JPH02267846A - 走査型電子顕微鏡 - Google Patents
走査型電子顕微鏡Info
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- JPH02267846A JPH02267846A JP1087786A JP8778689A JPH02267846A JP H02267846 A JPH02267846 A JP H02267846A JP 1087786 A JP1087786 A JP 1087786A JP 8778689 A JP8778689 A JP 8778689A JP H02267846 A JPH02267846 A JP H02267846A
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- JP
- Japan
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- target
- electrode
- secondary electrons
- electrodes
- electron
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は走査型電子顕微鏡に関するものであり、特に試
料室に低圧力の気体を導入する走査型電子顕微鏡(以下
、ESEMという)に関するものである。
料室に低圧力の気体を導入する走査型電子顕微鏡(以下
、ESEMという)に関するものである。
(従来の技術)
従来のESEMは、圧力制限アパーチャによって電子銃
室と試料室とを分離し、電子銃室は高真空に保ち、試料
室には酸素、窒素等の低圧力の気体を導入している。そ
して、電子銃室には電子銃、集中装置、偏向装置を設け
、電子銃から放出された電子線を集束、偏向させて圧力
制限アパーチャから試料室に導入し、試料室内に設けた
ターゲット(試料)を照射している。ターゲットから発
生した2次電子は、電極にて捕獲されるが、ターゲット
と電極との間に介在する気体分子が二次電子によりイオ
ン化され(例えばOt+e−→09十o+2e)、一種
の増幅作用が行なわれる。
室と試料室とを分離し、電子銃室は高真空に保ち、試料
室には酸素、窒素等の低圧力の気体を導入している。そ
して、電子銃室には電子銃、集中装置、偏向装置を設け
、電子銃から放出された電子線を集束、偏向させて圧力
制限アパーチャから試料室に導入し、試料室内に設けた
ターゲット(試料)を照射している。ターゲットから発
生した2次電子は、電極にて捕獲されるが、ターゲット
と電極との間に介在する気体分子が二次電子によりイオ
ン化され(例えばOt+e−→09十o+2e)、一種
の増幅作用が行なわれる。
電極は2次電子を効率的に捕獲するように、ターゲット
に対して適当な正電位が印加され、電極に流れる電流は
電流増幅器等を通って検出される。
に対して適当な正電位が印加され、電極に流れる電流は
電流増幅器等を通って検出される。
以上説明したようなESEMは、例えば、アメリカ特許
第4,785.182明細書に記載されている。
第4,785.182明細書に記載されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、2次電子検出用の電極が圧力制限アパー
チャとターゲットとの間にある従来の構成では、1次電
子が低圧力の気体の分子により散乱され、電子線(電子
ビーム)の径が大きくなってしまう、一方、気体で散乱
されないままターゲットに到達する電子線の径は、集束
装置の機能に応じた細い径に絞られており、この電子線
のみが細いプローブとして利用価値がある。けれども、
この非散乱電子線は、気体の圧力増加、電子の走る距離
が大きくなると強度が小さくなるという問題点がある。
チャとターゲットとの間にある従来の構成では、1次電
子が低圧力の気体の分子により散乱され、電子線(電子
ビーム)の径が大きくなってしまう、一方、気体で散乱
されないままターゲットに到達する電子線の径は、集束
装置の機能に応じた細い径に絞られており、この電子線
のみが細いプローブとして利用価値がある。けれども、
