JPH02283201A - 種皮付き種子及びその製造方法 - Google Patents

種皮付き種子及びその製造方法

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JPH02283201A
JPH02283201A JP10305389A JP10305389A JPH02283201A JP H02283201 A JPH02283201 A JP H02283201A JP 10305389 A JP10305389 A JP 10305389A JP 10305389 A JP10305389 A JP 10305389A JP H02283201 A JPH02283201 A JP H02283201A
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吉末 達
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宏 野原
Mitsuharu Takahama
高浜 充治
Seigo Uchimura
内村 清剛
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NAKAHARA SAISHIYUJIYOU KK
NOHARA SHIYUBIYOU KK
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NAKAHARA SAISHIYUJIYOU KK
NOHARA SHIYUBIYOU KK
TAKAHAMA SANSO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、撒積した種子の発芽時間を短縮し、発芽の不
揃いのない種子及び種子の製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
@種した種子を時間的に均一成長させ、しかも高い発芽
率で生育することは、例えば、特に成長の速いホウレン
ソウなどを収穫良く生産する上で非常に重要である。
例えば、ホウレンソウなどの種子の発芽には、まず吸水
することが必要である。
この種子は、その外被部が硬い果皮と呼ばれる種皮で覆
われていて、この種皮が水を吸収して、次いで種皮内部
の胚等が吸水して発芽することになるが種子によって水
の吸収状態にむらがあり、種皮に水の進行を妨げられ発
芽が遅れるとともに、同時に撒いt;種子の発芽時期が
一定しないという欠点がある。
そのため通常の栽培では、発芽をスムーズになさしめる
為に、機種する前に種子を20〜24時間水に浸漬して
種皮に十分吸水せしめてから機種して発芽を早めること
が行われている。
この様な水による発芽促進の他にジベレリン、ベンジル
アデニン、カイネチン、チオ尿素、エスレル、過酸化水
素水、亜硝酸カリウム及び次亜塩素酸ソーダ等の化学物
質の存在下高温で処理することも知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、水に種子を浸漬した場合この種子を土中
や水耕栽培用のスポンジに機種すると均一に発芽しない
ため、生育した作物は不揃いであり、収梗物を束ねると
きに成長の遅いものを除去して選別しなくてはならず生
産性及び作業性が悪かった。
また、一方化学物質によって処理を行うと種皮内部にま
で薬剤が浸透して正常な種子に却って悪影響を及ぼすこ
とがあり、好ましいものではなかつt二 。
そのため、均一に発芽し、発芽時間の短い収穫の向上す
る種子の発芽処理法が強く要望されている。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上述の欠陥を解消するため鋭意研究を重
ねI;結果、種皮を剥離処理することが、この目的を達
成する手段として有効なことを見出し、先に、低温で種
皮を剥離する効率的な剥離方法により得た種子がこの目
的を達成できることを発見しt;。
しかし、この低温剥離又はいずれの方法によっても、種
皮を完全に剥離しようとすると、内部の種子にも傷が付
きやすく正常発芽率が低下する恐れがあった。
