JPH022722B2 - - Google Patents
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- JPH022722B2 JPH022722B2 JP18799781A JP18799781A JPH022722B2 JP H022722 B2 JPH022722 B2 JP H022722B2 JP 18799781 A JP18799781 A JP 18799781A JP 18799781 A JP18799781 A JP 18799781A JP H022722 B2 JPH022722 B2 JP H022722B2
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Classifications
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
- B60C15/0603—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
- B60C15/0607—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T152/00—Resilient tires and wheels
- Y10T152/10—Tires, resilient
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-
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- Y10T152/10855—Characterized by the carcass, carcass material, or physical arrangement of the carcass materials
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
この発明は、カーカスに芳香族ポリアミド繊維
コードを用い、これに伴つて必要なビードの改良
を施した重荷重用ラジアルタイヤに関するもので
ある。 一般に重荷重用ラジアルタイヤは、カーカスプ
ライ、ベルト層共にスチールコードを補強材とし
て用いた、いわゆるオールスチールタイヤが従来
から広く用いられたがこれと同じ目的でナイロ
ン、ポリエステル等の有機繊維コードをカーカス
に用い、スチールコードをベルト層に用いた、い
わゆるコンビタイヤも知られている。 何れにあつてもラジアルタイヤはよく知られて
いるように、カーカスプライの補強コードがタイ
ヤの放射平面にほぼ平行(タイヤの赤道面に対し
ほぼ直交する方向)に配列されたカーカス構造を
有しているほか、タイヤの赤道面に対し小さい角
度でスチールなど弾性率が著しく高い材料のコー
ドを配列したプライの複数を、それらプライ間で
コードが異方向に交差するように重ね合せたベル
ト層を、カーカスのクラウン部上に配置するのが
慣例である。 さてオールスチールタイヤはコードの強力が高
いため、タイヤが摩耗してしまつてもトレツド部
分を張りかえることにより再使用に耐えることか
ら、コストの面での利点がある反面、道路事情の
悪い用途に用いて深いカツトを受けたときなどに
は、その部分から浸入する水分によつて補強コー
ドが錆におかされ、その結果コード切れ、セパレ
ーシヨンによる早期故障を受け易いとか、重量が
比較的大きいことによる燃費の面での不利などの
欠点もある。 一方コンビタイヤの場合は重量が比較的小さい
ため燃費の面での有利性はあるが、一般に有機繊
維コードは強力が低いため、その分カーカスプラ
イ数の相当な必然的増加を伴うのはやむを得ない
としても、タイヤ走行による疲労に対しし敏感で
あるので、上記したトレツド部分の張りかえによ
るような再生使用が困難なだけでなく、上に挙げ
たような有機繊維コードは、弾性率が低いためタ
イヤの使用時におけるコードクリープによつてタ
イヤ寸法の経時増加も生じ易いことから、大型車
両の後輪などで多用される、複輪装着の際に、そ
の一方のみが傷んだタイヤを新しいタイヤと取り
かえ他方の古いタイヤと組合せて使用することが
できない点で重荷重用空気入りタイヤとして重大
な不利がある。 ところで近年、繊維コードではあるが上記ナイ
ロンコードやポリエステルコードと比べて弾性
率、強力共に格段に高い、芳香族ポリアミド繊維
コードが開発され、これをコンビタイヤのカーカ
ス補強材として用いることが試みられている。 芳香族ポリアミド繊維コードは従来の有機繊維
コードとことかわり、上記したクリープの如き不
利なく、カーカスプライ数としても通常は1プラ
