JPH02295668A - 鋳造用インゴット - Google Patents

鋳造用インゴット

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JPH02295668A
JPH02295668A JP1116866A JP11686689A JPH02295668A JP H02295668 A JPH02295668 A JP H02295668A JP 1116866 A JP1116866 A JP 1116866A JP 11686689 A JP11686689 A JP 11686689A JP H02295668 A JPH02295668 A JP H02295668A
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casting
ingot
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crucible
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Isao Matsumoto
勲 松本
Yoshitaka Usui
臼井 可隆
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Denki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、鋳造用インゴットに関し、特に、高温活性が
高い材.料から成る歯科用や成形外科用等の精密鋳造物
を製作するのに用いて好適な鋳造用インゴットに関する
ものである. b.従来の技術 最近、歯科用や成形外科用の精密鋳造用の材料として、
生体との親和性や耐食性に優れ、かつ強度が強《比重の
小さなチタンやチタン合金等が広く用いられている。
しかし、チタンの融点はl672゜Cと高く、しかも高
温状態の下では酸素はもちろんのことその他の殆んどの
ものと強く反応して劣化する。このようにチタンは高温
活性が極めて高いのが最大の欠点であり、その性質のた
めに鋳造が非常に難しいものになっている.特に酸素は
チタンに大量に固溶(固溶解度:10重量%以上)し、
これに起因してチタンの延伸性が阻害される.ちなみに
、酸素の固溶解度が僅か0.7重量%を超えると脆くな
り、歯科用等の鋳造製品として好ましくないものになっ
てしまう。
ところで、現在において広く用いられている鋳造用るつ
ぼの材質は酸化アルミニウム(A j! t’s>或い
はマグネルア(MgO)から成るものが一般的であるが
、このような材質のるつぼでは成分中の酸素が高温のチ
タンと反応(還元作用)を生じるため使用することがで
きない。このような事情から、チタンと反応しにくい酸
化カルシウム(Cab)或いは酸化イットリウム(Yz
Os)材のものを用いると共に、できるだけ短時間のう
ちにチタンを溶融させ、これにより、チタンとるつぼと
の間の反応をなるべく抑えるようにしているのが実状で
ある。
C. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、チタン等の如き高温活性の高い材質から
成る鋳造用インゴットを短時間で溶融させるようにした
場合には溶湯の温度が低く過ぎ、湯まわりの不良を生じ
易いといった不都合を生じる.その一方、このような不
都合を解消すべく加熱時間を長くして溶融温度を高くし
ようとすると、チタン材とるつぼとが互いに反応し易く
なってチタン材の酸化の進行が太き《なってしまうこと
となる.本発明はこのような実状を勘案してなされたも
のであって、その目的は、チタン材又はチタン合金材を
適度な温度に溶融し,てもるつぼとの間に反応(酸化・
還元反応)を生じることがなく、従って酸素を含まない
鋳造製品を得ることができるような鋳造用インゴットを
提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本発明においては、高温
活性の高い鋳造用材料の上面を除く外表面であって、鋳
造加熱時にるつぼの内面に対向配置される部分の外表面
に、薄い窒化物層を形成するようにしている. 以下、本発明の一実施例に付き図面を参照して説明する
第1図は歯科用鋳造製品を製造するための精密鋳造装置
1を示すものであって、本装置1は、互いに着脱可能に
構成された上部容器2と下部容器3とから成る密閉容器
4を具備している。上部容器2はドーム状部2aとこの
ドーム状部2aの下端に一体成形されたフランジ部2b
とから構成され、下部容器3は円筒状筐体部3aとこの
筐体部3aの上端に一体成形されたフランジ部3bとか
ら構成されている。そして、上部容器2及び下部容器3
のフランジ部2b,3bが重ね合せ状態で密着結合され
て1つの密閉容器4が構成?れるようになっており、そ
の内部空間は下部容器3の土壁から成る隔壁5にて上下
に区画されている。
しかして、隔壁5の上部が加圧溶解室6、その下部が減
圧鋳造室7として構成されている。
上述の加圧溶解室6内には、酸化アルミニウム等からな
る酸化アルミニウム(An■0,)製のるつぼ8が配設
されている。このるつぼ8は、第2図に明示するように
、鋳物用インゴット9の収容用凹部10を有しており、
第1図において紙面に垂直な方向に延びる軸線Xを中心
に矢印A方向に回動されるように構成されている.さら
に、るつぼ8の底壁には、第4図に明示するように、タ
ングステン材等から成るアース電極l4が嵌着されてい
る。
また、上述の上部容器2の天井部分にはアーク電極15
が取付けられ、このアーク電極l5には図外のアーク電
源回路から電源が供給されるようになっている. 一方、加圧溶解室6と減圧鋳造室7とを区画する隔壁5
には、減圧鋳造室7内に突出する有底円筒状の鋳型受け
l6が一体成形されており、この鋳型受け16の底部に
これらの室6,7を互いに連通ずる連通孔17が形成さ
れている。そして、湯口l8及び造形空洞l9を有する
通気性の鋳型20が前記鋳型受け16内に配置され、連
通孔17が鋳型20にて閉塞されている。
なお、鋳型20の湯口l8は、上方に向けて開口してお
り、前記支持部材12の載置台21に形成された開孔2
2に対応配置されている。
また、図示を省略したが、加圧溶解室6には鋳造用イン
ゴット9の酸化防止のためにアルゴンガス等の如き不活
性ガスが供給されるように構成され、減圧鋳造室7には
密閉容器4内を真空状態にするための真空ポンプが配設
されている。
次に、上述の精密鋳造装置lにて鋳造すべ《用いられる
鋳造用インゴット9に付き述べる。
このインゴット9は、第2図(A) , (B)及び(
C)に示す如く直方体形状,円錐台形状あるいは平板形
状等に成形されたチタン材23の所定の外表面に第3図
(A) . (B)及び(C)に示す如く薄い窒化物J
i(TiN層)24を形成してなるものである。更に詳
述すれば、チタン材23の外表面のうち、上面23aを
除《全外表面に窒化物層24が形成されたものである。
このようなインゴット9を製造するに際しては、第2図
(^) . (B) .(C)にそれぞれ示す如く、チ
タン材23(重1 : 25g〜55g)の上面23a
を除く全外表面に高周波誘導加熱コイル25を対向配置
し、窒素雰囲気中でこれらの最表面を短時間のうちに8
00℃以上の温度に急速加熱する。なおこの場合、加熱
層の厚さ(ひいては窒化物層24の厚さ)をなるべく薄
くするために高周波誘導加熱コイル25に供給する電源
の周波数を高くすると共に、加熱中の熱伝導によるチタ
ン材23の内部への熱移動を極力抑えるために加熱時間
を1秒以内の短い時間とするのが望ましい。さらに、加
熱後における窒化物層24の厚さをできるだけ薄くする
ために冷却水(水道水等)を加熱後のチタン材23に噴
射して常温にまで急速冷却させるのが望ましい。
次に、上述の如き構成の精密鋳造装置1及び鋳造用イン
ゴット9を用いて精密鋳造を行なう際の操作及び作用に
付き述べる。
まず、上部容器2を開蓋して鋳型受けl6内に所定の鋳
型20を収納すると共に、第1図及び第4図に示すよう
に水平に保持されたるつぼ8の凹部10内に固形の鋳造
用インゴット9を置く。なおこの場合、第4図に示すよ
うに、インゴット9の窒化物層24がるつぼ8の凹部l
Oに対応しかつ底面の窒化物層24がアース電極14に
接触するように配置する.しかる後、上部容器2を閉蓋
してフランジ部2b.3bを密着結合状態とし、図外の
真空ポンプにて密閉容器4内の空気を抜いて真空状態に
する.次いで、加圧溶解室6内にアルゴンガス等の不活
性ガスを注入して所定の圧力(例えば、lO〜760ト
ル)に加圧し、加圧溶解室6と減圧鋳造室7との間に所
定の圧力差を付与せしめる。
このような状態に設定した後に、アーク電極15に電源
を供給してアーク放電を生ぜしめることにより、Vt 
造用インゴット9を加熱する。この際、インゴット9の
チタン材23部分の融点は1672゜C程度であるのに
対し、窒化物層24の融点は3000″C程度であるた
め、加熱温度を1672゜C〜3000℃の間の温度(
例えば175o゜C程度)に設定することにより、窒化
物層24が固形状態を維持した状態の下でチタン材23
のみを溶融させることができる。なお、溶融されたチタ
ン材23は第4図において一点鎖線で示す如くになる。
従ってこの場合には上述の如く窒化物層24が溶融され
ずに固形のまま残存するため、溶融したチタン材23が
るつぼ8の凹部lOの表面に接触することがなく、チタ
ン材23がるつぼ8と反応して酸化されることがない。
かくして、インゴット9のチタン材23部分が溶融され
たのをlI″!認した後に、図外のるつぼ回動用エアシ
リンダを作動させることにより、るつぼ8を第1図にお
いて矢印A方向に回動させて傾斜させる。これに伴い、
溶融状態のチタン材23が固形状態の窒化物1124に
よって取り囲まれた域領内から流れ出て下方の鋳型20
に向けて落下し、鋳型20の湯口l8を介して造形空洞
l9内に注入されて自然冷却される。これにより、所定
形状の歯科用鋳造製品が得られる。
以上、本発明の一実施例に付き説明したが、本発明は既
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、窒化物層24を形成するための手段とじては高
周波誘導加熱コイル25に限らず、燃焼炉中においてチ
タン材23の全表面に薄い酸化物層を形成して、その後
にチタン材23の上面を切削して上面の窒化物層を除去
するようにしてもよい。また、鋳造用インゴット9の形
状は第2図(A) . (B) . (C)に示される
形状に限定されるものではなく、回転楕円体形状や逆三
角錐形状等のものであっても本発明を適用できる。
また、チタン合金やチタン材23以外の高温活性の高い
各種の材質のインゴットに対しても本発明を適用し得る
. さらに、鋳造用インゴット9の加熱溶融手段としては、
アーク電極15に限らず、第5図に示すように、上下方
向に昇降可能に構成された高周波誘導加熱コイル26を
用いるようにしてもよい。また、本発明に係る鋳造用イ
ンゴット9は、鋳型2oを回転させてその遠心力を利用
して鋳造するよにした遠心鋳造装置にも適用できること
は言う迄もない。
e.発明の効果 以上の如く、本発明は、高温活性の高い鋳造用材料の上
面を除く外表面に薄い窒化物層を形成するようにしたも
のであるから、鋳造加熱時に前記窒化物層をるつぼの内
面に対応するように配置させて適当な温度に加熱するこ
とにより、酸化物層に取り囲まれた部分すなわち酸化物
層よりも融点が低い材料部分のみが溶融され、融点の高
い酸化物層は固形のまま残存することとなる.その結果
、融解された鋳造用材料がるつぼの内面に密着状態で接
触して酸化されてしまうような事態の発生を確実に防止
でき、酸素を含まない性質の良い鋳造製品を得ることが
できる. また、本発明によれば、鋳造用材料の外表面に形成され
るのは、鋳物用材料よりも融点が大幅に高い窒化物層(
融点3000℃)なので、窒化物層によって囲まれた部
分の鋳物用材料だけを溶融させる場合の加熱温度の許容
範囲が大きい.このため、鋳物用材料の加熱溶融手段と
して、高周波誘導加熱コイルによる高周波誘導加熱及び
アーク電極によるアーク放電の何れをも採用することが
でき、鋳物用材料並びに鋳造製品の用途等に応じた加熱
溶融手段を自由に選ぶことができる。
さらに、加熱手段としてアーク放電方式を採用した場合
、インゴットの外表面層の電気抵抗が大きいとこの外表
面層に穴をあけてその部分からアース電極を鋳物材料に
接触させる必要があるが、窒化物層の電気抵抗は非常に
小さい(40μΩ・cm)ので上述のような複雑な構成
を採る必要がなくこの窒化物層の外面にアース電極を接
触させるだけの簡単な構成で済むといった利点を有する
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのものであって
、第1図は精密鋳造装置の断面図、第2図(A),(B
)及び(C)は鋳造用インゴットを製造するために高周
波誘導加熱コイルを鋳造用インゴットに対応配置した状
態をそれぞれ示す断面図、第3図(A) , (B)及
び(C)は窒化物層を有する鋳造用インゴットをそれぞ
れ示す断面図、第4図は鋳造用インゴットがるつぼ内に
入れられた状態を示す拡大断面図、第5図は高周波誘導
加熱コイルにて鋳造用インゴットを加熱するようにした
精密鋳造装置の断面図である。 l・・・精密鋳造装置、      6・・・加圧溶解
室、7・・・減圧鋳造室、 9・・・鋳造用インゴット、 l5・・・アーク電極、 23・・・チタン材、 24・・・窒化物N(TiN層)、 25.26・・・高周波誘導加熱コイル.8・・・るつ
ぼ、 10・・・凹部、 20・・・鋳型、 23a・・・上面、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高温活性の高い鋳造用材料の上面を除く外表面で
    あって、鋳造加熱時にるつぼの内面に対向配置される部
    分の外表面に、薄い窒化物層を形成したことを特徴とす
    る鋳造用インゴット。
  2. (2)前記窒化物層が前記鋳造用材料の上面を除く外表
    面の全部であることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項に記載の鋳造用インゴット。
  3. (3)前記鋳造用材料がチタンであり、かつ、前記窒化
    物層が窒化チタンであることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項又は第(2)項に記載の鋳造用インゴット
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