JPH02288855A - ピロリジン誘導体 - Google Patents

ピロリジン誘導体

Info

Publication number
JPH02288855A
JPH02288855A JP2025314A JP2531490A JPH02288855A JP H02288855 A JPH02288855 A JP H02288855A JP 2025314 A JP2025314 A JP 2025314A JP 2531490 A JP2531490 A JP 2531490A JP H02288855 A JPH02288855 A JP H02288855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyrrolidine
compound
pharmacologically acceptable
group
acceptable salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2025314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2928307B2 (ja
Inventor
Motosuke Yamanaka
基資 山中
Tomonori Hoshiko
星子 知範
Shinji Suda
須田 眞次
Naoki Yoneda
直樹 米田
Nobuyuki Mori
信行 森
Mitsumasa Shino
篠 光正
Hiroki Ishihara
浩樹 石原
Mamoru Saito
守 斉藤
Toshiyuki Matsuoka
俊之 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Publication of JPH02288855A publication Critical patent/JPH02288855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2928307B2 publication Critical patent/JP2928307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬として優れた作用を有するピロリジン誘
導体及びその薬理学的に許容できる塩に関する。
〔発明の背景及び先行技術〕
高血圧症は日本人全体の約20%、即ち約2.000万
Å以上が羅患しており、各種脳疾患、心疾患などの重要
なリスクファクターとなっている。
高血圧症の薬物治療としては現在降圧利尿剤、β遮断薬
、Ca拮抗剤、ACE阻害剤などが実際に臨床上使用さ
れている。
しかしながら、高血圧の成因・病態は極めて多種多様で
あり、少なくとも一剤であらゆるタイプの高血圧を有意
にコントロールすることは困難である。更に、安全性の
面から言えば、例えばβ遮断薬には心抑制、気管支青線
があり、利尿薬には高尿酸血症、糖代謝異常、脂質代謝
異常などの副作用がある。
このような状況から、種々のメカニズムによる異なった
タイプのよりよい降圧剤が依然として求められている。
そこで本発明者等は、特に腎血流増加作用を有する降圧
剤を開発するため、特にドーパミン作用物質について長
年にわたって鋭意研究を行ってきたが、後記する如く、
ピロリジン誘導体が優れた作用を有することを見出した
降圧作用を有するピロリジン誘導体は殆ど知られていな
い。
米国特許第2.852.526号は、ピロリジン誘導体
が開示されているが、本発明化合物とは構造を異にして
いる上、気管支拡張作用、抗ヒスタミン作用、抗コリン
作用を有しているという記載があるのみで、本発明化合
物の薬効とは著しく異なる。
また、腎血流増加作用を有する化合物とじてフェノール
ドパム(Fenoldopam) (SKF−8252
6)が提案されているが、この化合物はベンズアゼピン
系化合物であり、本発明化合物とはその構造を異にする
〔発明の構成及び効果〕
本発明化合物は次の一般式(1)で表されるピロリジン
誘導体及びその薬理学的に許容できる塩である。
■ 〔式中、Xは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル
基を意味する。Rは置換若しくは無置換のフェニル基、
置換若しくは無置換のナフチル基又はヘテロアリール基
を意味する。〕Rの定義中、置換若しくは無置換のフェ
ニル基とは、具体的には次に示される基をいう。
l 〔式中、R1,R2,13は同−又は相異なる水素原子
、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、
水酸基、トリフルオロメチル基、又は式原子又は低級ア
ルキル基を意味する)で示される基を意味する〕 本発明化合物(I)の定義中のX、上記(n)で表され
る基の定義中のR’、 R2,R”、 R’、 R5に
みられる低級アルキル基とは、炭素数1〜6の直鎮若し
くは分枝状のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、n−ブチル、イソプロピル、イソブチル、l
−メチルプロピル、tertブチノペn−ペンチル、1
−エチルプロピル、イソアミル、n−ヘキシルなどを意
味するが、最も好ましい例としては、メチル基、エチル
基などをあげることができる。
また式(I)の定義中のx1式(II)の定義中のRI
、 R2,R3にみられるハロゲン原子とは、塩素、ヨ
ウ素、臭素、フッ素を意味する。
一 更にR’、 R”、 R3の定義中にみられる低級アル
コキシ基とは、上記低級アルキル基から誘導された低級
アルコキシ基を意味するが、好ましい低級アルコキシ基
としては、例えばメトキシ基、エトキシ基をあげること
ができる。
Rの定義中の置換されたナフチル基とは、好ましくはメ
チル基、エチル基などで代表される低級アルキル基、メ
トキシ、エトキシ基などで代表される低級アルコキシ基
、ハロゲン原子、水酸基、トリフルオロメチル基などで
置換されたナフチル基をいう。
Rの定義にみられるヘテロアリール基とは、置換若しく
は無置換の複素環基を意味する。複素環は1つ又はそれ
以上の窒素原子、酸素原子、硫黄原子を含んでもよい。
具体例をあげれば、1−イミダゾリル基、2−イミダゾ
リル基などのイミダゾリル基、3−ピリジル基、4−ピ
リジル基などのピリジル基、1−ピロリル基、3ピロリ
ル基などのピロリル基、ピラゾリル基、インドリル基、
イミダゾリル基、イソキノリル基、キノリル基、キノキ
サリニル基、キナゾリニル基、イミダゾピリジル基など
の窒素原子を含んだヘテロアリール基、オキサシリル基
、インオキサシリル基など窒素原子のほかに酸素原子を
含んだヘテロアリール基、チオフェン、ベンゾチオフェ
ンから誘導される基である硫黄原子を含んだヘテロアリ
ール基などをあげることができるが、最も好ましいヘテ
ロアリール基としては、ピリジル基、イミダゾリル基、
チエニル基、ベンゾチオフェニル基などをあげることが
できる。
これらのへテロアリール基は、例えばメチル基、エチル
基などの低級アルキル基、メトキシ基、エトキシ基など
の低級アルコキシ基、ハロゲン原子などで置換されてい
てもよい。
本発明化合物(I)において好ましい化合物群としては
、Rが式(II)で表される基である場合である。即ち
、下記の一般式(III)で表すことができる。
R’ (式中、X、 R’、 R”、 R3は前記の意味を有
する。)上記−数式(I)において、Xとしては水素原
子である場合が最も好ましく 、R1,R2,R3は水
素原子、水酸基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子であ
る場合が好ましい。