この非散乱電子線は、気体の圧力増加、電子の走る距離
が大きくなると強度が小さくなるという問題点がある。
すなわち、散乱されないでターゲットに入射する電子の
量は、気体の圧力Pと、1次電子が気体中を走る距離D
(圧力制限アパーチャとターゲットとの距離)との積P
−Dに依存している。
量は、気体の圧力Pと、1次電子が気体中を走る距離D
(圧力制限アパーチャとターゲットとの距離)との積P
−Dに依存している。
従って、1次電子の散乱量を小さく抑えようとすれば、
圧力制限アパーチャからターゲットまでの距離りを短く
するか、気体の圧力Pを小さくする必要がある。
圧力制限アパーチャからターゲットまでの距離りを短く
するか、気体の圧力Pを小さくする必要がある。
他方、ターゲットからの2次電子が気体分子と衝突して
気体をイオン化させることにより、効率良く2次電子を
増幅させるためには、P −D’(ただし、D゛は2次
電子がターゲットを出てから電極に捕獲されるまでに進
む距#)に最適値がある。
気体をイオン化させることにより、効率良く2次電子を
増幅させるためには、P −D’(ただし、D゛は2次
電子がターゲットを出てから電極に捕獲されるまでに進
む距#)に最適値がある。
従って、1次電子に対する上述の条件と2次電子に対す
る上述の条件とは、圧力制限アパーチャとターゲットと
の間に2次電子検出用の電極を置(限り(D=D″)、
共に満足させることは難かしい。
る上述の条件とは、圧力制限アパーチャとターゲットと
の間に2次電子検出用の電極を置(限り(D=D″)、
共に満足させることは難かしい。
そこで本発明は、1次電子線を散乱で失うことなく、2
次電子増幅を有効に行なうことのできる走査型電子顕微
鏡を得ることを目的とする。
次電子増幅を有効に行なうことのできる走査型電子顕微
鏡を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
そこで本発明は、電子銃からの電子線を圧力制限アパー
チャを通して低圧力の気体中にあるターゲットに照射し
て走査すると共に、前記ターゲットからの2次電子を前
記ターゲットに対して正の電位を与えた電極により捕獲
する電子光学系、を有する走査型電子顕微鏡において、
前記電極は、前記電子光学系の軸を中心とし、かつ又前
記軸の方向へずらせた少なくとも2つの円周上の少くと
も一部であって、ほぼ同じラジアル方向の位置に設けら
れた電極であることを特徴とする走査型電子顕微鏡であ
る。
チャを通して低圧力の気体中にあるターゲットに照射し
て走査すると共に、前記ターゲットからの2次電子を前
記ターゲットに対して正の電位を与えた電極により捕獲
する電子光学系、を有する走査型電子顕微鏡において、
前記電極は、前記電子光学系の軸を中心とし、かつ又前
記軸の方向へずらせた少なくとも2つの円周上の少くと
も一部であって、ほぼ同じラジアル方向の位置に設けら
れた電極であることを特徴とする走査型電子顕微鏡であ
る。
また、前記電極は、前記電子光学系の対物レンズの磁極
の外側に設けたことを特徴とする走査型電子顕微鏡であ
る。
の外側に設けたことを特徴とする走査型電子顕微鏡であ
る。
さらにまた、前記電極に関して前記ターゲットとは反対
側に、前記ターゲットと同電位の2次電子反射板を設け
たことを特徴とする走査型電子顕微鏡゛である。
側に、前記ターゲットと同電位の2次電子反射板を設け
たことを特徴とする走査型電子顕微鏡゛である。
また、電子銃からの電子線を圧力制限アパーチャを通し
て低圧力の気体中にあるターゲットに照射して走査する
と共に、前記ターゲットからの2次電子を前記ターゲッ
トに対して正の電位を与えた電極により捕獲する電子光
学系、を有する走査型電子顕微鏡において、前記電極は
、前記対物レンズの内側に設けたことを特徴とする走査
型電子顕微鏡である。
て低圧力の気体中にあるターゲットに照射して走査する
と共に、前記ターゲットからの2次電子を前記ターゲッ
トに対して正の電位を与えた電極により捕獲する電子光
学系、を有する走査型電子顕微鏡において、前記電極は
、前記対物レンズの内側に設けたことを特徴とする走査
型電子顕微鏡である。
(作 用)
