JPH02280022A - 磁歪式トルク検出器 - Google Patents
磁歪式トルク検出器Info
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- JPH02280022A JPH02280022A JP10203989A JP10203989A JPH02280022A JP H02280022 A JPH02280022 A JP H02280022A JP 10203989 A JP10203989 A JP 10203989A JP 10203989 A JP10203989 A JP 10203989A JP H02280022 A JPH02280022 A JP H02280022A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、磁気ひずみ効果によってトルクの検出を行
うのに利用される磁歪式トルク検出器に関するものであ
る。 (従来の技術) 第6図および第7図はこの種の磁気ひずみ効果を利用し
たトルク検出器の概略構造を示すものであって、この磁
歪式トルク検出器51は、定盤。 車体、建屋等の支持体52に被測定軸支持用軸受53a
、53bを介して被測定軸54を回転自在に支持させ、
この被測定軸54としては磁気ひずみ効果を有する例え
ばFe−13重量%An合金や機械構造用鋼(SCM、
SNCMなど)を素材としたものを用い、第7図(a)
(b)にも示すように、表面に軸方向と±45度の角度
をなし且つ円周方向に複数の部分らんせ状溝55a。 55bを左右において対称となるように形成してこれら
の部分で透磁率の表皮効果による形状的な磁気異方性部
56a 、56bを設け、前記支持体52の端部側には
軸受ストッパー57a、57bを設けると共に内周側に
はヨーク58をねじ59により固定し、このヨーク58
には、前記被測定軸54に設けた磁気異方性部56a
、56bの近傍、すなわち、左右の部分らせん状溝55
a。 55bの各々の中心55a−c 、55b−cにコイル
60a、60bの中心60a−c、60b−cを一致さ
せたところに当該コイル60a。 60bを取り付け、前記ヨーク58およびコイル60a
、60bと被測定軸54との間で間隙61を設けた構造
をなすものである。 また、第8図(a)(b)に示すように、被611定軸
54として例えば同じ<Fe−13重量%An合金や機
械構造用m (SCM、SNCMなど)を素材としたも
のを用い、その表面に非磁性の電気良導体例えば銅より
なる部分らせん状薄膜65a、65bをめっきによって
形成することにより、これらの部分に形状的な磁気異方
性部56a 、56bを設けるようにしたものもあった
。さらには、第7図(a)(b)に示した部分らせん状
溝55a、55bの中に″非磁性の電気良導体例えば銅
を埋め込んで被測定軸54の表面を円周方向に滑らかな
ものにしたものもあった(例えば特開昭62−1851
36号公報)。 このような構造をもつ磁歪式トルク検出器51を用いて
トルクを検出する要領について説明すると、まず、トル
クの検出に先立って、第9図に示すように、二つのコイ
ル60a、60bと二つの抵抗66a 、66bとでブ
リッジ回路を形成し、対向する一方の接続点C−D間を
交流電源67の供給側(V i n)とし、対向する他
方の接続点A−B間を出力側(VD=VB−VA)とし
た回路構成とし、接続点C−D間を介して両コイル60
a、60bに各々交流の一定電圧(V i n)を加え
ておく、このようにすると、部分らせん状溝55a、5
5bや部分らせん状薄膜65a。 65bによって形成された形状磁気異方性部56a 、
56b 、間隙61.ヨーク58を通る磁気回路が両コ
イル60a、60bのまわりにそれぞれ形成される。 この状態において、被測定軸54に対して例えば右方向
にねじりトルクTが加わると、一方の部分らせん状溝5
5aや部分らせん状薄膜65aによって形成された一方
の磁気異方性部56aは引張変形を受けるとともに他方
の部分らせん状溝55bや部分らせん状薄膜65bによ
って形成された他方の磁気異方性部56bは圧縮変形を
受ける。例えば、磁歪定数入〉0を有する被測定軸54
を用いた場合には、引張変形では透磁率が増加し、圧縮
変形では透磁率が減少する。これによって、一方のコイ
