JPH02274244A - 人工血管およびその製造法 - Google Patents

人工血管およびその製造法

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JPH02274244A
JPH02274244A JP1094797A JP9479789A JPH02274244A JP H02274244 A JPH02274244 A JP H02274244A JP 1094797 A JP1094797 A JP 1094797A JP 9479789 A JP9479789 A JP 9479789A JP H02274244 A JPH02274244 A JP H02274244A
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blood vessel
artificial blood
cells
endothelial cells
collagen
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Yasunori Morohoshi
諸星 保憲
Toshihide Maeyama
前山 俊秀
Tsunero Okuma
大熊 恒郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は人工血管およびその製造法に係り、抗血栓性の
優れた人工血管およびその製造法を提供しようとするも
のである。
(産業上の利用分野) 人工血管とその製造技術。
(従来の技術) 人工血管は従来から知られており、即ち一般法としてポ
リエチレンフタレートを素材とし、これを紡糸して得ら
れるポリエステル繊維を編織してチューブ状とし、これ
に襞をつけてキング現象(屈曲によって折れる現象)を
防止したものや、ポリテトラフルオロエチレンをチュー
ブ状に成形し延伸加工して結節と小繊維よりなる多孔質
組織としたものが用いられている。即ちこれらのものを
人工血管として用いると管壁の構造が有孔化されている
ため、その隙間に細胞が侵入生育し生体化する利点があ
り、前記したような人工血管が生体に移植されると、先
ず血液と接触する内表面に凝血層が生じ、この上に細胞
が増殖して抗血栓性の内膜形成をなすものである。
ところで血管についてはその内面が1層の内皮細胞で覆
われており、この内皮細胞には抗血栓性機能の存在する
ことが証明されている。従って斯うしだ内皮細胞の抗血
栓性を利用する考えは古くから存在したが、内皮細胞の
採取培養技術が伴わないことから実現が困難であった。
然し1978年にヘリング(Herring)等により
自家内皮細胞を、いわゆる播種法により人工血管に接着
させることで抗血栓性を向上することが報告され(Je
erringM、B、et al、: A Singl
e−staged technjque forsee
ding vascular grafts with
 autogenousendothelium、 S
urgery 84: 498.1978.)、以後そ
の有用性が各種文献において確められている(Stan
ley、 J、C,et al、: Enhanced
 patency ofsmall−diameter
、 externally 5upported Da
cronilio−femoral grafts  
5eedecl wtth endothelialc
ells、 Surgery 92: 994+ 19
82.)+ (Shepard、 A、D。
at al、: Endotbelial cell 
seeding of small−caliber 
5ynthetic  grafts  in  th
e baboon、Surgery99  :  31
8. 1986.)、  (Schmidt、  S、
P、  eむ al、:  Effectsof  a
ntiplatelet agents  in co
mbination  withendothelia
l  cell  seeding  on  sma
ll−diameterDacron  vascul
ar  graft performance  in
  the  caninecarotid arte
ry model、  J、  Vasc、  Sur
g、  2:  898+1985、)。また近年、臨
床応用の報告が散見されるようになってきた(Herr
ing、 M、B、 et al、: Seeding
human arterial prostheses
 1vith mechanicallyderive
d  endothelium、  The  det
rimental  effecむ 0fsn+oki
ng、 J、 Vasc、 Surg、 1: 279
+ 1984)+ (Ilerring。
M、B、 et al、: Endothelial 
seeding of polytetrafluor
oethylene popliteal bypas