そこで、種皮の破損を、ひび割れ又は種皮の一部が穴開
きしている程度に止どめ、種皮を剥離しないままに残し
ておくと、内部の種子はこの破損した種皮に保護されて
いるので傷が付かない上、これを機種した場合には種皮
を完全に剥離した場合と発芽状態が変わらないことを見
出して本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の各項の発明よりなるものである
1a!械的衝撃により、種皮の一部を破損して得た種皮
付き種子。
2 機械的衝撃が種子流の噴射により種子を壁に衝突さ
せる方式である環1記載の種皮付き種子。
3I!械的衝撃が急激な減圧をかける方式である環l記
載の種皮付き種子。
4 種子を一5〜200°Cに冷却してからすぐに機械
的衝撃を加えて種皮の一部を破損させI;る種皮付き種
子の製造方法。
5 種子を一30〜170℃に冷却してからすぐに機械
的衝撃を加えて種皮の一部を破損させた種皮付き種子の
製造方法。
6FJ&械的衝撃が種子流の噴射により種子を悲に衝突
させる方式である項4又は5記載の種皮付き種子の製造
方法。
7  arc的衝撃が急激な減圧をかける方式である項
4又は5記載の種皮付き種子の製造方法。
8 蛋白質溶解性溶液で処理した後、機械的衝撃を加え
て、種皮の一部を破損させる種皮付き種子の製造方法。
本発明の種皮付き種子及びその製造方法に用いられる種
子としては、例えばホウレンソウ、みつば、オクラ、シ
ュンギク、ビート、ソバ、ヒマワリ、豆類等のように種
子本体の上に果皮などの種皮を被った種子類を使用する
ことができる。
本発明の種子は、機械的衝撃により、一部が破損され外
部に開放している種皮を被った種子である。
その機械的衝撃を与える方法としては、例えば、ロール
方式、振動篩、高速回転翼による破砕、種子流の璧への
衝突方式及び減圧方式等の機械装置を使用することがで
きる。
この内、種子のジェット流衝突方式が、種子の重量及び
種皮の厚さと固さに応じて、単に、種子流速の速さを変
えるだけで衝撃力を非常に広い範囲で正確に調節するこ
とができて、種皮の完全剥離を押さえて、ひび割れ又は
穴開き程度に種皮を破損でさる点でとくに好適である。
このような種子流は、例えば、高速回転する中央部から
遠心力により周囲に種子を飛ばす、例えば、インペラ一
方式又は空気の噴射とともに種子を飛ばすジェット気流
方式などの種子を高速で飛ばす方式を使用することがで
きる。
この様な装置を使用することで、種皮が剥離脱落しない
で、また、たとえ脱落しても種子本体が傷が付かないよ
うにして、種皮をひび割れ又は種皮の一部の欠落させて
、種皮を開放することができる。
その他、皮取り器、荒挽きロールミルなどの装置によっ
ても種皮を破損することがでさる。
このうち、ロール方式で押し潰す場合も種子の種類に応
じて、種子の寸法は一定しているので、ロールの間隔を
調節して種皮の破損を好適に実施することができる。
この場合でも、衝撃力を強くすると剥離種子が多くなり
、その一部に表面に傷が付いた種子が増加して、これは
正常な発芽をしない。
剥離した種子と破損種皮付き種子とをふるいにより分離
して使用することができる。
さらに、急激な減圧による衝撃をかけて種皮を開放する
方式も、種子本体が傷が付かない点で好適である。
これは、例えば、種子の入った常圧又はやや加圧下の容
器に、これより容積の大きい真空容器に接続しているコ
ックを急激に開放することによって行うことができる。
本発明に使用する機械的衝撃用のIa械として、市販の
もみすり機などの種皮剥きII械、例えば、株式会社大
竹製作所製オータケミニダップ、株式会社佐竹製作所製
ライスマスター、株式会社新日本農機製真空式ライスペ
ラ−なとの操作条件を調節して使用することができる。
本発明種皮付き種子を得るには、機械的衝撃により種皮
を破損する前に、低温処理又は薬液処理にかけておくと
好適である。
前者の低温処理の本発明製造方法では、低温処理を行っ
た種子に機械的衝撃を与えて、その種皮を破損する。
本発明製造方法において、種子を超低温処理する方法と
しては、液体ヘリウム、液体ネオン、液体アルゴン、液
体窒素、液体酸素、液化炭酸ガス、液体空気、フロン及
