JPH0227034Y2 - - Google Patents
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- JPH0227034Y2 JPH0227034Y2 JP6589084U JP6589084U JPH0227034Y2 JP H0227034 Y2 JPH0227034 Y2 JP H0227034Y2 JP 6589084 U JP6589084 U JP 6589084U JP 6589084 U JP6589084 U JP 6589084U JP H0227034 Y2 JPH0227034 Y2 JP H0227034Y2
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- Japan
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- shield
- bucket
- screw conveyor
- ground
- boulders
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Links
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、掘削対象とする崩壊し易い地質中に
巨礫を多く混在する地盤を円滑に掘進することが
できるシールド掘進機に関する。これは、地中に
トンネルを掘削する中小口径の掘進機の分野で利
用されるものである。
巨礫を多く混在する地盤を円滑に掘進することが
できるシールド掘進機に関する。これは、地中に
トンネルを掘削する中小口径の掘進機の分野で利
用されるものである。
従来のシールド掘進機は、その掘削対象とする
軟らかい地質の地盤中に混在する砂礫が比較的に
小さいので、特に支障なくトンネル掘削をするこ
とができる。しかも、上述のようなシールド掘進
機の掘進に好適な地盤を選定して、トンネル掘削
が行われることが多い。ところが、最近の下水道
などの敷設工事におけるそのトンネル掘削工事で
は、従来のシールド掘進機が使用できるような好
適な地盤が少なくなつてきている。したがつて、
そのシールド掘進機は、例えば、直径が1メート
ルにも及ぶ巨礫を多く混在する崩壊し易い砂礫地
盤を掘進する場合、その巨礫に遭遇する度に掘進
が不可能となつたり、その巨礫の除去に多くの手
間と多額の費用を要すると共に、地表面の崩壊を
きたす事態が生じるなどの問題がある。
軟らかい地質の地盤中に混在する砂礫が比較的に
小さいので、特に支障なくトンネル掘削をするこ
とができる。しかも、上述のようなシールド掘進
機の掘進に好適な地盤を選定して、トンネル掘削
が行われることが多い。ところが、最近の下水道
などの敷設工事におけるそのトンネル掘削工事で
は、従来のシールド掘進機が使用できるような好
適な地盤が少なくなつてきている。したがつて、
そのシールド掘進機は、例えば、直径が1メート
ルにも及ぶ巨礫を多く混在する崩壊し易い砂礫地
盤を掘進する場合、その巨礫に遭遇する度に掘進
が不可能となつたり、その巨礫の除去に多くの手
間と多額の費用を要すると共に、地表面の崩壊を
きたす事態が生じるなどの問題がある。
本考案は、上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、砂礫地質中に巨礫が混在
する地盤を掘削対象とする場合、その地盤を円滑
にトンネル掘削することができると共に、その掘
削能率の向上を図り得るシールド掘進機を提供す
ることである。
たもので、その目的は、砂礫地質中に巨礫が混在
する地盤を掘削対象とする場合、その地盤を円滑
にトンネル掘削することができると共に、その掘
削能率の向上を図り得るシールド掘進機を提供す
ることである。
本考案の構成を図面に基づいて説明すると、第
1図aに示すように、シールド掘進機1は、シー
ルド本体2の前端部2a内で開閉すると共に前後
方向に反転回能で、多数の削岩機挿入穴5gが穿
設された1対の半球状バケツト5Aおよび5B
と、この半球状バケツト5A,5Bを本体機軸2