イ、または例外的にも2プライ程度で十分に補強
目的を達する。 ところが、このような繊維コードについてのプ
ライ数の減少にはタイヤとして必要なビード部剛
性の低下が伴われ、それによつてもたらされるビ
ード部の過大変形に起因する、カーカスプライ端
部のセパレーシヨン故障が多発するという、思わ
ぬ問題を生じるのである。すなわち芳香族ポリア
ミド繊維がカーカス補強材として未だ実用化され
るには至つていない理由である。 この発明は芳香族ポリアミド繊維コードをカー
カス補強材に用いようとするとき従来回避できな
かつた上記のような欠点を有利に解決した、改良
コンビタイヤを提案するものである。 この発明は環状をなして中央に位置するトレツ
ド部の両側から、径方向内向きにサイド部とさら
にビードリングで強化したビード部がそれぞれ連
なり、これらの各部分をラジアルカーカスプライ
で補強し、該カーカスプライの両側縁をビードリ
ングのまわりに外側へ巻上げ、ビード部における
カーカスプライとその巻上げ部に関し外側には金
属コード補強層を配置し、内側には硬、軟複合ゴ
ムよりなるビードフイラーを充てんした慣例どお
りの公知の重荷重用空気入りタイヤを前提にし
て、以下に述べる構成を特徴とする。 すなわち上記カーカスプライは芳香族ポリアミ
ド繊維コード層から成りその巻上げ先端はタイヤ
をリム組したときリムフランジの上端より低い位
置にとどまり、上記金属コード補強層はプライ巻
上げ部側がその巻上げ端を越えて終端する一方、
カーカスプライ側では上記巻上げ端側補強層終端
相当位置を越えてサイド部方向へ延び、また上記
ビードフイラーの硬部分はビードリング上からカ
ーカスプライに近接して金属コード補強層のカー
カスプライ側終端相当位置を越え、ビードフイラ
ーの軟部分は上記硬ゴム部分とプライ巻上げ部側
金属コード補強層間を上記ビードフイラー硬部分
を越えてサイド部方向へ延び且つ、ビードフイラ
ー硬部分とプライ巻上げ部との間にビードフイラ
ー軟部分の下方端部が楔状に位置するものとする
ことを問題点の解決手段とするものである。 ここで上記のようにカーカスの巻上げ部先端を
リムフランジの上端よりも低くしたのは、オール
スチールタイヤの場合に比べて芳香族ポリアミド
繊維コード層よりなるカーカスは、負荷転動時に
おけるカーカスの巻上げ部端の歪がより大きいの
で、できるだけ歪の小さいところに巻上げ部先端
を位置させることが必要だからである。 このカーカスの巻上げ部先端を越えて金属コー
ド補強層が延びる配置は、該巻上げ部先端でのセ
パレーシヨン防止とリムずれ防止のために必要で
ある。 金属コード補強層を、カーカスプライ側で巻上
げ端側と比べてより高く配置したのは、外側の金
属コード補強層端におけるセパレーシヨン防止と
外側端の変形防止、並びにカーカスの巻上げを低
くおさえたことによるカーカスプライの係止効果
の低下防止のために、オーパーラツプ量をふやす
ことが必要だからである。 ビードフイラー硬部分がカーカスプライ側の金
属補強層端を越えて延びるのは、ビード部のたお
れこみ防止とこれに加えて金属補強層とカーカス
間の動きを少なく、動きにくくするためである。 ビードフイラーの軟部分をくさび状にしてカー
カス巻上げ部端に位置させるのは、プライ端と金
属補強層端の歪を緩和するためであり、ビードフ
イラーの軟部分を硬部分を越えて延在させるのは
剛性段差をなくしスムーズな変形を可能にするた
めである。 以下図面にもとずき説明する。 第1図は、この発明に従うタイヤの右半分断
面、そして第2図はビード部の部分拡大を示す。
第1図においてタイヤの赤道面0―0より左半分
を省略しているが同面に対し左右対称であること
は勿論である。 タイヤ1は中央部に環状トレツド部2が位置
し、このトレツド部の両端から径方向内向きにサ
イド部3、先端位置をビードリング4で強化した
ビード部5が夫々連なり、これら各部分をカーカ
スプライ6で補強する。カーカスプライ6の両端
部はビードリング4のまわりに外側へ向つて巻上
げ、巻上げ部6′をなす。 カーカスプライのクラウン部7上には常法によ
りベルト層8をトレツド部2の幅一ぱいに亘つて
配置することにより、クラウン部の剛性を高め
る。このベルト層8は、非伸長性のたとえばスチ
ールコードを赤道面0―0に対し一般に10゜〜25°
の角度で傾斜配列したゴム引きプライの2枚を含
み、プライ間でコードが異方向に交差するよう重
ね合わせたものを、慣例どおり用いる。 またビード部5におけるカーカスプライ6とそ
の巻上げ部6′に関し、外側に金属コード補強層
9をそして内側には硬、軟複合ゴムよりなるビー
ドフイラー10を夫々配置することも慣例どおり
である。 この発明においてカーカスプライは補強材とし
て商標名ケブラー(Kevlar)で知られている芳
