JPH02280833A - 複合化分離剤及びその製造法 - Google Patents

複合化分離剤及びその製造法

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JPH02280833A
JPH02280833A JP1100208A JP10020889A JPH02280833A JP H02280833 A JPH02280833 A JP H02280833A JP 1100208 A JP1100208 A JP 1100208A JP 10020889 A JP10020889 A JP 10020889A JP H02280833 A JPH02280833 A JP H02280833A
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separation
crosslinking
hydrophilic polymer
composite
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Application number
JP1100208A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kusano
草野 裕志
Takeshi Ito
剛 伊藤
Takayuki Tashiro
田代 孝行
Hiroaki Takayanagi
弘昭 高柳
Eiji Miyata
宮田 栄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、機械的強度が大で、カラムに充填したときの
通液性が良好である蛋白質等の生体高分子のクロマトグ
ラフィー分離での使用に適した複合化分離剤及びその製
造法に関する。
(従来の技術) 蛋白質等の生体高分子の分離は、通常の低分子量物質の
分離とは異って、分離対象物が生体高分子であるととK
よる種々の制約を受ける。すなわち、これらが熱、有機
溶媒、酸やアルカリ等に弱く、有機溶媒、酸、アルカリ
と接触すると変質や分解を起すため、分離条件には温和
な条件を用いる必要がある。
そのために、従来、蛋白質等の生体高分子の分離におい
ては1次にあげる分離剤が使用されてきた。
■ デキストラン、アガロース等の多糖類系を架橋した
分離剤。
■ ポリビニルアルコールをエピクロルヒドリンで架橋
した分離剤。
■ アクリル酸エステル系単量体と架橋性単量体である
ポリアルキレングリコールのIリアクリル酸エステルと
の共重合体分離剤。
■ 多孔質な前記の■の分離剤の表面を親水性物質でコ
ーティングした分離剤。
■ 多孔質なケイソウ±(無機質)担体の細孔内に、ア
ガロースグルを充填した分離剤。
上記■及び■の分離剤は、親水性に富んでいて、蛋白質
の不可逆吸着を起しKくく、かつ巨大網目構造を有する
ことから1%&l’ル浸透クロ浸透クロマト−ラフイー
分離剤として優れた分離能を有する。しかし、これらの
分離剤は、軟質である丸めに機械的強度に劣シ、カラム
に層高を高く充填して高流速で分離を行なう工業的スケ
ールの分離においては1分離剤が圧密化され、通液でき
なくなる欠点がある。
上記■の分離剤は、硬質であるために機械的強度に優れ
ている。しかし1分離剤中に1着干疎水性が残ってhる
ため、蛋白質の不可逆吸着を起しやすく、また、多孔質
構造を有することがら■。
■の分離剤と比較すると、分離能が劣る。
上記した■の分離剤は1分離剤の表Iを親水性物質にて
コーティングしたものであり、蛋白質の不可逆吸着を起
しに<<、かつ硬質であるため機械的強度に優れている
