JPH02283241A - 緑茶の品質向上剤 - Google Patents

緑茶の品質向上剤

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JPH02283241A
JPH02283241A JP10160089A JP10160089A JPH02283241A JP H02283241 A JPH02283241 A JP H02283241A JP 10160089 A JP10160089 A JP 10160089A JP 10160089 A JP10160089 A JP 10160089A JP H02283241 A JPH02283241 A JP H02283241A
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Koreo Morishita
森下 惟雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は植物性腐植泥を活性化処理し、之から得られる
緑茶の品質向上剤に関する。
植物性腐植泥とは現在、又は嘗て長い年月の間、海底、
湖底等の水中に堆積していた植物質の醗酵才勿質である
(従来技術) 本件出願人は先に特願昭55−94563号によって植
物性腐植泥を空気酸化し、乾燥して得られるガス吸着性
、消臭、殺菌組成物に関する発明を特許出願し、この出
願は公告され、(特公昭62−1362>、登録された
。(特許1393474号)。
この組成物には用途に応じて粉末、水抽出液、あるいは
顆粒等の形状で夫々多彩な用途が開発されつ・ある0本
発明は上記形状の内の水抽出液の用途に関するものであ
る。以後、この水抽出液をヒユーマス・エルラビン(ま
たは、単にエルラビン)と呼ぶことにする。
本願の発明者は、植物性腐植泥を空気処理するに当たり
、更に強力な殺菌力、消臭性及びガス吸着性を持った組
成物を得ることを目的として研究を進め、特願昭57−
144615号「植物性腐植泥の活性化方法」を出願し
た。
その主旨を要約すると、腐植泥の活性化とは、腐植泥の
消臭作用、ガス吸着性、及び静菌作用の強化等を綜合し
た表現であるが、本願の発明者は、腐植泥の活性化には
空気中の酸素による酸化作用と共に微生物特に好気性菌
の作用も併せて関与しているらしいことに気付き、好気
性菌による微生物反応が好適に進行するような温度及び
湿度に於いて、空気との接触が出来る限り充分に行なわ
れるような処理条件が、活性化のポイントであることを
見出し、たもめである、かくて、腐植泥を活性化する条
件を規定した特願昭5L−144615号「植物性腐植
泥の活性化方法」は昭和62年8月10日付で公告決定
を見(特公昭62−37003)、昭和63年3月24
日特許第1431877号として登録された。これが本
件発明の特許jF’J求の範囲に云う「・・・腐植泥を
破砕し、空気と充分接触せしめて活性化し、・・・ノの
内容である。斯くして活性化された腐植泥は、ガス吸着
性、消臭力、静菌作用が格段に向上した訳であるが、同
時に予想外の効能が新たに、次々と見出されてきた。
即ち、水抽出液(ヒユーマス・エルラビン)について云
えはこれか切花の水揚げを良くしてすぐれた花削ち効果
を持つことが見出され、本願の発明者は特願昭57−1
47776号「切花保存剤」を出願した。かくて、ヒ二
一マス・エルシラビンの植才勿に対する生理活性効果に
注目することとなり、これか葉面散布剤としてもすぐれ
た効能を持つことを見出し、特願昭62 313140
 ’葉面散布剤」の出願となった。更に、ヒ二一マス・
エルラビンが食品の風味改善にもすぐれた効能を持つこ
とをN:J シ、特願昭63−122053 r風味改
善効果を持つ食品加工助削」および特願平1−5503
Orアマノリの品質向丘剤1の出願となった。
上記出願の発明は何れもしニーマス・エルラビンの持つ
ユニークな生理活性効果が活用された用途に関するもの
であり、予想以上の成果が得られたところから、更に検
討の対象分野を拡げて用途開発を進める内に緑茶の品質
向上に予想外の効能があることを見出し本発明に到達し
たもめである。
(発明が解決せんとする問題点) わが国の茶の生産はほとんどが緑茶であるが、その生産
量は1980年以降は横ばいで推移している。
これは需要の上級系志向にあわせて、良質茶の生産を図
るために優良品質への転換や摘採の調整が行われている
ためである。かく、栽培技術の向上も進み、茶J畜みは
手摘みから機械化の傾向が強まっている。
生産性の向上と共に、製茶工程の技術改善も進みつ・あ
るが、製品品質の向上については依然としてカンと経験
になよっているのが現状である。
煎茶の品質等級は、形状、色艶、水色、香気、滋味ノ)
5項[」より成る官能審査の採点によ−)て決められて
いるが、商品としての取引上は入札制度で上級、中級、
下級あるいはkg当りの値段で表現−3−ることか多く
、品質等級による価格差は非常に大きい。
本件発明人は先に養殖アマノリの採集、加工の過程にエ
ルラビンを使用し、海苔製品の等級アyグに成功したこ
と(特願平1−55030)から食品加工段1借におけ
るエルラビンの効能に注目した。偶々、茶の生葉をエル
ラビンの500倍希釈液中に2時間程浸漬したものが切
口変色防止の効果があり、且つ、ビワに似た芳香を放つ
ことを見出し、芳香ある高級煎茶への等級アップを目標
として製茶工程て゛のエルラビン使用の検2−)に入っ
た。
(問題を解決する手段) 緑茶の製造は茶摘みから始まる。茶摘みの時期により一
番茶(5月上旬)、二番苓(7月上旬)、三番茶(8月
中旬)、四番茶(9月上旬)と呼んでいるが一般には四
番茶は摘まない、茶摘みに始まり、乾燥仕上げまでの工
程を煎茶をρ1として千に図示する。
煎茶製造工程 以下に今少し詳説する。
摘みとられた生葉は生きており、各種、酸化酵素をNみ
75〜80%の水分を念んでいる。そのため刻々と生化
学的な変化を行なっており、放置ずればやがて1z敗し
緑色を失う。
蒸熱は生葉中に片まれる酸化酵冶の活性を失活させ、生
葉のR臭を除き、茶菓の柔軟性を増して緑茶固有の香味
を発生させ、揉乾操作を容易にするために行なう。
低圧の豊富な飽和蒸気を使用し、茶菓とよく接触させ、
短時間にむらなく蒸熱して速かに冷却する。
急冷するのはクロロフィルの破壊を防止するなめで、冷
却操作が不完全であると茶葉の色沢が不良となり茶の晶
質(水色)が低下する一因となる。
蒸熱、冷却の後は蒸葉をもみながら乾燥して行く工程で
、茶菓細胞の内部の水分を拡散させながら熱風を送るこ
とによって、外部に水分を徐々に放散させて行くプリゲ
ートな技術である。
摘採後から加工開始までの待ち時間、蒸熱の時間、その
後の工程の加温、送風条件などが香気、滋味などの品質
を左右することになる。
さて、ピユーマス・エルラビンの強力な生理活性効果に
注目して煎茶の製茶工程に、種々、エルラビンを試用し
たところ、色艶、水色、香気、滋味等すべての項目にす
ぐれた煎茶が得られることが分った。例えは試験対象と
して二番茶を選び、第1段階として、摘採した生葉をエ
ルラビン希釈液に2時間程浸漬し、遠心脱水した後、置
場に拡げて、半乾燥したものを給葉機により蒸機に送り
込む、第2段階はボイラーからの蒸気が蒸機の中に吹き
込まれるのであるが、こ\でエルラビン希釈液をボイラ
ー仕込水として使うのである。
ボイラー仕込水としてエルラビン希釈液を使うと、通常
の(エルラビンを使わない)ボイラー用水の場合と比べ
て沸騰時間が早く、しかもさめにくい、茶菓の蒸しの通
りが良く、練り込みがきく。
蒸葉は柔らかく粘りがある。香気ある良い二オイが出て
来る等、蒸熱工程で既にエルラビンの効果がはっきり出
て来る。
その後の揉乾工程においては、形状、色艶必すぐれた仕
上りとなり、二番茶が一番茶に匹敵する品質となった。
同様にして三番茶は二番茶並みにグレードアップする。
従来、蒸熱工程に仕込まれる生葉は、雨や露に濡れてい
ない乾いた状態のものを、すみやかに(2〜3時間内に
)蒸熱にかけるのが煎茶製造の常議である。
それは生葉が酸化酵素によって時々刻々に生化学的変化
を起すからであり、葉が濡れていると一層劣化が速いか
らである。従って雨上りや、朝露に濡れている時は茶摘
みは通常、行なわれない。
然るに、摘採生葉を黄熱工程にかける前に、エルラピン
希釈液の中に浸漬処理したものが反って良い効果をもた
らしなのである。すなわち、浸漬による洗浄効果、切口
が変色しない為、養分流出の防止、鮮度保持などの効果
が得られたのである。
従って、摘採後エルラビン処理することにより、蒸熱を
翌日に延ばずことも可能となり、また、雨や露に濡れて
いる葉も摘採、エルラビン処理により通常の製茶工程に
のせられるなど、第1段階エルラビン処理の経済的効果
は大きい。
さきに、特願昭62−313140  r葉面散布剤」
においてエルラビン希釈液の葉面散布により圃場の茶菓
の色艶か良くなり、葉肉が厚く、葉茎のいきおいの良さ
が観察され、摘採収量が・1割増にもなることを述べた
。このものは製茶工程において、蒸気の通りが良く、揉
みごみの時に粘りが出る。出来上がり品の形状が良くな
り、くず茶の出る割合が少ない。
緑茶の品質向上剤としてのエルラビンは、間接的には茶
の栽培段階にまで遡って効果を及ぼしていると云うこと
が出来よう。
ヒ二一マス・エルラビンにはナトリウム、カリウム、カ
ルシウム、マグネシウム、アルミニウム、跣等のミネラ
ルを適量含み、その他各種のアミノ酸ならびに数種のビ
タミン類の存在が確認され、その細末確定だが多分、微
生物由来の植物ホルモン等の含有が推定されている。緑
茶の品質向上剤としてのエルラビンの効果は、これら成
分の綜合的な生理活性効果によるものと考えられる。
ヒユーマス・エルラビンは、活性化腐植泥を温水中に浸
漬、撹拌し、濾過して得られた抽出液であって、通常p
H=3以下、Br ix度=0.4以上を示す。
無味無臭であり、水道水で希釈すればミネラル・ウォー
ターとして飲用に供することも出来るもので5勿論、毒
性についての懸念は全くない。
製茶上程に用いる場合の希釈率は500倍が標準である
が、適宜300倍〜1000倍の範囲で使用することは
差支えない。
(実施例1) ヒユーマス・エルラビン原液(DH=3.OBrlx度
=0.6)を水で500倍に希釈し、黄熱用ボイラーに
仕込んだ。
6月末、機械摘みの二番茶を、摘採3時間後に基低に投
入した。生葉仕込量は300 kgz’Hrボイラー能
力90〜150kf7’ llrで蒸気圧力0.1kg
/’蒸熱蒸気澁0.3kf/’生葉1 kl当り蒸胴通
過時間30秒 蒸葉は柔らかく粘りがあり、香気が良い。
蒸熱工程の後は常法通り、冷却、■揉、揉ねん、中揉、
精揉工程にかけたが、茶菓に粘りがあり、香気良く、色
、艶ともにすぐれている。
最後に乾燥機から出て来た荒茶は形状が良く、色が鮮明
で艶かあり・従来の(エルラビンを使用しない)蒸熱処
理品とは外観的にもはっきり差が見られた。官能品質審
査の結果は一番茶相当と評価された。
(実施例2) 火山灰で汚れた茶葉を摘採後、ヒユーマス・エルラビン
500倍希釈液に2時間浸漬し、汚れを落して後、セン
トルで水切り(1〜2分)した、エルラビン希釈液は真
黒に汚れていた。
水切りした生葉は置場に広げて半乾燥の状態にした1裔
、(実施例1)と同様の要β頁でエルラビン蒸気による
蒸熱工程にかけた。
蒸葉は柔らかく粘りがあり、良い香気を放ち、(実施例
1)の場合と全く同様であった。
蒸熱工程後も(実施例1)と同様に処理し、得られた荒
茶の品質も殆んど有、2差が認められなかった。
出願人  株式会社 森下技術研究所 代理人  弁理士 佐々井 彌太部 (他1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水分50〜80%の範囲の植物性腐植泥を破砕し
    、空気と充分接触せしめて活性化し、次に之を水で抽出
    し、抽出液をろ過して固形分を除いて得られる緑茶の品
    質向上剤。
  2. (2)上記、活性化腐植泥を水で抽出して得られる抽出
    液を製茶の蒸熱工程に使用することを特徴とする緑茶の
    品質を向上させる方法。
JP1101600A 1989-04-24 1989-04-24 緑茶の品質向上方法 Expired - Lifetime JPH07110197B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939801A (ja) * 1982-08-27 1984-03-05 Koreo Morishita 切花保存剤
JPS6119452A (ja) * 1984-07-04 1986-01-28 Kogai Boshi Sogo Kenkyusho:Kk 荒茶の製造方法
JPH01291767A (ja) * 1988-05-20 1989-11-24 M T L Hiyuumasu:Kk 風味改善効果を持つ食品加工助剤

Patent Citations (3)

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JPH01291767A (ja) * 1988-05-20 1989-11-24 M T L Hiyuumasu:Kk 風味改善効果を持つ食品加工助剤

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