JPH0229886B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229886B2 JPH0229886B2 JP60133453A JP13345385A JPH0229886B2 JP H0229886 B2 JPH0229886 B2 JP H0229886B2 JP 60133453 A JP60133453 A JP 60133453A JP 13345385 A JP13345385 A JP 13345385A JP H0229886 B2 JPH0229886 B2 JP H0229886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- casing
- protrusion
- engaging protrusion
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この発明は機械部品或いは諸種の構造物におい
て2以上の部材をボルトナツトにより緊締して結
合する結合装置に関するものである。
て2以上の部材をボルトナツトにより緊締して結
合する結合装置に関するものである。
(2) 従来の技術
前記のような結合装置として、例えば第8図に
示すものが知られている。これは2つの部材10
1,102のそれぞれのボルト穴103,104
を一致させ、この両ボルト穴103,104に部
材102側からボルト105を挿通するととも
に、ボルト穴103から突出したボルト105の
ねじ部にナツト106を螺合して2つの部材10
1,102を緊締結合している。
示すものが知られている。これは2つの部材10
1,102のそれぞれのボルト穴103,104
を一致させ、この両ボルト穴103,104に部
材102側からボルト105を挿通するととも
に、ボルト穴103から突出したボルト105の
ねじ部にナツト106を螺合して2つの部材10
1,102を緊締結合している。
(3) 発明が解決しようとする問題点
ところで、前記の装置においては、ナツト10
6をスパナなどの締付工具で締付けるとき、ボル
ト105が空回りする虞れがあるため、ボルト1
05の頭部を同様のスパナなど締付工具で保持し
なければならない。したがつてボルト105の頭
部側の作業空間が狭いと、作業が極めて困難で能
率が悪いとともに、部材101,102が大型で
あれば前記のようなナツト106を締付ける者
と、ボルト105の頭部を保持する者の2名の作
業者を必要とするなどの問題点があつた。
6をスパナなどの締付工具で締付けるとき、ボル
ト105が空回りする虞れがあるため、ボルト1
05の頭部を同様のスパナなど締付工具で保持し
なければならない。したがつてボルト105の頭
部側の作業空間が狭いと、作業が極めて困難で能
率が悪いとともに、部材101,102が大型で
あれば前記のようなナツト106を締付ける者
と、ボルト105の頭部を保持する者の2名の作
業者を必要とするなどの問題点があつた。
この発明は前記問題点に鑑みてなされたもので
緊締作業時におけるボルト頭部側の作業空間が狭
くとも、作業に支障をきたすことが全くなく、し
かも1名の作業者で簡単に作業を行なうことがで
きる結合装置を提供することを目的とする。
緊締作業時におけるボルト頭部側の作業空間が狭
くとも、作業に支障をきたすことが全くなく、し
かも1名の作業者で簡単に作業を行なうことがで
きる結合装置を提供することを目的とする。
(4) 問題点を解決するための手段
前記のような問題点を解決するためにこの発明
は次のような構成を採用したことを特徴とする。
すなわち、ねじ部と反対側の端部に、ボルト軸線
と交叉する向きに相対向して突出する係合突部を
有するボルトと、ナツトにより、重ね合わせられ
た2以上の部材を皿座金を介して緊締結合する装
置であつて、前記2以上の部材にはそれぞれボル
トの係合突部が挿通可能な開口が設けられ、前記
ボルトのねじ部側となる部材の外面には前記ナツ
トおよび皿座金を収容する凹部が設けられ、また
ボルトの係合突部側となる部材の外面には前記係
合突部を収容する密閉収容室を形成したケーシン
グが固定され、このケーシングの側壁内面には前
記収容室に収容された係合突部の側面と係合する
ボルトの回り止め用係合部が設けられ、前記ボル
トの係合突部の頂面は該係合突部の長さ方向と交
叉する向きに湾曲した凸状円弧面に形成され、前
記ボルトの係合突部の側面が前記収容室の係合部
に係合した状態でナツトの螺合により2以上の部
材が締め付けられたとき、ボルトの凸状円弧面が
その湾曲した方向に滑動自在に嵌まり込む凹状円
弧面が前記ケーシングの頂壁内面に形成されてい
ることである。
は次のような構成を採用したことを特徴とする。
すなわち、ねじ部と反対側の端部に、ボルト軸線
と交叉する向きに相対向して突出する係合突部を
有するボルトと、ナツトにより、重ね合わせられ
た2以上の部材を皿座金を介して緊締結合する装
置であつて、前記2以上の部材にはそれぞれボル
トの係合突部が挿通可能な開口が設けられ、前記
ボルトのねじ部側となる部材の外面には前記ナツ
トおよび皿座金を収容する凹部が設けられ、また
ボルトの係合突部側となる部材の外面には前記係
合突部を収容する密閉収容室を形成したケーシン
グが固定され、このケーシングの側壁内面には前
記収容室に収容された係合突部の側面と係合する
ボルトの回り止め用係合部が設けられ、前記ボル
トの係合突部の頂面は該係合突部の長さ方向と交
叉する向きに湾曲した凸状円弧面に形成され、前
記ボルトの係合突部の側面が前記収容室の係合部
に係合した状態でナツトの螺合により2以上の部
材が締め付けられたとき、ボルトの凸状円弧面が
その湾曲した方向に滑動自在に嵌まり込む凹状円
弧面が前記ケーシングの頂壁内面に形成されてい
ることである。
(5) 作用
2以上の部材の開口を経てケーシングの収容室
に収容されるボルトの係合突部は、ケーシングの
側壁内面に設けられた係合部に係合して、ボルト
の回り止めをする。そのため、作業者はこの回り
止めされたボルトのねじ部にナツトを螺合して締
め付けるだけでよく、しかもこの締め付けによつ
てボルトの凸状円弧面がケーシングの凹状円弧面
に嵌まり込み、この嵌まり込んだボルトの係合突
部とナツトにより、2以上の部材の緊締がスムー
ズに行き、作業が非常に簡単である。また、ボル
トの係合突部側はケーシングが配置されるだけの
空間があればよいから、狭い作業空間でも充分に
作業を行なうことができる。
に収容されるボルトの係合突部は、ケーシングの
側壁内面に設けられた係合部に係合して、ボルト
の回り止めをする。そのため、作業者はこの回り
止めされたボルトのねじ部にナツトを螺合して締
め付けるだけでよく、しかもこの締め付けによつ
てボルトの凸状円弧面がケーシングの凹状円弧面
に嵌まり込み、この嵌まり込んだボルトの係合突
部とナツトにより、2以上の部材の緊締がスムー
ズに行き、作業が非常に簡単である。また、ボル
トの係合突部側はケーシングが配置されるだけの
空間があればよいから、狭い作業空間でも充分に
作業を行なうことができる。
(6) 実施例
第1〜6図はこの発明の実施例を示す。この実
施例はCDQコークバケツトの内面にライナを取
付けるときに適用したものである。21はライナ
で、ライナ21はボルト25及びナツト26によ
り構造物本体(この例ではCDQコークバケツト)
22に緊締されている。27は皿座金、28は構
造物本体22の外面に溶接などにより固定された
中空円筒状のケーシングである。ボルト25はね
じ部と反対側の端部にボルト軸線と直交する向き
に設けられた直方体形状の係合突部25aを有し
てT形を呈している。ケーシング28の内部はボ
ルト25の係合突部25aを収容する収容室29
に形成され、かつケーシング28の頂壁にはボル
ト25を係合突部25a側から収容室29に挿通
可能な、該係合突部の平面形状より大きい長円形
あるいは相似形の開口30が穿設されており、ケ
ーシング28はこの開口30以外に開口部がない
密閉構造となつている。また、ケーシング28の
側壁内面には、収容室29に収容された係合突部
25aの側面と係合してボルト25の回り止めを
する垂直壁状の突部31が、開口30を挟むよう
に、かつその中心を通る線上で相対向して一体に
設けられている。ケーシング28の開口30を臨
まない内底面には、開口30の両端部付近から突
部31を向いた円周方面に上向きに傾斜したテー
パ部32と、突部31と隣接する部分においてテ
ーパ部32の上縁と連接した平担部33とからな
るボルト係合突部25a用の案内部が形成されて
いる。この案内部によつてボルトの係合突部25
aが平担部33上に、その側面を突部31に係合
して位置した際、係合突部25aの頂面に該係合
突部の長さ方向と交叉する向きに湾曲して形成さ
れた凸状円弧面25bが滑動自在に嵌まり込む凹
状円弧面35が、ケーシング28の頂壁内面に形
成されている。構造物本体22とライナ21にお
いてケーシング28の開口30と対応する位置に
は、開口30とほぼ同じ大きさの、或いはこれよ
りやや大きい開口36,37が穿設されており、
ライナ21の開口37はライナ21の表面(内
面)に形成され、皿座金27及びナツト26が納
まれる深さの凹部38を臨むようになつている。
39はナツト26の上面に形成された回動用の切
欠である。
施例はCDQコークバケツトの内面にライナを取
付けるときに適用したものである。21はライナ
で、ライナ21はボルト25及びナツト26によ
り構造物本体(この例ではCDQコークバケツト)
22に緊締されている。27は皿座金、28は構
造物本体22の外面に溶接などにより固定された
中空円筒状のケーシングである。ボルト25はね
じ部と反対側の端部にボルト軸線と直交する向き
に設けられた直方体形状の係合突部25aを有し
てT形を呈している。ケーシング28の内部はボ
ルト25の係合突部25aを収容する収容室29
に形成され、かつケーシング28の頂壁にはボル
ト25を係合突部25a側から収容室29に挿通
可能な、該係合突部の平面形状より大きい長円形
あるいは相似形の開口30が穿設されており、ケ
ーシング28はこの開口30以外に開口部がない
密閉構造となつている。また、ケーシング28の
側壁内面には、収容室29に収容された係合突部
25aの側面と係合してボルト25の回り止めを
する垂直壁状の突部31が、開口30を挟むよう
に、かつその中心を通る線上で相対向して一体に
設けられている。ケーシング28の開口30を臨
まない内底面には、開口30の両端部付近から突
部31を向いた円周方面に上向きに傾斜したテー
パ部32と、突部31と隣接する部分においてテ
ーパ部32の上縁と連接した平担部33とからな
るボルト係合突部25a用の案内部が形成されて
いる。この案内部によつてボルトの係合突部25
aが平担部33上に、その側面を突部31に係合
して位置した際、係合突部25aの頂面に該係合
突部の長さ方向と交叉する向きに湾曲して形成さ
れた凸状円弧面25bが滑動自在に嵌まり込む凹
状円弧面35が、ケーシング28の頂壁内面に形
成されている。構造物本体22とライナ21にお
いてケーシング28の開口30と対応する位置に
は、開口30とほぼ同じ大きさの、或いはこれよ
りやや大きい開口36,37が穿設されており、
ライナ21の開口37はライナ21の表面(内
面)に形成され、皿座金27及びナツト26が納
まれる深さの凹部38を臨むようになつている。
39はナツト26の上面に形成された回動用の切
欠である。
なお、ボルト25の長さは、緊締時においてラ
イナ21の凹部38に収容されたナツト26の外
表面とほぼ面一となる長さとなつており、これに
よりライナ21の表面、ナツト26の外表面、ボ
ルト25の端面の3者はほぼ同一の面を呈するよ
うになる。
イナ21の凹部38に収容されたナツト26の外
表面とほぼ面一となる長さとなつており、これに
よりライナ21の表面、ナツト26の外表面、ボ
ルト25の端面の3者はほぼ同一の面を呈するよ
うになる。
前記において、ライナ21、構造物本体22を
結合するには、ライナ21と本体22を重ねて、
ライナ21の開口37と本体22の開口36とを
一致させておき、ケーシング28の収容室29に
ボルト25の係合突部25aが収容されるように
ボルト25をその係合突部25aからライナ21
の凹部38、開口37、本体22の開口36、ケ
ーシング28の開口30を経て挿入する。そし
て、皿座金27をボルト25のねじ部に嵌入し、
該皿座金を介してナツト26をボルト25に螺合
する。このナツト26の螺合により、ボルト25
の係合突部25aがテーパ部32を経て平担部3
3に位置するように案内され、その側面が突部3
1と係合してボルト25の空回りが阻止され、さ
らにナツト26の螺合を進めると、ボルト25は
ナツト26側に移動して係合突部25aの凸状円
弧面25bがケーシング28の凹状円弧面35に
嵌まり込み、ライナ21と本体22の緊締結合は
完了する。
結合するには、ライナ21と本体22を重ねて、
ライナ21の開口37と本体22の開口36とを
一致させておき、ケーシング28の収容室29に
ボルト25の係合突部25aが収容されるように
ボルト25をその係合突部25aからライナ21
の凹部38、開口37、本体22の開口36、ケ
ーシング28の開口30を経て挿入する。そし
て、皿座金27をボルト25のねじ部に嵌入し、
該皿座金を介してナツト26をボルト25に螺合
する。このナツト26の螺合により、ボルト25
の係合突部25aがテーパ部32を経て平担部3
3に位置するように案内され、その側面が突部3
1と係合してボルト25の空回りが阻止され、さ
らにナツト26の螺合を進めると、ボルト25は
ナツト26側に移動して係合突部25aの凸状円
弧面25bがケーシング28の凹状円弧面35に
嵌まり込み、ライナ21と本体22の緊締結合は
完了する。
前記のような緊締状態において、例えば振動
