JPH0228429B2 - Kuratsudokohannoseizohoho - Google Patents
KuratsudokohannoseizohohoInfo
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- JPH0228429B2 JPH0228429B2 JP129882A JP129882A JPH0228429B2 JP H0228429 B2 JPH0228429 B2 JP H0228429B2 JP 129882 A JP129882 A JP 129882A JP 129882 A JP129882 A JP 129882A JP H0228429 B2 JPH0228429 B2 JP H0228429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cast
- walnut
- steel plate
- clad
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/22—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating taking account of the properties of the materials to be welded
- B23K20/227—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating taking account of the properties of the materials to be welded with ferrous layer
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
本発明は鋳ぐるみ造塊法を用いたクラツド鋼板
の製造方法に関する。 従来から、クラツド鋼板を製造する方法として
爆着法、圧延法、拡散溶接法、肉盛溶接法、鋳く
るみ造塊法等の製造方法がよく知られている。前
の4つの製造方法は、いずれも母材鋼の表面に合
せ材を接合して素材のクラツドスラブを製造する
のに対し、最後の鋳くるみ造塊による方法は鋼塊
中に被鋳くるみ材(合せ材)を封入し、クラツド
鋼塊を製造するので大単重のクラツド鋼板素材が
得られ、大量生産に好適とされている。 第1図はこの鋳くるみ造塊によるクラツド鋼板
の製造方法を示したものである。この方法による
と先ず、aに示すように、2枚の被鋳くるみ材
2,2間に剥離剤6を挾んで溶接接合し(第1図
b参照)、いわゆる中子7をつくる。次に、bに
示すように、この中子7を鋳型9の中に懸吊し溶
融金属の鋳くるみ材(母材鋼)10を湯口より注
入し鋳くるむ。これが鋳くるみ造塊の工程であ
る。この工程が終ると次に、cに示すように、得
られた鋼塊(クラツド鋼塊)を分塊圧延し、更
に、dに示すように、得られたスラブ(クラツド
スラブ)を耳切りして剥離させた後、eに示すよ
うに、熱間圧延しクラツド鋼板とする。 この方法は前述したようにクラツド鋼板素材を
鋼塊の製造段階でつくるため、スラブの製造段階
でクラツド鋼板素材をつくる爆着法などと比べて
生産性に優れるが、被鋳くるみ材2と鋳くるみ材
10との融点が異なるため、両者の接合部に溶損
や融着不良などを生じやすく、このため品質のす
ぐれたクラツド鋼板を得ることは困難で、わずか
に被鋳くるみ材2と鋳くるみ材10とが同種金属
の場合に限つて工業的生産が可能である。 すなわち、鋳くるみ材10の融点が被鋳くるみ
材2の融点より高いと、被鋳くるみ材2の溶損が
大きくなり、所要寸法のクラツド鋼板が得られな
いばかりでなく、被鋳くるみ材2と母材鋼10と
の接合部に合金層を形成して割れ等の欠陥を引き
起す問題がある。またその逆に、被鋳くるみ材2
の融点のほうが高いと、被鋳くるみ材2と鋳くる
み材10がなじまず、融接不良を生じるととも
に、被鋳くるみ材2の表面にノロが付着し、この
部分に欠陥を生じて接合不良が発生するのであ
