JPH0229775B2 - Maruchifuiramentoshikaranarumokushi - Google Patents

Maruchifuiramentoshikaranarumokushi

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JPH0229775B2
JPH0229775B2 JP12924984A JP12924984A JPH0229775B2 JP H0229775 B2 JPH0229775 B2 JP H0229775B2 JP 12924984 A JP12924984 A JP 12924984A JP 12924984 A JP12924984 A JP 12924984A JP H0229775 B2 JPH0229775 B2 JP H0229775B2
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yarn
twist
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yarns
heathered
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Shinji Sano
Takao Negishi
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 本発明の技術分野 マルチフイラメント糸に流体処理を施すことに
より杢糸を製造する技術に関する。
B 従来技術とその問題点 従来から異色の複数種のマルチフイラメント糸
からなる糸条を用いた布帛の内で一般に杢調とい
われる分野の布帛は特殊な外観を有し、独特の衣
料製品群をなしている。
従来技術 1 異色あるいは異なる染色性を示す2種類以上の
マルチフイラメント糸を引揃えて合ネンし杢糸を
製造する公知の技術がある。しかし、実ヨリによ
るコストアツプ、単調なヨリパターンのくりかえ
しによる杢こなれの規則性いわゆる杢流れの問題
が生じている。
従来技術 2 特開昭51−70342号公報で提案されている技術
で、異色あるいは異染性を示す2種類以上の仮ヨ
リ糸に間欠交絡を付与し杢調布帛を製造する技術
がある。この技術は異色あるいは異染性を示す2
種類以上のマルチフイラメント糸が単繊維単位で
均一にまざりすぎ、布帛にした場合、杢が細かす
ぎるため、杢というよりむしろ中間色を示した布
帛のごとくなる。さらにヨリが付与されていない
ため、ふかつき感のある風合で糸としてのしまり
がなく製品品位を落とす。
C 本発明の目的 上述の従来技術の欠陥を鑑み、新規な杢形態を
表現でき、かつヨリの持つさわやかな風合を有す
る形態安定性の高い杢糸を提供することにある。
すなわち杢流れがなく、杢のパターンがシヤー
プで、新規な外観を呈する糸条を提供する。
D 本発明の構成 本発明は次の構成を有する。
「異色あるいは異染性を示す2種類以上のマル
チフイラメント糸を構成糸とする糸条であつて、
少なくとも2本の構成糸には長さ方向にそれぞれ
下ヨリとしてSヨリ部とZヨリ部を有し、少なく
とも一本の構成糸の実質的無ヨリ部の一部が他の
構成糸の一部と交絡しており、かつ前記少なくと
も2本の構成糸はセルフツイスト状態を呈し、該
セルフツイスト状態を呈する部分の一部が上ヨリ
密度係数5000以上であることを特徴とするマルチ
フイラメント糸からなる杢糸。」 本発明において望ましくは、上述の杢糸におい
て、少なくとも1本の構成糸が仮ヨリケン縮を有
していることを特徴とする杢糸である。
さらに望ましくは、上述の杢糸において、構成
糸が2本のマルチフイラメント糸であることを特
徴とする杢糸である。
さらに望ましくは、上述の杢糸であつて、少な
くとも1本の構成糸の無ヨリ部の各々の長さが20
cm以下であることを特徴とする杢糸である。
