JPH022760B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022760B2 JPH022760B2 JP6698984A JP6698984A JPH022760B2 JP H022760 B2 JPH022760 B2 JP H022760B2 JP 6698984 A JP6698984 A JP 6698984A JP 6698984 A JP6698984 A JP 6698984A JP H022760 B2 JPH022760 B2 JP H022760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- infrared
- outgas
- satellite
- cooling plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 発明の技術分野
本発明は人工衛星に搭載された赤外線検知器の
機能を阻害するアウトガスが該検知器の赤外線入
射窓に付着するのを防止するための冷却板構造に
関するものである。
機能を阻害するアウトガスが該検知器の赤外線入
射窓に付着するのを防止するための冷却板構造に
関するものである。
(b) 技術の背景
最近の資源探査衛星に搭載される赤外線カメラ
用の赤外線検知器にはHgCdTe等の多元半導体よ
り成る光量子型の検知素子が用いられている。こ
れらは高感度であり応答速度も早いけれども赤外
線の光路がアウトガスによつて妨害されると該検
知器をもつ高度の観測信頼性も忽ち失なわれる結
果となる。このため前記赤外線の光路妨害要因で
あるアウトガスが前記検知器の赤外線入射窓に付
着せずしかも冷却機能のすぐれた放射冷却器の開
発が強く要望されている。
用の赤外線検知器にはHgCdTe等の多元半導体よ
り成る光量子型の検知素子が用いられている。こ
れらは高感度であり応答速度も早いけれども赤外
線の光路がアウトガスによつて妨害されると該検
知器をもつ高度の観測信頼性も忽ち失なわれる結
果となる。このため前記赤外線の光路妨害要因で
あるアウトガスが前記検知器の赤外線入射窓に付
着せずしかも冷却機能のすぐれた放射冷却器の開
発が強く要望されている。
(c) 従来技術の問題点
第1図は放射冷却器の構成と従来の冷却板構造
を説明するための図であり、aは側断面図、bは
従来の赤外線検知器周辺の冷却板構造を示す斜視
図である。同図において1は衛星本体、2は衛星
側面、3は地球、4は赤外線、5はミラー、6は
赤外線検知器、7は検知器の赤外線入射窓、8は
検知器固定板、9は冷却板、9′は放熱面、10
はガス吸入孔、11はガス放出孔、15は反射
板、16はシールド板、20はアウトガス、21
は断熱材、25はネジをそれぞれ示している。
を説明するための図であり、aは側断面図、bは
従来の赤外線検知器周辺の冷却板構造を示す斜視
図である。同図において1は衛星本体、2は衛星
側面、3は地球、4は赤外線、5はミラー、6は
赤外線検知器、7は検知器の赤外線入射窓、8は
検知器固定板、9は冷却板、9′は放熱面、10
はガス吸入孔、11はガス放出孔、15は反射
板、16はシールド板、20はアウトガス、21
は断熱材、25はネジをそれぞれ示している。
第1図に示す如く放射冷却器40は人工衛星本
体1の一側面2に搭載されていて該衛星本体1に
具備されたミラー5を介して対象物たる地球3か
らの赤外線4を地球の鉛直線と直交する矢印X方
向で受光する赤外線検知器6と、検知器固定板8
を介してネジ25によつて該検知器6が取付けら
れた面を前記衛星本体1側に向け、その反対面を
放熱面9′として宇宙空間50側へ向けた冷却板
9および前記宇宙空間50からたとえば矢印F方
向に入射する第1地球放射25を遮蔽するシール
ド板16と、矢印G方向から入射する第2地球放
射30を反射して矢印G′方向へ放射する反射板
15とを具備して成る。そして前記冷却板9には
前記衛星本体1および前記放射冷却器40の前記
シールド板16、前記反射板15と衛星側面2と
で形成される空間部に充填した断熱材21から発
生するアウトガス20を前記宇宙空間50側へ放
出するためのガス吸入孔10と、ガス放出孔11
とが設けられており矢印A方向の前記アウトガス
20はまず前記検知器6の赤外線入射窓7に接触
した後矢印A′方向から前記冷却板9の上下に設
けたガス吸入孔10を経てガス放出孔11から矢
印B方向すなわち前記宇宙空間50側へ放出され
る構造になつている。しかしながらこの構造では
標準温度20℃(293〓)が維持されている前記衛
星本体1側から侵入したガスと前記断熱材21か
ら発生したガスとで合成されたアウトガス20の
放射経路が複雑でかつ距離も長いため真空で超低
温(100〓)環境にある前記赤外線検知器6の赤
外線入射窓7には大量の前記アウトガス20が付
着して凍結現象を生じ該検知器6に入射する前記
赤外線4が妨害されて透過度が劣化し前記検知器
6の観測信頼性を低下されていた。
体1の一側面2に搭載されていて該衛星本体1に
