JPH0227335B2 - - Google Patents
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- JPH0227335B2 JPH0227335B2 JP56053887A JP5388781A JPH0227335B2 JP H0227335 B2 JPH0227335 B2 JP H0227335B2 JP 56053887 A JP56053887 A JP 56053887A JP 5388781 A JP5388781 A JP 5388781A JP H0227335 B2 JPH0227335 B2 JP H0227335B2
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- Japan
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- reaction
- dma
- mordenite
- catalyst
- tma
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
〔〕 発明の背景
技術分野
本発明は、メタノールとアンモニアとの気相接
触反応によりジメチルアミンを製造する方法に関
する。さらに具体的には、本発明は、使用する触
媒に特色を有するジメチルアミンの気相接触合成
法に関する。 メチルアミンは、アルミナ、シリカ等の固体酸
触媒(以下、従来触媒という)の存在下にメタノ
ールとアンモニアとを気相で高温で反応させるこ
とにより製造されるのがふつうである。この反応
では、アンモニアの水素原子の一部または全部が
置換されて、モノメチルアミン(以下、MMAと
記す)、ジメチルアミン(以下、DMAと記す)
およびトリメチルアミノ(以下、TMAと記す)
の三種のメチルアミンが同時に生成する。それぞ
れのアミンは反応生成物から分離されて、三種の
うちでは商品需要の圧倒的に多いDMAは最終製
品として利用され、需要の少ないMMAおよび
TMAは大部分が反応系に転送されて再利用され
る。 メチルアミンの反応生成物からDMAを分離す
るには蒸留が行なわれるが、DMAの蒸留は容易
ではない。何故ならば、共存するTMAが水、他
のアミンおよび水反応メタノールとそれぞれ共沸
混合物を形成するので、DMAまたはDMA−
TMA共沸混合物の回収およびDMA−TMA共沸
混合物からDMAの回収、ならびにMMAおよび
TMAの回収等が必要となつて、操作の繁雑化、
装置の大型化および消費エネルギー量の増大が避
けられないからである。 従つて、合成反応系においてDMAの生成を促
すとともにTMAの生成を抑制することは、
DMA精製工程のユーテイリテイコストの軽減お
よび装置の小型化に直接つながることである。 しかしながら、三種のメチルアミンの最終的な
生成比率は熱力学的に決まり、温度が高いほど、
また反応混合物中の窒素原子数と炭素原子数の比
N/Cが高いほど、DMA生成比率が高くかつ
TMA生成比率が低い。たとえば、反応温度=
400℃およびN/C=2.0では、熱力学的に計算さ
れる各アミンの平衡生成化はそれぞれMMA=
0.288、DMA=0.279およびTMA=0.433である。
従来触媒ではTMA生成反応が比較的速いので、
反応生域を通じてDMA生成比あるいはDMA生
成比/TMA生成比がこの平衡値を上回ることは
なく、従つて前記のように常に多量のTMAおよ
びMMAを分離後に反応系に再循環しなければな
らなかつた訳である。反応温度ないしN/C比を
上げることによつて反応平衡そのものを移動させ
てDMA生成の向上を計ることは可能であるが、
反応温度の上昇によつて不純物生成量が増大し、
また未反応アンモニア循環量の増大により装置が
大型化する等の理由から、この手段は必ずしも経
済的に有利なものとはならない。 従来触媒のもう一つの問題点は、副成不純物量
が多いということである。従来触媒のアミン収率
(反応したメタノールがMMA、DMAおよび
TMAに転化した割合)は96.5〜97.5%であつて、
残りの2.5〜3.5%のメタノールはC2〜C6オレフイ
ン類、ジメチルモノエチルアミン、モノメチルモ
ノエチルアミン、二酸化炭素、ホルムアルデヒ