び上記ガスの2種以上の混合物等を使用しj;スプレー
式フリーザー冷気循環式フリーザー等の急速凍結装置に
より庫内設定温度−5〜−270℃、好ましくは、−3
0〜−196℃、特に好ましくは、−70〜−196℃
で30〜40秒程度の処理を行う。
そして、本発明製造方法では、低温処理した後に種皮を
機械的衝撃で破損するため、−5℃以下の温度では種皮
が凍結して弾力を失い、特に−30’C!、好ましくは
、−70℃以下の温度にすると、さらに種皮が脆くなり
わずかな衝撃又は変形でも種皮が割れる。
常温では、種皮に弾力があり、これを無理に剥離しよう
とすると、内部の種子本体の皮に傷が付き、この傷口か
ら子葉が先に種子から突出するいわゆるアティビカル発
芽が多くなり、発根が先にでる正常なものと混在し、発
芽の均一性が乱れる。
また、剥離しないで種皮を単に破損するだけの本発明の
種皮付き種子の場合は、上記の状況は緩和されるが、低
温処理又は後述の薬液処理がないと種皮付き種子に種皮
の破損がないものが混入する率が高くなる点で、低温処
理等を行うのが望ましい。
これに対して、本発明のように低温特に超低温に維持し
て種皮を破損すると、種皮が凍結し弾力を失っているの
で、軽い衝撃で種皮が割れ、内部の種子の皮を損なわず
に種皮だけを割ることが容易にできる。
このように氷点以下の低温にすると、種皮の中の水が凍
り、種皮が固くなり小さい力でひび割れ又は穴開きが発
生して、効率的に破損した種皮付き種子が得られる。
低温処理しI;種子を機械的衝撃にかける場合、低@旭
理の温度が比較的高い温度で行った場合はm械的衝撃処
理の際に、種子の温度があがる恐れがある。
このような場合には、機械的衝撃処理の機械の種子挿入
部などの温度を下げて、種子の温度が上がらないように
するのが望ましい。
また、本発明製造方法において、冷却する代わりに、又
は冷却とともに、種皮を蛋白質溶解性液、例えば、フェ
ノール水溶液、水酸化ナトリウムなどの液に浸した後、
機械的衝撃により種皮を破損して本発明の種子を製造す
ることができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 ホウレンソウ種子として、ハイバック(アスグロウ社製
商品名)を用いて、液体窒素供給容器及び噴射ノズルを
備えI;フリーザー装置(温度設定−150°C)内に
入れ15分間超低温処理した後、種子を取り出し、ただ
ちに、これを株式会社大竹製作所製オークケミニダップ
FCIK−M(ファン回転数3500回転/分で回転す
る遠心力で周囲の壁に種子を振り飛ばすインペラ一方式
の機VC>に入れて、10秒間で509の割合で種子を
処理して、破損種皮付きホウレンソウ種子を12309
を得た。同時に完全に剥離した種子は249得られ、こ
の剥離種子の表面には傷はなかった。
得られt;種皮付き種子の種皮は、すべて穴あき又はひ
び割れなどの破損が発生していた。
得られた破損種皮付き種子、完全剥離種子及び無処理種
皮付き種子とについて、次の処方により、ガラスシャー
レ置床法と土壌直撒法の両方により発芽試験を行った。
■ ガラスシャーレ置床法 破損種皮付き種子、低温剥皮処理種子及び無処理の果皮
付き種子をそれぞれ1区に100粒の種子を4区の水を
含ませf−2枚の濾紙の床に、第1日の13時に同時に
種子を撤いt;。
発芽状況を2日後から午前8時と17時に観察し、結果
を第1表に示した。
(以下余白) 破損種皮付き種子及び剥離種子は、未処理種子より約3
日早く発芽する上に発芽の半分以上が2日目に集中して
おり、未処理種子は発芽時期がバラバラであり、処理し
た種子は第3日の8119までに殆ど発芽が終了してい
るが、未処理種子は6日後まで発芽がバラついている。
現在、ウレタン床で水耕栽培されているホウレンソウは
29日周期で収穫するので、4日早く発芽することは収
穫サイクルを短縮して生産性を向上させ、しかも、均一
成育により、さらに2日早く収穫できることになる。
従来は、早く収穫するために、成長の遅いものは間引い
て廃棄していた。この間引きの手間が省ける上、収量も
上がる。このような効果はホウレンソウ栽培において大
きな効果である。
