JPH02283294A - ヒトモノクローナル抗体 - Google Patents

ヒトモノクローナル抗体

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JPH02283294A
JPH02283294A JP1104849A JP10484989A JPH02283294A JP H02283294 A JPH02283294 A JP H02283294A JP 1104849 A JP1104849 A JP 1104849A JP 10484989 A JP10484989 A JP 10484989A JP H02283294 A JPH02283294 A JP H02283294A
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pseudomonas aeruginosa
monoclonal antibody
human monoclonal
human
serotype
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Hiroshi Ochi
宏 越智
Hiroshi Otsuka
浩史 大塚
Shinichi Yokota
伸一 横田
Hiroshi Noguchi
浩 野口
Masazumi Terajima
寺島 正純
Ikuko Uwazumi
上住 郁子
Kenji Irie
健二 入江
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Sumitomo Pharma Co Ltd
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Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇1上旦剋里立野 本発明は、緑膿菌に対するヒトモノクローナル抗体とそ
の製造方法、および、その用途に関する具体的に4よ、
血清型Aおよびト(緑膿菌の0抗原中に存在する共通構
造部分を、特異的に認識することにより、複数の血清型
の緑膿菌に対して、結合性を示すヒトモノクローナル抗
体、その製造方法と用途、および該抗体を産生ずるハイ
ブリドーマに関する。本発明の抗体は、緑膿菌を含む感
染症の予防治療剤として有用である。
従来の  および解 すべ 課題 細菌感染症の治療において問題とする病原菌は抗生物質
の開発とともに変化している。すなわち臨床上用いられ
る抗生物質の種類の変遷に伴ない細菌感染症を引き起こ
す細菌、いわゆる起炎菌が交代し、できた。従来、低病
原性または弱毒性といわれた細菌、なかでも、特に緑膿
菌(Pseudomonasaeruginosa)に
よる感染例が増加し、緑膿菌は近年、主要な病原菌の一
つとなっている。緑膿菌感染は、免疫抑制剤の投与を受
は免疫能の低下している患者、又は癌患者や熱傷患者お
よび新生児などの免疫不全・低下症の患者において重篤
な症状を引き起こし死に至らしめる場合が多い細菌感染
として知られている。
細菌感染を予防・治療する方法として、まず第一にあげ
られるのが、抗生物質および合成抗菌剤を用いた化学療
法である。ストレプトマイシン、カナマイシン、ペニシ
リンやセファロスポリンなど幾多の抗生物質が開発され
、その多くはぶどう球菌を代表とするほとんどのグラム
陽性球菌や、大腸菌などのダラム陰性閑に感受性を示し
、著効な臨床効果を示してきた。しかしながら、今日ま
での多くの研究開発にもかかわらず、緑膿菌に感受性を
示す薬剤は依然少ないのが現状であり、しかも、今日、
感受性を示すとされる薬剤でも、そのほとんどが、緑膿
菌に対してその増殖を単に阻害するいわゆる静菌的に作
用するのみで、殺菌力に欠けており、臨床の場において
著効な治療効果を示すに至っていない。ところで、細菌
感染症を予防および治療することができる療法として、
免疫グロブリン製剤の投与、いわゆる抗体療法があり、
抗生物質療法と併用される、又は、それに代わるものと
して注目されている。ウマやウサギ等の動物を能動的に
免疫することによって抗体価の高い血清を得ることがで
き、その血清を投与する抗体療法は、各種の動物を用い
た実験的感染症において著効な治療効果を示すことが多
くの実験にて実証されている。ヒト以外の動物由来の血
清を用いた抗体療法がヒトにおいても有効性を示すこと
は、ジフテリア毒素や蛇毒の例で周知のことである。し
かしながら、ヒト以外の動物から得られた異種蛋白をヒ
ト体内へ移入するこの方法は、アナフィラキシーやその
他のアレルギー反応などの重篤な副作用を引きおこし一
般細菌感染症の治療法として採用されるに至っていない
かくして、′a菌に対して高い抗体力価を有し、細菌感
染症の治療効果の大きいヒト免疫グロブリンの開発が望
まれている。
従来のヒト免疫グロブリン製剤は、健常人又は細菌、略
染既応患者から血液を採取し、既知の方法にて免疫グロ
ブリン画分を分取・精製した後にポリエチレングリコー
ル添加、蛋白分解酵素処理、スルホン化、DEAE−カ
ラムクロマトグラフィー等の、凝集物を除去する方法に
より筋肉注射用のみならず、静脈注射用に製剤化された
ものである。
これらヒト免疫グロブリン製剤には、ヒト以外の異種動
物由来の免疫グロブリンを投与した時にみられるアナフ
ィラキシ−等の副作用は無い等の利点をもつが、幾つか
の欠点をもつ。第一に、細菌に対する抗体価が低く、必
ずしも充分な治療効果を期待しえない。第二に、高力価
の免疫グロブリンを大量に安定して供給することが難し
い。
健常人ボランテ、イアや患者より採取された血液を材料
に製造されており、高い力価の血清を一定して入手する
ことは極めて難しく、製造ロット毎に、抗体価が変動す
ることがある。第三に、任意のヒトの血液を材料に製造
されることにより、免疫グロブリン製剤にHBウィルス
などの肝炎ウィルスやAdult T cell Ie
ukaemiavirus<ATLV、HTLV)など
が混入することがあり得る。これらの問題を解決すべく
、従来のヒト免疫グロブリン製剤やマウスモノクローナ
ル抗体に代わるものとして、細菌感染症の予防および治
療に有効且つ有用なヒトモノクローナル抗体の作製およ
びその応用が望まれている。