ル60aのインダクタンスLAは増加し、他方のコイル
60bのインダクタンスLBは減少することになる。そ
して、被測定軸54に対して上記とは逆に左方向のねじ
りトルクが付加されたときには上記の場合と逆になる。 そこで、交流電源67により交流の一定電圧(V i
n)を加えた状態で被測定軸54にトルクTが加えられ
ると、接続点A−B間における出力電圧VD (=VB
−VA)は、 XRo XV i n となる。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の磁歪式トルク検出器5
1にあっては、被測定軸54を支持する支持体52にヨ
ーク58を介してコイル60a。 60bが取り付けられており、被測定軸54に軸方向の
大きな負荷が加わった場合には、被611定軸54とコ
イル60a、60bとの間においてそれらの相対的な位
置が軸方向にずれるのを許す構造となっていたため、軸
方向の大きな負荷が加わった場合に左右の磁気異方性部
56a、56bのインダクタンスLA 、LBが変化し
、インダクタンスLA 、LBの差がトルク検出器51
の出力となるため、軸方向の負荷が加わることによって
出力誤差を生じることがあるという課題があった6 (発明の目的) この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、被測定軸にその軸方向の大きな負荷が加わったと
きでもコイルを保持する部分には前記負荷が加わらない
ようにし、被測定軸とコイルとの間で軸方向の相対的な
位置ずれを生じないようにして出力の誤差を防止し、正
確なトルクの検出を行うことが可能である磁歪式トルク
検出器を提供することを目的としている。
うのに利用される磁歪式トルク検出器に関するものであ
る。 (従来の技術) 第6図および第7図はこの種の磁気ひずみ効果を利用し
たトルク検出器の概略構造を示すものであって、この磁
歪式トルク検出器51は、定盤。 車体、建屋等の支持体52に被測定軸支持用軸受53a
、53bを介して被測定軸54を回転自在に支持させ、
この被測定軸54としては磁気ひずみ効果を有する例え
ばFe−13重量%An合金や機械構造用鋼(SCM、
SNCMなど)を素材としたものを用い、第7図(a)
(b)にも示すように、表面に軸方向と±45度の角度
をなし且つ円周方向に複数の部分らんせ状溝55a。 55bを左右において対称となるように形成してこれら
の部分で透磁率の表皮効果による形状的な磁気異方性部
56a 、56bを設け、前記支持体52の端部側には
軸受ストッパー57a、57bを設けると共に内周側に
はヨーク58をねじ59により固定し、このヨーク58
には、前記被測定軸54に設けた磁気異方性部56a
、56bの近傍、すなわち、左右の部分らせん状溝55
a。 55bの各々の中心55a−c 、55b−cにコイル
60a、60bの中心60a−c、60b−cを一致さ
せたところに当該コイル60a。 60bを取り付け、前記ヨーク58およびコイル60a
、60bと被測定軸54との間で間隙61を設けた構造
をなすものである。 また、第8図(a)(b)に示すように、被611定軸
54として例えば同じ<Fe−13重量%An合金や機
械構造用m (SCM、SNCMなど)を素材としたも
のを用い、その表面に非磁性の電気良導体例えば銅より
なる部分らせん状薄膜65a、65bをめっきによって
形成することにより、これらの部分に形状的な磁気異方
性部56a 、56bを設けるようにしたものもあった
。さらには、第7図(a)(b)に示した部分らせん状
溝55a、55bの中に″非磁性の電気良導体例えば銅
を埋め込んで被測定軸54の表面を円周方向に滑らかな
ものにしたものもあった(例えば特開昭62−1851
36号公報)。 このような構造をもつ磁歪式トルク検出器51を用いて
トルクを検出する要領について説明すると、まず、トル
クの検出に先立って、第9図に示すように、二つのコイ
ル60a、60bと二つの抵抗66a 、66bとでブ
リッジ回路を形成し、対向する一方の接続点C−D間を
交流電源67の供給側(V i n)とし、対向する他
方の接続点A−B間を出力側(VD=VB−VA)とし
た回路構成とし、接続点C−D間を介して両コイル60
a、60bに各々交流の一定電圧(V i n)を加え
ておく、このようにすると、部分らせん状溝55a、5