ターゲットから電極の方向を見ると、隣接する電極によ
る等電位面がターゲットへ向かって凸状に形成されるの
で、ターゲットから放出された2次電子は等電位面の先
端に向けて加速される。2次電子が隣接する電極の間に
向けて進んでいくと、2次電子は電極の方向に引力を受
けるが、2次電子は電界により加速されである程度の速
度を持っているため電極の方向へは急に曲がれず、電極
の間を通り過ぎてしまう、隣接した電極を結んだ面を通
り過ぎてしまう、隣接した電極を結んだ面を通過した2
次電子は、隣接した電極による減速電界中を進むことに
なる。従って、2次電子は速度零になったときからター
ゲットの方向へ逆戻りを始め、加速、減速、逆戻りの過
程を繰り返す、ところが、2次電子の運動空間には低圧
力の気体が存在しているので、2次電子は気体分子と衝
突して運動エネルギーを失い、振動の振幅が次第に小さ
くなる減衰振動をし、はとんど運動エネルギーを失った
後に電極に捕獲される。
る等電位面がターゲットへ向かって凸状に形成されるの
で、ターゲットから放出された2次電子は等電位面の先
端に向けて加速される。2次電子が隣接する電極の間に
向けて進んでいくと、2次電子は電極の方向に引力を受
けるが、2次電子は電界により加速されである程度の速
度を持っているため電極の方向へは急に曲がれず、電極
の間を通り過ぎてしまう、隣接した電極を結んだ面を通
り過ぎてしまう、隣接した電極を結んだ面を通過した2
次電子は、隣接した電極による減速電界中を進むことに
なる。従って、2次電子は速度零になったときからター
ゲットの方向へ逆戻りを始め、加速、減速、逆戻りの過
程を繰り返す、ところが、2次電子の運動空間には低圧
力の気体が存在しているので、2次電子は気体分子と衝
突して運動エネルギーを失い、振動の振幅が次第に小さ
くなる減衰振動をし、はとんど運動エネルギーを失った
後に電極に捕獲される。
すなわち、2次電子がターゲットから放出されてから電
極に捕獲されるまでに長い距離走ることになるから、仮
に、気体の圧力が低くとも、2次電子と気体分子との間
に多重衝突が起こり、多くの2次電子が増倍されて電極
に捕獲される電子の数は、従来の構成のものに比し多く
なる。
極に捕獲されるまでに長い距離走ることになるから、仮
に、気体の圧力が低くとも、2次電子と気体分子との間
に多重衝突が起こり、多くの2次電子が増倍されて電極
に捕獲される電子の数は、従来の構成のものに比し多く
なる。
さらに、気体の圧力が小さい時は2次電子と気体分子と
の衝突確率が小さいため、2次電子は衝突による運動エ
ネルギーの減少の程度が小さく、2次電子は電極の間を
多数回往復運動をし、逆に気体の圧力が大きい時は2次
電子の往復回数が少ないので、(気体の圧力)×(2次
電子の走行距離)の値の圧力依存性が少なく、気体の圧
力が多少変化しても感度変化が小さいという効果もある
。
の衝突確率が小さいため、2次電子は衝突による運動エ
ネルギーの減少の程度が小さく、2次電子は電極の間を
多数回往復運動をし、逆に気体の圧力が大きい時は2次
電子の往復回数が少ないので、(気体の圧力)×(2次
電子の走行距離)の値の圧力依存性が少なく、気体の圧
力が多少変化しても感度変化が小さいという効果もある
。
また、電極を電子光学系の軸方向へ複数ずらせて配設す
る構成なので、圧力制限アパーチャからターゲットまで
の距離りを短くするか、気体の圧力Pを小さくするとい
う一次電子線の径を小さく抑えるという条件を満足させ
つつ、同じ圧力の下でも2次電子の走行距離を大きくす
ることができるので、効率良く2次電子が増幅される。
る構成なので、圧力制限アパーチャからターゲットまで
の距離りを短くするか、気体の圧力Pを小さくするとい
う一次電子線の径を小さく抑えるという条件を満足させ
つつ、同じ圧力の下でも2次電子の走行距離を大きくす
ることができるので、効率良く2次電子が増幅される。
第1図は本発明の第1実施例を示すESEMの対物レン
ズ回り及び検出器の説明図である。検出器11は電子光
学系の軸2を中心とするリング状の電極11a、llb
を軸!方向へずらせて対物レンズ5の磁極5aの外側に
配設してなり、軸Eとターゲラ1−13の交点から両電