mに直交して軸承するバケツト支持部材7を本体
機軸2m方向に変位させるバケツト変位手段10
と、半球状バケツト5の後部でシールド本体2を
前後に仕切る気密用隔壁15と、この隔壁15に
摺動して進退自在の気密排出可能なスクリユーコ
ンベア16と、を具備している。
1図aに示すように、シールド掘進機1は、シー
ルド本体2の前端部2a内で開閉すると共に前後
方向に反転回能で、多数の削岩機挿入穴5gが穿
設された1対の半球状バケツト5Aおよび5B
と、この半球状バケツト5A,5Bを本体機軸2
mに直交して軸承するバケツト支持部材7を本体
機軸2m方向に変位させるバケツト変位手段10
と、半球状バケツト5の後部でシールド本体2を
前後に仕切る気密用隔壁15と、この隔壁15に
摺動して進退自在の気密排出可能なスクリユーコ
ンベア16と、を具備している。
以下、本考案をその実施例の図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図aに示すように、シールド掘進機1で
は、そのシールド本体2の前端部2a内で開閉す
ると共に、前後方向、矢符3,4方向に反転可能
な1対の半球状バケツト5A,5Bが、前端部2
aから後方に見て凸状をした椀を形成するように
設けられている。両バケツト5を上述のように開
閉および反転させるために、第1図bに示すよう
な4本の旋回ジヤツキ6A,6Bが設けられてい
る。そのピストンロツドの端部6a,6bはバケ
ツト5の内面部に固着された部材5a,5bを介
して回動自在に装着されると共に、そのシリンダ
部の端部6c,6dはシエル2bの内面に固着さ
れた部材2cを介して回動自在に装着されてい
る。バケツト支持部材7〔第1図a参照〕は、シ
エル2bの内面を本体機軸2mの前後方向である
矢符8,9方向に、バケツト変位手段10である
4本のスライドジヤツキ〔第1図c参照〕を介し
て、摺動自在に装着されている。そのバケツト支
持部材7の先端部7aを形成するアーム7A,7
Bに一体化されたピン7b,7cが、本体機軸2
mに直交して設けられている。なお、上述の両バ
ケツト5A,5Bは、その反転用の嵌入穴5c,
5dが穿設され、ピン7b,7cに回動自在に軸
承されると共に、バケツト支持部材7と一緒に移
動自在となつている。さらに、両バケツト5には
それぞれ1個のマンホールが穿設され、そのマン
ホール用カバー5e,5fが嵌着されると共に、
切羽11に地盤中の巨礫が現れた際に、その巨礫
を破砕するための削岩機12のガン12a〔第2
図a参照〕挿入用の多数の挿入口5gが穿設され
ている。シールド本体2の前端部2aのシエル2
bはシールドフード2dを形成するように厚肉状
となつていると共に、そのシールドフード2dの
前面に切羽11を掘削するための複数個のカツテ
ングウエツジ13が固着されている。シールドフ
ード2dの内面に、両バケツト5を閉止した状態
で掘進する時、湧水や土石のシールド本体2内へ
の侵入を防止するためのシールパツキン2eが装
着されている。両バケツト5の外面には、カツテ
ングウエツジ14が固着されている。バケツト変
位手段10の4本のスライドジヤツキは後述の気
密用隔壁15を貫通して設けられ、そのシリンダ
部の端部10aはシエル2bの内面に固着された
部材2fに装着され、そのピストンロツドの端部
10bはバケツト支持部材7の内面に固着された
部材7dに装着されている。気密用隔壁15は1
対のバケツト5の後部で、シールド本体2を前
後、すなわち、前部2Aと後部2Bとに仕切るよ
うにシエル2bの内面に固着されると共に、掘削
土石を気密排出可能スクリユーコンベア16が、
この隔壁15に矢符17,18方向に摺動可能か
つ進退自在に貫挿され、その摺動部15aには前
部2Aと後部2Bとの気密を保持するための図示
しないシールパツキンが嵌入されている。隔壁1
5には、その仕切りを境にしてシールド本体2の
前部2A内を圧気するための、図示しないエアコ
ンプレツサに連結された管路19が接続され、そ
の管路中に止め弁20と、大気に戻すための枝管
19Aと止め弁20Aを介在させている。隔壁1
