JPH02267267A - フィルムへの薄膜形成方法およびその装置 - Google Patents
フィルムへの薄膜形成方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH02267267A JPH02267267A JP8731089A JP8731089A JPH02267267A JP H02267267 A JPH02267267 A JP H02267267A JP 8731089 A JP8731089 A JP 8731089A JP 8731089 A JP8731089 A JP 8731089A JP H02267267 A JPH02267267 A JP H02267267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- thin film
- forming
- vacuum chamber
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、フィルムへの薄膜形成方法およびその際用い
られる装置に関し、さらに詳しくは、真空槽内を搬送し
ながらフィルムに薄膜を形成する方法およびその装置の
改良に関する。
られる装置に関し、さらに詳しくは、真空槽内を搬送し
ながらフィルムに薄膜を形成する方法およびその装置の
改良に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点
真空槽内を搬送されるフィルムの裏面をクーリングキャ
ンなどの支持手段により支持し、このフィルムの表面に
真空槽内の蒸発粒子を被着させて薄膜を形成させる薄膜
形成方法が知られている。
ンなどの支持手段により支持し、このフィルムの表面に
真空槽内の蒸発粒子を被着させて薄膜を形成させる薄膜
形成方法が知られている。
この薄膜形成方法では、通常、フィルムは蒸発粒子を被
着させる前後でグロー放電処理され、表面を浄化すると
ともに活性化している。
着させる前後でグロー放電処理され、表面を浄化すると
ともに活性化している。
このようなグロー放電処理をフィルム表面に行なってこ
のフィルム表面に薄膜を形成するには、第3図に示され
るような薄膜形成装置が用いられる。すなわち薄膜形成
装置1101は、隔壁2aで区画される真空槽2の内部
上方に、グロー放電による前処理室102および後処理
室103と、これら処理室102.103の下方におの
おの配役されるフィルム搬送手段としての送り出しコア
7および巻取りコア8と、この送り出しコア7と巻取り
コア8とのほぼ中間位置に配設されるクーリングキャン
3とを備えている。
のフィルム表面に薄膜を形成するには、第3図に示され
るような薄膜形成装置が用いられる。すなわち薄膜形成
装置1101は、隔壁2aで区画される真空槽2の内部
上方に、グロー放電による前処理室102および後処理
室103と、これら処理室102.103の下方におの
おの配役されるフィルム搬送手段としての送り出しコア
7および巻取りコア8と、この送り出しコア7と巻取り
コア8とのほぼ中間位置に配設されるクーリングキャン
3とを備えている。
また真空槽2の内部下方には蒸着源6が設けられており
、この蒸着源6は蒸発手段としての加熱器5により加熱
される。
、この蒸着源6は蒸発手段としての加熱器5により加熱
される。
このような薄膜形成装置101では、前処理室102お
よび後処理室103に電源9が接続されおり、これら処
理室102.103内でグロー放電を発生できるように
なっている。なお第3図において、10はマスク、12
は排気管である。
よび後処理室103に電源9が接続されおり、これら処
理室102.103内でグロー放電を発生できるように
なっている。なお第3図において、10はマスク、12
は排気管である。
上記のような薄膜形成装置101では、薄膜形成時に送
り出しコア7から送り出されるフィルム4は、前処理室
102を介してクーリングキャン3の外周面に巻回され
、この巻回部表面に蒸発粒子が被着されて薄膜が形成さ
れる。そして、薄膜が形成されたフィルム4は後処理室