具備されたミラー5を介して対象物たる地球3か
らの赤外線4を地球の鉛直線と直交する矢印X方
向で受光する赤外線検知器6と、検知器固定板8
を介してネジ25によつて該検知器6が取付けら
れた面を前記衛星本体1側に向け、その反対面を
放熱面9′として宇宙空間50側へ向けた冷却板
9および前記宇宙空間50からたとえば矢印F方
向に入射する第1地球放射25を遮蔽するシール
ド板16と、矢印G方向から入射する第2地球放
射30を反射して矢印G′方向へ放射する反射板
15とを具備して成る。そして前記冷却板9には
前記衛星本体1および前記放射冷却器40の前記
シールド板16、前記反射板15と衛星側面2と
で形成される空間部に充填した断熱材21から発
生するアウトガス20を前記宇宙空間50側へ放
出するためのガス吸入孔10と、ガス放出孔11
とが設けられており矢印A方向の前記アウトガス
20はまず前記検知器6の赤外線入射窓7に接触
した後矢印A′方向から前記冷却板9の上下に設
けたガス吸入孔10を経てガス放出孔11から矢
印B方向すなわち前記宇宙空間50側へ放出され
る構造になつている。しかしながらこの構造では
標準温度20℃(293〓)が維持されている前記衛
星本体1側から侵入したガスと前記断熱材21か
ら発生したガスとで合成されたアウトガス20の
放射経路が複雑でかつ距離も長いため真空で超低
温(100〓)環境にある前記赤外線検知器6の赤
外線入射窓7には大量の前記アウトガス20が付
着して凍結現象を生じ該検知器6に入射する前記
赤外線4が妨害されて透過度が劣化し前記検知器
6の観測信頼性を低下されていた。
(d) 発明の目的
本発明は上記従来の欠点を是正するためになさ
れたもので、赤外線検知器の信頼性を阻害するア
ウトガスが該検知器の赤外線入射窓に付着するの
を抑制するアウトガスのバイイパス構造を有する
放射冷却器を提供することを目的とするのであ
る。
れたもので、赤外線検知器の信頼性を阻害するア
ウトガスが該検知器の赤外線入射窓に付着するの
を抑制するアウトガスのバイイパス構造を有する
放射冷却器を提供することを目的とするのであ
る。
(e) 発明の構成
そしてこの目的は本発明によれば人工衛星に搭
載され、対象から放射する赤外線を受光する赤外
線検知器と、該検知器が取付けられた面を前記衛
星側に向け、その反対面を放熱面として宇宙空間
側へ向けた冷却板とを具備して成る放射冷却器の
前記冷却板に、前記衛星側の検知器周辺部を通し
て前記宇宙空間側へ通じるアウトガスのバイパス
構造を付設したことを特徴とする放射冷却器を提
供することによつて達成される。
載され、対象から放射する赤外線を受光する赤外
線検知器と、該検知器が取付けられた面を前記衛
星側に向け、その反対面を放熱面として宇宙空間
側へ向けた冷却板とを具備して成る放射冷却器の
前記冷却板に、前記衛星側の検知器周辺部を通し
て前記宇宙空間側へ通じるアウトガスのバイパス
構造を付設したことを特徴とする放射冷却器を提
供することによつて達成される。
(f) 発明の実施例
以下本発明の実施例を図面によつて詳述する。
第2図は本発明による赤外線検知器周辺の冷却
板構造を示す斜視図である。同図において前図と
同等の部分については同一符号を付しており、1
8は検知器固定板に設けた切欠、19はバイパス
孔をそれぞれ示す。なお本発明は赤外線検知器6
の固定板8の構造ならびに冷却板9の前記検知器
6の取付部の構造改良に係ものであるため、これ
に関する説明を重点的に行ない前第1図と重複す
る全体構成の説明は適宜省略する。
板構造を示す斜視図である。同図において前図と
同等の部分については同一符号を付しており、1
8は検知器固定板に設けた切欠、19はバイパス
孔をそれぞれ示す。なお本発明は赤外線検知器6
の固定板8の構造ならびに冷却板9の前記検知器
6の取付部の構造改良に係ものであるため、これ
に関する説明を重点的に行ない前第1図と重複す
る全体構成の説明は適宜省略する。
第2図に示す如く本発明の放射冷却器は赤外線
検知器6を冷却板9に固定するための検知器固定
板8に切欠18を設け、かつ前記冷却板9の前記
検知器固定板8の下に方形の開口を形成し、固定
板を取付けた際切欠18に対応する部分バイパス
孔19が形成されるようにした点に特徴がある。
そしてこの特徴、すなわち検知器の周囲を通して
宇宙空間側に抜けるバイパス孔19によつて、矢
印A方向のアウトガス20は前記冷却板9に設け
たガス吸入孔10への矢印A′で示した迂回経路
を経ることなく、したがつて赤外線入射窓7近傍
における滞流もなく矢印A″方向へ直進しスムー
ズに前記バイパス孔19を経てガス放出孔11か
ら矢印B方向に放出されることになるので前記検
知器6の赤外線入射窓7に付着凍結して前記赤外
線4の透過を阻害する前記アウトガス20は著し
く減少し該検知器6の赤外線観測信頼性は長期間
にわたつて保証されることになる。
検知器6を冷却板9に固定するための検知器固定
板8に切欠18を設け、かつ前記冷却板9の前記
検知器固定板8の下に方形の開口を形成し、固定