5にはマンホール21が設けられ、〔第1図d参
照〕そのマンホールカバー22が装着されてい
る。また、隔壁15には、セグメント23により
構築されたトンネル壁を押圧してシールド本体2
を掘進させる12本のシールドジヤツキ24〔第1
図e参照〕が固着されている。そして、スクリユ
ーコンベア16を矢符17,18方向に進退させ
るための2本のシリンダ25のピストンロツドの
端部25aが、隔壁15に固着された部材15b
に装着されると共に、そのシリンダ部の端部25
bがスクリユーコンベア16の外面に固着された
部材16aに装着されている。スクリユーコンベ
ア16のスクリユー16Aは、ユニバーサルジヨ
イント26を介して駆動源27例えば、油圧モー
タにより駆動される。スクリユーコンベア16の
後端部の下部に、排出口16Bが設けられると共
にその排出口16Bをシリンダ30で開閉するゲ
ート28が設けられている。そのゲート28が排
出口16Bを開くと、スクリユー16Aで搬送さ
れた掘削土石が落下して、転載される土石排出用
のベルトコンベア29が設置されている。スクリ
ユーコンベア16の外面のほぼ中央部にセグメン
ト23の組み立て用のウインチ31〔第1図f参
照〕が固着されると共に、ウインチ31は図示し
ない駆動源により駆動される。そのウインチ31
のワイヤロープ31Aをガイドしかつその表面で
滑動させるワイヤロープガイド32がスクリユー
コンベア16の外面に固着されている。なお、シ
ールド本体2のシエル2bの最後部には、セグメ
ント23により構築されたトンネルの外面に押圧
させて、湧水や土石のシールド本体2内への浸入
を防止する複数個のテールシール33が装着され
ている。
は、そのシールド本体2の前端部2a内で開閉す
ると共に、前後方向、矢符3,4方向に反転可能
な1対の半球状バケツト5A,5Bが、前端部2
aから後方に見て凸状をした椀を形成するように
設けられている。両バケツト5を上述のように開
閉および反転させるために、第1図bに示すよう
な4本の旋回ジヤツキ6A,6Bが設けられてい
る。そのピストンロツドの端部6a,6bはバケ
ツト5の内面部に固着された部材5a,5bを介
して回動自在に装着されると共に、そのシリンダ
部の端部6c,6dはシエル2bの内面に固着さ
れた部材2cを介して回動自在に装着されてい
る。バケツト支持部材7〔第1図a参照〕は、シ
エル2bの内面を本体機軸2mの前後方向である
矢符8,9方向に、バケツト変位手段10である
4本のスライドジヤツキ〔第1図c参照〕を介し
て、摺動自在に装着されている。そのバケツト支
持部材7の先端部7aを形成するアーム7A,7
Bに一体化されたピン7b,7cが、本体機軸2
mに直交して設けられている。なお、上述の両バ
ケツト5A,5Bは、その反転用の嵌入穴5c,
5dが穿設され、ピン7b,7cに回動自在に軸
承されると共に、バケツト支持部材7と一緒に移
動自在となつている。さらに、両バケツト5には
それぞれ1個のマンホールが穿設され、そのマン
ホール用カバー5e,5fが嵌着されると共に、
切羽11に地盤中の巨礫が現れた際に、その巨礫
を破砕するための削岩機12のガン12a〔第2
図a参照〕挿入用の多数の挿入口5gが穿設され
ている。シールド本体2の前端部2aのシエル2
bはシールドフード2dを形成するように厚肉状
となつていると共に、そのシールドフード2dの
前面に切羽11を掘削するための複数個のカツテ
ングウエツジ13が固着されている。シールドフ
ード2dの内面に、両バケツト5を閉止した状態
で掘進する時、湧水や土石のシールド本体2内へ
の侵入を防止するためのシールパツキン2eが装
着されている。両バケツト5の外面には、カツテ
ングウエツジ14が固着されている。バケツト変
位手段10の4本のスライドジヤツキは後述の気
密用隔壁15を貫通して設けられ、そのシリンダ
部の端部10aはシエル2bの内面に固着された
部材2fに装着され、そのピストンロツドの端部
10bはバケツト支持部材7の内面に固着された
部材7dに装着されている。気密用隔壁15は1
対のバケツト5の後部で、シールド本体2を前
後、すなわち、前部2Aと後部2Bとに仕切るよ
うにシエル2bの内面に固着されると共に、掘削
土石を気密排出可能スクリユーコンベア16が、
この隔壁15に矢符17,18方向に摺動可能か
つ進退自在に貫挿され、その摺動部15aには前
部2Aと後部2Bとの気密を保持するための図示
しないシールパツキンが嵌入されている。隔壁1
5には、その仕切りを境にしてシールド本体2の
前部2A内を圧気するための、図示しないエアコ
ンプレツサに連結された管路19が接続され、そ
の管路中に止め弁20と、大気に戻すための枝管
19Aと止め弁20Aを介在させている。隔壁1
5にはマンホール21が設けられ、〔第1図d参
照〕そのマンホールカバー22が装着されてい
る。また、隔壁15には、セグメント23により
構築されたトンネル壁を押圧してシールド本体2
を掘進させる12本のシールドジヤツキ24〔第1
図e参照〕が固着されている。そして、スクリユ
ーコンベア16を矢符17,18方向に進退させ
るための2本のシリンダ25のピストンロツドの
端部25aが、隔壁15に固着された部材15b
に装着されると共に、そのシリンダ部の端部25
bがスクリユーコンベア16の外面に固着された
部材16aに装着されている。スクリユーコンベ
ア16のスクリユー16Aは、ユニバーサルジヨ
イント26を介して駆動源27例えば、油圧モー
タにより駆動される。スクリユーコンベア16の
後端部の下部に、排出口16Bが設けられると共
にその排出口16Bをシリンダ30で開閉するゲ
ート28が設けられている。そのゲート28が排
出口16Bを開くと、スクリユー16Aで搬送さ
れた掘削土石が落下して、転載される土石排出用
のベルトコンベア29が設置されている。スクリ
ユーコンベア16の外面のほぼ中央部にセグメン
ト23の組み立て用のウインチ31〔第1図f参
照〕が固着されると共に、ウインチ31は図示し
ない駆動源により駆動される。そのウインチ31
のワイヤロープ31Aをガイドしかつその表面で
滑動させるワイヤロープガイド32がスクリユー
コンベア16の外面に固着されている。なお、シ
ールド本体2のシエル2bの最後部には、セグメ
ント23により構築されたトンネルの外面に押圧
させて、湧水や土石のシールド本体2内への浸入
を防止する複数個のテールシール33が装着され
ている。
上述の実施例によれば、次のように作動させる
と、シールド掘進機は掘削対象の巨礫が混在した
地盤を掘進することができる。
と、シールド掘進機は掘削対象の巨礫が混在した
地盤を掘進することができる。
第2図aに示すように、第1段階では、シール
ド掘進機1が所定の掘進を終え、セグメント23
がシールド本体2内のウインチ31を用いて1リ
ング幅のトンネルに構築された状態である。な
お、1対の半球状バケツト5A,5Bはそれぞれ
矢符3方向に反転を完了し、シールド本体2の前
端部2aから後方に見て凸状となつている。次
に、第2図bに示すように、第2段階では、シー
ルドジヤツキ24がセグメントリングを押圧する
ことによつて反力を得て、シールド掘進機1が新
しい地盤を掘進する。一方、第1段階では、切羽
11の地盤中に巨礫34が混在しそのままの状態
では、第2段階での掘進が妨げられるので、ま
ず、その巨礫34を破砕して可能な限り中小石に
する必要がある。その作業のために、前部2Aに
作業者を入れるので、前部2Aを大気圧にする。
すなわち、止め弁20を閉じて止め弁20Aを開
くと、隔壁15に接続された管路19を経て枝管
19Aからシールド本体2の前部2Aを圧気して
いる高圧空気が流出し、前部2Aは大気圧に下げ
られる〔第1図a参照〕。作業者はマンホールカ
バー22を取り外し、そのマンホール21から前
部2Aに入ることができる。そして、作業者は、
例えば、半球状バケツト5Aに穿設された多数の
挿入口5gの中から巨礫34の破砕に適切な挿入
口5gを選択し、その挿入口5gに削岩機12の
ガン12aを挿入して巨礫34を破砕し、例え
ば、中小石34A,34Bにする。なお、他の挿
入口5gはプラグの挿入で閉塞されている。他の
破砕作業として巨礫32に貫通しない穴を明け、
その穴に膨張材を封入して破砕させることもでき
る。必要があれば、作業者はマンホールカバー5
eを取り外し、そのマンホールを利用してシール
ドフード2dの直下で、切羽11とバケツト5の
外面との空間に際りて、巨礫32の破砕作業を行
なうことができる。その巨礫32の破砕がなされ
例えば、巨礫34が2個に割られ中小石34A,
34Bとなると、作業者はマンホールカバー5e
および22を取り付け、シールド本体2の後部2
Bに移り、前部2Aを気密にする。そして、第2
図bに示す第2段階では、止め弁20Aを閉じ、
止め弁20を開き管路19より高圧空気を導入さ
せ前部2Aを圧気して、切羽11からの湧水の前
部2Aへの侵入を防止する。その際、スクリユー
コンベア16の排出口16Bはゲート28がシリ
ンダ30の伸長によつて閉止されているので、上
述の圧気はスクリユーコンベア16内を通つて抜
けることがなく保持されている。次に、12本のシ
ールドジヤツキ24を一斉に矢符9方向に伸長さ
せると、上述したように反力を得てシールド本体
2は掘進する。そして、シールドフード2dに固
着されたカツテイングウエツジ13が地盤を掘削
する。その際、シールドジヤツキ24の伸長量に
対応して、バケツト変位手段10である4本のス
ライドジヤツキはシールドジヤツキ24の伸長量
と同じ量だけ矢符9方向に同時に縮小させるの
で、バケツト5はバケツト支持部材7とその先端
部7aのアーム7A,7Bとピン7b,7cとを
介してシエル2bの内面を相対的に摺動して、第
1段階と同一位置に留まつている。他方、シエル
2bの内面に固着された気密用隔壁15と、第1
段階と同様にシリンダ25〔第1図a参照〕の縮
小により矢符17方向に進んだ位置にあるスクリ
ユーコンベア16と、はシールド本体2と一緒に
矢符8方向に移動する。そして、中小石34Aは
土石と一緒にシールドフード2dの直下に導入さ
れ、シールド掘進機1の第2段階の掘進が完了す
る。第2図cに示すように、第3段階では、第2
段階と同様に前部2Aの圧気は保持されると共
に、1対のバケツト5は第1および第2段階と同
様の位置でかつ同様の向きを保持している。次に
述べる第4段階で、バケツト5を矢符4方向に反
転させる準備として、スクリユーコンベア16を
シリンダ25を伸長させ、矢符18方向に退避さ
せておく。続いて、第2図dに示す第4段階で
は、各2本の旋回ジヤツキ6A,6Bをそれぞれ
同時に縮小させ前者はバケツト5Aを、後者はバ
ケツト5Bを、それぞれ矢符4方向に反転させて
シールド本体2の前端部2aから後方に見て凹状
にする。第3段階での切羽11と凸状になつてい
るバケツト5との間に中小石34Aを混在させて
充満した土石は、バケツト5が凹状となるので、
そのバケツト5内になだれ込む。その時点では、
土石の表面は傾斜面を形成して空間35が生じて
いる。そこで、第2図eに示すように、第5段階
では、前段階と同様のバケツト5の向きで、バケ
ツト変位手段10のスライドジヤツキを伸長させ
て、バケツト5を矢符8方向に移動させると、前
述の空記35は狭められる。次に第2図fに示す
ように、第6段階では、旋回ジヤツキ6を伸長さ
せてバケツト5を矢符3方向に反転させ、シール
ド本体2の前端部2aから後方に見て凸状にす
る。その際、カツテイングウエツジ14はバケツ
ト5の反転を円滑に行なわせることができる。し
たがつて、中小石34Aは多量の土石と一緒にシ
ールド本体2の前部2Aに取り込まれる。次に、
前部2Aを前述したようにして大気にすると共
に、シリンダ25を縮小させてスクリユーコンベ
ア16を矢符17方向に進ませる。そのスクリユ
ー16Aを駆動源27によりユニバーサルジヨイ
ント26を介して駆動させ、土石の搬送を行なわ
せその土石を、シリンダ30の縮小によつて排出
口16Bが開くようにゲート28を移動させるこ
とによつてベルトコンベア29に転載させて、ト
ンネル後方に排出させることができる。中小石3
4Aの大きさによつては、スクリユーコンベア1
6による排出が不可能な場合がある。そこで、ス
クリユーコンベア16を矢符18方向に退避させ
た後に、生じたスペースを利用して再度作業者が
マンホール21から前部2Aに入り、削岩機など
を用いて小石に破砕することができる。この第6
段階の状態は第1段階の状態に戻つているので、
トンネルの1リング幅分の掘進が完了し1サイク
ルの稼働を終える。このサイクルを順次繰り返す
ことにより所望のトンネルを掘削することができ
る。
ド掘進機1が所定の掘進を終え、セグメント23
がシールド本体2内のウインチ31を用いて1リ
ング幅のトンネルに構築された状態である。な
お、1対の半球状バケツト5A,5Bはそれぞれ
矢符3方向に反転を完了し、シールド本体2の前
端部2aから後方に見て凸状となつている。次
に、第2図bに示すように、第2段階では、シー
ルドジヤツキ24がセグメントリングを押圧する
ことによつて反力を得て、シールド掘進機1が新
しい地盤を掘進する。一方、第1段階では、切羽
11の地盤中に巨礫34が混在しそのままの状態
では、第2段階での掘進が妨げられるので、ま
ず、その巨礫34を破砕して可能な限り中小石に
する必要がある。その作業のために、前部2Aに
作業者を入れるので、前部2Aを大気圧にする。
すなわち、止め弁20を閉じて止め弁20Aを開
くと、隔壁15に接続された管路19を経て枝管
19Aからシールド本体2の前部2Aを圧気して
いる高圧空気が流出し、前部2Aは大気圧に下げ
られる〔第1図a参照〕。作業者はマンホールカ
バー22を取り外し、そのマンホール21から前
部2Aに入ることができる。そして、作業者は、
例えば、半球状バケツト5Aに穿設された多数の
挿入口5gの中から巨礫34の破砕に適切な挿入
口5gを選択し、その挿入口5gに削岩機12の
ガン12aを挿入して巨礫34を破砕し、例え
ば、中小石34A,34Bにする。なお、他の挿
入口5gはプラグの挿入で閉塞されている。他の
破砕作業として巨礫32に貫通しない穴を明け、
その穴に膨張材を封入して破砕させることもでき
る。必要があれば、作業者はマンホールカバー5
eを取り外し、そのマンホールを利用してシール
ドフード2dの直下で、切羽11とバケツト5の
外面との空間に際りて、巨礫32の破砕作業を行
なうことができる。その巨礫32の破砕がなされ
例えば、巨礫34が2個に割られ中小石34A,
34Bとなると、作業者はマンホールカバー5e
および22を取り付け、シールド本体2の後部2
Bに移り、前部2Aを気密にする。そして、第2
図bに示す第2段階では、止め弁20Aを閉じ、
止め弁20を開き管路19より高圧空気を導入さ
せ前部2Aを圧気して、切羽11からの湧水の前
部2Aへの侵入を防止する。その際、スクリユー
コンベア16の排出口16Bはゲート28がシリ
ンダ30の伸長によつて閉止されているので、上
述の圧気はスクリユーコンベア16内を通つて抜
けることがなく保持されている。次に、12本のシ
ールドジヤツキ24を一斉に矢符9方向に伸長さ
せると、上述したように反力を得てシールド本体
2は掘進する。そして、シールドフード2dに固
着されたカツテイングウエツジ13が地盤を掘削
する。その際、シールドジヤツキ24の伸長量に
対応して、バケツト変位手段10である4本のス
ライドジヤツキはシールドジヤツキ24の伸長量
と同じ量だけ矢符9方向に同時に縮小させるの
で、バケツト5はバケツト支持部材7とその先端
部7aのアーム7A,7Bとピン7b,7cとを
介してシエル2bの内面を相対的に摺動して、第
1段階と同一位置に留まつている。他方、シエル
2bの内面に固着された気密用隔壁15と、第1
段階と同様にシリンダ25〔第1図a参照〕の縮
小により矢符17方向に進んだ位置にあるスクリ
ユーコンベア16と、はシールド本体2と一緒に
矢符8方向に移動する。そして、中小石34Aは
土石と一緒にシールドフード2dの直下に導入さ
れ、シールド掘進機1の第2段階の掘進が完了す
る。第2図cに示すように、第3段階では、第2
段階と同様に前部2Aの圧気は保持されると共
に、1対のバケツト5は第1および第2段階と同
様の位置でかつ同様の向きを保持している。次に
述べる第4段階で、バケツト5を矢符4方向に反
転させる準備として、スクリユーコンベア16を
シリンダ25を伸長させ、矢符18方向に退避さ
せておく。続いて、第2図dに示す第4段階で
は、各2本の旋回ジヤツキ6A,6Bをそれぞれ
同時に縮小させ前者はバケツト5Aを、後者はバ
ケツト5Bを、それぞれ矢符4方向に反転させて
シールド本体2の前端部2aから後方に見て凹状
にする。第3段階での切羽11と凸状になつてい
るバケツト5との間に中小石34Aを混在させて
充満した土石は、バケツト5が凹状となるので、
そのバケツト5内になだれ込む。その時点では、
土石の表面は傾斜面を形成して空間35が生じて
いる。そこで、第2図eに示すように、第5段階
では、前段階と同様のバケツト5の向きで、バケ
ツト変位手段10のスライドジヤツキを伸長させ
て、バケツト5を矢符8方向に移動させると、前
述の空記35は狭められる。次に第2図fに示す
ように、第6段階では、旋回ジヤツキ6を伸長さ
せてバケツト5を矢符3方向に反転させ、シール
ド本体2の前端部2aから後方に見て凸状にす
る。その際、カツテイングウエツジ14はバケツ
ト5の反転を円滑に行なわせることができる。し
たがつて、中小石34Aは多量の土石と一緒にシ
ールド本体2の前部2Aに取り込まれる。次に、
前部2Aを前述したようにして大気にすると共
に、シリンダ25を縮小させてスクリユーコンベ
ア16を矢符17方向に進ませる。そのスクリユ
ー16Aを駆動源27によりユニバーサルジヨイ
ント26を介して駆動させ、土石の搬送を行なわ
せその土石を、シリンダ30の縮小によつて排出
口16Bが開くようにゲート28を移動させるこ
とによつてベルトコンベア29に転載させて、ト
ンネル後方に排出させることができる。中小石3
4Aの大きさによつては、スクリユーコンベア1
6による排出が不可能な場合がある。そこで、ス
クリユーコンベア16を矢符18方向に退避させ
た後に、生じたスペースを利用して再度作業者が
マンホール21から前部2Aに入り、削岩機など
を用いて小石に破砕することができる。この第6
段階の状態は第1段階の状態に戻つているので、
トンネルの1リング幅分の掘進が完了し1サイク
ルの稼働を終える。このサイクルを順次繰り返す
ことにより所望のトンネルを掘削することができ
る。
ちなみに、本考案のシールド掘進機は地表面か
ら5〜8メートルの深さにおいて掘進し、かつ、
掘削するトンネルの直径は2〜4メートル範囲で
ある。なお、直径が3〜4メートルのトンネルを
掘削する場合、第1図a,bの、二点鎖線で示す
ような棚部36を装着させることにより、地盤の
崩壊を防止する機能を持たせることができる。
ら5〜8メートルの深さにおいて掘進し、かつ、
掘削するトンネルの直径は2〜4メートル範囲で
ある。なお、直径が3〜4メートルのトンネルを
掘削する場合、第1図a,bの、二点鎖線で示す
ような棚部36を装着させることにより、地盤の
崩壊を防止する機能を持たせることができる。
本考案は以上詳細に説明したように、シールド
掘進機が、掘削対象とする崩壊し易い地質中に巨
礫などが混在する地盤を円滑に掘進することがで
きる。そして、従来のシールド掘進機が上述の地
盤を掘進する場合に比較して、掘進が不可能とな
る事態や困難な巨礫の除去作業を回避することが
できるので、巨礫の除去に伴う地表面の崩壊など
の大きな事故の発生が避け得ると共に、大石の除
去作業に必要な手間と費用が不要となり、高能率
かつ安価にトンネルを掘削することができる。加
えて、従来のように、地盤中に小石のみが混在す
る地盤を選ぶことなく、シールド掘進機はトンネ
ル掘削計画に沿つた所望の場所に最短距離で掘進
できるので、公共事業として必要な下水道などの
トンネル掘削に広く利用することができる。
掘進機が、掘削対象とする崩壊し易い地質中に巨
礫などが混在する地盤を円滑に掘進することがで
きる。そして、従来のシールド掘進機が上述の地
盤を掘進する場合に比較して、掘進が不可能とな
る事態や困難な巨礫の除去作業を回避することが
できるので、巨礫の除去に伴う地表面の崩壊など
の大きな事故の発生が避け得ると共に、大石の除
去作業に必要な手間と費用が不要となり、高能率
かつ安価にトンネルを掘削することができる。加