る。 本発明はこれらの問題点を解決して、被鋳くる
み材と鋳くるみ材との融点差に関係なく常に品質
のすぐれたクラツド鋼板が製造できる方法を提供
しようとするもので、次の7つの工程を具有する
鋳くるみ造塊によるクラツド鋼板の製造方法を要
旨とする。すなわち、 鋳くるみ材同材質の鋼板に被鋳くるみ材を重
ね合せて合せ面周縁を溶接して第1の重ね合せ
部材を製造する工程と、 の工程で得られた第1の重ね合せ部材の合
せ面内部を真空化する工程と、 前記第1の重ね合せ部材2枚を被鋳くるみ材
を内側にして剥離剤を挾んで重ね合せた後、周
囲側面を母材と同材質の鋼板で包囲して第2の
重ね合せ材を製造する工程と、 の工程で得られた第2の重ね合せ部材の内
部を真空化する工程と、 前記第2の重ね合せ部材を鋳型内で懸吊し溶
鋼状態の鋳くるみ材を湯口より注入して、鋳く
るみクラツド鋼塊を製造する工程と、 の工程で得られたクラツド鋼塊を分塊圧延
してクラツドスラブとする工程と、 の工程で得られたクラツドスラブを熱間圧
延してクラツド鋼板とする工程、 の7つである。 なお、との工程は後で述べるように同時進
行的に行い得るものである。 本発明の方法の最も大きな特徴は、被鋳くるみ
材を鋳くるみ材と同材質の鋼板でつつんで鋳くる
み造塊を行う点にある。 これによると、被鋳くるみ材が造塊中に上記鋼
板により鋳くるみ材から隔離され、被鋳くるみ材
に溶損が生じないばかりでなく、その合金化も阻
止され、更に、被鋳くるみ材へのノロ付着も防止
される。しかも、その鋼板は鋳くるみ材と同材質
の鋼板としているから、該鋼板と鋳くるみ材がよ
くなじみ、鋼板に鋳くるみ材を完全に一体化させ
ることができる。 被鋳くるみ材とこれをつつむ母材鋼と同材質の
鋼板との合せ面の接合については、基本的に圧延
法と同じである。 すなわち、鋼塊中の被鋳くるみ材と、これをつ
つむ鋳くるみ材と同材質の鋼板とを分塊圧延によ
る拡散接合により接合する。本発明の方法におい
ておよびの真空化工程を設けたのはこのため
である。 したがつて、本発明の方法によると、被鋳くる
み材が造塊に伴う悪影響から保護されると同時
に、その保護材である鋼板が周囲の鋳くるみ材と
一体化し、更にその鋼板も分塊圧延の段階で被鋳
くるみ材に拡散接合によりよく接合するから、接
合度の高いクラツドスラブが得られ、これにより
高品質のクラツド鋼板を製造することが可能とな
る。 また、本発明の方法を圧延法と比較した場合、
被鋳くるみ材(圧延法の場合は合せ材)と母材の
接合原理は同じであるが、圧延法ではクラツド鋼
板素材(クラツドスラブ)を溶接にて組立てるた
め、大単重素材を組立てる場合には圧延に耐え得
る強度を得ることが困難であり、素材寸法が制限
されるのに対し、本発明の方法では、被鋳くるみ
材を鋳くるみ材で完全に包囲した状態で圧延を行
うので、圧延時のスラブ剥離などの問題は生じ
ず、素材の大型化を可能にする利点がある。 以下、第2図に示す具体例に基づいて本発明の
方法を更に詳しく説明する。 第2図によると先ず、aに示すように、鋳くる
み材と同材質の鋼板1の上に被鋳くるみ材2を重
ね合せ、合せ面周縁をすみ肉溶接により溶接して
第1の重ね合せ部材5を得る(の工程)。 鋼板1の背面11は、造塊の段階でスカムが付
着するのを防止するため、研磨しておくのが望ま
しい。また鋼板1を被鋳くるみ材2との合せ面間
を清浄にするとともにその間には、必要に応じ
て、拡散による合金層の形成を防止し界面の剥離
強度の向上を目的としたニツケル、クロム、銅、
モリブデンなどを塗布するか、またはインサート
材3を介在させる(第3図参照)。 の工程が終ると次に、鋼板1と被鋳もるみ材
2との合せ面間を可及的に真空に近い状態とする
(の工程)。 これには例えば、溶接部4に空気抜き用の孔を
穿け、ここから真空ポンプにより脱気して上記孔
を閉塞すればよい。 の工程が終ると次に、bに示すように、前記
第1の重ね合せ部材2枚5,5を、被鋳くるみ材
2を内側にしてその間に剥離剤6を挾んだ状態で
重ね合せた後、周囲側面を被鋳くるみ材と同材質