。しかし、多孔質構造を有することから、■、■の分離
剤と比較し1分離能が劣る。
上記した■の分離剤は、多孔質な無機質(ケイツク±)
に7ガロースrルを充填したものであり、その構造から
して、硬質で機械的強度に優れている。しかし、一般に
無機質多孔質物は、酸若しくはアルカリで分解されると
いう欠点かあ)、これを用いた分離剤は分離の際の洗浄
工程において種々の制約を受け、耐久性に問題がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、巨大網目構造を有する親水性テリマー分離剤
の有する蛋白質等に対する優れた分離能を保持しながら
、同分離剤の有する機械的強度に劣る欠点が大巾に改良
された親規な複合化分離剤及びその製造法を提供しよう
とするものである。
伽) 発明の構成 (問題点を解決する丸めの手段) 本発明者らは、前記の問題点を解決するために種々研究
を重ねた結果1機械的強度の優れた細孔構造を有する有
機ポリマー基体の該細孔を利用して、その細孔内に機械
的強度が劣るが、蛋白質等の生体高分子の分離に優れた
性能を示す親水性ポリマー系分離剤を充填せしめること
によって、その目的を達成することができたのである。
すなわち1本発明の複合化分離剤は、水中における膨潤
度が10−レ’、1il−dry以下で架橋度が4〜1
00モル%でありζかつ細孔構造を有する有械ポリマー
基体の該細孔内に、水中における膨潤度が10ml/g
〜100 d/9−dryで、かつ巨大網目構造を有す
る親水性ポリマー系分離剤を充填せしめてなる分離剤で
ある。
本発明の複合化分離剤の水中における膨潤度が10ml
/g〜100 +d/g−dryで巨大網目構造を有す
る親水性ポリマー系分離剤用の原料親水性ポリマーは、
親水性に富んでいて蛋白質等の生体高分子の不可逆吸着
が起シにくい、たとえばデキストラン、アガロース等の
多糖類系やポリビニルアルコール等の親水性合成高分子
系が好ましい。
これらの原料親水性ポリマーは、架橋反応させて、巨大
網目構造を有する親水性ポリマー系分離剤として使用す
る。
かかる本発明の複合化分離剤は、水中における膨潤度力
10 ml/9−rlry 以下で架橋度が4〜1o。
モル%であり、かつ細孔構造を有する有機ポリマー基体
の該細孔内K、親水性ポリマー系分離剤用の架橋前の原
料親水性4リマー溶液を含浸せしめ、次いで架橋剤を加
えて該細孔内において原料親水性ポリマーに架橋反応さ
せて、水中における膨潤度が10ml/g〜100 d
/N−dryで、かつ巨大網目構造を有する親水性ポリ
マー系分離剤を生成せしめる方法によシ容易に製造する
ことができる。
本発明における水中における膨潤度が10 m!7’9
−dry以下で架橋度が4〜100モル%であり、かつ
細孔構造を有する有機ポリマー基体(以下、単に「多孔
質ポリマー基体」ということがある。)は、このように
水中に訃ける膨潤度が10略/77−dry以下で、架
橋度が4〜100モル%である必要がある。その理由は
、同膨潤度が10 d/g−dryを超えて大となった
シ、又は架橋度が4モル%未満になると、機械的強度が
低下してくる。からである。
細孔構造を有する物質としては、有機ポリマー以外にも
、念とえば多孔質けい酸などの無機質多孔質物があシ、
その使用も可能であるが、一般に。
無機質多孔質物は、酸若しくはアルカリで分解されると
いう欠点があシ、これを用いた複合化分離剤は1分離の
際の洗浄工程において種々の制約を受けるので、好まし
くない。
本発明における多孔質ポリマー基体の細孔は。
その中に充分な盆の親水性1リマー系分離剤を形成・充
填せしめることのできる容積と、蛋白質等の生体高分子