ド、ジメチルエーテル等に変するのであるが、こ
れらの不純物の副成はアミン収率を低下させるば
かりでなく、メチルアミンの分離生成工程に大き
な影響を与える。たとえば、ある種の液状不純物
は系内に蓄留塔の分離効率を著るしく悪化させ
る。またガス状不純物は凝縮器に蓄積して、伝熱
効率を低下させる。 先行技術 メタノールとアンモニアとの気相接触反応に使
用すべき触媒として、特殊な製法によつて合成さ
れたある種のゼオライトが提案されている(特開
昭54−148708号および同55−104234号)。 〔〕 発明の概要 要 旨 本発明は上記の点に解決を与えることを目的と
しジメチルアミン合成触媒として特定のゼオライ
トを使用することによつてこの目的を達成しよう
とするものである。 従つて、本発明によるメチルアミンの製造法
は、天然産モルデナイトの存在下にメタノールと
アンモニアとを反応させてジメチルアミンを熱力
学的に計算される理論平衡値より高い選択率で生
成させることを特徴とするものである。 効 果 モルデナイト系ゼオライトはTMA生成を著る
しく抑制する能力があり、これを触媒として使用
することによつて通常の条件下で平衡組成以上の
DMAが得られる。すなわち、この触媒は、メチ
ルアミン合成反応に際して従来の固体酸触媒には
見られない特異的なDMA選択性を示す。 モルデナイト系ゼエライト触媒の他の大きな特
長は、前記のような不純物の副成量が非常に少な
いということである。すなわち、従来の固体酸触
媒の場合と同じ反応条件の下でモルデナイトを使
用すると、アミン収率は従来触媒の場合に比べて
2〜3%向上し、不純物の量は従来触媒の場合の
約1/3〜1/5に減少する。その結果、メタノール原
単位はさらに向上し、しかも分離精製工程の操業
性および効率は大幅に改善されることになる。 特に天然産モルデナイトは、DMAの選択性が
高く、不純物の生成量が少い。 〔〕 発明の具体的説明 1 ゼオライトの触媒能 触媒として種々のゼオライトを使用した実験
(比較例2〜4)から、一般にゼオライトが固
体酸触媒としてメチルアミン合成反応に触媒活
性を示すこと、特に有効細孔径が5Å前後の分
子ふるい作用を有するゼオライトがある程度高
いDMA選択性を持つこと、が判明した。これ
は、ゼオライトの細孔入口の立体的な障害によ
つて反応物および生成物中最中も分子径の大き
いTMA分子の細孔内からの離脱が妨げられる
結果、TMA生成反応が抑制されてDMA選択
性が向上することによるものと考えられる。 細孔径が5Å前後の分子ふるい作用を持つゼ
オライトにはゼオライトA、グメリナイト、シ
ヤバサイ、モルデナイト等種々のものがある
が、それぞれのゼオライトで外部表面活性、有
効細孔径分布あるいは固体酸特性等に差異があ
る。すなわち、あるものはDMA選択性向上の
効果が小さく、またあるものではメタノールと
アンモニアないしアミンとの間の脱水反応がア
ミンとアンモニアとの間の反応(不均化反応)
に比較して遅いので、メタノール転化率が低い
域ではDMA選択性は高くてもメタノール転化
率が高い域ではアミンとアンモニアとの間の反
応が平衡まで進んでしまい、従つて全体として
反応速度が大きくてかつ最終的にDMA生成比
を顕著に高めうる触媒はこれらの中でも限られ
たものになる。 このような状況のもとにおいて、有効細効径
が約1〜約5Åのモルデナイト系ゼオライトは
メタノールとアンモニアとの気相接触反応によ
るメチルアミンの合成に高い触媒活性を示し、
特にDMAの選択率を熱力学平衡以上に増大さ
せるという特異的な効果を示す。 2 モルデナイト系ゼオライト モルデナイト(mordenite)は、下式で表わ
される斜方系結晶性アルミノシリケートであ
る。 Me1/o(AiSi5O12)・3H2O (ここで、Meはn価のアルカリまたはアルカ
リ土類金属原子たは水素を表わす) Meにはイオン交換性があり、モルデナイト
の有効細孔径は交換カチオンの大きさによつて
影響を受ける。一般に、大きいカチオンで交換
されたものは、小さい有効細孔径をもつものを
与える。また、この交換カチオンは、ゼオライ
トの固体酸特性にも影響を与えるほか、それ自
体が触媒活性を助長あるいは阻害する場合もあ
り、これによつて反応速度が変化する。従つ