の鋼板1′で包囲し溶接により固定して第2の重
ね合せ材を製造する(の工程)(第4図参照)。 剥離剤6としては、具体的にはSiO2粉、Al2O3
粉あるいはこれらの混合物などが適当である。 鋼板1′の背面11′も鋼板1のそれと同じく研
磨しておくのがよい。 の工程が終ると次に、同工程で得られた第2
の重ね合せ部材7の内部8を可及的に真空に近い
状態とする(の工程)。 これにはの工程と同様の手段を採用してもよ
いし、次の工程で第2の重ね合せ部材7を鋳型9
の内部に懸吊した際に上面となる部分に空気穴を
予め穿けておいて、脱気を造塊の際にこれと同時
進行的に行うようにしてもよい(c参照)。 第2の重ね合せ部材7は第1図に7で示すいわ
ゆる中子に相当するものである。 の工程が終ると(脱気をの工程で行う場合
はの工程が終ると)、cに示すように、第2の
重ね合せ部材7を鋳型9の内部に懸吊し溶融金属
の鋳くるみ材(母材鋼)10を湯口より注入して
第2の重ね合せ部材7を鋳くるみクラツド鋼塊を
製造する(の工程)。 鋼板1,1′の背面11,11′にはスカム反撥
剤を塗布するのがよい。 鋼板1,1′は鋳くるみ材と同材質であるため、
の工程において鋳くるみ材10により表層が溶
損することになるが、この溶損が内部の被鋳くる
み材2,2に及ぶことはなく、むしろ鋼板1,
1′の表層が溶損することによつて鋳くるみ材1
0と鋼板1,1′とがよくなじんで効果的に一体
化することになる。 の工程が終ると、得られたクラツド鋼塊をd
に示すように分塊圧延してクラツドスラブとする
(の工程)。 被鋳くるみ材2,2はこの分塊圧延により、被
鋳くるみ材2,2を挾む2枚の鋼板1,1に分散
接合するが、被鋳くるみ材2が造塊中に鋼板1,
1′により溶鋼から隔離されてその表面の合金化
やスカム付着が阻止されているから、その接合度
は非常に良好なものになる。 の工程が終ると、あとは得られたクラツドス
ラブをe〜hに示すように常法に則つてクラツド
鋼板とする(の工程)。 なお、第2図のeは剥離、fは熱間圧延、gは
剥離、hは製品の各段階をそれぞれ表わしてい
る。 次に、母材がJIS3101SS41鋼板(厚み8mm)
で、合せ材が、JIS G4303SUS304L鋼板(厚み2
mm)であるクラツド鋼板の製造を例にとつて本発
明の実施例を説明する。鋳くるみ材と被鋳くるみ
材の具体的組成を第1表に示す。
の製造方法に関する。 従来から、クラツド鋼板を製造する方法として
爆着法、圧延法、拡散溶接法、肉盛溶接法、鋳く
るみ造塊法等の製造方法がよく知られている。前
の4つの製造方法は、いずれも母材鋼の表面に合
せ材を接合して素材のクラツドスラブを製造する
のに対し、最後の鋳くるみ造塊による方法は鋼塊
中に被鋳くるみ材(合せ材)を封入し、クラツド
鋼塊を製造するので大単重のクラツド鋼板素材が
得られ、大量生産に好適とされている。 第1図はこの鋳くるみ造塊によるクラツド鋼板
の製造方法を示したものである。この方法による
と先ず、aに示すように、2枚の被鋳くるみ材
2,2間に剥離剤6を挾んで溶接接合し(第1図
b参照)、いわゆる中子7をつくる。次に、bに
示すように、この中子7を鋳型9の中に懸吊し溶
融金属の鋳くるみ材(母材鋼)10を湯口より注
入し鋳くるむ。これが鋳くるみ造塊の工程であ
る。この工程が終ると次に、cに示すように、得
られた鋼塊(クラツド鋼塊)を分塊圧延し、更
に、dに示すように、得られたスラブ(クラツド
スラブ)を耳切りして剥離させた後、eに示すよ
うに、熱間圧延しクラツド鋼板とする。 この方法は前述したようにクラツド鋼板素材を
鋼塊の製造段階でつくるため、スラブの製造段階
でクラツド鋼板素材をつくる爆着法などと比べて
生産性に優れるが、被鋳くるみ材2と鋳くるみ材
10との融点が異なるため、両者の接合部に溶損
や融着不良などを生じやすく、このため品質のす
ぐれたクラツド鋼板を得ることは困難で、わずか
に被鋳くるみ材2と鋳くるみ材10とが同種金属
の場合に限つて工業的生産が可能である。 すなわち、鋳くるみ材10の融点が被鋳くるみ