103を介して巻取りコア8に巻き取られる。この際、
処理室102.103では0 、 1 jorr前後の
真空度でグロー放電が発生させられる。
り出しコア7から送り出されるフィルム4は、前処理室
102を介してクーリングキャン3の外周面に巻回され
、この巻回部表面に蒸発粒子が被着されて薄膜が形成さ
れる。そして、薄膜が形成されたフィルム4は後処理室
103を介して巻取りコア8に巻き取られる。この際、
処理室102.103では0 、 1 jorr前後の
真空度でグロー放電が発生させられる。
このようにしてフィルム4をグロー放電処理し、フィル
ム表面の浄化および活性化を行なうことにより、フィル
ム表面に形成される薄膜の密着性を向上させることがで
きる。
ム表面の浄化および活性化を行なうことにより、フィル
ム表面に形成される薄膜の密着性を向上させることがで
きる。
ところが、このようなグロー放電処理は、蒸発粒子がフ
ィルム表面に被着されるときの真空度(I X 10”
〜3 X 10−’1orr)と異なる真空度で行なう
必要があった。
ィルム表面に被着されるときの真空度(I X 10”
〜3 X 10−’1orr)と異なる真空度で行なう
必要があった。
したがって、このような薄膜形成方法を適用した装置1
01では、上記したような前処理室102および後処理
室103を真空槽2内に別途設ける必要がある。そのた
め装置f 1.01は、そのフィルム搬送系が複雑化し
、装置自体が大型化するため、保守管理が繁雑化すると
いう問題点があった。
01では、上記したような前処理室102および後処理
室103を真空槽2内に別途設ける必要がある。そのた
め装置f 1.01は、そのフィルム搬送系が複雑化し
、装置自体が大型化するため、保守管理が繁雑化すると
いう問題点があった。
また、蒸発粒子を被着させる前後でグロー放電処理を行
なうことによりフィルム4が帯電し、フィルム搬送が円
滑に行なわれず、たとえばフィルム4がクーリングキャ
ン3に巻込まれることによるつまりなどが発生しやすか
った。
なうことによりフィルム4が帯電し、フィルム搬送が円
滑に行なわれず、たとえばフィルム4がクーリングキャ
ン3に巻込まれることによるつまりなどが発生しやすか
った。
さらに、装置m!101の大型化により、前記処理室1
02とクーリングキャン3との距離が長くなるため、グ
ロー放電により前処理されたフィルム4の活性がクーリ
ングキャン3に到達する前に低下し、その結果形成され
る薄膜の剥離強度が低下してしまうという問題点があっ
た。
02とクーリングキャン3との距離が長くなるため、グ
ロー放電により前処理されたフィルム4の活性がクーリ
ングキャン3に到達する前に低下し、その結果形成され
る薄膜の剥離強度が低下してしまうという問題点があっ
た。
発明の目的
本発明は、上記のような従来技術における問題点を解決
しようとするものであって、装置の複雑化および大型化
、フィルムの帯電、薄膜形成前でのフィルムの活性低下
などを防止するようなフィルムへの薄膜形成方法、およ
びその際用いられる薄膜形成装置を提供することを目的
としている。
しようとするものであって、装置の複雑化および大型化
、フィルムの帯電、薄膜形成前でのフィルムの活性低下
などを防止するようなフィルムへの薄膜形成方法、およ
びその際用いられる薄膜形成装置を提供することを目的
としている。
発明の概要
本発明に係るフォルムへの薄膜形成方法は、真空槽内を
搬送されるフィルムを支持手段により支持するとともに
、この支持手段に高周波電圧を印加して放電を生じさせ
て上記フィルムに放電処理を施す表ともに、該フィルム
の表面に真空槽内の蒸発粒子を被着させて薄膜を形成さ
せることを特徴とする。
搬送されるフィルムを支持手段により支持するとともに
、この支持手段に高周波電圧を印加して放電を生じさせ
て上記フィルムに放電処理を施す表ともに、該フィルム
の表面に真空槽内の蒸発粒子を被着させて薄膜を形成さ
せることを特徴とする。
本°発明に係るフィルムへの薄膜形成装置は、真空槽内
でフィルムを搬送する搬送手段と、上記真空槽内で蒸着
