JPH02294698A - 楽音合成装置 - Google Patents

楽音合成装置

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JPH02294698A
JPH02294698A JP1116890A JP11689089A JPH02294698A JP H02294698 A JPH02294698 A JP H02294698A JP 1116890 A JP1116890 A JP 1116890A JP 11689089 A JP11689089 A JP 11689089A JP H02294698 A JPH02294698 A JP H02294698A
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英之 増田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は、特に、電子管楽器、電子弦楽器および残響
付加装置に用いて好適な楽音合成装置に関する。 「従来の技術」 自然楽器を発音メカニズムをシミュレートすることによ
り得られたモデルを動作させ、これにより、自然楽器の
楽音を合成する方法が知られている。この種の技術は、
例えば特開昭63−40199号公報に開示されている
。以下、管楽器を例に、その発音メカニズムのモデルを
説明し、次いで、このモデルを用いた楽音合成装置につ
いて説明する。 第7図はクラリネット、サクソフォーン等の管楽器の概
略構成を示したらのである。同図において、1は管楽器
の共鳴管(管部)、2はリート、′rト■は共鳴管lに
形成された音高操作用のトーンポール(音孔)を示す。 この構成において、吹奏者がリード2に呼気2Aを吹き
込むと、その呼気圧PAおよび自身の弾性特性によりリ
ード2が振動する(矢印2S)。この結果、リード2の
管内側に空気の圧力波(粗密波)が発生し、これが進行
圧力波Fとなって共鳴官1の終端部IEに向かって送出
される。そして、進行圧力波Fは共鳴管1内の各所およ
び終端部IEにおいて反射され、反射圧力波Rとなって
りード2に戻り、リード2は反射圧力波Rからの圧力P
Rを受ける。従って、吹奏中、リード2が受ける全圧力
■〕は、反射圧力波Rの圧力をPRとすると、 P=PA−PR  ・・・・・・(+)となり、結局、
リード2は自身の弾性特性と上記圧力Pとにより非線形
振動する。そして、り−1・2の振動と共鳴711内の
圧力波FおよびRの往復運動とが共振状態となることに
より楽音が発生される。 この時の共振同波敗は、共鳴管Iに形成されたトーンホ
ールT Hを開閉操作により切り換えられる。すなわち
、トーンポールT I−1の開閉操作が行われると、そ
れに伴ってトーンポールT I近傍における圧力波の流
れが変化し、共鳴管1における実効的な気往の長さが変
化することによって共振周波数の切換がなされる。 第8図は上述したような管楽器の発音メカニズムをノミ
ュレートすることにより得られた楽音合成装置の構成を
示したものである。同図において、Iはリ一ド2に加わ
る全圧力Pとこの時リード2によって発生される空気圧
力波の大きさとの関係を表す非線形関数の記憶されたR
OM(リードオンリメモリ)、12は共鳴管2をシミュ
レートした共振回路、13は加算器である。ここで、加
算器13では、呼気圧PAに相当するデータV Aと共
振回路12からの出力データPRとに基づいて行う上記
式(1)の圧力演算が行われてリートに加わる全圧力P
に相当するデータが求められ、このデータがアドレスデ
ータとしてROMl+に供給される。そして、ROMI
1からリード2によって発生される空気圧力波に相当す
るデータが出力される。そして、ROMIIの出力デー
タが、共振回路12に入力されるようになっていろ。 共振回路I2において、B D ,.B D ,,・・
・は、共鳴管l内を伝播する空気圧力波の伝送遅延をノ
ミュレートした双方向伝送回路である。また、各双方.
