、当該可動雄金型100,400の初期状態時
においては、コレットリング50の外周面は同一直径の
円筒状でなく、また、その内周面がコレットシャフト4
0,440のテーパ部41゜441と同一のこう配置を
有していなくても良く、少なくとも当該可動雄金型10
0.400の作動状態時において、コレットリング5θ
、450が前述の状態になれば良い。少なくとも当該可
動雄金型100.400の作動状態時において、コレッ
トリング50,450の内周面がコレットシャフト40
,440のテーパ部41,441と同一のこう配置とな
り、そしてこの場合、コレットリング50.450の外
周面が円筒状となれば、該コレットリング50.45G
により支持されるべきすべり軸受12を、その内側から
均一に押圧することができる。
また、前述の説明においては、コレットシャフト40又
は440、及び押しビン71を同一の押出し具70に固
定し、コレットリング50の外形寸法の変更操作、及び
押しビン71の押し出し操作を同時に行うようにしてい
るが、本発明は特にこれのみに限定されることはなく、
それぞれ別動作としても良いことは当然である。
さらに、基盤60又は460と押出し具70との間には
皿ばね81及び82が配置され、該皿ばね81及び82
の弾発力により、可動雄金型100又は400が初期状
態から作動状態へ移行するものとしたが、皿ばね81及
び82を設けずに、初期状態及び作動状態間の移行動作
を全て外部力によって行うようにしても良い。
以上、本発明を、電磁往復動圧縮機のリアシリンダを成
型する場合を例にとって説明したが、前記のようなシリ
ンダに限らなくともその内径部に比較的精度が要求され
る筒状体を備えた部品や製品の成型であれば、いかなる
ものの成型にも本発明は適用可能である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果が達成される。
(1) II請求項1記載樹脂製品成型方法においては
、樹脂が硬化する際に収縮しても、筒状体と成型品の内
周面側を支持する雄金型との間には隙間ができないので
、前記成型品は雄金型により堅固に支持され、高精度成
型を要求される成型品の内周面が変形する余地を全くな
くすることができる。したがつて、成型品を筒状体と一
体成型する場合においても筒状体と当該樹脂製品との同
心度が狂うことが全くないから、成型後に前記筒状体を
再加工する必要がなくなり、加工精度の高い樹脂製品の
製作が容易となる。
(2) allll求肥2記載脂製品成型用金型におい
ては、円筒形樹脂製品の射出成型中、前記筒状体の内周
面側を支持するコレットリングの外径寸法を前記筒状体
の内径寸法に合わせて各部を常時均一に維持させること
ができるので、射出成型後の冷却工程における周辺の温
度変化に雄金型を追従させることができ、前記筒状体を
変形させたり、あるいは該筒状体と円筒形樹脂製品との
軸心線がずれたりすることがない= (3)請求項3記載の樹脂製品成型用金型においては、
成型時にボールを容易に定着することができるので、内
部にボールを固定配置する必要のある円筒形樹脂製品の
製作がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による円筒形樹脂製品の成型用雄金型(
可動雄金型)の一実施例の構成を示す縦断側面図である
。 第2図は111図に示された金型と対をなす固定雌金型
の構成を示す縦断側面図である。 j13図はコアの斜視図である。 114’Eはコレットシャフトの斜視図である。 15図はコレットリングの斜視図である。 第6図は[1図に示された可動雄金型の押出し具を前進
させた状態を示す縦断側面図である。 WJ7図ないし1110図は本発明による円筒形樹脂製
品の成型方法を工程順に説明する縦断側面図である。 fflll図は本発明の円筒形樹脂製品の成型方法によ
り成型された往復動式圧縮機のリアシリンダを示す縦断
側面図である。 第12図は本発明による円筒形樹脂製品の成型用縮合W
1(可動雄金型)の他の実施例の構成を示す縦断側面図
である。 第13図はリアシリンダを具えた電磁往復動圧縮機の縦
断側面図である。 第14図は前記リアシリンダを樹脂により射出成型する
従来の成型手法を説明するための概略図である。 12・・・すべり軸受、13・・・ボール、30・・・
コア、31・・・コアヘッド、32・・・コアシャフト
、34・・・ボール保持部材、34A・・・凹部、40
.440・・・コレットシャフト、41.441・・・
テーパ部、42.442・・・ストレート部、44・・
・円筒穴、50.450・・・コレットリング、51.
52・・・割り溝、51A、52A・・・割れ止め、5
3,453・・・テーパ部、60,460・・・基盤、
62,462・・・穴部、63・・・穴、70・・・押
出し具、71・・・押しピン、80・・・ナツト、8.
1.82・・・皿ばね、90・・・位置決め板、91・
・・位置決め穴、100,400・・・可動雄金型、2
00・・・固定雌金型、3−00・・・リアシリンダ 代理人弁理士 平木送入 外1名 第6図 第12図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出成型用円筒形雌金型に対して円筒形雄金型を
    装着し、前記雌雄金型間に充填した樹脂により円筒形製
    品を成型する樹脂製品の成型方法であって、 前記雄金型に円筒形成型品の内周面形状と寸法を、所望
    通りに各部均一に維持するよう遠心方向に付勢される金
    型を用い、前記金型をして、円筒形成型品の内周面側か
    ら各部均一に押圧して、当該成型品の内周面部に、断面
    真円形の筒状体を一体成型することを特徴とする円筒形
    樹脂製品の成型方法。
  2. (2)精度の高い内周面に加工された筒状体を備えた円
    筒形部品を樹脂により射出成型する円筒形樹脂製品の成
    型用雄金型であって、 その内周面の少なくとも円筒形成型品の長さ寸法に相当
    する部分が、緩やかなテーパ面となるように形成され、
    かつ複数の割り溝がその両端部側から交互に軸方向に延
    在するコレットリングと、その外周面の少なくとも前記
    長さ寸法に相当する部分が逆方向にほぼ同じ角度をもっ
    て緩傾斜のテーパ面に形成されたコレットシャフトと、
    前記コレットリングに対して、前記コレットシャフトを
    その軸心方向に引く手段とを備えている円筒形樹脂製品
    の成型用雄金型。
  3. (3)前記コレットシャフトの軸心部に挿着したコアヘ
    ッドの先端部には、円筒形成型品の底面部に配置するボ
    ールを吸着するマグネットを取り付けたことを特徴とす
    る請求項2記載の円筒形樹脂製品の成型用雄金型。
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