源を蒸発させて蒸発粒子を発生させる蒸発手段と、真空
槽内を搬送されるフィルムの裏面を支持する支持手段と
、上記支持手段に高周波電圧を印加する高周波電圧印加
手段とを備えることを特徴とする。
でフィルムを搬送する搬送手段と、上記真空槽内で蒸着
源を蒸発させて蒸発粒子を発生させる蒸発手段と、真空
槽内を搬送されるフィルムの裏面を支持する支持手段と
、上記支持手段に高周波電圧を印加する高周波電圧印加
手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る薄膜形成方法は、搬送されるフィルムを搬
送途中で支持する支持手段に高周波電圧を印加し、薄膜
を形成する際の真空度で放電を発生させており、薄膜を
形成させる前後において異なる真空度でフィルムにグロ
ー放電処理を行なう必要がない。したがって、装置の大
型化および複雑化をまねくことがなく、かつ搬送時での
フィルムの帯電、薄膜形成前でのフィルムの活性低下な
どを防止することができる。
送途中で支持する支持手段に高周波電圧を印加し、薄膜
を形成する際の真空度で放電を発生させており、薄膜を
形成させる前後において異なる真空度でフィルムにグロ
ー放電処理を行なう必要がない。したがって、装置の大
型化および複雑化をまねくことがなく、かつ搬送時での
フィルムの帯電、薄膜形成前でのフィルムの活性低下な
どを防止することができる。
本発明に係る薄膜形成装置は、グロー放電を行なう前処
理室と後処理室とを必要としないため、構造が簡単で保
守管理が容易である。また、円滑にフィルムの搬送を行
なうことができ、さらに得られた薄膜の剥離強度が大き
い。
理室と後処理室とを必要としないため、構造が簡単で保
守管理が容易である。また、円滑にフィルムの搬送を行
なうことができ、さらに得られた薄膜の剥離強度が大き
い。
発明の詳細な説明
以下本発明に係るフィルムへの薄膜形成方法について、
具体的に説明する。
具体的に説明する。
本発明では、搬送されるフィルムを支持する支持手段に
高周波電圧を印加し、放電を生じさせながらフィルム上
に薄膜を形成させているが、以下に本発明に係る薄膜形
成方法およびその装置を第1図および第2図に基づいて
説明する。なお、第1図および第2図において、共通の
部分には同一の符号を付す。
高周波電圧を印加し、放電を生じさせながらフィルム上
に薄膜を形成させているが、以下に本発明に係る薄膜形
成方法およびその装置を第1図および第2図に基づいて
説明する。なお、第1図および第2図において、共通の
部分には同一の符号を付す。
第1図および第2図は、本発明に係る薄膜形成装置を示
す。第1図に示すように、この薄膜形成装置1では、真
空槽2の内部上方に、フィルム搬送手段としての送り出
しコア7および巻取りコア8と、この送り出しコア7と
巻取りコア8とのほぼ中間下方位置に配設されるクーリ
ングキャン3とを備えている。このクーリングキャン3
は、フィルム4の支持手段を構成する。
す。第1図に示すように、この薄膜形成装置1では、真
空槽2の内部上方に、フィルム搬送手段としての送り出
しコア7および巻取りコア8と、この送り出しコア7と
巻取りコア8とのほぼ中間下方位置に配設されるクーリ
ングキャン3とを備えている。このクーリングキャン3
は、フィルム4の支持手段を構成する。
また真空槽2の内部下方には蒸着源6が設けられており
、この蒸着源6は蒸発手段としての加熱器5により加熱
されて蒸発し蒸発粒子を発生する。
、この蒸着源6は蒸発手段としての加熱器5により加熱
されて蒸発し蒸発粒子を発生する。
この薄膜形成装置1では、クーリングキャン3にマツチ
ングボックス(図示せず)を経て高周波電源9aが接続
されおり、クーリングキャン3に高周波電圧を印加でき
るようになっている。なお第1図において、10はマス
ク、11はガス導入管、12は排気管である。
ングボックス(図示せず)を経て高周波電源9aが接続
されおり、クーリングキャン3に高周波電圧を印加でき
るようになっている。なお第1図において、10はマス
ク、11はガス導入管、12は排気管である。
なお、この薄膜形成装置1はフィルム裏面支持手段とし