の分離をすべき物質が該細孔内に拡散してゆくことので
きる大きさ(細孔半径)を有する必要がある。しかし、
その反面において細孔容積が大きすぎたシ、細孔半径が
大きすぎると機械的強度が低下してくるので、好ましい
細孔容積は、0.5〜3 at/iであり、好ましい細
孔半径は200〜100,0OOXである。
本発明における多孔質ポリマー基体製造用の有機ポリマ
ーとしては、ビニル基若しくは471口(ニル基を分子
中に1個有するモノ不飽和単量体と、ビニル基若しくは
インプロペニル基を分子中に2個以上有するIり不飽和
単蓋体との共重合体が好ましい。
そのモノ不飽和単量体としては、たとえばスチレン、エ
チルビニルベンゼン、p−メチルスチレン等の芳香族モ
ノビニル化合物;グリシジル(メタ)アクリレート(注
:これはグリシジルアクリレートとグリシジルメタクリ
−レートとの総称である。以下、これに準じる。ン、ア
リルグリシジルエーテル、2−ヒドロキシエチル(メタ
)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アク
リレート等の重合性のビニル基又はイソプロペニル基を
有し、かつ官能基を有するエステル又はエーテル化合物
ニアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチル等の(メタ)アクリル酸や(メタ)アク
リル酸エステル;ギ酸ビニル、酢酸ビニル、ギ酸アリル
、酢酸アリル等のカルがン酸のビニル基含有エステルが
あげられる。
また、そのポリ不飽和単量体としては、たとえばジビニ
ルベンゼン、トリビニルベンゼン又はこれらの置換誘導
体等の芳香族ポリビニル化合物;エチレングリコールジ
アクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールノメタクリレート等のフルキレ
7ノ(メタ)アクリレート化合物;グリセリントリアク
リレート、グリセリンジメタクリレート等のグリセリン
ポリ(メタ)アクリレート化合物;及びトリアリルイソ
シアヌレートのようなヘテロ環を有するlリアクリル化
合物などがあげられる。
かかるモノ不飽和単量体とポリ不飽和単量体とから本発
明で用いる多孔質/17マ一基体を製造する方法は公知
であり、たとえば特開昭60−96605号公報に記載
されているから、かかる公知方法を用いて本発明におけ
る多孔質ポリマー基体は容易に製造できる。すなわち、
前記のモノ不飽和単量体と、前記のジ若しくはそれ以上
のポリ不飽和単量体とを、多孔質化剤の共存下でラノヵ
ル重合開始剤を加えた水中で懸濁重合させ1次いで多孔
質化剤を除去すれば1本発明で用いる多孔質ポリマー基
体は容易に得られる。
本発明の多孔質ポリマー基体において必要とするのと同
一の条件を満す多孔質ポリマー基体は、イオン交換樹脂
や吸着剤等として既に市販されているものの中にも存在
するから1本発明はががる市販の多孔質ポリマー基体を
用いて実施することも可能である。
次に、かかる多孔質ポリマー基体の細孔内K。
水中における膨潤度が10−100td/9−dry 
テ、かつ巨大網目構造を有する親水性ポリマー系分離剤
を充填せしめて本発明の複合化分離剤を製造する方法と
しては1種々の方法が可能であるが、その最も簡便で、
好ましい方法は、前記し友ように、本発明における多孔
質ポリマー基体の必要な条件を備えた多孔質ポリマー基
体の細孔内に、親水性ポリマー系分離剤の架橋前の原料
親水性ポリマー溶液を含浸させ、次いで架橋剤を加えて
該細孔内において原料親水性ポリマーに架橋反応させて
本発明における条件を備えた親水性ポリマー系分離剤を
生成せしめる方法である。