引きつづいて本発明についてさらに詳細に説明
する。
本発明の杢糸を構成するマルチフイラメント糸
は、少なくとも2本必要であり、該構成糸のうち
少なくとも2本は異色あるいは異染性を示すもの
であれば、素材はナイロン、ポリエステル、アク
リル等の合成繊維、レーヨン等の再生繊維、絹等
の天然繊維のいずれでもよい。
本発明の糸条は、このように異色あるいは異染
性を示す少なくとも2本のマルチフイラメント糸
が、下ヨリとしてそれぞれSヨリとZヨリを有し
ており、その間に実質的に無ヨリ部が存在する。
さらに該少なくとも2本のマルチフイラメント糸
はセルフツイスト状態を呈しており、本発明の糸
条は長さ方向にSヨリとZヨリの上ヨリを呈して
いる。すなわち本発明の糸条の上ヨリのヨリ密度
は長さ方向に変化し、ヨリ線方向も実質的に変化
していることとなる。また、セルフツイスト状態
を呈している部分の一部は上ヨリ密度係数が5000
以上の上ヨリ部を有してなければならず、上ヨリ
密度係数が5000以上である部分がない場合、上ヨ
リの密度変化すなわち杢形態の変化がとぼしいも
のとなつてしまう。
ここで上ヨリ密度係数とは、糸条にできるだけ
張力を付与しない状態で7cm程度のサンプルを取
り、しかる後、該サンプルに0.1g/dの張力を付
与し該サンプル内に5cmの長さの印を付け、該5
cmの長さ部分の上ヨリ数N(回)を測定し、 20×N×√全構成糸の繊度(デニール) で算出する。
このセルフツイストによる上ヨリ密度は、引揃
えられた構成糸の下ヨリ部のヨリ方向が一致する
割合が大きいほどまた、該構成糸各々の下ヨリ部
のヨリ方向のヨリ密度が高いほど、高くなる。
また本発明の糸条は、少なくとも一本の構成糸
の実質的無ヨリ部の一部が他の構成糸の一部と交
絡状態にあるため、長さ方向に張力をかけて上ヨ
リが減少しても下ヨリの構造は破壊されにくく、
張力を除くとほとんど元の形態に復帰する。すな
わち交絡により糸構造が固定化されている。
また糸構造固定化機能は、引揃えられた構成糸
の無ヨリ部が一致する割合が大きく、かつ交絡状
態が強いほど顕著となる。
ここで、本発明の杢糸の概略を第1図を用いて
さらに説明する。第1図は、2本の構成糸からな
り無ヨリ部同志が一致した典型的な例であるが、
1は下ヨリがZヨリであり上ヨリがSヨリとなつ
た部分、3は下ヨリがSヨリであり上ヨリがZヨ
リとなつた部分、さらに2は無ヨリ部が交絡状態
になつていることを示す。このように上ヨリがS
ヨリであつた部分から無ヨリ部(交絡部)をへて
Zヨリの部分へと上ヨリのヨリ密度が変化し、布
帛にした場合1と3に相当する部分は大きな杢、
2に相当する部分は単繊維単位で混繊するため細
かい杢と、きわめて複雑で変化に富むあざやかな
杢布帛となる。
第1図では表現していないが引揃えた2本のマ
ルチフイラメント糸の下ヨリ方向が一致せず上ヨ
リが生じなかつた場合、あるいは生じてもごくわ
ずかの場合、布帛上では杢の中でカスリ調のスジ
として表現され、さらに布帛価値を上げる。
少なくとも一本の構成糸の無ヨリ部の長さは20
cm以下であることが好ましく、無ヨリ部の長さが
長いとふかつき感が増し、ヨリ糸としての風合が
ないため、商品品位を落とす結果となる。これは
先に述べた下ヨリのヨリ方向が一致しないため上
ヨリを生ぜず、カスリ調のスジとなつた場合とは
まつたく異なる。
次に本発明の杢糸の製造方法の一例を第2図A
を用いて説明する。
異色あるいは異染性を示す2種類のマルチフイ
ラメント糸をaとbとして第2図Aに示す装置に
供給する。マルチフイラメント糸Aはフイードロ
ーラ11aより供給された仮ヨリノズル12a内
を通過する。この時仮ヨリノズル12aに間欠に
圧空を供給し、マルチフイラメント糸Aに交互ヨ
リを付与する。マルチフイラメント糸Bにおいて
も第2図Aのごとく同様の処理を施し、交絡ノズ
ル13直前で該2糸を引揃え交絡処理を施し、ロ