5bや部分らせん状薄膜65a。 65bによって形成された形状磁気異方性部56a 、
56b 、間隙61.ヨーク58を通る磁気回路が両コ
イル60a、60bのまわりにそれぞれ形成される。 この状態において、被測定軸54に対して例えば右方向
にねじりトルクTが加わると、一方の部分らせん状溝5
5aや部分らせん状薄膜65aによって形成された一方
の磁気異方性部56aは引張変形を受けるとともに他方
の部分らせん状溝55bや部分らせん状薄膜65bによ
って形成された他方の磁気異方性部56bは圧縮変形を
受ける。例えば、磁歪定数入〉0を有する被測定軸54
を用いた場合には、引張変形では透磁率が増加し、圧縮
変形では透磁率が減少する。これによって、一方のコイ
ル60aのインダクタンスLAは増加し、他方のコイル
60bのインダクタンスLBは減少することになる。そ
して、被測定軸54に対して上記とは逆に左方向のねじ
りトルクが付加されたときには上記の場合と逆になる。 そこで、交流電源67により交流の一定電圧(V i
n)を加えた状態で被測定軸54にトルクTが加えられ
ると、接続点A−B間における出力電圧VD (=VB
−VA)は、 XRo XV i n となる。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の磁歪式トルク検出器5
1にあっては、被測定軸54を支持する支持体52にヨ
ーク58を介してコイル60a。 60bが取り付けられており、被測定軸54に軸方向の
大きな負荷が加わった場合には、被611定軸54とコ
イル60a、60bとの間においてそれらの相対的な位
置が軸方向にずれるのを許す構造となっていたため、軸
方向の大きな負荷が加わった場合に左右の磁気異方性部
56a、56bのインダクタンスLA 、LBが変化し
、インダクタンスLA 、LBの差がトルク検出器51
の出力となるため、軸方向の負荷が加わることによって
出力誤差を生じることがあるという課題があった6 (発明の目的) この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、被測定軸にその軸方向の大きな負荷が加わったと
きでもコイルを保持する部分には前記負荷が加わらない
ようにし、被測定軸とコイルとの間で軸方向の相対的な
位置ずれを生じないようにして出力の誤差を防止し、正
確なトルクの検出を行うことが可能である磁歪式トルク
検出器を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
この発明は、少なくとも表面もしくは全体で磁気ひずみ
効果を有していると共に磁気異方性部を設けた被測定軸
を被測定軸支持用軸受を介して支持体に支持させ、前記
磁気異方性部の近傍にコイルを配設して当該コイルによ
り発生した磁束によって前記被測定軸の磁気異方性部を
通る磁気回路を形成させ、前記被測定軸に加えられるね
じりトルクによる当該被測定軸の変形により生ずる磁気
ひずみを利用して前記トルクを検出する磁歪式トルク検
出器において、前記コイルをコイル保持用軸受を介して
前記被測定軸に保持させてなる構成としたことを特徴と
しており、一実施態様においては前記コイルに対して軸
方向の力を加えたままの状態にした構成としたことを特
徴としており、このような構成を前述した従来の課題を
解決するための手段としている。 (発明の作用) この発明に係る磁歪式トルク検出器では、磁気異方性部
を設けた被測定軸を被測定軸支持用軸受を介して定盤、
車体、建屋等の支持体に支持させると共に、前記磁気異
方性部の近傍に配設されるコイルはコイル保持用軸受を
介して前記被測定軸に保持させてなる構成を有するもの
であるから。 被測定軸にその軸方向の大きな負荷が加わったときに、
この負荷は前記被測定軸支持用軸受を介して支持体によ
り受けるものとなり、コイルを保持する部分には前記負
荷が加わらないものとなるので、被測定軸とコイルとの
間での軸方向の相対的な位置ずれを生じないものとなり
、位置ずれにょる出力の誤差が解消されて正確なトルク
の検出がなされるようになるという作用がもたらされる
。 (実施例) 第1図はこの発明に係る磁気ひずみ効果を利用したトル
ク検出器の概略構造を示すものであって、この磁歪式ト
ルク検出器1は、定盤、車体。 建屋等の支持体2に被測定軸支持用軸受3a。 3bを介して被測定軸4を回転自在に支持させ、この被