て、モルデナイト系ゼオライト触媒の活性およ
び選択性は、交換カチオンの種類と量とによつ
て変化することになる。どのようなモルデナイ
トも、たとえば金属カチオンが全て水素イオン
で交換されたものであつても、従来触媒に比べ
て高いDMA選択性を示すが、最高度の活性お
よび選択性を得るために適当な種類のカチオン
を適量交換する必要がある。 実験結果によれば、天然産モルデナイトの組
成は特に高いDMA選択性を与える。天然産モ
ルデナイトは下式で表わされ、不純物として若
干の水晶またはモンモリロナイト等を含む。 (Cax/z、Ky、Naz)(AlSi5O12)・3H2O (ここで、x+y+z=1、x/z、yおよび
zは、それぞれ0.1〜0.6) x〜zの値および不純物の種類と量は産地に
よつて多少異なるが、全て約5Åの有効細効径
を持ち、DMA選択性に関しては同様な効果を
与える。 これらのモルデナイトを特徴づけるX線パタ
ーンの例は、下表に示す通りである。
触反応によりジメチルアミンを製造する方法に関
する。さらに具体的には、本発明は、使用する触
媒に特色を有するジメチルアミンの気相接触合成
法に関する。 メチルアミンは、アルミナ、シリカ等の固体酸
触媒(以下、従来触媒という)の存在下にメタノ
ールとアンモニアとを気相で高温で反応させるこ
とにより製造されるのがふつうである。この反応
では、アンモニアの水素原子の一部または全部が
置換されて、モノメチルアミン(以下、MMAと
記す)、ジメチルアミン(以下、DMAと記す)
およびトリメチルアミノ(以下、TMAと記す)
の三種のメチルアミンが同時に生成する。それぞ
れのアミンは反応生成物から分離されて、三種の
うちでは商品需要の圧倒的に多いDMAは最終製
品として利用され、需要の少ないMMAおよび
TMAは大部分が反応系に転送されて再利用され
る。 メチルアミンの反応生成物からDMAを分離す
るには蒸留が行なわれるが、DMAの蒸留は容易
ではない。何故ならば、共存するTMAが水、他
のアミンおよび水反応メタノールとそれぞれ共沸
混合物を形成するので、DMAまたはDMA−
TMA共沸混合物の回収およびDMA−TMA共沸
混合物からDMAの回収、ならびにMMAおよび
TMAの回収等が必要となつて、操作の繁雑化、
装置の大型化および消費エネルギー量の増大が避
けられないからである。 従つて、合成反応系においてDMAの生成を促
すとともにTMAの生成を抑制することは、
DMA精製工程のユーテイリテイコストの軽減お
よび装置の小型化に直接つながることである。 しかしながら、三種のメチルアミンの最終的な
生成比率は熱力学的に決まり、温度が高いほど、
また反応混合物中の窒素原子数と炭素原子数の比
N/Cが高いほど、DMA生成比率が高くかつ
TMA生成比率が低い。たとえば、反応温度=
400℃およびN/C=2.0では、熱力学的に計算さ
れる各アミンの平衡生成化はそれぞれMMA=
0.288、DMA=0.279およびTMA=0.433である。
従来触媒ではTMA生成反応が比較的速いので、
反応生域を通じてDMA生成比あるいはDMA生
成比/TMA生成比がこの平衡値を上回ることは
なく、従つて前記のように常に多量のTMAおよ
びMMAを分離後に反応系に再循環しなければな
らなかつた訳である。反応温度ないしN/C比を
上げることによつて反応平衡そのものを移動させ
てDMA生成の向上を計ることは可能であるが、
反応温度の上昇によつて不純物生成量が増大し、
また未反応アンモニア循環量の増大により装置が
大型化する等の理由から、この手段は必ずしも経
済的に有利なものとはならない。 従来触媒のもう一つの問題点は、副成不純物量
が多いということである。従来触媒のアミン収率
(反応したメタノールがMMA、DMAおよび
TMAに転化した割合)は96.5〜97.5%であつて、
残りの2.5〜3.5%のメタノールはC2〜C6オレフイ
ン類、ジメチルモノエチルアミン、モノメチルモ
ノエチルアミン、二酸化炭素、ホルムアルデヒ
ド、ジメチルエーテル等に変するのであるが、こ
れらの不純物の副成はアミン収率を低下させるば
かりでなく、メチルアミンの分離生成工程に大き
な影響を与える。たとえば、ある種の液状不純物
は系内に蓄留塔の分離効率を著るしく悪化させ
る。またガス状不純物は凝縮器に蓄積して、伝熱