抗体が細菌の表層へ結合すると、貧食細胞による細菌の
貧食が促進されたり(オプソニン化による貧食能の促進
)、又は補体による細菌の溶解が惹起される。抗体療法
のターゲットとなる緑膿菌の表層抗原としては、LPS
、外膜蛋白質、ペン毛および線毛が知られている。この
うち外膜蛋白についてはSawadaらがこれらを認識
するマウスモノクローナル抗体はLPSを認識するマウ
スモノクローナル抗体に比べ感染防御に対して極めて多
ユの抗体量を必要とすることを示した(J、 lr+4
ect。
Dis、、  150.570−576、1984)。
L P Sは、〇−抗原を規定する〇−多糖体、菌種に
よっである程度の共通性がある外コア(outer c
ore)オリゴ糖、その構成糖成分(heptose及
びKDO)が腸内細菌族に共通である内コア(inne
rcore)オリゴ塘、およびリピドAより成る。
このうち菌の菌体表層で最も外側に存在する、〇−抗原
(〇−多糖体)と呼ばれる多糖体の構造は2〜5残基の
糖から成る繰り返し単位が重合しており、多種多様であ
る。現在までに後述するいくつかの血清型標準株に対し
て、その〇−抗原の構造が解析され報告されている(E
ur、 J、 Biochem、、106゜643−6
51.1980: Eur、 J、 Biochem、
、 125.229−237、1986; Eur、 
J、 Biochem、、 150.541−550゜
1985; Eur、 J、 Biochem、、 1
55.659−669.1986;Eur、 J、 B
iochem、、 旦549−561.1987)。
しかしながら、〇−抗原の構造決定には、多大の労力を
必要とする為に、現在、緑膿菌の分類には、標準株の〇
−抗原に対して調製された抗血清又はマウスモノクロー
ナル抗体が利用されている。すなわち、それらの抗体(
抗血清)との免疫学的反応性の差異によって分類される
。血清型による分類と呼ばれる。
水量による血清型1−17 (17種類)の分類(Jp
n、 J、 Exp、 Med、 44.1.1974
) 、Fisherによる血清型1〜7(7種類)の分
類(J、 Bacteriol。
98、835.1969)、日本緑膿菌研究会血清型別
検討委員会による血清型A−M(13種類)の分類(、
Ipn、  J、  Exp、  \led、  46
. 329.  1976)  、 Internat
onal AnTigenic Typing Syt
em(IATS)による血清型1−17(1’l!類)
の分類(Int、 、J、 5yst。
口acterio!、、 33.256.1983)等
が知られている。
品々の分類およびその相互関係を表1に示す(Jpn、
  J、  EXI)、 Med、  46. 329
.  1976)  。
表1 緑膿菌血清型別分類 Japanes Comm1ttee”  liomm
a   IATS ”  Fisherj\     
    13 B      2,7.13,16 2,5.+6C3
8 D         1    9 E          5    11F      
    6     4G          86 H910 J          11    15K     
    12    13L          14 M         15.1? 7、12.14.17 一般に、〇−抗原に対する抗体は、対応する血清型の緑
膿菌に対しで、特異的に結合性を示し、かつ、その対応
する血清型の緑膿菌による感染症に対しては、他の緑膿
菌表層抗原に対する抗体と比較して、優れた予防・治療
効果を示すことが知られている。しかしながら、その他
の対応しない血清型の緑膿菌に対しては結合性を示さず
、予防・治療効果も見られない。
そこで、〇−抗原に対するモノクローナル抗体を用いて
、緑膿菌感染症予防・治療剤を開発する場合に、いくつ
かの血清型の〇−抗原に特異的なモノクローナル抗体を
複数個混合(カクテル)することにより、その適用範囲
を広くする必要が生じる。
しかし、このようなカクテル製剤を構成するモノクロー
ナル抗体の種類を多くすることは、それだけ、モノクロ
ーナル抗体産生細胞株の培養、モノクローナル抗体の精
製等の製造工程が、増加しかつ、複雑となる結果、生産
性及び製造コスト面において、問題点が生ずる。
前述の通り、一般に坑外膜蛋白モノクローナル抗体は、
結合範囲は広いが、強い予防治療効果は期待できず、ま
た、公知のLPSのコアオリゴ糖に対する抗体について
も同様の傾向がある。そこで優れた効果の期待できる抗
〇−抗原モツクローナル抗体のカクテル製剤の前述の、
生産性および製造コスト面での問題点の解決が望まれる
。つまり、〇−抗原を認識し、優れた予防、治療効果を
示しかつ、複数の血清型の緑膿菌に対して結合性を示す
モノクローナル抗体を得ることができれば、カクテル製
剤の生産において、カクテル化するモノクローナル抗体
の種類を少なくすることが可能となる、あるいは、同数
のモノクローナル抗体のカクテル化により、より広い血
清型の適用範囲をカバーする抗〇−抗原モツクローナル
抗体カクテル製剤の生産が可能となる。
福田らは、緑膿菌のO抗原に対して、複数に反応するヒ
トモノクローナル抗体が得られたと報告している(W0
88104669)。しかし、この報告においては、得
られたモノクローナル抗体が2種の血清型録膿菌標準株
由来LPSに対して結合することが示されたにすぎず、
そのモノクローナル抗体が、緑膿菌LPS中の〇−抗原
を特異的に認識するとはいえない。さらに、1〜2種の
標q株由来LPSに対する反応性のみで、モノクローナ
ル抗体がその血清型特異的に結合すると結論づけること
も不十分である。また、この報告に示されたモノクロー
ナル抗体は、HPs 1.2.4.5.6.7.8.9
.1.0.11.12の11種であり、おのおの、緑膿
菌血清型りとI、  EとF、 Aとり、 GとH,E
とF、 AとFの標準法由来LPSに対して、結合性を
示しており、緑膿菌血清型AとHのLPS、しかもそれ
らLPS中の〇−抗原に対して、特異的に認識するモノ
クローナル抗体に関する記述はない。
また、Zweerinkらは、血清型B及びC(Fis
herの血清型による分類において3.6及び7)の緑
膿菌由来LPSに対して、結合するヒトモノクローナル