ses、 A preliminaryreport、
 J、 Vasc、 Surg、 6: 114.19
87)。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来一般法の場合、最初に生成する凝血層の厚
さは1.0〜1.5 nrにも達し、しかも内膜形成も
充分でないので血栓の誘発を生じ易い。従って四肢末梢
の小口径動脈または静脈の血行再建の際、満足できる人
工血管は未だ得られていない。
比較的太い大腿動脈閉塞に対してすら自家静脈が最も適
した代用血管と考えられており、動脈硬化性疾患の増加
しつつある今日、抗血栓性の優れた人工血管開発は血管
外科医にとって重要な課題である。
斯うした問題を解消すべく播種法により自家内皮細胞を
人工血管に接着させる前記の従来法は、採取した内皮細
胞をプリクロッティングの血液に混入させる方法であっ
て、この技術には幾つかの避は得ない問題点がある。即
ち以下の如くである。
■ 採取される使用可能な細胞数が少<、播種できる細
胞数も一定でない。
■ 播種した細胞が必ずしも全て接着するとは限らず、
充分接着するまでにどの程度の時間を必要とするのか不
明で、細胞採取時の障害から回復させるにはどうしたら
よいか不明である。
■ 植込まれた細胞が剥離し易い。
即ちトリプシンやコラゲナーゼ等による細胞の障害は、
洗浄によって直ちに取除かれるものでなく、その後数時
間も影響を持続するとされており、内皮細胞は障害を受
けたような状態では抗血栓どころか、逆に血栓形成性に
働く可能性も指摘されている。播種を行っている施設で
は播種した細胞を1度培養系に移したり (Shepa
rd、 A、D、 et al、二Endotheli
al cell seeding of small−
calibersynthetic grafts i
n the  baboon、 Surgery 99
:31L 1986.)+ (Graham、 L、M
、、 et al、: Expandedpolyte
trafluoroethylene vascula
r prosthesesseeded with e
nzymatically derived and 
culturedcanine endothelia
l cells、 Surgery 91: 55(L
1982) 、脂肪組織から大量に内皮細胞を取ったり
することが報告され(Jarrell、 B、E、 e
t al、: Useof freshly 1sol
ated capillary endothelia
l cellsfor the immediate 
establishment of a monola
yeron a vascular graft at
 surgery、  Surgery 100 :3
92、1986)、いろいろと方法を改良し解決を図っ
ているが完全となし難い。
又、大量の細胞を播種し、数時間で融合させ、移植時人
工血管の内面を完全に内皮細胞で被覆してしまう方法も
検討されているが(Schneider。
RA、Durability of confluen
t endothelvil  cellmonola
yers  on  small−caliber  
vuscular prosthesesin vit
ro Surgery; 103: 456−462.
1988) 、生体内での検討では、1週間での細胞被
覆率は75.8%と、まだ十分ではない(Tonnen
baum G+ High−density seed
ing of cultured endotheli
al cells 1eads to rapid c
overage of Potytetrafluor
ethylene grafts、 Current 
Surgery; 318−321+1987)。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明者等は上記したような従来技術の問題を解決する
ことについて検討を重ね、予め人工血管に内皮細胞を接
着増殖させ、完全状態に内皮細胞で覆われた、所謂自家
内皮細胞被覆人工血管の開発研究を重ね、本発明を完成
した。即ち本発明によるものは以下の如くである。
1、生体移植用の人工血管であって、該人工血管基材に
おける血液接触側の面に移植対象である生体の血管にお
ける自家内皮細胞が緻密に被覆された状態となっている
ことを特徴とした人工血管。
2、人工血管用基材の血液接触側の面に移植対象である
生体の血管より採取した内皮細胞を播種し、これを生体
外の培養系において培養し、前記した血液接触側の面が
上記内皮細胞によって緻密に被覆された状態となるよう
に該内皮細胞を増殖することを特徴とする人工血管の製
造法。
36予め人工血管用基材の播種面にコラーゲンを被覆し
、血管内皮細胞の培養、増殖をRITC80−7に牛脂
児血清および成長因子を加えた培地を用いて行う前記2
項に記載の人工血管の製造法。
なお上記したような本発明人工血管用基材としては従来
から人工血管として用いられているものは何れも採用で
き、ポリエステル繊維を編織したもの、ポリテトラフル
オロエチレンを延伸加工し結節と小繊維より成る多孔質
構造としたもの等が人工血管としての実績が豊富である
ことから好ましいものであることは言うまでもない。
又血管内皮細胞の体外培養により緻密な被覆が行われる
まで増殖させるためには培地として線維芽細胞の無血清
培養用の培地であるRITC80−7に牛脂児血清およ
び成長因子を加えたものを使用することが好ましい。
このような牛脂児血清を添加しない場合には血管内皮細
胞は殆ど増殖しないが、牛脂児血清を添加しその濃度を
高めるに従って増殖が刺戟され、第1図に示すように高
い血清の要求性が示される。
なお成長因子としては特に牛脳抽出液および酸性線維肺
細胞成長因子が有効である。
又血管内皮細胞の体外培養で目標とする緻密な被覆が得
られるまでの増殖を行うためには血管内皮細胞の人工血
管用基材への播種に先だって播種面にコラーゲンを被覆
することが必須であり、これは初期の接着に有効である
。更に播種用内皮細胞の生体血管からの採取に際しては
トリプシン、コラゲナー°ゼ等の適当な酵素を用いて行
うことが好適である。
なお、第1図は培地としてRITC80−7+酸性線維
芽細胞成長因子20 ng/ml+ベバリン25μg/
mlに各濃度の牛脂児血清を加えたもので、細胞数計数
を4日間に行い、コラーゲン被覆は濃度25μg/−で
行ったものである。なお、図中矢印は播種細胞数を示す
ものである。
(作用) 本発明による人工血管を生体移植に用いると、人工血管
内面に内皮細胞が接着増殖されて緻密被覆状態となって
いることから細胞数の問題が解決されると共に接着も充
分となり、細胞採取の際の障害からも回復した状態で内
皮細胞を利用せしめ、内皮細胞の抗血栓性機能を充分に
得しめる。
即ち内皮細胞の抗血栓機能であるプロスタサイクリンの
産出能も本発明で使用した細胞で確認された。
(実施例) 本発明によるものの具体的な実施例について説明すると
、以下の如くである。
実施例1 これは培養皿上でのコラーゲン被覆の効果についてのも
のである。
大内皮細胞を酵素法で採取し初代培養を行った。
即ち気管内挿管全府下で雑種成人の外頚静脈を露出し、
全身ヘパリン化の後、約19cm摘出し、静脈の両切断
端よりチューブを挿入し、ヘパリン加CM F −P 
B S  (Ca”、 Mg”のない燐酸緩衝ン夜)に
て赤血球を除去した後、内腔に!llTc 80−7培
地を充たし培養室へ直ちに搬送した。CMF−PBSで
洗浄後、内腔に0.1%コラゲナーゼ液(type r
Sigma Chemical Co、 Mo USA
)を注入し室温で10分間静置した。
次いでこれを採取し、120Orpm、5分間の遠心処
理をなし沈渣の細胞をRrTC80−7+ 10%牛脂
児血清(Flow Lab、、 North Ryde
 Au5tralia) +成長因子(3%牛脳抽出液
または酸性線維芽細胞成長囚子20ng/n+j!+ヘ
パリン25μg/m (1)で再浮遊させ、35鶴プラ
スチック培養皿(LuxMiles 5cientif
ic、 IL US^)で培養した。
この操作を5回50分まで行い、計5個の皿で初代培養
を行った。継代は25calの組織培養フラスコ(Fa
lcon  Becton Dickinson La
bware NJ LISA製)を用いて行った。5個
の皿の中、平滑筋細胞、線繊芽細胞混入のみられない皿
の内皮細胞を同培地で培養し、緻密被覆の状態で0.0
05%トリプシン(type m Sigma)を用い
て三分割して継代した。なお培養は7%0□、5%CO
2,88%N2の低酸素条件で行い、検討には継代数4
の内皮細胞を用いた。
細胞の分散、計数はCMF−PBSで2度軽く洗浄した
後、0.075%プロナーゼ(pronase) −B
+ 0.02%EDTA (エチレンジアミンテトラ酢
酸でCa−,Mg”−等2価の金属イオンのキレート剤
)+CMF−PBSを用いて分散し、セルカウンター(
Coulter Electronics Inc、 
FL USA製)により細胞数を数えた。
コラーゲン被覆は、0.25%タイプ■コラーゲン(呉
羽化学社製)をCMF  PBSで適当な濃度とし、こ
れに1時浸すことにより被覆せしめ、被覆後CMF−P
BSで軽く洗浄した。
走査電顕標本は、燐酸塩緩衝1.6%グルタルアルデヒ
ドで約12時間、4°Cで固定し、アセトン系列で脱水
し、酢酸イソアミルで置換後、臨界点乾燥、金蒸着して
作製し、S−450型走査電子顕微鏡(日立社製)で観
察した。
上記したような大内皮細胞の増殖を検討した結果は第2
図の如くであって、コラーゲン被覆のない場合は倍加時
間が45時間であり、特に播種細胞数が少いと成長因子
を加えても第3図に顕微鏡写真を示すように極めて拡が
りにくい形態を示し緻密被覆になり難いものであったが
25μg7ml濃度のコラーゲン被覆を行った場合には
倍加時間20時間とその増殖が刺戟され、第4図のよう
に小石状の外観を示す形態をとった。
第2図は培地としてRrTc80−7+10%牛脂児血
清+牛脳抽出液を使用し、穴当り10,000の播種細
胞数で培地交換を2日に1回行ったもので、測定値は繰
り返し実験3回の平均である。また、Oはコラーゲン被
覆を25μg/1111で行った場合を示し、・はコラ
ーゲン被覆を行わない場合を示す。
更にコラーゲン濃度を変えて第2図に準する条件で内皮
細胞増殖への影啓を検討した結果は第5図に示す如くで
あり、コラーゲン濃度7.5μg/rdまで細胞の増殖
は刺戟されたが、それ以上の濃度となっても実質的に変
化のないものであった。
なお、第5図の細胞数計数は4日目に行い、測定値は繰
り返し実験6回の平均である。
実施例2 これはコラーゲン被覆の効果についてのもので、基材が
延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンの場合のもので
ある。
実施例1において述べたところと同様に採取し培養した
大内皮細胞を用い、結節とそれら結節をつなぐ微小繊維
より成る延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン(結節
間平均距離:10μm)上でのコラーゲン被覆の細胞増
殖に及ぼす影響を検討した結果は第6図に示す如くであ
り、細胞の分散、計数、コラーゲン被覆の方法について
は実施例1に記載したところと同様に行ったが、細胞が
完全に分散されたかどうかは分散した後に基材の先頭標
本を作成し、細胞の残存しないことを確認した。
またCMF−PBSで洗浄の際に人工血管上に受動的に
載っている細胞のみが洗い落され、充分接着した細胞が
洗浄操作で剥落しないことを見るため、洗浄に用いたC
MF  PBSを倒立顕微鏡で観察し球形の単一細胞だ
けが浮遊していることを確認した。
第6図は培地としてRITC80−7÷10χ牛脂児血
清+酸性線維芽細胞成長因子で20 ng/ mA’+
ベパリン25μg/dを用い、細胞数計数は自社につい
ては1日口、黒柱については6日目に行ったものである
。ここでの増殖率は6日目の細胞数の1日口の細胞数に
対する比であり、測定値は繰り返し実験2回の平均であ
る。また、破線は播種細胞数を示す。
即ち第6図から明かなようにコラーゲン被覆を行わない
場合には細胞の接着率は4.5%で、細胞は殆んど接着
、増殖を示していないが、コラーゲン濃度を大とすると
細胞の接着率は急激に増加し、コラーゲン濃度7.5〜
75μg/m !!で45%前後と最大状態を示すが、
更に濃度を高めると接着率は逆に低下する。又1日口の
接着細胞数に対する6日目の細胞数の比は延伸多孔質ポ
リテトラフルオロエチレン上における真の細胞増殖を示
すと考えられるが、これをコラーゲンの濃度別でみると
、コラーゲン濃度25μg/m (lで7.9と最大で
、コラーゲン濃度がこれより高くても低くてもその増殖
比は低下するものであった。
このような結果の仔細は必ずしも明かでないが、コラー
ゲンが存在しないと、本素材の疎水性などにより、細胞
は接着増殖できず、又コラーゲンが厚くコーティングさ
れると、逆に細胞の移動が妨げられて、増殖に不利なの
ではないかと考えられ、コラーゲンの最適濃度と認めら
れる25μg/m 1の被覆では走査電子顕微鏡でもコ
ラーゲンの繊維は観察されない程度であって、細胞は僅
かに延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン上に付いた
このコラーゲンを足場として接着した後、自ら産生した
マトリックスを足場として増殖するものと推定される。
また、このマトリックス被覆が余り厚いと接着した細胞
と共にマトリックスごと剥離される可能性も考えられる
実施例3 これは基材がポリエステル繊維編織布の場合のものであ
る。
実施例1と同しに採取、培養した大内皮細胞を用い、オ
ートクレーブで滅菌したポリエステル繊維11”!布(
Knitted Dacron : Meadox M
edtcals。
Inc、 NJ USA製造)上での培養、増殖を行っ
た。
コラーゲン被覆の濃度は25μg/mffと2.5 m
g/m 1の2水準となし、上記編織布上での内皮細胞
接着の走査電子顕微鏡写真は前記実施例1と同様の方法
で得た結果は第7図に示す如くである。
コラーゲン被覆の濃度を前記実施例2の延伸多孔質ポリ
テトラフルオロエチレンの場合と同じく25μg/ny
 1とすると、上記編織布上ではその表面の凹凸が大き
いため細胞は第7図(a)のようにポリエステル繊維織
布上にへばりつくのみであり、同図(b)のようにコラ
ーゲンを厚く被覆し、繊維間を埋めるようにしないと人
工血管全面を内皮細胞で完全に覆うことは難しいことが
知られた。
実施例4 これは成長因子の効果についてのものである。
実施例1において述べたところと同様に採取、培養した
大内皮細胞を用い、その成長因子に対する反応性を検討
した。
即ち、上皮成長因子を抜いたtTc80−7に10%牛
脂児血清を加えて培地とし、これに上皮成長因子(EG
F)10ng/m6、酸性線維芽細胞成長因子(F G
 F)  20ng/mffを加えてその増殖を検討し
た結果は第8図の如くであった。第8図において破線は
播種細胞数を示し、自社はコラーゲン被覆を25μg/
−で行った場合を示し、黒柱はコラーゲン被覆なしの場
合を示し、又細胞数の計数は7日目であって、測定値は
繰返し実験3回の平均値を示すものであるが、この第8
図に明かなように上皮成長因子、酸性線維芽細胞成長因
子を加えない場合はコラーゲン被覆された皿上で僅かに
増殖がみられるのみであった。これに対し上皮成長因子
Long/mffを添加すると、添加しない場合に比し
約2倍の増殖刺戟が認められたが、酸性線維芽細胞成長
因子20ng/ml!、ヘパリン25μg/m j+の
添加ではコラーゲン被覆のみの場合、約16倍に相当し
た増殖促進が得られた。
又上皮成長因子、酸性線維芽細胞成長因子を共に加える
と軽度であるが更に増殖が刺戟された。
実施例5 実施例1と同様に採取、培養した大内皮細胞を用い、抗
血栓性機能の存否を確認すべくプロスタサイクリンの産
生能を検討した。
プロスタサイクリンの測定は12穴培養皿で緻密被覆に
近い状態まで培養した継代数4の大内皮細胞を用い、プ
ロスタサイクリンの産生能を、6ke to−プロスタ
グランジンF1αを測定することによって求めた。即ち
基礎培地MEMに緩衝液の)IEPE53.3 mg/
ml 、 NaHCO31,4mg/mll 、 I 
NNaOH7,5/II!/mlを加え、p)17.4
とし、これによって2度洗浄し、更に30分子備培養し
た後、刺戟物質を添加した。即ちブロスタサイタリン産
生刺戟物質としてはアラキドン酸(5μg/m l S
igma)Az*+1.t (2X 10−6M Si
gma)ブラデイキニン(bradykinin: 5
X10−’M%  5 Xl0−6M、 Protei
nRes In5t、 0saka)を各々の濃度にM
EMで溶解したものを用い、刺戟物質添加後30分でこ
れを築め、MEM中の6  keto−プロスタグラン
ジンF1αを直接検出する方法のRIA(ラジオイミン
ノアクセイ)で測定した。なおアラキドン酸刺戟時の6
−keto−プロスタグランジンF1α産生量は、6−
keto−プロスタグランジンF1αとアラキドン酸の
交差活性を考慮し補正した。またシクロオキシゲナーゼ
(cyclooxygenase)の阻害物質であるイ
ンドメタシン(indomethacin: 3.3 
X 10−bM、薫育製薬)を刺戟物質添加前10分に
加えてプロスタサイクリンの産生抑制についても検討を
加えた。実験中は37℃に保ち、5−keto−プロタ
グランジンF1αの産生量は細胞数10’当りで表した
結果は第9図の如くである。第9図で黒柱はインドメタ
シンなしの場合を示し、0柱はインドメタシン3.3X
10−hMの場合を示し、検定はt−検定によるもので
ある。即ち、バザール(Basal)の160±69μ
g/細胞数10’に比し、アラキドン酸、A23111
7の刺戟では夫々1720=!=330.1680±7
30 pg/細胞数10’と約10倍の6  keto
−プロスタグランジンF1α産生量を示し、又インドメ
タシン3.3XlO−hMの投与によりその産生が抑え
られた。
また生理活性物質であるプラディキニンによる刺戟では
バザール250±40pg/細胞数10’に対し、ブラ
ディキニン5X10−’Mで340±80μg/細胞数
1OS、同じ< 5 X 10−’Mノ刺戟テ410 
+40μg/1tPl胞数10’と濃度に依存して6 
 keto−プロスタグランジンFlαの産生が刺戟さ
れる傾向が認められた。
実施例6 実施例2と同じ培養条件で、細胞の接着率を検討した。
これは培養人工血管作成のための基礎的培養条件を決定
するだめのものである。
即ち、第1表にその結果を示すように延伸多孔質ポリテ
トラフルオロエチレンではコラーゲン被覆によっても3
0〜50%しか接着せず、これは通常の培養皿の場合に
比し2ないし1/3である。本素材は疎水性であり、表
面に凹凸がみられ、これが細胞の接着を妨げている可能
性があると考えられた。走査電顕での観察では細胞は1
時間以内に接着してくるが本素材の結節とのみ接着し、
この表面形状が細胞の接着を妨げている可能性が示唆さ
れた。
併し時間をかけて培養すると細胞は増殖し略に全面を被
覆した。(第21図) 第   1   表 実施例7 これは血管内皮細胞の緻密な被覆を完成させるだめの条
件についてのものである。
実施例1におけると同じに採取、培養した大内皮細胞を
用い、結節と微小繊維よりなる延伸多孔質ポリテトラフ
ルオロエチレン(平均結節間距渭は10μm)上での播
種細胞数を変えて増殖試験を行い、実際の円筒状人工血
管に細胞を植え込む際に問題となる、どれだけの細胞を
播種したときに、どれだけの期間培養すれば人工血管の
内面全域を覆う状態を形成し得るかを検討した結果は第
10図の如くであった。なおこの場合の細胞の分散、計
数、コラーゲン被覆の方法は何れも実施例1と同じであ
る。
第10図で培地はRITC80−7+ 10χ生胎児血
清+酸性線維芽細胞成長因子20 ng/艷十ベバリン
25μg7mlを用い、コラーゲン被覆は25μg/m
lで行い、測定値は繰り返し実験2回の平均である。
また、○は播種細胞数26/ 龍2を、△は同180/
sm2を、×は同360/mW”を、・は皿上での比較
対照基準で播種細胞数26/ m12を示す。
第10図の播種細胞数別増殖曲線から目標の細胞数を8
00/mm”とすると、180/n”の播種で5日、3
60/ua”では4日培養することが必要である。この
ように、僅かなコラーゲンを足場として、細胞を接着さ
せた後は、細胞自らマトリックスを産生させ、これを足
場に増殖させることで、細胞の接着は強固となり、また
生体に最も近い内膜状態となると考えられる。
さらに時間をかけて、増殖させることで細胞分散時の障
害から回復させ得るものである。また細胞骨格の研究か
らは培養内皮細胞が視覚的に充分緻密な被覆となってか
ら更に数日おかないと生体と同様な被覆状態とならない
という報告もあり、充分な時間をかけて人工血管基材上
で培養することが必要と考えられ、前記培養日数に更に
数日を加えた培養をなすことが好ましい。
実施例8 これは本発明の人工血管の製造についてのものである。
雑種成人をチオベンクールナトリウム25mg/kgの
静脈内投与で麻酔導入した後気管内挿管全麻下(酸素、
ハロセンにて維持)に全身ヘペリン化(1000/kg
)を行い、外頚静脈を約10cmにわたり摘出した。摘
出した静脈の両断端よりチューブを挿入しヘベリン加C
a”、 Mg”無添加燐酸緩衝液のCMF−PBSで赤
血球を除去した後線維芽細胞の無血清培養用1’;! 
I T C80−7培地を内腔に充たして内皮細胞の有
効性維持を計り培養室に搬送した。
内腔を再びCMF  PBSで洗浄しO81%コラゲナ
ーゼ溶液を充たし内皮細胞を採取した。10分毎50分
間これを繰り返し、5つの培養皿で初代培養を行った。
平滑筋細胞、線維芽綱胞の混入の見られない皿を培養瓶
に移し、三分割して継代培養した。培地はRI T C
80−7+10%牛脂児血清+酸性線維芽細胞成長囚子
20ng/ ml、+ヘパリン25μg/dを用い、タ
イプ■コラーゲン(呉羽化学社製)を被覆した培養皿で
Of 7%、CO□5%、N288%と低酸素の条件で
培養した。
人外頚静脈由来内皮細胞は初代培養後1ケ月以内に継代
数2〜3に達し実験にはこれを用いた。
人工血管は内径4mg+、7cm長の延伸多孔質ポリテ
トラフルオロエチレン人工血管(結節間平均距離:30
ts、ジャパンボアテックス社製)ヲ用い、又鉛を埋め
込んだポリスチレン性の蓋を作製しこれを人工血管の両
断端に装着した。更に第11図に示すように錘として人
工血管に細胞毒性の無いステンレス線を巻きガラス性の
培養皿に入れオートクレーブで滅菌した。CMF−PB
Sで5μg/1Illの濃度としたタイプIコラーゲン
溶液を人工血管内腔に満たし、30分間静置した後これ
を吸引し人工血管を120°回転し再度コラーゲン溶液
を満たした。これを3回繰り返し内腔面全域にコラーゲ
ン被覆した。次いで培地で300〜450/mm”の播
種密度となるよう調節した大内皮細胞浮遊液を作製し、
これを人工血管内腔に注入し1時間静置した。
人工血管を120°回転した後内腔の細胞浮遊液を吸引
後新たな綱胞浮′M液を注入しコラーゲン被覆と同様に
やはり3回これを繰り返して人工血管内腔面全体に細胞
を接着させた尚、回転角度は、人工血管を全く回転させ
ない場合に細胞は人工血管の173周にのみ接着ずつこ
とから1206とした。人工血管内の乾燥を防ぐ為、細
胞播種時より培養皿内に100−の培地を満たし、細胞
播種の操作は全てこの中で行った。4日に1回培地を交
換し約1週間培養した。培養条件はシート状素材での検
討結果に基づいたが、接着%が30〜50%と幅のある
結果であったことより安全%を見込んで設定した。内皮
被覆人工血管は同時に同じ物を3本作製し、植込直前に
1本の内腔面をヘマトキシリン染色し人工血管内面が略
々全域にわたって内皮細胞で被覆されていることを確認
した(第12図)。
実施例9 これは本発明の人工血管の生体移植実験についてのもの
である。
即ち実施例7で製造した内皮細胞で被覆した延伸多孔質
ポリテトラフルオロエチレン人工血管を犬に自家移植し
た。細胞採取時と同様に気管内挿管全府下に、両側頚動
脈、大腿動脈を露出した。
全身ヘパリン化の後動脈にプルドッグ鉗子をかけ血流を
遮断し動脈を約2cra切除した。ここに両断端を各々
fell切除し5G長とした実施例8の人工血管を移植
し対側に同径同長の無処理の延伸多孔質ポリテトラフル
オロエチレン人工血管を比較例として移植した。6−0
ナイロン連続にて端端吻合したが合計頚動脈に4対、大
腿動脈に3対計4頭の犬に移植した。抗凝固剤、抗血小
板薬は術中使用したヘパリン以外術前、術中、術後を通
じて一切使用しなかった。又、術中、ベントシリン0.