効率を低下させる。 先行技術 メタノールとアンモニアとの気相接触反応に使
用すべき触媒として、特殊な製法によつて合成さ
れたある種のゼオライトが提案されている(特開
昭54−148708号および同55−104234号)。 〔〕 発明の概要 要 旨 本発明は上記の点に解決を与えることを目的と
しジメチルアミン合成触媒として特定のゼオライ
トを使用することによつてこの目的を達成しよう
とするものである。 従つて、本発明によるメチルアミンの製造法
は、天然産モルデナイトの存在下にメタノールと
アンモニアとを反応させてジメチルアミンを熱力
学的に計算される理論平衡値より高い選択率で生
成させることを特徴とするものである。 効 果 モルデナイト系ゼオライトはTMA生成を著る
しく抑制する能力があり、これを触媒として使用
することによつて通常の条件下で平衡組成以上の
DMAが得られる。すなわち、この触媒は、メチ
ルアミン合成反応に際して従来の固体酸触媒には
見られない特異的なDMA選択性を示す。 モルデナイト系ゼエライト触媒の他の大きな特
長は、前記のような不純物の副成量が非常に少な
いということである。すなわち、従来の固体酸触
媒の場合と同じ反応条件の下でモルデナイトを使
用すると、アミン収率は従来触媒の場合に比べて
2〜3%向上し、不純物の量は従来触媒の場合の
約1/3〜1/5に減少する。その結果、メタノール原
単位はさらに向上し、しかも分離精製工程の操業
性および効率は大幅に改善されることになる。 特に天然産モルデナイトは、DMAの選択性が
高く、不純物の生成量が少い。 〔〕 発明の具体的説明 1 ゼオライトの触媒能 触媒として種々のゼオライトを使用した実験
(比較例2〜4)から、一般にゼオライトが固
体酸触媒としてメチルアミン合成反応に触媒活
性を示すこと、特に有効細孔径が5Å前後の分
子ふるい作用を有するゼオライトがある程度高
いDMA選択性を持つこと、が判明した。これ
は、ゼオライトの細孔入口の立体的な障害によ
つて反応物および生成物中最中も分子径の大き
いTMA分子の細孔内からの離脱が妨げられる
結果、TMA生成反応が抑制されてDMA選択
性が向上することによるものと考えられる。 細孔径が5Å前後の分子ふるい作用を持つゼ
オライトにはゼオライトA、グメリナイト、シ
ヤバサイ、モルデナイト等種々のものがある
が、それぞれのゼオライトで外部表面活性、有
効細孔径分布あるいは固体酸特性等に差異があ
る。すなわち、あるものはDMA選択性向上の
効果が小さく、またあるものではメタノールと
アンモニアないしアミンとの間の脱水反応がア
ミンとアンモニアとの間の反応(不均化反応)
に比較して遅いので、メタノール転化率が低い
域ではDMA選択性は高くてもメタノール転化
率が高い域ではアミンとアンモニアとの間の反
応が平衡まで進んでしまい、従つて全体として
反応速度が大きくてかつ最終的にDMA生成比
を顕著に高めうる触媒はこれらの中でも限られ
たものになる。 このような状況のもとにおいて、有効細効径
が約1〜約5Åのモルデナイト系ゼオライトは
メタノールとアンモニアとの気相接触反応によ
るメチルアミンの合成に高い触媒活性を示し、
特にDMAの選択率を熱力学平衡以上に増大さ
せるという特異的な効果を示す。 2 モルデナイト系ゼオライト モルデナイト(mordenite)は、下式で表わ
される斜方系結晶性アルミノシリケートであ
る。 Me1/o(AiSi5O12)・3H2O (ここで、Meはn価のアルカリまたはアルカ
リ土類金属原子たは水素を表わす) Meにはイオン交換性があり、モルデナイト
の有効細孔径は交換カチオンの大きさによつて
影響を受ける。一般に、大きいカチオンで交換
されたものは、小さい有効細孔径をもつものを
与える。また、この交換カチオンは、ゼオライ
トの固体酸特性にも影響を与えるほか、それ自
体が触媒活性を助長あるいは阻害する場合もあ
り、これによつて反応速度が変化する。従つ
て、モルデナイト系ゼオライト触媒の活性およ
び選択性は、交換カチオンの種類と量とによつ
て変化することになる。どのようなモルデナイ
トも、たとえば金属カチオンが全て水素イオン
で交換されたものであつても、従来触媒に比べ
て高いDMA選択性を示すが、最高度の活性お