測定軸4としては磁気ひずみ効果を有する例えばFe−
13重量%An合金や機械構造用鋼(SCM、SNCM
など)を素材としたものを用い、第7図に示したと同様
に、表面に軸方向と±45度の角度をなし且つ円周方向
に複数の部分らせん状溝5a、5bを左右において対称
となるように形成してこれらの部分で透磁率の表皮効果
による形状的な磁気異方性部6a 、6bを設け、前記
支持体2の端部側には軸受ストッパー7a。 7bを設けて位置決めとし、さらに前記被測定軸4の段
付部4a 、4bにコイル保持用軸受11a、llbを
設けて、これらのコイル保持用軸受11a、llbにコ
イルケーシング12を固定し、コイルケーシング12の
端部側には軸受ストッパー13a、13bを設けると共
に、コイルケーシング12の内周側にはヨーク14を固
定し、このヨーク14には、前記被測定軸4に設けた磁
気異方性部6a、6bの近傍、すなわち、左右の部分ら
せん状溝5a、5bの各々の中心にコイル15a、15
bの中心を一致させたところに当該コイル15a、15
bを取り付け、前記ヨーク14およびコイル15a、1
5bと被測定軸4との間で間隙16を設けると共に、支
持体2に設けたブラケット2aとコイルケーシング12
に設けたブラケッ)12aとの間に引張りばね18を掛
けて前記コイルケーシング12.ヨーク14およびコイ
ル15a、15bを軸方向(第1図右方向〕に付勢させ
ると共にコイルケーシング12゜ヨーク14およびコイ
ル15a、15bの回転止めとした構造をなすものであ
る。 このような構造をもつ磁歪式トルク検出器1を用いてト
ルクの検出を行うに際しても前述した第9図に示した回
路に接続してなされる。 このトルクの検出の間において、被測定軸4には、通常
の場合、純粋なトルクだけでなく、軸方向(スラスト方
向)の力、半径方向(ラジアル方向)の力9曲げ応力等
の負荷が加わっていることが多いが、この実施例に示す
トルク検出器1にあっては、これらの負荷は被測定軸支
持用軸受3a、3bを介して支持体2に伝達され、ヨー
ク14およびコイル15a、15bには前記負荷がいっ
さい加わらないものとなる。 また、コイル15a、15bはヨーク14を介してコイ
ルケーシング12に保持されていると共に引張りばね1
8によって軸方向(第1図右方向)に付勢されたものと
なっているので、被測定軸4に形成した部分らせん状y
t5a、5bとコイル15a、15bとの間の軸方向に
おける相対位置の変動を著しく小さなものにおさ民るこ
とができる。 さらに、使用条件にもよるが例えば温度の上昇によって
生ずる軸方向の熱膨張をあらかじめ考慮に入れておき、
コイルケーシング12およびヨーク14の材質を選定し
て、温度が上昇したときでも部分らせん状溝5a、5b
の中心とコイル15a、15bの中心とが一致するよう
になすことにより熱膨張の影響を小さなものとすること
も可能である。 5S2図はこの発明に係る磁歪式トルク検出器の他の実
施例を示すもので、この磁歪式トルク検出器1は、被測
定軸4の構付部4Cに設けた一つの被測定軸支持用軸受
3を介して前記被測定軸4を支持体2に支持させ、支持
体2に固定したフランジ19に設けたブラケット2a、
2bとコイルケーシング12に設けたブラケット12a
。 12bとの間に引張りばね18a、18bを掛けて前記
コイルケーシング12.ヨーク14およびコイル15a
、15bを軸方向に付勢させると共にコイルケーシング
12.ヨーク14およびコイル15a、15bの回転止
めとした構造をなすものである。 この実施例によるトルク検出器1では、一つの被測定軸
支持用軸受3で被測定軸4を支持しており、例えば第3
図に示すように、ボール盤等の工作機械において主軸に
加わるトルクを検出する場合に用いることもできる。す
なわち、第3図において、被測定軸4が主軸であり、主
軸(4)の下端にチャック21およびツール22が取り
付けられる。このように、工作機械に適用した場合にお
いて、ツール22の送りの状態に関係なく上軸(4)の
センサ部である磁気異方性部6a、6bとコイル15a
、15bとの間の軸方向における相対位置が常に一定に
保たれるため、トルク検出の際の出力の変動を小さくお
さえることができるものとなる。 第4図はこの発明に係る磁歪式トルク検出器のさらに他