てクーリングキャン3を設けているが、本発明において
フィルム裏面支持手段は、搬送途中のフィルムを支持で
きる部材であれば特に限定されず、たとえば無端ベルト
などであってもよい。
てクーリングキャン3を設けているが、本発明において
フィルム裏面支持手段は、搬送途中のフィルムを支持で
きる部材であれば特に限定されず、たとえば無端ベルト
などであってもよい。
また、第2図に示すように、薄膜形成装置IAは、真空
槽2内部の上方と下方とを隔壁2aを設けることにより
区画し、さらに真空槽2内部上方に排気管31を設けて
もよい。この装置IAでは、薄膜形成時に、真空槽2内
部上方と下方とを異なる真空度に保つことができる。
槽2内部の上方と下方とを隔壁2aを設けることにより
区画し、さらに真空槽2内部上方に排気管31を設けて
もよい。この装置IAでは、薄膜形成時に、真空槽2内
部上方と下方とを異なる真空度に保つことができる。
以上のような薄膜形成装置1またはIAを用いて薄膜を
形成するには、先ずフィルム4が、送り出しコア7およ
び巻取りコア8からなる搬送手段に装着される。この際
フィルム4は、クーリングキャン3の外周面に巻回され
ることにより、裏面側から支持される。
形成するには、先ずフィルム4が、送り出しコア7およ
び巻取りコア8からなる搬送手段に装着される。この際
フィルム4は、クーリングキャン3の外周面に巻回され
ることにより、裏面側から支持される。
このようにしてフィルム4を装着し、さらに蒸着源6を
装着した後、真空槽2内を減圧し、次いで蒸着源6を加
熱・蒸発させる。
装着した後、真空槽2内を減圧し、次いで蒸着源6を加
熱・蒸発させる。
この際の真空槽2内の真空度は、通常1×10 ’〜3
X 10−’fort、好ましく1!2.3x10
” 2 X 10−’Iortテある。
X 10−’fort、好ましく1!2.3x10
” 2 X 10−’Iortテある。
この真空度は、薄膜形成部近傍での値であり、薄膜形成
部近傍とは、フィルムから蒸着源の直線距離の1!3程
度までの領域を意味している。
部近傍とは、フィルムから蒸着源の直線距離の1!3程
度までの領域を意味している。
本発明では、上記のような真空条件下に保持するのに真
空槽2内にガス導入管11からアルゴンガスなどの不活
性ガスを導入してもよいし、反応性蒸着を行なう場合に
は酸素ガス、窒素ガスなどの気体を導入してもよく、ま
た残留ガスによってもよい。
空槽2内にガス導入管11からアルゴンガスなどの不活
性ガスを導入してもよいし、反応性蒸着を行なう場合に
は酸素ガス、窒素ガスなどの気体を導入してもよく、ま
た残留ガスによってもよい。
このようにして、真空槽2内の真空度を上記条件に設定
し、蒸発粒子濃度を安定させた後、フィルム4の搬送を
開始するとともに、クーリングキャン3に高周波電圧を
印加する。
し、蒸発粒子濃度を安定させた後、フィルム4の搬送を
開始するとともに、クーリングキャン3に高周波電圧を
印加する。
クーリングキャンに印加される高周波電圧とは、IQQ
KHs以上の周波数を有する電圧を意味する。本発明で
は、上記のような高周波電圧だけを印加してもよ(、高
周波電圧を直流電圧に重畳させながら印加してもよい。
KHs以上の周波数を有する電圧を意味する。本発明で
は、上記のような高周波電圧だけを印加してもよ(、高
周波電圧を直流電圧に重畳させながら印加してもよい。
また、放電が発生するクーリングキャン3近傍に磁界を
印加し、放電を安定化させてもよい。
印加し、放電を安定化させてもよい。
このような高周波電圧をクーリングキャン3に印加する
とクーリングキャン近傍に放電が生ずる。
とクーリングキャン近傍に放電が生ずる。
この際クーリングキャンに生ずる直流成分の電圧すなわ
ち直流電圧■DCは、0.2〜8に■、好ましくは0.
4〜6KVの範囲となるようにすることが望ましい。こ
の直流電圧vDCは、高周波電圧のみを印加した場合で
あっても、また高周波電圧を直流電圧に重畳させて印加
した場合であっても同様の条件に設定される。
ち直流電圧■DCは、0.2〜8に■、好ましくは0.