材2の融点より高いと、被鋳くるみ材2の溶損が
大きくなり、所要寸法のクラツド鋼板が得られな
いばかりでなく、被鋳くるみ材2と母材鋼10と
の接合部に合金層を形成して割れ等の欠陥を引き
起す問題がある。またその逆に、被鋳くるみ材2
の融点のほうが高いと、被鋳くるみ材2と鋳くる
み材10がなじまず、融接不良を生じるととも
に、被鋳くるみ材2の表面にノロが付着し、この
部分に欠陥を生じて接合不良が発生するのであ
る。 本発明はこれらの問題点を解決して、被鋳くる
み材と鋳くるみ材との融点差に関係なく常に品質
のすぐれたクラツド鋼板が製造できる方法を提供
しようとするもので、次の7つの工程を具有する
鋳くるみ造塊によるクラツド鋼板の製造方法を要
旨とする。すなわち、 鋳くるみ材同材質の鋼板に被鋳くるみ材を重
ね合せて合せ面周縁を溶接して第1の重ね合せ
部材を製造する工程と、 の工程で得られた第1の重ね合せ部材の合
せ面内部を真空化する工程と、 前記第1の重ね合せ部材2枚を被鋳くるみ材
を内側にして剥離剤を挾んで重ね合せた後、周
囲側面を母材と同材質の鋼板で包囲して第2の
重ね合せ材を製造する工程と、 の工程で得られた第2の重ね合せ部材の内
部を真空化する工程と、 前記第2の重ね合せ部材を鋳型内で懸吊し溶
鋼状態の鋳くるみ材を湯口より注入して、鋳く
るみクラツド鋼塊を製造する工程と、 の工程で得られたクラツド鋼塊を分塊圧延
してクラツドスラブとする工程と、 の工程で得られたクラツドスラブを熱間圧
延してクラツド鋼板とする工程、 の7つである。 なお、との工程は後で述べるように同時進
行的に行い得るものである。 本発明の方法の最も大きな特徴は、被鋳くるみ
材を鋳くるみ材と同材質の鋼板でつつんで鋳くる
み造塊を行う点にある。 これによると、被鋳くるみ材が造塊中に上記鋼
板により鋳くるみ材から隔離され、被鋳くるみ材
に溶損が生じないばかりでなく、その合金化も阻
止され、更に、被鋳くるみ材へのノロ付着も防止
される。しかも、その鋼板は鋳くるみ材と同材質
の鋼板としているから、該鋼板と鋳くるみ材がよ
くなじみ、鋼板に鋳くるみ材を完全に一体化させ
ることができる。 被鋳くるみ材とこれをつつむ母材鋼と同材質の
鋼板との合せ面の接合については、基本的に圧延
法と同じである。 すなわち、鋼塊中の被鋳くるみ材と、これをつ
つむ鋳くるみ材と同材質の鋼板とを分塊圧延によ
る拡散接合により接合する。本発明の方法におい
ておよびの真空化工程を設けたのはこのため
である。 したがつて、本発明の方法によると、被鋳くる
み材が造塊に伴う悪影響から保護されると同時
に、その保護材である鋼板が周囲の鋳くるみ材と
一体化し、更にその鋼板も分塊圧延の段階で被鋳
くるみ材に拡散接合によりよく接合するから、接
合度の高いクラツドスラブが得られ、これにより
高品質のクラツド鋼板を製造することが可能とな
る。 また、本発明の方法を圧延法と比較した場合、
被鋳くるみ材(圧延法の場合は合せ材)と母材の
接合原理は同じであるが、圧延法ではクラツド鋼
板素材(クラツドスラブ)を溶接にて組立てるた
め、大単重素材を組立てる場合には圧延に耐え得
る強度を得ることが困難であり、素材寸法が制限
されるのに対し、本発明の方法では、被鋳くるみ
材を鋳くるみ材で完全に包囲した状態で圧延を行
うので、圧延時のスラブ剥離などの問題は生じ
ず、素材の大型化を可能にする利点がある。 以下、第2図に示す具体例に基づいて本発明の
方法を更に詳しく説明する。 第2図によると先ず、aに示すように、鋳くる
み材と同材質の鋼板1の上に被鋳くるみ材2を重
ね合せ、合せ面周縁をすみ肉溶接により溶接して
第1の重ね合せ部材5を得る(の工程)。 鋼板1の背面11は、造塊の段階でスカムが付
着するのを防止するため、研磨しておくのが望ま
しい。また鋼板1を被鋳くるみ材2との合せ面間
を清浄にするとともにその間には、必要に応じ
て、拡散による合金層の形成を防止し界面の剥離
強度の向上を目的としたニツケル、クロム、銅、
モリブデンなどを塗布するか、またはインサート
材3を介在させる(第3図参照)。 の工程が終ると次に、鋼板1と被鋳もるみ材
