JPH0226926Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226926Y2 JPH0226926Y2 JP5860484U JP5860484U JPH0226926Y2 JP H0226926 Y2 JPH0226926 Y2 JP H0226926Y2 JP 5860484 U JP5860484 U JP 5860484U JP 5860484 U JP5860484 U JP 5860484U JP H0226926 Y2 JPH0226926 Y2 JP H0226926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- temperature
- furnace
- wall
- upper side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、製鉄所の圧延工場などで使用される
鋼片加熱炉に関するものである。
鋼片加熱炉に関するものである。
従来の鋼片加熱炉は、第1図に示すように、炉
本体は炉床1と側壁2と炉天井壁3で構成され、
また炉床1を貫通している移動サポートパイプ
4、炉床1に立設されている固定サポートパイプ
5、側壁2に水平に設けられた上部サイドバーナ
6および下部サイドバーナ7などを有している。
なお8は加熱される鋼片であるスラブ、9は該ス
ラブ8のパスライン、10は炉幅方向の中心線で
ある。
本体は炉床1と側壁2と炉天井壁3で構成され、
また炉床1を貫通している移動サポートパイプ
4、炉床1に立設されている固定サポートパイプ
5、側壁2に水平に設けられた上部サイドバーナ
6および下部サイドバーナ7などを有している。
なお8は加熱される鋼片であるスラブ、9は該ス
ラブ8のパスライン、10は炉幅方向の中心線で
ある。
第2図は炉天井壁3とスラブ8の表面との間の
温度分布を示しており、a1,b1,c1は第1図のA
部、B部、C部の温度曲線で、第1図の上部サイ
ドバーナ6は水平線に対する角度θが0であるた
め、第1図のA部では曲線a1で、B部では曲線b1
で、C部では曲線c1で示されるようになる。なお
第2図の縦軸は温度を表わしており、上向き矢印
は温度が高いことを示し、下向き矢印は温度が低
いことを示している。
温度分布を示しており、a1,b1,c1は第1図のA
部、B部、C部の温度曲線で、第1図の上部サイ
ドバーナ6は水平線に対する角度θが0であるた
め、第1図のA部では曲線a1で、B部では曲線b1
で、C部では曲線c1で示されるようになる。なお
第2図の縦軸は温度を表わしており、上向き矢印
は温度が高いことを示し、下向き矢印は温度が低
いことを示している。
すなわち、第1図に示す従来の鋼片加熱炉で
は、上部サイドバーナ6が水平に取付けられてい
るため、燃焼ガスは、炉天井壁3に向つて流れや
すく、温度分布は、第2図の曲線a1,b1,c1に示
されているように、該バーナ6から離れるに従つ
て天井側の温度が高くなる。
は、上部サイドバーナ6が水平に取付けられてい
るため、燃焼ガスは、炉天井壁3に向つて流れや
すく、温度分布は、第2図の曲線a1,b1,c1に示
されているように、該バーナ6から離れるに従つ
て天井側の温度が高くなる。
第3図は、横軸にスラブの在炉時間(分)をと
り、縦軸に温度(℃)をとつたもので、曲線dは
炉壁側温度を示し、曲線eはスラブ上部側温度を
示し、曲線fは前記スラブ上部側温度(曲線e参
照)を使用した場合のスラブ表面温度計算値を示
し、曲線gは前記炉壁側温度(曲線d参照)を使
用した場合のスラブ表面温度計算値を示してい
る。なお同図のX印はスラブ表面温度の実測値で
ある。すなわち、第3図からわかるように、実際
の加熱曲線からみると、炉壁側の温度よりもスラ
ブ上部側温度のほうが、スラブ表面温度と良く関
係しているので、スラブへの伝熱性は、スラブ上
部側温度を高くすることにより良くなることが考
えられる。したがつて、第1図に示した従来の方
式では、壁側の温度が高くなつて壁損失が増え、
さらにスラブ8への伝熱が不十分であると考えら
れる。
り、縦軸に温度(℃)をとつたもので、曲線dは
炉壁側温度を示し、曲線eはスラブ上部側温度を
示し、曲線fは前記スラブ上部側温度(曲線e参
照)を使用した場合のスラブ表面温度計算値を示
し、曲線gは前記炉壁側温度(曲線d参照)を使
用した場合のスラブ表面温度計算値を示してい
る。なお同図のX印はスラブ表面温度の実測値で
ある。すなわち、第3図からわかるように、実際
の加熱曲線からみると、炉壁側の温度よりもスラ
ブ上部側温度のほうが、スラブ表面温度と良く関
係しているので、スラブへの伝熱性は、スラブ上
部側温度を高くすることにより良くなることが考
えられる。したがつて、第1図に示した従来の方
式では、壁側の温度が高くなつて壁損失が増え、
さらにスラブ8への伝熱が不十分であると考えら
れる。
本考案は、スラブへの伝熱性を良くして熱効率
を向上させることができ、かつ、炉天井壁の温度
を下げて天井からの壁損失を少なくし、これによ
り、省エネルギーおよび炉の小型化を図ることが
できるとともに、炉体各部の受熱温度を下げて炉
体の長寿命化を図ることができる鋼片加熱炉を提
供することを目的とするものである。
を向上させることができ、かつ、炉天井壁の温度
を下げて天井からの壁損失を少なくし、これによ
り、省エネルギーおよび炉の小型化を図ることが
できるとともに、炉体各部の受熱温度を下げて炉
体の長寿命化を図ることができる鋼片加熱炉を提
供することを目的とするものである。
このため、本考案の構成は、鋼片のパスライン
より上部に設けられているサイドバーナが、該鋼
片の表面に直接燃焼ガスが当らない角度で下向き
に傾斜して炉壁に取付けられていることを特徴と
している。
より上部に設けられているサイドバーナが、該鋼
片の表面に直接燃焼ガスが当らない角度で下向き
に傾斜して炉壁に取付けられていることを特徴と
している。
以下、本考案の一実施例について、第4図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第4図は本考案の一実施例を示したもので、一
部の図示を省略して、第1図に対応させて拡大し
て表わしている。第4図において、11は上部サ
イドバーナで、スラブ8のパスライン9よりも上
位に位置して該バーナ11の中心線12が水平線
13に対して角度θだけ下向きに傾斜させて側壁
2に取付けられている。この角度θを決めるに当
つては、スラブ局部のオーバーヒート防止のた
め、スラブ8の表面(上面)に燃焼ガスが直接当
らない角度にする。すなわち、0<θ<15゜が好
ましい。
部の図示を省略して、第1図に対応させて拡大し
て表わしている。第4図において、11は上部サ
イドバーナで、スラブ8のパスライン9よりも上
位に位置して該バーナ11の中心線12が水平線
13に対して角度θだけ下向きに傾斜させて側壁
2に取付けられている。この角度θを決めるに当
つては、スラブ局部のオーバーヒート防止のた
め、スラブ8の表面(上面)に燃焼ガスが直接当
らない角度にする。すなわち、0<θ<15゜が好
ましい。
第4図に示すように構成された鋼片加熱炉にお
いては、上部サイドバーナ11が角度θだけ傾斜
して下向きになつているので、燃焼ガスは、最初
スラブ8の表面に向かつて流れ、最後には矢印1
4のように炉天井壁3に向かつて流れる。したが
つて、スラブ8への伝熱は、炉壁からの輻射とガ
スからの輻射があるが、第3図で説明したよう
に、炉壁側温度よりスラブ上面側温度、つまり、
ガス温度に対してスラブ表面温度が良く計算結果
と一致しているので、スラブ上面側温度を高くす
ることにより、スラブ表面温度を上げることがで
きるから、スラブ8への伝熱性を良くすることが
できる。これをグラフに表わしたのが第2図の右
の図θ>0の図である。すなわち、第2図の曲線
a2,b2,c2は、それぞれ第4図のA部、B部、C
部の温度分布を表わしている。つまり、上部サイ
ドバーナ11を角度θだけ傾斜させて下向きにし
てスラブ表面側に向けた場合には、ガス温度の最
高値がスラブ表面側に寄つていく。またそれにつ
れて炉天井壁3の温度は低くなり、壁損失が少な
くなる。このようにして上部サイドバーナ11を
下向きに適当な角度θだけ傾けることにより、ス
ラブ8への伝熱と炉壁損失を少なくすることがで
きる。なお該バーナ11を傾けすぎた場合は、燃
焼ガスが直接スラブ8に当り、局部加熱となるの
で、スラブ8の温度分布が不均一となり、好まし
くない。
いては、上部サイドバーナ11が角度θだけ傾斜
して下向きになつているので、燃焼ガスは、最初
スラブ8の表面に向かつて流れ、最後には矢印1
4のように炉天井壁3に向かつて流れる。したが
つて、スラブ8への伝熱は、炉壁からの輻射とガ
スからの輻射があるが、第3図で説明したよう
に、炉壁側温度よりスラブ上面側温度、つまり、
ガス温度に対してスラブ表面温度が良く計算結果
と一致しているので、スラブ上面側温度を高くす
ることにより、スラブ表面温度を上げることがで
きるから、スラブ8への伝熱性を良くすることが
できる。これをグラフに表わしたのが第2図の右
の図θ>0の図である。すなわち、第2図の曲線
a2,b2,c2は、それぞれ第4図のA部、B部、C
部の温度分布を表わしている。つまり、上部サイ
ドバーナ11を角度θだけ傾斜させて下向きにし
てスラブ表面側に向けた場合には、ガス温度の最
高値がスラブ表面側に寄つていく。またそれにつ
れて炉天井壁3の温度は低くなり、壁損失が少な
くなる。このようにして上部サイドバーナ11を
下向きに適当な角度θだけ傾けることにより、ス
ラブ8への伝熱と炉壁損失を少なくすることがで
きる。なお該バーナ11を傾けすぎた場合は、燃
焼ガスが直接スラブ8に当り、局部加熱となるの
で、スラブ8の温度分布が不均一となり、好まし
くない。
上述のように、本考案は、鋼片のパスライン上
部のサイドバーナを、スラブ表面に直接燃焼ガス
が当らない角度で下向きに傾斜させて、炉壁に取
付けたので、鋼片の伝熱性が良くなり、在炉時間
が短縮されて省エネルギーとなるうえ、炉天井壁
側の温度が下げられて耐火材の耐火度の低いもの
を使用することができ、経済的であり、かつ、炉
壁耐火物の長寿命化を図ることができる。したが
つて、高能力となつて生産性が向上し、しかも、
炉長を短くすることができて、設置スペースを小
さくすることができ、設備のコンパクト化が可能
となるなど、本考案の奏する効果は、きわめて大
きい。
部のサイドバーナを、スラブ表面に直接燃焼ガス
が当らない角度で下向きに傾斜させて、炉壁に取
付けたので、鋼片の伝熱性が良くなり、在炉時間
が短縮されて省エネルギーとなるうえ、炉天井壁
側の温度が下げられて耐火材の耐火度の低いもの
を使用することができ、経済的であり、かつ、炉
壁耐火物の長寿命化を図ることができる。したが
つて、高能力となつて生産性が向上し、しかも、
炉長を短くすることができて、設置スペースを小
さくすることができ、設備のコンパクト化が可能
となるなど、本考案の奏する効果は、きわめて大
きい。
第1図は従来の鋼片加熱炉の一例を示した断面
正面図、第2図は炉天井壁とスラブ表面の間の温
度分布を示した説明図、第3図は在炉時間と温度
の関係を示した説明図、第4図は本考案の一実施
例を示した断面正面図である。 2……側壁、3……炉天井壁、8……スラブ、
9……パスライン、10……炉幅方向の中心線、
11……上部サイドバーナ、12……上部サイド
バーナの中心線、13……水平線、14……燃焼
ガスの流れの矢印、θ……傾斜角度。
正面図、第2図は炉天井壁とスラブ表面の間の温
度分布を示した説明図、第3図は在炉時間と温度
の関係を示した説明図、第4図は本考案の一実施
例を示した断面正面図である。 2……側壁、3……炉天井壁、8……スラブ、
9……パスライン、10……炉幅方向の中心線、
11……上部サイドバーナ、12……上部サイド
バーナの中心線、13……水平線、14……燃焼
ガスの流れの矢印、θ……傾斜角度。
Claims (1)
- 鋼片のパスラインより上部に設けられているサ
イドバーナが、該鋼片の表面に直接燃焼ガスが当
らない角度で下向きに傾斜して炉壁に取付けられ
ていることを特徴とする、鋼片加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5860484U JPS60172756U (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 鋼片加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5860484U JPS60172756U (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 鋼片加熱炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60172756U JPS60172756U (ja) | 1985-11-15 |
| JPH0226926Y2 true JPH0226926Y2 (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=30584261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5860484U Granted JPS60172756U (ja) | 1984-04-23 | 1984-04-23 | 鋼片加熱炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60172756U (ja) |
-
1984
- 1984-04-23 JP JP5860484U patent/JPS60172756U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60172756U (ja) | 1985-11-15 |
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