JPS6220408B2 - - Google Patents
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- JPS6220408B2 JPS6220408B2 JP20967482A JP20967482A JPS6220408B2 JP S6220408 B2 JPS6220408 B2 JP S6220408B2 JP 20967482 A JP20967482 A JP 20967482A JP 20967482 A JP20967482 A JP 20967482A JP S6220408 B2 JPS6220408 B2 JP S6220408B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
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-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、磁気軸受装置に係り、特に、吸引型
磁気軸受装置の改良に関する。 〔発明の背景技術とその問題点〕 従来、高速回転体を支承する軸受装置として磁
気軸受装置が知られている。磁気軸受装置は、磁
気力によつて回転体を完全非接触に支承させるよ
うにしたもので、磁気力の使い方から分類すると
反発型と吸引型とに大別される。 ところで、吸引型の磁気軸受装置にあつて、回
転体を完全非接触に支承する場合には、各部の磁
束を制御することによつて各部の磁気力を細かく
制御する必要がある。このような制御は通常、回
転体の半径方向および軸方向の位置を検出し、こ
れに基いて必要な個所の磁束を増減させることに
よつて行なわれている。 すなわち、第1図は吸引型で、かつ回転子が固
定子の内側に設置された、いわゆる内側回転子型
の磁気軸受装置の一例を示すもので、図中1は回
転軸を示し、2は回転軸1と静止枠3との間に設
けられた磁気支承要素を示している。磁気支承要
素2は、軸方向支承要素11と、この両側に配置
された半径方向支承要素12a,12bとで構成
されている。軸方向支承要素11は、回転軸1の
外周に固定された高透磁率材製の環状板21と、
静止枠3の内面に固定されるとともに図示極性に
着磁され、主として軸方向の磁気支承力を発生す
る磁束供給源となる環状の永久磁石22と、この
永久磁石22から出た磁束を環状板21の両面周
辺部を経由させて通過させる環状磁極材23a,
23bと、これら環状磁極材23a,23bを通
過する磁束を増減させ得るように装着されたコイ
ル24a,24bとで構成されている。半径方向
支承要素12a,12bは、等しく構成されてお
り、たとえば要素12aを例にとると、回転軸1
の外周に固定された高透磁材製のリング26と、
静止枠3の内面に固定されるとともに図示極性に
着磁され、主として半径方向の磁気支承力を発生
する磁束供給源となる環状の永久磁石27と、こ
の永久磁石27から出た磁束をリング26の両端
部周面を経由させて通過させる環状磁極材28
a,28bと、これら磁極材28a,28bの内
面に第2図に示すように、たとえば90度の角度差
をもつて突設された4個の磁極29と、これら磁
極29にそれぞれ巻装されたコイル30とで構成
されている。一方、回転軸1の両端部の回りに
は、たとえば上記磁極29の位置に対応させて第
3図に示すように回転軸1の半径方向位置を検出
する位置検出器32が配置されている。これら位
置検出器32としては、通常、渦電流式変位変換
器が用いられている。また、回転軸1の両端面に
対向する位置には、回転軸1の軸方向位置を検出
する位置検出器33a,33bが配置されてお
り、これら検出器33a,33bも、一般に渦電
流式変位変換器で構成されている。 しかして、この磁気軸受装置は、次のようにし
て支承の安定化を図るようにしている。すなわ
ち、回転軸1の位置が半径方向に移動すると、移
動方向に位置する位置検出器32と回転軸1との
間のギヤツプ長が小さくなり、逆に移動方向とは
反対側に位置する位置検出器32と回転軸1との
間のギヤツプ長が大きくなり、この結果、両位置
検出器の出力に変化が生じる。この現象を利用
し、図示しない制御装置で、ギヤツプ長が小さく
なつた方向に位置する磁極29を通過する磁束を
減少させるように上記磁石29に巻装されている
コイル30を付勢し、またギヤツプ長が大きくな
つた方向に位置する磁極29を通過する磁束を増
加させるように上記磁極29に巻装されているコ
イル30を付勢し、この付勢によつて生じる当該
磁極部の磁気力の差で回転軸1の位置を安定位置
まで推移させるようにしている。なお、付勢の具
体的手段としては種々あるが、何れも基本的には
上述した方式を採用している。一方、軸方向につ
いても同様に、回転軸1の軸方向の変化によつて
位置検出器33a,33bの出力が変化すること
を利用し、これに基いて制御装置でコイル24
a,24bを付勢することによつて回転軸1の軸
方向位置を安定位置まで推移させるようにしてい
る。 しかしながら、上記のように構成された従来の
磁気軸受装置にあつては次のような問題があつ
た。すなわち、前述のように安定化制御を行なう
には必ず回転軸1の軸方向および半径方向の位置
を回転軸1とは非接触で検出する位置検出器を必
要とする。この位置検出器としては種種あるが、
応答性、耐久性、取扱い環鏡等の面から、専ら非
接触ギヤツプセンサタイプのもの、たとえば渦電
流式変位変換器が用いられている。渦電流式の位
置検出器にあつては、原理的に、検出器の感応面
の面積に対して被測定変位面の面積を充分大きく
設定する必要がある。しかるに、従来装置にあつ
ては、前述した渦電流式の位置検出器33a,3
3bを回転軸1の両端面に対向させて設け、これ
ら位置検出器33a,33bで回転軸1の軸方向
位置を検出するようにしているので、回転軸1の
径を位置検出器33a,33bの感応面直径より
大きく設定しなければならず、この結果、位置検
出上の面から回転軸1を大径化および大重量化さ
せなければならない問題があつた。 そこで、このような不具合を解消するために第
4図に示すように、回転軸1の外周に比較的半径
の大きい導電性の円板35を格別に取着し、この
円板35の軸方向に位置する面に位置検出器33
a,33bの感応面を対向させることによつて軸
方向の位置を検出することが考えられる。このよ
うにすると、回転軸1の小径化および軽量化を図
ることができる。しかし、円板35を格別に取着
する必要があるので、製作の面倒化は免れ得ず、
また円板35の取着部に加わる遠心応力等を考慮
に入れると回転数の増大化を図ることは困難であ
る。 上述した説明は、内側回転子型の例であつた
が、外側回転子型のものにあつても、第5図に示
すように中空の回転軸1aの肉厚を十分薄くした
ものにあつては、回転軸1aの内面あるいは外面
に導電性の環状板36を取着し、この環状板36
の軸方向の面に感応面を対向させて位置検出器3
3a,33bを配置し、これを静止柱37で支持
させることによつて回転軸1aの軸方向位置を検
出するようにしている。このため、前記と同様な
不都合を免れ得ない問題があつた。 〔発明の目的〕 本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、非接触ギヤツプ
センサタイプの位置検出器を用いて回転体の軸方
向位置を、回転体の径に影響を与えることなし
に、しかも回転体に格別な測定用部材を取着する
ことなしに、あるいは十分小径の測定用部材を取
着するだけで良好に検出する検出系を備え、もつ
て高速回転化の実現に寄与できる磁気軸受装置を
提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明に係る磁気軸受装置は、軸方向の位置を
検出する非接触ギヤツプセンサタイプの位置検出
器を、その感応面が回転体の外周面と平行するよ
うに配置して上記回転体の軸方向位置を検出する
ようにしたことを特徴としている。そなわち、さ
らに詳しく述べれば、第6図に示すように回転体
Rの外径もしくは内径(図の場合は外径)がX1
からX2(但し、X1>X2、X2≧0)に変化する境
界位置に回転体Rの理想回転中心線Sと直交して
描かれる境界線Tに対して感応面Pを交差させ、
かつ互いの感応面Pを理想回転中心線Sを中心に
して相反する方向に向けて上記回転体Rに対面さ
せて位置検出器E1,E2を設け、上記位置検出器
E1,E2の出力を加算回路で加算した出力で回転
体Rの軸方向位置を検出するようにしているので
ある。 〔発明の効果〕 上記のような位置検出器E1,E2の配置である
と、たとえば位置検出器E1を例にとると、この
位置検出器E1の感応面の一部分は回転体Rの大
径のX1部分の周面に対向し、残りの部分は小径
のX2部分の周面に対向していることになる。感
応面PとX1部分の周面との間距離はX2部分の周
面との間の距離より狭いので、位置検出器E1の
出力は、感応面PとX1部分との重なり幅Hによ
つて左右される。したがつて、回転体Rが第6図
中実線矢印Y方向に変位すると重なり幅Hが変化
し、位置検出器E1の出力も変化することにな
り、位置検出器E1の出力から回転体Rの軸方向
位置を検出できることになる。但し、位置検出器
E1の出力は、回転体Rとの間のギヤツプ長g1に
よつて左右される。しかし、この発明のように理
想回転中心線Sを中心にして位置検出器E1,E2
を対称的に配置し、位置検出器E1,E2の出力を
加算回路で加算するようにすると、ギヤツプ長
g1,g2による出力分を消去で、軸方向の変位のみ
に対応した出力を得ることができる。そして、こ
の場合には、回転体Rの外径が急変する部分、た
とえば段付部分や端部を使つて軸方向の位置を検
出できるので、回転体Rに格別な測定用部材を取
着することなしに、あるいは取着する場合でも小
径の部材を取着するだけでよい。したがつて、回
転体を大径化させたり、大重量化させたりせず
に、また遠心応力上の点を格別に考慮せずに軸方
向位置を検出でき、この結果、高速回転化の実現
に寄与できる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。 第7図は、本発明を吸引型で、かつ外側回転型
の磁気軸受装置に適用した例を示すものである。 すなわち、図中51は中空の回転軸を示し、5
2は回転軸51の内面と静止部53との間に設け
られた磁気支承要素を示している。 回転軸51は、導電性の非磁性材あるいは常磁
性材で円筒状に形成されている。 磁気支承要素52は、回転側要素54と静止側
要素55とで構成されている。回転側要素54
は、回転軸51の内周面に軸方向に2段構成に形
成された溝61a,61b内に装着された高透磁
率材製のリング62a,62bによつて構成され
ている。一方、静止側要素55は、回転軸51の
理想回転中心線と同軸的に装着された円柱状の継
鉄63と、この継鉄63の両端部外周に90度の角
度差をもつて突設された半径方向支承用の磁極6
4a,64bと、これら磁極64a,64bにそ
れぞれ巻装された半径方向支承力制御用のコイル
65a,65bと、継鉄63の中央部外周に環状
に突設された軸方向支承用の環状磁極66と、継
鉄63の外周で環状磁極66の両側に装着された
軸方向支承力制御用のコイル67a,67bと、
継鉄63の外周で環状磁極66を境にして両側に
それぞれ装着され図示極性に着磁された環状の永
久磁石68a,68bとで構成されている。そし
て、継鉄63は、支持部材70、誘導モータ継鉄
71および支持部材72を介して静止部53に固
定されている。 しかして、回転軸51の回りで、かつ磁極64
a,64bに対面する位置には、回転軸51の半
径方向の位置を非接触で検出するための渦電流式
の位置検出器73がそれぞれ、その感応面を回転
軸51の外周面に対面させて配置してあり、これ
ら位置検出器73は支持材を介して静止枠74に
支持されている。また、回転軸51の図中下端部
近傍で周方向に180度離れた両位置には、回転軸
51の軸方向位置を検出するための非接触ギヤツ
プセンサタイプ、つまり渦電流式の位置検出器7
5a,75bが第8図に示すようにそれぞれの感
応面の一部分を回転軸51の下端部外周面に対面
させ、かつ互いの感応面を対向させて配置してあ
り、これら位置検出器75a,75bも支持材を
介して静止枠74に支持されている。なお、図中
80は、回転軸51に回転動力を付与する誘導モ
ータの固定子を示し、また、81は同モータの回
転子を示している。 しかして、前記位置検出器73の出力端は、こ
れら位置検出器73の出力に基いてコイル65
a,65bを付勢することによつて半径方向の安
定化を図る図示しない公知の半径方向安定化制御
装置に接続されている。また、前記位置検出器7
5a,75bの出力端はコイル67a,67bを
付勢することによつて軸方向の安定化を図る図示
しない公知の軸方向安定化制御装置に第10図に
示す信号処理回路82を介して接続されている。
信号処理回路82は、位置検出器75a,75b
の出力を変換器83a,83bで線形化し、増幅
するとともに上記増幅信号のオフセツト電圧をバ
イアス電源84a,84bの出力電圧を印加する
ことによつて消去し、さらにオフセツト電圧の消
去された両位置信号を、加算器86で加算し、さ
らに必要に応じて対数増幅器87を介して増幅器
88で増幅した後、先に述べた公知の軸方向安定
化制御装置に導入するように構成されている。 このような構成であると、永久磁石68aのN
極から出た磁束は、リング62aに至り、その
後、リング62a内を軸方向に通過して、一方に
おいてはリング62aの内面から磁極64a、継
鉄63を通つてS極に至る経路で通過し、他方に
おいてはリング62aの端面から環状磁極66、
継鉄63を通つてS極に至る経路で通過する。永
久磁石68bのN極から出た磁束も同様に2つの
経路で通過する。したがつて、リング62a,6
2bの内面と磁極64a,64bとの間には半径
方向の磁気的支承力が作用し、またリング62
a,62bの端面と環状磁極66との間には軸方
向の磁気的支承力が作用することになる。このと
き、回転軸51が半径方向に移動しようとする
と、この動きを位置検出器73が検出し、これに
よつて半径方向安定化制御装置が作動してコイル
65a,65bを適宜付勢し、各部の半径方向磁
気支承力を制御して回転軸51を安定位置まで推
移させる。一方、回転軸51が軸方向に移動しよ
うとしたときには軸方向安定化制御装置が作動し
てコイル67a,67bを適宜付勢し、軸方向磁
気支承力を制御して回転軸51を軸方向の安定位
置まで推移させる。すなわち、回転軸51が軸方
向に変位置すると、回転軸51の外周面と位置検
出器75a,75bの感応面との重なり幅Hが変
化するので位置検出器75a,75bの出力も変
化する。この出力は感応面と回転軸51の外周面
との間のギヤツプ長gによつても左右される。た
とえば、1つの位置検出器の出力だけに着目して
みると、回転軸51の軸方向変位によつて第9図
に示すように変化する。なお、図中Jはgが大き
い場合、Kはgが中程度の場合、Lはgが小さい
場合を示している。何れにしても回転軸51が軸
方向に変位すると、位置検出器75a,75bの
出力が変化する。この出力は信号処理回路82の
変換器83a,83bによつて線形化された後、
バイアス電源84a,84bによつてオフセツト
電圧が消去された信号に変換される。そして両信
号が加算器86で加算される。位置検出器75
a,75bの感応面と回転軸51との間のギヤツ
プ長は、一方が大きくなると一方が小さくなる関
係にあるので、加算器86の出力は上記ギヤツプ
長による成分を含まない、回転軸51の軸方向変
位のみに対応したものとなる。そして、軸方向安
定化制御装置は信号処理回路82の出力信号に基
いてコイル67a,67bを付勢する。したがつ
て、回転軸51は軸方向の安定位置まで推移し、
ここに完全非接触な磁気支承状態が実現される。
なお、この状態で誘導モータを付勢すると、回転
軸51を完全非接触状態で回転させることができ
る。 そして、この場合には、回転軸51の外径が急
変する部分、つまり、この実施例の場合には、回
転軸51の端部外周面に感応面の一部分が対面す
るように位置検出器75a,75bを設け、この
位置検出器75a,75bを使つて回転軸51の
軸方向位置を検出するようにしているので回転軸
51に軸方向位置を検出するための格別な部材を
付加すことなしに軸方向位置検出系を構成するこ
とができる。したがつて、回転軸51の大形化や
大重量化を防止でき、また、耐遠心応力性につい
ても考慮する必要がない。また、位置検出器75
a,75bの出力を加算して位置信号を得るよう
にしているのでギヤツプ長g1,g2の出力分を消去
でき、非接触ギヤツプセンサタイプの位置検出器
を使用したときの弊害を防止でき、結局、前述し
た効果が得られる。 なお、本発明は、上述した実施例に限定される
ものではない。すなわち、上記実施例において位
置検出器として渦電流式変位変換器を用いたが他
の非接触ギヤツプセンサタイプのもの、たとえば
光反射式、静電容量式変位変換器を用いてもよ
い。又、上述した実施例では中空の回転軸51の
外側に軸方向位置を検出するための位置検出器7
5a,75bを配設しているが、内側に配設する
ようにしてもよい。また、上述した実施例は本発
明を外側回転子型の磁気軸受装置に適用した例で
あるが、本発明は内側回転子型のものにも勿論適
用できる。第11図は内側回転子型で5軸制御型
のものに本発明を適用した例を示している。な
お、図では静止要素を支持するための部材が省略
されている。すなわち、図中101は回転軸を示
し、この回転軸101は、その両端部において軸
方向支承要素102a,102bによつて軸方向
が支承され、また、その中央部分において半径方
向支承要素103a,103bによつて半径方向
が支承されるようになつている。軸方向支承要素
102a,102bは等しく構成されており、要
素102aを例にとると、回転軸101の端部外
周に固定された高透磁率材製の環状板104と、
静止部に固定された永久磁石105と、この永久
磁石105から出た磁束を上記環状板104の一
方の面の周辺部を経由させて通過させる磁極10
6a,106bと、これら磁極106a,106
bの外周に巻装された軸方向支承力制御用のコイ
ル107a,107bとで構成されている。一
方、半径方向支承要素103a,103bも等し
く構成されており、要素103bを例にとると、
回転軸101の外周に固定された高透磁率材製の
リング108と、静止部に固定された環状永久磁
石109と、この永久磁石109から出た磁束を
リング108の両端部外周面を経由させて通過さ
せる磁極材110a,110bと、これら磁極材
110a,110bの内面に90度の角度差をもつ
て突設された磁極111と、これら磁極111の
外周に巻装された半径方向支承力制御用のコイル
112とで構成されている。また、回転軸101
の両端部の回りで各磁極111に対する位置に
は、回転軸101の半径方向の位置を検出するた
めの渦電流式の位置検出器113がその感応面を
回転軸101の外周面に対向させて配置されてい
る。さらに、軸方向支承要素102bを構成する
環状板104の半径方向側方には、回転軸1の軸
方向位置を検出するための渦電流式の位置検出器
114a,114bが、その感応面の一部を環状
板104の外周面に対向させ、かつ理想回転中心
線を中心にして対称的に配置されている。そし
て、前記位置検出器113の出力は公知の半径方
向制御装置に導入され、また位置検出器114
a,114bの出力は第10図に示した信号処理
回路を介して公知の軸方向制御装置に導入される
ようになつている。なお、図中120は、回転軸
101に回転動力を付与するための誘導モータを
示している。 このように、構成されたものでも、位置検出器
114a,114bを上述した関係に設けている
ので、前述した説明から明らかなように回転軸1
01に軸方向位置を検出するための格別な部材を
取付けることなしに軸方向位置を検出することが
できる。したがつて、前記実施例と同様な効果が
得られる。 なお、上述した実施例において、軸方向支承要
素102bを構成する環状板104を利用して軸
方向の位置を検出するようにしているが第12図
に示すように回転軸101の外周に導電性のリン
グ131を装着し、このリング131を使つて軸
方向の位置を検出するようにしてもよい。この場
合、位置検出器114a,114bを前述の関係
に設けているので、肉厚が数mmのリング131で
も良好に軸方向位置を検出することができる。し
たがつて、リング131を設けたことによつて回
転体が大型化したり、大重量化したりする虞れが
ないし、また、耐遠心応力性の点を格別に考慮す
ることなしに軸方向位置を良好に検出することが
できる。また、本発明は、他の磁気軸受装置全搬
に適用できることは勿論である。
磁気軸受装置の改良に関する。 〔発明の背景技術とその問題点〕 従来、高速回転体を支承する軸受装置として磁
気軸受装置が知られている。磁気軸受装置は、磁
気力によつて回転体を完全非接触に支承させるよ
うにしたもので、磁気力の使い方から分類すると
反発型と吸引型とに大別される。 ところで、吸引型の磁気軸受装置にあつて、回
転体を完全非接触に支承する場合には、各部の磁
束を制御することによつて各部の磁気力を細かく
制御する必要がある。このような制御は通常、回
転体の半径方向および軸方向の位置を検出し、こ
れに基いて必要な個所の磁束を増減させることに
よつて行なわれている。 すなわち、第1図は吸引型で、かつ回転子が固
定子の内側に設置された、いわゆる内側回転子型
の磁気軸受装置の一例を示すもので、図中1は回
転軸を示し、2は回転軸1と静止枠3との間に設
けられた磁気支承要素を示している。磁気支承要
素2は、軸方向支承要素11と、この両側に配置
された半径方向支承要素12a,12bとで構成
されている。軸方向支承要素11は、回転軸1の
外周に固定された高透磁率材製の環状板21と、
静止枠3の内面に固定されるとともに図示極性に
着磁され、主として軸方向の磁気支承力を発生す
る磁束供給源となる環状の永久磁石22と、この
永久磁石22から出た磁束を環状板21の両面周
辺部を経由させて通過させる環状磁極材23a,
23bと、これら環状磁極材23a,23bを通
過する磁束を増減させ得るように装着されたコイ
ル24a,24bとで構成されている。半径方向
支承要素12a,12bは、等しく構成されてお
り、たとえば要素12aを例にとると、回転軸1
の外周に固定された高透磁材製のリング26と、
静止枠3の内面に固定されるとともに図示極性に
着磁され、主として半径方向の磁気支承力を発生
する磁束供給源となる環状の永久磁石27と、こ
の永久磁石27から出た磁束をリング26の両端
部周面を経由させて通過させる環状磁極材28
a,28bと、これら磁極材28a,28bの内
面に第2図に示すように、たとえば90度の角度差
をもつて突設された4個の磁極29と、これら磁
極29にそれぞれ巻装されたコイル30とで構成
されている。一方、回転軸1の両端部の回りに
は、たとえば上記磁極29の位置に対応させて第
3図に示すように回転軸1の半径方向位置を検出
する位置検出器32が配置されている。これら位
置検出器32としては、通常、渦電流式変位変換
器が用いられている。また、回転軸1の両端面に
対向する位置には、回転軸1の軸方向位置を検出
する位置検出器33a,33bが配置されてお
り、これら検出器33a,33bも、一般に渦電
流式変位変換器で構成されている。 しかして、この磁気軸受装置は、次のようにし
て支承の安定化を図るようにしている。すなわ
ち、回転軸1の位置が半径方向に移動すると、移
動方向に位置する位置検出器32と回転軸1との
間のギヤツプ長が小さくなり、逆に移動方向とは
反対側に位置する位置検出器32と回転軸1との
間のギヤツプ長が大きくなり、この結果、両位置
検出器の出力に変化が生じる。この現象を利用
し、図示しない制御装置で、ギヤツプ長が小さく
なつた方向に位置する磁極29を通過する磁束を
減少させるように上記磁石29に巻装されている
コイル30を付勢し、またギヤツプ長が大きくな
つた方向に位置する磁極29を通過する磁束を増
加させるように上記磁極29に巻装されているコ
イル30を付勢し、この付勢によつて生じる当該
磁極部の磁気力の差で回転軸1の位置を安定位置
まで推移させるようにしている。なお、付勢の具
体的手段としては種々あるが、何れも基本的には
上述した方式を採用している。一方、軸方向につ
いても同様に、回転軸1の軸方向の変化によつて
位置検出器33a,33bの出力が変化すること
を利用し、これに基いて制御装置でコイル24
a,24bを付勢することによつて回転軸1の軸
方向位置を安定位置まで推移させるようにしてい
る。 しかしながら、上記のように構成された従来の
磁気軸受装置にあつては次のような問題があつ
た。すなわち、前述のように安定化制御を行なう
には必ず回転軸1の軸方向および半径方向の位置
を回転軸1とは非接触で検出する位置検出器を必
要とする。この位置検出器としては種種あるが、
応答性、耐久性、取扱い環鏡等の面から、専ら非
接触ギヤツプセンサタイプのもの、たとえば渦電
流式変位変換器が用いられている。渦電流式の位
置検出器にあつては、原理的に、検出器の感応面
の面積に対して被測定変位面の面積を充分大きく
設定する必要がある。しかるに、従来装置にあつ
ては、前述した渦電流式の位置検出器33a,3
3bを回転軸1の両端面に対向させて設け、これ
ら位置検出器33a,33bで回転軸1の軸方向
位置を検出するようにしているので、回転軸1の
径を位置検出器33a,33bの感応面直径より
大きく設定しなければならず、この結果、位置検
出上の面から回転軸1を大径化および大重量化さ
せなければならない問題があつた。 そこで、このような不具合を解消するために第
4図に示すように、回転軸1の外周に比較的半径
の大きい導電性の円板35を格別に取着し、この
円板35の軸方向に位置する面に位置検出器33
a,33bの感応面を対向させることによつて軸
方向の位置を検出することが考えられる。このよ
うにすると、回転軸1の小径化および軽量化を図
ることができる。しかし、円板35を格別に取着
する必要があるので、製作の面倒化は免れ得ず、
また円板35の取着部に加わる遠心応力等を考慮
に入れると回転数の増大化を図ることは困難であ
る。 上述した説明は、内側回転子型の例であつた
が、外側回転子型のものにあつても、第5図に示
すように中空の回転軸1aの肉厚を十分薄くした
ものにあつては、回転軸1aの内面あるいは外面
に導電性の環状板36を取着し、この環状板36
の軸方向の面に感応面を対向させて位置検出器3
3a,33bを配置し、これを静止柱37で支持
させることによつて回転軸1aの軸方向位置を検
出するようにしている。このため、前記と同様な
不都合を免れ得ない問題があつた。 〔発明の目的〕 本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、非接触ギヤツプ
センサタイプの位置検出器を用いて回転体の軸方
向位置を、回転体の径に影響を与えることなし
に、しかも回転体に格別な測定用部材を取着する
ことなしに、あるいは十分小径の測定用部材を取
着するだけで良好に検出する検出系を備え、もつ
て高速回転化の実現に寄与できる磁気軸受装置を
提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明に係る磁気軸受装置は、軸方向の位置を
検出する非接触ギヤツプセンサタイプの位置検出
器を、その感応面が回転体の外周面と平行するよ
うに配置して上記回転体の軸方向位置を検出する
ようにしたことを特徴としている。そなわち、さ
らに詳しく述べれば、第6図に示すように回転体
Rの外径もしくは内径(図の場合は外径)がX1
からX2(但し、X1>X2、X2≧0)に変化する境
界位置に回転体Rの理想回転中心線Sと直交して
描かれる境界線Tに対して感応面Pを交差させ、
かつ互いの感応面Pを理想回転中心線Sを中心に
して相反する方向に向けて上記回転体Rに対面さ
せて位置検出器E1,E2を設け、上記位置検出器
E1,E2の出力を加算回路で加算した出力で回転
体Rの軸方向位置を検出するようにしているので
ある。 〔発明の効果〕 上記のような位置検出器E1,E2の配置である
と、たとえば位置検出器E1を例にとると、この
位置検出器E1の感応面の一部分は回転体Rの大
径のX1部分の周面に対向し、残りの部分は小径
のX2部分の周面に対向していることになる。感
応面PとX1部分の周面との間距離はX2部分の周
面との間の距離より狭いので、位置検出器E1の
出力は、感応面PとX1部分との重なり幅Hによ
つて左右される。したがつて、回転体Rが第6図
中実線矢印Y方向に変位すると重なり幅Hが変化
し、位置検出器E1の出力も変化することにな
り、位置検出器E1の出力から回転体Rの軸方向
位置を検出できることになる。但し、位置検出器
E1の出力は、回転体Rとの間のギヤツプ長g1に
よつて左右される。しかし、この発明のように理
想回転中心線Sを中心にして位置検出器E1,E2
を対称的に配置し、位置検出器E1,E2の出力を
加算回路で加算するようにすると、ギヤツプ長
g1,g2による出力分を消去で、軸方向の変位のみ
に対応した出力を得ることができる。そして、こ
の場合には、回転体Rの外径が急変する部分、た
とえば段付部分や端部を使つて軸方向の位置を検
出できるので、回転体Rに格別な測定用部材を取
着することなしに、あるいは取着する場合でも小
径の部材を取着するだけでよい。したがつて、回
転体を大径化させたり、大重量化させたりせず
に、また遠心応力上の点を格別に考慮せずに軸方
向位置を検出でき、この結果、高速回転化の実現
に寄与できる。 〔発明の実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。 第7図は、本発明を吸引型で、かつ外側回転型
の磁気軸受装置に適用した例を示すものである。 すなわち、図中51は中空の回転軸を示し、5
2は回転軸51の内面と静止部53との間に設け
られた磁気支承要素を示している。 回転軸51は、導電性の非磁性材あるいは常磁
性材で円筒状に形成されている。 磁気支承要素52は、回転側要素54と静止側
要素55とで構成されている。回転側要素54
は、回転軸51の内周面に軸方向に2段構成に形
成された溝61a,61b内に装着された高透磁
率材製のリング62a,62bによつて構成され
ている。一方、静止側要素55は、回転軸51の
理想回転中心線と同軸的に装着された円柱状の継
鉄63と、この継鉄63の両端部外周に90度の角
度差をもつて突設された半径方向支承用の磁極6
4a,64bと、これら磁極64a,64bにそ
れぞれ巻装された半径方向支承力制御用のコイル
65a,65bと、継鉄63の中央部外周に環状
に突設された軸方向支承用の環状磁極66と、継
鉄63の外周で環状磁極66の両側に装着された
軸方向支承力制御用のコイル67a,67bと、
継鉄63の外周で環状磁極66を境にして両側に
それぞれ装着され図示極性に着磁された環状の永
久磁石68a,68bとで構成されている。そし
て、継鉄63は、支持部材70、誘導モータ継鉄
71および支持部材72を介して静止部53に固
定されている。 しかして、回転軸51の回りで、かつ磁極64
a,64bに対面する位置には、回転軸51の半
径方向の位置を非接触で検出するための渦電流式
の位置検出器73がそれぞれ、その感応面を回転
軸51の外周面に対面させて配置してあり、これ
ら位置検出器73は支持材を介して静止枠74に
支持されている。また、回転軸51の図中下端部
近傍で周方向に180度離れた両位置には、回転軸
51の軸方向位置を検出するための非接触ギヤツ
プセンサタイプ、つまり渦電流式の位置検出器7
5a,75bが第8図に示すようにそれぞれの感
応面の一部分を回転軸51の下端部外周面に対面
させ、かつ互いの感応面を対向させて配置してあ
り、これら位置検出器75a,75bも支持材を
介して静止枠74に支持されている。なお、図中
80は、回転軸51に回転動力を付与する誘導モ
ータの固定子を示し、また、81は同モータの回
転子を示している。 しかして、前記位置検出器73の出力端は、こ
れら位置検出器73の出力に基いてコイル65
a,65bを付勢することによつて半径方向の安
定化を図る図示しない公知の半径方向安定化制御
装置に接続されている。また、前記位置検出器7
5a,75bの出力端はコイル67a,67bを
付勢することによつて軸方向の安定化を図る図示
しない公知の軸方向安定化制御装置に第10図に
示す信号処理回路82を介して接続されている。
信号処理回路82は、位置検出器75a,75b
の出力を変換器83a,83bで線形化し、増幅
するとともに上記増幅信号のオフセツト電圧をバ
イアス電源84a,84bの出力電圧を印加する
ことによつて消去し、さらにオフセツト電圧の消
去された両位置信号を、加算器86で加算し、さ
らに必要に応じて対数増幅器87を介して増幅器
88で増幅した後、先に述べた公知の軸方向安定
化制御装置に導入するように構成されている。 このような構成であると、永久磁石68aのN
極から出た磁束は、リング62aに至り、その
後、リング62a内を軸方向に通過して、一方に
おいてはリング62aの内面から磁極64a、継
鉄63を通つてS極に至る経路で通過し、他方に
おいてはリング62aの端面から環状磁極66、
継鉄63を通つてS極に至る経路で通過する。永
久磁石68bのN極から出た磁束も同様に2つの
経路で通過する。したがつて、リング62a,6
2bの内面と磁極64a,64bとの間には半径
方向の磁気的支承力が作用し、またリング62
a,62bの端面と環状磁極66との間には軸方
向の磁気的支承力が作用することになる。このと
き、回転軸51が半径方向に移動しようとする
と、この動きを位置検出器73が検出し、これに
よつて半径方向安定化制御装置が作動してコイル
65a,65bを適宜付勢し、各部の半径方向磁
気支承力を制御して回転軸51を安定位置まで推
移させる。一方、回転軸51が軸方向に移動しよ
うとしたときには軸方向安定化制御装置が作動し
てコイル67a,67bを適宜付勢し、軸方向磁
気支承力を制御して回転軸51を軸方向の安定位
置まで推移させる。すなわち、回転軸51が軸方
向に変位置すると、回転軸51の外周面と位置検
出器75a,75bの感応面との重なり幅Hが変
化するので位置検出器75a,75bの出力も変
化する。この出力は感応面と回転軸51の外周面
との間のギヤツプ長gによつても左右される。た
とえば、1つの位置検出器の出力だけに着目して
みると、回転軸51の軸方向変位によつて第9図
に示すように変化する。なお、図中Jはgが大き
い場合、Kはgが中程度の場合、Lはgが小さい
場合を示している。何れにしても回転軸51が軸
方向に変位すると、位置検出器75a,75bの
出力が変化する。この出力は信号処理回路82の
変換器83a,83bによつて線形化された後、
バイアス電源84a,84bによつてオフセツト
電圧が消去された信号に変換される。そして両信
号が加算器86で加算される。位置検出器75
a,75bの感応面と回転軸51との間のギヤツ
プ長は、一方が大きくなると一方が小さくなる関
係にあるので、加算器86の出力は上記ギヤツプ
長による成分を含まない、回転軸51の軸方向変
位のみに対応したものとなる。そして、軸方向安
定化制御装置は信号処理回路82の出力信号に基
いてコイル67a,67bを付勢する。したがつ
て、回転軸51は軸方向の安定位置まで推移し、
ここに完全非接触な磁気支承状態が実現される。
なお、この状態で誘導モータを付勢すると、回転
軸51を完全非接触状態で回転させることができ
る。 そして、この場合には、回転軸51の外径が急
変する部分、つまり、この実施例の場合には、回
転軸51の端部外周面に感応面の一部分が対面す
るように位置検出器75a,75bを設け、この
位置検出器75a,75bを使つて回転軸51の
軸方向位置を検出するようにしているので回転軸
51に軸方向位置を検出するための格別な部材を
付加すことなしに軸方向位置検出系を構成するこ
とができる。したがつて、回転軸51の大形化や
大重量化を防止でき、また、耐遠心応力性につい
ても考慮する必要がない。また、位置検出器75
a,75bの出力を加算して位置信号を得るよう
にしているのでギヤツプ長g1,g2の出力分を消去
でき、非接触ギヤツプセンサタイプの位置検出器
を使用したときの弊害を防止でき、結局、前述し
た効果が得られる。 なお、本発明は、上述した実施例に限定される
ものではない。すなわち、上記実施例において位
置検出器として渦電流式変位変換器を用いたが他
の非接触ギヤツプセンサタイプのもの、たとえば
光反射式、静電容量式変位変換器を用いてもよ
い。又、上述した実施例では中空の回転軸51の
外側に軸方向位置を検出するための位置検出器7
5a,75bを配設しているが、内側に配設する
ようにしてもよい。また、上述した実施例は本発
明を外側回転子型の磁気軸受装置に適用した例で
あるが、本発明は内側回転子型のものにも勿論適
用できる。第11図は内側回転子型で5軸制御型
のものに本発明を適用した例を示している。な
お、図では静止要素を支持するための部材が省略
されている。すなわち、図中101は回転軸を示
し、この回転軸101は、その両端部において軸
方向支承要素102a,102bによつて軸方向
が支承され、また、その中央部分において半径方
向支承要素103a,103bによつて半径方向
が支承されるようになつている。軸方向支承要素
102a,102bは等しく構成されており、要
素102aを例にとると、回転軸101の端部外
周に固定された高透磁率材製の環状板104と、
静止部に固定された永久磁石105と、この永久
磁石105から出た磁束を上記環状板104の一
方の面の周辺部を経由させて通過させる磁極10
6a,106bと、これら磁極106a,106
bの外周に巻装された軸方向支承力制御用のコイ
ル107a,107bとで構成されている。一
方、半径方向支承要素103a,103bも等し
く構成されており、要素103bを例にとると、
回転軸101の外周に固定された高透磁率材製の
リング108と、静止部に固定された環状永久磁
石109と、この永久磁石109から出た磁束を
リング108の両端部外周面を経由させて通過さ
せる磁極材110a,110bと、これら磁極材
110a,110bの内面に90度の角度差をもつ
て突設された磁極111と、これら磁極111の
外周に巻装された半径方向支承力制御用のコイル
112とで構成されている。また、回転軸101
の両端部の回りで各磁極111に対する位置に
は、回転軸101の半径方向の位置を検出するた
めの渦電流式の位置検出器113がその感応面を
回転軸101の外周面に対向させて配置されてい
る。さらに、軸方向支承要素102bを構成する
環状板104の半径方向側方には、回転軸1の軸
方向位置を検出するための渦電流式の位置検出器
114a,114bが、その感応面の一部を環状
板104の外周面に対向させ、かつ理想回転中心
線を中心にして対称的に配置されている。そし
て、前記位置検出器113の出力は公知の半径方
向制御装置に導入され、また位置検出器114
a,114bの出力は第10図に示した信号処理
回路を介して公知の軸方向制御装置に導入される
ようになつている。なお、図中120は、回転軸
101に回転動力を付与するための誘導モータを
示している。 このように、構成されたものでも、位置検出器
114a,114bを上述した関係に設けている
ので、前述した説明から明らかなように回転軸1
01に軸方向位置を検出するための格別な部材を
取付けることなしに軸方向位置を検出することが
できる。したがつて、前記実施例と同様な効果が
得られる。 なお、上述した実施例において、軸方向支承要
素102bを構成する環状板104を利用して軸
方向の位置を検出するようにしているが第12図
に示すように回転軸101の外周に導電性のリン
グ131を装着し、このリング131を使つて軸
方向の位置を検出するようにしてもよい。この場
合、位置検出器114a,114bを前述の関係
に設けているので、肉厚が数mmのリング131で
も良好に軸方向位置を検出することができる。し
たがつて、リング131を設けたことによつて回
転体が大型化したり、大重量化したりする虞れが
ないし、また、耐遠心応力性の点を格別に考慮す
ることなしに軸方向位置を良好に検出することが
できる。また、本発明は、他の磁気軸受装置全搬
に適用できることは勿論である。
第1図は従来の磁気軸受装置の概略縦断面図、
第2図は同装置を第1図におけるA−A線に沿つ
て切断し矢印方向にみた断面図、第3図は同装置
を第1図におけるB−B線に沿つて切断し矢印方
向にみた断面図、第4図および第5図は軸方向位
置検出器のそれぞれの異なる設け方を説明するた
めの図、第6図は本発明に係る磁気軸受装置の主
要部の概略構成を説明するための図、第7図は本
発明の一実施例に係る磁気軸受装置の要部縦断面
図、第8図は同装置における軸方向位置検出器の
配置関係を説明するための図、第9図は軸方向位
置検出器の出力特性を説明するための図、第10
図は軸方向位置検出器の出力を処理する信号処理
回路の構成図、第11図は本発明の別の実施例に
係る磁気軸受装置の要部概略縦断面図、第12図
は本発明のさらに別の実施例に係る磁気軸受装置
の主要部側面図である。 51……回転軸、52……磁気支承要素、7
3,113……半径方向の位置検出器、75a,
75b,114a,114b……軸方向の位置検
出器。
第2図は同装置を第1図におけるA−A線に沿つ
て切断し矢印方向にみた断面図、第3図は同装置
を第1図におけるB−B線に沿つて切断し矢印方
向にみた断面図、第4図および第5図は軸方向位
置検出器のそれぞれの異なる設け方を説明するた
めの図、第6図は本発明に係る磁気軸受装置の主
要部の概略構成を説明するための図、第7図は本
発明の一実施例に係る磁気軸受装置の要部縦断面
図、第8図は同装置における軸方向位置検出器の
配置関係を説明するための図、第9図は軸方向位
置検出器の出力特性を説明するための図、第10
図は軸方向位置検出器の出力を処理する信号処理
回路の構成図、第11図は本発明の別の実施例に
係る磁気軸受装置の要部概略縦断面図、第12図
は本発明のさらに別の実施例に係る磁気軸受装置
の主要部側面図である。 51……回転軸、52……磁気支承要素、7
3,113……半径方向の位置検出器、75a,
75b,114a,114b……軸方向の位置検
出器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転体を磁気力によつて非接触に支承する磁
気支承要素と、上記回転体の半径方向位置および
軸方向位置を検出する位置検出系と、これら位置
検出系の出力に基いて前記磁気支承要素の半径方
向磁気支承力および軸方向磁気支承力を制御する
手段とを備えた磁気軸受装置において、前記軸方
向の位置を検出する位置検出系は、前記回転体の
外径もしくは内径がX1からX2(但し、X1>X2、
X2≧0)に変化する境界を通つて上記回転体の
理想回転中心線と直交する関係に描かれる境界線
上の静止位置に、上記境界線に対してそれぞれの
感応面を交差させるとともに互いの感応面を上記
理想回転中心線を中心にして相反する方向に向け
て上記回転体に対面させて設けられた非接触ギヤ
ツプセンサタイプの第1および第2の位置検出器
と、これら第1および第2の位置検出器の出力を
加算する回路とを主体に構成されてなることを特
徴とする磁気軸受装置。 2 前記位置検出器は、光反射式変位検出器、静
電容量式変位検出器、渦電流式変位検出器のいず
れかであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記範の磁気軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20967482A JPS5999118A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 磁気軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20967482A JPS5999118A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 磁気軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5999118A JPS5999118A (ja) | 1984-06-07 |
| JPS6220408B2 true JPS6220408B2 (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=16576725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20967482A Granted JPS5999118A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 磁気軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5999118A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0830496B2 (ja) * | 1986-02-07 | 1996-03-27 | 株式会社日立製作所 | 磁気軸受 |
| JPS63122208U (ja) * | 1987-02-03 | 1988-08-09 | ||
| US5111102A (en) * | 1989-05-25 | 1992-05-05 | Meeks Crawford R | Magnetic bearing structure |
| JP2009168072A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Jtekt Corp | 軸受装置およびこれを備えた遠心圧縮機 |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP20967482A patent/JPS5999118A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5999118A (ja) | 1984-06-07 |
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