や、ライナ21と構造物本体22間における熱膨
張差によつてボルト25が第2図鎖線で示すよう
な左右方向に負荷を受けても、皿座金27の伸縮
とともに、係合突部25aの凸状円弧面25bと
ケーシング28の凹状円弧面35が滑動すること
によつて変位を無理なく吸収し、ボルト25、ナ
ツト26の緩みや外れなどを防止する。
や、ライナ21と構造物本体22間における熱膨
張差によつてボルト25が第2図鎖線で示すよう
な左右方向に負荷を受けても、皿座金27の伸縮
とともに、係合突部25aの凸状円弧面25bと
ケーシング28の凹状円弧面35が滑動すること
によつて変位を無理なく吸収し、ボルト25、ナ
ツト26の緩みや外れなどを防止する。
また、この実施例では皿座金27、ナツト26
をライナ21の凹部38に収容し、ライナ21の
表面より突出しないようになつているので、ライ
ナ表面を通過する粉塵などによりナツト26など
が摩耗したりするのがほとんど無くなるし、ライ
ナ表面を通過する粉塵などの流れが乱れることも
なくなるとともに、締結部の本体22の開口36
の外側には該開口36を覆う密閉構造のケーシン
グ28を有するので、前記粉塵は締結部位から外
に漏れることもない。
をライナ21の凹部38に収容し、ライナ21の
表面より突出しないようになつているので、ライ
ナ表面を通過する粉塵などによりナツト26など
が摩耗したりするのがほとんど無くなるし、ライ
ナ表面を通過する粉塵などの流れが乱れることも
なくなるとともに、締結部の本体22の開口36
の外側には該開口36を覆う密閉構造のケーシン
グ28を有するので、前記粉塵は締結部位から外
に漏れることもない。
なお、この実施例においてライナ21側の粉塵
などが皿座金27などの小〓間から開口37,3
6,30を経てケーシング28の収容室29に浸
入し、収容室29内に充満、付着してボルト25
を摩耗し、ボルト25を取替える必要が生じるこ
とがある。このようなとき、収容室29内にその
まま粉塵などがあると、新しいボルトの挿入に支
障があるため、ケーシング28の側壁に開閉蓋を
有する開口部を設けて対処するようにしてもよ
く、その他の細部の構造も要旨を逸脱しない範囲
で変更、修正できることは言う迄もない。さら
に、前記実施例での結合手段において、ボルト2
5の係合突部25aの側面を予め突部31に係合
させたうえでナツト26を螺合してもよく、また
ボルト25を本体22の開口36に挿通してから
ライナ21を重ねることも可能である。
などが皿座金27などの小〓間から開口37,3
6,30を経てケーシング28の収容室29に浸
入し、収容室29内に充満、付着してボルト25
を摩耗し、ボルト25を取替える必要が生じるこ
とがある。このようなとき、収容室29内にその
まま粉塵などがあると、新しいボルトの挿入に支
障があるため、ケーシング28の側壁に開閉蓋を
有する開口部を設けて対処するようにしてもよ
く、その他の細部の構造も要旨を逸脱しない範囲
で変更、修正できることは言う迄もない。さら
に、前記実施例での結合手段において、ボルト2
5の係合突部25aの側面を予め突部31に係合
させたうえでナツト26を螺合してもよく、また
ボルト25を本体22の開口36に挿通してから
ライナ21を重ねることも可能である。
第7図は前記実施例の変形例であり、ボルト2
5の係合突部25aの頂面に設けた前記凸状円弧
面25bに加えて、係合突部25aの両端からボ
ルト軸線側の中央部に向けて凸状円弧面25cを
湾曲して形成し、かつこの凸状円弧面25cが滑
動自在に嵌まり込む凹状円弧面41をケーシング
28の頂壁内面に形成した点を除いて、前記実施
例と同様である。そのため、同様の部分には同一
符号を付し説明を省略する。この変形例によれば
ボルト25及びナツト26に左右方向の負荷のほ
か、前後方向の負荷がかかつても、前記両円弧面
の滑動によりこれを吸収し、ボルト25の緩み等
を防止できる利点がある。
5の係合突部25aの頂面に設けた前記凸状円弧
面25bに加えて、係合突部25aの両端からボ
ルト軸線側の中央部に向けて凸状円弧面25cを
湾曲して形成し、かつこの凸状円弧面25cが滑
動自在に嵌まり込む凹状円弧面41をケーシング
28の頂壁内面に形成した点を除いて、前記実施
例と同様である。そのため、同様の部分には同一
符号を付し説明を省略する。この変形例によれば
ボルト25及びナツト26に左右方向の負荷のほ
か、前後方向の負荷がかかつても、前記両円弧面
の滑動によりこれを吸収し、ボルト25の緩み等
を防止できる利点がある。
(7) 発明の効果
この発明は上記のような構成、及び作用をもつ
ため、ボルトの頭部となる係合突部側の作業空間
が狭くとも、係合突部がケーシングの係合部と係
合することによつて回り止めされるため、ボルト
のねじ部側から1名の作業者でナツトを締付ける
だけで簡単に作業を行なうことができる。しか
も、ボルトの係合突部がケーシングの収容室に収
容されるため、ナツトに緩みが生じてボルトが外
れるようなことがあつても、ボルトの落下事故な
どが起るのを防止でき、作業安全面からも特に高
所での作業に効果がある。また、ケーシングは開
口以外は密閉構造となつているため、ナツト側の
部材の表面を粉塵等が通過し、該通過粉塵等の一
部が係合突部側に流れることがあつてもケーシン
グの収容室で受けとめてその漏洩を確実に防止で
きるとともに、装置内で発生する騒音がナツト側
部材の表面側から外部に洩れるのを防止できる。
しかも、締結状態において、振動や、各部材の熱
膨張差などにより例えばボルトが係合突部と交叉
する向きの負荷を受けても、これに伴う変位を、
係合突部の頂面に形成された凸状円弧面の、ケー
シングの頂壁内面に形成された凹状円弧面との滑
動と、皿座金の作用によつて無理なく吸収するこ
とが可能なため、ボルトに直接剪断力がかかるの
を少なくして、ボルトの切断事故が起こるのを防
止することができる。さらに、前記に加えて、ボ
ルトのねじ部側となる部材が大型で大きな面積を
有し、かつ締結箇所が多数ある場合でも、少なく
とも2箇所の締結を済ませれば、他の締結箇所は
両開口が容易に一致した状態にできることから、
締結箇所の全てに予めボルトを挿入しておいて、
該部材の開口を全て同時に嵌入合わせする必要は
なく、2以上の部材を重ねた状態で、ボルトのね
じ部側となる部材側からその開口を経て容易にボ
ルトを挿入して締結することができる等のすぐれ
た効果を有するものである。
ため、ボルトの頭部となる係合突部側の作業空間
が狭くとも、係合突部がケーシングの係合部と係
合することによつて回り止めされるため、ボルト
のねじ部側から1名の作業者でナツトを締付ける
だけで簡単に作業を行なうことができる。しか
も、ボルトの係合突部がケーシングの収容室に収
容されるため、ナツトに緩みが生じてボルトが外
れるようなことがあつても、ボルトの落下事故な
どが起るのを防止でき、作業安全面からも特に高
所での作業に効果がある。また、ケーシングは開
口以外は密閉構造となつているため、ナツト側の
部材の表面を粉塵等が通過し、該通過粉塵等の一
部が係合突部側に流れることがあつてもケーシン
グの収容室で受けとめてその漏洩を確実に防止で
きるとともに、装置内で発生する騒音がナツト側
部材の表面側から外部に洩れるのを防止できる。
しかも、締結状態において、振動や、各部材の熱
膨張差などにより例えばボルトが係合突部と交叉
する向きの負荷を受けても、これに伴う変位を、
係合突部の頂面に形成された凸状円弧面の、ケー
シングの頂壁内面に形成された凹状円弧面との滑
動と、皿座金の作用によつて無理なく吸収するこ
とが可能なため、ボルトに直接剪断力がかかるの
を少なくして、ボルトの切断事故が起こるのを防
止することができる。さらに、前記に加えて、ボ
ルトのねじ部側となる部材が大型で大きな面積を
有し、かつ締結箇所が多数ある場合でも、少なく
とも2箇所の締結を済ませれば、他の締結箇所は
両開口が容易に一致した状態にできることから、
締結箇所の全てに予めボルトを挿入しておいて、
該部材の開口を全て同時に嵌入合わせする必要は
なく、2以上の部材を重ねた状態で、ボルトのね
じ部側となる部材側からその開口を経て容易にボ
ルトを挿入して締結することができる等のすぐれ
た効果を有するものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断正面
図、第2図は同上の縦断側面図、第3図は第1図
の−線に沿うケーシングの平面図、第4図は
第1図の−線に沿う平面図、第5図は同上の
ケーシングの縦断正面図、第6図は同上のケーシ
ングの縦断側面図、第7図は同上の変形例を示す
第1図と対応する縦断正面図、第8図は従来例の
縦断正面図である。 21……ライナ、22……構造物本体、25…
…ボルト、25a……係合突部、25b……凸状
円弧面、26……ナツト、28……ケーシング、
29……収容室、30,36,37……開口、3
1……突部、32……テーパ部、33……平担
部、35……凹状円弧面、38……凹部。
図、第2図は同上の縦断側面図、第3図は第1図
の−線に沿うケーシングの平面図、第4図は
第1図の−線に沿う平面図、第5図は同上の
ケーシングの縦断正面図、第6図は同上のケーシ
ングの縦断側面図、第7図は同上の変形例を示す
第1図と対応する縦断正面図、第8図は従来例の
縦断正面図である。 21……ライナ、22……構造物本体、25…
…ボルト、25a……係合突部、25b……凸状
円弧面、26……ナツト、28……ケーシング、
29……収容室、30,36,37……開口、3
1……突部、32……テーパ部、33……平担
部、35……凹状円弧面、38……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ねじ部と反対側の端部に、ボルト軸線と交叉
する向きに相対向して突出する係合突部を有する
ボルトと、ナツトとにより、重ね合わせられた2
以上の部材を皿座金を介して緊締結合する装置で
あつて、 前記2以上の部材にはそれぞれボルトの係合突
部が挿通可能な開口が設けられ、前記ボルトのね
じ部側となる部材の外面には前記ナツトおよび皿
座金を収容する凹部が設けられ、またボルトの係
合突部側となる部材の外面には前記係合突部を収
容する密閉収容室を形成したケーシングが固定さ
れ、このケーシングの側壁内面には前記収容室に
収容された係合突部の側面と係合するボルトの回
り止め用係合部が設けられ、前記ボルトの係合突
部の頂面は該係合突部の長さ方向と交叉する向き
に湾曲した凸状円弧面に形成され、前記ボルトの
係合突部の側面が前記収容室の係合部に係合した
状態でナツトの螺合により2以上の部材が締め付
けられたとき、ボルトの凸状円弧面がその湾曲し
た方向に滑動自在に嵌まり込む凹状円弧面が前記
ケーシングの頂壁内面に形成されていることを特
徴とするボルトナツトによる部材結合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13345385A JPS61294207A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | ボルトナツトによる部材結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13345385A JPS61294207A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | ボルトナツトによる部材結合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61294207A JPS61294207A (ja) | 1986-12-25 |
| JPH0229886B2 true JPH0229886B2 (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=15105132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13345385A Granted JPS61294207A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | ボルトナツトによる部材結合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61294207A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006300277A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Yamato Trackwork System Co Ltd | ボルトの締結構造 |
| JP6061593B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2017-01-18 | 日軽金アクト株式会社 | フレーム材の固定構造およびフレーム材用スペーサ |
| JP6030507B2 (ja) * | 2013-06-10 | 2016-11-24 | 株式会社栗本鐵工所 | 複合耐摩耗部材 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5745685Y2 (ja) * | 1973-08-23 | 1982-10-08 |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP13345385A patent/JPS61294207A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61294207A (ja) | 1986-12-25 |
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