の実施例を示すもので、この磁歪式トルク検出器1は、
第2図に示した磁歪式トルク検出器1においてコイル保
持用軸受11a、llbとしてポールベアリングを用い
ているのに対して、空気道、路11を備えたエアベアリ
ングを用いた場合を示しており、各エアベアリング(l
la。 11b)の空気通路11にはエアー配管20が接続しで
あると共に、一方のコイル保持用軸受11aに対向させ
て被測定軸4の段付部4aにエアベアリング用リテーナ
21を設けた構造をなすものである。 このような第4図に示す構造の磁歪式トルク検出器1に
おいても、被測定軸4に対してその軸方向に大きな負荷
が加わったとしても、この負荷は被測定軸支持用軸受3
を介して支持体2に伝達され、ヨーク14およびコイル
15a、15bには前記負荷がいっさい加わらないもの
となる。 また、コイル15a、15bはヨーク14を介してコイ
ルケーシング12に保持されていると共に引張りばね1
8a、18bによって軸方向(第4図右方向)に付勢さ
れたものとなっているので、被測定軸4に形成した部分
らせん状溝5a。 5bとコイル15a、15bとの間の軸方向における相
対位置の変動が著しく小さなものとなる。 さらに、コイル保持用軸受11a、llbとしてエアベ
アリングを用いているので、ポールベアリングを用いた
場合のようなベアリング部分での発熱をなくすことがで
きると共に、被測定軸4の温度を一定に保つことができ
るようになるという利点も得られる。 第5図は、第1図に示した磁歪式トルク検出器(軸受2
膜化プラス引張りばね張設例)と、第1図に示した磁歪
式トルク検出器1において引張りばね18を張設しなか
った磁歪式トルク検出器(軸受2段化例)と、第6図に
示した従来の磁歪式トルク検出器(従来例)とを用いて
、被測定軸に加えられるトルクと誤差との関係を調べた
結果を例示するものであって、従来例の場合に比べて出
力誤差がかなり小さくなっていることが認められた。
効果を有していると共に磁気異方性部を設けた被測定軸
を被測定軸支持用軸受を介して支持体に支持させ、前記
磁気異方性部の近傍にコイルを配設して当該コイルによ
り発生した磁束によって前記被測定軸の磁気異方性部を
通る磁気回路を形成させ、前記被測定軸に加えられるね
じりトルクによる当該被測定軸の変形により生ずる磁気
ひずみを利用して前記トルクを検出する磁歪式トルク検
出器において、前記コイルをコイル保持用軸受を介して
前記被測定軸に保持させてなる構成としたことを特徴と
しており、一実施態様においては前記コイルに対して軸
方向の力を加えたままの状態にした構成としたことを特
徴としており、このような構成を前述した従来の課題を
解決するための手段としている。 (発明の作用) この発明に係る磁歪式トルク検出器では、磁気異方性部
を設けた被測定軸を被測定軸支持用軸受を介して定盤、
車体、建屋等の支持体に支持させると共に、前記磁気異
方性部の近傍に配設されるコイルはコイル保持用軸受を
介して前記被測定軸に保持させてなる構成を有するもの
であるから。 被測定軸にその軸方向の大きな負荷が加わったときに、
この負荷は前記被測定軸支持用軸受を介して支持体によ
り受けるものとなり、コイルを保持する部分には前記負
荷が加わらないものとなるので、被測定軸とコイルとの
間での軸方向の相対的な位置ずれを生じないものとなり
、位置ずれにょる出力の誤差が解消されて正確なトルク
の検出がなされるようになるという作用がもたらされる
。 (実施例) 第1図はこの発明に係る磁気ひずみ効果を利用したトル
ク検出器の概略構造を示すものであって、この磁歪式ト
ルク検出器1は、定盤、車体。 建屋等の支持体2に被測定軸支持用軸受3a。 3bを介して被測定軸4を回転自在に支持させ、この被
測定軸4としては磁気ひずみ効果を有する例えばFe−
13重量%An合金や機械構造用鋼(SCM、SNCM
など)を素材としたものを用い、第7図に示したと同様
に、表面に軸方向と±45度の角度をなし且つ円周方向
に複数の部分らせん状溝5a、5bを左右において対称
となるように形成してこれらの部分で透磁率の表皮効果
による形状的な磁気異方性部6a 、6bを設け、前記
支持体2の端部側には軸受ストッパー7a。 7bを設けて位置決めとし、さらに前記被測定軸4の段
付部4a 、4bにコイル保持用軸受11a、llbを
設けて、これらのコイル保持用軸受11a、llbにコ