更に好ましくはハロゲン原子、水酸基の2置換体をあげ
ることができ、その場合m位に水酸基、0位に塩素原子
などのハロゲン原子が置換されている場合が最も好まし
い。
更に好ましい化合物群としては、Rがへテロアリール基
である場合である。
本発明において、薬理学的に許容できる塩とは、例えば
塩酸塩、硫酸塩、臭化水素酸塩、燐酸塩などの無機酸塩
、蟻酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩
、フマル酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ペンセ
ンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩などの有機酸塩
のほか、ナトリウム塩、カリウム塩などの金属塩をあげ
ることができる。
化合物によっては水和物を形成する場合もあるが、それ
らが本発明の範囲に属することはいうまでもない。
本発明化合物は、化学構造式から明らかな如く、各種異
性体が存在しうる。即ち、シス、トランスの位置異性体
のほかに、d、β光学活性体が存在する。これらの異性
体が本発明の範囲に属することはいうまでもない。
本発明においては、立体異性体の中ではトランス体が好
ましい。
次に本発明化合物の代表的な製造方法について述べる。
〈製造方法1〉 本発明化合物は、前述の如くトランス体とシス体が存在
するが、トランス体の製造方法を述べれば以下の通りで
ある。
十 R−CH=CH−No2 (V) (一連の式において、X、Rは前記と同様の意味を有し
、R7は低級アルキル基を意味し、R6は水酸基の保護
基を意味する。) (工程1) 一般式(rV)で表されるフェニル酢酸低級アルキルエ
ステル誘導体と、一般式(V)で表されるβ−ニトロア
リールエテン誘導体とを反応せしめて、一般式(VI)
で表される化合物を製造する工程である。
本反応は常法によるが、例えばジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、ジグライムなどのエーテル系溶媒、ベ
ンゼン、トルエンなどの炭化水素系溶媒、N、 N’−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイドなどの
溶媒を用い、塩基の存在下で反応を行う。
具体的に好ましい一例をあげれば、テトラヒドロフラン
中、低温下にn−ブチルリチウムとジイソプロピルアミ
ンによってリチウムジイソプロピルアミドを生成させ、
これに−般式(TV)で表される化合物のテトラヒドロ
フラン溶液を加え、次いで一般式(V)で表される化合
物のテトラヒドロフラン溶液を作用させて反応を行う。
一般式(IV)において、R6は水酸基の保護基を意味
する。水酸基を保護しろる基であればいかなる基でもよ
いが、代表的なものとしては、メチル、エチル、プロピ
ノヘプチルなどの低級アルキル基、ベンジル、フェネチ
ルなどのアラルキル基、アセチノペプロピオニル、ブチ
ロイル、ピバロイルなどのアシル基、テトラヒドロピラ
ニル基、更に2つのR6が一緒になってメチレン基など
のアルキレン基を形成してもよい。
1に れらのうち最も好ましいものは、メチル基、エチル基な
どの低級アルキル基、或いは2つのR6が一緒になって
メチレン基を形成する(結果としてメチレンジオキシ基
となる)場合である。
なお工程1の反応は、出発物質として次の化合物を用い
て同様な反応を行うことにより、一般式(VI)で表さ
れる化合物を得ることができる。
十 R−CH2−CDOR’ (Xll) (一連の式において、R6,R7,X、 Rは前記の意
味を有する。) (工程2) 一般式(VI)で示されるニトロ化合物を、金属・金属
塩を用いた還元或いは接触還元により一般式(■)で示
されるアミノ′化合物を製造する工程である。用いる金
属・金属塩としては亜鉛、鉄、塩化第一スズ等が、接触
還元に用いる触媒としてはパラジウム・炭素、酸化白金
、ラネーニッケル等が用いられる。
(工程3) 一般式(■)で示される化合物を無溶媒或いは通常の有
機溶媒中、加熱、加温することにより閉環し、一般式(
■)で示される5員環ラクタムを製造する工程である。
本反応は通常、メタノーノベエタノーノペブタノール等
のアルコール系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、
ジブロモエタン、ジクロロエタン等のハロゲン化アルキ
ル系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素
系溶媒、テトラヒドロフラン、ジグライム等のエーテル
系溶媒、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキサイド等の溶媒中で行われる。
なお、高温下、或いはオートクレーブ中高温下に工程2
のニトロ基の還元反応を行えば、(■)を単離すること
なく閉環体(■)を製造することができる。
(工程4) 一般式(■)で示されるシス、トランスの5員環ラクタ
ムの混合物を、塩基の存在下或いは非存在下に有機溶媒
中に加温することにより含まれるシス体を異性化し、一
般式(IX)で示されるトランス体のみを得る工程であ
る。
具体的に好ましい例をあげると、カリウム−t−ブトキ
シドの存在下エタノール或いはエタノール−キシレンの
混合溶媒中、或いはボタシウムトリメチルシラルイトの
存在下キシレン中で加熱して反応を行う。
(工程5) 一般式(IX)で示されるトランス5員環ラクタムを、
ジボラン、金属水素錯化合物により還元し、一般式(X
)で示されるピロリジン誘導体を製造する工程である。
金属水素錯化合物としては、水素化アルミニウムリチウ
ム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウム
ナトリウムが好ましく、エーテノペテトラヒドロフラン
、ジグライム等のエーテル系溶媒、或いはベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒中で行われ
る。
(工程6) 一般式(X)で示される化合物を、三臭化ホウ素、三塩
化ホウ素、臭化水素酸、ヨウ化水素酸又は他のエーテル
開裂剤で処理して保護基を除去し、一般式(■゛)で示
される化合物を製造する工程である。
〈製造方法2〉 本発明化合物のシス体を製造するには、例えば製造方法
1の工程で得られる一般式(VI)で表される付加体、
或いは製造方法1の工程2で得られるアミノエステル体
(■)を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで処理
し、所望の異性体を単離し、製造方法1の方法に準じて
シス体を得ることができる(但し工程4は除く)。
く製造方法3〉 一般式(1)の化合物は、シス、トランスの位置異性体
のほかに、d、 l光学活性体を含む。
光学異性体分割は通常の方法によるが、例えばキラルカ
ラムなどの光学異性体分離用カラムに付す方法、(+)
又は(−)−酒石酸、(+)又は(−)−ショウノウ酸
、(+)又は(−)−ジベンゾイル酒石酸、(+)又は
(−)−10−ショウノウスルホン酸、(+)又は(−
)−マンデル酸などの光学活性酸との塩を適当な溶媒か
ら分別再結晶する方法などがあげられる。
また、一般式(X)で表される化合物の段階又はその誘
導体で、上記と同様な方法で光学分割し、工程6に付し
て一般式(I)で表される光学活性体を得ることができ
る。
く薬理実験例〉 実験例1 ラット脳線状体におけるDI、 D2受容体結合試験ラ
ット脳線状体を摘出し、0.05M Tris Buf
ferでホモジナイズした後、20000Xgで遠心分
離してシナブトシーム画分を分取した。この沈渣を0.