抗体を樹立したと報告している (Infect。
Immun、 56.1873−1879.1988)
(特開昭63−107999)。
しかし、この報告においても、前述の福田らの報告と同
様に、そのモノクローナル抗体の認識する抗原がLPS
中に存在することのみが示されているにすぎない。
孟里解迭Ω土R こうした状況に鑑み、本発明者らは、前述の問題点を改
善すべく、緑膿菌感染症に有効なヒトモノクローナル抗
体および、それを含む高力価ヒト免疫グロブリンおよび
それを安定的かつ大量に製造する方法を確立するために
鋭意研究し、その結果、血清型の異なる緑膿菌の〇−抗
原中に存在する共通構造部分を特異的に認識することに
より、複数の血清型の緑膿菌に対して結合性を示し、緑
膿菌感染症に対して強い予防・治療効果を示すヒトモノ
クローナル抗体を得た。
具体的には、該モノクローナル抗体は、血清型A及び血
清型H緑膿菌の〇−抗原中に存在する共通構造部分を、
特異的に認識することにより、血清型A及び血清型Hに
分類される緑膿菌臨床分離株のほとんどすべてに対して
結合性を示し、かつ、対応する緑膿菌の感染症に対して
強い予防・治療効果を示す。さらに、血清型A標準法r
[Dloolの0抗原の構造(J、 8iochem、
、104.671−678.1988)及び血清型H標
準味1101009のO抗原の構造(J。
Biochem、、 105.35−38.1989)
は、いずれも解析されており、それらの報告より、N−
アセチル−し−ガラクトサミヌロン酸残基を中心とした
共通構造部分を見出すことができる。(第1図)すなわ
ち、該モノクローナル抗体は血清型Aおよび血清型H緑
膿菌の0抗原中に存在するN−アセチル−L−ガラクト
サミヌロン酸残基を中心とした共通構造部分を特異的に
認識している。なおN−アセチル−し−ガラクトサミヌ
ロン酸残基は非常に特徴的な糖残基であり、現在までに
、血清型A及びH緑膿菌の0抗原に見出された以外には
報告されていない。通常の手法により、血清型標準法の
〇−抗原に対して調製された抗血清には、前述のような
、0抗原中の共通構造部分を強く認識する性質は認めら
れない。また、マウス及びヒトモノクローナル抗体にお
いても、該モノクローナル抗体のような、血清型A及び
血清型H緑膿菌のO抗原中に存在する共通構造部分を特
異的に認識する性質を示すものは、現在までその報告も
なかった。本発明者らは、初めて該モノクローナル抗体
を引立した。
また、モノクローナル抗体の認識する抗原の構造を詳細
に決定する技術、及び、0抗原の共通構造部分に注目す
ることにより、該モノクローナル抗体の特異的に認識す
る抗原構造が前述のとおりであることが確認された。ヒ
トモノクローナル抗体を予防・治療剤あるいは、診断薬
として開発する場合、そのヒトモノクローナル抗体の認
識する抗原構造が明確に決定されていることは、重要な
要因であり、この点においても、該モノクローナル抗体
は有用性が高い。本発明は、血清型A及び血清型H緑膿
菌のO抗原中に存在する共通構造部分を特異的に認識す
ることにより、該血清型の緑膿菌に対して結合し、かつ
、対応する血清型の緑膿菌感染症に対する予防、治療効
果のあるヒトモノクローナル抗体及びそれを少なくとも
一種類含む高力価免疫グロブリン製剤及び、その特異抗
体を連続的に産生じ得るヒト細胞株及びその細胞を培養
することを含む特異抗体の製造方法を提供する。該モノ
クローナル抗体の具体例として後述の実施例記載のTS
3G2があげられる。
本発明によって得られる抗体とは、血清型A及び血清型
H緑膿菌に結合する能力をもつ、一つの抗体産生細胞ク
ローンが産生ずるヒトモノクローナル抗体である。方法
としては生体内又は、生体外にて緑膿菌(生菌又はホル
マリンや加熱による死菌菌体)、好ましくは、緑膿菌に
由来するLPSによって感作されたヒトリンパ球B細胞
を骨髄腫細胞(ミエローマ: myloffla)又は
Bリンパ芽球様細胞(Blymphoblastoid
 cell)と細胞融合することにより、試験管内にて
連続的に細胞増殖し、かつ所望の特異抗体を連続的に産
生ずる細胞株を樹立する。これらの樹立株を試験管内培
養し、培地中に分泌される抗体を精製することにより抗
体を大量に製造する。
血清型とは、緑膿菌の各血清型標準法に対して作製され
た特異的に反応する抗血清又はマウスモノクローナル抗
体を用いた、免疫化学的反応の差異に基づ(緑膿菌の分
類法で、ここでは日本緑膿菌研究会血清型別検討委員会
による分類を指す。
LPSとは、リポ多糖のことでダラム陰性菌外膜の主要
な構成成分であり、リピドAと呼ばれる糖脂質に、2−
ケト−3−デオキシオフトン酸、ヘプトース、エタノー
ルアミン、リン酸等を構成成分とする内コアオリゴ糖部
分、および菌種によって異なる成分を有し、緑膿菌にお
いては、グルコース、ラムノース、ガラクトサミン、ア
ラニン等を構成成分としている外コアオリゴ糖部分が結
合しており、更にその先に血清型を規定している〇−抗
原と呼ばれる多糖鎖が結合したものを指す。
モノクローナル抗体とは、細胞融合法(Nature。
匡、1り5.1975)あるいはEBウィルス・トラン
スフォーメーション法(Proc、 Natl、 Ac
ad、 Sci。
USA、、 70.190.1973)などにより得ら
れる、単一な抗体産生細胞クローンにより産生される、
均一な分子構造を有する抗体を指す。
本発明を以下、更に詳細に説明する。
本発明に含まれるヒトモノクローナル抗体の製造方法は
、基本的に、以下の諸過程にわけることができる。■抗
原感作されたヒトリンパ球B細胞の調製、■無制限増殖
能力の賦与によるモノクローナルな特異抗体産生細胞株
の樹立、■モノクローナルな特異抗体産生細胞株の培養
、■培養液からのモノクローナルな特異抗体の精製、■
モノクローナルな特異抗体を含む高力価免疫グロブリン
製剤の調製。順次、以下に説明する。
ヒトのリンパ球B細胞とは、血清型AおよびH緑膿菌の
O抗原中に存在する共通構造部分を特異的に認識する抗
体を産生ずるヒトリンパ系細胞で主として末梢血液より
リンフォプレップ、モノポリ分離液などのリンパ球分離
液を用いた遠心分離法によって分離されるが、各種疾患
の診断および治療の目的で摘出されたリンパ節、肺臓な
どの臓器や請帯血由来のリンパ球B細胞を材料に用いる
こともできる。緑膿菌による感染症を患ったことがあり
、生体内で感作された既応症のヒト由来のリンパ球B細
胞を用いることが望ましい。あらかじめ、血清中の緑膿
菌ホルマリン死菌あるいは緑膿菌由来のLPSにたいす
る抗体価を測定することにより適切なリンパ球提供者を
選別することができる。また、別の方法として、緑膿菌
症の有無を問わず、ヒトリンパ球B細胞を採取し、試験
管内にて緑膿菌ホルマリン死菌、好ましくは緑膿菌LP
Sを混合することによって感作せしめることができる。
すなわち、抗原としての緑膿菌ホルマリン死菌、好まし
くは緑膿菌LPSをリンパ球B細胞に添加する。更にア
メリカヤマゴボウレクチン(PWM)などの植物レクチ
ン、Co wan Iなどの菌体成分、又はヒトリンパ
球の混合培養液や肺臓、胸腺細胞や謄帯血細胞培養液な
ど、B細胞増殖因子およびB細胞分化因子等のリンフ才
力イン類を含む溶液を同時に、又はそれぞれの組み合わ
せで添加することによって試験管内にて抗原感作し、引
き続き抗体産生細胞へと増殖・分化させたヒトリンパ球
B細胞を用いることができる。これらのヒトリンパ球B
細胞は、ある限られた期間小玉の抗体を分泌することが
可能であるが、無制限に増殖することはできないことを
特徴とする。抗原感作されたヒトリンパ球B細胞を無限
に連続して増殖可能な細胞株とする方法としては、抗原
感作されたヒトリンパ球細胞と骨髄腫細胞とをポリエチ
レングリコール(PEG)の存在下に細胞融合する方法
を用いる。用いられる骨髄腫細胞はP3X 63−Ag
8(P3 )、P3 X 63−Ag 8.653など
の、マウス骨髄腫細胞由来のヒポキサンチン・グアニン
・ホスホリボシルトランスフェラーゼ(HGPPTと略
)欠如変異株、ヒト骨髄腫細胞U−266由来のHGP
RT欠如変異株又は、マウス骨髄腫細胞とヒト骨髄腫細
胞、もしくは、SHMD−33などのマウス骨髄腫細胞
とヒトリンパ球B細胞との細胞融合により得られるマウ
ス・ヒトへテロ骨髄腫細胞由来のHGPRT欠如変異株
などを指す。骨髄腫細胞の代わりにヒトBリンパ芽球細
胞由来のHGPRT欠如変異株を用いることもできる。
PEGとしては、PEG 1.000〜6.000を3
0〜50%(w/v)の濃度で用いる。レクチン、ポリ
ーL−リジンやDMSOなどを添加することにより融合
効率を高めることもできる。融合方法は、マウス細胞同
志を融合し、マウスモノクローナル抗体を産生ずるハイ
ブリドーマを取得したKohler and yi+s
te;nらの方法(Nature 256.495.1
975)に準する。簡単に記述すれば、抗原感作された
ヒトリンパ球細胞とHG P RTの欠如した骨髄腫細
胞もしくは、マウス・ヒトへテロ骨髄腫細胞とを3〜l
:lの割合にて混合し、45%(W/V)PEG150
0〜6000を0.5〜1分間に少量ずつ加え、30秒
〜3分間静置する。その後、5〜10分間にlO〜50
1nl!の血清不含培地を加え、2−のFCSを加え、
37℃にて10〜60分間インキュベートする。遠心後
、培地を加え5xto’〜5XlO’個細胞/mlの濃
度に調製し、96穴マイクロプレートにlウェルあたり
5XIO’〜5xlO’個の細胞を播種する。ハイブリ
ドーマの選択にはヒポキサンチン・アミノプテリン・チ
ミジン含有培地(HAT培地と略)又、ホキサンチン・
アザセリン含有培地(HAz培地と略)を使用し、5%
CO2,32〜37°Cにて培養する。約lθ〜20日
間新しいHAT培地又はHAz培地に、続いて約3〜6
日間ヒポキサンチン・チミジン含有培地(HTと略)又
は、ヒポキサンチン含有培地(H培地と略)に、3日毎
に半型ずつ交換を続は約2〜3週間培養して、増殖して
くるコロニー、いわゆるハイブリドーマを得る。HGP
RT欠如変異株を用いることはなく、代謝阻害剤を組み
合わせることによってハイブリドーマを選択することも
可能である。
ハイブリドーマの培養液中の17種類の血清型別パネル
から成る17種類の緑膿菌ホルマリン死菌あるいはLP
Sに対する抗体価をELISA法又はラジオイムノアッ
セイ(RIAと略)によって測定し、更には、ウェスタ
ン・プロッティングの手法を併用することにより、複数
の血清型の緑膿菌に対して結合性を示すヒトモノクロー
ナル抗体産生株を選別する。限界希釈法又は軟寒天法に
よって、2〜3回クローニングを繰り返し、増殖の早い
、特異体産生量の多い、安定した細胞株を得る。
以上、細胞融合法(cell fusion meth
od;hybridomamethod)を用いて、抗
原感作ヒトリンパ球B細胞より樹立された細胞株は、連
続的に増殖することができること、しかも、特異抗体を
安定的に、かつ大】に産生じ得ることを特徴とする。こ
れら樹立されたハイブリドーマ(0,5〜5X10’個
細胞/d)を通常の動物細胞培養培地にて002インキ
ユベーターを使用して2〜lO%CO2,32〜37℃
の条件のもとて培養フラスコやプレート等の容器内で静
置培養又は回転培養する。特に大量に培養する時は、動
物細胞用に設計されたジャーファーメンタ−やホロファ
イバーシステム等を用いることもできる。通常の動物細
胞培養培地とは、ウシ胎児、仔ウシ、ウシ、ウマおよび
ヒトなどの血清を2〜20%含有するRPMI 164
0、Eagle’ s MEMに代表される培地、又は
、インシュリン、トランスフェリン、エタノールアミン
、セレナイト、ウシアルブミン、リビドなど細胞の増殖
に必要な微量成分を含む無血清培地を指す。
上記の試験管内細胞培養以外に、ハイブリドーマをヌー
ドマウスなどの動物体内へ接種することによって細胞を
腹腔などの体内にて培養することも可能である。マウス
やヌードマウスの場合、1匹あたり0.5〜2.5X1
0’個の細胞を腹腔内投与する。この場合、細胞接種前
に、プリスタンや抗アシアロGM、抗体を投与すること
が望ましい。X線照射や摘牌手術も有効の場合がある。
抗体の精製は通常の生化学的手法を組み合わせることに
よってなされる。すなわち、硫安沈澱分画法、エタノー
ル沈澱分画法、PEG分画法、イオン交換クロマトグラ
フィー、ゲル濾過法、アフィニティクロマトグラフィー
、高速液体クロマトグラフィー、電気泳動法等である。
精製過程において、凝集物の形成や抗体活性の低下を防
ぐ工夫が必要である。例えば、ヒト血清アルブミン(H
3Aと略)を0.05〜2%の濃度で添加する。
その他グリシンやL−アラニンなどのアミン酸類、特に
リジン、アルギニンやヒスチジンの塩基性アミノ酸、グ
ルコースやマンニトールなどの糖類、塩化ナトリウムな
どの塩類を添加することが好ましい場合がある。
精製されたヒトモノクローナル抗体は、生物学的製剤の
製剤化に通常用いられる方法によって製剤化される。基
本的には、メンブレンフィルター等による濾過除菌操作
の後に、安定化剤とともに滅菌バイアルに凍結乾燥され
る。
該ヒトモノクローナル抗体製剤は、緑膿菌感染予防・治
療剤として血清型の異なる緑膿菌のO抗原中に存在する
共通構造部分を特異的に認識する1種類のヒトモノクロ
ーナル抗体より成ることも可能であるが、更に好ましく
は、他の緑膿菌0抗原を認識するヒトモノクローナル抗
体と2種類以上混合して用いられる。また、これら以外
の緑膿菌表層抗原、例えばLPS中の〇−抗原以外の抗
原構造部位、外膜蛋白、ペン毛あるいは線毛、さらには
、緑膿菌由来の病原因子である、外毒素、エラスターゼ
、プロテアーゼなどの外酵素などを認識するヒトモノク
ローナル抗体あるいは従来型のヒト免疫グロブリン製剤
と混合して使用される。
更には、緑膿菌以外の細菌、ウィルス、真菌、原虫、癌
細胞に帯するヒトモノクローナル抗体、あるいは、従来
型のヒト免疫グロブリン製剤と混合して使用することも
可能である。
従来のヒト免疫グロブリン製剤に、本発明により得られ
るヒトモノクローナル抗体を添加して、緑膿菌に帯する
高力価免疫グロブリン製剤とされる。
該ヒトモノクローナル抗体は、血清型の異なる緑膿菌の
O抗原中に存在する共通構造部位への結合を介して緑膿
菌表層へ結合して、菌体をオプソニン化することにより
貧食細胞による貧食・殺菌作用の増強、又は補体を活性
化することによる溶菌作用等により緑膿菌による実験的
マウス感染症を治療することができる。
緑膿菌による感染症および、その細菌を含む混合細菌感
染症の治療・予防に用いられる時、該ヒトモノクローナ
ル抗体は、通常、成人に対し約0.5〜500mg、好
ましくは5〜50mgが投与される。
以上、詳しく述べたように、本発明によって得られるヒ
トモノクローナル抗体は血清型A及び血清型H緑膿菌の
0抗原中に存在する共通構造部分を特異的に認識するこ
とにより血清型A及び血清型H緑膿菌の複数の血清型の
緑膿菌に対して結合性を示し、対応する血清型緑膿菌を
用いたマウス実験的感染症の系で優れた治療効果を示す
ことが第一の特徴である。その他、ヒト由来の蛋白であ
ることにより、異種蛋白の投与時にみられるアナフィラ
キシ−等の副作用の少ないことが期待されるし、特定の
細胞より生産・精製される抗体であることにより、不特
定多数のヒト血液より製造された従来の免疫グロブリン
製剤にくらべ、未知のバイオハザードが混入してくる可
能性の低いことが特徴である。又、本モノクローナル抗
体の製造方法としては、生体外で、大量に、高力価の抗
体を安定して製造することが特徴であり、従来のヒト血
液より製造する方法にくらべ高力価など生物活性の点で
、安定的供給ができるなど品質管理の点で優れる。
以上、本発明の基本となるものである。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれのみに限定されないことは言うまでもな
い。
実施例1 ヒト・マウス細胞融合によるヒトモノクローナル抗体T
S3G2産生株の樹立 (1)ヒト末梢血からのリンパ球の調製、及び培養血清
中の緑膿菌表層に対する抗体価が高い健常人ボランティ
ア、ドナーより末梢血100−を採取した。遠心管(住
友ベークライト、5〇−容積)に15艷のモノポリ分離
液(Flow、 Lab、)を入れその上に更に末梢血
201nlを静かに重層した。低速遠心機(トミー精工
、R3−20BH)を用い、l、 500rpm(ロー
ターTS−7)で、室温30分間遠心分離し、赤血球と
リンパ球を分離した。リンパ球を含む部分を回収し、D
ulbecco改変Eagle’s MEM(以下D−
MEMと略す)で、3回洗浄した後、細胞数を計算した
。その結果、1.lXl0”ケのリンパ球を得た。
得られた末梢血リンパ球1.lXl0”細胞を抗原とし
てホルマリン処理緑膿菌死菌(I[Dlool(A型)
、lID1002(B型)各0.0002X)を含む5
5−のリンパ球培養用培地(後述)に懸濁し、lウェル
あたり2XlO’ケのリンパ球細胞となるように24ウ
エルマイクロプレート(Costar、 #3424)
に分注し、5%CO2,37°Cにて、6日間培養した
上記のリンパ球培養用地とは、非動化したウシ胎児血清
(以下FCSと略す)を20%(V/V)、ピルビン酸
ナトリウム(0,05mg/d) 、2−メルカプトエ
タノール(5XlO−’M)、ウシ血漿由来トランスフ
ェリン(United 5tates Biochem
ical Corp、)30gg /ytl 、アメリ
カヤマゴボウ由来植物レクチン(以下PWMと略す) 
(Gibco Lab、 )0、02X(v/v)を含
有するRPMI−1640培地を指す。
(2)細胞融合 ヒト・マウス・ヘテロ・ミエローマ細胞B胞SHM−D
33(ATCCNo、 CRL 1668)をD−ME
M(15%FCSを含む)で継代しておき、そのうち4
XlO’ケの細胞をD−MEMにて2回洗浄した。
一方、実施例1−(1)の記載通り、末梢血リンパ球を
6日間培養後、24ウエルマイクロプレートより回収し
細胞数を計算したところ、8X10’ケのリンパ球が回
収された。このリンパ球をD−MEMにて3回洗浄し、
上記のヒト・マウス・ヘテロ・ミエローマ細胞と混合し
、遠心により細胞を沈査とした。この沈査にldのポリ
エチレングリコール(PEG)溶液(0,45g PE
G4000 Merck。
0.45d PBS(−)、 0. 1−ジメチルスル
フオキシド)を約1分かけて、遠心管を回転しつつ添加
し、室温にて1分間静置した。
次に、D−MEMを1分間2−の割合で遠心管を回転し
つつ添加し、これを4回繰り返し、更に、lO%FC3
を含むD−MEMで同様の操作を3回繰り返す。最後に
1.5dFC3を加えた後、37℃にて20分間静置し
た。静置後、遠心により細胞を沈査として集め、15%
FC3,0,05mg/−ピルビン酸ナトリウム、0.
2U/−インスリン、0.15mg/−オキザロ酢酸、
lt1g/−アザセリン、100μMヒポキサンチンを
含む40dのD−MEM培地(以下HAz選択培地と略
す)に懸濁して、lウェルあたりlXl0’ケのミエロ
ーマ細胞となるように、96ウエルマイクロプレート(
Falcon #3040)に100ulずつ分注した
。マイクロプレートには、あらかじめ、保護細胞として
各ウェルマウスBALB/C肺臓細胞lX105ケ及び
マウスBALB/C腹腔浸出細胞lXl0’ケとなる様
に前出の培地に対する懸濁液を100μlずつ分注し、
5%CO□、37℃にて1日培養しておく。このマイク
ロプレートを5%C0237℃にて培養し、2〜3日ご
とにHAz選択培地にて半量を培地交換した。1週間後
に、HAz選択培地に替えて、HAz選択培地よりアザ
セリンを除いたH−培地にて、半量を培地交換した。
その後、アザセリン・ヒポキサンチンを含まないハイブ
リドーマ培養様D −M E M培地(15%FC3,
0,05mg/−ピルビン酸ナトリウム、0.20/−
インスリン、0.15mg/−オキザロ酢酸を含むD 
−M E M培地)にて、2〜3日ごとに半量を培地交
換した。融合後約268目の時点に増殖のみられたウェ
ルの培養上清について、緑膿菌をグルタルアルデヒドに
より固定した96ウエルマイクロプレート(Falco
n #3912)を用いて酵素免疫測定法(EnZym
e Linked Immuno 5ornentAs
say:ELISA)により、緑膿菌表層抗原に対する
抗体産生の有無を調べた。緑膿菌は水量の分類による1
7種類の血清型の標準株(ATCCおよび東大医科学研
究所微生物株保存施設から入手可)を用いた。lウェル
で、血清型A及び血清型Hの標準株に対して強く反応す
るI g G抗体を産生じていることが確認できた。こ
のウェル中のへテロ・ハイブリドーマを拡大培養および
、限界希釈法(limitting dilution
)によりクローニングを行い安定にヒHgG抗体を産生
ずる細胞株TS3G2が得られた。以下、細胞株TS3
G2の産生ずるヒトモノクローナル抗体に対してもTS
3G2の名称を用いる。ハイブリドーマTS3G2は工
業技術院微生物工業技術研究所に微工研条寄第2372
号として寄託した。ヒトモノクローナル抗体TS3G2
はIgG(γ1、に)であった。
実施例2 ヒトモノクローナル抗体T33G2のELISAによる
結合スペクトラムの検討 (1)ELiSAによる抗緑膿菌抗体価の測定抗緑膿菌
表層抗原抗体価の測定は以下の方法で行なった。波長6
00nmにおける吸光度が0゜2となる様に緑膿菌を燐
酸緩衝液(pH7,2、組成NaC1(8g/A) 、
KCL (0,2g/f) 、NaHPOl・12H2
0(2,99g/l)およびKH,PO,(0,2g/
l):PBSと略)へ懸濁し、96ウエルマイクロプレ
ート(フアシヨン#3912) (マイクロプレートと
略)にlウェル当たり50711ずつ分注、2.00O
rpm [5分間遠沈した。2%ゲルタールアルデヒド
を1ウエル当たり50μβずつ添加し菌体をマイクロプ
レートに固定した。マイクロプレートから菌体溶液を除
去した後3%ウシ血清アルブミン(以下BSAと略称す
る)PBS溶液をlウェルあたり120μβずつ分注し
37℃にて30分間インキュベートすることにより菌体
の未吸着部分をブロッキングした。マイクロプレートを
抗原吸着プレートとして以後の操作に用いた。必要に応
じてこの段階で一20℃に保存した。アッセイ前に抗原
吸着プレートを0.05%Tween 20含有PBS
 (以下PBSTと略)で3回洗浄した。その後1%B
SA含有PBSTをlウェルあたり50μβ分注、必要
に応じ1%BSA含有PBSTで適宜希釈した試料(培
養上清又は精製IgG抗体)をlウェルあたり50μl
加え、37℃で2時間インキュベートした。その後試料
を除去し、PBSTで3回洗浄した。続いて第2抗体液
をlウェルあたりlOOμβずつ加え、37℃で2時間
インキュベートした。第2抗体として1%BSA含有P
BSで500〜l、 000倍希釈したホスファターゼ
標識アフィニティ精製抗ヒト免疫グロブリン抗体fKi
rkegaard & Perry Lab、 Inc
、 )を用いた。IgG、IgM抗体価の測定にはそれ
ぞれホスタフアーゼ標識抗ヒトIgG抗体、抗ヒト1g
M抗体を用いた。
第2抗体を除去し、PBSTで3回洗浄後、発色基質溶
液(3mgのP−ニトロフェニルリン酸−2=ナトリウ
ム塩を1−のNaN5(0,2mg/IJ)MgCl=
 ・6H20(0,1mg/i)を含む10%ジェタノ
ールアミン緩衝液pH9,1に溶解した水溶液)をlウ
ェルあたりlOOμβずつ加え、37℃で反応させた。
反応後のOD tosをマルチスキャン(Ti ter
tek)で測定した。
(2)緑膿菌血清型別標準法との結合性TS3G2と緑
膿菌血清型別標準法(東京大学医科学研究所菌株保存施
設より分与)との反応を実施例2i1)のごと<ELI
SA法で調べた。菌株はハートインフュージョン寒天培
地を用いて培養した。結果を表2に示す。A型及びH型
録膿画面清型標準株に選択的に結合した。
血清型別    菌 株   ELISA値<0048
5)(3)緑膿菌臨床分離株との結合性 TS3G2のA型及びH型録膿菌標準株との結合が確認
された。そこで、血清型A型に分類された緑膿菌臨床分
離株19株、及び血清型H型に分類された緑膿菌臨床分
離株12株に関して結合性を検討した。結果を表3に示
す。血清型A型に分類された19株及び血清型H型に分
類された12株すべてに対して、結合することが確認さ
れた。
また、臨床分離頻度の高い、B型、E型、G型、I型及
びM型に関しても、約20株程度の臨床分離株に関して
結合性を検討したが、全く結合性は〜( 0、03 表3 血清型 TS3G2の臨床分離株への結合性 菌  株     ELISA値(OD4゜、)ネガテ
ィブ・コントロール   (−)0、02 実施例3 ヒトモノクローナル抗体TS3G2が認識する抗原のE
LISAにおける競合反応による解析(1)LPS標品
の調製 緑膿菌血清型別標準法+101001 (A型)、+1
01009(H型)のLPSはWestphalとJa
nnの方法(Methods Carbohydr、 
Chem、、 5.83−911965)に準じて行っ
た。即ち、まず緑膿菌をハート・インフュージョン・ブ
イヨン培地(田水製薬)を用いて対数増殖後期まで培養
し、遠心によって菌体を集めた。湿菌体を45%フェノ
ールで68°Cにて処理した後、3000 rpm、 
10°C,15分遠心分離し、水層にリポ多糖を抽出し
た。この水溶性画分を臭化セチルトリメチルアンモニウ
ムで脱核酸した後、エタノール沈澱をLPS標品とした
(2)ELISAにおける競合反応によるTS−362
の認識する抗原の解析 実施例3−(1)において調製された緑膿菌11010
01及び1101009由来LPS標品を競合物質とし
て用いて、TS3G2の認識する抗原をELISA競合
反応により検討した。
方法は、競合物質とヒトモノクローナル抗体TS3G2
を混和し、37℃1時間インキュベートした後、緑膿菌
1101009菌体を固定したマイクロプレートでEL
ISAを行ない、各競合物質(LPS)濃度における反
応阻害の割合を測定した。結果を表4に示す。
結果はTS3G2のlID1009菌体に対する結合性
がllID100I及び[DIO09由来LPSにより
、濃度依存的に阻害を受けることを示しており、TS3
G2の特異的に認識する抗原構造はlID100I及び
I I D 1.009由来LPS中に存在することが
確認された。
実施例4 ヒトモノクローナル抗体TS3G2が認識する抗原のウ
ェスタン・プロッティングによる解析実施例3− (1
)で得られたlID100I及び11D1009のLP
S標品をサンプルバッファー(31mM)リスバッフy
−pH6,8/1.5%5DS15%グリセロール/2
.5%メルカプトエタノール70.005%BPB)で
100℃、5m1n処理後、0.2%SDSを含む12
.5%ポリアクリルアミドゲルにて電気泳動後、デュラ
ポア・フィルター(ミリポア)にトランスファーした。
このフィルターで上でアルカリホスファターゼ標識ヤギ
抗ヒトIgG抗体(Kirkegaard & Gai
thersburg Perry Lab、 Inc+
、 )を用いた酵素抗体染色法により、ヒトモノクロー
ナル抗体TS3G2が認識している抗原を同定した。対
照として、同一試料を泳動し、 ゲルを銀染色法(Bi
o Rad製キット)により染色した。
銀染色の結果、高分子量部分に〇−多多糖有するスムー
ス型LPSのハシゴ状の一連のバンドが見られた。この
LPSに特徴的なバンドは、O多糖の繰り返し単位の数
の不均一さに起因している。
更に、低分子量部分には、ブロードなシングルバンドも
しくは数本のバンドが見られ、これらは0多塘をもたな
いもしくは繰り返しを数単位しかもたないラフ型、セミ
ラフ型LPSのバンドである。
その結果lID100IS lID1009両株のLP
S共に、高分子量部分即ち、〇−多糖繰り返し構造をを
するスムース型LPSのハシゴ状のバンドに相当する部
分に、強い発色が認められた。また、〇−多糖を数単位
しかもたないセミラフ型LPSに相当する部分にも発色
が見られた。しかし、〇−多糖を全くもたないラフ型L
PSに相当する部分には、発色は全く見られなかった。
この結果は、ヒトモノクローナル抗体TS3G2がl[
)+001及びIrDI009由来LPS中の〇−抗原
(〇−多糖)を特異的に認識している可能性を強く示唆
するものである。
実施例5 緑膿菌リポ多糖の多糖部分の単離および分画とヒトモノ
クローナル抗体TS3G2の各画分に対する結合性の検
討 (1)緑膿菌lID100I株及びlIDl009株L
PSの多糖部分の単離及び分画 緑膿菌lID100I株及びfID1009株のLPS
からWilkinsonとGa1braithの方法(
S、G、 Wilinson & L、 Ga1bra
ith、 Eur、 J、 Biochera  52
.331 (1975)により多糖部分の単離及び分画
を行った。すなわち、LPS(10n+g)を10dの
1%酢酸に溶解し、100°Cで90″分の条件で処理
をして、LPSの内コア中のケトデオキシオフトン酸(
KDO)残基のケトシト結合を選択的に加水分解をした
。更に、反応溶液を等量のクロロホルムによって抽出し
、このクロロホルム画分をリピドA標品とした。遊離リ
ビドAを抽出除去した水溶性画分を50mMピリジン・
酢酸緩衝液(pH5,5)で平衡化した5ephade
x@ G −50(Pharmacia、 Uppsa
la)のデキストランを担体とするカラムクロマトグラ
フィー(カラムサイズIX70cm)によって分画した
。多糖、セミラフ型及びラフ型コアオリゴ糖の溶出位置
は以下に示す比色定量法で検出した。中性糖はフェノー
ル・硫酸法(M、 Dubois、 etal、、 A
nal、 Chem、 28.350゜1956)、ア
ミノ糖は試料を2規定硫酸で100℃、2時間加水分解
した後MBTH(3−メチル・2−ベンゾチアゾリノン
ヒドラゾン塩酸塩)法(A。
Tsuji et al、、 Chem、 Pharm
、 Bull、、 17.217゜1969)によった
。その結果、〇−多糖の繰り返し構造を含む、多糖画分
を得た。また、〇−多糖を数単位しか含まないセミラフ
型コアオリゴ糖と〇−多糖を含まないラフ型コアオリゴ
糖とは、分画が不十分であったため、混合して、セミラ
フ・ラフ型コアオリゴ糖画分とした。それぞれの画分を
凍結乾燥し回収した。
(2)ヒトモノクローナル抗体TS3G2のリポ多糖由
来各画分への結合性 ELISAにおける競合反応によって実施例5−(1)
で得られた緑膿菌lID100I株及びlID1009
株由来の、多糖画分セミラフ・ラフ型コアオリゴ糖画分
、およびリビドA画分を競合物質として用いて、TS3
G2との結合を検討した。
方法は、競合物質と抗体を混和し、37℃、1時間イン
キュベートした後、緑膿菌11D100I菌体及びlI
D1009菌体を固定した96穴プレートでEL I 
SAを行い、阻害の割合を測定しtrotoot株及び
lID1009株、いずれの場合においても、TS3G
2の菌体吸着プレートに対する結合は、多糖画分により
強く阻害され、セミラフ・ラフ型コアオリゴ糖画分によ
っては、高濃度を用いた場合にのみ、限られた割合で阻
害が認められた。この結果より、阻害活性は〇−多糖構
造に由来すると考えられる。
また、リピドA標品を競合物質として用いた場合、50
μg /yrlの濃度でもEL I SAの発色の阻害
が認められず、TS3G2はリピドAに対しての結合性
は、ないと考えられる。
以上の結果より、ヒトモノクローナル抗体TS3G2が
lID100I及びlID1009由来LPS中の〇−
抗原(〇−多糖)を特異的に認識していると結論した。
両血清型標準株の構造に見出されるN−アセチル−し−
ガラクトサミタロン酸残基を中心とする共通構造部分を
特異的に認識していると考えられる。
実施例6 ヒトモノクローナル抗体TS3G2によるマウス実験的
緑膿菌感染症の治療効果 緑膿菌臨床分離株血清型A型2株、H株2株について、
マウス実験的感染系でのヒトモノクローナル抗体TS3
G2の治療効果を検討した。5%ムチンを共存させた菌
の懸濁液をICRマウス(4週令、雄、−群10匹)の
腹腔内に接種し、感染させた。感染1時間後に、ヒトモ
ノクローナル抗体TS3G2を0.6あるいは、0.4
μg/head腹膣内投与し、−週間後の生存率をもっ
て、治療効果を判定した。その結果を表6および表7に
示す。T83G2は、A型、H型いずれにおいても複数
の異なる菌株に対して、実験的感染症において、有効な
治療効果を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は血清型A及び血清型HR@菌のO抗原の構造を
示す。上段が血清型A緑膿菌を、下段が血清型H緑膿菌
を示す。 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)緑膿菌感染症に予防・治療効果があり、血清型A
    及び血清型H緑膿菌のO抗原中に存在する共通構造部分
    を特異的に認識することにより、血清型A及び血清型H
    緑膿菌に結合性を示すヒトモノクローナル抗体
  2. (2)ヒトモノクローナル抗体がIgG又はIgMであ
    る第1請求項記載のヒトモノクローナル抗体
  3. (3)ヒトモノクローナル抗体TS3G2
  4. (4)第1、第2あるいは第3請求項記載のヒトモノク
    ローナル抗体を少なくとも一種類含有するヒト免疫グロ
    ブリン製剤
  5. (5)第1、第2あるいは第3請求項記載のヒトモノク
    ローナル抗体を少なくとも一種類含有する細菌感染症予
    防治療剤
  6. (6)第1、第2あるいは第3請求項記載のヒトモノク
    ローナル抗体を少なくとも一種類含有する緑膿菌感染症
    診断薬
  7. (7)第1あるいは第2請求項記載のヒトモノクローナ
    ル抗体を産生するハイブリドーマおよびその子孫細胞系
  8. (8)ハイブリドーマTS3G2 (微工研条寄第2372号)およびその子孫細胞系
  9. (9)第1、第2あるいは第3請求項記載のヒトモノク
    ローナル抗体を産生する能力をもつ、ヒトBリンパ球細
    胞をマウス由来ミエローマ細胞、又はヒト・マウス由来
    のヘテロ・ミエローマ細胞とを細胞融合させることによ
    り、ハイブリドーマを形成させ、このハイブリドーマを
    増殖させることにより、抗体を生産し、これを取得する
    ことを、特徴とする第1、第2あるいは第3請求項記載
    のヒトモノクローナル抗体を製造する方法
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