イルケーシング12を固定し、コイルケーシング12の
端部側には軸受ストッパー13a、13bを設けると共
に、コイルケーシング12の内周側にはヨーク14を固
定し、このヨーク14には、前記被測定軸4に設けた磁
気異方性部6a、6bの近傍、すなわち、左右の部分ら
せん状溝5a、5bの各々の中心にコイル15a、15
bの中心を一致させたところに当該コイル15a、15
bを取り付け、前記ヨーク14およびコイル15a、1
5bと被測定軸4との間で間隙16を設けると共に、支
持体2に設けたブラケット2aとコイルケーシング12
に設けたブラケッ)12aとの間に引張りばね18を掛
けて前記コイルケーシング12.ヨーク14およびコイ
ル15a、15bを軸方向(第1図右方向〕に付勢させ
ると共にコイルケーシング12゜ヨーク14およびコイ
ル15a、15bの回転止めとした構造をなすものであ
る。 このような構造をもつ磁歪式トルク検出器1を用いてト
ルクの検出を行うに際しても前述した第9図に示した回
路に接続してなされる。 このトルクの検出の間において、被測定軸4には、通常
の場合、純粋なトルクだけでなく、軸方向(スラスト方
向)の力、半径方向(ラジアル方向)の力9曲げ応力等
の負荷が加わっていることが多いが、この実施例に示す
トルク検出器1にあっては、これらの負荷は被測定軸支
持用軸受3a、3bを介して支持体2に伝達され、ヨー
ク14およびコイル15a、15bには前記負荷がいっ
さい加わらないものとなる。 また、コイル15a、15bはヨーク14を介してコイ
ルケーシング12に保持されていると共に引張りばね1
8によって軸方向(第1図右方向)に付勢されたものと
なっているので、被測定軸4に形成した部分らせん状y
t5a、5bとコイル15a、15bとの間の軸方向に
おける相対位置の変動を著しく小さなものにおさ民るこ
とができる。 さらに、使用条件にもよるが例えば温度の上昇によって
生ずる軸方向の熱膨張をあらかじめ考慮に入れておき、
コイルケーシング12およびヨーク14の材質を選定し
て、温度が上昇したときでも部分らせん状溝5a、5b
の中心とコイル15a、15bの中心とが一致するよう
になすことにより熱膨張の影響を小さなものとすること
も可能である。 5S2図はこの発明に係る磁歪式トルク検出器の他の実
施例を示すもので、この磁歪式トルク検出器1は、被測
定軸4の構付部4Cに設けた一つの被測定軸支持用軸受
3を介して前記被測定軸4を支持体2に支持させ、支持
体2に固定したフランジ19に設けたブラケット2a、
2bとコイルケーシング12に設けたブラケット12a
。 12bとの間に引張りばね18a、18bを掛けて前記
コイルケーシング12.ヨーク14およびコイル15a
、15bを軸方向に付勢させると共にコイルケーシング
12.ヨーク14およびコイル15a、15bの回転止
めとした構造をなすものである。 この実施例によるトルク検出器1では、一つの被測定軸
支持用軸受3で被測定軸4を支持しており、例えば第3
図に示すように、ボール盤等の工作機械において主軸に
加わるトルクを検出する場合に用いることもできる。す
なわち、第3図において、被測定軸4が主軸であり、主
軸(4)の下端にチャック21およびツール22が取り
付けられる。このように、工作機械に適用した場合にお
いて、ツール22の送りの状態に関係なく上軸(4)の
センサ部である磁気異方性部6a、6bとコイル15a
、15bとの間の軸方向における相対位置が常に一定に
保たれるため、トルク検出の際の出力の変動を小さくお
さえることができるものとなる。 第4図はこの発明に係る磁歪式トルク検出器のさらに他
の実施例を示すもので、この磁歪式トルク検出器1は、
第2図に示した磁歪式トルク検出器1においてコイル保
持用軸受11a、llbとしてポールベアリングを用い
ているのに対して、空気道、路11を備えたエアベアリ
ングを用いた場合を示しており、各エアベアリング(l
la。 11b)の空気通路11にはエアー配管20が接続しで
あると共に、一方のコイル保持用軸受11aに対向させ
て被測定軸4の段付部4aにエアベアリング用リテーナ
21を設けた構造をなすものである。 このような第4図に示す構造の磁歪式トルク検出器1に
おいても、被測定軸4に対してその軸方向に大きな負荷
が加わったとしても、この負荷は被測定軸支持用軸受3
を介して支持体2に伝達され、ヨーク14およびコイル
15a、15bには前記負荷がいっさい加わらないもの
となる。 また、コイル15a、15bはヨーク14を介してコイ
ルケーシング12に保持されていると共に引張りばね1
8a、18bによって軸方向(第4図右方向)に付勢さ
れたものとなっているので、被測定軸4に形成した部分
らせん状溝5a。 5bとコイル15a、15bとの間の軸方向における相
対位置の変動が著しく小さなものとなる。 さらに、コイル保持用軸受11a、llbとしてエアベ
アリングを用いているので、ポールベアリングを用いた
場合のようなベアリング部分での発熱をなくすことがで
きると共に、被測定軸4の温度を一定に保つことができ
るようになるという利点も得られる。 第5図は、第1図に示した磁歪式トルク検出器(軸受2
膜化プラス引張りばね張設例)と、第1図に示した磁歪
式トルク検出器1において引張りばね18を張設しなか
った磁歪式トルク検出器(軸受2段化例)と、第6図に
示した従来の磁歪式トルク検出器(従来例)とを用いて
、被測定軸に加えられるトルクと誤差との関係を調べた
結果を例示するものであって、従来例の場合に比べて出
力誤差がかなり小さくなっていることが認められた。
この発明に係る磁歪式トルク検出器は、ri1気異気性
方性部けた被測定軸を被測定軸支持用軸受を介して定盤
、車体、建屋等の支持体に支持させると共に、前記磁気
異方性部の近傍に配設されるコイルを前記被測定軸支持
用軸受とは別のコイル保持用軸受を介して前記被測定軸
に保持させてなる構成を有するものであるから、被測定
軸に例えばその軸方向の大きな負荷が加わったときには
、この負荷は被測定軸支持用軸受を介して支持体により
受けるものとなり、コイルを保持する部分には前記負荷
が加わらないものとなるので、被測定軸の磁気異方性部
の中心とコイルの中心六において軸方向の相対的な位置
ずれを生じがたいものとなり、位置ずれによる出力の誤
差が防止できるようになるという著しく優れた効果がも
たらされる。
方性部けた被測定軸を被測定軸支持用軸受を介して定盤
、車体、建屋等の支持体に支持させると共に、前記磁気
異方性部の近傍に配設されるコイルを前記被測定軸支持
用軸受とは別のコイル保持用軸受を介して前記被測定軸
に保持させてなる構成を有するものであるから、被測定
軸に例えばその軸方向の大きな負荷が加わったときには
、この負荷は被測定軸支持用軸受を介して支持体により
受けるものとなり、コイルを保持する部分には前記負荷
が加わらないものとなるので、被測定軸の磁気異方性部
の中心とコイルの中心六において軸方向の相対的な位置
ずれを生じがたいものとなり、位置ずれによる出力の誤
差が防止できるようになるという著しく優れた効果がも
たらされる。
第1図および第2図はこの発明の各実施例による磁歪式
トルク検出器のそれぞれ断面説明図、第3図は第2図に
示した磁歪式トルク検出器を工作機械に適用した場合を
示す断面説明図、第4図はこの発明のさらに他の実施例
による磁歪式トルク検出器の断面説明図、第5図は各磁
歪式トルク検出器のトルク−誤差特性を調べた結果を例
示するグラフ、第6図は従来の磁歪式トルク検出器の断
面説明図、第7図(a)(b)は磁歪式トルク検出器に
使用される被測定軸の一例を示す各々部分正面図および
断面図、第8図(a)b)は磁歪式トルク検出器に使用
される被測定軸の他の例を示す各々部分正面図および断
面図、第9図は磁歪式トルク検出器に接続される゛iI
!、I’回路の・例を小す説明図である。 1・・・磁歪式トルク検出器、2・・・支持体、3゜3
a 、3b・・・被測定軸支持用軸受、4・・・被測定
軸、6a、6b・・・磁気異方性部、lla、llb・
・・コイル保持用軸受、15a、15b・・・コイジレ
。 第6図 第7図(G) 第7図(b) 特許出願人 日産自動車株式会社
トルク検出器のそれぞれ断面説明図、第3図は第2図に
示した磁歪式トルク検出器を工作機械に適用した場合を
示す断面説明図、第4図はこの発明のさらに他の実施例
による磁歪式トルク検出器の断面説明図、第5図は各磁
歪式トルク検出器のトルク−誤差特性を調べた結果を例
示するグラフ、第6図は従来の磁歪式トルク検出器の断
面説明図、第7図(a)(b)は磁歪式トルク検出器に
使用される被測定軸の一例を示す各々部分正面図および
断面図、第8図(a)b)は磁歪式トルク検出器に使用
される被測定軸の他の例を示す各々部分正面図および断
面図、第9図は磁歪式トルク検出器に接続される゛iI
!、I’回路の・例を小す説明図である。 1・・・磁歪式トルク検出器、2・・・支持体、3゜3
a 、3b・・・被測定軸支持用軸受、4・・・被測定
軸、6a、6b・・・磁気異方性部、lla、llb・
・・コイル保持用軸受、15a、15b・・・コイジレ
。 第6図 第7図(G) 第7図(b) 特許出願人 日産自動車株式会社
Claims (1)
- (1)少なくとも表面で磁気ひずみ効果を有していると
共に磁気異方性部を設けた被測定軸を被測定軸支持用軸
受を介して支持体に支持させ、前記磁気異方性部の近傍
にコイルを配設して当該コイルにより発生した磁束によ
って前記被測定軸の磁気異方性部を通る磁気回路を形成
させ、前記被測定軸に加えられるねじりトルクによる当
該被測定軸の変形により生ずる磁気ひずみを利用して前
記トルクを検出する磁歪式トルク検出器において、前記
コイルをコイル保持用軸受を介して前記被測定軸に保持
させてなることを特徴とする磁歪式トルク検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1102039A JP2733298B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 磁歪式トルク検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1102039A JP2733298B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 磁歪式トルク検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02280022A true JPH02280022A (ja) | 1990-11-16 |
| JP2733298B2 JP2733298B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=14316631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1102039A Expired - Fee Related JP2733298B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 磁歪式トルク検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733298B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007292638A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Honda Motor Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6362736U (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-25 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1102039A patent/JP2733298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6362736U (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-25 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007292638A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Honda Motor Co Ltd | 磁歪式トルクセンサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2733298B2 (ja) | 1998-03-30 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |