JPH0228928Y2 - - Google Patents

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JPH0228928Y2
JPH0228928Y2 JP14437584U JP14437584U JPH0228928Y2 JP H0228928 Y2 JPH0228928 Y2 JP H0228928Y2 JP 14437584 U JP14437584 U JP 14437584U JP 14437584 U JP14437584 U JP 14437584U JP H0228928 Y2 JPH0228928 Y2 JP H0228928Y2
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JP
Japan
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pulley
rotating shaft
cable
grease
sealed container
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JP14437584U
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JPS6157946U (ja
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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、火災等の緊急避難時に避難者が建造
物の高所から低速で降下避難できる緩降機の改良
に関する。
(従来の技術) 一般に、この種緩降機としては、実公昭55−
54512号公報及び実公昭56−2981号公報等に示す
ように遠心ブレーキを備えた構造のものが広く知
られている。
即ち、前記両緩降機は、第4図乃び第5図に示
す如く、ドラムケース25と、ドラムケース25
に架設された軸26と、軸26に枢着された滑車
27と、軸26に設けられた遠心ブレーキ28
と、滑車27に懸吊されたロープ29と、滑車2
7に軸支された遊星歯車30と、ドラムケース2
5に設けられて遊星歯車30に噛合する内歯車3
1と、遠心ブレーキ28に設けられて遊星歯車3
0に噛合する太陽歯車32等から構成されて居
り、ロープに避難者の体重が掛かると、各歯車及
び遠心ブレーキにより滑車は減速回転し、その為
にロープも緩やかに降下して避難者はゆつくりと
地上に降り立つことができる。
然し乍ら、前記両者は遠心ブレーキに遠心力が
作用したときに初めて制動力が働くようになつて
いる為、避難者が降下し始めるときには遠心ブレ
ーキに遠心力があまり作用せず。最初だけ急激に
降下することがある。その結果、使用時に避難者
が恐怖感を覚えたり或は後続の避難者の降下をた
めらわせたりし、安全面に於いて問題があつた。
又、ロープに掛かる避難者の体重によつて軸に
曲げ荷重が作用し、各歯車が偏摩耗したり或は遠
心ブレーキのブレーキシユーの当りが不均等にな
ることがある。然も、何回も使用すると、ドラム
ケースやブレーキシユーの摩耗が一層激しくな
る。その結果、制動能力が低下すると云う問題が
あつた。
更に、両者は遊星歯車等を使用している為、ド
ラムケースが大きくなつて全体が大型化する上、
重量も相当重くなり、コスト高になると共に取扱
いを容易に行えないと云う問題もあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点を解消する為に創案さ
れたものであり、その目的は降下し始めの制動能
力の向上を図れると共に制動能力の低下を防止で
き、然も、小型化及び軽量化を図れる緩降機を提
供するにある。
(問題点を解決する為の手段) 本考案の緩降機は、両端側が閉塞された筒状の
密閉容器と、密閉容器の軸芯位置に挿通されて回
転自在に軸支された回転軸と、密閉容器内に位置
すべく回転軸に取付けられた撹拌羽根と、密閉容
器に収納された複数個のボールと、密閉容器に注
入されたグリースと、密閉容器の外部で回転軸の
一端に固着された滑車と、滑車に懸吊された適宜
長さの索条とから構成したことに特徴がある。
(作用) 避難者が索条に身体を託して降下すると、索条
が滑車の外周面との摩擦により滑車並びに回転軸
を回転させる。このとき、撹拌羽根がボール並び
にグリースにより抵抗を受け、回転軸並びに滑車
は回転し始めから低速回転することになる。その
結果、ロープも緩やかに降下し、避難者は不安感
を感じることなく低速で安全に降下することがで
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の実施例を示す緩降機1の縦断
面図であつて、2は密閉容器、3は回転軸、4は
撹拌羽根、5はボール、6はグリース、7は滑
車、8は索条である。
前記密閉容器2は、円筒形状の本体9と、本体
9の一端側を閉塞すべく本体9に螺着された側板
10と、本体9の他端側を閉塞すべく本体9に固
着された側板11とから構成されて居り、本体9
の内周面及び両側板10,11の内側面にはシー
トパツキン12が貼着されている。尚、本実施例
では、本体9の内径は80mmに、側板10,11間
の距離は85mmに夫々設定されている。
回転軸3は密閉容器2の軸芯位置に挿通されて
居り、両側板10,11に軸受メタル13を介し
て回転自在且つ軸芯方向移動不能に軸支されてい
る。
撹拌羽根4は密閉容器2内に位置すべく回転軸
3に取付けられている。即ち、本実施例では、撹
拌羽根4は略扇形状を呈して居り、回転軸3の軸
芯に対して45度傾斜した状態で回転軸3に外嵌固
着した筒体14の外周面に溶接・ボルト止め等に
より左右4枚づつ対称状に固着されている。
前記密閉容器2内には複数個のボール5が収納
されて居り、本実施例では直径4mmの鋼球が3000
個、直径3mmの鋼球が1000個夫々収納されてい
る。又、密閉容器2内にはグリース6例えば耐熱
性等に優れたシリコングリースが約130g注入さ
れている。
滑車7はプラスチツクにより作製されて居り、
密閉容器2の外部で回転軸3の一端にピン15に
より固着され、その外周面には三角形状の歯16
が形成されている。
索条8は滑車7に懸吊されて回行するようにな
つて居り、本実施例では、索条8にはワイヤーロ
ープを麻・綿等で被覆したものが使用されてい
る。
尚、第1図及び第3図に於いて、17は回転軸
3の一端に固着された円板、18は外周面に溝1
9を有し、円板18と側板11の間に遊嵌されて
索条8を良好且つ確実に案内するプラスチツク製
の案内ローラ、20は側板11にセツトピン21
により枢着され外周面に三角形状の歯22を形成
したプラスチツク製の案内ローラ、23は本体9
に穿設されて索条8を挿通する開口部、24は筒
体14を回転軸3に固定するピンである。
而して、前記緩降機1は建造物の高所の適宜個
所に配設されて居り、火災等の緊急避難時に避難
者が索条8に身体を託して降下すると、各案内ロ
ーラ18,20により案内されて回行する索条8
が滑車7の外周面との摩擦により滑車7並びに回
転軸3を第3図矢印方向へ回転させる。このと
き、回転軸3並びに滑車7は撹拌羽根4がボール
5並びにグリース6により直ぐに抵抗を受ける
為、回転し始めから低速回転することになる。そ
の結果、避難者は降下し始めから低速で安全に降
下避難することができる。尚、滑車7の外周面に
三角形状の歯16を形成している為、索条8が回
行するときには摩擦抵抗が大きくなつて滑車7を
確実に回転させる。延いては、回転軸3をも確実
に回転させ、制動が確実に働くことになる。
上記実施例に於いては、略扇形状の撹拌羽根4
を筒体14を介して回転軸3に8枚取付けたが、
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
回転軸3の回転時にボール5及びグリース6によ
り抵抗を受け、回転軸3の回転速度を低速にでき
れば、その形状、枚数、取付け状態等は任意であ
る。
又、グリース6の量及び種類やボール5の数及
び直径等も上記実施例のものに限定されるもので
はなく。撹拌羽根4に抵抗を与えて回転軸3の回
転を低速で行えるものであれば良い。
尚、前記緩降機1に各種の荷重を掛けて降下速
度の実験を行つた結果、当該緩降機は「緩降機の
技術上の規格を定める省令第5条(降下速度)」
の条件を満足していた。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の緩降機は、索条に避難者
の体重が掛かると、回転軸並びに滑車は該回転軸
に取付けた撹拌羽根がボール及びグリースにより
直ぐに抵抗を受ける為、回転し始めから低速回転
することになる。又、本考案の緩降機は、遠心ブ
レーキを備えていない為、従来の緩降機のように
遠心ブレーキの部品等が摩擦によつて摩耗し、制
動能力が低下すると云うこともない、その結果、
従来の緩降機に比較して降下し始めの制動能力を
高めることができると共に、制動能力の低下も防
止でき、避難者は恐怖感を覚えることなく、安全
に降下避難することができる。
更に、従来の緩降機のように遊星歯車等を使用
していない為、全体が小型化して軽量になり、コ
スト低減を図れると共に取扱いも容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す緩降機の縦断面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図及び第5図は従
来の緩降機の縦断面図である。 1は緩降機、2は密閉容器、3は回転軸、4は
撹拌羽根、5はボール、6はグリース、7は滑
車、8は索条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端側が閉塞された筒状の密閉容器2と、密閉
    容器2の軸芯位置に挿通されて回転自在に軸支さ
    れた回転軸3と、密閉容器2内に位置すべく回転
    軸3に取付けられた撹拌羽根4と、密閉容器2に
    収納された複数個のボール5と、密閉容器2に注
    入されたグリース6と、密閉容器2の外部で回転
    軸3の一端に固着された滑車7と、滑車7に懸吊
    された適宜長さの索条8とから構成したことを特
    徴とする緩降機。
JP14437584U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH0228928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14437584U JPH0228928Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14437584U JPH0228928Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6157946U JPS6157946U (ja) 1986-04-18
JPH0228928Y2 true JPH0228928Y2 (ja) 1990-08-02

Family

ID=30702653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14437584U Expired JPH0228928Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JP (1) JPH0228928Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015183360A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 アイシン精機株式会社 保持力発生装置

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Publication number Publication date
JPS6157946U (ja) 1986-04-18

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