向伝送回路B D .,13 D ,,・・において、
DF’,XDF,、・・・は進行波信号の伝送用の遅延
回路、DRDR!、・・・は反射波信号の伝送用の遅延
回路であり、各々所定の周期のクロックによって駆動さ
れる伝送データのビット数に対応した個数のフリップフ
ロップによって構成される。なお、第8図において、n
l+nf等はフリップフロツプの段数(遅延段数)を示
す。TRMは共鳴管1の終端部IE(第6図)における
圧力波の反射をシミュレートした終端回路である。ここ
で、終端回路TRMは、反射に伴う音響損失をシミュレ
ートしたローバスフィルタMLと、同じく反射に伴って
生じる入力信号の位相反転をノミュレートした反転回路
1vとからなる。なお、この反転回路
【Vは、終端部I
ICが開口端の場合のみ必要であり、閉口端の場合は不
要である。 JtJ+はジャンクンヨンであり、トーンポールT H
近傍における圧力波の散乱をシミュレート4?−ろらの
である。ここで、M + . M tは乗算器、A,,
A tは減算器、Ajは加′I$器を示す。加算器Aj
には、双方向伝送回路BD.からの進行波データが乗算
器M ,によって係散atが乗じられて人力されると共
に、双方向伝送回路BD,からの反射波データが乗算器
M,によって係数a,が乗じられて人力され、各乗算結
果の加算が行われる。なお、これらの係数alおよびa
,については後述する。そして、この加算結果は、加算
器Ajから減算器A1およびA,に送られる。そして、
減算器A1では加算器Ajの出力データから進行波デー
タFIh<減算され、減算結果が反射波データR,とし
て双方向伝送回路BD,に送られる。また、減算器A2
では加算75 A jの出力データから反射波データR
 .か減算され、減算結果が進行波データF,として双
方向伝送回路B D tに送られる。なお、以上説明し
たジャンクンヨンJU,は、双方向伝送回路BDtから
終端回路TRMに至るまでのトーンポール位置に対応す
る箇所に各々介挿されている。 ここで、データF,およびR,に乗ずる係数について説
明する。 〈トーンホールTHが開状態の場合〉 第7図における共鳴管1内のトーンポールT H近傍の
点」において、この点jの空気圧Pjは、P j=a,
offP ,+ +ator『P t+ −(2 )と
なる。ここで、P1+は共鳴管1のリード2側から点j
に流入する空気圧力波の圧力、P,+は共鳴管lの終端
部IE側から点jに流入する空気圧力波の圧力を示す。 また、atof(alofrは、点jに流入する各空気
圧力波の大きさの配分を示す係数で、下記式(3)およ
び(4)で与えられる。 a+off= 2φ1!/(φI+φ1+φ3’)  
”’ ・・” 3)a,off= 2φ,′/(φ,′
+φ,′+φ.J2)   ・・・(4)となる。ここ
で、φ1は共鳴管Iのリ一ト2側の部分の直径、φ,は
共鳴管1の終端部IE側の直径、φ,はトーンポールT
1−【の直径を示す。第8図において、進行波信号F1
は上記圧力P,tに相当し、反射波信号R,は上記圧力
P,一に相当する。 また、この楽音合成装置では、トーンホールT Hが開
状態の場合、上記係数a,of『、a,o『rか係数a
1a,として、乗算器M1、M,に停えられる。従って
、加算器Ajからは、上記式(2)の演算結果、すなわ
ち、点Jにおける空気圧力Pjl.:用当する信号か出
力される。 一方、第7図において、点Jから共鳴管Iのリート2方
向に流出する空気圧力波の圧力P,−、共鳴管lの終端
部IE方向に流出する空気圧力波の圧力P,一とすると
、これらは各々 Pl−  一 Pj−PI+  ・・・・・(5)P2
−一 pj−p,+ ・・・・・(6)となる。これら
各圧力I’+−,Pt−に相当する信号は、各々、減算
器A1、A,から出力される。 〈トーンホールT Hが閉状態の場合〉この場合、トー
ンホールTHの直径φ3がOになった状態と等価である
と考えられる。従って、上記式(3)および(4)にお
いて、φ,−0を代入して得られる下記係数a+on,
azOnが、係数al.a2として乗算器M + . 
M tに与えられる。 3,Qll= 2φ.′/(φ1′+φt’)  −・
−(7)a!On= 2φt′/(φ12+φ f) 
 ・・・・・(8)そして、下記式(9)に従う共鳴管
1内の点jの空気圧Pjに相当する信号が加算器Ajか
ら得られろ。 P j=a,on P ,+ +  a,on P !
+ −(9 )そして、圧力P+−,Pz−に相当する
信号が、各々、減算器A, Atから出力される。 この゛ようにして、トーンホールTHの開閉操作に対応
した共鳴管l内の空気圧力波の散乱状聾の変化かシミュ
レートされる。なお、以上説明したジャンクションJU
.は、双方向伝送回路BD,から終端回路TRMに至る
までのトーンホール位置に対応する箇所に各々介挿され
ている。 そして、この楽音合成装置では、吹奏圧PAに応じたデ
ータVAが加算器13を介してRO〜11Iに与えられ
、ROMIIの出力データは、双方向伝送手段B D 
..B D t.・・およびこれらに介挿されたジャン
クションJU..・・・を経て終端回路TRMに送られ
る。ここで、ジャンクションJUでは、上述したように
対応するl・−ンポールTHの開閉操作に対応して係数
a + + a !が切り換えられ、これにより、当該
ジャンクション.IU1におけろ散乱状態が切り換えら
れる。終端回路’1” R Mに送られた進行波データ
は、ローバスフィルタM Lおよび反転回路tVによっ
て処理され、反射波データとして、双方向伝送回路BD
n,・・・,B D ,.B D(ただし、BDnは図
示してない終端回路TRMに最寄りの双方向伝送回路を
示す)およびこれらに介装されたジャンクションJU.
,・・を経て、さらに反転回路INVによって符号反転
されて加算器13に帰還される。このようにして、この
楽音合成装置全体が共振状態となる。そして、この時の
共振周波数は、トーンホールT I4の開閉に対応した
δジャンクンヨン.J U + ,・・における係数a
l+a2の切換により切り換えられる。 「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した第8図の楽音合成装置は、トーンホ
ール1個分に相当する演算処理を行うのに乗算器2個、
減算器2個および加算器1個を必要とし、装置全体のハ
ードウェアのmが大きくなってしまうという問題があっ
た。また、上記lfI算処理をDSP(デジタル信号プ
ロセッサ)等のソフトウエア処理によって実現する場合
は、演算量か大きくなってしまうという問題があった。 この発明は1二述した事情に鑑みてなされたもので、ト
ーンホールにおける空気圧力波の散乱状態の演算に係る
演算量を少なくした楽音合成装置を提供することを目的
としている。 「課題を解決するための手段」 この発明は、操作情報に対応して励振信号を発生する励
振手段と、前記励振手段の出力信号を進行波信号として
終端部に向けて伝播すると共に該終端部における反射信
号を前記励振手段に啼還する双方向伝送手段とをr了し
、111エ記励振手段および双方向伝送手段を共振状態
にすることにより楽音信号を発生ずるようにした楽音合
成装置において、楽音の音高を指定する演奏情報に対応
した第1および第2の係数を発生する音高情報発生手段
と、前記双方向伝送手段の途中の所定の音高が得られる
位置に介挿され、該位置に到来する進行波信号に対して
前記第1の係数を乗算し、該乗算結果を前記終端部側か
らの反射波信号に加算し、前記励振手段に対応ずる側へ
出力する結合手段七、前記双方向伝送手段の終端部に接
続され、前記励振手段に対応ずる側から到来する進行波
信号に対して前記第2の係数を乗算し、Iyj記励振毛
段に対応ずる側への反射波信号として出力4−る手段で
あって、該第2の係数と前記第1の係数との和が所定値
以下となるように制御されたP:端手段とを具備するこ
とを特徴としていろ。 「作用」 この発明によれば、音孔情報に応じて第1の係数の大き
さが切り換えられ、当該結合手段において励振手段側へ
反射される信号の大きさが切り換えられる。また、この
,時、終端手段における第2の係数は第1の係数との和
が所定値以下になるように制御されるので、励振手段と
双方向伝送手段とかなす閉ルーブ内では安定な動作が行
われる。 このように、この発明によれば、簡単な構成で、トーン
ホール操作に対応した信号処理機能を備えた楽音合成装
置が実現される。 [実施例J 以下、図面を参照し、本発明の実施例を説明する。 【第1実施例】 第1図はこの発明の第1実施例による楽音合成装置の構
成を示すブロック図である。なお、この図において、而
述した第8図と対応ずる郎分には同一の符号が付してあ
る。以下、第8図の構成と異なる部分のみを取り上げ説
明する。 ジャンクションJ A +は、双方向伝送回路13Dか
らの進行波データFを直接次段の双方向伝送回路BD,
に伝送すると共に、進行波データFに対して乗算器Mk
によって係数r1を乗算し、その乗算結果と双方向伝送
回路BD,からの反射波データR1とを加算器Akによ
って加算し、加算結果を反射波データR,として双方向
伝送回路BD.に伝送するように構成されている。ここ
で、乗算5 M kにおける係数『1は、図示してない
制御手段によって、トーンポール操作に対応して切り換
えられ、トーンホールが閉じた状態の場合には小さな値
、トーンホールが開いた状態の場合には大きな値に切り
換えられろ。その切り換え方法としては、1・−ンホー
ルの開閉に対応して2段階に切り換える池、実際の演奏
時のトーンホールの実効的な開口而清の変化に似せて連
続的に変化させてもよい。 終端回路TRMaはROMII側からの進行波データに
乗算器Mjによって係数rtを乗じ、その乗算結果に対
し、ローパスフィルタM Lによってフィルタ演算を施
し、演算結果を反射波データとして出力するように構成
されている。ここで、乗算器Mjにおける係数r,は、
図示してない制御手段によって、上述した係数r,の切
り換えに合わせて切り換えられる。さらに詳述すると、
トーンホールが閉じた場合には係散r1を小さくすると
共にそれに合わせて係数r,を大きくし、トーンホール
を開いた場合には係数r1を大きくすると共にそれに合
わせて係数r,を小さくし、かつ、その場合に係数r,
とr,とか、 r,  +  r!  ≦ 1 ・・・・・・(10)
なる関係を満足するように切り換える。 そして、終端回路T R M aから出力された反射波
データは双方向伝送回路B D ..B D 2.  
およびこれらに介挿されたンヤンクノヨンJA,,・・
を介し、反転回路INVによって符号反転され、加算器
13に帰還されるようになっている。 この楽音合成装置では、ROMIIから出力されたデー
タは、減衰されることなく、終端回路TR M aに進
行波データとして到達する。そして、トーンホールが閉
じた場合には、係¥irtが大きな値に設定されるので
、終端回路T I? M aに到達した進行波データが
ほとんど減衰されることなく口−バスフィルタMLに人
力され、ローパスフィルタMLによって管楽器終端部に
おける音響損失に相当するフィルタ演算が行われ、反射
波データとして加算器13側に送られる。そして、その
途中において、ジャンクンヨンJA,を通過するが、こ
の場合、係数r1が小さな値に設定されるので、反射波
データに対し進行波データがほとんど混入されない。従
って、この場合の共振周波数は、LくOM11からの出
力されたデータが、双方向伝送回路B I) I , 
B D 2 ,・・・および終端回路TTえM aを往
復するのに要する時間によってほぼ決定付けられる。 逆に、トーン中−ルが開いた場合には、係散『,が小さ
な値に設定されるので、終端回路1.’ II M a
に到達した進行波データは小さな値に減衰されてローパ
スフィルタM Lに入力される。従って、終端回路T 
R M aから加算器13側への反射波データはほとん
ど無視してよい値とされる。そして、開かれたトーンポ
ールに対応するンヤンクンヨンJA,では、係数r,が
大きな値に設定されるので、ROMI+側からの進行波
データはほとんど減衰されることなく加算器Akを介し
反射波データとして加算器13側に送られる。従って、
この場合の共振周波数は、flOMI+からの出力され
たデータが、双方向伝送凹路BDIおよびジャンクンヨ
ンJA,を往復するのに要する時間によってほほ決定付
けられる。 また、上記の場合において、係数「1およびr,は、式
(10)を満足するように設定されるので、第1図にお
けるIzO〜111を通過4−る閉ループのII+得は
常に1以下の値に保たれろ。従って、装置全体が発振状
聾となるといった異常現象の発生が防止される。
【第2実施例】 上記第1実施例において、トーンポールが開いた状態の
場合、ジャンクノヨン.J .A ,に到来した進行波
データはほとんどそのまま反射波データとして加算器1
3側へ送られる。すなわち、第1実施例の構成は、トー
ンホールが開状態の場合の音響損失が無視された構成と
なっている。 さて、トーンホールにおける音響損失を無視することが
できない場合は楽音合成装置を第2図に示すように構成
する。この楽音合成装置では、第1図のジャンクンヨン
J A +に代えてジャンクノヨンJB.が介挿されて
いる。そして、ノヤンクノヨンJB.では、到来した進
行波データに対し、乗算器Mkによって第1実施例と同
様の係敢r1が乗算され、その乗算結果に対し、ローパ
スフィルタMi., .によってフィルタ演算が施され
、フィルタ演算の結果が加算器Akを介して反射波デー
タとして出力される。ここで、ローバスフィルM Lの
カット才フ周波数は係数rlをパラメータとした関数『
(r.)に応じて切り換えられる。 そして、トーンホールが閉じた状態、すなわち、係数r
1が小さい場合はローバスフィルタMLlのカット才フ
周波数が高くなり、逆にトーンホールが開いた状態、す
なイっち係数rlが大きい場合はカットオフ周波数が低
くなるように制御される。そして、トーンホールが開い
た状態の場合は、到来した進行波データに対し、トーン
ホールにおける音響損失に相当するフィルタ演算がロー
パスフィルタM L .によって施され、演算結果が反
射波データとして出力される。 なお、終端回路T R M aに代えて第3図に示す終
端回路TR〜1bを接続するようにしてもよい。 この終端回路T R M bは、終端回路T R M 
aの場合と同様の乗算器M jと、ローパスフィルタM
L,とを接続してなる。ここで、ローバスフィルタM 
L,は乗算器M jの出力値が小さい時はカソトオフ周
波数が高くなり、乗葦器M jの出力値が大きい時はカ
ソトオフ周波数が低くなるように制御される。 このような構成の終端回路TRMbを接続すると、例え