極11a、11bまでの距離はほぼ等しく、かつ、両電
極11a、11bは、接続されてターゲット13に対し
て正の同電位となっている。電子銃1から放出された電
子線は排気ポンプ14にて高真空に排気された電子銃室
2を通り、コンデンサレンズ3と対物レンズ5とによっ
てターゲット13上に集束される。
ズ回り及び検出器の説明図である。検出器11は電子光
学系の軸2を中心とするリング状の電極11a、llb
を軸!方向へずらせて対物レンズ5の磁極5aの外側に
配設してなり、軸Eとターゲラ1−13の交点から両電
極11a、11bまでの距離はほぼ等しく、かつ、両電
極11a、11bは、接続されてターゲット13に対し
て正の同電位となっている。電子銃1から放出された電
子線は排気ポンプ14にて高真空に排気された電子銃室
2を通り、コンデンサレンズ3と対物レンズ5とによっ
てターゲット13上に集束される。
また、電子線は偏向器4によってターゲット13上を走
査される。対物レンズ5の磁極5aの先端には圧力制限
アパーチャアが設けられ、電子銃室2と試料室17とが
分離されている。試料室17には不図示のパイプを通し
て低圧力の気体(例えば、水蒸気)が導入されているが
、圧力制限アパーチャアからターゲット13までの距離
は短く、電子銃1からの一次電子線が散乱で失われる量
は無視できる程度である。検出器11を構成する電11
1a、llbには正の電位が与えられているから、それ
らの電極11a、llbが作る等電位面は例えば、符号
15.16で示されているようになる。ターゲット13
から等電位面までの距離が極小になる方向は、電極11
a、llbの近くでは符号15に示したように2つの方
向があるが、電極11a、llbから離れると符号16
に示したように1つの方向しか無い。
査される。対物レンズ5の磁極5aの先端には圧力制限
アパーチャアが設けられ、電子銃室2と試料室17とが
分離されている。試料室17には不図示のパイプを通し
て低圧力の気体(例えば、水蒸気)が導入されているが
、圧力制限アパーチャアからターゲット13までの距離
は短く、電子銃1からの一次電子線が散乱で失われる量
は無視できる程度である。検出器11を構成する電11
1a、llbには正の電位が与えられているから、それ
らの電極11a、llbが作る等電位面は例えば、符号
15.16で示されているようになる。ターゲット13
から等電位面までの距離が極小になる方向は、電極11
a、llbの近くでは符号15に示したように2つの方
向があるが、電極11a、llbから離れると符号16
に示したように1つの方向しか無い。
1次電子線がターゲット13に当たることによりターゲ
ット13から発生した2次電子は、速度が小さい時は等
電位面に最も近い方向、すなわち、ターゲラ1−13に
向かって凸状に形成された等電位面16の先端に向けて
加速されて進むが、電極11a、llbを含む面に向か
って電位は強くなるから、2次電子は加速され速度が大
きくなる。
ット13から発生した2次電子は、速度が小さい時は等
電位面に最も近い方向、すなわち、ターゲラ1−13に
向かって凸状に形成された等電位面16の先端に向けて
加速されて進むが、電極11a、llbを含む面に向か
って電位は強くなるから、2次電子は加速され速度が大
きくなる。
電極11a、llbを含む面を越えると電位は減少する
方向になるが、2次電子は慣性のため、電位減少の影響
をそれほど受けないので上記面を越えて進む、すなわち
、2次電子の軌道は、符号12で示したようになり、検
出器11を構成する2つの電極11a、llbの間をす
り抜ける。電極11a、llbを結んだ面を通り抜ける
と、2次電子は減速電界中を進むことになるため、速度
が零になった位置からターゲット13の方向に戻ってく
る。従って、気体との衝突が無ければ多重振動する。し
かしながら、2次電子は低圧力の気体中を進むことにな
るため、気体と衝突してエネルギーを失った2次電子は
、符号12のように電極11aもしくはllbに入射す
る。従って、上記実施例によれば、2次電子が従来の片
道軌道をとる構成に比べて2次電子が数回の振動をした
後、電極11a、llbに捕獲されるので、2次電子が