よび選択性を得るために適当な種類のカチオン
を適量交換する必要がある。 実験結果によれば、天然産モルデナイトの組
成は特に高いDMA選択性を与える。天然産モ
ルデナイトは下式で表わされ、不純物として若
干の水晶またはモンモリロナイト等を含む。 (Cax/z、Ky、Naz)(AlSi5O12)・3H2O (ここで、x+y+z=1、x/z、yおよび
zは、それぞれ0.1〜0.6) x〜zの値および不純物の種類と量は産地に
よつて多少異なるが、全て約5Åの有効細効径
を持ち、DMA選択性に関しては同様な効果を
与える。 これらのモルデナイトを特徴づけるX線パタ
ーンの例は、下表に示す通りである。
【表】
【表】
本発明で触媒として使用するモルデナイトは
その有効細効径が5Å前後のものが特に好まし
いが、一般に4〜10Å程度の有効細孔径のもの
が本発明は使用可能である。なお、有効細孔径
が約5Åのモルデナイトでは、アンモニア、メ
タノール、MMA、DMAおよび水の各分子は
その細孔の入口を通過することができるのに対
して分子径の大きいTMA分子は通過を妨げら
れ、その結果TMA生成反が抑制されてDMA
選択性が向上するものと解される。 触媒としてのモルデナイト系ゼオライトは、
合目的的な形態、たとえば、錠剤、顆粒、その
他、であるべきである。 3 メタノールとアンモニアとの反応 本発明によるメチルアミンの製造法は、使用
する触媒がモルデナイト系ゼオライトであると
いう点に留意すれば、従来触媒を使用したメタ
ノールとアンモニアとの気相接触反応によるも
のと本質的には変わらない。 反応温度は300〜500℃程度、好ましくは350
〜450℃程度、反応圧力は常圧〜30気圧(ゲー
ジ)程度、好ましくは15〜25気圧(ゲージ)程
度、供給アンモニア/メタノール重量比0.3〜
1.9(またはN/C=0.5〜3.5)程度好ましくは
0.8〜1.5(またはN/C=1.5〜2.8)程度の条件
がふつうである。このような条件では、メタノ
ールとアンモニアないしアミンとの間の脱水反
応の速度は従来触媒使用の場合とほゞ同等であ
り、メタノール転化率97〜99%でTMA生成量
は従来触媒使用の場合より約30%減少し、
DMA生成量は約30%増大する。 モルデナイト触媒は、従来触媒と異なつて、
反応率が低いほどDMA選択率が高くなる。従
つて、メタノール転化率を犠牲にすることによ
りDMA選択率をさらに向上させることが可能
である。しかし、その場合には残留メタノール
の回収あるいは処理が問題となることから、工
業的にはメタノール転化率を95%以上で操業す
ることが好ましい。 4 実験例 比較例 1 従来触媒であるシリカアルミナ15mlを内径16mm
のステンレス鋼製反応管に充填し、350〜400℃の
温度および20気圧の圧力において、アンモニア/
メタノール混合物(重量比50/50または60/40)
を0.4〜1.6g/分の流速で流通させて、2〜3時
間後に第3表の反応生成物を得た。 比較例 2 シヤバサイトを触媒として比較例1と同様な条
件で反応試験を行なつて、第3表の結果を得た。 比較例 3 ゼオライト4aを触媒として比較例1と同様な
条件で反応試験を行なつて、第3表の結果を得
た。 比較例 4 ホージヤサイトを触媒として比較例1と同様な
条件で反応試験を行なつて、第3表の結果を得
た。 実施例 1 第1表のX線回析パターンを示す天然産モルデ
ナイトを触媒として比較例1と同様な条件で反応
試験を行なつて、第3表の結果を得た。 実施例 2 第2表のX線回析パターンを示す天然産モルデ
ナイトを触媒として比較例1と同様な条件で反応
試験を行なつて、第3表の結果を得た。 比較例 5 Na型合成モルデナイト(スモールポートモル
デナイト)のNaイオンの一部をCaイオンで交換
したものを触媒として、比較例1と同様な条件で
反応試験を行なつて、第3表の結果を得た。 比較例 6 Na型合成モルデナイト(スモールポートモル
デナイト)のNaイオンを水素イオンで交換した
ものを触媒として、比較例1と同様な条件で反応
試験を行なつて、第3表の結果を得た。
その有効細効径が5Å前後のものが特に好まし
いが、一般に4〜10Å程度の有効細孔径のもの
が本発明は使用可能である。なお、有効細孔径
が約5Åのモルデナイトでは、アンモニア、メ