ーラ14に導き、セルフツイストさせると本発明
の糸条を得る。
ここで交互ヨリを付与する仮ヨリノズル12
a,bは通常のノズルで有効に作用し、使用する
圧力流体もコスト面、取扱い安さの点から圧空が
有効であるがこれに限るものではない。
交互ヨリのそれぞれのヨリ密度を効率よく高め
るためには、ヨリかけ効率の高いノズルを用いる
こと、供給ローラ11a,bと仮ヨリノズル12
a,bの間の糸道をできるだけ長くすること、仮
ヨリノズル12a,bと交絡ノズル13との間の
糸道をできるだけ短くすること、仮ヨリノズルへ
間欠に供給する圧力流体の切換時間を最適化する
こと等を考慮するとよいが、使用する装置等によ
り自ずから制限される。
圧力流体により各々の構成糸にヨリ変化を与え
るタイミングは、特に限定するものではなく、2
本の構成糸の場合、たとえば第3図に示すような
パターンがある。第3図において、A,B,C,
Dは各々異なつたパターンを示す。各々のパター
ンのうち太い黒線部は圧空を付与した部分、細い
黒線部は圧空を付与しない部分を示す。このよう
にランダムにかつ間欠に圧空を付与すると交互ヨ
リが形成されるが、より強固なセルフツイスト状
態を得るためには、引揃えた構成糸のヨリ方向が
できるだけ一致するようなタイミング、たとえば
C,Dのような供給方法がよい。
交絡ノズルは、構成糸間において部分的に交絡
状態を生ぜじめることが可能であればいかなるノ
ズルでもよく、公知の交絡ノズルでよい。
また高いヨリ密度の交互ヨリを得るためには、
ローラ11a,bと仮ヨリノズル12a,b間の
長さをできるだけ長く、かつ仮ヨリノズル12
a,bと交絡ノズル13間の長さをできるだけ短
くすることが肝要である。
F 本発明の効果 本発明の杢糸の効果について次に述べる。
(1) 異色あるいは異染性のマルチフイラメント糸
2本以上がヨリ合つているため布帛にした場合
あらい杢を呈す。
(2) (1)において長さ方向にヨリムラを有するため
杢のピツチが一様にならず、布帛にした場合変
化のある杢となる。
(3) 交絡部分は単繊維同志が絡み合うため細から
杢を呈し、さらに変化をつける。
(4) 構成糸自体ヨリを有するためドレープ性が有
り、かつ上ヨリを有するためヌメリ感がなくサ
ラツとしたさわやかな風合となる。
(5) 構成糸の交互ヨリは交絡により固定化してい
るので、ヨリ密度が減少しにくく安定してい
る。
(6) 流体技術を用い、交互ヨリを効率よく形成さ
せるため生産性が高い。
(7) 供給糸に仮ヨリ糸を用いると、布帛にした場
合、杢の状態が一段と変化し、独特の表面効果
を呈する。
実施例 1 原糸として75デニール36フイラメントのポリエ
チレンテレフタレートマルチフイラメント糸と75
デニール24フイラメントのカチオン系染料に可染
のポリエチレンテレフタレートマルチフイラメン
ト糸を用いて第2図Aに示す装置を用いて本発明
の杢糸を製造した。
製造条件は第2図Aにおいてローラ11a,
b,ローラ14a,bをそれぞれ180m/min,
178m/min、仮ヨリノズル12a,bの加ネン
方向をそれぞれS・Z、仮ヨリノズル圧空圧を共
に3KgG、圧空噴射時間、圧空噴射停止時間をそ
れぞれ0.25秒で相互に噴射させ、さらに交絡ノズ
ル13の圧空圧力を3KgGに設定した。
製造した糸は張力に対し安定したセルフツイス
ト糸であり、かつ2本の構成糸の無ヨリ部の長さ
は18cm以下となり、部分的に上ヨリ密度560T/
m(上ヨリ密度係数6858)を示す部分もあつた。
この糸条を用いて製造した織物をカチオン系染料
を用いて染色したところ、パターンはほぼ一定で
あつたが杢の荒さが大きく変化し、また上ヨリに
よるサラツとして清涼感ある風合の織物となつ
た。
実施例 2 原糸として実施例1で用いたマルチフイラメン
ト糸を用いて第2図Bに示す装置を用いて本発明
の杢糸を製造した。
製造条件は第2図Bにおいてローラ15a,
b,ローラ18a,b,ローラ21の表面速度を