ば吹奏時に管楽器の開口端が開いたり閉じたりしたとし
たらどのような楽音が発生されるであろうかといった実
験的な楽音合成を行うことができる。
【第3実施例】 !1¥4図はこの発明の第3実施例の構成を示したもの
である。第1実施例では、進行波データ117および反
射波データ用の両方ζこ対し遅延回路を用いていたのに
対し、本実施例では、進行波データのみを遅延回路DP
F,、DFFy.・・・によって遅延させ終端回路T 
II M aに伝送するようになっている。ここで、遅
延回路DFF.,OFF,.・の各々は、第1実施例に
おける遅延回路D P i(i= l〜n)およびD 
R i(i= I − n)の遅延時間の和に相当する
遅延時間を有する。このようにすることで、第1実施例
と同等の音高制御が行われる。なお、第4図では、第1
図におけるジャンクンヨンJAに代えてジャンクノヨン
JC.か介挿されている。 このノヤンクンヨンJC,は、乗算器Mkの出力データ
をローパスフィルタM L oを介すことにより、トー
ンポールの音響損失に相当するフィルタ演算を行うよう
にしている。 本実施例によれば、第1実施例および第2実施例の場合
よりも遅延回路段数を減らすことができ、装置を小規模
にすることができる。また、楽音合成に係る演算処理を
DSPを用いて行う場合は、その演算mを第1および第
2実施例の場合より減らすことかできる。
【第4実施例】 第5図はこの発明の第4実施例の構成を示したしのであ
る。本実施例は、第3実施例における口−ベスフィルタ
M L .およびローパスフィルタMr7を省略すると
共に、反転回路INVの前段または後段にローパスフィ
ルタM Lユを介挿したしのである。本実施例は、トー
ンポールおよび開口端による総合的な音響損失をローバ
スフィルタM1,,のフィルタ演算によって実行するも
のである。 本実施例によれば、第3実施例より6さらに少ない部品
構成で楽音合成装置を実現することができる。
【第5実施例】 第6図はこの発明の第5実t!1例の構成を示したらの
である。11I述の第4実施例では、遅延回路DFFの
出力データを乗算器Mkに人力するよう?こしていたが
、本実施例では遅延回路D F’ F .,D FFt
,・・・を多段遅延回路MFFに置き換え、さらに多段
遅延回路M FFの第n段目出力および第n+1段目出
力を取り出し、取り出した6データに対し、乗算器Ma
およびM bによって係数1 −toおよびmを各々乗
算し、谷乗算結果を加算器Amによって加算して乗算器
Mkに入力するようにしている。 ここで、多段遅延回路MVPの全体の遅延時間は、第4
実施例における遅延回路D F P ..D F P,
.・・・の遅延時間の総和に等しい。また、乗算器〜1
aおよびMbへのデータの取り出し位置(第6図の場合
は第n段目および第n+I段目)は管楽器におけるトー
ンホールの大体の位置に合わせて決められている。また
、係数1−rnおよびmは、多段遅延回路M F Fの
第n段目出力および第n+I段目出力から正確なトーン
ポール位置における進行波データを線形浦間するための
係数であり、0からIのuMの小数が設定される。すな
わち、多段遅延回路MPFの第n段目出力をF (n)
、第n+I段目出力をPCn+I)とすると、 FT=(1  −m)F(n)  −1−   m  
F   −−(I   I  )なる線形浦間演算が行
われて演算結果が加算器Amから出力される。そして、
このようにして得られた実際のトーンホール位置におけ
る進行波データが乗算器Mkおよび加算器Akを介し、
反射波デ一夕となって出力される。 また、本実施例によれば、ビソチヘンドあるいよビブラ
ート奏法に対応した楽音合成制御を行うことができる。 すなわち、ピッチベントを行う場合は、係数1−mおよ
びmが、発音開始に伴って所定のカーブに従って変化し
、所定時間経過後に正規のトーンホール位置に対応した
値に収束するように制御する。このようにすることで、
楽音の立ち上かり時に音高が変化し、ピソチヘンド奏法
が実現される。また、ビブラートを行う場合は、係数1
 −raおよびmを例えば正弦波状に変化さU゛る。 このようにすることで、音高が正弦波状に脈動し、ビブ