親水性ポリマー系分離剤の架橋前の親水性ポリマー(す
なわち原料親水性ポリマー)としては。
たとえばデキストラン、アガロース、キトサン等の多糖
類系のもの、/IJビニルアルコール、ポリアクリルア
ミド等の親水性合成高分子系のものなどがあげられる。
また、これらの原料親水性ポリマーの溶媒としては、原
料親水性ポリマーを溶解することのできるものであれば
何でも使用できるが1通常、水が最も一般的である。溶
媒に溶解させる原料親水性ポリマーの濃度は、目的とす
る分離剤の性能等に応じて選択されるが、その濃度は1
通常、2〜50重量%、好ましくは5〜20重it%の
範囲内である。一般に、低濃度の原料/ リマー溶液か
らは高い膨潤度を有する親水性ポリマー系分離剤が形成
されやすいし、高濃度の原料親水性ポリマー溶液からは
低い膨潤度を有する親水性ポリマー系分離剤が形成され
やすい。
原料親木性ポリマーを溶解させた溶媒溶液は、次いで、
多孔質ポリマー基体の細孔内に含浸させるが、その含浸
方法には種々の方法を用いることができる。−船釣にい
って、最も簡単な含浸方法は、前記の原料親水性ポリマ
ー溶液に多孔質ポリマー基体を加えて含浸させ1次いで
過剰の溶液を濾過等で除く方法である。
多孔質ポリマー基体の細孔内に含浸せしめた原料親水性
ポリマー溶液は、次いで架橋剤を加えて該細孔内で架橋
反応をさせて、親水性ポリマー系分離剤を形成させる。
その架橋剤としては、たとえばエピクロルヒドリン等の
エビハロヒドリン、グルタルアルデヒド等のジアルデヒ
ド化合物、メチレンジイソシアネート等のジイソシアネ
ート化合物等のようなOH基に活性な官能基を2個以上
有する化合物があげられる。また、原料の親水性ポリマ
ーとしてキトサンのよりなアミノ基を有する化合物を使
用する場合には、l、8−ジクロルオクタンのようなシ
バライドも架橋剤として使用できる。
かかる架橋剤による架橋反応は、通常、原料親水性ポリ
マー溶液を細孔内に含浸させた多孔質ポリマー基体を、
適当な媒体中に分散・懸濁させた系に架橋剤を添加して
行なわせる。その際の架橋剤の添加量は、目的とする分
離剤の性能などに応じて選定される。一般K、架橋剤の
添加量を多くすると生成親水性ポリマー系分離剤の膨潤
度が小さくなるし、架橋剤の添加量を少なくすると同分
離剤の膨潤度が大となる。そして、架橋剤の添加量があ
まシ多すぎると、原料親水性ポリマーの特性が損なわれ
ることになるので、その添加量は、通常、原料親水性/
+7マーの構成単位1モル当90、1〜2モルの範囲内
である。
架橋剤と原料親水性ポリマーとの架橋反応が触媒等の添
加によシ制御できる場合には、架橋反応は、予め架橋剤
を混合しておいた原料親水性4リマー溶液を含浸せしめ
た多孔質ポリマー基体を。
適当な媒体中に分散・懸濁させた系に、その触媒等を添
加して行なわせることができる。また、温度等の架橋反
応条件を変化させることKよって架橋反応を開始させる
ことができる場合には、原料ポリマー、架橋剤及び触媒
等を溶解した溶液を含浸させた多孔質ポリマー基体を、
適当な媒体忙分散・懸濁させてから、架橋反応条件(た
とえば温度)を、架橋反応が有効に進行しうる条件に変
化させて、架橋反応を行なわせることができる。
架橋反応触媒は、架橋剤の種類により異なる。
タトエば、エピクロルヒドリン等の場合は水酸化ナトリ
ウムや水酸化カリウム等のアルカリが有効であるし、ま
たジアルデヒド化合物の場合には塩酸や硫酸等の鉱酸が
有効である。
原料親水性ポリマー溶液等を含浸させた多孔質ポリマー
基体を分散・懸濁させる媒体としては、あれば、何でも
使用できる。
多孔質ポリマー基体として(メタ)アクリル酸や(メタ