4〜6KVの範囲となるようにすることが望ましい。こ
の直流電圧vDCは、高周波電圧のみを印加した場合で
あっても、また高周波電圧を直流電圧に重畳させて印加
した場合であっても同様の条件に設定される。
クーリングキャンに誘起される直流電圧vDcが0.2
KV未満であると、放電の安定性がとれないばかりか、
フィルムへの蒸発粒子の衝突エネルギーが小さくなり、
安定性および密着強度の良好な薄膜が得られない傾向が
ある。一方直流電圧vDcが8KVを超えると、フィル
ムの熱損傷が大きくなる傾向がある。
KV未満であると、放電の安定性がとれないばかりか、
フィルムへの蒸発粒子の衝突エネルギーが小さくなり、
安定性および密着強度の良好な薄膜が得られない傾向が
ある。一方直流電圧vDcが8KVを超えると、フィル
ムの熱損傷が大きくなる傾向がある。
このような放電処理を行なうことにより、送り出しコア
7から送り出されたフィルム4は、搬送途中でクーリン
グキャン3に支持される部分、すなわち薄膜が形成され
る部分で放電処理されて活性化される。したがって、薄
膜形成時にフィルム4の活性が低下したり、フィルム4
が帯電したりすることがない。
7から送り出されたフィルム4は、搬送途中でクーリン
グキャン3に支持される部分、すなわち薄膜が形成され
る部分で放電処理されて活性化される。したがって、薄
膜形成時にフィルム4の活性が低下したり、フィルム4
が帯電したりすることがない。
また、放電により蒸着源6から発生する蒸発粒子がイオ
ン化し、イオン化されていない粒子よりもフィルム4の
表面に強く衝突するため、形成される薄膜の剥離強度を
向上させることができる。
ン化し、イオン化されていない粒子よりもフィルム4の
表面に強く衝突するため、形成される薄膜の剥離強度を
向上させることができる。
なおこの蒸発粒子のイオン化を促進するために、さらに
他のイオン化手段を用いてもよい。
他のイオン化手段を用いてもよい。
発明の効果
本発明に係る薄膜形成方法は、中間支持部に高周波電圧
を印加し、薄膜を形成する際の真空度にて放電を発生さ
せるため、薄膜を形成させる前後でフィルムにグロー放
電処理を行なう必要がなく、この方法で薄膜を形成する
ための装置の大型化および複雑化を防ぐことができる。
を印加し、薄膜を形成する際の真空度にて放電を発生さ
せるため、薄膜を形成させる前後でフィルムにグロー放
電処理を行なう必要がなく、この方法で薄膜を形成する
ための装置の大型化および複雑化を防ぐことができる。
また、フィルム搬送時にフィルムが帯電することがなく
、さらに薄膜の形成部分で放電を行なうために薄膜形成
前にフィルムの活性が低下することがない。
、さらに薄膜の形成部分で放電を行なうために薄膜形成
前にフィルムの活性が低下することがない。
本発明に係る薄膜形成装置は、グロー放電を行なう前処
理室と後処理室とを必要としないため、構造が簡単で保
守管理が容易である。また、搬送時にフィルムへの帯電
を伴わないため円滑にフィルムの搬送を行なうことがで
き、さらに充分な活性状態で薄膜の形成を行なえるため
、得られた薄膜の剥離強度が大きい。
理室と後処理室とを必要としないため、構造が簡単で保
守管理が容易である。また、搬送時にフィルムへの帯電
を伴わないため円滑にフィルムの搬送を行なうことがで
き、さらに充分な活性状態で薄膜の形成を行なえるため
、得られた薄膜の剥離強度が大きい。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
■遭」
第2図に示される装置IAに厚さ30μmのポリパラバ
ン酸フィルム(フィルム4)と、銅(蒸着源6)とを装
着し、Arガスを導入して真空槽2内の真空度をI X
10 ’tauとした後、蒸着源6を加熱して蒸発粒
子を発生させた。
ン酸フィルム(フィルム4)と、銅(蒸着源6)とを装
着し、Arガスを導入して真空槽2内の真空度をI X
10 ’tauとした後、蒸着源6を加熱して蒸発粒
子を発生させた。
次いで、フィルム4を搬送速度8m/分で搬送しながら
、周波数13.56MHz、電力IKwの高周波電圧に
電圧3KVの直流電圧を重畳させてクーリングキャン3
に印加し、放電を発生させてCu膜を形成した。形成さ
れたCu膜は膜厚が2μmであった。
、周波数13.56MHz、電力IKwの高周波電圧に
電圧3KVの直流電圧を重畳させてクーリングキャン3
に印加し、放電を発生させてCu膜を形成した。形成さ
れたCu膜は膜厚が2μmであった。
このようにしてフィルム表面に形成されたCu膜の剥離
強度を第4図に示すような装置を用いて測定した。すな
わ)、第4図に示される装置では、フィルム4裏面を支
持台20に接着層21を介して固定し、接着強度測定棒
23の先端をCu膜4aに接着層24を介して接着し、
次いで接着強度測定棒23を引上げ、Uゲージ(図示せ
ず)により膜の剥離強度を測定することができる。
強度を第4図に示すような装置を用いて測定した。すな
わ)、第4図に示される装置では、フィルム4裏面を支
持台20に接着層21を介して固定し、接着強度測定棒
23の先端をCu膜4aに接着層24を介して接着し、
次いで接着強度測定棒23を引上げ、Uゲージ(図示せ
ず)により膜の剥離強度を測定することができる。
上記測定装置による測定結果を表1に示す。
比較例1
クーリングキャン3への電圧の印加を行なわなかった以
外は、実施例1と同様にしてフィルム表面に薄膜を形成
した。
外は、実施例1と同様にしてフィルム表面に薄膜を形成
した。
得られたCu膜の剥離強度を実施例1と同様に測定した
。
。
得られた結果を表1に示す。なお、表1に示される値は
