JPH02285662A - 樹脂封止半導体及びその製造方法 - Google Patents

樹脂封止半導体及びその製造方法

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JPH02285662A
JPH02285662A JP1108726A JP10872689A JPH02285662A JP H02285662 A JPH02285662 A JP H02285662A JP 1108726 A JP1108726 A JP 1108726A JP 10872689 A JP10872689 A JP 10872689A JP H02285662 A JPH02285662 A JP H02285662A
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lead frame
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Toshinori Ozaki
敏範 尾崎
Ichiro Anjo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂封止半導体のリードフレームの材料とそ
の表面形状に係り、特に樹脂との接着強度を強くして耐
湿性を向上するに好適な樹脂封止半導体及びその製造方
法。
〔従来の技術〕
従来の樹脂封止半導体及びその製造方法に゛おいては、
リードフレームの表面形状に関し特別な配慮が加えられ
ず平坦な表面形状のまま利用されることが多く、樹脂と
熱伝導率差がなくかつ接着性が良い高価な素材が使用さ
れていた。特公昭62014、744号公報の第1図(
イ)〜(ニ)に示されるように、樹脂とリードフレーム
との接着強度の向上を目的として、レーザービームの照
射によりオーバーハングした溝を付けることがなされて
いた。また、その他の一般的手法は、機械加工やパンチ
ング等によりリードフレームの表面に凹凸を付ける発明
も見受けられた。
そして、特公昭60−21237号公報に記載のように
、材料の表面にメッキ層を生成させ、メッキ層の内部応
力を利用したり、曲げやショットピーニング加工又は焼
鈍を行って割れを発生させる方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の樹脂封止半導体及びその製造方法にあっては、リ
ードフレーム表層部に形成される割れ状凹凸の数や密度
が不足しており、凹凸がオーバーハングしていない形状
であったり、表層部の材料組成に配慮がなされていなか
った。そのため厳しい実使用環境下では、樹脂とリード
フレームとの間が剥離し、吸湿に伴って半導体チップ上
の配線が腐食断線する問題があった。
本発明の目的は、樹脂とリードフレームとの間の接着強
度が強く、半導体チップの損傷を防止する樹脂封止半導
体及びその製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、本発明に係る樹脂封止半導
体及びその製造方法は、半導体チップとり−トフレーム
及びそれらを覆う樹脂部とからなる樹脂封止半導体にお
いて、リードフレームの表層部に硬質薄体を生成し、硬
質薄体に割れを発生させて微細な凹凸を形成するように
構成されている。
そしてリードフレームの基板は、30〜60wt%のN
iを含む鉄系材料又は少くとも80wt%のCuを含む
銅系材料である構成又はリードフレームの基板は、42
〜52wt%残部鉄の合金又は少くとも98wt%の純
銅で形成し、その硬質薄体はSnとNiとの合金である
構成でも良い。
また、硬質薄体は、Sn、Ni、Cr、Cd。
Zn、Pbおよびそれらを含む合金で生成し、そのビッ
カース硬度は少くとも400である構成とする。
さらにリードフレームの基板と硬質薄体との間にそれぞ
れの拡散合金層又は第3の軟質材を形成した構成でも良
い。
そして、硬質薄体に発生させた割れは、割れの平均割れ
深さdmと表面での割れ開口長さaとの関係がd m 
/ a > 1でかつa < 10μm又は近接する割
れ間のピッチPと割れ開口長さaとの関係が50 < 
P / a < 5でかつa (10μmである構成、
硬質薄体に発生させた割れの方向は、樹脂封止されてい
ないリードフレームの足の長手方向とほぼ直角方向が多
く、直角方向の割れの投影長さPrtと長手方向の割れ
の投影長さPrlとの比がP r t / p r Q
、) 5でかツa < 10 μm又は割れの100個