25M Tris Bufferで数回洗浄し、0.0
5M TrisBuffer(120mM NaC1,
5mM KCI、 2mM [1:aC12,1mMM
gC1,を含む)に溶解し、分注して一80℃で凍結保
存した。Dlでは’H−3ch23390 (最終濃度
0.3nM) 、D2では3H−3piperone 
(最終濃度0.2nM)を検体と共に加えて37℃、1
5分インキュベーションし、ワットマンGF/Bフィル
ターで濾過し、液体シンチレーションカウンターで測定
した。
非特異結合の測定には5KF−82526と5pipe
roneそれぞれを使用した。
IC,。は特異的な量、即ち放射性同位元素により標識
された5ch2339Q、 5piperoneとそれ
ぞれ50%置き換えられる試験物質の濃度として決定し
た。
表1における試験化合物は以下の通りである。
試験化合物 化合物A;トランス−3−(3,4−ジヒドロキシフェ
ニル)−4−フェニルピロリジ ン・臭化水素酸塩 化合物B;トランス−3−(3,4−ジヒドロキシフェ
ニル)−4−(2−メチルフェ ニル)ピロリジン・臭化水素酸塩 化合物C;トランス−3−(2−クロロフェニル)−4
−(3,4−ジヒドロキシフェニル)ピロリジン・臭化
水素酸塩 化合物D;トランス−3−(2−クロロ−3=ヒドロキ
シフエニル)−4−(3,4 ジヒドロキシフエニル)ピロリジン・ 臭化水素酸塩 化合物E;トランス−3−(3,4−ジヒドロキシフェ
ニル)−L−(3−メチルチエ ニル)ピロリジン・臭化水素酸塩 化合物F;シス−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル
)−4−(3−メチルチエニル) ピロリジン・臭化水素酸塩 化合物G;トランス−3−(7−ベンゾチオフェニル)
−4−(3,4−ジヒドロキシフェニル)ピロリジン・
臭化水素酸 塩 表 体重10kg前後の雑種をチオペンクールナトリウム2
0mg/kg、 i、V、により麻酔導入後、気管内チ
ューブを挿入し、酸素−笑気−エンフルランで人工呼吸
及び麻酔の維持を行った(Acoma人工呼吸器ARP
−850B、 Acoma anesthesia a
pparatusEM−A)。
大動脈圧及び左心室内圧は大腿動脈から挿入したカテ先
型圧トランスデニーサー(MPC−500゜Mille
r)により測定した。腎血流は側腹切開により腎動脈を
露出し、電磁血流計(MFV−2100,日本光電)の
プローブを装着し測定した。以上の測定値はいずれもポ
リグラフシステム(RM−6000゜日本光電)を用い
て記録した。
検体は0.9%食塩水に溶解し、肘動脈に挿入したカテ
ーテルから投与した。また十二指腸内投与の実験におい
ては、腹部正中切開により十二指腸を露出し、微小な切
開を加え、挿入したカテーテルから検体を投与した。
以下に、上記の方法で行って、本発明化合物からなる試
験化合物の投与前対照に対する腎血流の増加又は平均血
圧の減少を変化率にて示す。
化合物Bは10μg/kgの静脈内投与で23%の平均
血圧の減少と13%の腎血流の増加を、化合物Cは10
μg/kgの投与で21%の平均血圧の減少と19%の
腎血流の増加を、化合物りは3μg/kgの投与で15
%の平均血圧の減少と20%の腎血流の増加を、化合物
Eは10μg/kgの投与で15%の平均血圧の減少と
20%の腎血流の増加を示した。
また、化合物Eは1.0mg/kgの十二指腸内投与で
13%の平均血圧の減少と20%の腎血流量の増加を示
した。
実験例2と同様に雑犬を処置した後、左第4肋間で開胸
した。大動脈起始部に電磁血流計のプローブを装着し、
心拍出量を測定した。冠動脈の左前下行枝の第1対角枝
直下に結紮する為の糸を掛けた。急性心不全状態は以下
に述べる方法で作出した。0.9%食塩水500艷を約
2時間で静脈内投与し、次いで10mgのpropra
nolol及び300mgのcreatininを添加
した6%Dextran70注射液(ミドリ十字@))
500mi!を約30分で急速静注し、左室拡張末期圧
(LVEDP)を約20m+nt1gに上昇させた。同
じ液を注入速度を約3分の1に落として更に持続静注し
、うっ面状態を維持させた。状態が安定した後、左前下
行枝を結紮すると、心不全状態は更に悪化し、LVED
Pは25mmHg以上となった。ここに実験例1で示し
た化合物りの塩酸塩を0.3μg/kg/minのスピ
ードで静脈内注入すると、LVEDPは約3mmt(g
低下し、心不全状態の改善が認められた。
同様に左前下行枝結紮により、心拍出量は約20%、腎
血流量は約10%低下したが、前記化合物の注入により
、心拍出量は約10%回復し、腎血流量は注入前値以上
に増加した。
上記の薬理実験例の結果より、本発明化合物はドーパミ
ン1受容体への高い親和性を有し、ドーパミン1受容体
を刺激し、明確な降圧作用、腎血流増加作用、心不全改
善作用を示すことが明らかである。
本発明化合物は、抗高血圧剤として望ましい血管拡張作
用に基づく降圧作用、腎血流増加作用、利尿作用を有し
、更に安全性も高いので、降圧剤又は心不全治療剤とし
て好ましい化合物である。
従って、本発明化合物は、本態性高血圧症、腎性高血圧
症など各種高血圧症の治療・予防剤、更に心不全治療・
予防剤として有用である。
本発明化合物をこれら医薬として使用する場合は、経口
投与若しくは非経口投与により投与される。投与量は、
症状の程度;患者の年令、性別、体重、感受性差;投与
方法;投与の時期、間隔、医薬製剤の性質、調剤、種類
;有効成分の種類などによって異なり、特に限定されな
い。
経口投与の場合は、通常成人1日あたり約1〜1,00
0mg 、好ましくは約50〜600mgであり、更に
好ましくは約150〜400mgであり、更により好ま
しくは約300〜4(lQmgであり、これを通常1日
1〜4回にわけて投与する。注射の場合は、通常約0.