多くの距離を進むため、高感度となる。
方向になるが、2次電子は慣性のため、電位減少の影響
をそれほど受けないので上記面を越えて進む、すなわち
、2次電子の軌道は、符号12で示したようになり、検
出器11を構成する2つの電極11a、llbの間をす
り抜ける。電極11a、llbを結んだ面を通り抜ける
と、2次電子は減速電界中を進むことになるため、速度
が零になった位置からターゲット13の方向に戻ってく
る。従って、気体との衝突が無ければ多重振動する。し
かしながら、2次電子は低圧力の気体中を進むことにな
るため、気体と衝突してエネルギーを失った2次電子は
、符号12のように電極11aもしくはllbに入射す
る。従って、上記実施例によれば、2次電子が従来の片
道軌道をとる構成に比べて2次電子が数回の振動をした
後、電極11a、llbに捕獲されるので、2次電子が
多くの距離を進むため、高感度となる。
なお、第1図に示した反射板10は検出器11に関して
ターゲット13とは反対側に全周にて設けられ(ターゲ
ット13から見れば検出器11の背後に設けられ)、タ
ーゲット13に対して負の電位を与えられることで、運
動エネルギーの大きな2次電子を検出器11の方向へ戻
す作用を果す。
ターゲット13とは反対側に全周にて設けられ(ターゲ
ット13から見れば検出器11の背後に設けられ)、タ
ーゲット13に対して負の電位を与えられることで、運
動エネルギーの大きな2次電子を検出器11の方向へ戻
す作用を果す。
また、第1図の符号8は、ライトガイド9を有するシン
チレータである。
チレータである。
第2図はさらに低い圧力のガス中でも十分な信号が得ら
れるようにした本発明の第2実施例のESEMの主要部
を示す図である。電子銃室22内にある電子銃21から
出た電子線は排気管214を経てポンプにて高真空に排
気された電子銃室22を通り、コンデンサレンズ23と
対物レンズ25とによってターゲット213上に集束さ
れる。
れるようにした本発明の第2実施例のESEMの主要部
を示す図である。電子銃室22内にある電子銃21から
出た電子線は排気管214を経てポンプにて高真空に排
気された電子銃室22を通り、コンデンサレンズ23と
対物レンズ25とによってターゲット213上に集束さ
れる。
偏向器24は電子銃室22の外部に上下2段あるため、
電子線は圧力制限アパーチャ27を偏向中心として試料
上を走査される。
電子線は圧力制限アパーチャ27を偏向中心として試料
上を走査される。
対物レンズ25の磁極25a先端は比較的大径に形成さ
れ、そこには先端に圧力制限アパーチャ27を形成され
たライナチューブ26が入り込んでおり、ライナチュー
ブ26の外周でかつ対物レンズ25の磁場中には、電子
光学系の軸2を中心とした螺線状に形成された電極21
1が設けられ、この電極211にはターゲット213に
対して正電位が与えられている。
れ、そこには先端に圧力制限アパーチャ27を形成され
たライナチューブ26が入り込んでおり、ライナチュー
ブ26の外周でかつ対物レンズ25の磁場中には、電子
光学系の軸2を中心とした螺線状に形成された電極21
1が設けられ、この電極211にはターゲット213に
対して正電位が与えられている。
なお、ターゲラ)213から見て電極211の背後には
ターゲット213と同じアース電位の反射板210が設
けられている。
ターゲット213と同じアース電位の反射板210が設
けられている。
また、試料室217には、気体導入バルブ29、気体導
入口28を通して低圧力の気体が導入されている。
入口28を通して低圧力の気体が導入されている。
このような構成であるから、ターゲット213から出た
2次電子は対物レンズ25の磁場のため、符号212で
示したようにサイクロイド運動をしながら電極211の
方向へ加速されるが、磁場があるため電極211の方向
へ真すぐには進めず、結局電橋211の横を通り過ぎて
しまう、そして2次電子は気体分子と衝突して運動エネ
ルギーを失った後、電極211に捕獲され、電気信号と
なる。第2図の場合には、磁場があるため、サイクロイ
ドの軌道骨だけ長い距離進むため、低い圧力でも十分大
きな増幅効果が得られる。