中の最大割れ深さdMと所定断面に=8− おける平均割れ深さdmとの比が平均してdM/d m
 < 3である構成、硬質薄体に発生させた割れは、割
れのオーバーハングした側壁長さWooと全側壁長さW
との比がWoo/W>0.1である構成、硬質薄体に割
れを発生させる部分は、半導体チップの樹脂部とリード
フレームとの境界面、境界面より半導体チップ側の所定
の深さ部分又はリードフレームの足の曲げ部である構成
、硬質薄体に割れを発生する部分は、半導体チップの最
薄方向と直交する面内でかつリードフレームの平面部で
ある構成でも良い。
そして、半導体チップとリードフレーム及びそれらを覆
う樹脂部とからなる樹脂封止半導体の製造方法において
、リードフレームの表層部に硬質薄体を生成し、硬質薄
体に割れを発生させて微細な凹凸を形成する工程は、リ
ードフレームの曲げ変形工程又は化学処理によるプロセ
スである構成とする。
また、硬質薄体をメッキ、溶射又は拡散浸透処理の物理
化学的方法で生成した構成、硬質薄体の割れは、大気中
でリードフレームを所定の曲率で変形、ショットピーニ
ング加工又は水素吸収処理後の変形、ショットピーニン
グ加工により形成する構成、硬質薄体の凹凸は、硬質薄
体に生成する溶融金属をリードフレームの基板に噴射し
て付着させた構成、硬質薄体の凹凸は、金網状の硬質薄
体をリードフレームの基板に焼成、圧延又は圧着して形
成した構成、硬質薄体の凹凸は、セラミック粒子にAl
コーティングした粒状体をリードフレームの基板に圧着
又は焼成して形成した構成でも良い。
、〔作用〕 本発明の樹脂封止半導体及びその製造方法しこよれば、
リードフレームに硬質薄体を生成し、その硬質薄体に割
れを発生させるとともに、それぞれの材質と割れの形状
とを選択することによって、リードフレームと樹脂との
境界面に生じる残留応力や、腐食性環境中の実使用に伴
う境界面に生じる応力又は腐食作用がなくなる。つまり
各材質の種類や製造プロセスを配慮することによって、
硬質薄体の表層部に形成される割れは、オーバハングし
た形状となって最も有効なアンカー効果をもたらし、境
界面における接着強度が強くなる。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第11図を参照しながら総括
的に説明する。第10図、第11図、第1図及第2図に
示されるように、半導体チップ20とリードフレーム2
及びそれらを覆う樹脂部22とからなる樹脂封止半導体
において、リードフレーム2の表層部に硬質薄体9を生
成し、硬質薄体9に割れ10を発生させて微細な凹凸を
形成するように構成されている。
そしてリードフレーム2の基板8は、30〜60wt%
のNiを含む鉄系材料又は少くとも80wt%のCuを
含む銅系材料である構成又はリードフレーム2は、42
〜52wt%残部鉄の合金又は少くとも98wt%の純
銅で形成し、その硬質薄体9はSnとNiとの合金であ
る構成でも良V’a また、硬質薄体9は、Sn、Ni、Cr、Cd。
Zn、Pbおよびそれらを含む合金で生成し、そのビッ
カース硬度は少くとも400である構成とする。
さらにリードフレーム2の基板8と硬質薄体9との間に
それぞれの拡散合金層又は第3の軟質材を形成した構成
でも良い。
そして、硬質薄体9に発生させた割れは、第8図に示さ
れる割れ16.17の平均割れ深さdmと表面での割れ
開口長さaとの関係がd m / a >1でかつa 
< 10μm又は近接する割れ間のピッチPと割れ開口
長さaとの関係が50 < P / a <5でかつa
〈10μmである構成、硬質薄体9に発生させた割れの
方向は、第9図に示される樹脂封止されていないリード
フレーム2の足の長手方向とほぼ直角方向が多く、直角
方向の割れ14の投影長さPrtと長手方向の割れ15
の投影長さPrQとの比がP r t / p rn 
:> 5でかつa < 10μm又は割れ14.15の
100個中の最大割れ深さdMと所定断面における平均
割れ深さdmとの比が平均してd M / d m <
 3である構成、硬=12 質薄体9に発生させた第8図に示される割れ16゜17
は、割れ17のオーバーハングした側壁長さWOHと全
側壁長さWとの比がWoo/W>0.1である構成、硬
質薄体に割れを発生させる部分は、第11図に示される
半導体チップ20の樹脂部22とリードフレーム2との
境界面25、境界面25より半導体チップ側の所定の深
さ部分24又はリードフレームの足の曲げ部19である
構成、硬質薄体9に割れ10を発生する部分は、半導体
チップ20の最薄方向Bと直交する面C内でかつり一ド
フレーム2の平面部である構成でも良い。
そして、半導体チップ20とリードフレーム2及びそれ
らを覆う樹脂部22とからなる樹脂封止半導体の製造方
法において、リードフレーム2の表層部に硬質薄体9を
生成し、硬質薄体9に割れを発生させて微細な凹凸を形
成する工程は、リードフレーム2の曲げ変形工程又は化
学処理によるプロセスである構成とする。
また、硬質薄体9をメッキ、溶射又は拡散浸透処理の物
理化学的方法で生成した構成、硬質薄体9の割れ10は
、大気中でリードフレーム2を所定の曲率で変形、ショ
ットピーニング加工又は水素吸収処理後の変形、ショッ
トピーニング加工により形成する構成、硬質薄体9の凹
凸は、硬質薄体9に生成する溶融金属をリードフレーム
2の基板8に噴射して付着させた構成、硬質薄体9の凹
凸は、金網状の硬質薄体9をリードフレーム2の基板8
に焼成、圧延又は圧着して形成した構成、硬質薄体9の
凹凸は、セラミック粒子にAΩコーティングした粒状体
をリードフレーム2の基板8に圧着又は焼成して形成し
た構成でも良い。
次に、それぞれの実施例の実験値について説明する。
(実施例1) 第1図に300pm厚さの5ONi合金に3μm厚さの
S n / N i合金メッキを両側に施こしたリード
フレーム2を、曲げ治具3および曲げ治具4にはさみ、
曲げることで、S n / N i合金層に割れを入れ
る手法の概要が示される。第2図はそのようにして得た
割れ10の断面形状の例である。
また第3図はその表面の拡大図である。この素材のよう
にして作成したリードフレームを用いIMbit、DR
AMを作成した。使用した樹脂材料はノボラック系エポ
キシ樹脂で、トランスファマシン(射出成形機)を用い
200℃で成形した。
このようにして作成したDRAMを0121℃、PCT
試験(圧力鍋による水蒸気加湿試験)、■3%N a 
CQ溶液中にlhr予浸漬後の65℃/85%RH試験
(相対湿度試験)および■65℃/85%RH試験を行
なった。その結果、1000hr保持後におけるLSI
 (半導体)動作故障を生じた製品の割合は、■PCT
試験において1ケ1500ケ試験体、■3%NaCQ予
浸漬後の65°C/85%RH試験では1ヶ/1000
ケ試験体および■65℃/85%RH試験ではOケ/1
000ケ試験体であった。
一方、前記の割れ発生処理をしない場合は、■。
■および■の同様な各試験法における動作故障率はそれ
ぞれ12ケ1500ケ、320ケ/1000ケおよび3
ヶ/1000ケ試験体であった。また、この場合の製品
を解体検査すると、故障発生品の総べておよび未故障品
の多くはリードフレムと樹脂間が剥離しており、この部
分より水分が半導体チップ上に達し半導体チップ上のA
fl配線が腐食断線していた。
一方、本発明手法に基づく製品では前記剥離がほとんど
生じてないことがわかった。
以上より、請求項1が有効と判断される。
(実施例2) 前記の手法の一部において素材、処理法、割れ及び表面
状況などを第1表に示されるように変化させた。その結
果、前記■〜■の動作故障評価試験法■〜■における故
障率は表中に示す値を示した。以下詳細に説明する。
第1表のNα1は実施例1の場合であり、評価試験結果
(故障率)の欄中()内の値は加工・処理を与えない場
合の値である。
Nα2は実施例1と同様な素材を用い同様に加工・処理
を与えた場合であるが、加工時点で第1図に示されるよ
うに、腐食液6は0.1%H2SO4溶液を用い、直流
電源5により、リードフレームに+3 m A / a
Kの電流を合計2分間付与した。その結果、第3図に示
される微細な割れの側壁を発生しその下方が腐食浸食し
、第5図に示される断面形状が得られた。なお第4図は
本腐食処理なしの場合である。その結果、樹脂との接着
強度がNα1の場合以上に増大することが確認された。
それが表中に示される故障率の低下として表われたもの
である。
以上より、請求項11が有効と判断される。なお、この
ように腐食液中において割れを入れる場合、均一な割れ
がより低い曲げ変形で得られることが確認されており、
最終的に平板に曲げ直しする作業の減少あるいは省略が
可能である。
次に第1表のNα3はリードフレームの素材の化学組成
を変化させた場合であり、表中に示した範囲の材料を準
備して、その他は実施例1と同様にして試験した。その
結果■Ni含有量が30wt%以下、60wt%以上の
場合および■Cu含有量が80wt%以下の場合は、そ
れぞれPCT試験による故障率がNα1を上回り、0.
5〜1.5%を示した。一方、Ni含有量が30〜60
wt%残部Feの場合およびCu含有量が80wt%以
上の場合は故障率が0.2〜0.3%を示し、Ni含有
量が42〜52wt%の場合およびCu含有量が98w
t%の場合の故障率0.15〜0゜2%に近い値を示し
た。よって、請求項2が有効と判断される。また請求項
3が更に有効と判断される。
ここで、前記化学組成が良い理由は、素材の熱膨張率が
シリコンチップ、樹脂との関係から、パッケージングス
トレスが大きいために起因するものと考えられる。
次に第1表Nα4は実施例1のS n / N i合金
メッキに代えて、純りn、純Ni、純Cr、純Cd。
純Znおよび純pbそれらの合金メッキ、たとえば30
Sn−7ONi、Pb−8b及びN1−Pなどを用いた
。その結果、いずれの場合においても、メッキ層に割れ
が生じた場合は接着力の増大が見られた。しかし硬質薄
体の硬さがHv≦4゜0の場合は、割れを入れるために
リードフレームの変形量が大きくなり、その後の曲げ修
正作業が手間を要し能率的でない。したがって、その硬
さをHv≧400とする材料を選択することが有効であ
る。
以上より請求項4が有効と判断される。
次に第1表のNα6は、Nα1においてS n / N
 i層を蒸着により5μm厚さで付与後、350°C×
1 / 4 h rの焼鈍を行ない5ONi合金とSn
/Ni合金層間に拡散合金層を与えた場合である。
ここでこれらの硬質薄体をそのまま曲げ変形すると第6
図に示されるようにリードフレームと接合が不十分であ
るためか、曲げ変形により硬質薄体の一部が脱落して、
実用に供しにくい表面となるのに対し、前記の焼鈍を与
えた場合は、第7図に示されるように割れが拡散合金層
の手前あるいはその中間で停止し、硬質薄体の脱落は生
じなかった。これらの手法は請求項1,3あるいは4に
ついても有効と確認された。以上より、請求項5もまた
有効と判断される。
次に第1表のNα7はNα1においてS n / N 
i合金メッキ層に代えてS n 30 / N i 7
0合金のフレーム溶射、およびSnメッキ後における8
00℃X3/2分の拡散浸透処理を行った場合である。
そして、前者の平均膜厚を30μm、後者を3μm、そ
の他は実施例1と同様である。
この場合はS n / N i合金メッキに比べ、割れ
の発生密度やその分布にばらつきが大きいものの、故障
率の改善効果は明確に存在する。
よって、請求項12が有効と判断される。
次に第1表のNα8はNα1における割れ発生加工をa
)所定曲率での変形、b)ワイヤーピーニング加工、C
)水素吸収処理後のショットピーニングとした。a)で
は第1図に示されるように曲げ治具3と曲げ治具4の加
工面の曲率をリードフレムの上下にフィツト(密着)す
るように設定し、リードフレームに上下から強くおしつ
けることで所定の変形を与える手法を取った。
b)ではリードフレームを移動させながら、レベラーを
用いφ3X1000Qの棒鋼のたばを圧縮空気力により
激しく加工面に打ちつける手法をとった。
C)では第1図におけるタンク7中での変形は行なわず
、0.1%H2SO4溶液中で−3,0mA/cJのカ
ソード水素吸収処理を合計10分間与えた直後、250
μm粒径のSiN砂粒を圧縮空気流により高速でリード
フレーム上にふきつけた。
これらの結果、前記a)では従来、偶発的に又は部分的
に生じていた硬質薄体の脱落がほとんど生じなくなった
。また前記b)では加工処理後のりドフレームに曲りや
変形がなく、その後の曲げ直しく曲がり取り)が不要と
なった。また、前記C)では硬質薄体中に水素が吸収さ
れ脆くなることで、わずかなショットピーニング加工に
より割れを入れることが可能となった。このようにして
作成した製品の故障率は従来のものと同様に優れていた
。以上より、本加工法による処理は加工の容易さの他に
その後の加工・処置も容易となり、請求項13が有効と
判断される。
次に第1−表のNα9−1〜Nα9−4は、Nα1にお
いて作成した多数の試験体について検討したものであり
、故障率と割れの形態について検討したものである。N
α9−1は平均割れ深さdmと割れ開口長さaおよびa
の絶対値に関するもので、当初aは大きい程優れた樹脂
接着特性を示すように考えられたが、aが10μm以上
では割れ数の密度や分布が粗くなり、実質的な効果が減
少した。またその深さdmあるいはピッチPについては
表中に示される関係を満足した方が故障率は小さい傾向
を示した。
同様に、Nn 9−2では割れの平面形態がリードフレ
ームの足の長手方向(樹脂中への水分の拡散侵入A方向
)と直角な割れの全投影長さ平面から見た長さPrlと
、リードフレームの足の長手方向の全投影長さPrQ、
が表中に示される関係を満足し、a〈10μmの場合が
故障率は小□さくなる傾向を示した。
同様にNα9−3より任意断面における最大割れ深さd
Mとdmとの比が3以下の場合は、前記の割れ発生処理
又は半導体のリードフレームの足の曲げ加工において、
多数の割れが均質に出てスムスに曲げることが可能にな
るものの、dM/dm > 3では均質な密度分布の割
れが得られず、同時に前記のリードフレームの足曲げ加
工でわずかな頻度ではあるが足が折れるものがあった。
同様にNα9−4より、任意断面における割れ形態を第
8図に示されるように、オーバハングしていない割れ側
壁16の長さWとオーバハングした割れ側壁17の長さ
WOHとを分類した場合、Wo。
の全側壁Wにおける割合いが0.1以上の場合は前記故
障率が小さい傾向を示した。そして、第1表中に示した
関係を満足した製品は確実に優れていた。一方、表中の
関係を満足しない製品の多くは故障率が表中の値の3〜
8倍を示すものが散在していた。
以上より、請求項6が有効と判断される。
(実施例3) 第10図及び第11図に示されるように前記の割れ発生
部分(斜線部分)19をリードフレームの一部分に特定
した。すなわち、半導体形状の最も薄いB方向に直角な
面Cのリードフレームの足部分で封止樹脂との接合部の
端面の内側直下りおよび外側直下Fである。
ここで内側直下りは樹脂かり−1くフレームより剥離し
始める部分であり、この部分の接合が十分であれば、そ
の他の部分は不要になるはずである。
また半導体形状の最も薄いB方向に直角な面Cはパッケ
ージングの際のストレスが最も大きく、剥離しやすい部
分である。次に外側直下Fは第11図より明らかなよう
にリードフレームの足を曲げる部分に相当し、この曲げ
応力が小さければ地点24に樹脂とり−トフレームとの
境界面が開口あるいは機械的損傷を受けにくくなること
が期待される。このような期待より、第10図における
割れ発生部分19のみに前記の表面割れ処理を施こした
。その結果、第1表Nα10に示されるように、全面に
表面割れ処理した場合と大差のないことが明らかになっ
た。
以上より、請求項9が有効と判断される。
ここで、本手法を適用することにより、各種処理におけ
る素材の利用や加工範囲が縮小されるため、原価低下、
省力化が得られる効果もある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、樹脂封止半導体のリードフレームに硬
質薄体を生成し、その表層部に割れを発生させることに
よって、樹脂のリードフレームに対する接着強度が向上
して耐湿性に優れた半導体が得られるため、厳しい腐食
性環境中においても半導体の使用が可能になるとともに
、故障し難くなることで機器の信頼性が向上し、半導体
の使用範囲及び適用範囲が拡大される効果がある。
一方、本発明により、高価な素材や、加工法及びプロセ
スなどが省力化されるため、安価な半導体が製造可能と
なる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の製造方法を示す縦断面図、
第2図は第1図の一部を拡大した縦断面図、第3図は第
2図の■方向より割れ形状を示す図、第4図〜第7図は
割れ形状を示す縦断面図、第8図及び第9図は割れ形状
の一部拡大図、第10図は半導体のリードフレームの割
れ部分を示す平面図、第11図は樹脂とリードフレーム
の境界面を説明する一部縦断面図である。 2・・リードフレーム、5・・直流電源、6・・・腐食
処理液、8・・基板、9・・硬質薄板、10・・・割れ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体チップとリードフレーム及びそれらを覆う樹
    脂部とからなる樹脂封止半導体において、前記リードフ
    レームの表層部に硬質薄体を生成し、該硬質薄体に割れ
    を発生させて微細な凹凸を形成したことを特徴とする樹
    脂封止半導体。 2、リードフレームの基板は、30〜60wt%のNi
    を含む鉄系材料又は少くとも80wt%のCuを含む銅
    系材料であることを特徴とする請求項1記載の樹脂封止
    半導体。 3、リードフレームの基板は、42〜52wt%残部鉄
    の合金又は少くとも98wt%の純銅で形成し、その硬
    質薄体はSnとNiとの合金であることを特徴とする請
    求項1又は2記載の樹脂封止半導体。 4、硬質薄体は、Sn、Ni、Cr、Cd、Zn、Pb
    およびそれらを含む合金で生成し、そのビッカース硬度
    は少くとも400であることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の樹脂封止半導体。 5、リードフレームの基板と硬質薄体との間にそれぞれ
    の拡散合金層又は第3の軟質材を形成したことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項記載の樹脂封止半導体
    。 6、硬質薄体に発生させた割れは、該割れの平均割れ深
    さdmと表面での割れ開口長さaとの関係がdm/a>
    1でかつa<10μm又は近接する割れ間のピッチPと
    前記割れ開口長さaとの関係が50<P/a<5でかつ
    a<10μmであることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1項記載の樹脂封止半導体。 7、硬質薄体に発生させた割れの方向は、樹脂封止され
    ていないリードフレームの足の長手方向とほぼ直角方向
    が多く、該直角方向の割れの投影長さPrtと前記長手
    方向の割れの投影長さPrlとの比がPrt/prl>
    5でかつa<10μm又は前記割れの100個中の最大
    割れ深さdMと所定断面における平均割れ深さdmとの
    比が平均してdM/dm<3であることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項記載の樹脂封止半導体。 8、硬質薄体に発生させた割れは、該割れのオーバーハ
    ングした側壁長さW_O_Hと全側壁長さWとの比がW
    _O_H/W>0.1であることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項記載の樹脂封止半導体。 9、硬質薄体に割れを発生させる部分は、半導体チップ
    の樹脂部とリードフレームとの境界面、該境界面より前
    記半導体チップ側の所定の深さ部分又はリードフレーム
    の足の曲げ部であることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれか1項記載の樹脂封止半導体。 10、硬質薄体に割れを発生する部分は、半導体チップ
    の最薄方向と直交する面内でかつリードフレームの平面
    部であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項
    記載の樹脂封止半導体。 11、半導体チップとリードフレーム及びそれらを覆う
    樹脂部とからなる樹脂封止半導体の製造方法において、
    前記リードフレームの表層部に硬質薄体を生成し、該硬
    質薄体に割れを発生させて微細な凹凸を形成する工程は
    、前記リードフレームの曲げ変形工程又は化学処理によ
    るプロセスであることを特徴とする樹脂封止半導体の製
    造方法。 12、硬質薄体をメッキ、溶射又は拡散浸透処理の物理
    化学的方法で生成したことを特徴とする請求項11記載
    の樹脂封止半導体の製造方法。 13、硬質薄体の割れは、大気中でリードフレームを所
    定の曲率で変形、ショットピーニング加工又は水素吸収
    処理後の前記変形、前記ショットピーニング加工により
    形成することを特徴とする請求項11又は12記載の樹
    脂封止半導体の製造方法。 14、硬質薄体の凹凸は、該硬質薄体に生成する溶融金
    属をリードフレームの基板に噴射して付着させ形成させ
    たことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項記
    載の樹脂封止半導体の製造方法。 15、硬質薄体の凹凸は、金網状の該硬質薄体をリード
    フレームの基板に焼成、圧延又は圧着して形成したこと
    を特徴とする請求項11〜13のいずれか1項記載の樹
    脂封止半導体の製造方法。 16、硬質薄体の凹凸は、セラミック粒子にAlコーテ
    ィングした粒状体をリードフレームの基板に圧着又は焼
    成して形成したことを特徴とする請求項11〜13のい
    ずれか1項記載の樹脂封止半導体の製造方法。
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