)アクリル酸エステルの共重合体のよう九 雌親水性の多孔質ポリマー基体を用いる場合の。
その分散、懸濁媒体の具体例としては、たとえばトルエ
ン、ジクロロベンゼン、ニトロメタン等の有機溶媒があ
げられる。
用いる場合の、その分散、懸濁媒体としては、有機溶媒
の他に、含浸の際の原料親水性ポリマー溶液も使用でき
る。
架橋反応は1通常、5〜90℃の範囲の温度で。
1〜10時間かけて行なわせる。
かかる架橋反応においては、生成する親水性ポリマー系
分離剤の水中における膨潤度が10〜100−レ’9−
dry、好ましくは10〜50 m/#−dryになる
よう圧するが、その膨潤度の調整は、前述のように、原
料の親水性ポリマーの溶液濃度や架橋剤の添加量の調節
等によって容易に行なわせることができる。また、かか
る原料親水性プリマー溶液の架橋反応によりて形成され
る親水性ポリマー系分離剤は1通常、巨大網目構造を有
するものであることは既に知られている。
架橋反応の終了後、生成分離剤を戸別し、次いでメタノ
ールやエタノールなどの親水性有機溶媒、水等で洗浄し
て、未反応の原料親水性ポリマーや懸濁用媒体等を除去
すれば、多孔質ポリマー基体の細孔内に所望の親水性ポ
リマー系分離剤が充填された本発明の複合化分離剤が得
られる。
本発明の複合化分離剤における多孔質ポリマー基体と親
水性ポリマー系分離剤との含有比率は、親水性4リマー
系分離剤の割合が多いほど分離の目的からは望ましいが
、その反面において分離剤の機械的強度が低下してくる
ことKなるので、多孔質ポリマー基体と親水性ポリマー
系分離剤との容積比でに0.5〜に3の範囲が好ましい
なお、本発明においてモノ不飽和単量体とポリ不飽和単
量体との共重合体(すなわち多孔質ポリマー基体)の架
橋度は、下式よシ求められた重量比で示した。
また、膨潤度は下記の方法によシ測定した。
樹脂を洗浄し、充分水中で膨潤させた後、10−のシス
シリンダーに入れ、底部を軽くたたきながら正確に10
+d秤取する。
この樹脂を遠心分離機で、脱水した後、50℃。
10ml/g■則の真空乾燥器で充分乾燥し、その重量
囚を精秤して、下記から膨潤度を算出する。
(実施例) 以下に、実施例をあげてさらに詳述するが、本発明は実
施例によって限定されるものではない。
実施例1 2.3−ジヒドロキシグロビルメタクリレート(70重
量%)とエチレングリコールジメタクリレー)(30重
量%)とからなる親水性の球状多孔質重合体(粒子径1
20μ、細孔半径3,0OOX、細孔容積1.75 t
d/l、比表面積15.4 m”/fl 、水中潤度4
.5 tptl/1−dry 、架橋度30重量%)5
gを乾燥したものを100dビーカーに入れ、それにテ
キストラン4g、NaOH2,4g、NaBH40,6
Ji’  を水24−に室温で4時間攪拌しながら溶解
した水溶液を加えた。球状多孔質重合体の細孔内に同溶
液を室温で12時間含浸させた後、多孔質体表面に付着
した溶液を遠心分離で除き、デキストラン溶液含浸多孔
質体を得た。
一方、攪拌機及び還流冷却管を取付けた0、51の三つ
ロフラスコに、トルエン230dt−人tL。
エチルセルロース(バーキーリーズ社製、商品名EC−
T100) 2.9を溶解して分散浴を調製した。得ら
れた分散溶液に上記のデキストラン溶液含浸多孔質体を
分散した後、架橋剤のエピクロルヒドリン20−を加え
、 50tl:に昇温し、この温度で8時間攪拌しなが
ら多孔室体細孔内に含浸されているデキストランを架橋
反応させた。
反応終了後1反応物kW遇して生成した多孔質体とデキ
ストランとからなる複合化物をトルエン液と分離し、ト
ルエン、エタノール、水の順に洗浄して複合化分離剤を
得た。