、実施例1での剥離強度を100とした相対値である。
、実施例1での剥離強度を100とした相対値である。
比較例2
第3図に示される薄膜形成装置101に実施例1と同様
のフィルム4および蒸着源6を装着して薄膜を形成した
。
のフィルム4および蒸着源6を装着して薄膜を形成した
。
薄膜形成時において、前処理室102および後処理室1
03には窒素ガスを導入して真空度IX10−11ot
rに保持した。また、送り出しコア7および巻取りコア
8近傍の真空度は4 X 10 ’tour、薄膜形成
部近傍の真空度は6 X 10 ’tonとした。
03には窒素ガスを導入して真空度IX10−11ot
rに保持した。また、送り出しコア7および巻取りコア
8近傍の真空度は4 X 10 ’tour、薄膜形成
部近傍の真空度は6 X 10 ’tonとした。
形成された薄膜の剥離強度を実施例1と同様にして測定
した。
した。
得られた結果を表1に示す。なお、表1で示される値は
、実施例1での剥離強度を100とした相対値である。
、実施例1での剥離強度を100とした相対値である。
表 1
1、IA・・・薄膜形成装置
2・・・真空槽 3・・・クーリングキャン4・
・・フィルム基板 5・・・加熱器6・・・蒸着源
7・・・送り出しコア8・・・巻取りコア 9・
・・高周波電源10・・・マスク
・・フィルム基板 5・・・加熱器6・・・蒸着源
7・・・送り出しコア8・・・巻取りコア 9・
・・高周波電源10・・・マスク
第1図および第2図は本発明に係る薄膜形成方法で用い
られる装置の概略断面図、第3図は従来の薄膜形成方法
で用いられる装置の概略断面図、第4図は薄膜の剥離強
度を測定する装置を示す模式図である。
られる装置の概略断面図、第3図は従来の薄膜形成方法
で用いられる装置の概略断面図、第4図は薄膜の剥離強
度を測定する装置を示す模式図である。
Claims (2)
- (1)真空槽内を搬送されるフィルムを支持手段により
支持するとともに、この支持手段に高周波電圧を印加し
て放電を生じさせて上記フィルムに放電処理を施すとと
もに、該フィルムの表面に真空槽内の蒸着源から発生し
た蒸発粒子を被着させて薄膜を形成させることを特徴と
するフィルムへの薄膜形成方法。 - (2)真空槽内でフィルムを搬送する搬送手段と、上記
真空槽内で蒸着源を蒸発させて蒸発粒子を発生させる蒸
発手段と、上記真空槽内を搬送されるフィルムの裏面を
支持する支持手段と、該支持手段に高周波電圧を印加す
る高周波電圧印加手段とを備えることを特徴とするフィ
ルムへの薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8731089A JPH02267267A (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | フィルムへの薄膜形成方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8731089A JPH02267267A (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | フィルムへの薄膜形成方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02267267A true JPH02267267A (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=13911264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8731089A Pending JPH02267267A (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | フィルムへの薄膜形成方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02267267A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5224441A (en) * | 1991-09-27 | 1993-07-06 | The Boc Group, Inc. | Apparatus for rapid plasma treatments and method |
| JP2002220657A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Kiyousera Opt Kk | 薄膜形成装置および薄膜形成方法 |
| JP2006069074A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 複合フィルムの製造方法及び樹脂フィルムの表面改質方法 |
| JP2006104568A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006111942A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006111931A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006111891A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006124731A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 |
| JP2006124781A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 |
| JP2006131929A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 |
| WO2013047279A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 積水化学工業株式会社 | フィルムの表面処理開始方法及び表面処理装置 |
-
1989
- 1989-04-06 JP JP8731089A patent/JPH02267267A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5224441A (en) * | 1991-09-27 | 1993-07-06 | The Boc Group, Inc. | Apparatus for rapid plasma treatments and method |
| JP2002220657A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Kiyousera Opt Kk | 薄膜形成装置および薄膜形成方法 |
| JP2006069074A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 複合フィルムの製造方法及び樹脂フィルムの表面改質方法 |
| JP2006104568A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006111891A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006111942A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006111931A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置 |
| JP2006124731A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 |
| JP2006124781A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 |
| JP2006131929A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 |
| WO2013047279A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 積水化学工業株式会社 | フィルムの表面処理開始方法及び表面処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4433794B2 (ja) | 蒸着フィルム | |
| EP3736353A1 (en) | Vapor deposition apparatus having pretreatment device that uses plasma | |
| TWI526564B (zh) | Film forming apparatus and film forming method | |
| JPH02267267A (ja) | フィルムへの薄膜形成方法およびその装置 | |
| US8236388B2 (en) | Method of producing gas barrier film | |
| JP7426003B2 (ja) | 成膜装置及び成膜方法 | |
| JP2003073814A (ja) | 製膜装置 | |
| JP2004197207A (ja) | 薄膜形成装置 | |
| JP2007297712A (ja) | プラズマを利用して堆積された薄いシード層を介してのメタライゼーション | |
| JP2006131929A (ja) | 圧力勾配型イオンプレーティング式成膜装置および成膜方法 | |
| JPH04183865A (ja) | フイルムへの薄膜形成方法およびその装置 | |
| JP2020185795A (ja) | 積層体 | |
| JPH02232365A (ja) | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 | |
| JPH04154960A (ja) | フイルムへの薄膜形成方法およびその装置 | |
| JPH0293065A (ja) | 薄膜形成方法 | |
| KR100302870B1 (ko) | 이온빔에 의한 고분자 필름 표면의 금속 증착방법 | |
| JPH0111721Y2 (ja) | ||
| JP3243319B2 (ja) | 有機質基材表面のメタライズ方法 | |
| JPH0586470A (ja) | 巻取り式電子ビーム真空蒸着装置 | |
| JP2000198162A (ja) | ガスバリア材およびその製造方法 | |
| JPH0293059A (ja) | 薄膜形成法 | |
| JPH04297579A (ja) | 薄膜形成方法およびその装置 | |
| JPH0488160A (ja) | コンデンサー用金属化ポリプロピレンフィルムの製造方法 | |
| JPH03294473A (ja) | イオンプレーティング装置 | |
| JP2530694B2 (ja) | 光学記録ディスク用反射膜の製造方法 |