JPH02290901A - 成形用金属微粉およびその焼結体の製造方法 - Google Patents

成形用金属微粉およびその焼結体の製造方法

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JPH02290901A
JPH02290901A JP1109209A JP10920989A JPH02290901A JP H02290901 A JPH02290901 A JP H02290901A JP 1109209 A JP1109209 A JP 1109209A JP 10920989 A JP10920989 A JP 10920989A JP H02290901 A JPH02290901 A JP H02290901A
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JP
Japan
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fine powder
sintered
compacting
stainless steel
sintering
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JP1109209A
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Junichi Ota
純一 太田
Sadakimi Kiyota
禎公 清田
Kazuo Sakurada
桜田 一男
Hiroshi Otsubo
宏 大坪
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐食性に優れた焼結ステンレス鋼の製造に使
用する成形用金属微粉、およびこの成形用金属微粉を使
用する焼結体の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 近年,粉末冶金法による焼結部品の製造は著しい伸びを
示し、焼結部品の適用範囲が広がりつつある。なかでも
、ステンレス鋼を用いた自動車部品、電子・電気部品、
事務用部品は形状の複雑化にともない製造方法も切削加
工法から粉末冶金法に置き換えられつつある。
しかし、粉末冶金法で製造された焼結合金には気孔が存
在し、この気孔が耐食性や機械的特性を損ねる欠点があ
った。このため、焼結合金の密度はできるだけ高いこと
が必要で、密度比(がさ密度の真密度に対する比)92
%以上が望まれている。
従来の金型ブレ又成形では原料扮が数10〜150um
と大きいので成形・焼結だけでは密度比80〜90%と
なり、十分な高密度が得られなかった。特に原料が粗扮
であるため粒子間の隙間が大きく50μm以上の気孔径
が存在する。これは隙間が焼結によっても収縮して消滅
されずに焼結体組織に残留し、これに起因した耐食性の
劣化が顕著である. そこで、耐食性を改善するためにステンレス鋼扮に他の
合金元素を添加し、液相を出現させて高密度化した焼結
合金が開発されている.例えば,特開昭58−2 1 
3859号で示されているように、CoやBを添加する
ことによって焼結中にCoやBを含む液相が生じてこれ
が気孔を埋めるように基地中に分散した焼結材料がある
。しかし、COは高価な粉末で製品のコスト高を招き,
粉末冶金の長所である経済性が損なわれる。
また、特開昭61−253349号に示されるように、
Pを添加し同様に液相を出現させ高密度化した焼結ステ
ンレス鋼も提案されている.しかし、Pの固溶した液相
部が冷却後に脆弱な相として残るために機械的特性を劣
化させる.従って,このような合金元素を添加し液相焼
結することによって高密度化する手法は回避されなけれ
ばならない。さらに、耐食性に直接影響を及ぼす残留気
孔をできるだけ減らすために焼結材料を再圧縮または再
焼結したり,あるいは熱間鍛造や熱間静水圧処理するな
どの方法がある。この場合、工程が複雑になったり、特
別な装置を必要としたり、作業が繁雑になるなどの問題
を有していた. さらに、最近、金属微粉を用いた焼結体の焼結方法が提
案されている.これは焼結性が優れている反面,金型成
形ができない欠点がある.なぜならば、成形体に割れや
ラミネーションの欠陥を有し、さらに金型のクリアラン
スに入り込み、金型を損ずるからである. このため、結合剤を用いた射出成形は複雑形状の部品の
製造が可能で大量生産に適した加工法として有利である
.しかし、結合剤に用いられる樹脂およびワックスが脱
結合剤処理によって完全には除去されずに残るため、最
終焼結体の不純物が増し,耐食性を劣化させる原因とな
っていた。
[発明が解決しようとする課題】 本発明は上記従来技術の問題点を解決し、不純物が少な
く耐食性が良好な焼結ステンレス鋼を製造し得る成形用
金属微粉、およびこの金属微粉を用いる焼結体の製造方
法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記課題を解決するために種々検討を重
ねた結果、本発明に到達したもので,本発明は、焼結ス
テンレス鋼の製造に用いる金属微粉であって、平均粒径
がlO±5μm、かつ比表面積が0.7rn’/g以下
であることを特徴とする成形用金属微粉、および上記金
属微粉に結合剤を添加混合して成形した後、該成形体を
非酸化性雰囲気中で加熱することにより結合剤を除去し
てC/0モル比を0. 5〜3. 0に調整し、その後
1000〜1350℃の温度、圧力0. 1Torr以
下で焼結し、続いて非酸化性雰囲気下で1200〜13
50℃で焼結することを特徴とする焼結体の製造方法を
提供するものである。
〔作用〕
本発明では、金属微粉の平均粒径をlO±5gmに限定
した.その理由を以下に示す。
平均粒径が5μm未満になると、粒径が過小となり充填
性が低下するため、結合剤の添加量が多《なる.その結
果、脱脂性が低下することにより,成形体中の残留炭素
量が多《なるばかりでなく,不均一な炭素分布をもつこ
とになり,耐食性および機械的性質を損ねる。従って、
下限を5μmと限定した. 平均粒径が15μmを越えると、粒径が過大となり焼結
性が低下する.さらに、結合剤の混練性が悪《なり不均
一な混合状態となり,成形性が劣り成形体中の密度分布
が不均一となる.その結果,最終焼結体は変形やそりな
ど寸法精度の劣ったものとなる.従って、上限を15μ
mとした。
金属微粉は、平均粒径を上記のごとく限定しても,比表
面積(BET法)が0. 7 r11″/gを越えると
,焼結性は向上するが金属微粉の表面を覆う結合剤が増
加する.その結果、脱脂性が低下し,最終焼結体におけ
る機械的・化学的性質に悪影響を及ぼす。従って、比表
面積の上限を0.7rn2/gと限定した。
本発明においては金属微粉として、焼結してステンレス
鋼を得るために才一ステナイト組成(SUS316)の
水アトマイズ扮等のCrを含有するものが使用される. 本発明は平均粒径lO±5μmの微粉を用いるため、こ
の微粉だけでは成形時にラミネーションや割れなどの欠
陥が生じる。そこで、これらの欠陥が生じないように結
合剤を添加混合して成形する。結合剤は熱可塑性樹脂、
ワックス、あるいは両方混合して用いても成形可能であ
る.もちろん本発明はこれらの結合剤に限定されるもの
ではない。結合剤の宣は成形法によって異なる.成形機
は従来の金型ブレス機の他に押出成形機や粉末圧延機、
射出成形機などが使用される.結合剤は通常の金型ブレ
スでは0.5〜3.0重量%ほどであるが、複雑形状の
製品を成形できる射出成形法では10重量%程の結合剤
を要する. 成形後,結合剤を除去するために非酸化性雰囲気中で一
定速度で昇温、保持する.この時の昇温速度を速《し過
ぎると製品に割れや膨れが生じるため5℃/h〜20℃
/hで界温する.結合剤は完全には除去されずに残って
いるが,この残留結合剤の炭素と金属微粉の表面に存在
する酸化被膜の酸素の反応を促進させることによって、
最終焼結体の不純物である0.0量を極力減少させるた
めに、C/Oモル比を最適値に調節する。
本発明における金属微粉は、難還元性元素であるCrを
含有する微粉である。本発明では通常の焼結工程で用い
られている水素雰囲気における還元に比べて、減圧焼結
によって含有Cの作用により容易に還元を促進させるこ
とができ、その結果、高密度の焼結体を得ることができ
る。焼結作用は粒子同士の接触点から始まり、原子の固
体拡散によって進行するが、粉末表面が酸化物で覆われ
ている場合は原子の拡散が遮られて緻密化が進まず、焼
結体の高烹度が達成されない.つまり、高密度を得るた
めにはCr系酸化物を還元する必要があり,そのために
,圧力0. I T o r r以下で焼結する.0、
1Torrを越えるとCr系酸化物の還元反応が進みに
くいため上限を0. I T o r rとした。
前述のようにCr系酸化物の還元反応を含有Cにより容
易に促進させることができるが、その際,減圧焼結前の
成形体中のC/Oモル比を適当に調整することが必要で
ある.なぜならば、焼結体中の0.0の低減は、 C+0→CO C+20一CO2 の反応が進行することによって達成される.従って、還
元反応で低減されるCとOとのモル比は0.5〜lとな
る.そこで,焼結前の成形体中のC,0量については,
上記、低11tc、0量と最終焼結体C、0量を加えた
量となっていなければならない.また,焼結炉内の汚染
状況などの操業上のC、0変動要因も考慮したC/Oモ
ル比でなければ、CあるいはOを過剰に残した焼結体と
なり、 C≦0,06重量% 0≦0.3重量% が得られない。本発明者らは、C/Oモル比の適正な範
囲を経験的に知った.C/0モル比の下限が0.5%未
満の場合、焼結体中のCは0.06重徽%を越え,焼結
密度の上昇が見られない。一方、C/Oモル比が3.0
を越えた場合、焼結体のOが0.3重量%を越えるため
液相の出現によって気孔が粗大化して耐食性が劣化した
り、形状が崩れる.そこで、減圧焼結前の成形体中のC
/Oモル比を0.5〜3.0の範囲に規定した。
減圧焼結の温度範囲を1000−1350℃としたのは
、1000℃より低い温度ではCr系酸化物の還元が十
分なされないため,酸化物が残留し,その後の焼結を阻
害する。従って,下限を1000℃とした.一方、13
50℃を越えて焼結した場合、Crの表面からの蒸発量
が大きくなり濃度分布が不均一になるばかりでなく、液
相か出現して形状を崩すなどの欠陥が見られる.よって
上限を1350℃とした。
続いて、高密度化および拡散による合金元素の均一化を
達成するために非酸化性雰囲気中、1200−1350
℃で焼結する。前段階の減圧焼結で粒子同士の接触点が
でき、焼結が始まるが、さらに高温にすることによって
拡散を促進させて焼結を進め、残留気孔の微細化と球状
化を図る。雰囲気を非酸化性としたのは1 200℃以
上の高温でのCr蒸発を防止するためである。
なお、ここで非酸化性雰囲気に用いるガスはAr%He
%N2等の不活性ガス、H2、Co,CH4 .C3 
H.等の還元ガス、または燃焼排ガス等である。
1200−1350℃の範囲で焼結するのは1 200
℃より低い温度では元素の拡散が遅いので密度上昇と焼
結体の合金組成の均一化が達成できない。1350℃を
越えると液相が出現し、形状が崩れたり、脆化相を残す
ことによる強度の低下を招くことになる。このため、下
限を1200℃、上限を1350℃と定めた. 【実施例] 金属微粉として、才−ステナイト系ステンレス組成(S
US3 1 6)の水アトマイズ扮を用い,これを分級
によって平均粒径3.8、8.5,■3.0、19.2
μmの微粉に調整した.これらの微粉の比表面積をBE
T法により測定したところ,それぞれ0.8、0.6、
0.4、0.3rn2/gであった。
これらの微粉に熱可塑性樹脂とワックスを混合し、加圧
二一ダを用いて混練した. 混練物を冷却後,顆粒状に粉砕しペレットとし,ベレッ
トを射出成形機を用いて長さ40mm.中20mm.厚
さ3mmの直方体に成形した. 成形体を窒素雰囲気中で昇温速度lO℃/hで600℃
まで加熱して,成形体中のC/0モル比が1.0〜2.
0になるように結合剤を除去した。これらを減圧下(<
1 0−3Torr)1 1 50”Cで1時間焼結し
,続いて常圧のArガス雰囲気中,1300℃で3時間
保持した. 冷却後、アルキメデス法による密度および真密度から密
度比を求め、また、焼結体のC.0量を分析した.他に
耐食性を評価するために、人工汗中に24時間放置し、
その後,発錆があるかどうかを実体顕微鏡で確認した.
錆が全く見られない場合を良好、少しでも錆が見られた
り変色した場合を発錆とした. 金属微粉の平均粒径と焼結体のC.O量および密度比と
の関係を第1図に示す. 平均粒径5μm未満では,脱脂性が悪く、さらに微粉程
、焼結性がよくなるため気孔の閉塞化が進み,焼結体内
部のガスが気孔に閉じ込められる結果、脱C、脱0が停
滞すると考えられ、そのため人工汗試験による腐食試験
で発錆した.一方、15μmを越えると,流動性が低下
するために成形性がよくなかった.さらに粗扮であるた
めに焼結性が悪く残留気孔も大きく,その結果、耐食性
が劣化した. 平均粒径および比表面積が本発明の限定範囲内にある金
属微粉においては、脱C,脱0反応も十分進行し、かつ
,焼結密度も人工汗試験による腐食試験で全く錆が見ら
れない密度で、耐食性に優れたステンレス鋼が得られた
[発明の効果] 本発明の金属微粉およびその焼結体の製造方法によって
製造された焼結ステンレス鋼は、耐食性に優れ、機械的
特性も十分な値が得られ,苛酷な条件下における材料と
して広《使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における金属微粉の平均粒径と最終焼結
体の密度比,C量,0量との関係を示す図である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 焼結ステンレス鋼の製造に用いる金属微粉であって
    、平均粒径が10±5μm、かつ比表面積が0.7m^
    2/g以下であることを特徴とする成形用金属微粉。 2 請求項1記載の金属微粉に結合剤を添加混合して成
    形した後、該成形体を非酸化性雰囲気中で加熱すること
    により結合剤を除去してC/Oモル比を0.5〜3.0
    に調整し、その後1000〜1350℃の温度、圧力0
    .1Torr以下で焼結し、続いて非酸化性雰囲気下で
    1200〜1350℃で焼結することを特徴とする焼結
    体の製造方法。
JP1109209A 1989-05-01 1989-05-01 成形用金属微粉およびその焼結体の製造方法 Pending JPH02290901A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06172810A (ja) * 1992-10-08 1994-06-21 Kawasaki Steel Corp タングステン合金焼結体の製造方法
JPH07138606A (ja) * 1993-11-17 1995-05-30 Tomoegawa Paper Co Ltd 金属繊維焼結シートの製造方法
JP2007217742A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Seiko Epson Corp 焼結体の製造方法および焼結体

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