なお、この実施例1における使用各成分の種類及び添m
tを第1表に示した。
実施例2 使用するデキストランの平均分子量を、第1表に示すよ
うに変更した以外は、実施例1と同様な方法で複合化分
離剤1fr袈遺した。
第1表 注:*1・・・いずれもシグマ拳ケミカル社製*2・・
・バーキーリーズ株式会社友、商品名EC’−T100
実験例1 実施例1で得られた複合化分離剤について、下記の方法
で圧力損失測定試験をした。
すなわち、内径10wφのガラスカラム(シャット付き
)に粒径を74〜208μに整粒した実施例1で得られ
た複合化分離剤4o−を充填した。
その充填された複合化分離剤の層高け50副であった。
カラムを循環水で25℃に保ち、カラム上部から0.0
5M、pH7,0のリン酸緩衝溶液を1〜7 m/Hr
の一定流速で流した。充填層が安定し、カラム上部にと
り付けた圧力計の指針が一定したところで、圧力計の目
盛を読みとり、その値から複合化分離剤を充填しない、
いわゆる空力ラムの状態で前述の操作と全く同様の操作
を行なった場合の圧力計の読みとり値を引いて圧力損失
(ΔP二単位はに9/cryt” 150ty b@ 
d )を求めた。
流速(LV、線流速二単位はm/Hr)を種々に変えて
圧力損失(ΔP)を測定したところ、第1図に示す結果
が得られ、測定した流速範囲内(LVとして7m/Hr
以下)では、実施例1で得られた複合化分離剤を用いた
場合のΔPとLV間釦は直線関係が成立し、LV= 7
 m/Hrといり高流速で通液しても、分離剤粒子の変
形や破砕が全く認められなかりた。
比較のために、実施例1で得られた複合化分離の代シに
、架橋アガロースゲル(ファルマシア社製、商品名セフ
ァローズCL−6B)を用いて同様の試験を行ない、Δ
PとLVとの関係を求めたところ、第1図に示す結果が
得られた。架橋アガロースグルの場合には、流速Lvが
1 m/Hrt−越えたあたシからΔPが急激に増加し
、LVが2.5 m/Hr以上では通液が困難となった
実験例2 実施例1.実施例2で得られた複合化分離剤、及び実施
例1の複合化分離剤の製造において用いた球状多孔質重
合Wをそれぞれ10wmφX500■Hのガラスカラム
に充填し、充分に水洗したのち、較正曲線を作成するた
めに以下の操作を行ない。
ゲル浸透クロマトグラフィー用担体としての性能評価を
した。
すなわち1分子量既知のデキストラン水溶液(1度5 
w/v%)を100 μi  ポリエチレングリコール
水溶液(濃度2 w/v%)を300μl、上記のカラ
ムに負荷し、次いで流速0.4 pd/minで蒸留水
を流し、デキストラン、ポリエチレングリコールをそれ
ぞれ浴出させた。
溶出液中のデキストラン、ポリエチレングリコールを示
差屈折計を用いてそれぞれ検出し、その溶出位It(ピ
ークのトップ位fit)から下記式にょシ求めた保持容
器KaV値を分子量に対してプロットし、その較正曲線
として@2図に示す結果が得られた。
式中のvt:分離剤全体積(−) V6:溶出体aI(#!/) vo:排除体積(−) なお、voは分子量約200万のデキストラン(ファル
マシアAB社製、商品名T2O00)を用いて求めた値
である。
第2図の結果から明らかなように、実施例1や2の複合
化分離剤の製造において用いた球状多孔質重合体は1分
子量約50万のデキストランが拡散してゆくことのでき
る細孔を有している。これに対して、実施例1で得られ
た複合化分離剤は。
分子量約1万のポリエチレングリコールが拡散できない
。このことから、実施例1で得られた複合化分離剤は、
多孔質ポリマー基体の細孔中に親水性ポリマー系分離剤
が形成されていることがわかる。また、この実施例1.
2で得られた複合化分離剤の較正曲線は、良好な直線性
を示し、rル浸透りロマトグラフィー用担体として好適
である。
実施例3 100−ビーカーに、8 mM−HCt溶液2O−t−
入れたのち、粉末状のポリビニルアルコール(日本合成
化学工業株式会社、商品名が一七ノールNL−05)2
9を加えて分散させ、98℃で1時間加熱して溶解した
のち、室温まで冷却し、その溶液中に実施例1と同じ乾
燥した球状多孔質重合体5Iを加え、該多孔質体の細孔
内に、室温で4時間含浸させた。そののち、多孔質体表
面に付着している溶液を遠心分離で除き、ポリビニルア
ルコール溶液を含浸した多孔質体を得た。
一方、攪拌機及及還流冷却管を取付けた0、51の三つ
ロフラスコに、実施例1と同組成のトルエン溶液150
−を入れ5分散浴を調製した。得られた分散溶液に上記
のポリビニルアルコール溶液含浸多孔質体を分散した後
、架橋剤のゲルタールアルデヒドを分散溶液と同組成の
トルエン浴液100−にあらかじめ混合したものを加え
、50℃に昇温し、この温度で4時間攪拌し、多孔質体
側孔内に含浸されているポリビニルアルコールを架橋反
応させた。
反応終了後、反応物t−W過して、生成した複合化物を
トルエン溶液と分離し、トルエン、エタノール、水の順
に洗浄して複合化分離剤を得た。
なお、この実施例3における使用各成分の種類及び添加
量を第2表に示した。また、第3表に複合化前の多孔質
重合体及び得られた複合化分離剤の水分、水中膨潤度を
示した。
実施例4 100−ビーカーに、200mM酢酸溶液を入れたのち
、第2表に示し九低分子化キトサン2.IJFを加え、
室温で2時間攪拌し、溶解した。次いで、これに実施例
1と同じ乾燥した球状多孔質重合体5gを加え、実施例
3と同様な方法で、低分子化キトサン溶液を含浸した多
孔質体を得た。
次いで、第2表に示し念ように架橋剤の仕込量を変更し
た以外は、実施例3と同様な方法で複合化分離剤を製造
した。得られた複合化分離剤の水分、水中膨潤度を第3
表に示した。
第2表 注:*1・・・日本合成化学工業株式会社商品名ゴーセ
ノールNL−95 *2・・・半井化学薬品株式会社商品名キトサン100
上記のキトサン20Jiili−、過ホウ素酸す) I
Jウム8.51を水500−に溶解した溶液中に加え、
50℃で3時間、加熱処理し、低分子化したキトサン 第3表 実験例3 実施例3及び実施例4で得られた複合化分離剤について
、実験例2と同様な方法で較正曲線を作成し、その結果
を第3図に示した。
ン、ポリエチレングリコールが拡散できない。これに対
して、実施例3,4の複合化分離剤の製造に用いた球状
多孔質重合体は、第2図に示したように分子量約50万
のデキストランが拡散してゆくことのできる細孔を有し
ている。このことから。
実施例3,4で得られた複合化分離剤は、多孔質重合体
基体の細孔中に親水性ポリマー系分離剤が形成されてお
シ、かつ較正曲線は、良好な直線性を示し、グル浸透ク
ロマトグラフィー用担体として好適である。
実施例5 スチレン、エチルビニルベンゼン及ヒノピニルベンゼン
からなる球状多孔質体合体囚の戟燥品7、0 gをメタ
ノールに浸漬し、徐々に水と交換し。
水膨潤状態とする。次いで水膨潤状態の多孔質体の表面
の水を吸引p過して除いた。
一方、攪拌機及び還流冷却管を取付けた0、21の三つ
ロフラスコに、3N−水酸化ナトリウム40−を入れ、
それにデキストラン8gを室温で4時間攪拌しながら溶
解した。その溶液中に、上記の多孔質体を加え、室温で
12時間攪拌しながら多孔質体の細孔内に7’キストラ
ン溶液を含浸させた。そののち、攪拌しながらエピクロ
ルヒドリン3.9 d i加え、50℃に昇温し、その
温度で8時間攪拌しながら、多孔質体の細孔内に含浸さ
れているデキストランを架橋反応させた。
反応終了後、反応物を水200−を入れたビーカーに移
し、INの塩酸で中和した後、ろ過し。
複合化物f、解溶液ら分離し、水洗して複合化分離剤を
得た。
得られた複合化分離剤の水分、水中膨潤度は、第6表の
通シであった。比較のために、複合化前の多孔質体Aの
値も示した。
第4表に使用した球状多孔質体囚の物性値を。
第5表に、実施例5における使用各成分の種類及び添加
量等を示した。
実施例6 デキストラン溶液組成、エピクロルヒドリン量を第5表
に示したように変更した以外は、実施例5と同様な方法
で複合化分離剤を製造した。
得られた複合化分離剤の水分、水中膨潤度は。
第6表の通シである。
実施例7 使用し丸球状多孔質重合体を(2)K変更した以外は、
実施例5と同様な方法で複合化分離剤を製造した。
第4表に使用した球状多孔質体0)の物性値、又第6表
に得られた複合化分離剤の水分、水中膨潤度を示した。
第5表 注)*1・・・いずれもシグマ・ケミカル社製平均分子
量: 71500 実験例4 実施例5,6及び7で得られ之複合化分離剤について実
験例2と同様な方法で較正曲線を作成し。
その結果を第4図に示した。
実施例5,6及び7で使用した球状多孔質重合体自体は
、デキストラン、ポリエチレングリコールを吸着するた
め、これらの物質のゲル浸透クロマトグラフィー用担体
として使用できない。しかし、複合化することによシ、
デキストランを吸着しなくなり、第4図に示したような
較正曲線が得られた。このことから、6a[分子量のデ
キストラン、オリゴマルトース等のゲル浸透クロマトグ
ラフィー用担体として使用できる。
実験例5 実施例5で得られた複合化分離剤及び比較のために、複
合化前の球状多孔質体Aの牛血清アルブミンの吸着量を
調べた。
すなわち200−三角フラスコに、0.20重量警のウ
シ血清アルブミンの0.50 M トリス・塩酸緩衝浴
液(pH7,50)t−100−調製した。一方。
5.00−の各分離剤を緩衝溶液で緩衝化し、これを遠
心分i41@で付着水を除き、上記の調製溶液に加えた
。これらの溶液1fr:12時間5℃で静置した後、振
とう機でlθ℃6時間(100spm、 、4crnス
トローク)振とうした。振とり終了後、溶液全濾過し、
F液の吸光度を280 nmで測定し、検量線より、分
離剤に吸着した蛋白質の重量を算出した。その結果を第
7表に示した。
第7表 (e)  発明の効果 本発明の複合化分離剤は1機械的強度の優れた細孔構造
を有する有機ポリマー基体の該細孔内に、蛋白質等の生
体高分子の分離に優れた性能を示す巨大網目構造を有す
る親水性ポリマー系分離剤を充填した構造を有している
ために、機械的強度が大きく、カラムに充填したときの
圧密化が少なく。
通販性に優れてお9、かつその巨大網目構造を有する親
水性ポリマー系分離剤にもとづき蛋白質等の生体高分子
のクロマトグラフィー分離用の担体(分離剤)として優
れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の複合化分離剤及び比較のための架
橋アガロースrkKついて、それらをカラムに充填した
ときの流速L−Vと圧力損失ΔPとの関係の測定結果を
図示したグラフである。 また、第2図は、実施例1.2の複合化分離剤と、実施
例1,2の複合化分離剤の製造において用いた原料の球
状多孔質重合体についてのデキストラン、ポリエチレン
グリコール較正曲線を示した図面である。同様に、第3
図は実施例3及び4゜第4図は実施例5,6及び7のデ
キスト2ン、ポリエチレングリコール較正曲線を示した
図面であ鶴1 図 流速L−V (n/ir) る。 第2図 保将容! bv 第3図 保持8M KαV

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)水中における膨潤度が10ml/g−dry以下で
    架橋度が4〜100モル%であり、かつ細孔構造を有す
    る有機ポリマー基体の該細孔内に、水中における膨潤度
    が10〜100ml/g−dryで、かつ巨大網目構造
    を有する親水性ポリマー系分離剤を充填せしめてなる複
    合化分離剤。 2)第1請求項記載の有機ポリマー基体の細孔内に、第
    1請求項記載の親水性ポリマー系分離剤用の架橋前の原
    料親水性ポリマー溶液を含浸せしめ、次いで架橋剤を加
    えて該細孔内において原料親水性ポリマーに架橋反応さ
    せて第1請求項記載の親水性ポリマー系分離剤を生成せ
    しめる第1請求項記載の複合化分離剤の製造法。
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