5g点滴静注し、500 rniの補液を原則とした。
移植後7日目に気管内挿管全府下で移植人工血管を摘出
した。先ず全身ヘパリン化を行い吻合部も含めて人工血
管を摘出しヘパリン加生理食塩水にて内腔を洗浄した。
その後人工血管を長軸方向に割断し内面を写真盪影した
。1.6%ゲルタールアルデヒドで6時間固定し、人工
血管の近位側、中央部、遠位側6龍角を走査電顕の標本
とした。
残りをホルマリン固定し、ヘマトキシリン−エオシン染
色し先頭標本を作製した。前記走査電子顕微鏡標本はゲ
ルタールアルデヒド固定後、アセトン、イソアミルアセ
テートで脱水し臨界点乾燥、金蒸着しS−450走査型
電子顕微鏡(日立社製)で観察した。又、開存した人工
血管中央部の内腔面を10箇所走査電顕下、x 200
 (面積0.175−0.185龍2)で写真揚影しコ
スモゾーンIsオートアナライザーシステムにコン社製
)にて内皮細胞被覆面積を計測し、内皮細胞被覆率を算
出した。
肉眼的観察の結果は第2表に示す通りであって比較例で
は移植した7氷中3本のみの開存に対し実施例8の人工
血管では、7本生6本が開存していた。閉塞例では何れ
も人工血管全長にわたる血栓の充満をみた。比較例の1
例に吻合部の狭窄を見、組織学的検索でも手技上の失敗
と考えられたが、他の例では吻合部の狭窄を認めなかっ
た。開存例では実施例8の人工血管の場合、内腔面は光
沢のある平坦、平滑な一様の面であったが、全体に斑な
赤色部分が認められた。比較例群でも同様に赤色部分と
白色部分の混在が認められたが、全体として光沢の無い
不規則な隆起を伴った面状として観察さ゛れた(第13
図)。
第 表 組織学的検索において走査電顕像では実施例7の人工血
管の中央部では平坦な一層の細胞が連続的に表面を覆っ
ていた(第14図)。細胞は血流方向に延び、個々の細
胞にはマイクロヴイライが見られ典型的な内皮細胞の形
態を呈していた(第15図)。細胞間の接合部は硬く接
合した成熟な部分とやや離開した未成熟な部分が見られ
た。血小板、多核白血球は内皮細胞の表面への接着は極
めて少なく、この未成熟な細胞間結合部に多く接着して
いる傾向がみられた(第15図)。第14図に示すよう
に細胞の下層は延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン
人工血管の結節が透見出来るほど薄く、角度をつけて観
察すると細胞層は、第16図に示すように延伸多孔質ポ
リテトラフルオロエチレン表面の凹凸により波打つよう
に存在する。また細胞間離間部から観察すると第17図
のように内皮細胞と延伸多孔質ポリテトラフルオロエチ
レン人工血管との間にはほとんど結合織や血栓の存在し
ない部分が多く観察された。しかし、一部に延伸多孔質
ポリテトラフルオロエチレンの透見出来ないところも見
られこれらは流血下に置かれた時、延伸多孔質ポリテト
ラフルオロエチレン上の内皮細胞が剥離してその後周囲
の細胞が増殖し覆ったものと考えられた。比較例では血
小板、白血球、赤血球を含む血栓でほぼ全域が覆われて
おり内皮細胞は見られなかった。血栓の厚さは一様でな
く薄い所では延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンの
表面の露出している所も見られた。−人工血管の中央部
での内皮細胞については第1表に示すように比較例では
内皮細胞が全く観察されず、実施例8の人工血管では9
8.5%と極めて高い被覆率を示した。人工血管吻合部
付近は人工血管と動脈との間に人工による解離があった
為十分な観察はできなかったが、中央部とほぼ同様の所
見であった。特に比較例ではパヌス生成に伴う内皮細胞
の被覆は十分ではなかった。
第18図に示すように、電顕像では実施例8の人工血管
は略々全長に渡ってその内面を一層の内皮細胞が覆って
いた。細胞と延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンと
の間は大部分が細胞成分、マトリックスが存在せず、内
部被膜はほぼ細胞−層の厚さであった。
延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレン人工血管の間隙
には血液成分が充満し、一部血栓となっていたが、器質
化は見られなかった。人工血管間隙の内腔側には多核白
血球、マクロファージが多く見られたが、これは比較例
も同様であった。実施例8の人工血管の閉塞した一例で
は人工血管内面には内皮細胞は全く見られながったが、
微小膿瘍の所見がみられた。比較例ではほぼ全面に厚さ
不均一な血栓の付着がみられ(第19図)、吻合部は一
部に軽度のパヌス生成が見られた。
「発明の効果」 以上説明した。ような本発明によるときは、従来の内皮
細胞利用人工血管における問題点、即ち採取できる内皮
細胞の数、採取時の障害、人工血管への接着上の問題、
植込み細胞の剥離等を有効に解決し、プロスタサイクリ
ン産生能を有し、抗血栓性にイ1れているだけでな(、
生体適合性賦与においても好ましく、それらの特性を長
期に亘って保持せしめ得る人工血管を提供し得るもので
あり、更にはそうした自家内皮細胞被覆人工血管を効率
的且つ容易に製造し得るなどの効果を有しており、医学
的ないし工業的にその効果の大きい発明である。
なお本発明のように採取した血管内皮細胞を培養系に移
すことにより平滑筋細胞、線維芽細胞の混入が抑制され
、それらの混入による内皮細胞の接着障害、傷内膜の過
形成などを防止し得ることは明かである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は大内皮細胞の増殖に対する血清の影響を要約した図表
、第2図はコラーゲン被覆の有無が大内皮細胞の増殖曲
線に及ぼす影響を示した図表、第3図はコラーゲン被膜
がない場合の増殖犬内皮細胞に関する拡がり、第4図は
コラーゲン被覆のある場合の同様な拡がり状態を示した
各位相差顕微鏡写真、第5図は大内皮細胞の増殖に及ぼ
すコラーゲン被覆の影響を示した図表、第6図は延伸多
孔質ポリテトラフルオロエチレンに対する大内皮細胞の
接着、増殖に及ぼすコラーゲン被覆の影響を示した図表
、第7図は編織ポリエステルに対する大内皮細胞の走査
電子顕微鏡写真、第8図は大内皮細胞の成長因子に対す
る影響を示したグラフ、第9図は増殖入内皮細胞に関す
るプロスタサイクリンの産生能を示したグラフ、第10
図は播種細胞数側に延伸多孔質ポリテトラフルオロエチ
レン上での大内皮細胞増殖曲線を示した図表、第11−
a図は円筒状培養人工血管の作製方法を示す概要図、第
11−b図は該人工血管の作製の過程を示す写真、第1
2図は移植前の培養人工血管の写真、第13図は移植後
1週間の摘出人工血管の内面を示す写真、第14〜17
図は培養人工血管の走査電顕写真、第18図は培養人工
血管の光顕写真、第19図は無処理のEPTFE人工血
管(比較例)の光顕写真、第20図は培養の初期及び後
期における人工血管の走査電顕写真、第21図はEPT
FE人工血管上での接着増殖過程を播種細胞数120/
mm”で1,4及び7日目において撮影した光顕写真で
ある。 第2図 培 蒼 日 数 第1図 COムg@n濃度(μ9/−) 特開平?−274244(11) duplicateX 6 w1lcoxoイs test 土芒蚤 養 日 数 手続主甫正書(方式) 平成元年8月22日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.生体移植用の人工血管であって、該人工血管基材に
    おける血液接触側の面に移植対象である生体の血管にお
    ける自家内皮細胞が緻密に被覆された状態となっている
    ことを特徴とした人工血管。
  2. 2.人工血管用基材の血液接触側の面に移植対象である
    生体の血管より採取した内皮細胞を播種し、これを生体
    外の培養系において培養し、前記した血液接触側の面が
    上記内皮細胞によって緻密に被覆された状態となるよう
    に該内皮細胞を増殖することを特徴とする人工血管の製
    造法。
  3. 3.予め人工血管用基材の播種面にコラーゲンを被覆し
    、血管内皮細胞の培養、増殖をRITC80−7に牛胎
    児血清および成長因子を加えた培地を用いて行う請求項
    2に記載の人工血管の製造法。
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