タノール、MMA、DMAおよび水の各分子は
その細孔の入口を通過することができるのに対
して分子径の大きいTMA分子は通過を妨げら
れ、その結果TMA生成反が抑制されてDMA
選択性が向上するものと解される。 触媒としてのモルデナイト系ゼオライトは、
合目的的な形態、たとえば、錠剤、顆粒、その
他、であるべきである。 3 メタノールとアンモニアとの反応 本発明によるメチルアミンの製造法は、使用
する触媒がモルデナイト系ゼオライトであると
いう点に留意すれば、従来触媒を使用したメタ
ノールとアンモニアとの気相接触反応によるも
のと本質的には変わらない。 反応温度は300〜500℃程度、好ましくは350
〜450℃程度、反応圧力は常圧〜30気圧(ゲー
ジ)程度、好ましくは15〜25気圧(ゲージ)程
度、供給アンモニア/メタノール重量比0.3〜
1.9(またはN/C=0.5〜3.5)程度好ましくは
0.8〜1.5(またはN/C=1.5〜2.8)程度の条件
がふつうである。このような条件では、メタノ
ールとアンモニアないしアミンとの間の脱水反
応の速度は従来触媒使用の場合とほゞ同等であ
り、メタノール転化率97〜99%でTMA生成量
は従来触媒使用の場合より約30%減少し、
DMA生成量は約30%増大する。 モルデナイト触媒は、従来触媒と異なつて、
反応率が低いほどDMA選択率が高くなる。従
つて、メタノール転化率を犠牲にすることによ
りDMA選択率をさらに向上させることが可能
である。しかし、その場合には残留メタノール
の回収あるいは処理が問題となることから、工
業的にはメタノール転化率を95%以上で操業す
ることが好ましい。 4 実験例 比較例 1 従来触媒であるシリカアルミナ15mlを内径16mm
のステンレス鋼製反応管に充填し、350〜400℃の
温度および20気圧の圧力において、アンモニア/
メタノール混合物(重量比50/50または60/40)
を0.4〜1.6g/分の流速で流通させて、2〜3時
間後に第3表の反応生成物を得た。 比較例 2 シヤバサイトを触媒として比較例1と同様な条
件で反応試験を行なつて、第3表の結果を得た。 比較例 3 ゼオライト4aを触媒として比較例1と同様な
条件で反応試験を行なつて、第3表の結果を得
た。 比較例 4 ホージヤサイトを触媒として比較例1と同様な
条件で反応試験を行なつて、第3表の結果を得
た。 実施例 1 第1表のX線回析パターンを示す天然産モルデ
ナイトを触媒として比較例1と同様な条件で反応
試験を行なつて、第3表の結果を得た。 実施例 2 第2表のX線回析パターンを示す天然産モルデ
ナイトを触媒として比較例1と同様な条件で反応
試験を行なつて、第3表の結果を得た。 比較例 5 Na型合成モルデナイト(スモールポートモル
デナイト)のNaイオンの一部をCaイオンで交換
したものを触媒として、比較例1と同様な条件で
反応試験を行なつて、第3表の結果を得た。 比較例 6 Na型合成モルデナイト(スモールポートモル
デナイト)のNaイオンを水素イオンで交換した
ものを触媒として、比較例1と同様な条件で反応
試験を行なつて、第3表の結果を得た。
【表】
【表】
第4表は、第3表に示された、実施例1、実施
例2、比較例5および比較例6の結果をもとに作
製されたものであつて、上記各実験例における
DMA選択率、TMA選択率、アミン収率および
不純物生成率を示すものである。 この第4表から、天然モルデナイト触媒(実施
例1および実施例2)は、合成モルデナイト触媒
(比較例5および比較例6)に比べて、DMA選
択率、アミン収率が高く、TMA選択率、不純物
生成率は低いことがわかる。
例2、比較例5および比較例6の結果をもとに作
製されたものであつて、上記各実験例における
DMA選択率、TMA選択率、アミン収率および
不純物生成率を示すものである。 この第4表から、天然モルデナイト触媒(実施
例1および実施例2)は、合成モルデナイト触媒
(比較例5および比較例6)に比べて、DMA選
択率、アミン収率が高く、TMA選択率、不純物
生成率は低いことがわかる。
Claims (1)
- 1 天然産のモルデナイトの存在下にメタノール
とアンモニアとを反応させてジメチルアミンを熱
力学的に計算される理論平衡値より高い選択率で
生成させることを特徴とする、メチルアミンの製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56053887A JPS57169444A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Preparation of methylamine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56053887A JPS57169444A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Preparation of methylamine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57169444A JPS57169444A (en) | 1982-10-19 |
| JPH0227335B2 true JPH0227335B2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=12955234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56053887A Granted JPS57169444A (en) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | Preparation of methylamine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57169444A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4737592A (en) * | 1984-11-16 | 1988-04-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Selected chabazite zeolites as catalysts for conversion of methanol and ammonia to diemethylamine |
| US4918234A (en) * | 1987-10-13 | 1990-04-17 | Air Products And Chemicals, Inc. | Shape selective catalysts for C2 to C4 alkanol amination |
| JP3449629B2 (ja) * | 1992-12-11 | 2003-09-22 | 三井化学株式会社 | メチルアミン類の製造方法 |
| TW360628B (en) * | 1994-05-11 | 1999-06-11 | Mitsui Chemicals Inc | Process for the preparation of methylamines |
| JP3811205B2 (ja) * | 1994-12-07 | 2006-08-16 | 三菱レイヨン株式会社 | ジメチルアミンの製法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4191709A (en) * | 1978-02-06 | 1980-03-04 | Imperial Chemical Industries Limited | Manufacture of amines from alcohols with zeolite FU-1 catalysts |
| BE875674A (fr) * | 1978-04-21 | 1979-10-18 | Ici Ltd | Production d'amines |
-
1981
- 1981-04-10 JP JP56053887A patent/JPS57169444A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57169444A (en) | 1982-10-19 |
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