それぞれ186m/min,180m/min,172m/min
とし、仮ヨリヒータ16a,bの温度を170℃、
仮ヨリ装置17a,bの加ネン方向をS方向、仮
ヨリ数を2300T/mとし、仮ヨリノズル19a,
bの加ネン方向を共にS、仮ヨリ圧空圧力を3Kg
G、圧空噴射時間と圧空噴射停止時間を共に0.2
〜0.3秒で同時噴射するように設定し、さらに交
絡ノズル20の圧空圧力を3KgGに設定した。
製造した糸条は糸条全体としてS方向のトルク
を有するが、実施例1と同様に張力に対して安定
したセルフツイスト糸であり、部分的に上ヨリ密
度が420T/m(上ヨリ密度係数5144)を示す部分
があり仮ヨリケン縮によるふくらみがある糸条と
なり、この糸条を用いた織物をカチオン染料で染
色したところ、実施例1と異なり、糸自体ふくら
みを有しながら地厚感のある織物となり、杢流れ
がなくかつ杢荒さが大きく変化した新規な杢調織
物をなつた。また下ヨリのヨリ密度の違いによ
り、部分的なしぼ効果もあつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の杢糸の一部分を示す。第2図
は本発明の杢糸を製造する方法の対応例を概略的
に示すものである。第3図は本発明の製造方法に
おいて2つの仮ヨリノズルに圧力流体を間欠的に
供給するタイミングを示すものであり、各々のパ
ターンのうち太い黒線部は圧力流体供給中、細い
黒線部は圧力流体供給停止中を示す。 1:Sヨリの上ヨリ部、2:無ヨリ部(交絡
部)、3:Zヨリの上ヨリ部、11a,b:ロー
ラ、12a,b:仮ヨリノズル、13:交絡ノズ
ル、14:ローラ、15a,b:ローラ、16
a,b:ヒータ、17a,b:仮ヨリ装置、18
a,b:ローラ、19a,b:仮ヨリノズル、2
0:交絡ノズル、21:ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異色あるいは異染性を示す2種類以上のマル
    チフイラメント糸を構成糸とする糸条であつて、
    少なくとも2本の構成糸には長さ方向にそれぞれ
    下ヨリとしてSヨリ部とZヨリ部を有し、少なく
    とも一本の構成糸の実質的無ヨリ部の一部が他の
    構成糸の一部と交絡しており、かつ前記少なくと
    も2本の構成糸はセルフツイスト状態を呈し、該
    セルフツイスト状態を呈する部分の一部が上ヨリ
    密度係数5000以上であることを特徴とするマルチ
    フイラメント糸からなる杢糸。 2 少なくとも1本の構成糸が仮ヨリケン縮を有
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のマルチフイラメント糸からなる杢糸。 3 構成糸が2本のマルチフイラメント糸である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマ
    ルチフイラメント糸からなる杢糸。 4 少なくとも1本の構成糸の無ヨリ部の各々の
    長さが20cm以下であることを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載のマルチフイラメント糸からな
    る杢糸。
JP12924984A 1984-06-25 1984-06-25 Maruchifuiramentoshikaranarumokushi Expired - Lifetime JPH0229775B2 (ja)

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JP4587080B2 (ja) * 2007-08-27 2010-11-24 藤井撚糸株式会社 ループパイルタフテッドパイル布帛用パイル糸

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