■ 土壌直撒法 Iと同様の種子について土壌直撒法で発芽状況を調べt
二。
低温剥離処理種子と同時に土壌に撒いた。
発芽の状況は第2表に示した。
(以下余白) この場合は、未処理種皮付き種子は撒く前に24時間水
中に浸けてから、破損種皮付き種子とこの結果から、低
温剥離処理種子は発芽率もよく、第5日めまでに殆どが
発芽して、しかも第4日と第3日の2日以内で殆どが一
斉に発芽していることが分かる。
無処理の種子付き種子は発芽率が悪い上、9日間に発芽
時期が広がり成育が不揃いである。
実施例2 実施例1と同様の低温処理操作をアメリカ産りリムソン
・スピンレスのオクラの種子に行い、これを、株式会社
佐竹製作所ライスマスターHP330Bを用いて、ロー
ル方式で種皮を押し潰し機械的衝撃を加えた。
このm械は、長さ30cm、直径12cmの優の僅かに
相違する2個のロールを一定間隔を空けて設置したもの
であり、これを回転させて、その間に低温処理された種
子を落として、種子をロールの間に挾んで種皮を破損さ
せるものであり、ロールの回転速度1200rpmで、
原種子500gを30秒間で処理した。
得られた種皮付き種子の種皮は、すべて、穴あきまI;
はひび割れが生じていI;。
破損種皮付きオクラの種子と通常の種皮付き種子とをガ
ラスシャーレ置床法及び土壌直撤法により発芽時間の比
較を行った。
結果を第3表及び第4表に示した。
(以下余白) 結果を第5表及び第6表に示した。
(以下余白) 第3表及び第4表の結果は実施例1と同様の結果を示し
ている。
実施例3 イ・ 薄いフェノール水溶液(1重量%)に、実施例1
と同様のホウレンソウの種子を20分浸したのち、軽く
水洗して乾燥してl施例1のインペラ一方式の噴射によ
る機械的衝撃にかけた。この場合は、回転数を3900
を上げて実施例1より衝撃を強くした。
口、  0.19定の水酸化ナトリウム溶液に20分浸
して、イと同様の操作を行7た。
ハ、 薬液に浸さない種子を、イ及び口と同様の機械的
衝撃にかげた。
二、 実施例1と同様の低温処理をしたホウレンソウの
種子をイと同様の機械的衝撃にかけた。
イ、口、ハ及び二で得られた種子を目視観察により、剥
離種子、種皮付き種子及び傷付き剥離種子に分けて調べ
、さらに、イ、口及びハの種皮付き種子をさらに100
0粒とり、種皮が穴開き又は亀裂して破損している数を
数丸だ。
第  5  表 第 表 この結果より、薬液処理したものは種皮付き種子のうち
大部分の種皮が破損していることが分かり、未処理種子
は、種皮の破損が少ないにも拘わらず、傷がついたくず
種子が多いことが分かる。
また、二の場合には、同一の衝撃では種皮が完全に剥離
して、くず種子が増加することが分かる。
[発明の効果] 本発明の種子は、通常の種皮付き種子と比較して、発芽
率、成育の均一性において非常にすぐれていて、完全剥
離の種子と変わらない。しかも、本発明の製造方法によ
れば、種子本体を傷つけないので、正常発芽率が高い均
一発芽の種子を簡単に得ることができる利点がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機械的衝撃により、種皮の一部を破損させた種皮付
    き種子。 2 機械的衝撃が種子流の噴射により種子を壁に衝突さ
    せる方式である請求項1記載の種皮付き種子。 3 機械的衝撃が急激な減圧をかける方式である請求項
    1記載の種皮付き種子。 4 種子を−5〜−200℃に冷却後すぐに機械的衝撃
    を加えて種皮の一部を破損させる種皮付き種子の製造方
    法。 5 種子を−30〜−170℃に冷却後すぐに機械的衝
    撃を加えて種皮の一部を破損させる種皮付き種子の製造
    方法。 6 機械的衝撃が種子流の噴射により種子を壁に衝突さ
    せる方式である請求項4又は5記載の種皮付き種子の製
    造方法。 7 機械的衝撃が急激な減圧をかける方式である請求項
    4又は5記載の種皮付き種子の製造方法。 8 蛋白質溶解性溶液に浸して処理した後、機械的衝撃
    により種皮を破損させた種皮付き種子の製造方法。
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