えて、従来のように、地盤中に小石のみが混在す
る地盤を選ぶことなく、シールド掘進機はトンネ
ル掘削計画に沿つた所望の場所に最短距離で掘進
できるので、公共事業として必要な下水道などの
トンネル掘削に広く利用することができる。
第1図aは本考案のシールド掘進機の縦断面
図、第1図bは同図aの−線矢視断面図、第
1図cは同図aの−線矢視断面図、第1図d
は同図aの−線矢視断面図、第1図eは同図
aの−線矢視断面図、第1図fは同図aの
−線矢視断面図、第2図a〜fはシールド掘進
機の掘進作動の第1段階から第6段階までにわた
る説明図である。 1……シールド掘進機、2……シールド本体、
2a……前端部、2m……本体機軸、3,4……
前後方向、5,5A,5B……半球状バケツト、
5g……挿入穴、7……バケツト支持部材、10
……バケツト変位手段、12……削岩機、15…
…気密用隔壁、16……スクリユーコンベア。
図、第1図bは同図aの−線矢視断面図、第
1図cは同図aの−線矢視断面図、第1図d
は同図aの−線矢視断面図、第1図eは同図
aの−線矢視断面図、第1図fは同図aの
−線矢視断面図、第2図a〜fはシールド掘進
機の掘進作動の第1段階から第6段階までにわた
る説明図である。 1……シールド掘進機、2……シールド本体、
2a……前端部、2m……本体機軸、3,4……
前後方向、5,5A,5B……半球状バケツト、
5g……挿入穴、7……バケツト支持部材、10
……バケツト変位手段、12……削岩機、15…
…気密用隔壁、16……スクリユーコンベア。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シールド本体前端部内で開閉すると共に前後方
向に反転可能で、多数の削岩機挿入穴が穿設され
た1対の半球状バケツトと、 この半球状バケツトを本体機軸に直交して軸承
するバケツト支持部材を本体機軸方向に変位させ
るバケツト変位手段と、 前記半球状バケツトの後部でシールド本体を前
後に仕切る気密用隔壁と、 この隔壁に摺動して進退自在の気密排出可能な
スクリユーコンベアと、 を具備することを特徴とするシールド掘進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6589084U JPS60178097U (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | シ−ルド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6589084U JPS60178097U (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | シ−ルド掘進機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60178097U JPS60178097U (ja) | 1985-11-26 |
| JPH0227034Y2 true JPH0227034Y2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=30598284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6589084U Granted JPS60178097U (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | シ−ルド掘進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60178097U (ja) |
-
1984
- 1984-05-04 JP JP6589084U patent/JPS60178097U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60178097U (ja) | 1985-11-26 |
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