3μg/kg〜100μg/kgであり、好ましくは約
1μg/kg〜10μg/kgである。
即ち、経口用固形製剤を調製する場合は、生薬に賦形剤
、更に必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、
矯味矯臭剤などを加えた後、常法により錠剤、被覆錠剤
、顆粒剤、散剤、カプセル剤などとする。
賦形剤としては、例えば乳糖、コーンスターチ、白糖、
ブドウ糖、ソルビット、結晶セルロース、二酸化ケイ素
などが、結合剤としては、例エバポリビニルアルコール
、ポリビニルエーテル、エチルセルロース、メチルセル
ロース、アラビアゴム、トラガント、ゼラチン、シェラ
ツク、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、クエン酸カルシウム、デキスト
リン、ペクチン等が、滑沢剤としては、例えばステアリ
ン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコール、
シリカ、硬化植物油等が、着色剤としては医薬品に添加
することが許可されているものが、矯味矯臭剤としては
、ココア末、ハツカ脳、芳香酸、ハツカ油、龍脳、桂皮
末等が用いられる。これらの錠剤、顆粒剤には糖衣、ゼ
ラチン衣、その他必要により適宜コーティングすること
は勿論差し支えない。
注射剤を調製する場合には、生薬に必要によりpH調整
剤、緩衝剤、懸濁化剤、溶解補助剤、安定化剤、等張化
剤、保存剤などを添加し、常法により静脈、皮下、筋肉
的注射剤とする。その際必要により、常法により凍結乾
燥物とすることも可能である。
懸濁剤としての例をあげれば、例えばメチルセルロース
、ポリソルベート80、ヒドロキシエチルセルロース、
アラビアゴム、トラガント末、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレートなどをあげることができる。
溶解補助剤としては、例えばポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリソルベート80、ニコチン酸アミド、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノラウレート、マグロゴー
ル、ヒマシ油脂肪酸エチルエステルなどをあげることが
で着る。
また安定化剤としては、例えば亜硫酸す) IJウム、
メタ亜硫酸ナトリウム、エーテル等が、保存剤としては
、例えばパラオキシ安息香酸メチル、ハラオキシ安息香
酸エチル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、クロ
ロクレゾールなどをあげることができる。
〔実 施 例〕
次に本発明の実施例を以下に掲げるが、本発明がそれら
のみに限定されることがないことは言うまでもない。
(i)2−り0ロー3−メトキシベンゾアルデヒド84
g1ニトロメタン200m12、酢酸アンモニウム38
gを酢酸50rd中1.5時間撹拌還流する。
反応液を水1.5βにあけ析出する結晶を濾取し、エタ
ノールから再結晶すると、2−クロロ−3−メトキシ−
β−ニトロスチレン58gが得られる。
・融点;98〜100℃ (11)乾燥ジイソプロピルアミン19.3g (0,
19モル)を無水テトラヒドロフラン100meに溶解
し、ドライアイス−アセトン浴中で一60℃以下に冷却
し、撹拌下に1,6Mのn−ブチルリチウムのn−ヘキ
サン溶液120−をこの温度で滴下する。滴下後15分
間撹拌し、次に3.4−ジメトキシフェニル酢酸エチル
40.37g (0,18モル)の無水テトラヒドロフ
ラン溶液200彪を同温度で滴下する。さらに15分間
撹拌後、2−クロロ−3−メトキシ−β−ニトロスチレ
ン38、45g (0,18モル)の無水テトラヒドロ
フラン溶液400m1を一50℃を越えない速度で撹拌
下に滴下する。30分間撹拌し、少量の水を加えた後、
テトラヒドロフランをある程度減圧下に留去し、残渣に
6Nの塩酸を加えて酸性とし、ジクロロメタンで2回抽
出する。有機層を飽和食塩水で2回洗い、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(nヘキサン:酢酸
エチル−2:1で溶出)で精製すると、アメ状のエチル
3−(2−クロロ−3−メトキシフェニル)=2−(3
,4−ジメトキシフェニル)−4−ニトロブチレイトが
75、1 g得られた。
(iii )上記ニトロエステル14・8.9g (0
,34モル)、濃塩酸200m1をエタノール1000
−に溶かし、撹拌還流し、これに亜鉛末112.4g 
(1,72モル)を少量ずつ加える。2時間撹拌還流後
、固形物を濾去し、濾液を減圧下に濃縮する。残渣にジ
クロロメタンを加えて、10%水酸化ナトリウム水溶液
で塩基性とする。析出してくる固形物をセライトを通し
て濾去し、ジクロロメタンでよく洗う。濾液を有機層と
水層に分液し、水層をジクロロメタンで2回抽出し、有
機層を合する。有機層を飽和食塩水で2回洗った後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。
溶媒を減圧下に留去すると、アメ状の粗エチル4−アミ
ノ−3−(2−クロロ−3−メトキシフェニル)−27
−(3,4−ジメトキシフェニル)ブチレイトが135
g得られる。
一部とってシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール−98:2で溶出)にて精製し、
エタノール性塩酸で塩酸塩とする。
・融 点;239〜241℃(分解) ・元素分析値;C21Hン5cINOs・HCI とし
てCH−N 理論値(%) 、 56..76 6y12 3.1.
5実測値(%)、  56.5.2 6.083.01
(iv)上記粗アミノエステル体69.5g(0,,1
7モル)をキシレン50.0ml!中5時間撹拌還流す
る。冷機、キシレンを減圧下に留去し、残渣をエーテル
を加えて固化させると、3− (2−クロロ−3−メト
キシフェニル)−4−(3,4−ジメトキシフェニル)
−2−ピロリドン60.5 g(シス体とトランス体の
混合物)が得られた。
(V)上記シス、トランス体混合の2−ピロリドン誘導
体108g (0,3モル)をキシレン1600−に溶
解し、撹拌還流下にポタシウムトリメチルシリルイト5
.2g (0,04モル)を少量ずつ加える。2時間撹
拌還流後、キシレンを減圧下に留去し、残渣にジクロロ
メタンを加え、希塩酸で2回、次に飽和食塩水で洗った
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下に
留去し、残渣をエタノールから再結晶すると、トランス
−3−(2−クロロ−3−メトキシフェニル)−4−(
3,4−ジメトキシフェニル)−2−ピロリドンが63
.5 g得られた。
・融点;149〜151℃ ・ NMR(400Mflz  in  CD30口)
δ ;3、45(IH,dd、 J=lOHz、 10
)1z)、 3.82(38,s)。
3、83 (3H,s)、 ’3.86 (IH,dd
、 J=8Hz、 10Hz)。
3.89(3日、s)、 3.94(IH,d、J=1
0Hz)、  4.32(IH,ddd、 J=8Hz
、 10Hz、 10Hz)、 6.78(IH,dd
J=2Hz、8Hz)、 6.84(1N、d、J=2
Hz)、 6.90(LH,d、J=2Hz)、 6.
90(LH,d、J=8flz)、 7.01(LH,
dd、 J=IHz、 8Hz)、  7.22(IH
,dd、 J=IHz。
8Hz)、  7J4(IH,clcl、J=8Hz、
8l−1z)(2−ピロリドン環4位の水素(δ4.3
2)  と3位に置換している3、4−ジメトキシフェ
ニル環上の水素(δ6,78.6.84) との間にそ
れぞれ3,5%の核オーバーハウザー効果(NOE)が
観察された。) (■1)氷水浴中で冷却下IMのボラン−テトラヒドロ
フラン溶液18〇−中に窒素気流を通じながら上記トラ
ンス−2−ピロリドン誘導体18.5g(0,051モ
ル)を熱時テトラヒドロフラン70〇−に溶解し、撹拌
下に滴下する。次いで5時間撹拌還流し、放冷する。冷
機、この反応溶液に6N塩酸50mj!を徐々に加えた
後、1時間撹拌還流し、アミン−ボラン錯体を分解する
冷機、減圧下にテトラヒドロフランを留去し、残渣に1
0%水酸化ナトリウム溶液を加えアルカリ性とし、ジク
ロロメタンで3回抽出する。
ジクロロメタン溶液を飽和食塩水で2回洗った後、無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。ジクロロメタンを留去し
た残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(は
じめクロロホルム:メタノール=95:5、次いでメタ
ノールのみで溶出)にて精製すると、アメ状物としてト
ランス−3−(2−クロロ−3−メトキシフェニル)−
4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピロリジンが11
g得られる。
(vj)上記トランス−ピロリジン誘導体2.6gを乾
燥ジクロロメタンに溶解し、氷水で冷却し、窒素気流下
に撹拌しながらIMの三臭化ホウ素のジクロロメタン溶
液33.7−を滴下する。滴下後室温に戻し、5時間撹
拌する。この反応液を一20℃に冷却し、メタノール1
0m1!を滴下する。反応液を減圧下に留去し、残渣に
メタノールを加えて再度減圧下に留去する。この操作を
3回繰り返し、得られた残渣をエタノール−アセトニト
リルで再結晶すると、トランス−3−(2−クロロ−3
−ヒドロキシフェニル) = 4−<3.4−ジヒドロ
キシフェニル)ピロリジン・臭化水素酸塩が1.36g
得られた。
・融点;218〜219℃ ・NMR(400MHz in D20)δ;3、45
 (IH,t、 J=11Hz) 、 3.56 (I
H,t、 J=11)1z) 。
3、80〜3.89(1)1. m)、 4.00(I
H,dd、 J=11Hz。
11Hz)、  4.10(Ill、dd、J=11f
lz、11Hz)、  4.31(IH,ddd、 J
=11Hz、 11Hz、 8H2)、 6.85 (
LH,cld。
J=8H2,2Hz)、  6.91(11(、d、J
=8Hz)、  6.96(IH,d、J=2Hz)、
 7.04(IH,dd、J=8Hz、2Hz)。
7.18(IH,d、J=8Hz)、 7.32(IH
,d、J=8Hz>・元素分析値; C,611,cI
NO+ ’ HBr ・0.3H20として HN 理論値(%>  49.00 4.38 3.57実測
値(%”)  49.04 4.30 3.43ジン・
臭化水素酸塩 (i)3−メチルチエニルカルボキサルデヒド6、31
g (0,05モル)を酢酸40m1に溶かし、ニトロ
メタン13−1酢酸アンモニウム3.85 g ヲ加え
、2.5時間撹拌還流する。冷機、反応液を減圧下に濃
縮し、残渣に70%エタノール70m1!を加え、生成
する結晶を濾取すると、3−メチル−2−(2−二トロ
ビニル)チオフェンが得られる。
・融点;65〜67℃ (11)ジイソプロピルアミン2.44m1!を無水テ
トラヒドロフラン15−に溶解し、ドライアイス−アセ
トン浴中−60℃以下に冷却し、撹拌下に1.6Mn−
ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液9.88mを滴下す
る。滴下後15分撹拌し、次に3.4−ジメトキシフェ
ニル酢酸エチル3.54g(0,0158モル)の無水
テトラヒドロフラン7−の溶液を同温度で滴下する。滴
下後さらに15分撹拌し、次に3−メチル−2−(2−
ニトロビニレン)チオフェン2.86g (0,015
8モル)の無水テトラヒドロフラン16m1の溶液を同
温度で滴下する。滴下後30分間撹拌し、水0,5−を
加えた後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をジクロロメ
タン100rnIlに溶かし、3N塩酸、飽和食塩水で
洗った後、ジクロロメタン層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥する。減圧下に溶媒を留去すると、粗エチル2− 
(3,4−ジメトキシフェニル)−3−(3−メチルチ
エニル)−4−二トロブチレイトが得られる。
(iii )上記ニトロエステル3.68g (9,3
5ミリモル)を171nIlのエタノールに溶かし、濃
塩酸5.61rd、亜鉛末0.61gを加えて一昼夜加
熱還流する。
冷機面形物を濾去し、濾液を減圧下に濃縮する。残渣に
ジクロロメタンを加えた後、2N水酸化ナトリウム水溶
液でアルカリ性とし、析出する固形物をセライトを通し
て濾取し、濾液の有機層を分離する。水層をジクロロメ
タンで抽出後、有機層を合して飽和食塩水で洗う。有機
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留
去し、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ジクロロメタン:メタノール=95:5)で分離精製