香族ポリアミド繊維コードをタイヤの放射方向、
即ち赤道0―0とほぼ直交する方向に配列したゴ
ム引きプライの1枚、多くてもせいぜい2枚から
成るものとし、その巻上げ部6′はその先端がタ
イヤをリムRに組んだときリムフランジRfの先
端Rtを越えない低い位置(一般にはリムフラン
ジRfから3mm程度とするを可とする。)にとどめ
るものとする。 カーカスプライ6の巻上げ部6′の外側に配置
する金属コード補強層9は、カーカスプライ6と
密着してサイド部3の方へ延びる部分9-1を、巻
上げ部6′に密着し、かつその先端を越えてサイ
ド部3の方へ延びる部分9-2とともに有し、望ま
れるビード部の剛性に応じて金属コードをカーカ
スプライのコードに対し55゜〜80゜の角度範囲内で
の傾斜配列になるゴム引層の1枚から成るものと
する。第2図のように金属コート補強層9の部分
9-1の上端A、また部分9-2の上端をBとしてこ
れら上端A,Bの位置は望まれるビード部の剛性
に応じて適宜決めることができるが、一般的にビ
ード部5の下端基準線L―Lに対する部分9―1
の上端A迄の赤道面0―0と平行な距離iは、部
分9―2の上端B迄の同方向距離hより5mm〜30
mm大きく、また距離iは、ビード部5の下端基準
線L―Lからトレツド部2の頂点迄の赤道面0―
0と平行な距離Hの20%〜40%の範囲にあること
が好ましい。 またこの発明において、コード間隔/(コード
間隔+コード直径)で定義される空隙比につき、
金属コード補強層9は、カーカスプライ6のそれ
に比して1.2〜1.6倍の範囲でより大きいことが実
施の面で望ましい。すなわち1.2未満は該補強層
9の内側半径方向端付近での剛性段差を生じ易
く、カーカスプライ6のコード切れを発生し易い
一方で、1.6倍よりも大きいビード部の剛性確保
が困難になり、また延長プライとしてカーカスプ
ライ6のビードコアへの係止効果の低下を来たし
勝ちだからである。このコード空隙比は、上に述
べた金属コード補強層9のコード角もそうである
ように測定位置によつて若干異なるので、距離h
の位置即ち、線l―l上またはこの線になるべく
近い領域にて定めるものとする。 この発明において、金属コード補強層9の包囲
によつて保護されたカーカスプライ6とその巻上
げ部6′との間には硬軟複合ゴムよりなるビード
フイラー10を充てんする。ビードフイラー10
は、ビードリング4上から主としてカーカスプラ
イ6と近接し先細りサイド部3の方へ延びる硬部
分10-1と、この硬部分10-1と巻上げ部6′の
間に下端部が楔状に侵入して巻上げ部6′に続く
金属コード補強層9の部分9-2とビードフイラー
の硬部分10- 1との間でサイド部3の方へ延びる
軟ゴムの部分10-2とを含む。硬部分10-1、軟
部分10-2とのそれぞれの硬さはシヨアA硬度
で、一般に70゜〜90゜及び50゜〜65゜であり、また両
ゴムの硬度差としては15゜〜30゜に設定することが
望ましい。ビード部5の下端基準線L―Lよりビ
ードフイラー10の硬、軟両部分の各上端に至る
距離j、kと、金属コード補強層9の部分9-1の
上端迄の距離iは、i<j<kの関係を有し、距
離各々間の差として、タイヤ種にもよるが5mm〜
20mmを保持させることが望ましく、ここにビード
フイラー10の硬、軟両部分の各上端はリムフラ
ンジRfの上端Rtよりも高く延在するのは自明で
ある。 このようにして成るタイヤの性能を確認すべく
750R16 14PRサイズを用い、従来のタイヤと耐
久比較試験を行つた。この場合に適用したタイヤ
の主要諸元は下表の通りである。
コードを用い、これに伴つて必要なビードの改良
を施した重荷重用ラジアルタイヤに関するもので
ある。 一般に重荷重用ラジアルタイヤは、カーカスプ
ライ、ベルト層共にスチールコードを補強材とし
て用いた、いわゆるオールスチールタイヤが従来
から広く用いられたがこれと同じ目的でナイロ
ン、ポリエステル等の有機繊維コードをカーカス
に用い、スチールコードをベルト層に用いた、い
わゆるコンビタイヤも知られている。 何れにあつてもラジアルタイヤはよく知られて
いるように、カーカスプライの補強コードがタイ
ヤの放射平面にほぼ平行(タイヤの赤道面に対し
ほぼ直交する方向)に配列されたカーカス構造を
有しているほか、タイヤの赤道面に対し小さい角
度でスチールなど弾性率が著しく高い材料のコー
ドを配列したプライの複数を、それらプライ間で
コードが異方向に交差するように重ね合せたベル
ト層を、カーカスのクラウン部上に配置するのが
慣例である。 さてオールスチールタイヤはコードの強力が高
いため、タイヤが摩耗してしまつてもトレツド部
分を張りかえることにより再使用に耐えることか
ら、コストの面での利点がある反面、道路事情の
悪い用途に用いて深いカツトを受けたときなどに
は、その部分から浸入する水分によつて補強コー
ドが錆におかされ、その結果コード切れ、セパレ
ーシヨンによる早期故障を受け易いとか、重量が
比較的大きいことによる燃費の面での不利などの
欠点もある。 一方コンビタイヤの場合は重量が比較的小さい
ため燃費の面での有利性はあるが、一般に有機繊
維コードは強力が低いため、その分カーカスプラ
イ数の相当な必然的増加を伴うのはやむを得ない
としても、タイヤ走行による疲労に対しし敏感で
あるので、上記したトレツド部分の張りかえによ
るような再生使用が困難なだけでなく、上に挙げ
たような有機繊維コードは、弾性率が低いためタ
イヤの使用時におけるコードクリープによつてタ
イヤ寸法の経時増加も生じ易いことから、大型車
両の後輪などで多用される、複輪装着の際に、そ
の一方のみが傷んだタイヤを新しいタイヤと取り
かえ他方の古いタイヤと組合せて使用することが
できない点で重荷重用空気入りタイヤとして重大
な不利がある。 ところで近年、繊維コードではあるが上記ナイ
ロンコードやポリエステルコードと比べて弾性
率、強力共に格段に高い、芳香族ポリアミド繊維
コードが開発され、これをコンビタイヤのカーカ
ス補強材として用いることが試みられている。 芳香族ポリアミド繊維コードは従来の有機繊維
コードとことかわり、上記したクリープの如き不
利なく、カーカスプライ数としても通常は1プラ
イ、または例外的にも2プライ程度で十分に補強
目的を達する。 ところが、このような繊維コードについてのプ
ライ数の減少にはタイヤとして必要なビード部剛
性の低下が伴われ、それによつてもたらされるビ
ード部の過大変形に起因する、カーカスプライ端
部のセパレーシヨン故障が多発するという、思わ
ぬ問題を生じるのである。すなわち芳香族ポリア
ミド繊維がカーカス補強材として未だ実用化され
るには至つていない理由である。 この発明は芳香族ポリアミド繊維コードをカー
カス補強材に用いようとするとき従来回避できな
かつた上記のような欠点を有利に解決した、改良
コンビタイヤを提案するものである。 この発明は環状をなして中央に位置するトレツ
ド部の両側から、径方向内向きにサイド部とさら
にビードリングで強化したビード部がそれぞれ連
なり、これらの各部分をラジアルカーカスプライ
で補強し、該カーカスプライの両側縁をビードリ
ングのまわりに外側へ巻上げ、ビード部における
カーカスプライとその巻上げ部に関し外側には金
属コード補強層を配置し、内側には硬、軟複合ゴ
ムよりなるビードフイラーを充てんした慣例どお
りの公知の重荷重用空気入りタイヤを前提にし
て、以下に述べる構成を特徴とする。 すなわち上記カーカスプライは芳香族ポリアミ
ド繊維コード層から成りその巻上げ先端はタイヤ
をリム組したときリムフランジの上端より低い位
置にとどまり、上記金属コード補強層はプライ巻
上げ部側がその巻上げ端を越えて終端する一方、
カーカスプライ側では上記巻上げ端側補強層終端
相当位置を越えてサイド部方向へ延び、また上記
ビードフイラーの硬部分はビードリング上からカ
ーカスプライに近接して金属コード補強層のカー
カスプライ側終端相当位置を越え、ビードフイラ
ーの軟部分は上記硬ゴム部分とプライ巻上げ部側
金属コード補強層間を上記ビードフイラー硬部分
を越えてサイド部方向へ延び且つ、ビードフイラ
ー硬部分とプライ巻上げ部との間にビードフイラ
ー軟部分の下方端部が楔状に位置するものとする
ことを問題点の解決手段とするものである。 ここで上記のようにカーカスの巻上げ部先端を
リムフランジの上端よりも低くしたのは、オール
スチールタイヤの場合に比べて芳香族ポリアミド
繊維コード層よりなるカーカスは、負荷転動時に
おけるカーカスの巻上げ部端の歪がより大きいの
で、できるだけ歪の小さいところに巻上げ部先端
を位置させることが必要だからである。 このカーカスの巻上げ部先端を越えて金属コー
ド補強層が延びる配置は、該巻上げ部先端でのセ
パレーシヨン防止とリムずれ防止のために必要で
ある。 金属コード補強層を、カーカスプライ側で巻上
げ端側と比べてより高く配置したのは、外側の金
属コード補強層端におけるセパレーシヨン防止と
外側端の変形防止、並びにカーカスの巻上げを低
くおさえたことによるカーカスプライの係止効果
の低下防止のために、オーパーラツプ量をふやす
ことが必要だからである。 ビードフイラー硬部分がカーカスプライ側の金
属補強層端を越えて延びるのは、ビード部のたお
れこみ防止とこれに加えて金属補強層とカーカス
間の動きを少なく、動きにくくするためである。 ビードフイラーの軟部分をくさび状にしてカー
カス巻上げ部端に位置させるのは、プライ端と金
属補強層端の歪を緩和するためであり、ビードフ
イラーの軟部分を硬部分を越えて延在させるのは
剛性段差をなくしスムーズな変形を可能にするた
めである。 以下図面にもとずき説明する。 第1図は、この発明に従うタイヤの右半分断
面、そして第2図はビード部の部分拡大を示す。
第1図においてタイヤの赤道面0―0より左半分
を省略しているが同面に対し左右対称であること
は勿論である。 タイヤ1は中央部に環状トレツド部2が位置
し、このトレツド部の両端から径方向内向きにサ
イド部3、先端位置をビードリング4で強化した
ビード部5が夫々連なり、これら各部分をカーカ
スプライ6で補強する。カーカスプライ6の両端
部はビードリング4のまわりに外側へ向つて巻上
げ、巻上げ部6′をなす。 カーカスプライのクラウン部7上には常法によ
りベルト層8をトレツド部2の幅一ぱいに亘つて
配置することにより、クラウン部の剛性を高め
る。このベルト層8は、非伸長性のたとえばスチ
ールコードを赤道面0―0に対し一般に10゜〜25°
の角度で傾斜配列したゴム引きプライの2枚を含
み、プライ間でコードが異方向に交差するよう重
ね合わせたものを、慣例どおり用いる。 またビード部5におけるカーカスプライ6とそ
の巻上げ部6′に関し、外側に金属コード補強層
9をそして内側には硬、軟複合ゴムよりなるビー
ドフイラー10を夫々配置することも慣例どおり
である。 この発明においてカーカスプライは補強材とし
て商標名ケブラー(Kevlar)で知られている芳
香族ポリアミド繊維コードをタイヤの放射方向、
即ち赤道0―0とほぼ直交する方向に配列したゴ
ム引きプライの1枚、多くてもせいぜい2枚から
成るものとし、その巻上げ部6′はその先端がタ
イヤをリムRに組んだときリムフランジRfの先
端Rtを越えない低い位置(一般にはリムフラン
ジRfから3mm程度とするを可とする。)にとどめ
るものとする。 カーカスプライ6の巻上げ部6′の外側に配置
する金属コード補強層9は、カーカスプライ6と
密着してサイド部3の方へ延びる部分9-1を、巻
上げ部6′に密着し、かつその先端を越えてサイ
ド部3の方へ延びる部分9-2とともに有し、望ま
れるビード部の剛性に応じて金属コードをカーカ
スプライのコードに対し55゜〜80゜の角度範囲内で
の傾斜配列になるゴム引層の1枚から成るものと
する。第2図のように金属コート補強層9の部分
9-1の上端A、また部分9-2の上端をBとしてこ
れら上端A,Bの位置は望まれるビード部の剛性
に応じて適宜決めることができるが、一般的にビ
ード部5の下端基準線L―Lに対する部分9―1
の上端A迄の赤道面0―0と平行な距離iは、部
分9―2の上端B迄の同方向距離hより5mm〜30
mm大きく、また距離iは、ビード部5の下端基準
線L―Lからトレツド部2の頂点迄の赤道面0―
0と平行な距離Hの20%〜40%の範囲にあること
が好ましい。 またこの発明において、コード間隔/(コード
間隔+コード直径)で定義される空隙比につき、
金属コード補強層9は、カーカスプライ6のそれ
に比して1.2〜1.6倍の範囲でより大きいことが実
施の面で望ましい。すなわち1.2未満は該補強層
9の内側半径方向端付近での剛性段差を生じ易
く、カーカスプライ6のコード切れを発生し易い
一方で、1.6倍よりも大きいビード部の剛性確保
が困難になり、また延長プライとしてカーカスプ
ライ6のビードコアへの係止効果の低下を来たし
勝ちだからである。このコード空隙比は、上に述
べた金属コード補強層9のコード角もそうである
ように測定位置によつて若干異なるので、距離h
の位置即ち、線l―l上またはこの線になるべく
近い領域にて定めるものとする。 この発明において、金属コード補強層9の包囲
によつて保護されたカーカスプライ6とその巻上
げ部6′との間には硬軟複合ゴムよりなるビード
フイラー10を充てんする。ビードフイラー10
は、ビードリング4上から主としてカーカスプラ
イ6と近接し先細りサイド部3の方へ延びる硬部
分10-1と、この硬部分10-1と巻上げ部6′の
間に下端部が楔状に侵入して巻上げ部6′に続く
金属コード補強層9の部分9-2とビードフイラー
の硬部分10- 1との間でサイド部3の方へ延びる
軟ゴムの部分10-2とを含む。硬部分10-1、軟
部分10-2とのそれぞれの硬さはシヨアA硬度
で、一般に70゜〜90゜及び50゜〜65゜であり、また両
ゴムの硬度差としては15゜〜30゜に設定することが
望ましい。ビード部5の下端基準線L―Lよりビ
ードフイラー10の硬、軟両部分の各上端に至る
距離j、kと、金属コード補強層9の部分9-1の
上端迄の距離iは、i<j<kの関係を有し、距
離各々間の差として、タイヤ種にもよるが5mm〜
20mmを保持させることが望ましく、ここにビード
フイラー10の硬、軟両部分の各上端はリムフラ
ンジRfの上端Rtよりも高く延在するのは自明で
ある。 このようにして成るタイヤの性能を確認すべく
750R16 14PRサイズを用い、従来のタイヤと耐
久比較試験を行つた。この場合に適用したタイヤ
の主要諸元は下表の通りである。
【表】
ゴムを単独で用いた。
このようにして成るタイヤを600GSリム(フラ
ンジ高さ28mm)に組み内圧を8.0Kg/cm2充てんし
て、直径1.6mの表面が平滑なスチール製のドラ
ム上に荷重3000Kgを加え、速度60Km/hで10000
Kmの走行テストを行つたが比較タイヤ2には著し
く早期にセパレーシヨンが起こつたのでテストを
中止した。 残りの供試タイヤのテスト終了後、解剖してみ
たところ従来品はカーカスの巻上げ部先端と金属
コード補強層の部分9-2の先端に亀裂(セパレー
シヨン)が、タイヤの周方向に断続的に生じてい
た。これに対し発明品には何ら異常が認められな
かつた。 かくしてこの発明になるタイヤは芳香族ポリア
ミド繊維コードをカーカスの補強材として用いそ
して、プライ巻上げ部の先端を、内圧によりリム
フランジとの間で著しい圧縮を受けはするが走行
時に作用する撓み変形に対しては保護されるフラ
ンジ高さより低い区域にて金属補強層と楔状軟ゴ
ムを介した硬ゴムとの間に位置させ、更に、金属
補強層は、巻上げ部を越えてサイド部の方へ延び
る部分でカーカスプライ側に位置する部分よりも
低くして、その間を硬軟複合ゴムよりなるビード
フイラーにより、タイヤに荷重等の力が作用した
とき補強層先端に作用する応力を抑制し且つ吸収
するようにしたためこれらの相乗効果によつてタ
イヤの耐久性を著しく向上させることができるの
である。
このようにして成るタイヤを600GSリム(フラ
ンジ高さ28mm)に組み内圧を8.0Kg/cm2充てんし
て、直径1.6mの表面が平滑なスチール製のドラ
ム上に荷重3000Kgを加え、速度60Km/hで10000
Kmの走行テストを行つたが比較タイヤ2には著し
く早期にセパレーシヨンが起こつたのでテストを
中止した。 残りの供試タイヤのテスト終了後、解剖してみ
たところ従来品はカーカスの巻上げ部先端と金属
コード補強層の部分9-2の先端に亀裂(セパレー
シヨン)が、タイヤの周方向に断続的に生じてい
た。これに対し発明品には何ら異常が認められな
かつた。 かくしてこの発明になるタイヤは芳香族ポリア
ミド繊維コードをカーカスの補強材として用いそ
して、プライ巻上げ部の先端を、内圧によりリム
フランジとの間で著しい圧縮を受けはするが走行
時に作用する撓み変形に対しては保護されるフラ
ンジ高さより低い区域にて金属補強層と楔状軟ゴ
ムを介した硬ゴムとの間に位置させ、更に、金属
補強層は、巻上げ部を越えてサイド部の方へ延び
る部分でカーカスプライ側に位置する部分よりも
低くして、その間を硬軟複合ゴムよりなるビード
フイラーにより、タイヤに荷重等の力が作用した
とき補強層先端に作用する応力を抑制し且つ吸収
するようにしたためこれらの相乗効果によつてタ
イヤの耐久性を著しく向上させることができるの
である。
第1図はこの発明のタイヤの断面図、第2図は
ビード部の拡大図である。 1……タイヤ、2……トレツド部、3……サイ
ド部、4……ビードリング、5……ビード部、6
……カーカス、6′……巻上げ部、9……金属コ
ード補強層、9-1……カーカスプライ側の部分、
9-2……プライ巻上げ部側の部分、10……ビー
ドフイラー、10-1……硬部分、10-2……軟部
分。
ビード部の拡大図である。 1……タイヤ、2……トレツド部、3……サイ
ド部、4……ビードリング、5……ビード部、6
……カーカス、6′……巻上げ部、9……金属コ
ード補強層、9-1……カーカスプライ側の部分、
9-2……プライ巻上げ部側の部分、10……ビー
ドフイラー、10-1……硬部分、10-2……軟部
分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 環状をなして中央に位置するトレツド部の両
側から、径方向内向きにサイド部とさらにビード
リングで強化したビード部がそれぞれ連なり、こ
れらの各部分をラジアルカーカスプライで補強
し、該カーカスプライの両側縁をビードリングの
まわりに外側へ巻上げ、ビード部におけるカーカ
スプライとその巻上げ部に関し外側には金属コー
ド補強層を配置し、内側には硬、軟複合ゴムより
なるビードフイラーを充てんした重荷重用空気入
りラジアルタイヤにおいて、 上記カーカスプライは芳香族ポリアミド繊維コ
ード層から成りその巻上げ部先端はタイヤをリム
組したときリムフランジの上端より低い位置にと
どまり、 上記金属コード補強層はプライ巻上げ部側がそ
の巻上げ端を越えて終端する一方、カーカスプラ
イ側では上記巻上げ端側補強層終端相当位置を越
えてサイド部方向へ延び、 また上記ビードフイラーの硬部分はビードリン
グ上からカーカスプライに近接して金属コード補
強層のカーカスプライ側終端相当位置を越え、 ビードフイラーの軟部分は上記硬ゴム部分とプ
ライ巻上げ部側金属コード補強層間を上記ビード
フイラー硬部分を越えてサイド部方向へ延び且
つ、ビードフイラー硬部分とプライ巻上げ部との
間にビードフイラー軟部分の下方端部が楔状に位
置すること を特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56187997A JPS5889405A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
| GB8228538A GB2111919B (en) | 1981-11-24 | 1982-10-06 | Pneumatic radial tire |
| US06/580,271 US4541467A (en) | 1981-11-24 | 1984-02-16 | Heavy duty pneumatic radial tires |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56187997A JPS5889405A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5889405A JPS5889405A (ja) | 1983-05-27 |
| JPH022722B2 true JPH022722B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=16215822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56187997A Granted JPS5889405A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4541467A (ja) |
| JP (1) | JPS5889405A (ja) |
| GB (1) | GB2111919B (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0172294B1 (en) * | 1984-08-21 | 1988-11-09 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire |
| JPS624612A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
| US4667721A (en) * | 1985-11-07 | 1987-05-26 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire |
| JPS6357305A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-12 | Bridgestone Corp | 芳香族ポリアミド繊維コ−ドよりなるカ−カスプライを有する重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
| US4790364A (en) * | 1987-07-27 | 1988-12-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Sidewall and bead reinforcing structure for a pneumatic aircraft tire |
| US4846238A (en) * | 1987-12-02 | 1989-07-11 | Bridgestone Corporation | Heavy duty pneumatic radial tire with a carcass ply composed of aromatic polyamide fiber cords |
| JP2714296B2 (ja) * | 1991-11-26 | 1998-02-16 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
| AT401368B (de) * | 1993-11-08 | 1996-08-26 | Semperit Ag | Radialluftreifen für pkw |
| AT401367B (de) * | 1993-11-08 | 1996-08-26 | Semperit Ag | Radialluftreifen für pkw |
| FR2730190B1 (fr) * | 1995-02-02 | 1997-04-18 | Michelin & Cie | Bourrelets de pneumatique |
| JP4500117B2 (ja) * | 2004-07-05 | 2010-07-14 | 東洋ゴム工業株式会社 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
| JP4567763B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2010-10-20 | 住友ゴム工業株式会社 | 重荷重用タイヤ |
| JP5277881B2 (ja) * | 2008-11-10 | 2013-08-28 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
| JP5827284B2 (ja) * | 2013-09-06 | 2015-12-02 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH534590A (it) * | 1970-10-28 | 1973-03-15 | Pirelli | Pneumatico a carcassa radiale per ruote di veicoli |
| FR2127163A7 (en) * | 1971-02-25 | 1972-10-13 | Kleber Colombes | Pneumatic tyre - has intermediate rubber layer between hard lip core and outer casing |
| DE2234657A1 (de) * | 1972-07-14 | 1974-01-24 | Continental Gummi Werke Ag | Fahrzeugluftreifen |
| JPS51108401A (en) * | 1975-03-19 | 1976-09-25 | Bridgestone Tire Co Ltd | Rajiarutaiyano biidobukozo |
| IT1039990B (it) * | 1975-07-23 | 1979-12-10 | Pirelli | Perfezionamento ai talloni di pneumatici a carcassa radiale |
| JPS5216704A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-08 | Bridgestone Corp | Heavy load radial tire |
| JPS534059A (en) * | 1976-07-01 | 1978-01-14 | Bridgestone Corp | Superrigid rubber compositions and tires therefrom |
| FR2375061A2 (fr) * | 1976-09-15 | 1978-07-21 | Uniroyal | Enveloppe de bandage pneumatique a structure de talon amelioree |
| JPS5464302A (en) * | 1977-10-28 | 1979-05-24 | Bridgestone Corp | High speed pneumatic tire |
-
1981
- 1981-11-24 JP JP56187997A patent/JPS5889405A/ja active Granted
-
1982
- 1982-10-06 GB GB8228538A patent/GB2111919B/en not_active Expired
-
1984
- 1984-02-16 US US06/580,271 patent/US4541467A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4541467A (en) | 1985-09-17 |
| JPS5889405A (ja) | 1983-05-27 |
| GB2111919B (en) | 1986-01-15 |
| GB2111919A (en) | 1983-07-13 |
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