板を取付けた際切欠18に対応する部分バイパス
孔19が形成されるようにした点に特徴がある。
そしてこの特徴、すなわち検知器の周囲を通して
宇宙空間側に抜けるバイパス孔19によつて、矢
印A方向のアウトガス20は前記冷却板9に設け
たガス吸入孔10への矢印A′で示した迂回経路
を経ることなく、したがつて赤外線入射窓7近傍
における滞流もなく矢印A″方向へ直進しスムー
ズに前記バイパス孔19を経てガス放出孔11か
ら矢印B方向に放出されることになるので前記検
知器6の赤外線入射窓7に付着凍結して前記赤外
線4の透過を阻害する前記アウトガス20は著し
く減少し該検知器6の赤外線観測信頼性は長期間
にわたつて保証されることになる。
(g) 発明の効果
以上詳細に説明したように本発明の放射冷却器
は赤外線検知器の赤外線入射窓に付着凍結して前
記検知器の機能を阻害するアウトガスを冷却板の
前記検知器取付部周辺に設けたバイパス構造によ
つて的確に排出し得るといつた効果大なるもので
ある。
は赤外線検知器の赤外線入射窓に付着凍結して前
記検知器の機能を阻害するアウトガスを冷却板の
前記検知器取付部周辺に設けたバイパス構造によ
つて的確に排出し得るといつた効果大なるもので
ある。
第1図は放射冷却器の構成と、従来の冷却板構
造を説明するための図、第2図は本発明の冷却板
構造を説明するための図である。 図面において1は衛星本体、2は衛星側面、3
は地球、4は赤外線、5はミラー、6は赤外線検
知器、7は赤外線入射窓、8は検知器固定板、9
は冷却板、10はガス吸入孔、11はガス放出
孔、15は反射板、16はシールド板、18は検
知器固定板に設けた切欠、19はバイパス孔、2
0はアウトガス、21は断熱材、25は第1地球
放射、30は第2地球放射、47は赤外線検知器
6,冷却板9,反射板15,シールド板16,断
熱材21を具備した放射冷却器、50は宇宙空間
をそれぞれ示す。
造を説明するための図、第2図は本発明の冷却板
構造を説明するための図である。 図面において1は衛星本体、2は衛星側面、3
は地球、4は赤外線、5はミラー、6は赤外線検
知器、7は赤外線入射窓、8は検知器固定板、9
は冷却板、10はガス吸入孔、11はガス放出
孔、15は反射板、16はシールド板、18は検
知器固定板に設けた切欠、19はバイパス孔、2
0はアウトガス、21は断熱材、25は第1地球
放射、30は第2地球放射、47は赤外線検知器
6,冷却板9,反射板15,シールド板16,断
熱材21を具備した放射冷却器、50は宇宙空間
をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 人工衛星に搭載され、対象から放射する赤外
線を受光する赤外線検知器と、該検知器が取付け
られた面を前記衛星側に向け、その反対面を放熱
面として宇宙空間側へ向けた冷却板とを具備して
成る放射冷却器の前記冷却板に、前記衛星側の検
知器周辺部を通して前記宇宙空間側へ通じるアウ
トガスのバイパス構造を付設したことを特徴とす
る放射冷却器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6698984A JPS60209398A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 放射冷却器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6698984A JPS60209398A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 放射冷却器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60209398A JPS60209398A (ja) | 1985-10-21 |
| JPH022760B2 true JPH022760B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=13331930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6698984A Granted JPS60209398A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 放射冷却器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60209398A (ja) |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP6698984A patent/JPS60209398A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60209398A (ja) | 1985-10-21 |
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