2次電子は対物レンズ25の磁場のため、符号212で
示したようにサイクロイド運動をしながら電極211の
方向へ加速されるが、磁場があるため電極211の方向
へ真すぐには進めず、結局電橋211の横を通り過ぎて
しまう、そして2次電子は気体分子と衝突して運動エネ
ルギーを失った後、電極211に捕獲され、電気信号と
なる。第2図の場合には、磁場があるため、サイクロイ
ドの軌道骨だけ長い距離進むため、低い圧力でも十分大
きな増幅効果が得られる。
また、電極211の外側にはアースポテンシャルの反射
板210が設けられ、この反射板210と電極211間
の電界が強くなるようにすることによって、低速に減速
された2次電子が低速のまま長距離進むのを防止するこ
とができるので、電極211の応答速度を早くすること
ができる。
板210が設けられ、この反射板210と電極211間
の電界が強くなるようにすることによって、低速に減速
された2次電子が低速のまま長距離進むのを防止するこ
とができるので、電極211の応答速度を早くすること
ができる。
なお、第1図の第1実施例では、2つのリング状の電極
11a、Ilbを電気的に接続して電極としていたので
、電源を共用できるというメリットがあるが、別々の電
源を用いる場合には、2つのリング状の電極11a、I
lbは接続することなく、得られた信号電流を増幅等し
た後、信号を合成するようにしてもよい、また、電極の
構造は、第2図の第2実施例のように螺線状にしたり、
第1図の電極11a、llbのほぼ同じラジアル方向の
一部分のみで構成したものであっても構わない、そして
、このような種々の電極の構造は、第2図の第2実施例
の場合でも同様に採用できることである。
11a、Ilbを電気的に接続して電極としていたので
、電源を共用できるというメリットがあるが、別々の電
源を用いる場合には、2つのリング状の電極11a、I
lbは接続することなく、得られた信号電流を増幅等し
た後、信号を合成するようにしてもよい、また、電極の
構造は、第2図の第2実施例のように螺線状にしたり、
第1図の電極11a、llbのほぼ同じラジアル方向の
一部分のみで構成したものであっても構わない、そして
、このような種々の電極の構造は、第2図の第2実施例
の場合でも同様に採用できることである。
さらに、電極は、例えば第1図においてさらにリング状
の電極を軸!方向にずらせて配置しても、隣接する電極
の間に同じような電界が生ずるので、何ら問題なく採用
でき、空間的に余裕のある場合には、より広範囲に2次
電子を捕獲できるので好ましい。
の電極を軸!方向にずらせて配置しても、隣接する電極
の間に同じような電界が生ずるので、何ら問題なく採用
でき、空間的に余裕のある場合には、より広範囲に2次
電子を捕獲できるので好ましい。
(発明の効果)
以上述べたように本発明によれば、1次電子線の散乱量
を大きくすることなく2次電子を効率良く増幅すること
ができる。
を大きくすることなく2次電子を効率良く増幅すること
ができる。
特に、複数の電極を電子光学系の軸とターゲットとの交
点位置からほぼ等距離にあるように電子光学系の軸方向
へずらせて配設することにより、ターゲットに近い等電
位面の凸部先端が上記交点位置の方向を向くので、ター
ゲットからの2次電子を効率良く電極間に導くことがで
きる。
点位置からほぼ等距離にあるように電子光学系の軸方向
へずらせて配設することにより、ターゲットに近い等電
位面の凸部先端が上記交点位置の方向を向くので、ター
ゲットからの2次電子を効率良く電極間に導くことがで
きる。
また、複数の電極に関してターゲットとは反対側にター
ゲットと同電位の2次電子板を設けることにより、電極
間を通り抜けた2次電子であって運動エネルギーが大き
いために電極による電界の束縛から離れようとするもの
を、再び電極の方向へ戻すことができ、有効に2次電子
を電極に捕獲させることができる。
ゲットと同電位の2次電子板を設けることにより、電極
間を通り抜けた2次電子であって運動エネルギーが大き
いために電極による電界の束縛から離れようとするもの
を、再び電極の方向へ戻すことができ、有効に2次電子
を電極に捕獲させることができる。
さらに、電極を電子光学系の対物レンズの内側に配設す
ることにより、2次電子を対物レンズの磁場によってサ
イクロイド運動させることができるので、2次電子が電
極に達するまでの道程をより長くすることができ、それ
だけ2次電子と気体分子との衝突回数が増えるため、効
率良(増幅することができる。
ることにより、2次電子を対物レンズの磁場によってサ
イクロイド運動させることができるので、2次電子が電
極に達するまでの道程をより長くすることができ、それ
だけ2次電子と気体分子との衝突回数が増えるため、効
率良(増幅することができる。
第1図は本発明第1実施例を示すESEMの対物レンズ
回り及び検出器の説明図、第2図は本発明の第2実施例
を示すESEMの対物レンズ回り及び検出器(′r4極
)の説明図、である。 (主要部分の符号の説明) 11・・・検出器、 11a、Ilb、211−・・電極 l01210・・・反射板。
回り及び検出器の説明図、第2図は本発明の第2実施例
を示すESEMの対物レンズ回り及び検出器(′r4極
)の説明図、である。 (主要部分の符号の説明) 11・・・検出器、 11a、Ilb、211−・・電極 l01210・・・反射板。
Claims (4)
- (1)電子銃からの電子線を圧力制限アパーチャを通し
て低圧力の気体中にあるターゲットに照射して走査する
と共に、前記ターゲットからの2次電子を前記ターゲッ
トに対して正の電位を与えた電極により捕獲する電子光
学系、を有する走査型電子顕微鏡において、 前記電極は、前記電子光学系の軸を中心とし、かつ又前
記軸の方向へずらせた少なくとも2つの円周上の少くと
も一部であって、ほぼ同じラジアル方向の位置に設けら
れた電極であることを特徴とする走査型電子顕微鏡。 - (2)前記電極は、前記電子光学系の対物レンズの磁極
の外側に設けたことを特徴とする請求項(1)記載の走
査型電子顕微鏡。 - (3)前記電極に関して前記ターゲットとは反対側に、
前記ターゲットと同電位の2次電子反射板を設けたこと
を特徴とする請求項(1)記載の走査型電子顕微鏡。 - (4)電子銃からの電子線を圧力制限アパーチャを通し
て低圧力の気体中にあるターゲットに照射して走査する
と共に、前記ターゲットからの2次電子を前記ターゲッ
トに対して正の電位を与えた電極により捕獲する電子光
学系、を有する走査型電子顕微鏡において、前記電極は
、前記対物レンズの内側に設けたことを特徴とする 走査型電子顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1087786A JPH02267846A (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | 走査型電子顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1087786A JPH02267846A (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | 走査型電子顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02267846A true JPH02267846A (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=13924665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1087786A Pending JPH02267846A (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | 走査型電子顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02267846A (ja) |
-
1989
- 1989-04-06 JP JP1087786A patent/JPH02267846A/ja active Pending
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