ラート奏法が実現される。 以−F説明した実施例では、非線形関数をROM1iに
よって実現したが、IN A M ,演算回路、その他
の非線形素子に置き換えることもできる。また、本発明
は管楽器音の合成のみならず、弦の太さが途中で変化す
る弦楽器音の合成、曳雑な空間内における残響音の合成
等にも適用することができる。 「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、操作情報に対
応して励振信号を発生ずる励振手段と、前記励振手段の
出力信号を進行波信号として終端部に向けて伝播すると
共に該終端部における反射信号を前記励振手段に帰還す
る双方向伝送手段とを有し、前記励振手段および双方向
伝送手段を共振状態にすることにより楽音信号を発生ず
るようにした楽音合成装置において、楽音の音高を指定
する演奏情報に対応した第1および第2の係数を発生ず
る音高情報発生手段と、前記双方向伝送手段の途中の所
定の音高が得られる位置に介挿され、該位置に到来する
進行波信号に対して前記第1の係数を乗算し、該乗算結
果を前記終端部側からの反射波信号に加算し、前記励振
手段に対応ずる側へ出力する結合手段と、前記双方向伝
送手段の終端部に接続され、前記励振手段に対応する側
から到来する進行波信号に対して前記第2の係数を乗算
し、前記励振手段に対応する側への反射波信号として出
力する手段であって、該第2の係数と前記第1の係数と
の和が所定値以下となるように制御された終端手段とを
設けたので、演算量を大きくすることなく、トーンホー
ルにおける空気圧力波の散乱状聾を演算することができ
る。従って、ハードウェアあるいはソフトウェアの規模
を大きくずるこ吉なく、トーンポールを備えた管楽器の
楽音を発生することが可能な楽音合成装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例による楽音合成装置の構
成を示すブロック図、第2図はこの発明の第2実施例に
よる楽音合成装置の構成を示すブロック図、第3図は同
実施例における終端回路の別の例の構成を示すブロック
図、第4図はこの発明の第3実施例による楽音合成装置
の構成を示すブロック図、第5図はこの発明の第4実施
例による楽音合成装置の構成を示すブロック図、第6図
はこの発明の第5実施例による奈音合成装置の構成を示
すブロック図、第7図は管楽器の概略構成を説明する図
、第8図は従来の楽音合成装置の{薄成を示すブロック
図である。 1 1 − ・・・ROM,  BD,,Bl),,〜
双方向伝送 回路、JA JB JC.・ ノヤンクンヨン、 T R M a、T 11 M b, T R M c
 −−終端回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 操作情報に対応して励振信号を発生する励振手段と、前
    記励振手段の出力信号を進行波信号として終端部に向け
    て伝播すると共に該終端部における反射信号を前記励振
    手段に帰還する双方向伝送手段とを有し、前記励振手段
    および双方向伝送手段を共振状態にすることにより楽音
    信号を発生するようにした楽音合成装置において、 楽音の音高を指定する演奏情報に対応した第1および第
    2の係数を発生する音高情報発生手段と、前記双方向伝
    送手段の途中の所定の音高が得られる位置に介挿され、
    該位置に到来する進行波信号に対して前記第1の係数を
    乗算し、該乗算結果を前記終端部側からの反射波信号に
    加算し、前記励振手段に対応する側へ出力する結合手段
    と、前記双方向伝送手段の終端部に接続され、前記励振
    手段に対応する側から到来する進行波信号に対して前記
    第2の係数を乗算し、前記励振手段に対応する側への反
    射波信号として出力する手段であって、該第2の係数と
    前記第1の係数との和が所定値以下となるように制御さ
    れた終端手段とを具備することを特徴とする楽音合成装
    置。
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