し、3(3,4−ジメトキシフェニル”)  −4−(
3メチルチエニル)−2−ピリドン1.2gとエチル4
−アミノ−2−(3,4−ジメトキシフェニル> =3
− (3−メチルチエニル)ブチレイト1.6gを得た
(1v)上記2−ピロリドン誘導体1.1gをエタノー
ル20艷に溶解し、50mgのカリウム−t−ブトキシ
ドを加えて2時間加熱還流する。冷機、溶媒を留去し、
残渣にジクロロメタン50mj!を加えて溶かし、2N
塩酸、飽和食塩水で洗い、有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。
ジクロロメタンを減圧下に留去し、残渣をエタノールよ
り再結晶すると、トランス−3−(3,4−ジメトキシ
フェニル)−4−(3−メチルチエニル)−2−ピロリ
ドンが0,9g得られた。
・融点;138〜140℃ (V)上記トランス−2−ピロリドン誘導体1.81g
(5,7ミリモル)のテトラヒドロフラン10〇−の溶
液をIMのボラン−テトラヒドロフラン22.8mi中
に冷時、窒素気流下に滴下し、15分間撹拌後、10時
間加熱還流する。冷機、反応液に6N塩酸5mgを滴下
し、60℃に30分間加熱する。冷機、反応液を減圧下
に濃縮し、残渣に2N水酸化ナトリウム水溶液を加えた
後、ジクロロメタンで抽出する。飽和食塩水で洗った後
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去
する。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(はじめクロロホルム:メタノール=95:5、次いで
メタノールのみで溶出)にて精製すると、油状のトラン
ス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−4(3−メ
チルチエニル)ピロリジンが0.96g得られた。
(vi)上記トランス−ピロリジン誘導体1.32g(
4,35ミリモノりをジクロロメタン5mlに溶かし、
氷冷下にIMの三臭化ホウ素のジクロロメタン溶液13
.1ml’を滴下する。滴下後、室温にて3時間撹拌し
、次いで一20℃でメタノール3艶を加える。減圧下に
反応液を濃縮し、再度メタノールを加えて濃縮後、残渣
をエタノールより再結晶すると、トランス−3−(3,
4−ジヒドロキシフェニル) −4−<3−メチルチエ
ニル)ピロリジン・臭化水素酸塩が1.4g得られた。
・融 点;271〜272℃(分解) −NMR(400MHz in CD30D)δ;18
9(3)1. s)、 3..26〜3.32(LH,
m)、 3.37(iH,dcl、 J=7’Hz、 
9)1z) 、 3.44 (1N、 t、、 J=1
1Hz) 。
3、79(IH,dd、 J=71(z、 、11Hz
)、 3.83〜3.92(2N、m)、 6.56(
LH,dd、J=2Hz、8Hz)、 6.64(LH
,d、 J、=2Hz)、 6..72(IH,d、 
J=5Hz)、 7.19(1N、 cl、 J=5H
z) ・元素分析値: Cl5HI7NO2S−Herとして
HN 理論値(%)  50.57 5,09 3.93実測
値(%)  50.37 4.99 3.96(i)テ
トラヒドロフラン中窒素気流下に一70℃でジイソプロ
ピルアミン5゜2rd(37ミリモル)及び1.6Mの
n−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液23d(37ミ
リモル)よりリチウムジイソプロピルアミドを調製し、
これにO−メトキシフェニル酢酸エチル6.8g(35
ミリモル)のテトラヒドロフラン20m1の溶液を一7
0℃で滴下する。15分後さらに3,4−メチレンジオ
キシ−β−ニトロスチレン6、76g(35ミリモル)
をテトラヒドロフラン200m1に溶解し、同温度で滴
下する。30分間撹拌後、少量の水を加えてから減圧下
に反応液を濃縮し、残渣に3N塩酸を加えて酸性とし、
ジクロロメタンで抽出する。飽和食塩水で洗った後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、ジクロロメタンで留去す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−
へキサン:酢酸エチル−3=1で溶出)で精製し、油状
のエチル2− (2−メトキシフェニル) −3−(3
,4−メチレンジオキシフェニル)−4−二トロブチレ
イト12;43gを得た。
(ii)上記ニトロエステル誘導体8.36g(21,
6ミリモル)を45m1のエタノールに溶かし、濃塩酸
12.6mg、亜鉛末4.2gを加えて5.5時間加熱
還流する。冷機、固形物を濾去し、母液を減圧下に濃縮
する。残渣にジクロロメタンを加えて10%水酸化ナト
リウム水溶液でアルカリ性とし、析出する固形物をセラ
イトを通して除き、ジクロロメタン層を分液し、飽和食
塩水で洗う。無水硫酸マグネシウムで乾煤後、溶媒を留
去し、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール−97−3で溶出)で精製
すると、油状のエチル4−アミノ−2−(2−メトキン
フェニル)=3−(3,4−メチレンジオキシフェニル
)ブチレイトが2.9g得られる。
(iii >上記アミノエステル誘導体2.79g (
7,8ミリモル)をキシレン15−中一夜加熱還流する
冷機溶媒を留去後、残渣を30dのエタノールに溶かし
、カリウム−t−ブトキシド0.1gを加えて1.5時
間加熱還流する。溶媒を減圧下に留去後、残渣に少量の
エタノールを加えて固化させ、トランス−3−(2−メ
トキシフェニル) −4,−(3,4−メチレンジオキ
シフェニル)−2−ピロリドン1.’12gを得た。
(iv)上記トランス−2−ピロリドン誘導体1.1g
(3,53ミリモル)をテトラヒドロフラン70遊に溶
解し、冷機窒素気流下にIMのボラン−テトラヒドロフ
ラン11m1中に滴下する。次に−夜加熱還流する。冷
後反応液に6N塩酸5mlを滴下し、1.5時間加熱還
流する。テトラヒドロフランを留去し、残渣にジクロロ
メタンを加え、10%水酸化ナトリウム水溶液でアルカ
リ性とし、有機層を分液する。有機層を飽和食塩水で洗
った後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下
に留去する。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(はじめクロロホルム:メタノール=96:4、
次いでメタノールのみで溶出)で精製し、3(2−メト
キシフェニル)−4−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)ピロリジン360mg ヲ得た。
(v)上記ピロリジン誘導体350mg (1,18ミ
リモル)をジクロロメタン15社に溶解し、冷時撹拌下
にIMの三塩化ホウ素−ジクロロメタン溶液4.7ml
を滴下する。滴下後室温にて2時間撹拌後、20℃でメ
タノールを加えた後、減圧下に溶媒を留去する。残渣に
メタノールを加えて減圧下に留去する。この操作を数回
繰り返した後、残渣をアセトンより結晶化し、トランス
3− (3,4−ジヒドロキシフェニル)−4(3−メ
トキシフェニル)ピロリジン・塩酸塩250mgを得た
・融点;212〜213℃ ・NMR(400MIIz in D2D)δ;3、5
2(11(、t、 J=11tlz)、 3.63(I
N、 t、 J=11tlz)。
3.83〜4.04(4H,m)、 3.89(3N、
s)、 6.83(ltl、 dd、 J=8Hz、 
2Hz)、 6.92(ljl、 d、 J=8Hz)
6、93 (18,d、 J=2Hz)、 、 7.0
9 (LH,t、 J=8Hz) 。
7、16(ltl、 d、 J=8Hz)、 7.39
(18,d、 J=8Hz)。
7、43 (18,t、 J=8Hz)O元素分析値:
 Cl7)119NO3・HCI としてHN 理論値(%)  61.72 6.41 4.23実測
値(%)  61.84 6.23 4.14フエニル
)ピロリジン・臭化水素酸塩及び塩酸塩 (i)実施例1の(vl)で得られるトランス−3−(
2−クロロ−3−メトキシフェニル)−4−(3,4−
ジメトキシフェニル)ピロリジン27、6 gをクロロ
ホルム210艷に溶解し、トリエチルアミン10gを加
えて冷却し、これにアセチルクロライド8.8gをクロ
ロホルム17m1に溶解して滴下する。−夜室温で撹拌
後、2N塩酸、重曹水で洗った後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧下に留去し、得られる残渣を
中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール−99二1)で精製すると、アモルファ
ス状のトランス−1−アセチル−3−(2−クロロ−3
−メトキシフェニル)−4−(3,4−ジメトキシフェ
ニル)ピロリジンが24.6 g得られる。
(ii)上記アセチルピロリジン誘導体4gを光学異性
体分離用カラム(Chiralcel 00.  ダイ
セル化学工業製)に付し、n−ヘキサン−イソプロピル
アルコール−ジエチルアミン(5:2:0.005)の
混合溶媒を溶出液として分離精製した。先に溶出した分
画より[α3g738.6゜(C=1.0. MeOH
)の(−)体を1.38 g 、後から溶出した分画よ
り[ff1n636.7°(II:二1.1. MeO
II)の(+)体を得た。
(iii )上記(−)体1.38 gを47%臭化水
素酸中22時間加熱還流し、冷機減圧下に臭化水素酸を
留去した。残渣にエタノールを加え再度減圧留去する。
この操作を数回繰り返した後、残渣をアセトニ)IJル
より再結晶すると、(−)トランス−3−(2−クロロ
−3−ヒドロキシフェニル)−4−(3,4−ジヒドロ
キシフェニル)ピロリジン・臭化水素酸塩 0.82 
gが得られた。
・融点;217〜219℃ −[α〕P−55,0° (C=1.01.  MeO
ll)・元素分析値; C+6L7CINO:+ ・l
I[lr aしてHN 理論値(%)  49.69 4.44 3.62実測
値(%)  49.74 4.43 3.49(iv)
上記臭化水素酸塩を水に溶かし、DEAEトヨパール6
50S (TO3O製)のイオン交換樹脂を通し、塩酸
塩を得た。
・融点;262℃ −[ffl呂’ −62,ao(C=1.OO,MeO
H)・NMR(400M)Iz in D20)δ;3
、39(LH,t、 J=11Hz)、 3.52(1
)1. t、 J=11tlz)。
3.80(Ift、ddd、J=11Hz、11Hz、
8flz)、 3.98(1)1.dd、J=11Hz
、11Hz)、 4.07(IH,dd、J=11Hz
、11)1z)、 4.26(1N、ddd、J=11
1(z、11)1z、8Hz)、 6.79(18,d
d、J=8Hz、2Hz)、 6.86(LH。
d、 J=8Hz> 、 6.95〜6.98(2ft
、m)、 7.09(1N。
d、J=81(z)、 7.22(LH,t、J=8H
z)・元素分析値: C+6H+1CINO3・IIc
I としてCH’N 理論値(%)  56.15 5.02 4.09実測
値(%)  56.05 5.02 4.09実施例5 実施例3の(ii)で得られたく+)体を(iii )
と同様に処理し、(+)−)ランス−3−(2−クロロ
−3−ヒドロキシフェニル)−4(3,4−ジヒドロキ
シフェニル)ピロリジン・臭化水素酸塩を得た。
・融点;218〜220℃ −[&]P 50.0°(C=0.96. MeOH)
以下に実施例1〜5の方法に準じて製造された化合物を
実施例6〜45として表2〜4に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル
    基を意味する。Rは置換若しくは無置換のフェニル基、
    置換若しくは無置換のナフチル基又はヘテロアリール基
    を意味する。〕 で表されるピロリジン誘導体又はその薬理学的に許容で
    きる塩。 2 置換若しくは無置換のフェニル基が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3は同一又は相異なる水
    素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン
    原子、水酸基、トリフルオロメチル基、又は式▲数式、
    化学式、表等があります▼(式中R^4、R^5は同一
    又は相異なる水素原子又は低級アルキル基を意味する)
    で示される基を意味する〕 で示される基である請求項1記載のピロリジン誘導体又
    はその薬理学的に許容できる塩。 3 R^1、R^2、R^3が同一又は相異なる水素原
    子、低級アルキル基、ハロゲン原子、水酸基又はトリフ
    ルオロメチル基である請求項2記載のピロリジン誘導体
    又はその薬理学的に許容できる塩。 4 Rがヘテロアリール基である請求項1記載のピロリ
    ジン誘導体又はその薬理学的に許容できる塩。 5 ヘテロアリール基がベンゾチオフエニル基又はチエ
    ニル基である請求項4記載のピロリジン誘導体又はその
    薬理学的に許容できる塩。 6 化合物が3−(2−クロロ−3−ヒドロキシフェニ
    ル)−4−(3,4−ジヒドロキシフェニル)ピロリジ
    ンである請求項1記載のピロリジン誘導体又はその薬理
    学的に許容できる塩。 7 化合物が(±)−トランス−3−(2−クロロ−3
    −ヒドロキシフェニル)−4−(3,4−ジヒドロキシ
    フェニル)ピロリジンである請求項1記載のピロリジン
    誘導体又はその薬理学的に許容できる塩。 8 化合物が(−)−トランス−3−(2−クロロ−3
    −ヒドロキシフェニル)−4−(3,4−ジヒドロキシ
    フェニル)ピロリジンである請求項1記載のピロリジン
    誘導体又はその薬理学的に許容できる塩。 9 化合物が3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
    4−(2−メチルフェニル)ピロリジンである請求項1
    記載のピロリジン誘導体又はその薬理学的に許容できる
    塩。 10 化合物が3−(2−クロロフェニル)−4−(3
    ,4−ジヒドロキシフェニル)ピロリジンである請求項
    1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学的に許容でき
    る塩。 11 化合物が3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)
    −4−(3−メチルチエニル)ピロリジンである請求項
    1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学的に許容でき
    る塩。 12 化合物が3−(7−ベンゾチオフエニル)−4−
    (3,4−ジヒドロキシフェニル)ピロリジンである請
    求項1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学的に許容
    できる塩。 13 化合物がトランス体である請求項1、2、6、9
    〜12のいずれか一項に記載のピロリジン誘導体又はそ
    の薬理学的に許容できる塩。 14 請求項1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学
    的に許容できる塩を有効成分とするドーパミン1アゴニ
    スト作用が有効な疾患の治療・予防剤。 15 請求項1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学
    的に許容できる塩を有効成分とするドーパミン1アゴニ
    スト。 16 請求項1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学
    的に許容できる塩を有効成分とする高血圧症治療・予防
    剤。 17 請求項1記載のピロリジン誘導体又はその薬理学
    的に許容できる塩を有効成分とする心不全治療・予防剤
JP2025314A 1989-02-03 1990-02-02 ピロリジン誘導体 Expired - Fee Related JP2928307B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-25262 1989-02-03
JP2526289 1989-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02288855A true JPH02288855A (ja) 1990-11-28
JP2928307B2 JP2928307B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=12161109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025314A Expired - Fee Related JP2928307B2 (ja) 1989-02-03 1990-02-02 ピロリジン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2928307B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002512235A (ja) * 1998-04-17 2002-04-23 ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト 新規ジフェニル置換5員環複素環化合物、それらの製造方法及び薬物としてのそれらの使用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002512235A (ja) * 1998-04-17 2002-04-23 ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト 新規ジフェニル置換5員環複素環化合物、それらの製造方法及び薬物としてのそれらの使用

Also Published As

Publication number Publication date
JP2928307B2 (ja) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69132827T2 (de) Ringamide-Derivate
RU2125041C1 (ru) Арилацетамиды, способ их получения, фармацевтическая композиция и способ ее получения
JPS6058751B2 (ja) プロリン関連化合物ならびにその製法
EP0287982A2 (en) N-(Pyridinyl)-1H-indol-1-amines, a process for their preparation and their use as medicaments
JPH11508283A (ja) ベンゾフリル誘導体類及びそれらの用途
US4198417A (en) Phenoxyphenylpiperidines
JPS6191157A (ja) テトラヒドロナフタレン誘導体
EP0381235B1 (en) Pyrrolidine compound and pharmaceutical use
JPH0780855B2 (ja) 新規化合物、その製造方法及びそれを含む医薬組成物
JPH03120218A (ja) 痛みおよび/または中枢神経系障害の新規治療用医薬およびそれに用いる複素環式化合物
CN109134463B (zh) β-咔啉类5型磷酸二酯酶抑制剂及其制备方法和用途
JPH05213751A (ja) 一連のアレコロンおよびイソアレコロンのニコチン様活性
WO2002059082A2 (en) Aryl and aminoaryl substituted serotonin receptor agonist and antagonist ligands
CN117337278A (zh) 烷基羧酸化合物及其应用
US4880822A (en) N-(pyridinyl)-1H-indol-1-amines
TW215090B (ja)
EP0929550A1 (fr) DERIVES DE $i(N)-(BENZOTHIAZOL-2-YL)PIPERIDINE-1-ETHANAMINE, LEUR PREPARATION ET LEUR APPLICATION EN THERAPEUTIQUE
JPH02288855A (ja) ピロリジン誘導体
JPH0421670A (ja) 光学活性インダノン誘導体
JP3637974B2 (ja) ピロリジン誘導体
JPH05501551A (ja) アザ環式誘導体
RU2418794C2 (ru) ПРОИЗВОДНЫЕ ИЗОХИНОЛИНА И БЕНЗО[h]ИЗОХИНОЛИНА, ИХ ПОЛУЧЕНИЕ И ИХ ПРИМЕНЕНИЕ В ТЕРАПИИ В КАЧЕСТВЕ АНТАГОНИСТОВ РЕЦЕПТОРА ГИСТАМИНА H3
JPH09508404A (ja) フェニルピロール誘導体およびそのドーパミンd▲下3▼アンタゴニストとしての使用
US4138482A (en) 3-Cyano-N-(N,N-dimethylaminopropyl)-iminodibenzyl and salts thereof
JPH11507657A (ja) ドーパミンd3レセプタに対する親和性を有する5−アミノアルキル−2−(2−アルコキシフェニル)−ピロール誘導体および精神病の治療におけるその使用

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees