JPH0229305B2 - Seichasojuhohooyobiseichaaramomiki - Google Patents
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- JPH0229305B2 JPH0229305B2 JP11528180A JP11528180A JPH0229305B2 JP H0229305 B2 JPH0229305 B2 JP H0229305B2 JP 11528180 A JP11528180 A JP 11528180A JP 11528180 A JP11528180 A JP 11528180A JP H0229305 B2 JPH0229305 B2 JP H0229305B2
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Description
本発明は新規な製茶粗揉方法及び製茶粗揉機に
関する。本発明の目的は、第1に著しく少ない熱
風の供給量で粗揉操作を行なうことができるよう
にし熱風発生に必要な重油やガスの量を少なくし
て所謂省エネルギーを図ることにあり、第2に粗
揉操作を従来の単なる熱風乾燥方式から高湿高温
的な方式にすることによつてより高い品質の茶を
得ることにある。 製茶粗揉工程は、前工程で蒸した茶葉を揉室内
で揉圧し或いは撹散しながら茶葉含有残留水分が
約50%になるまで熱風で徐々に乾燥させる意義を
ものものであり、操作中、葉温を36〜37℃前後に
保持しつつ上乾させることなく、しかもできるだ
け恒率的乾燥を行なわせることが重要なポイント
であつて、これらを誤ると葉色の黄変、細粉化、
青臭み或いはムレ香の発生等々の品質劣化を招来
することになるわけである。 ところで、従来の粗揉操作は第1図に示すよう
な粗揉機aを使用して行なわれていた。即ち、従
来の粗揉機aは揉乾室bの上面(天井)全体が排
気口cとして開放されており、揉乾室b後壁に形
成されている吹込口dから吹き込まれた熱風e
は、揉乾室b内で茶葉と接触し茶葉の水分を奪つ
た後、前記排気口cからそのまま機外へ放出され
るようになつている。従つて熱風発生機からは
常に大量の乾燥熱風eが供給されており、例えば
揉乾室bの容積が3m3(公称120K型粗揉機)の
ものの標準的使用法では、熱風eは、第3図にカ
ツコ書きで示すように、当初は110℃のものを180
m3/分の割合で、また工程の終りでも80℃のもの
を110m3/分の割合で供給する。 しかし、このように大量の熱風eを不断に揉乾
室bへ供給しても、その熱風eが全て茶葉乾燥の
為に無駄なく作用している訳ではない。例えば、
上記120K型粗揉機に150Kgの茶葉を投入し、40分
間で茶葉含水率を約78%から47%に減ずるという
粗揉操作を行なつて、その際の熱風発生機の重油
消費量から求めた供給熱量と、実際に水分を蒸発
させるために作用した熱量、即ち、減少した水分
量に単位量あたりの水の蒸発熱を掛けたもの、と
を比較してみると、茶葉を乾燥させるために有効
に作用した熱量は供給熱風の熱量の約35%となつ
ている。この実験値を見れば従来の方法における
熱効率が如何に悪いか、即ちエネルギー的に無駄
が多いかは明らかであろう。 また、このエネルギー浪費の問題とは別に、上
記した従来方法による乾燥は普通の「熱風乾燥」
と呼ばれるものであり、当然に熱風eの量は多け
れば多いほど良く乾燥するものであつて、これが
結局茶葉表面のみの乾燥を著るしく促進し、所謂
「上乾き」という現象を招き、葉面硬化を生じ、
葉内部への熱風熱の不良導体となり、葉内部水分
の拡散と表面からの蒸散を妨げて葉温を異常に上
昇させてしまうことになり、粉化、黄変、ムレ等
の前記した諸欠点を生じ易い乾燥方法であつた。 従来はこれらの点を看過していたわけである
が、本願の発明者らは幾つかの実験を試みた末に
叙上の弊害に着目し、揉乾室b内の熱風の排出を
ある程度抑制しつつ、いうなれば揉乾室b内を高
湿としそしてある程度高温に保ちながら粗揉操作
する利点を見い出し、併せて必要熱風量の著しい
低減、即ち、省エネルギー化を目的として本願各
発明をなすに至つたものである。 以下、本願各発明の詳細を説明する。 先ず製茶粗揉機の発明は、熱風吹込口と熱風出
口とを除き運転中略閉鎖空間となるように揉乾室
を形成し、熱風出口には排気の行先を機外と熱風
発生機とに切り替える切替ダンパーを設置し、揉
乾室上部空間には雰囲気湿度検出器を、また、揉
乾室揉底には茶葉温度検出器を、夫々配置したこ
とを特徴とし、第2図にその実施例を示す。 図中1は製茶粗揉機、2は熱風発生機である。
3は製茶粗揉機のフレームであり、該フレーム3
上には揉胴4と主軸駆動部5が載置されている。
揉胴4は両端が閉塞された樋状をなし、前面側下
部に粗揉終了後の茶葉を採り出すための開閉自在
の取出口6が、また、揉底に茶葉温度検出器7が
配置されている。揉胴4中央には前記駆動部5に
よつて駆動される主軸8が貫通されており、該軸
8には多数の揉手9,9,……と浚手10,1
0,……とが突設されている。11は揉胴4に連
設された撹散室であり、前面には蒸した茶葉を投
入するための開閉自在の投入口12が設けられ、
また、後面には熱風吹込口13が開成されてい
る。14は撹散室11上部開口部を覆うフードで
あり、その中央に熱風出口15が開成されてい
る。そして、該フード14と撹散室11と揉胴4
とによつて揉乾室16が構成され、該揉乾室16
は熱風吹込口13と熱風出口15とを除き、運転
中は略閉鎖空間となるようにされている。そして
該揉乾室16内上部空間には雰囲気湿度検出器1
7が配置され、また撹散室11とフード14との
境には金網18が張られている。19は熱風出口
15に取り着けられた切替ダンパーであり、2つ
の分岐出口20,21を有し、モータ、ソレノイ
ド等の適宜の駆動手段によりその通路が切り替え
られる。そして、該分岐出口の一方20は還帰出
口とされており、還帰筒22によつて熱風発生機
2の熱風還帰口23へと接続されている。また、
もう一方の分岐出口21は機外排気口とされてお
り、該排気口21から出た熱風はそのまま、ある
いは、処理装置等を経て屋外へ排出される。 そして、24は熱風発生機2の外気取入口であ
り、本実施例では該取入口24にもダンパー25
が設けられている。 而して、切替ダンパー19の通路が還帰出口2
0側にされているときは、熱風発生機2の外気取
入口ダンパー24も閉じられており、熱風発生機
2から出た熱風26は粗揉機1の背後に配置され
ている熱風導27を通り、熱風吹込口13から揉
乾室16内に吹き込む。そして、回転する揉手
9,9,……によつて揉底に押圧揉捻され、また
浚手10,10,……によつて上方へ撹散されて
いる茶葉に接触し、該茶葉の水分を奪つてその温
度が低下した熱風26は熱風出口15、還気筒2
2、熱風還気口23と通り、再び熱風発生機2に
よつて加熱され前記の循環を繰り返す。この場
合、熱風発生機2のバーナ28は熱風発生機出口
29における熱風の温度が所定の値(工程の進行
状況により変わる……後述)になるようにバーナ
コントローラ(図示せず)で制御されている。 そして、このような熱風26循環のもとに茶葉
粗揉工程が進められ、工程進行中に於ける揉乾室
16内の雰囲気湿度及び茶葉の温度は、夫々雰囲
気湿度検出器17及び茶葉温度検出器7にて検出
され、その値が所定の限界値(工程の進行状況に
よつて変わる……後述)を超えた場合には切替ダ
ンパー19を操作して、その通路を機外排気口2
1側へ切り替え、また、熱風発生機2外気取入口
ダンパー24を開く。これにより、新しい空気3
0が熱風発生機2を経て揉乾室16内に吹き込ま
れ、機外排気口21からは水分を含んだ熱風2
6′が排出されていく。このようにして熱風の一
部又は全部を入れ替え揉乾室16内雰囲気湿度及
び茶葉温度が許容値まで下がると、切替ダンパー
19の通路は還帰出口20側へ切り替えられ、ま
た、熱風発生機外気取入口ダンパー24は閉鎖さ
れ、熱風26は再び粗揉機1と熱風発生機2との
間で循環を繰り返す。 なお、切替ダンパー19のダンパー板31を中
間位置に置く場合には、熱風の循環と機外排出と
が同時に行なわれるようになる。また、熱風発生
機外気取入口ダンパー25の開度を調節し、単位
時間あたりの外気30流入量(熱風入替量)を制
御することもできる。 次に製茶粗揉方法の発明について説明をする。 本発明製茶粗揉方法は、揉乾室内熱風を平時は
熱風発生機に還帰循還させておき、適時該熱風の
全部又は一部を新たな熱風と入れ替えて、揉乾室
内雰囲気湿度又は茶葉温度を所定の目標値に合わ
せつつ粗揉を行なうことを特徴とし、上述の製茶
粗揉機1を使用して本発明を実施する場合を例と
してその詳細を説明する。 先ず、製茶粗揉機1の投入口12を開け、前工
程に於いて蒸した茶葉を揉乾室16内へ投入す
る。そして、フアン32、バーナ28を起動し、
主軸8を駆動して製茶粗揉を開始する。 従来はこの製茶粗揉工程中、揉乾室16内に供
給された熱風を排気口(第1図c)から機外へそ
のまま放出していたのであるが、本発明では前述
のように揉乾室16と熱風発生機2との間で平時
は熱風を循環させておく。 そして、揉胴4底部に配置した茶葉温度検出器
7及び揉乾室16上部空間に配置された揉乾室雰
囲気湿度検出器17にて検出した茶葉温度及び雰
囲気湿度の一方又は双方をバロメータとして、こ
れらの値が所期の値に近づくように適時切替ダン
パー19を接作し、熱風発生機2から揉乾室16
内に新たな熱風を導入する。 茶葉温度及び/又は雰囲気湿度の管理目標値を
如何なるものにするかは一概には云えない。これ
は茶の品種、産地、天候、摘採時期等によつて茶
葉の質が変化するものであり、その仕上がりを見
なければ決定できない点が多いからである。 従つて、ここでは標準的粗揉工程において、発
明者らが好ましいと判断した茶葉温度等の管理目
標値及びその推移状態について第3図に従つて説
明する。 即ち、標準的粗揉工程は最初の10分間が葉打
ち、次の22分間が第1揉込、最後の8分間が第2
揉込工程とされており、合計40分間で当初約78%
であつた茶葉の含水率を約47%にまで減少させる
と共に茶葉の揉込を行なうものである。 従つて、茶葉を上乾きさせることなく含水率47
%前後まで乾燥させるにあたり、揉乾室16内の
雰囲気湿度をバロメータとする場合には、該雰囲
気湿度を茶葉の含水率よりも所定の値だけ低く保
つようにするのが良い。第3図において階段状に
下がつて行くグラフAはその目標値の推移を示す
ものである。尚グラフA′はその限界値を示す。 また、茶葉温度をバロメータとする場合には第
3図グラフBに示すように36℃を中心としたもの
にするのが良い。この場合粗揉開始後暫くは茶葉
表面等に付着した水分の蒸発が著しいので茶葉温
度は一時的に低下し、又、工程の最後では逆に茶
葉温度が上昇するという傾向がある。従つて、目
標値もこれを考慮して定めるのが良い。 なお、揉乾室16へ供給する熱風26の温度及
び流量は、気温、湿度等によつて修正する必要は
あるが、第3図に示すように葉打ち時は100℃で
70m3/分、第1揉込時90℃で50m3/分、第2揉込
時70℃で40m3/分とするのが一応の目安である。
この値は同図にカツコ書きで示した従来の方法の
場合に比べ一段と小さく、所要総エネルギー量が
著しく少なくなつていることがわかる。 以上、本願製茶粗揉方法に於ける揉乾室内雰囲
気湿度及び茶葉温度の管理目標値について説明を
したが、本願製茶粗揉方法を実施する場合には、
これらの一方をバロメータとして揉乾室16内の
熱風26を入れかえることとしても良く、あるい
は双方をバロメータとしても良い。 即ち、揉乾室16内の雰囲気湿度を雰囲気湿度
検出器17にて常時検出し、該湿度が所定の目標
値(時間と共に目標値も推移する)を超えた場合
にはダンパーモータ等の駆動手段を駆動して切替
ダンパー19を機外排気口21側へ切り替え、熱
風発生機2から新たな熱風26を送り込むことと
しても良く、あるいは、茶葉温度検出器7により
茶葉温度を検出し、該茶葉温度が所定の値を超え
た時点で同様の操作をして熱風26の入替を行な
つても良く、あるいは、揉乾室内湿度と茶葉温度
の双方を監視していずれかが所定の値を超えた時
点で同様の操作をして熱風の入替を行なつても良
い。 また、これら熱風26の入れ替えにあたつては
必らずして熱風の全部を入れ替える必要はなく、
揉乾室16内の湿度が所定の目標値に近づけられ
るならば一部を入れ替えることとしても良い。一
部の入れ替えを行なわせる手法としては、例えば
切替ダンパー19の通路を機外排気口21側にし
ておく時間を限定する、あるいは、切替ダンパー
19のダンパー板31の位置の中間にとどめてお
き入替と循環とが並行して行なわれるようにす
る、あるいは熱風発生機2外気取入口ダンパー2
4を絞ることなどが考えられる。 また、切替ダンパー19の通路を還帰出口20
側へ切り替える時機についてであるが、雰囲気湿
度検出器17、茶葉温度検出器7の応答性が良
く、熱風26入替中の湿度、茶葉温度の変化を敏
感に検出しうる場合には、これらの値が目標値に
達したところで切替ダンパー19の通路を還帰出
口20側へ切り替えれば良い。しかしながらこれ
ら検出器7,17の応答性が悪い場合にその示度
が目標値に達するまで切替ダンパー19の通路を
機外排気口21側にしていたのでは必要以上に揉
乾室16内熱風が入れ替つて、雰囲気湿度が下が
り過ぎ、エネルギー的にも無駄が生ずることにな
る。従つて、このような場合にはタイマー等を用
いて一定時間だけ切替ダンパー19の通路を機外
排気口21側にする等して入替風量を制限すると
良い。 以上本願製茶粗揉方法の発明の詳細を説明した
が、この方法の実施は操作者が各検出器を監視し
つつ手動操作で行ない得ること勿論であるが、所
謂マイクロコンピユータを用いて行なうこともで
きる。以下その一例を示す。なお、この例では雰
囲気湿度と茶葉温度の双方をバロメータとして用
いたが、これらのうち一方をバロメータとするも
のについてはこの例から容易に理解されうると考
える。 第4図にそのブロツクダイヤグラムを示す。図
中HSは揉乾室内雰囲気湿度検出器、TSは茶葉温
度検出器である。これら検出器HS,TSは湿度、
温度を数値として出力するもの、あるいは、所定
の湿度、温度を境にして接点がメーク、ブレーク
するもの、のいずれかの型式を用いる。CPUは
中央処理装置、ROMはリードオンリーメモリ、
RAMはランダムアクセスメモリー、DDMは切
替ダンパー19駆動機構を示し、モータ、ソレノ
イド等の適宜の駆動手段を使用する。 しかしてメモリーROMには第3図グラフAに
示すような揉乾室内雰囲気湿度の管理すべき推移
状態を示す目標値プログラム、及び、同図グラフ
Bに示すような茶葉温度の管理すべき推移状態を
示す目標値プログラム及び、次のような動作プロ
グラムが書き込まれ、これに従つて揉乾室16内
の熱風の入れ替えが行なわれる。 (イ) 揉乾室内湿度及び茶葉温度をRAMへ読み込
む (ロ) 当該時点の揉乾室内湿度の目標値及び茶葉温
度の目標値をROMから読み出す (ハ) (イ)の湿度及び温度を(ロ)の夫々の目標値と比較
する (ニ) (イ)の湿度及び温度がいずれも夫々の目標値よ
り低いときは(イ)のステツプへ戻る (ホ) (イ)の湿度又は温度が夫々の目標値より高いと
きは揉乾室内熱風の入れ替えを行なうための機
構DDMに対し動作指令を出す (ヘ) 揉乾室内雰囲気湿度及び茶葉温度をROMに
読み込む (ト) (ヘ)の湿度及び温度を(ロ)の夫々の目標値と比較
する (チ) (ヘ)の湿度又は温度が夫々目標値より高いとき
は(ヘ)のステツプへ戻る (リ) (ヘ)の湿度及び温度がいずれも夫々の目標値よ
り低いときは(ホ)の機構DDMに対し動作解除指
令を出す (ヌ) (イ)のステツプへ戻る このようにして本願製茶粗揉方法の発明は所謂
マイクロコンピユータを使用して実施することも
できる。 最後にこのような製茶粗揉を行なうための製茶
粗揉機制御回路について説明する 第5図に該回路を示す。図中Chは第2図の揉
乾室16内上部に配置された雰囲気湿度検出器1
7のコンタクトであり、雰囲気湿度が所定の値よ
り低いときは該コンタクトChは接点lに、また
高いときは該コンタクトChは接点hに接する。
同様にCtは揉胴4の底部に配置された茶葉温度
検出器7のコンタクトであり、茶葉温度が所定の
温度より低いときは該コンタクトCtは接点lに、
また、茶葉温度が所定の値より高いときは接点h
に、接する。X1は第1のリレーであり、前記雰
囲気湿度検出器17の接点hに接続されている。
同様に第2のリレーX2は雰囲気湿度検出器17
の接点lに、第3のリレーX3は茶葉温度検出器
7の接点hに、そして、第4のリレーX4は茶葉
温度検出器7の接点lに夫々接続されている。
X4aは第4のリレーX4おメーク接点、X3bは第3
のリレーX3のブレーク接点、X2aは第2のリレー
X2のメーク接点、X3aは第3のリレーX3のメー
ク接点、X4bは第4のリレーX4のブレーク接点、
そして、X1aは第1のリレーX1のメーク接点であ
る。DMSは切替ダンパー19を駆動するとダン
パーモーターである。そして接点X3bと、X2aと
が直列に接続され、これに接点X4aが並列に接続
され、これらがダンパーモータDMSの切替ダン
パー19の通路が還帰出口20側となる方向へ該
モータが回転する側の端子cに接続されている。
また、接点X4bとX1bとが直列に接続され、これ
に接点X3aが並列に接続され、これらがダンパー
モータDMSの切替ダンパー19の通路が機外排
気口21側となる方向へ該モータが回転する側の
端子eに接続されている。 しかして、この回転の動作は次表のようにな
る。例えば、条件Bとして示すように、茶葉温度
が限
関する。本発明の目的は、第1に著しく少ない熱
風の供給量で粗揉操作を行なうことができるよう
にし熱風発生に必要な重油やガスの量を少なくし
て所謂省エネルギーを図ることにあり、第2に粗
揉操作を従来の単なる熱風乾燥方式から高湿高温
的な方式にすることによつてより高い品質の茶を
得ることにある。 製茶粗揉工程は、前工程で蒸した茶葉を揉室内
で揉圧し或いは撹散しながら茶葉含有残留水分が
約50%になるまで熱風で徐々に乾燥させる意義を
ものものであり、操作中、葉温を36〜37℃前後に
保持しつつ上乾させることなく、しかもできるだ
け恒率的乾燥を行なわせることが重要なポイント
であつて、これらを誤ると葉色の黄変、細粉化、
青臭み或いはムレ香の発生等々の品質劣化を招来
することになるわけである。 ところで、従来の粗揉操作は第1図に示すよう
な粗揉機aを使用して行なわれていた。即ち、従
来の粗揉機aは揉乾室bの上面(天井)全体が排
気口cとして開放されており、揉乾室b後壁に形
成されている吹込口dから吹き込まれた熱風e
は、揉乾室b内で茶葉と接触し茶葉の水分を奪つ
た後、前記排気口cからそのまま機外へ放出され
るようになつている。従つて熱風発生機からは
常に大量の乾燥熱風eが供給されており、例えば
揉乾室bの容積が3m3(公称120K型粗揉機)の
ものの標準的使用法では、熱風eは、第3図にカ
ツコ書きで示すように、当初は110℃のものを180
m3/分の割合で、また工程の終りでも80℃のもの
を110m3/分の割合で供給する。 しかし、このように大量の熱風eを不断に揉乾
室bへ供給しても、その熱風eが全て茶葉乾燥の
為に無駄なく作用している訳ではない。例えば、
上記120K型粗揉機に150Kgの茶葉を投入し、40分
間で茶葉含水率を約78%から47%に減ずるという
粗揉操作を行なつて、その際の熱風発生機の重油
消費量から求めた供給熱量と、実際に水分を蒸発
させるために作用した熱量、即ち、減少した水分
量に単位量あたりの水の蒸発熱を掛けたもの、と
を比較してみると、茶葉を乾燥させるために有効
に作用した熱量は供給熱風の熱量の約35%となつ
ている。この実験値を見れば従来の方法における
熱効率が如何に悪いか、即ちエネルギー的に無駄
が多いかは明らかであろう。 また、このエネルギー浪費の問題とは別に、上
記した従来方法による乾燥は普通の「熱風乾燥」
と呼ばれるものであり、当然に熱風eの量は多け
れば多いほど良く乾燥するものであつて、これが
結局茶葉表面のみの乾燥を著るしく促進し、所謂
「上乾き」という現象を招き、葉面硬化を生じ、
葉内部への熱風熱の不良導体となり、葉内部水分
の拡散と表面からの蒸散を妨げて葉温を異常に上
昇させてしまうことになり、粉化、黄変、ムレ等
の前記した諸欠点を生じ易い乾燥方法であつた。 従来はこれらの点を看過していたわけである
が、本願の発明者らは幾つかの実験を試みた末に
叙上の弊害に着目し、揉乾室b内の熱風の排出を
ある程度抑制しつつ、いうなれば揉乾室b内を高
湿としそしてある程度高温に保ちながら粗揉操作
する利点を見い出し、併せて必要熱風量の著しい
低減、即ち、省エネルギー化を目的として本願各
発明をなすに至つたものである。 以下、本願各発明の詳細を説明する。 先ず製茶粗揉機の発明は、熱風吹込口と熱風出
口とを除き運転中略閉鎖空間となるように揉乾室
を形成し、熱風出口には排気の行先を機外と熱風
発生機とに切り替える切替ダンパーを設置し、揉
乾室上部空間には雰囲気湿度検出器を、また、揉
乾室揉底には茶葉温度検出器を、夫々配置したこ
とを特徴とし、第2図にその実施例を示す。 図中1は製茶粗揉機、2は熱風発生機である。
3は製茶粗揉機のフレームであり、該フレーム3
上には揉胴4と主軸駆動部5が載置されている。
揉胴4は両端が閉塞された樋状をなし、前面側下
部に粗揉終了後の茶葉を採り出すための開閉自在
の取出口6が、また、揉底に茶葉温度検出器7が
配置されている。揉胴4中央には前記駆動部5に
よつて駆動される主軸8が貫通されており、該軸
8には多数の揉手9,9,……と浚手10,1
0,……とが突設されている。11は揉胴4に連
設された撹散室であり、前面には蒸した茶葉を投
入するための開閉自在の投入口12が設けられ、
また、後面には熱風吹込口13が開成されてい
る。14は撹散室11上部開口部を覆うフードで
あり、その中央に熱風出口15が開成されてい
る。そして、該フード14と撹散室11と揉胴4
とによつて揉乾室16が構成され、該揉乾室16
は熱風吹込口13と熱風出口15とを除き、運転
中は略閉鎖空間となるようにされている。そして
該揉乾室16内上部空間には雰囲気湿度検出器1
7が配置され、また撹散室11とフード14との
境には金網18が張られている。19は熱風出口
15に取り着けられた切替ダンパーであり、2つ
の分岐出口20,21を有し、モータ、ソレノイ
ド等の適宜の駆動手段によりその通路が切り替え
られる。そして、該分岐出口の一方20は還帰出
口とされており、還帰筒22によつて熱風発生機
2の熱風還帰口23へと接続されている。また、
もう一方の分岐出口21は機外排気口とされてお
り、該排気口21から出た熱風はそのまま、ある
いは、処理装置等を経て屋外へ排出される。 そして、24は熱風発生機2の外気取入口であ
り、本実施例では該取入口24にもダンパー25
が設けられている。 而して、切替ダンパー19の通路が還帰出口2
0側にされているときは、熱風発生機2の外気取
入口ダンパー24も閉じられており、熱風発生機
2から出た熱風26は粗揉機1の背後に配置され
ている熱風導27を通り、熱風吹込口13から揉
乾室16内に吹き込む。そして、回転する揉手
9,9,……によつて揉底に押圧揉捻され、また
浚手10,10,……によつて上方へ撹散されて
いる茶葉に接触し、該茶葉の水分を奪つてその温
度が低下した熱風26は熱風出口15、還気筒2
2、熱風還気口23と通り、再び熱風発生機2に
よつて加熱され前記の循環を繰り返す。この場
合、熱風発生機2のバーナ28は熱風発生機出口
29における熱風の温度が所定の値(工程の進行
状況により変わる……後述)になるようにバーナ
コントローラ(図示せず)で制御されている。 そして、このような熱風26循環のもとに茶葉
粗揉工程が進められ、工程進行中に於ける揉乾室
16内の雰囲気湿度及び茶葉の温度は、夫々雰囲
気湿度検出器17及び茶葉温度検出器7にて検出
され、その値が所定の限界値(工程の進行状況に
よつて変わる……後述)を超えた場合には切替ダ
ンパー19を操作して、その通路を機外排気口2
1側へ切り替え、また、熱風発生機2外気取入口
ダンパー24を開く。これにより、新しい空気3
0が熱風発生機2を経て揉乾室16内に吹き込ま
れ、機外排気口21からは水分を含んだ熱風2
6′が排出されていく。このようにして熱風の一
部又は全部を入れ替え揉乾室16内雰囲気湿度及
び茶葉温度が許容値まで下がると、切替ダンパー
19の通路は還帰出口20側へ切り替えられ、ま
た、熱風発生機外気取入口ダンパー24は閉鎖さ
れ、熱風26は再び粗揉機1と熱風発生機2との
間で循環を繰り返す。 なお、切替ダンパー19のダンパー板31を中
間位置に置く場合には、熱風の循環と機外排出と
が同時に行なわれるようになる。また、熱風発生
機外気取入口ダンパー25の開度を調節し、単位
時間あたりの外気30流入量(熱風入替量)を制
御することもできる。 次に製茶粗揉方法の発明について説明をする。 本発明製茶粗揉方法は、揉乾室内熱風を平時は
熱風発生機に還帰循還させておき、適時該熱風の
全部又は一部を新たな熱風と入れ替えて、揉乾室
内雰囲気湿度又は茶葉温度を所定の目標値に合わ
せつつ粗揉を行なうことを特徴とし、上述の製茶
粗揉機1を使用して本発明を実施する場合を例と
してその詳細を説明する。 先ず、製茶粗揉機1の投入口12を開け、前工
程に於いて蒸した茶葉を揉乾室16内へ投入す
る。そして、フアン32、バーナ28を起動し、
主軸8を駆動して製茶粗揉を開始する。 従来はこの製茶粗揉工程中、揉乾室16内に供
給された熱風を排気口(第1図c)から機外へそ
のまま放出していたのであるが、本発明では前述
のように揉乾室16と熱風発生機2との間で平時
は熱風を循環させておく。 そして、揉胴4底部に配置した茶葉温度検出器
7及び揉乾室16上部空間に配置された揉乾室雰
囲気湿度検出器17にて検出した茶葉温度及び雰
囲気湿度の一方又は双方をバロメータとして、こ
れらの値が所期の値に近づくように適時切替ダン
パー19を接作し、熱風発生機2から揉乾室16
内に新たな熱風を導入する。 茶葉温度及び/又は雰囲気湿度の管理目標値を
如何なるものにするかは一概には云えない。これ
は茶の品種、産地、天候、摘採時期等によつて茶
葉の質が変化するものであり、その仕上がりを見
なければ決定できない点が多いからである。 従つて、ここでは標準的粗揉工程において、発
明者らが好ましいと判断した茶葉温度等の管理目
標値及びその推移状態について第3図に従つて説
明する。 即ち、標準的粗揉工程は最初の10分間が葉打
ち、次の22分間が第1揉込、最後の8分間が第2
揉込工程とされており、合計40分間で当初約78%
であつた茶葉の含水率を約47%にまで減少させる
と共に茶葉の揉込を行なうものである。 従つて、茶葉を上乾きさせることなく含水率47
%前後まで乾燥させるにあたり、揉乾室16内の
雰囲気湿度をバロメータとする場合には、該雰囲
気湿度を茶葉の含水率よりも所定の値だけ低く保
つようにするのが良い。第3図において階段状に
下がつて行くグラフAはその目標値の推移を示す
ものである。尚グラフA′はその限界値を示す。 また、茶葉温度をバロメータとする場合には第
3図グラフBに示すように36℃を中心としたもの
にするのが良い。この場合粗揉開始後暫くは茶葉
表面等に付着した水分の蒸発が著しいので茶葉温
度は一時的に低下し、又、工程の最後では逆に茶
葉温度が上昇するという傾向がある。従つて、目
標値もこれを考慮して定めるのが良い。 なお、揉乾室16へ供給する熱風26の温度及
び流量は、気温、湿度等によつて修正する必要は
あるが、第3図に示すように葉打ち時は100℃で
70m3/分、第1揉込時90℃で50m3/分、第2揉込
時70℃で40m3/分とするのが一応の目安である。
この値は同図にカツコ書きで示した従来の方法の
場合に比べ一段と小さく、所要総エネルギー量が
著しく少なくなつていることがわかる。 以上、本願製茶粗揉方法に於ける揉乾室内雰囲
気湿度及び茶葉温度の管理目標値について説明を
したが、本願製茶粗揉方法を実施する場合には、
これらの一方をバロメータとして揉乾室16内の
熱風26を入れかえることとしても良く、あるい
は双方をバロメータとしても良い。 即ち、揉乾室16内の雰囲気湿度を雰囲気湿度
検出器17にて常時検出し、該湿度が所定の目標
値(時間と共に目標値も推移する)を超えた場合
にはダンパーモータ等の駆動手段を駆動して切替
ダンパー19を機外排気口21側へ切り替え、熱
風発生機2から新たな熱風26を送り込むことと
しても良く、あるいは、茶葉温度検出器7により
茶葉温度を検出し、該茶葉温度が所定の値を超え
た時点で同様の操作をして熱風26の入替を行な
つても良く、あるいは、揉乾室内湿度と茶葉温度
の双方を監視していずれかが所定の値を超えた時
点で同様の操作をして熱風の入替を行なつても良
い。 また、これら熱風26の入れ替えにあたつては
必らずして熱風の全部を入れ替える必要はなく、
揉乾室16内の湿度が所定の目標値に近づけられ
るならば一部を入れ替えることとしても良い。一
部の入れ替えを行なわせる手法としては、例えば
切替ダンパー19の通路を機外排気口21側にし
ておく時間を限定する、あるいは、切替ダンパー
19のダンパー板31の位置の中間にとどめてお
き入替と循環とが並行して行なわれるようにす
る、あるいは熱風発生機2外気取入口ダンパー2
4を絞ることなどが考えられる。 また、切替ダンパー19の通路を還帰出口20
側へ切り替える時機についてであるが、雰囲気湿
度検出器17、茶葉温度検出器7の応答性が良
く、熱風26入替中の湿度、茶葉温度の変化を敏
感に検出しうる場合には、これらの値が目標値に
達したところで切替ダンパー19の通路を還帰出
口20側へ切り替えれば良い。しかしながらこれ
ら検出器7,17の応答性が悪い場合にその示度
が目標値に達するまで切替ダンパー19の通路を
機外排気口21側にしていたのでは必要以上に揉
乾室16内熱風が入れ替つて、雰囲気湿度が下が
り過ぎ、エネルギー的にも無駄が生ずることにな
る。従つて、このような場合にはタイマー等を用
いて一定時間だけ切替ダンパー19の通路を機外
排気口21側にする等して入替風量を制限すると
良い。 以上本願製茶粗揉方法の発明の詳細を説明した
が、この方法の実施は操作者が各検出器を監視し
つつ手動操作で行ない得ること勿論であるが、所
謂マイクロコンピユータを用いて行なうこともで
きる。以下その一例を示す。なお、この例では雰
囲気湿度と茶葉温度の双方をバロメータとして用
いたが、これらのうち一方をバロメータとするも
のについてはこの例から容易に理解されうると考
える。 第4図にそのブロツクダイヤグラムを示す。図
中HSは揉乾室内雰囲気湿度検出器、TSは茶葉温
度検出器である。これら検出器HS,TSは湿度、
温度を数値として出力するもの、あるいは、所定
の湿度、温度を境にして接点がメーク、ブレーク
するもの、のいずれかの型式を用いる。CPUは
中央処理装置、ROMはリードオンリーメモリ、
RAMはランダムアクセスメモリー、DDMは切
替ダンパー19駆動機構を示し、モータ、ソレノ
イド等の適宜の駆動手段を使用する。 しかしてメモリーROMには第3図グラフAに
示すような揉乾室内雰囲気湿度の管理すべき推移
状態を示す目標値プログラム、及び、同図グラフ
Bに示すような茶葉温度の管理すべき推移状態を
示す目標値プログラム及び、次のような動作プロ
グラムが書き込まれ、これに従つて揉乾室16内
の熱風の入れ替えが行なわれる。 (イ) 揉乾室内湿度及び茶葉温度をRAMへ読み込
む (ロ) 当該時点の揉乾室内湿度の目標値及び茶葉温
度の目標値をROMから読み出す (ハ) (イ)の湿度及び温度を(ロ)の夫々の目標値と比較
する (ニ) (イ)の湿度及び温度がいずれも夫々の目標値よ
り低いときは(イ)のステツプへ戻る (ホ) (イ)の湿度又は温度が夫々の目標値より高いと
きは揉乾室内熱風の入れ替えを行なうための機
構DDMに対し動作指令を出す (ヘ) 揉乾室内雰囲気湿度及び茶葉温度をROMに
読み込む (ト) (ヘ)の湿度及び温度を(ロ)の夫々の目標値と比較
する (チ) (ヘ)の湿度又は温度が夫々目標値より高いとき
は(ヘ)のステツプへ戻る (リ) (ヘ)の湿度及び温度がいずれも夫々の目標値よ
り低いときは(ホ)の機構DDMに対し動作解除指
令を出す (ヌ) (イ)のステツプへ戻る このようにして本願製茶粗揉方法の発明は所謂
マイクロコンピユータを使用して実施することも
できる。 最後にこのような製茶粗揉を行なうための製茶
粗揉機制御回路について説明する 第5図に該回路を示す。図中Chは第2図の揉
乾室16内上部に配置された雰囲気湿度検出器1
7のコンタクトであり、雰囲気湿度が所定の値よ
り低いときは該コンタクトChは接点lに、また
高いときは該コンタクトChは接点hに接する。
同様にCtは揉胴4の底部に配置された茶葉温度
検出器7のコンタクトであり、茶葉温度が所定の
温度より低いときは該コンタクトCtは接点lに、
また、茶葉温度が所定の値より高いときは接点h
に、接する。X1は第1のリレーであり、前記雰
囲気湿度検出器17の接点hに接続されている。
同様に第2のリレーX2は雰囲気湿度検出器17
の接点lに、第3のリレーX3は茶葉温度検出器
7の接点hに、そして、第4のリレーX4は茶葉
温度検出器7の接点lに夫々接続されている。
X4aは第4のリレーX4おメーク接点、X3bは第3
のリレーX3のブレーク接点、X2aは第2のリレー
X2のメーク接点、X3aは第3のリレーX3のメー
ク接点、X4bは第4のリレーX4のブレーク接点、
そして、X1aは第1のリレーX1のメーク接点であ
る。DMSは切替ダンパー19を駆動するとダン
パーモーターである。そして接点X3bと、X2aと
が直列に接続され、これに接点X4aが並列に接続
され、これらがダンパーモータDMSの切替ダン
パー19の通路が還帰出口20側となる方向へ該
モータが回転する側の端子cに接続されている。
また、接点X4bとX1bとが直列に接続され、これ
に接点X3aが並列に接続され、これらがダンパー
モータDMSの切替ダンパー19の通路が機外排
気口21側となる方向へ該モータが回転する側の
端子eに接続されている。 しかして、この回転の動作は次表のようにな
る。例えば、条件Bとして示すように、茶葉温度
が限
【表】
界を超過し、揉乾室内雰囲気湿度が限界を超えて
いなければ第1のリレーX1OFF、第2のリレー
X2ON、第3のリレーX3ON、第4のリレー
X4OFF、従つて接点X3aが閉じ、ダンパーモー
タDMSは切替ダンパー19の通路が機外排気口
21側となる方向に回転する。 なお、茶葉温度は所定の限界値を超えることは
好ましくないが、雰囲気湿度が限界値を多少超え
たとしてもそのことが直接茶の品質に悪影響を及
ぼすとは限らない。そこでこの製茶粗揉機製御回
路では上記表の条件B,Cに示すように、茶葉温
度が限界値を超えたときは必らず切替ダンパー1
9の通路を機外排気口21側にして揉乾室16内
熱風26の入れ替えを行なうが、茶葉温度が限界
値を超えていなければ、揉乾室雰囲気湿度が限界
値を超えても切替ダンパー19の通路は環帰出口
20側になつているようにし、よりエネルギーが
節約されるようにしている。 尚、前述の製茶粗揉機の発明の実施例における
ように熱風発生機2の外気取入口24に取入口ダ
ンパー25を設置し、該ダンパー25を切替ダン
パー19と連動させるようにしても良い。この場
合は第5図において破線で示すように外気取入口
ダンパー駆動モータDMIを切替ダンパー駆動モ
ータDMSと並列に接続する。なお、ダンパー駆
動モータDMSの端子cは閉鎖側端子、oは開放
側を示す。 以上に記載したように本願各発明においては揉
乾室内熱風を平時は熱風発生機に還帰循環させて
おき、適時該熱風の全部又は一部新たな熱風と入
れ替えて揉乾室内雰囲気湿度又は茶葉温度を所定
の目標値に合わせつつ粗揉を行なうようにしてい
るので、本願発明によれば従来の粗揉のように熱
風が茶葉乾燥に有効に活用されぬまま機外へ排出
されるというようなエネルギーの無駄がなく、ま
た、徒らに乾燥熱風を吹きつけることにより茶葉
に上乾き等が生ずるということもなくなつてより
高品質の茶を得ることができるようになる。そし
て又、熱風を熱風発生機に還帰循環させることに
より、揉乾室内熱風の温度をより正確に制御する
ことが可能となる。
いなければ第1のリレーX1OFF、第2のリレー
X2ON、第3のリレーX3ON、第4のリレー
X4OFF、従つて接点X3aが閉じ、ダンパーモー
タDMSは切替ダンパー19の通路が機外排気口
21側となる方向に回転する。 なお、茶葉温度は所定の限界値を超えることは
好ましくないが、雰囲気湿度が限界値を多少超え
たとしてもそのことが直接茶の品質に悪影響を及
ぼすとは限らない。そこでこの製茶粗揉機製御回
路では上記表の条件B,Cに示すように、茶葉温
度が限界値を超えたときは必らず切替ダンパー1
9の通路を機外排気口21側にして揉乾室16内
熱風26の入れ替えを行なうが、茶葉温度が限界
値を超えていなければ、揉乾室雰囲気湿度が限界
値を超えても切替ダンパー19の通路は環帰出口
20側になつているようにし、よりエネルギーが
節約されるようにしている。 尚、前述の製茶粗揉機の発明の実施例における
ように熱風発生機2の外気取入口24に取入口ダ
ンパー25を設置し、該ダンパー25を切替ダン
パー19と連動させるようにしても良い。この場
合は第5図において破線で示すように外気取入口
ダンパー駆動モータDMIを切替ダンパー駆動モ
ータDMSと並列に接続する。なお、ダンパー駆
動モータDMSの端子cは閉鎖側端子、oは開放
側を示す。 以上に記載したように本願各発明においては揉
乾室内熱風を平時は熱風発生機に還帰循環させて
おき、適時該熱風の全部又は一部新たな熱風と入
れ替えて揉乾室内雰囲気湿度又は茶葉温度を所定
の目標値に合わせつつ粗揉を行なうようにしてい
るので、本願発明によれば従来の粗揉のように熱
風が茶葉乾燥に有効に活用されぬまま機外へ排出
されるというようなエネルギーの無駄がなく、ま
た、徒らに乾燥熱風を吹きつけることにより茶葉
に上乾き等が生ずるということもなくなつてより
高品質の茶を得ることができるようになる。そし
て又、熱風を熱風発生機に還帰循環させることに
より、揉乾室内熱風の温度をより正確に制御する
ことが可能となる。
第1図は従来の製茶粗揉機の一例を示す一部切
欠正面図、第2図は本発明製茶粗揉機の実施の一
例を示す一部切欠正面図、第3図は製茶粗揉工程
における雰囲気湿度及び茶葉温度の管理目標値、
供給する熱風の温度、流量の推移状態を示す図、
第4図は本発明製茶粗揉方法を実施するための所
謂マイクロコンピユータのブロツク図、第5図は
本発明製茶粗揉方法を実施するための製茶粗揉機
制御回路の実施の一例を示す回路図である。 符号の説明、1……製茶粗揉機、2……熱風発
生機、7……茶葉温度検出器、13……熱風吹込
口、15……熱風出口、16……揉乾室、17…
…雰囲気湿度検出器、19……切替ダンパー、2
0……還帰出口、21……機外排気口、26……
熱風。
欠正面図、第2図は本発明製茶粗揉機の実施の一
例を示す一部切欠正面図、第3図は製茶粗揉工程
における雰囲気湿度及び茶葉温度の管理目標値、
供給する熱風の温度、流量の推移状態を示す図、
第4図は本発明製茶粗揉方法を実施するための所
謂マイクロコンピユータのブロツク図、第5図は
本発明製茶粗揉方法を実施するための製茶粗揉機
制御回路の実施の一例を示す回路図である。 符号の説明、1……製茶粗揉機、2……熱風発
生機、7……茶葉温度検出器、13……熱風吹込
口、15……熱風出口、16……揉乾室、17…
…雰囲気湿度検出器、19……切替ダンパー、2
0……還帰出口、21……機外排気口、26……
熱風。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 揉乾室内熱風を平時は熱風発生機に還帰循環
させておき、適時該熱風の全部又は一部を新たな
熱風と入れ替えて、揉乾室内雰囲気湿度又は茶葉
温度を所定の目標値に合わせつつ粗揉を行なうこ
とを特徴とする製茶粗揉方法。 2 揉乾室内雰囲気湿度が所定の限界値を超えた
時点で、揉乾室内熱風の入れ替えを行なうことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製茶粗揉
方法。 3 茶葉温度が所定の限界値を超えた時点で、揉
乾室内熱風の入れ替えを行なうことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の製茶粗揉方法。 4 揉乾室内雰囲気湿度又は茶葉温度のいずれか
が所定の限界値を超えた時点で、揉乾室内熱風の
入れ替えを行なうことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の製茶粗揉方法。 5 揉乾室内雰囲気湿度の管理すべき推移状態を
示すところの目標値プログラムを予め計算機に記
憶させておき、下記のステツプで揉乾室内熱風の
入れ替えを行なうことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の製茶粗揉方法。 (イ) 揉乾室内雰囲気湿度を読み込む (ロ) 当該時点の目標値を読み出す (ハ) (イ)の湿度を(ロ)の目標値と比較する (ニ) (イ)の湿度が(ロ)の目標値より低いときは(イ)の
ス
テツプへ戻る (ホ) (イ)の湿度が(ロ)の目標値より高いときは揉乾室
内熱風の入れ替えを行なうための機構に対して
動作指令を出す (ヘ) 揉乾室内雰囲気湿度を読み取る (ト) (ヘ)の湿度を(ロ)の目標値と比較する (チ) (ヘ)の湿度が(ロ)の目標値より高いときは(ヘ)の
ス
テツプへ戻る (リ) (ヘ)の湿度が(ロ)の目標値より低いときは(ホ)の
機
構に対し動作解除指令を出す (ヌ) (イ)のステツプへ戻る。 6 茶葉温度の管理すべき推移状態を示すころの
目標値プログラムを予め計算機に記憶させてお
き、下記のステツプで揉乾室内熱風の入れ替えを
行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の製茶粗揉方法。 (イ) 茶葉温度を読み込む (ロ) 当該時点の目標値を読み出す (ハ) (イ)の温度を(ロ)の目標値と比較する (ニ) (イ)の温度が(ロ)の目標値より低いときは(イ)ス
テ
ツプへ戻る (ホ) (イ)の温度が(ロ)の目標値より高いときは揉乾室
内熱風の入れ替えを行なうための機構に対し動
作指令を出す (ヘ) 茶葉温度を読み取る (ト) (ヘ)の温度を(ロ)の目標値と比較する (チ) (ヘ)の温度が(ロ)の目標値より高いときは(ヘ)の
ス
テツプへ戻る (リ) (ヘ)の温度が(ロ)の目標値より低いときは(ホ)の
機
構に対し動作解除指令を出す。 7 揉乾室内雰囲気湿度の管理すべき推移状態を
示すところの目標値プログラム及び茶葉温度の管
理すべき推移状態を示すところの目標値プログラ
ムを予め計算機に記憶させておき、下記のステツ
プで揉乾室内熱風の入れ替えを行なうことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の製茶粗揉方
法。 (イ) 揉乾室内雰囲気湿度及び茶葉温度を読み込む (ロ) 当該時点の揉乾室内雰囲気湿度の目標値及び
茶葉温度の目標値を読み出す (ハ) (イ)の湿度及び温度を(ロ)の夫々の目標値と比較
する (ニ) (イ)の湿度及び温度がいずれも夫々の目標値よ
り低いときは(イ)のステツプへ戻る (ホ) (イ)の湿度又は温度が夫々の目標値より高いと
きは揉乾室内熱風の入れ替えを行なうための機
構に対し動作指令を出す (ヘ) 揉乾室内雰囲気湿度及び茶葉温度を読み込む (ト) (ヘ)の湿度及び温度を(ロ)の夫々の目標値と比較
する (チ) (ヘ)の湿度又は温度が夫々の目標値より高いと
きは(ヘ)のステツプへ戻る (リ) (ヘ)の湿度及び温度がいずれも夫々の目標値よ
り低いときは(ホ)の機構に対し動作解除指令を出
す (ヌ) (イ)のステツプへ戻る。 8 熱風吹込口と熱風出口とを除き運転中略閉鎖
空間となるように揉乾室を形成し、熱風出口には
排気の行先を機外と熱風発生機とに切り替える切
替ダンパーを設置し、揉乾室上部空間には雰囲気
湿度検出器を、また、揉乾室揉底には茶葉温度検
出器を、夫々配置したことを特徴とする製茶粗揉
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11528180A JPH0229305B2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Seichasojuhohooyobiseichaaramomiki |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11528180A JPH0229305B2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Seichasojuhohooyobiseichaaramomiki |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5739738A JPS5739738A (en) | 1982-03-05 |
| JPH0229305B2 true JPH0229305B2 (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=14658770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11528180A Expired - Lifetime JPH0229305B2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Seichasojuhohooyobiseichaaramomiki |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0229305B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3001137U (ja) * | 1994-02-17 | 1994-08-23 | 株式会社内外 | 管継手 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106643029B (zh) * | 2016-12-16 | 2019-01-29 | 重庆市玉琳茶业有限责任公司 | 茶叶脱水装置 |
| CN111141116A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-05-12 | 靖州飞山茶业有限公司 | 一种茶叶加工用管道式循环气流干燥装置 |
-
1980
- 1980-08-21 JP JP11528180A patent/JPH0229305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3001137U (ja) * | 1994-02-17 | 1994-08-23 | 株式会社内外 | 管継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5739738A (en) | 1982-03-05 |
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