2との合せ面間を可及的に真空に近い状態とする
(の工程)。 これには例えば、溶接部4に空気抜き用の孔を
穿け、ここから真空ポンプにより脱気して上記孔
を閉塞すればよい。 の工程が終ると次に、bに示すように、前記
第1の重ね合せ部材2枚5,5を、被鋳くるみ材
2を内側にしてその間に剥離剤6を挾んだ状態で
重ね合せた後、周囲側面を被鋳くるみ材と同材質
の鋼板1′で包囲し溶接により固定して第2の重
ね合せ材を製造する(の工程)(第4図参照)。 剥離剤6としては、具体的にはSiO2粉、Al2O3
粉あるいはこれらの混合物などが適当である。 鋼板1′の背面11′も鋼板1のそれと同じく研
磨しておくのがよい。 の工程が終ると次に、同工程で得られた第2
の重ね合せ部材7の内部8を可及的に真空に近い
状態とする(の工程)。 これにはの工程と同様の手段を採用してもよ
いし、次の工程で第2の重ね合せ部材7を鋳型9
の内部に懸吊した際に上面となる部分に空気穴を
予め穿けておいて、脱気を造塊の際にこれと同時
進行的に行うようにしてもよい(c参照)。 第2の重ね合せ部材7は第1図に7で示すいわ
ゆる中子に相当するものである。 の工程が終ると(脱気をの工程で行う場合
はの工程が終ると)、cに示すように、第2の
重ね合せ部材7を鋳型9の内部に懸吊し溶融金属
の鋳くるみ材(母材鋼)10を湯口より注入して
第2の重ね合せ部材7を鋳くるみクラツド鋼塊を
製造する(の工程)。 鋼板1,1′の背面11,11′にはスカム反撥
剤を塗布するのがよい。 鋼板1,1′は鋳くるみ材と同材質であるため、
の工程において鋳くるみ材10により表層が溶
損することになるが、この溶損が内部の被鋳くる
み材2,2に及ぶことはなく、むしろ鋼板1,
1′の表層が溶損することによつて鋳くるみ材1
0と鋼板1,1′とがよくなじんで効果的に一体
化することになる。 の工程が終ると、得られたクラツド鋼塊をd
に示すように分塊圧延してクラツドスラブとする
(の工程)。 被鋳くるみ材2,2はこの分塊圧延により、被
鋳くるみ材2,2を挾む2枚の鋼板1,1に分散
接合するが、被鋳くるみ材2が造塊中に鋼板1,
1′により溶鋼から隔離されてその表面の合金化
やスカム付着が阻止されているから、その接合度
は非常に良好なものになる。 の工程が終ると、あとは得られたクラツドス
ラブをe〜hに示すように常法に則つてクラツド
鋼板とする(の工程)。 なお、第2図のeは剥離、fは熱間圧延、gは
剥離、hは製品の各段階をそれぞれ表わしてい
る。 次に、母材がJIS3101SS41鋼板(厚み8mm)
で、合せ材が、JIS G4303SUS304L鋼板(厚み2
mm)であるクラツド鋼板の製造を例にとつて本発
明の実施例を説明する。鋳くるみ材と被鋳くるみ
材の具体的組成を第1表に示す。
【表】
先ず、の工程として、鋳くるみ材と同材質の
鋼板1であるSS41鋼板(厚み50mm)の上に、被
鋳くるみ材であるSUS304L鋼板(厚み75mm)を
重ね合せ、合せ面周縁をすみ肉溶接した後、の
工程として合せ部内を真空ポンプにより脱気した
(第2図a参照)。 なお、鋼板1と被鋳くるみ材2との合せ面間に
はインサート材3として厚みが0.4mmのニツケル
箔を介在させた。 次に、の工程として、上記工程で得た第1の
重ね合せ部材2枚5,5をSiO2+Al2O3粉の剥離
剤6を挾んで重ね合せた後、周囲側面を、第1表
に示す鋳くるみ材と同組成の50mm厚の鋼板で包囲
し、第2の重ね合せ部材7を得た(第2図b参
照)。第2の重ね合せ部材7の外寸は251mm厚×
1300mm巾×1800mm長さである。第2の重ね合せ部
材7には表面研磨を施すとともに、スカム反撥剤
を塗布し、更に、内部を真空ポンプにより脱気し
た。 その次に、の工程として、上記第2の重ね合
せ部材7を鋳型9の内部に懸吊し溶融金属の鋳く
るみ材(母材鋼)10により鋳くるんだ(第2図
c参照)。鋳型9の寸法は750mm×1500mm×2300mm
であり、得られたクラツド鋼塊の寸法もこれに準
じたものである。鋳込条件は鋳込注入温度が1580
℃、湯上り温度が200mm/minであつた。 次に、の工程として、上記クラツド鋼塊を
1290℃×6Hrの条件で均熱加熱した後、分塊圧延
して100mm厚×1500mm巾×17250mm長さのスラブと
し、更に、の工程として、上記スラブを100mm
厚×1500mm巾×3500mm長さの寸法に切断後、1200
℃×3Hrの条件で加熱したのち、熱間圧延して20
mm厚×2000mm巾×13125mm長さの寸法にし、更に
耳切り・剥離を経て(2+8)mm厚×1500巾×
12000mm長さの寸法の製品とした(第2図d〜h
参照)。 このクラツド鋼板は、ボトム側接合部にわずか
の接合不良が認められるだけで、全体的に良好な
接合度を示した。 ちなみに、従来法により同一鋼種、同一寸法の
クラツド鋼板を製造したところ、被鋳くるみ材の
溶損やノロ付着のために、接合部周縁のほぽ全域
にわたつて広巾の接合不良が認められ、中央部に
も多くの接合不良箇所が認められた。 なお、鋳くるみ材(母材)であるSS41鋼の融
点は1510℃、被鋳くるみ材(合せ材)である
SUS304L鋼の融点は1460℃で、その差は50℃で
ある。 以上の説明から明らかなように、本発明の方法
は、従来の鋳くるみ造塊による方法と較べて、鋳
くるみ材と被鋳くるみ材との融点差が大きい場合
にも良好な接合度が得られる、これにより非鉄金
属のクラツドを可能ならしめる、インサート材が
簡単に挿入できるなどの多くの利点があり、更
に、従来の圧延法と比較しても、大単重素材が得
られるなどの点で著しく優れるものである。
鋼板1であるSS41鋼板(厚み50mm)の上に、被
鋳くるみ材であるSUS304L鋼板(厚み75mm)を
重ね合せ、合せ面周縁をすみ肉溶接した後、の
工程として合せ部内を真空ポンプにより脱気した
(第2図a参照)。 なお、鋼板1と被鋳くるみ材2との合せ面間に
はインサート材3として厚みが0.4mmのニツケル
箔を介在させた。 次に、の工程として、上記工程で得た第1の
重ね合せ部材2枚5,5をSiO2+Al2O3粉の剥離
剤6を挾んで重ね合せた後、周囲側面を、第1表
に示す鋳くるみ材と同組成の50mm厚の鋼板で包囲
し、第2の重ね合せ部材7を得た(第2図b参
照)。第2の重ね合せ部材7の外寸は251mm厚×
1300mm巾×1800mm長さである。第2の重ね合せ部
材7には表面研磨を施すとともに、スカム反撥剤
を塗布し、更に、内部を真空ポンプにより脱気し
た。 その次に、の工程として、上記第2の重ね合
せ部材7を鋳型9の内部に懸吊し溶融金属の鋳く
るみ材(母材鋼)10により鋳くるんだ(第2図
c参照)。鋳型9の寸法は750mm×1500mm×2300mm
であり、得られたクラツド鋼塊の寸法もこれに準
じたものである。鋳込条件は鋳込注入温度が1580
℃、湯上り温度が200mm/minであつた。 次に、の工程として、上記クラツド鋼塊を
1290℃×6Hrの条件で均熱加熱した後、分塊圧延
して100mm厚×1500mm巾×17250mm長さのスラブと
し、更に、の工程として、上記スラブを100mm
厚×1500mm巾×3500mm長さの寸法に切断後、1200
℃×3Hrの条件で加熱したのち、熱間圧延して20
mm厚×2000mm巾×13125mm長さの寸法にし、更に
耳切り・剥離を経て(2+8)mm厚×1500巾×
12000mm長さの寸法の製品とした(第2図d〜h
参照)。 このクラツド鋼板は、ボトム側接合部にわずか
の接合不良が認められるだけで、全体的に良好な
接合度を示した。 ちなみに、従来法により同一鋼種、同一寸法の
クラツド鋼板を製造したところ、被鋳くるみ材の
溶損やノロ付着のために、接合部周縁のほぽ全域
にわたつて広巾の接合不良が認められ、中央部に
も多くの接合不良箇所が認められた。 なお、鋳くるみ材(母材)であるSS41鋼の融
点は1510℃、被鋳くるみ材(合せ材)である
SUS304L鋼の融点は1460℃で、その差は50℃で
ある。 以上の説明から明らかなように、本発明の方法
は、従来の鋳くるみ造塊による方法と較べて、鋳
くるみ材と被鋳くるみ材との融点差が大きい場合
にも良好な接合度が得られる、これにより非鉄金
属のクラツドを可能ならしめる、インサート材が
簡単に挿入できるなどの多くの利点があり、更
に、従来の圧延法と比較しても、大単重素材が得
られるなどの点で著しく優れるものである。
第1図a〜eは従来法の工程例図、第2図a〜
hは本発明法の工程例図、第3図は第2図aのA
−A線断面図、第4図は第2図bのB−B線断面
図である。 図中、1,1′:鋳くるみ材と同材質の鋼板、
2:被鋳くるみ材、3:インサート材、5:重ね
合せ部材、6:剥離剤、7:第2の重ね合せ部
材、9:鋳型、10:鋳くるみ材(母材鋼)。
hは本発明法の工程例図、第3図は第2図aのA
−A線断面図、第4図は第2図bのB−B線断面
図である。 図中、1,1′:鋳くるみ材と同材質の鋼板、
2:被鋳くるみ材、3:インサート材、5:重ね
合せ部材、6:剥離剤、7:第2の重ね合せ部
材、9:鋳型、10:鋳くるみ材(母材鋼)。
Claims (1)
- 1 被鋳くるみ材の上面に鋳くるみ材と同材質の
鋼板を重ね合せ、合せ面周縁を溶接して第1の重
ね合せ部材とする工程と、該工程で得られた第1
の重ね合せ部材の合せ面内を真空化する工程と、
前記第1の合せ部材2枚を被鋳くるみ材を内側に
して剥離剤を介して重ね合せた後、周囲側面を被
鋳くるみ材と同材質の鋼板で包囲して第2の重ね
合せ部材とする工程と、該工程で得た第2の重ね
合せ内部を真空化する工程と、前記第2の重ね合
せ部材を母材鋼で鋳くるみクラツド鋼塊とする工
程と、クラツド鋼塊を分塊圧延してクラツドスラ
ブとする工程と、クラツドスラブを熱間圧延して
クラツド鋼板となす工程とを有する鋳ぐるみ造塊
によるクラツド鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129882A JPH0228429B2 (ja) | 1982-01-06 | 1982-01-06 | Kuratsudokohannoseizohoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129882A JPH0228429B2 (ja) | 1982-01-06 | 1982-01-06 | Kuratsudokohannoseizohoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58119479A JPS58119479A (ja) | 1983-07-15 |
| JPH0228429B2 true JPH0228429B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=11497558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP129882A Expired - Lifetime JPH0228429B2 (ja) | 1982-01-06 | 1982-01-06 | Kuratsudokohannoseizohoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0228429B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102553918A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-07-11 | 江苏天成特种金属复合材料科技有限公司 | 不锈钢与普碳钢复合带材的轧制方法 |
-
1982
- 1982-01-06 JP JP129882A patent/JPH0228429B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58119479A (ja) | 1983-07-15 |
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